JPH11319202A - パチンコ機の集合樋 - Google Patents
パチンコ機の集合樋Info
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- JPH11319202A JPH11319202A JP14838498A JP14838498A JPH11319202A JP H11319202 A JPH11319202 A JP H11319202A JP 14838498 A JP14838498 A JP 14838498A JP 14838498 A JP14838498 A JP 14838498A JP H11319202 A JPH11319202 A JP H11319202A
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Abstract
正使用が困難となり、また、取付けが容易となりパチン
コ機を組み立てる工程が簡易になり、しかも、マグネシ
ウム合金製にした場合には、パチンコ機に狂いが生じる
原因を解消できる(帯電防止)パチンコ機の集合樋を提
供する。 【解決手段】 遊技球発射における発射ミス球回収樋
と、上皿を開放したときに落ちこぼれる球を受けるこぼ
れ球回収樋と、上皿に排出された遊技球の球抜き回収樋
と、上皿が護得遊技球で満ちた場合における溢れ球回収
樋とが集合してなる構造を型内充填固化成形法により独
立した単独部品として一体成形し、さらに、その構造に
ついては、発射ミス球回収樋と球抜き回収樋とが合流し
てなる排出口と、こぼれ球回収樋と溢れ球回収樋とが合
流してなる排出口とを併設し、さらに、遊技盤枠の下部
に工具無しでワンタッチに取り付け得るように構成した
結合部を設けた。
Description
球等を下皿に排出するパチンコ機の集合樋に関する。
5参照)、打撃槌60により打たれた遊技球は、円弧形
の発射レール62に案内されて遊技盤64の上端に達す
ると、そこから遊技盤とガラス板との間の釘間を落下
し、入賞しないと、下端の口66から裏側に排出され、
裏側にパチンコ機の配列に沿って配置されている回収樋
に落下して店側に回収され、再度各パチンコ機に賞球や
貸球として配分される。一方、遊技客に回収される球と
しては、発射ミス球、こぼれ球、球抜き球、溢れ球等が
あり、これらが最終的に下皿68に集合される。
発射レール62に沿って戻ってきた球のことで、発射台
70と発射レール62との間の隙間72から落下するの
で、その受け皿74付きの樋73が設けられる。また、
こぼれ球は、店員が上皿67を開いたときに(図5がそ
の開き状態を示す)、上皿の奥に残っていたパチンコ球
がこぼれ落ちるので、これも同じ受け皿74に落下す
る。そして、受け皿の下方に通じて下皿68への排出口
76が設けられる。
に、上皿67に残っているパチンコ球を、上皿に付いて
いる球抜きボタン78を押して下皿68に移動させる球
のことであり、80,82がその球抜き口である。ま
た、溢れ球は、大当たり等のときに、上皿67の許容量
を超えたパチンコ球が、一旦裏側に排出され溢れ球通過
孔85を通して排出口76に排出され、下皿68に返さ
れる球である。
チンコ機においては、下皿68から発射台70と発射レ
ール62との間の隙間72へ直に通じているので、下皿
68からピアノ線やセル板等をその隙間72に通し(図
5に矢印参照)、遊技盤64に至らせ、下端部の入賞部
84を開く等の不正使用がなされることがあった。
ル62とそれと平行に湾曲する遊技規制レール63との
間を通すルートRaと、遊技規制レール63とガラス板
との間の僅かの隙間があるので、直に上に通るルートR
bとがある。
びにパチンコ機の各部品は、プラスチック製であったか
ら、帯電に伴うスパークが生じると、パチンコ機を制御
しているコンピュータを狂わせ、誤作動を生じるという
問題もあり、殊に、樋をまとめて大きく成形してある
と、帯電量も多くなり、例えば下皿の球を取出した時に
手で触れるとスパークし、不快感を感じるなど問題があ
った。
ては、従来は、枠の機構部分と一体成形であったため、
集合樋単体で取付け・取外しはできず、例えば集合樋の
みを改良して取替えたいとしても、非常に不便であっ
た。また、組込み型であったため、分解しにくく、掃除
もすることができないという欠点があった。さらに、排
出口が一つで大きめに作ってあるため、不正工作もされ
易かった。
ピアノ線やセル板等を遊技盤に到達させる不正使用が困
難となり、また、取付けが容易となりパチンコ機を組み
立てる工程が簡易になり、しかも、マグネシウム合金製
にした場合には、パチンコ機に狂いが生じる原因を解消
できる(帯電防止)パチンコ機の集合樋を提供すること
を目的とした。
めに、この発明の集合樋は、遊技球発射における発射ミ
ス球回収樋と、上皿を開放したときに落ちこぼれる球を
受けるこぼれ球回収樋と、上皿に排出された遊技球の球
抜き回収樋と、上皿が護得遊技球で満ちた場合における
溢れ球回収樋とが集合してなる構造を型内充填固化成形
法により独立した単独部品として一体成形し、さらに、
その構造については、発射ミス球回収樋と球抜き回収樋
とが合流してなる排出口と、こぼれ球回収樋と溢れ球回
収樋とが合流してなる排出口とを併設し、さらに、遊技
盤枠の下部に工具無しでワンタッチに取り付け得るよう
に構成した結合部を設けたことを特徴とする。
おける発射ミス球回収樋と、上皿を開放したときに落ち
こぼれる球を受けるこぼれ球回収樋と、上皿に排出され
た遊技球の球抜き回収樋と、上皿が護得遊技球で満ちた
場合における溢れ球回収樋とが集合してなる構造を型内
充填固化成形法により成形された複数の成形体の組合せ
として構成し、さらに、遊技盤枠の下部に工具無しでワ
ンタッチに取り付け得るように構成した結合部を設けた
ことを特徴とする。
集合し、しかも、下皿への排出口が二つで従来より小さ
く構成されるので、ピアノ線やセル板等を所定の箇所に
進入させる経路が煩雑に感じられることから、不正使用
が防止される。
は、成形材料としてのマグネシウム合金や合成樹脂材料
等を型内に充填し、加熱圧縮等により流動化させた後に
固化させて、所望の成型品に成形する方法を言う。その
うち、マグネシウム合金により成形される場合は、正確
に成形されるだけでなく、金属としてコンピュータの誤
作動の原因としての帯電を防止できる。しかも、パチン
コ機に対してはねじ等の工具を用いることなく、部品点
数が少なくなり、且つ、取付けが容易である。特に、前
者の発明においては、部品点数が少なくなる。
と、こぼれ球回収樋との各通路中途に、ピアノ線やセル
板等の進入を防ぐようにそれらの先端が突き当たる壁の
凹凸形状の返しを突設すると、防犯対策として有効であ
る。
収樋との各通路中途に、ピアノ線やセル板等の進入を防
ぐように逆止弁を設けても、防犯対策を有効にとること
ができる。
グネシウム合金製である場合、それに帯電する不都合が
防止されるので、この有効性を発揮するには、遊技盤枠
Fについてもマグネシウム合金であることが望ましい。
しかし、材質を特に問うものではない。
ピュータ制御に誤作動を招く静電気の発生を防止できる
他、主な成分がMgであって、Mgの比重が1.8(A
lが2.7、Feが7.8)であるため、非常に軽量で
り、また、機械的性質も優れており、しかも、プラスチ
ック製品とほとんど変わらない複雑な形状のものを作る
こともできる等の利点を有する。
コ機の集合樋によれば、下皿へ至る各樋が集合され、迷
路のように複雑となるために、排出口からピアノ線やセ
ル板等を挿入して遊技盤に至らせる不正使用が困難とな
り、また、この集合樋を単独の独立した部品として一体
成形し、且つ、工具無しでワンタッチで取り付け得るよ
うに構成したから、組立てが容易となり、また、独立し
たコンパクトな部品としているため改良や改善が容易
で、取替えも実に簡単である。さらに、マグネシウム合
金製であると、正確に成形できるだけでなく、コンピュ
ータの誤作動の原因となる帯電が防止されるために、パ
チンコ機のトラブルが少なくなり、さらに、排出口が二
つであるので、下皿への球の排出がスムーズになるとい
う優れた効果がある。
(請求項3,4)、防犯対策としての効果がさらに顕著
となる。
明する。
コ機は、マグネシウム合金製の遊技盤枠Fの下端部に集
合樋Sを取り付けたもので(図4)、集合樋Sは型内に
充填固化(成形材料としてはマグネシウム合金、合成樹
脂等)により一体成形された本体Saと裏蓋Sbとから
組み立てられる(図2,図3)。また、遊技盤枠Fには
上皿5と下皿6とが装備され、上皿5が左に開閉される
ように軸支される(図5参照)。なお、図示しないが、
遊技盤枠Fには、遊技盤が嵌め込まれる他、ガラス枠と
飾り縁が開閉可能に軸支される。
左のこぼれ球回収樋2とを隣接して幅中央に設け、上端
にそれぞれ受け皿8,9を有する。さらに球抜き回収樋
3を右端に、溢れ球回収樋4を左側に設け、こぼれ球回
収樋2および溢れ球回収樋4が下端で合流した排出口1
1と、発射ミス球回収樋1と球抜き回収樋3とが合流し
た排出口12とが下端に併設される。そして、これから
の各樋1,2,3,4の通路が主に集合樋本体Saにお
いて形成されている(図3)。なお、図1において、一
点鎖線が球の落下経路を、二点鎖線がピアノ線やセル板
等の進入経路を示す。
樋1とこぼれ球回収樋2とは中央の縦壁13を間にして
形成されたもので、それぞれに返し16,17を設ける
とともに、逆止弁18,19が設けられる。
8が中央側に傾斜して縦壁13に沿って落ちる落下口2
1を有し、落下口21の上に縦壁13と並列する垂下壁
23を設けて上に凹となる返し16が形成される。ま
た、中途で反転する形状によって、球抜き回収樋3との
共通路15に開口し、その開口に逆止弁18が軸支され
る。この逆止弁18の取付けのために、集合樋本体Sa
と裏蓋Sbとに軸25,25が突設される。また、集合
樋本体Saには、軸受け保護室27を設け、そこに逆止
弁18の開きストッパー29が形成されている。また、
共通路15への開口の下端に逆止弁18の下端を閉じに
止める段状停止部31が形成されている。
斜し、縦壁13を一片として落下口33を有し、その落
下口33の他片35を垂下させて、そこに返し17が形
成される。また、こぼれ球回収樋2の形状が「く」字形
であって、その屈折下部に逆止弁19を設け、その軸3
7,37が集合樋本体Saと裏蓋Sbとに突設される。
また、集合樋本体Saには、屈折箇所に軸支保護片39
を設ける他、逆止弁19を閉じに止める段状停止部41
が形成される。
に受入口43が開口しており、溢れ球回収樋4は、裏蓋
Sbの裏側に受入口45が開口している。また、ピアノ
線やセル板等が引っ掛かるように、発射ミス球回収樋1
と球抜き回収樋3とが合流した排出口11には、その口
側に傾斜して棚状の障碍47が形成され、また、他方の
排出口12には、簀子状の障碍48が形成される。
いては、裏蓋Sbを遊技盤枠Fの下端部と集合樋本体S
aとではさみ込んで取り付けるが、集合樋本体Saと裏
蓋Sbとを仮組みしてから取り付ける方法でも良く、組
み順を特に問うものではない。この時、集合樋本体Sa
には位置決め穴49,49、及び裏蓋Sbにも位置決め
穴51,51が穿設されており、且つ、遊技盤枠Fから
位置決めボスが出ており、それらの穴にはまり込み、位
置決めされる。
合樋本体Saの両側面に取付アーム53,53を突設
し、取付アーム53,53の先端に逆止爪55,55が
形成される。また、遊技盤枠Fには、逆止爪55,55
が引っ掛かる掛止穴57,57を設けてあるので、取付
アーム53,53の弾性変形を伴わせて、その掛止穴5
7,57に逆止爪55,55を迅速且つ容易に引っ掛け
ることができる。なお、図示は省略するが、集合体本体
Saの下側面にも取付アーム53を突設し逆止爪55が
形成されたものと、遊技盤面枠Fには逆止爪55が引っ
掛かる掛止穴57を設けると、さらに掛止効果が上が
る。
ある。
状態を示す正面図である。
止爪
めに、この発明の集合樋は、遊技球発射における発射ミ
ス球回収樋と、上皿を開放したときに落ちこぼれる球を
受けるこぼれ球回収樋と、上皿に排出された遊技球の球
抜き回収樋と、上皿が護得遊技球で満ちた場合における
溢れ球回収樋とが集合してなる構造を型内充填固化成形
法により独立した単独部品として一体成形し、さらに、
その構造については、発射ミス球回収樋と球抜き回収樋
とが合流してなる排出口と、こぼれ球回収樋と溢れ球回
収樋とが合流してなる排出口とを併設し、さらに、遊技
盤枠の下部に脱着自在に取り付け得るように構成した結
合部を設けたことを特徴とする。
おける発射ミス球回収樋と、上皿を開放したときに落ち
こぼれる球を受けるこぼれ球回収樋と、上皿に排出され
た遊技球の球抜き回収樋と、上皿が護得遊技球で満ちた
場合における溢れ球回収樋とが集合してなる構造を型内
充填固化成形法により成形された複数の成形体の組合せ
として構成し、さらに、遊技盤枠の下部に脱着自在に取
り付け得るように構成した結合部を設けたことを特徴と
する。
Claims (4)
- 【請求項1】 遊技球発射における発射ミス球回収樋
と、上皿を開放したときに落ちこぼれる球を受けるこぼ
れ球回収樋と、上皿に排出された遊技球の球抜き回収樋
と、上皿が護得遊技球で満ちた場合における溢れ球回収
樋とが集合してなる構造を型内充填固化成形法により独
立した単独部品として一体成形し、さらに、その構造に
ついては、発射ミス球回収樋と球抜き回収樋とが合流し
てなる排出口と、こぼれ球回収樋と溢れ球回収樋とが合
流してなる排出口とを併設し、さらに、遊技盤枠の下部
に工具無しでワンタッチに取り付け得るように構成した
結合部を設けたことを特徴とするパチンコ機の集合樋。 - 【請求項2】 遊技球発射における発射ミス球回収樋
と、上皿を開放したときに落ちこぼれる球を受けるこぼ
れ球回収樋と、上皿に排出された遊技球の球抜き回収樋
と、上皿が護得遊技球で満ちた場合における溢れ球回収
樋とが集合してなる構造を型内充填固化成形法により成
形された複数の成形体の組合せとして構成し、さらに、
遊技盤枠の下部に工具無しでワンタッチに取り付け得る
ように構成した結合部を設けたことを特徴とするパチン
コ機の集合桶。 - 【請求項3】 発射ミス球回収樋と、こぼれ球回収樋と
の各通路中途に、ピアノ線やセル板等の進入を防ぐよう
にそれらの先端が突き当たる壁の凹凸形状の返しを突設
したことを特徴とする請求項1または2記載のパチンコ
機の集合樋。 - 【請求項4】 発射ミス球回収樋と、こぼれ球回収樋と
の各通路中途に、ピアノ線やセル板等の進入を防ぐよう
に逆止弁を設けたことを特徴とする請求項1,2または
3記載のパチンコ機の集合樋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14838498A JP3717667B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | パチンコ機の集合樋 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14838498A JP3717667B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | パチンコ機の集合樋 |
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JPH11319202A true JPH11319202A (ja) | 1999-11-24 |
JP3717667B2 JP3717667B2 (ja) | 2005-11-16 |
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ID=15451569
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---|---|---|---|
JP14838498A Expired - Fee Related JP3717667B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | パチンコ機の集合樋 |
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-
1998
- 1998-05-12 JP JP14838498A patent/JP3717667B2/ja not_active Expired - Fee Related
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