JPH11321466A - 自動車用サイドポケットの組立構造 - Google Patents

自動車用サイドポケットの組立構造

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JPH11321466A
JPH11321466A JP15537698A JP15537698A JPH11321466A JP H11321466 A JPH11321466 A JP H11321466A JP 15537698 A JP15537698 A JP 15537698A JP 15537698 A JP15537698 A JP 15537698A JP H11321466 A JPH11321466 A JP H11321466A
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JP
Japan
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bottom plate
pocket
wall
frame edge
interior lining
Prior art date
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Withdrawn
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JP15537698A
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English (en)
Inventor
Takashi Iwasaki
孝 岩崎
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TS Tech Co Ltd
Original Assignee
TS Tech Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11321466A publication Critical patent/JPH11321466A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポケット本体の軸受け固定個所を可能な限り
少なくし、ポケット本体の組付けに要する手間を省き、
ポケット本体を車内装ライニングの基板面に確実に取付
け固定する。 【解決手段】 車内装ライニング2の基板面より立ち上
がって奥立壁部10の上端側を軸受け固定する支軸20
と共に、側壁部12の前端寄りから底板部13の前端寄
りを内側より押える内枠縁23と、側壁部12の前端寄
りから底板部13の奥立壁部10との折曲げ線寄りを外
側より押える外枠縁24とでポケット本体1の周回りを
挾込み支持し、更に、外枠縁24より立ち上がって底板
部13の切込みスリット14aに突入れる掛止め爪26
aで外れ止めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車内装ライニング
の板面に設けられる物品の出入れ口を内側より取り囲
み、段ボール材から形成されるポケット本体を車内装ラ
イニングの基板面に取付け固定する自動車用サイドポケ
ットの組立構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用サイドポケットとして
は図8で示すようなポケット本体1をドアライニング2
の基板面に取付け固定することにより物品の出入れ口3
を内側より取り囲むドアポケットPがある。また、この
ドアポケットPには段ボール材で形成されるポケット本
体1から組み立てられるものがある。
【0003】従来、そのポケット本体は少なくとも奥立
壁部,左右の側壁部並びに底板部を一枚の段ボール材か
ら形取って折曲げ形成し、各側壁部の前端寄りから底板
部の前端寄りを内側より枠縁で押えると共に、奥立壁部
の上,下端側をドアライニングの基板面より立ち上がる
複数本の支軸と溶着固定或いはネジ止め固定することに
よりドアライニングの基板面に取付け固定されている。
【0004】然し、そのドアポケットの組立構造では支
軸による溶着固定またはネジ止め固定個所が多いため、
ポケット本体の組付けに手間を要するところから好まし
くない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポケット本
体の軸受け固定個所を可能な限り少なくすることから、
ポケット本体の組付けに要する手間を省け、尚且、ポケ
ット本体を確実に取付け固定可能な自動車用サイドポケ
ットの組立構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動車用サ
イドポケットの組立構造においては、少なくとも奥立壁
部,左右の側壁部並びに底板部を一枚の段ボール材から
形取って折曲げ形成すると共に、切込みスリットを奥立
壁部との折曲げ線近くで底板部の板面に設けたポケット
本体を備え、車内装ライニングの基板面より立ち上がっ
て奥立壁部の上端側を軸受け固定する支軸と共に、側壁
部の前端寄りから底板部の前端寄りを内側より押える内
枠縁と、側壁部の前端寄りから底板部の奥立壁部との折
曲げ線寄りを外側より押える外枠縁とでポケット本体の
周回りを挾込み支持し、更に、外枠縁より立ち上がって
底板部の切込みスリットに突入れる掛止め爪で外れ止め
させてポケット本体を車内装ライニングの基板面に取付
け固定することにより構成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜7を参照して説明す
ると、図示実施の形態は図8で示すと同様に段ボール材
から形成されるポケット本体1をドアライニング2の基
板面に取り付けることにより物品の出入れ口3を内側よ
り取り囲むドアポケットPを組み立てるのに適用されて
いる。
【0008】ポケット本体1は、ポリプロピレン等の樹
脂材でなる中芯,表裏のランナーから積層された段ボー
ル材、また、不織布等を内面側に貼り合せた段ボール材
を用いて形成されている。このポケット本体1は、図1
で示すように少なくとも奥立壁部10,左右の側壁部1
1,12並びに底板部13を一枚の段ボール材から形取
り裁断し、その段ボール材の裏ランナーを切り込んで付
形した破線に沿って折り曲げることにより所定の立体形
状に形成されている。
【0009】そのポケット本体1の裁断形状中、各側壁
部11,12の上端側は物品の出入れ口3が開口位置す
るドアライニング2の斜めに傾斜する基板面に合わせて
斜辺として形成されている。このポケット本体1には、
後述する掛止め爪用の切込みスリット14a,14bが
奥立壁部10との折曲げ線近くで左右の側壁部11,1
2寄り底板部13の板面に短く設けられている。また、
奥立壁部10の上端側には後述する軸止め用の止め穴1
5a〜15cが設けられている。その他に、各側壁部1
1,12には底板部13の両端側に折り曲げる重ね合せ
代(図示せず)を設けることもできる。
【0010】ドアライニング2は、基板をABS樹脂や
ポリプロピレン樹脂からインジェクション成形し、ポリ
塩化ビニルとポリプロピレンフォーム(PPF)との積
層材または熱可塑性エラストマー(TPE)とPPFと
の積層材、或いはTPE,オレフィン系樹脂,ABS樹
脂等の樹脂シートや布地等を表装材として基板と一体に
積層することにより形成されている。
【0011】そのドアライニング2には図1で示すポケ
ット本体1の形状に合わせ、図2で示すように奥立壁部
10の上端側を軸受け固定する支軸20〜22と、側壁
部11,12の前端寄りから底板部13の前端寄りを内
側より押える内枠縁23と、側壁部11,12の前端寄
りから底板部13の奥立壁部10との折曲げ線寄りを外
側より押える外枠縁24,25と、外枠縁24,25よ
り立ち上がって底板部13の切込みスリット14a,1
4bに突入れる掛止め爪26a,26bとが基板側と一
体に設けられている。
【0012】そのドアライニング2の各部中、支軸20
〜22には補強用リブ20a,20b…(支軸20につ
いてのみ符号を示す。)が軸回りに間隔を隔て複数設け
られている。この支軸20〜22の補強用リブ20a,
20b…に加えて、奥立壁部10の上端側を受け止める
受け桟27が支軸20〜22の列と平行方向に設けられ
ている。
【0013】外枠縁24,25は、下部側から左右分け
て形成されている。この各外枠縁24,25は、側壁部
11,12の前端寄りを押える縦縁24a,25aと、
その縦縁24a,25aの下端側から平面L状に連続す
る下縁24b,25bとにより形成されている。
【0014】その外枠縁24,25において、掛止め爪
26a,26bは下縁24b,25bの内端側より上方
に立ち上がるよう設けられている。また、下縁24b,
25bの間隔内には底板部13を下側より支持する突片
28a〜28cが複数設けられている。なお、外枠縁2
4,25の下縁24b,25b並びに突片28a〜28
cはドアライニング2の張出しフランジ部29の板面上
に設けられている。
【0015】そのドアライニング2に対し、まず、ポケ
ット本体1は図3,図4(符号は見えるもののみ示す。
以下、各図同じ。)で示すように底板部13の前端寄り
を内側より押える内枠縁23と、底板部13の前端寄り
から奥立壁部10との折曲げ線寄りを外側より押える外
枠縁24の下縁24b並びに突片28a…との間に底板
部13を挟み込む。これと共に、図5で示すように外枠
縁24より立ち上がる掛止め爪26a…を底板部13の
切込みスリット14a…に突入れることにより底板部1
3を掛止め爪26a…で外れ止めするよう組み付ける。
【0016】次に、図6で示すように各側壁部12の前
端寄りを内側より押える内枠縁23と外側より押える外
枠縁25との間に挟み込み、奥立壁部10の上端側を除
くポケット本体1の周回りを内枠縁23と外枠縁24,
25とにより機械的に組付け固定する。最後に、奥立壁
部10の上端側を支軸20〜22とタッピングスクリュ
ー4によるネジ止め或いは溶着固定で軸止め固定すれば
よい。
【0017】その奥立壁部10の上端側は、支軸20〜
22の軸回りに設けられた補強用リブ20a,20b…
並びに支軸20〜22の列と平行する受け桟27にあて
がうことにより安定よく軸止め固定することができる。
【0018】このように構成するドアポケットの組立構
造では、左右の側壁部11,12の前端寄りと、底板部
13の前端寄りから奥立壁部10との折曲げ線寄りを含
むポケット本体1の周回りを内枠縁23と外枠縁24,
25とにより機械的に組付け固定すると共に、外枠縁2
4,25より立ち上がる掛止め爪26a,26bを底板
部13の切込みスリット14a,14bに突入れて底板
部13を掛止め爪26a,26bで外れ止めする。その
ため、奥立壁部10の上端側を支軸20〜22で軸止め
固定するだけで、ポケット本体1をドアライニング2の
基板面に確実に取付け固定することができる。
【0019】なお、上述した実施の形態はドアポケット
に基づいて説明したが、ボディサイドライニングに設け
られるサイドポケットにおいても同様に適用することが
できる。また、図7で示すようにドアライニング2の張
出しフランジ部29が短い場合は底板部13を狭く形成
すると共に、底板部13より奥立壁部10に至る傾斜壁
部17を設けることによりポケット本体1の奥行き幅を
上述したものと同程度に確保することができる。
【0020】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る自動車用サイ
ドポケットの組立構造に依れば、少なくとも奥立壁部の
上端側を除く各側壁部の前端寄りと、底板部の前端寄り
から奥立壁部との折曲げ線寄りを含むポケット本体の周
回りを内枠縁と外枠縁とにより機械的に組付け固定する
と共に、外枠縁より立ち上がる掛止め爪を底板部の切込
みスリットに突入れて底板部を掛止め爪で外れ止めする
ことから、奥立壁部の上端側を支軸で軸止め固定するだ
けでよい。このため、手間を掛けずに、ポケット本体を
車内装ライニングの基板面に確実に取付け固定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用サイドポケットの組立構
造を構成するポケット本体の形取り裁断形状を示す平面
図である。
【図2】同自動車用サイドポケットの組立構造を構成す
る車内装ライニングの要部を内側から示す斜視図であ
る。
【図3】同自動車用サイドポケットの組立構造を車内装
ライニングの内側から示す斜視図である。
【図4】同自動車用サイドポケットの組立構造を図3の
AーA線個所で示す断面図である。
【図5】同自動車用サイドポケットの組立構造を図3の
BーB線個所で示す断面図である。
【図6】同自動車用サイドポケットの組立構造を図3の
CーC線個所で示す断面図である。
【図7】本発明の別の実施の形態に係る自動車用サイド
ポケットの組立構造を図3のBーB線個所で示す断面図
である。
【図8】一般例に係るドアポケットを備えたドアライニ
ングを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ポケット本体 10 奥立壁部 11,12 側壁部 13 底板部 14a,14b 切込みスリット 2 車内装ライニング 20〜22 支軸 23 内枠縁 24,25 外枠縁 26a,26b 掛止め爪 3 物品の出入れ口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内装ライニングの板面に設けられる物
    品の出入れ口を内側より取り囲み、段ボール材から形成
    されるポケット本体を車内装ライニングの基板面に取付
    け固定する自動車用サイドポケットの組立構造におい
    て、 少なくとも奥立壁部,左右の側壁部並びに底板部を一枚
    の段ボール材から形取って折曲げ形成すると共に、切込
    みスリットを奥立壁部との折曲げ線近くで底板部の板面
    に設けたポケット本体を備え、 車内装ライニングの基板面より立ち上がって奥立壁部の
    上端側を軸受け固定する支軸と共に、側壁部の前端寄り
    から底板部の前端寄りを内側より押える内枠縁と、側壁
    部の前端寄りから底板部の奥立壁部との折曲げ線寄りを
    外側より押える外枠縁とでポケット本体の周回りを挾込
    み支持し、更に、外枠縁より立ち上がって底板部の切込
    みスリットに突入れる掛止め爪で外れ止めさせてポケッ
    ト本体を車内装ライニングの基板面に取付け固定したこ
    とを特徴とする自動車用サイドポケットの組立構造。
JP15537698A 1998-05-20 1998-05-20 自動車用サイドポケットの組立構造 Withdrawn JPH11321466A (ja)

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JP15537698A JPH11321466A (ja) 1998-05-20 1998-05-20 自動車用サイドポケットの組立構造

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JP15537698A JPH11321466A (ja) 1998-05-20 1998-05-20 自動車用サイドポケットの組立構造

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JPH11321466A true JPH11321466A (ja) 1999-11-24

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JP15537698A Withdrawn JPH11321466A (ja) 1998-05-20 1998-05-20 自動車用サイドポケットの組立構造

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JP (1) JPH11321466A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004082886A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Honda Motor Co Ltd 車両用シートの収納補助装置
JP2007237763A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Mazda Motor Corp 自動車のドア構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20050802