JP2003210786A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
挟み込むことを防止できる遊技機を得る。 【解決手段】 パチンコ機10では、内枠14の左端に
皿枠30が左端において回動自在に支持されており、皿
枠30は内枠14に対し閉鎖及び開放可能とされてい
る。皿枠30の左端縁と内枠14の係止突起40との間
には、皿枠30が内枠14に対し所定範囲の角度に開放
された際に遊技球が上方から侵入可能な隙間42が形成
される。ここで、隙間42内に遊技球が侵入した際に
は、隙間42に排出路44を介して連通する排出口46
から遊技球が排出される。このため、皿枠30の左端縁
と係止突起40との間に遊技球を挟み込むことを防止で
き、これにより、皿枠30を内枠14に対し充分に開放
させることができると共に、隙間42での遊技球の挟み
込みによる皿枠30や内枠14の破損を防止できる。
Description
技機に関する。
を備えており、内枠の上位部から中位部には遊技盤が固
定されている。内枠前面側の左端下位部には、皿枠が左
端において回動自在に支持されており、皿枠は内枠に対
し開放及び閉鎖可能とされている。皿枠には受皿及び発
射ハンドルが設けられており、発射ハンドルが回転され
ることで、受皿に供給された遊技球が遊技盤へ発射され
る。
は係止突起が設けられており、皿枠が内枠に対し開放さ
れる際に、係止突起に皿枠の左端縁が当接することで、
皿枠の内枠に対する最大開放可能角度が規定される。こ
れにより、皿枠が内枠に対し開放された際に、内枠と皿
枠との間に接続された接続コードが無理に引っ張られる
こと等が防止されている。
は、皿枠が内枠に対し所定範囲の角度に開放された際
に、皿枠の左端縁と係止突起との間に底面を有する隙間
が形成されて、この隙間に上方から遊技球が侵入してし
まう可能性がある。
この遊技球を上記隙間の上方から取り出さない限り、皿
枠の左端縁と内枠の係止突起との間に遊技球を挟み込ん
で皿枠を内枠に対し最大開放可能角度まで開放させるこ
とができないという問題がある。
を気付かないで、皿枠を内枠に対し無理に最大開放可能
角度まで開放しようとすると、上記隙間での遊技球の挟
み込みによって皿枠や内枠(特に、内枠が皿枠を支持す
るための支持機構、係止突起及び皿枠の左端縁)が破損
する可能性がある。
慮し、開閉枠の一端と遊技機本体との間に遊技球を挟み
込むことを防止できる遊技機を得ることが目的である。
は、遊技機本体に一端において回動自在に支持され、前
記遊技機本体に対し閉鎖及び開放可能とされた開閉枠
と、前記開閉枠の一端と前記遊技機本体との間に形成さ
れ、前記開閉枠が前記遊技機本体に対し開放された際に
遊技球が上方から侵入可能な隙間と、前記隙間に連通し
て設けられ、前記隙間内に侵入した前記遊技球を排出す
る排出口と、を備えている。
に開閉枠が一端において回動自在に支持されており、開
閉枠は遊技機本体に対し閉鎖及び開放可能とされてい
る。さらに、開閉枠の一端と遊技機本体との間には、開
閉枠が遊技機本体に対し開放された際に遊技球が上方か
ら侵入可能な隙間が形成される。
には、遊技球が上記隙間に連通して設けられた排出口か
ら排出される。このため、開閉枠の一端と遊技機本体と
の間に遊技球を挟み込むことを防止でき、これにより、
開閉枠を遊技機本体に対し充分に開放させることができ
ると共に、上記隙間での遊技球の挟み込みによって開閉
枠や遊技機本体が破損することを防止できる。
載の遊技機において、前記排出口を下方へ開口させた、
ことを特徴としている。
方へ開口されているため、排出口を介してピアノ線等の
不正具を遊技機本体の裏面側に侵入させることが困難に
なり、不正行為を抑制できる。
は請求項2に記載の遊技機において、前記排出口は前記
遊技球を前記遊技機本体の裏面側へ排出する、ことを特
徴としている。
技球を遊技機本体の裏面側へ排出するため、遊技球が遊
技機本体の前面側からこぼれ落ちることがなく、遊技球
の回収を容易にすることができる。なお、請求項3に記
載の遊技機が、例えば所謂島に設置される場合には、遊
技球を島に回収できる。
されて構成された実施の形態に係るパチンコ機10が展
開された状態の斜視図にて示されている。
技機本体を構成する略四角形筒状の外枠12を備えてお
り、外枠12はパチンコ店の所謂島(図示省略)に固定さ
れている。
する略四角形板状の内枠14が配設されている。外枠1
2の左端及び内枠14の左端には内枠用ヒンジ機構(図
示省略)が設けられて、内枠14が左端において外枠1
2の左端に回動自在に支持されており、内枠14は外枠
12の前面側全体に対し開放及び閉鎖可能とされてい
る。外枠12の右端には一対の係止板16が設けられる
と共に、内枠14の右端には一対の係止爪18が設けら
れており、各係止板16と各係止爪18とが係合される
ことで、内枠14の右端が外枠12の右端に係止され
て、内枠14が外枠12に対し閉鎖されている。一方、
各係止板16と各係止爪18との係合が解除されること
で、内枠14右端と外枠12右端との係止が解除され
て、内枠14を外枠12に対し開放可能とされている。
また、内枠14には、上位部から中位部に亘って遊技盤
20が固定されている。
に亘って略四角形板状のガラス枠22が配設されてい
る。内枠14の左端及びガラス枠22の左端にはガラス
枠用ヒンジ機構(図示省略)が設けられて、ガラス枠2
2が左端において内枠14の左端に回動自在に支持され
ており、ガラス枠22は内枠14前面側の上位部から中
位部に対し開放及び閉鎖可能とされている。内枠14の
右端には一対の係止爪24が設けられると共に、ガラス
枠22の右端には一対の係止板26が設けられており、
各係止爪24と各係止板26とが係合されることで、ガ
ラス枠22の右端が内枠14の右端に係止されて、ガラ
ス枠22が内枠14に対し閉鎖されている。一方、各係
止爪24と各係止板26との係合が解除されることで、
ガラス枠22右端と内枠14右端との係止が解除され
て、ガラス枠22を内枠14に対し開放可能とされてい
る。また、ガラス枠22には、遊技盤20に対向するガ
ラス窓28が固定されており、ガラス窓28を介して遊
技盤20を視認可能とされている。
閉枠としての略四角形板状の皿枠30が配設されてい
る。内枠14の左端及び皿枠30の左端(一端)には皿
枠用ヒンジ機構(図示省略)が設けられて、皿枠30が
左端において内枠14の左端に回動自在に支持されてお
り、皿枠30は内枠14前面側の下位部に対し開放及び
閉鎖可能とされている。内枠14の右端には一対の係止
爪32が設けられると共に、皿枠30の右端には一対の
係止部34が設けられており、各係止爪32と各係止部
34とが係合されることで、皿枠30の右端が内枠14
の右端に係止されて、皿枠30が内枠14に対し閉鎖さ
れている。一方、各係止爪32と各係止部34との係合
が解除されることで、皿枠30右端と内枠14右端との
係止が解除されて、皿枠30を内枠14に対し開放可能
とされている。
照)が設けられると共に、受皿36下方の右部において
発射ハンドル38が設けられており、発射ハンドル38
が回転操作されることで、受皿36に供給された遊技球
(図示省略)が遊技盤20上に発射される。なお、受皿
36には、パチンコ機10から払い出された遊技球も供
給される。
前面側下端の左端近傍には、四角柱状の係止突起40が
設けられており、皿枠30が内枠14に対し開放される
際には、係止突起40に皿枠30の左端縁が当接するこ
とで、皿枠30の内枠14に対する最大開放可能角度
(本実施の形態では略90°)が規定される。これによ
り、皿枠30が内枠14に対し開放された際に、内枠1
4と皿枠30との間に接続された接続コード(図示省
略)が無理に引っ張られること等が防止されている。
囲の角度に開放された際には、皿枠30の左端縁と内枠
14の係止突起40との間に、略三角柱状の隙間42が
形成され、この隙間42内に上方から遊技球が侵入する
可能性がある。
半円柱状の排出路44が水平に形成されており、排出路
44は、隙間42の下部に連通すると共に、遊技球が通
過可能とされている。排出路44の下面には下方へ開口
する排出口46が形成されており、隙間42内に侵入し
た遊技球が、落下して排出路44を経て排出口46から
内枠14の裏面側へ排出されることで、上記島に回収さ
れる。また、排出路44の裏面には、排出路44の成形
上の都合で(金型抜き方向が内枠14の裏面側であるた
め)、開放孔48が形成されている。
板50が固定されており、補強板50によって内枠14
が補強されている。補強板50には閉塞板52が一体に
設けられており、閉塞板52によって上記開放孔48が
閉塞された構成である。
4の左端に皿枠30が左端において回動自在に支持され
ており、皿枠30は内枠14に対し閉鎖及び開放可能と
されている。さらに、皿枠30の左端縁と内枠14の係
止突起40との間には、皿枠30が内枠14に対し所定
範囲の角度に開放された際に遊技球が上方から侵入可能
な隙間42が形成される。
には、隙間42に排出路44を介して連通する排出口4
6から遊技球が排出される。このため、皿枠30の左端
縁と内枠14の係止突起40との間に遊技球を挟み込む
ことを防止でき、これにより、皿枠30を内枠14に対
し充分に(最大開放可能角度まで)開放させることがで
きると共に、隙間42での遊技球の挟み込みによって皿
枠30や内枠14(特に、皿枠用ヒンジ機構、係止突起
40及び皿枠30の左端縁)が破損することを防止でき
る。
塞板52に閉塞されて、排出路44が排出口46により
下方のみへ開口されているため、内枠14と皿枠30と
の間から侵入させたピアノ線等の不正具を排出口46を
介して内枠14の裏面側に侵入させることが困難にな
り、不正行為を抑制できる。
面側へ排出するため、遊技球を島に回収できて、遊技球
がパチンコ機10(内枠14)の前面側からこぼれ落ち
ることがなく、遊技球の回収を容易にすることができ
る。
ヒンジ機構による皿枠開閉構造に適用した構成とした
が、本発明を内枠用ヒンジ機構による内枠開閉構造やガ
ラス枠用ヒンジ機構によるガラス枠開閉構造に適用した
構成としてもよい。
一端と遊技機本体との間の隙間内に侵入した遊技球が排
出口から排出されるため、開閉枠の一端と遊技機本体と
の間に遊技球を挟み込むことを防止できる。
方へ開口されているため、排出口を介して不正具を遊技
機本体の裏面側に侵入させることが困難になり、不正行
為を抑制できる。
技球を遊技機本体の裏面側へ排出するため、遊技球が遊
技機本体の前面側からこぼれ落ちることがなく、遊技球
の回収を容易にすることができる。
皿枠を内枠に対し開放させた状態を詳細に示す平面図で
ある。
皿枠を内枠に対し開放させた状態を詳細に示す前面側か
らの斜視図である。
排出路及び補強板等を示す裏面側からの分解斜視図であ
る。
内枠、ガラス枠及び皿枠が開放された状態を示す前面側
からの斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 遊技機本体に一端において回動自在に支
持され、前記遊技機本体に対し閉鎖及び開放可能とされ
た開閉枠と、 前記開閉枠の一端と前記遊技機本体との間に形成され、
前記開閉枠が前記遊技機本体に対し開放された際に遊技
球が上方から侵入可能な隙間と、 前記隙間に連通して設けられ、前記隙間内に侵入した前
記遊技球を排出する排出口と、 を備えた遊技機。 - 【請求項2】 前記排出口を下方へ開口させた、ことを
特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 【請求項3】 前記排出口は前記遊技球を前記遊技機本
体の裏面側へ排出する、ことを特徴とする請求項1また
は請求項2記載の遊技機。
Priority Applications (1)
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