JPH0675573U - パチンコ機における不正防止構造 - Google Patents

パチンコ機における不正防止構造

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JPH0675573U
JPH0675573U JP2205393U JP2205393U JPH0675573U JP H0675573 U JPH0675573 U JP H0675573U JP 2205393 U JP2205393 U JP 2205393U JP 2205393 U JP2205393 U JP 2205393U JP H0675573 U JPH0675573 U JP H0675573U
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宏 榎本
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京楽産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技盤の裏面と機構板の間からピアノ線等を
挿し込んで、遊技盤に設けられた入賞装置や変動入賞口
を操作し、打球を受け入れ易い状態に変換させてしまう
不正行為を防止する。 【構成】 遊技盤10の裏面10aに連通口22の周縁
を囲む凹溝28を形成し、一方機構板23の遊技盤10
の裏面10aと接合する内面に前記凹溝28内に嵌入す
る阻止片29を突設した構成よりなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、遊技盤の裏面と機構板間の隙間からピアノ線等を挿し入み、遊技盤 に設けられた変動入賞口や入賞装置を操作して、故意に打球を受け入れ易い状態 に変換させる不正行為を防止するようにしたパチンコ機における不正防止構造に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、パチンコ機は遊技盤に前板前面の打球供給皿と連なる連通口が開設され 、また遊技盤の裏面には景品球払出装置と、該景品球払出装置から払い出される パチンコ球を連通口から前記打球供給皿へ導く景品球排出樋等が設けられた機構 板を開閉自在に装着している。
【0003】
【考案が解決すべき問題点】
しかるに、前記機構板は遊技盤に対し開閉自在に装着されるもので、しかも簡 単な係合手段により止着するのみであるから、遊技盤裏面と機構板間には僅かな が隙間が生ずる。 そこで、例えばパチンコ機の前面側から連通口内にピアノ線や薄いセル板等を 挿入し、更にその先端を遊技盤裏面と機構板間の隙間に差し込み、遊技盤裏面に 順に這わせて、遊技盤に装着される変動入賞口や入賞装置を作動させ、故意に打 球を受け入れ易い状態に変換させる不正行為がしばしば行なわれていた。 そこで、本考案は、このような現状を考慮してなされたもので、この不正行為 を未然に防止するようにしたパチンコ機における不正防止構造を提供することを 目的とする。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成するため、遊技盤に前板前面の打球供給皿と連なる 連通口を開設し、遊技盤の裏面には景品球払出装置と、該景品球払出装置から払 い出されるパチンコ球を連通口から前記打球供給皿へ導く景品球排出樋等が設け られた機構板を開閉自在に装着してなるパチンコ機において、遊技盤の裏面に前 記連通口の周縁を囲む凹溝を形成し、一方機構板の遊技盤裏面と接合する内面に 前記凹溝内に嵌入する阻止片を突設した構成とする。
【0005】
【作用】
パチンコ機の前面から、ピアノ線又は薄いセル板等を遊技盤に開設された連通 口内に挿入し、遊技盤裏面と機構板間の隙間から遊技盤裏面に這わせようとして も、遊技盤の裏面に連通口の周縁を囲う凹溝を形成し、該凹溝内に機構板の内側 に突設した阻止片を嵌入するようにしたので、連通口内から遊技盤裏面と機構板 間の隙間への路は塞がれ、遊技盤裏面への侵入は阻止される。
【0006】
【実施例】
以下に本考案に係る不正防止構造の一実施例を図面と共に説明する。図1は本 考案が適用されるパチンコ機の正面図、図2はその裏面図、図3は機構板を開い た状態のパチンコ機の斜視図、図4はその要部を拡大して示す斜視図、図5は同 要部の断面図をそれぞれ示す。図において、1はパチンコ機本体、2は前面枠で ある。3は該前面枠2の前面に開閉自在に装着されるガラス扉枠で、前後に並置 される2枚のガラス板4,4’を嵌挿保持させている。5はガラス扉枠3の下方 に位置し同じく前面枠2に開閉自在に装着される前板で、この前板5の前面にパ チンコ球を貯溜する打球供給皿6が装着されている。
【0007】 前記前板5にはパチンコ球が通過する賞球口7を開設し、該賞球口7に打球供 給皿6の皿部8と連なり後端を開放した接続管9が装着されている。
【0008】 10は前面枠2の後側に装着される遊技盤である。この遊技盤10の表面には 前記ガラス板4’との間にガイドレール11で囲まれた遊技領域部12が形成さ れ、この遊技領域部12の略中央に可変表示装置13、その下方に一度に多くの 入賞球を発生させる大型の入賞装置14を設け、さらに遊技領域部12の所定位 置に一対の開閉翼片15,15を開閉して打球の入賞し易い状態としにくい状態 とに変化させる可変入賞口16及び前記可変表示装置13を作動させるための始 動入賞口17などをそれぞれ複数個配設している。
【0009】 特に、前記入賞装置14は取付基板18に横長の開口19を設けると共に、該 開口19に開閉扉20を取付けている。この開閉扉20は下端の両側を枢支し、 遊技盤10裏側に設けられたソレノイド21と連結され、通常図5のように閉じ ていて打球を受入れない第1の状態にあり、ソレノイド21が励磁すると開閉扉 20が同図鎖線に示すように開いて打球を受け入れ易い状態に変換する公知の構 造である。
【0010】 遊技盤10の下部には打球供給皿6と連なる連通口22が開設される。更に詳 しくは、賞球口7に装着される接続管9が連通口22内に嵌装されており、しか も接続管9は前板5を遊技盤10に対し開閉動作させるため、連通口22内の部 分が分離して形成されている。
【0011】 23は遊技盤10の裏面10aに開閉自在に装着される機構板であり、外側表 面には上部に球タンク24が設けられ、その内部に貯溜されたパチンコ球は導出 樋25を介して景品球払出装置26に導かれる。該景品球払出装置26の下方に は前記打球供給皿6にパチンコ球を導く景品球排出樋27が設けられている。す なわち、該景品球排出樋27の下端には遊技盤10側に屈曲し、その下端出口2 7aが前記連通口22に接続される。 そして、遊技盤10の遊技領域部12に装着された入賞装置14又は可変入賞 口16などに打球が入賞すると、入賞球1個づつにつき所定量のパチンコ球が景 品球払出装置26から払い出される。これらパチンコ球は景品球排出樋27から 連通口22を介して打球供給皿6に貯溜される。
【0012】 しかして、本考案は図3乃至図5に示すように遊技盤10の裏面10aに連通 口22の上縁及び両側縁を囲う凹溝28を形成している。一方、機構板23の遊 技盤10の裏面10aと接合する内面23aに前記凹溝28と対向して下端出口 27aの上縁及び両側縁を囲う阻止片29を突設している。 そして、機構板23を遊技盤10の裏面10aに覆着した時、阻止片29が凹 溝28内に嵌入するようにしている。
【0013】 これにより、遊技盤10の裏面10aと機構板23の内面23aとの隙間は塞 がれ、連通口22から遊技盤10の裏面10aへの路は閉ざされるので、たとえ パチンコ機本体1の前側からピアノ線又は薄いセル板等を連通口22内に挿入し 、更に遊技盤10の裏面10aに這わせようとしても、阻止片29によりその先 端の進行は阻まれる。よって、入賞装置14のソレノイド21又は可変入賞口1 6を操作することは不可能となる。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案に係る不正防止構造においては、遊技盤裏面に連通 口の周縁を囲む凹溝を形成し、一方機構板の遊技盤裏面と接合する内面に前記凹 溝内に嵌入する阻止片を突設したので、ピアノ線またはセル板等の遊技盤裏面へ の侵入は完全に阻止される。 これにより、遊技盤に装着される入賞装置等を遊技盤の裏側から故意に操作し て打球を受け入れ易い状態に変換させるという不正行為は未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図。
【図2】パチンコ機の裏面図。
【図3】機構板を開いた状態を示すパチンコ機の斜視
図。
【図4】一部を拡大して示す要部の斜視図。
【図5】同断面図。
【符号の説明】
5 前板 6 打球供給皿 10 遊技盤 10a 遊技盤の裏面 22 連通口 23 機構板 23a 機構板の内面 26 景品球払出装置 27 景品球排出樋 28 凹溝 29 阻止片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に前板前面の打球供給皿と連なる
    連通口を開設し、遊技盤の裏面には景品球払出装置と、
    該景品球払出装置から払い出されるパチンコ球を連通口
    から前記打球供給皿へ導く景品球排出樋等が設けられた
    機構板を開閉自在に装着してなるパチンコ機において、
    遊技盤の裏面に前記連通口の周縁を囲む凹溝を形成し、
    一方機構板の遊技盤裏面と接合する内面に前記凹溝内に
    嵌入する阻止片を突設したことを特徴とするパチンコ機
    における不正防止構造。
JP2205393U 1993-04-02 1993-04-02 パチンコ機における不正防止構造 Expired - Lifetime JPH0737661Y2 (ja)

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JP2205393U JPH0737661Y2 (ja) 1993-04-02 1993-04-02 パチンコ機における不正防止構造

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Publications (2)

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JPH0675573U true JPH0675573U (ja) 1994-10-25
JPH0737661Y2 JPH0737661Y2 (ja) 1995-08-30

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ID=12072180

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JP2205393U Expired - Lifetime JPH0737661Y2 (ja) 1993-04-02 1993-04-02 パチンコ機における不正防止構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005160562A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2007195712A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ機

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