JP2003052987A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003052987A
JP2003052987A JP2001243515A JP2001243515A JP2003052987A JP 2003052987 A JP2003052987 A JP 2003052987A JP 2001243515 A JP2001243515 A JP 2001243515A JP 2001243515 A JP2001243515 A JP 2001243515A JP 2003052987 A JP2003052987 A JP 2003052987A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上皿からの球零れを防止し得るパチンコ機を
提供する。 【解決手段】 上皿20の上部開口20aに零れ球防止
板22を配置したため、上皿20から遊技球が零れるの
を防止できる。また、扉板24を開けることで、容易に
上皿20から遊技球を取り出し、上皿20へ遊技球を加
えることができ、一方、球詰まりが発生しても簡単に直
すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技球の入賞に
対して賞球を払い出す遊技機に関し、特に、払出を受け
た遊技球を蓄え発射装置へ案内するための上皿と、賞球
を蓄えるための下皿とを備える遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】遊技機では、遊技盤に設けられた入賞口
への入賞により、賞球(遊技球)が上皿賞球排出口から
払い出され、上皿に蓄えられる。上皿に蓄えられた遊技
球は、発射装置へ案内され、遊技盤へ打ち出されるよう
になっている。賞球が払い出される際に、上皿に球が満
杯になっていると、賞球は遊技機の内部側から下皿へ自
動的に誘導されるように構成されている。
【0003】現在、球貸し機は、遊技機と遊技機との
間、即ち、遊技機に隣接して配置され、該球貸し機に現
金を入れると、球貸し機に備えられた誘導樋を介して、
投入金額に対応する数の遊技球が上皿へ送られるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上皿に
遊技球が蓄えられていない状態において、賞球が勢いよ
く払い出されると、即ち、賞球が上皿に蓄えられた遊技
球に当たることなく直接上皿内部の側壁に当たると、側
壁を飛び越えて島設備の受け台や、ホールの床上にこぼ
れ落ちることがあった。一方、大当たりが発生し、大量
の賞球が払い出された際に、内部での下皿への誘導が適
切に行い得ず、賞球が上皿から溢れてしまうこともあっ
た。
【0005】更に、上皿に少し遊技球が残っている状態
で、遊技者が球貸し機に500円硬貨を投入すると、上
皿が一杯になり、誘導樋を介して送られた遊技球が上皿
から零れ落ちることがあった。上皿から球が零れ落ちる
と、当該遊技機の遊技者に取って損失であると共に、他
の遊技者にとってもホール内を歩行する際の障害とな
る。
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、上皿か
らの球零れを防止し得る遊技機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段・効果】
【0008】上記目的を達成するため、請求項1は、払
出を受けた遊技球を蓄え発射装置へ案内するための上皿
を備える遊技機であって、前記上皿の上部開口に、零れ
球防止板を配置したことを技術的特徴とする。
【0009】請求項1の遊技機では、上皿の上部開口に
零れ球防止板を配置したため、上皿から遊技球が零れる
のを防止できる。
【0010】請求項2では、前記零れ球防止板は、前記
上皿の上部開口の一部を覆うように配置されるため、遊
技球の零れを防止する部位にのみ零れ球防止板を配置で
きる。
【0011】請求項3では、前記零れ球防止板は、前記
上皿の内側の側壁に設けられた案内溝によって開閉可能
に保持される。このため、容易に零れ球防止板を開閉す
ることができる。
【0012】請求項4では、払出を受けた遊技球を蓄え
発射装置へ案内するための上皿を備える遊技機であっ
て、零れ球防止板を、開閉可能に軸支して配置したこと
を技術的特徴とする。
【0013】請求項4では、零れ球防止板を、開閉可能
に軸支して配置したため、上皿から遊技球が零れるのを
防止できる。また、零れ球防止板を上皿に軸支して開閉
可能に設けてあるため、零れ球防止板を開くことで、容
易に上皿から遊技球を取り出し、上皿へ遊技球を加える
ことができ、一方、球詰まりが発生しても簡単に直すこ
とができる。更に、開放状態で零れ球防止板が上皿側に
傾くようにする事で、上皿に遊技球を加える際に手を添
え易い。
【0014】請求項5は、払出を受けた遊技球を蓄え発
射装置へ案内するための上皿を備える遊技機であって、
前記上皿の上部開口に、開口を介して本体側に収容可能
な零れ球防止板を配置したことを技術的特徴とする。
【0015】請求項5では、上皿の上部開口に零れ球防
止板を配置したため、上皿から遊技球が零れるのを防止
できる。また、零れ球防止板を本体側に開口を介して収
容可能に設けてあるため、零れ球防止板を本体側に収容
させることで、容易に上皿から遊技球を取り出し、上皿
へ遊技球を加えることができ、一方、球詰まりが発生し
ても簡単に直すことができる。更に、零れ球防止板を本
体側に収容させれるため、不要と考える遊技者は、零れ
球防止板を本体側へ収容させ、目に付かないようにする
ことも可能である。
【0016】請求項6では、前記零れ球防止板を内部が
視認可能な樹脂で形成してあるため、上皿に貯まった遊
技球の状態を視認することができる。
【0017】請求項7では、前記零れ球防止板の裏面側
に、遊技球を整列させるための凸状のリブを、遊技球の
案内方向と平行に複数設てある。このため、上皿内での
球詰まりを防止できる。
【0018】請求項8では、前記零れ球防止板に、球貸
し機の誘導樋と連通し得る開口を設けてあるため、球貸
し機からの遊技球を上皿から溢れさせることがなくな
る。
【0019】請求項9では、払出を受けた遊技球を蓄え
発射装置へ案内するための上皿を備える遊技機であっ
て、前記上皿の上部開口であって、賞球を払い出す賞球
排出口の開口部直上にのみ零れ球防止板を配置したこと
を技術的特徴とする。
【0020】請求項9では、賞球を払い出す賞球排出口
の開口部直上に零れ球防止板を配置したため、賞球とし
て賞球排出口から排出される遊技球を上皿から零れさせ
ることがない。また、賞球排出口の開口部直上にのみ零
れ球防止板を配置してあるため、開閉機構等を設ける必
要がなく廉価に構成することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の遊技機の実施形態
について図を参照して説明する。 [第1実施形態]まず、第1実施形態のパチンコ機の主要
構成について、本実施形態のパチンコ機を正面から見た
説明図である図1を参照して説明する。
【0022】パチンコ機10には、内枠11が開閉可能
に備えられており、その内枠11には、金枠12が開閉
可能に取付けられており、さらに金枠12には、ガラス
枠46が開閉可能に取付けられている。ガラス枠46の
裏面側には、遊技盤13が配置されている。内枠11の
右側には、ガラス枠46開閉用の鍵を差し込む鍵穴15
を備えた鍵穴飾り16が設けられている。
【0023】ガラス枠46の下には、前面板18が設け
られており、この前面板18の左側上部には、賞球が導
出される上皿賞球排出口19が形成されており、この上
皿賞球排出口19の排出側には、その上皿賞球排出口1
9から排出された賞球を溜めておくための上皿20が取
り付けられている。上皿20の下方には、その上皿20
で収容しきれなくなった賞球を排出するための下皿賞球
排出口31が形成されており、この下皿賞球排出口31
の排出側には、その下皿賞球排出口31から排出された
賞球を溜めておくための下皿32が設けられている。
【0024】下皿32の右方には、上皿20から供給さ
れた遊技球を遊技盤13へ発射する発射モータ(図示せ
ず)を操作するための発射ハンドル43が、回転可能に
取付けられており、その発射ハンドル43には、発射途
中で発射を停止するための発射停止ボタン44が設けら
れている。また、上皿20の右方には、上皿20に溜め
られた賞球を下皿32へ抜くための上皿球抜きレバー2
8がスライド可能に取付けられている。
【0025】図2(A)は、図1中に示す上皿20の上
面図であり、図3(A)、図3(B)は斜視図である。
上皿20の上部開口20aには、零れ球防止板22が配
置されている。零れ球防止板22の平面図を図2(B)
に、底面図を図2(C)に、側面図を図2(D)に示
す。第1実施形態の零れ球防止板22は、スライド式の
扉板24と本体板26とから構成されている。扉板24
及び本体板26は、共に透明な合成樹脂で形成されてい
る。扉板24の上部には、つまみ24aが取り付けられ
ている。本体板26の裏面には、図2(C)に示すよう
に遊技球を整列させるための凸状のリブ26aが、遊技
球の案内方向(流下方向)と平行に複数設けられてい
る。
【0026】図3は、パチンコ機の上皿の斜視図であ
り、(A)は零れ球防止板22の扉板24の開状態を、
(B)は扉板24の閉状態を示している。零れ球防止板
22の本体板26は、上皿20の遊技者側の側壁20b
及び本体側の側壁20cに固定されている。一方、扉板
24は、遊技者側の側壁20b及び本体側の側壁20c
に設けられた案内溝20dにより摺動可能に支持されて
いる。即ち、つまみ24aを把持し、図3(A)中に示
すように扉板24を右側へ摺動させることで、上皿20
の上部を開口することができ、反対に、図3(B)に示
すように、左側へ摺動させることで、上皿20の上部開
口20aを覆うことができる。
【0027】第1実施形態では、上皿20の上部開口2
0aに零れ球防止板22を配置したため、上皿20から
遊技球が零れるのを防止できる。また、零れ球防止板2
2に扉板24を設けてあるため、図3(A)に示すよう
に扉板24を開けることで、容易に上皿20から遊技球
を取り出し、上皿20へ遊技球を加えることができ、一
方、球詰まりが発生しても簡単に直すことができる。
【0028】また、零れ球防止板22は、上皿20の上
部開口20aの一部を覆うように配置、即ち、上皿20
の上部開口20a全体を覆わない部分を設けてあるた
め、遊技球の零れを防止する部位にのみ零れ球防止板2
2を配置できる。
【0029】更に、扉板24は、上皿20の内側の側壁
20b、20cに設けられた案内溝20dによって摺動
可能に保持される。このため、扉板24を容易に開閉す
ることができる。
【0030】零れ球防止板を構成する扉板24及び本体
板26を、内部が視認可能な透明な合成樹脂で形成して
あるため、上皿20に貯まった遊技球の状態を視認する
ことができる。
【0031】また更に、図2(C)に示すように本体板
26の裏面側に、遊技球を整列させるための凸状のリブ
26aを、遊技球の案内方向と平行に複数設てあるた
め、上皿内での球詰まりを防止できる。なお、扉板24
側にもリブを設けることもできる。
【0032】[第2実施形態]引き続き、本発明の第2実
施形態に係るパチンコ機について図4を参照して説明す
る。第2実施形態のパチンコ機は、図1を参照して上述
した第1実施形態に係るパチンコ機と同様に構成されて
いる。但し、第1実施形態では、零れ球防止板22が扉
板24を備えたのに対して、第2実施形態では、零れ球
防止板22自体が開閉する構成になっている。該零れ球
防止板22は、第1実施形態と同様に透明な合成樹脂に
より形成されている。
【0033】図4(A)は、第2実施形態の零れ球防止
板22の平面図を、図4(B)は、上皿の斜視図であっ
て、零れ球防止板22を閉じた状態を、4(C)は、零
れ球防止板22を開いた状態を示している。
【0034】図4(A)に示すように、零れ球防止板2
2の上端部には、つまみ22aが取り付けられており、
左右の側部には、零れ球防止板22を回動させるための
支軸22bが形成されている。図4(B)に示すよう
に、上皿20の遊技者側の側壁20bには、上皿内部に
向かって傾斜のついた凹部20eが設けられ、凹部20
eの側部には、図4(A)に示す零れ球防止板22の支
軸22bを嵌入するための図示しない嵌入孔が形成され
ている。
【0035】図4(C)に示すように、上皿の本体側の
側壁20cには、零れ球防止板22の端部と当接し、該
零れ球防止板22を位置決めするための凸部20fが形
成されている。また、零れ球防止板22の裏面に、第1
実施形態と同様に遊技球を整列させるための凸状のリブ
22cが、遊技球の案内方向(流下方向)と平行に複数
設けられている。
【0036】零れ球防止板22は、図4(C)に示す開
放状態において、上皿20側へ傾くように取り付けられ
ている。このため、上皿20から遊技球を取り出し、ま
た、上皿20へ遊技球を加える際に手が添えやすくなっ
ている。
【0037】第2実施形態では、上皿20の上部開口2
0aに零れ球防止板22を配置したため、上皿20から
遊技球が零れるのを防止できる。また、零れ球防止板2
2を上皿20に軸支して開閉可能に設けてあるため、零
れ球防止板22を開くことで、容易に上皿から遊技球を
取り出し、上皿へ遊技球を加えることができ、一方、球
詰まりが発生しても簡単に直すことができる。
【0038】[第3実施形態]引き続き、本発明の第3実
施形態に係るパチンコ機について図5を参照して説明す
る。第3実施形態のパチンコ機は、図4を参照して上述
した第2実施形態に係るパチンコ機と同様に構成されて
いる。但し、第2実施形態では、零れ球防止板22が開
閉する構成になっていたのに対して、第3実施形態で
は、零れ球防止板22がパチンコ機本体側に収容可能に
構成されている。該零れ球防止板22は、第1、第2実
施形態と同様に透明な合成樹脂により形成されている。
【0039】図5(A)は、第3実施形態の零れ球防止
板22の斜視図を、図5(B)は、上皿の斜視図であっ
て、零れ球防止板22を本体側へ収容した状態を、図5
(C)は、零れ球防止板22を閉じた状態を示してい
る。
【0040】図5(A)に示すように、零れ球防止板2
2の上部には、つまみ22aが取り付けられており、端
部には零れ球防止板の脱落防止用のフランジ形状から成
る規制部22dが形成されている。
【0041】図5(B)、図5(C)に示すように、上
皿20の本体側の側壁20cには、零れ球防止板22を
摺動させるスリット状の収納口(開口)20gが設けら
れている。零れ球防止板22は、図5(B)に示す本体
側に収容した状態で、つまみ22aが上皿20の本体側
側壁20cに当接する。一方、図5(C)に示すよう
に、最大まで引き出された状態で、零れ球防止板22の
先端部が上皿の遊技者側の側壁20bに当接すると共
に、零れ球防止板の後端の規制部22dが、本体側の側
壁20cの内側(図示せず)に当接するように構成され
ている。なお、図示しないが、零れ球防止板22の裏面
には、遊技球を整列させるための凸状のリブを遊技球の
案内方向(流下方向)と平行に複数設てある。
【0042】第3実施形態では、図5(B)に示す零れ
球防止板22を収容した状態でも、また、図5(c)に
示す上皿の上部開口20aを零れ球防止板22が覆った
状態のいずれでも遊技ができる。このため、不要と考え
る遊技者は、零れ球防止板22を本体側へ収容させ、目
に付かない状態で遊技することが可能である。
【0043】第3実施形態では、上皿20の上部開口2
0aに零れ球防止板22を配置したため、上皿20から
遊技球が零れるのを防止できる。また、零れ球防止板2
2を本体内へ収容可能に設けてあるため、零れ球防止板
22を収容することで、容易に上皿から遊技球を取り出
し、上皿へ遊技球を加えることができ、一方、球詰まり
が発生しても簡単に直すことができる。
【0044】[第4実施形態]引き続き、本発明の第4実
施形態に係るパチンコ機について図6を参照して説明す
る。図6(A)は、第4実施形態のパチンコ機の上皿の
上面図であり、図6(B)は上皿の斜視図である。第4
実施形態のパチンコ機は、図3を参照して上述した第1
実施形態に係るパチンコ機と同様に、零れ球防止板22
が、スライド式の扉板24と本体板26とから構成され
ている。但し、第4実施形態では、扉板24の端部に挿
入口24bが設けられている。挿入口24bには、図6
(B)に示すよう現金球貸し機60から遊技球を上皿へ
誘導する誘導樋62が挿入される。なお、図示しない
が、第1実施形態と同様に、本体板26の裏面には、遊
技球を整列させるための凸状のリブが、遊技球の案内方
向(流下方向)と平行に複数設けられている。
【0045】現金球貸し機60は、投入された金額(例
えば、100円、500円硬貨、1000円紙幣)に対
応する個数の遊技球を誘導樋62を介してパチンコ機の
上皿20へ送り出す。第4実施形態では、零れ球防止板
22に、現金球貸し機60の誘導樋62と連通し得る開
口(挿入口)24bを設けてあるため、球貸し機60か
らの遊技球を、例えば、上皿20に球が残っている状態
で500円硬貨が投入されても、また、1000円紙幣
が投入されても、上皿20から溢れさせることがない。
【0046】[第5実施形態]引き続き、本発明の第5実
施形態に係るパチンコ機について図7を参照して説明す
る。図7(A)は、第5実施形態のパチンコ機の上皿の
斜視図であり、図7(B)は上皿の上面図である。図6
を参照して上述した第4実施形態は、現金球貸し機が隣
接して配置されるいわゆる現金機を対象とした。これに
対して、第5実施形態は、カード球貸し機が隣接して配
置されるカード機を対象としている。係るカード機で
は、貸し球は、パチンコ機内部から賞球と同様に上皿賞
球排出口19を介して上皿20へ直接供給される。
【0047】第5実施形態のパチンコ機では、上皿賞球
排出口19の開口部直上にのみ零れ球防止板22が配置
されている。即ち、上皿賞球排出口19の開口部直上に
零れ球防止板22を配置したため、カード球貸し機(図
示せず)を操作して貸し出される遊技球が、上皿賞球排
出口19から上皿20へ供給され側壁20bに衝突した
際、また、賞球として上皿賞球排出口19から排出され
る遊技球が、上皿20の遊技者側の側壁20bに衝突し
た際にも、上皿20から零れさせることがない。また、
上皿賞球排出口19口の開口部直上にのみ零れ球防止板
22を配置してあるため、遊技球を上皿から取り出し、
また、上皿へ供給することができるため、閉機構等を設
ける必要がなく廉価に構成することができる。更に、こ
の第5実施形態では、零れ球防止板22を透明にしなく
とも、上皿20内の遊技球の状態を確認することができ
るため、上皿20と同色の非樹脂で形成することで見栄
えを高めることができる。なお、非透明に構成した場合
には、遊技球にコートされた油脂が零れ球防止板22の
裏面に付着しても、汚れが目立たない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機の正面図で
ある。
【図2】(A)は図1に示すパチンコ機の上皿の上面図
であり、(B)は上皿の上部開口に配置された零れ球防
止板の平面図であり、(C)は零れ球防止板の底面図で
あり、(D)は零れ球防止板の側面図である。
【図3】図1に示すパチンコ機の上皿の斜視図であり、
(A)は零れ球防止板の扉板の開状態を、(B)は扉板
の閉状態を示している。
【図4】(A)は、第2実施形態の零れ球防止板の平面
図を、(B)は、第2実施形態の上皿の斜視図であっ
て、零れ球防止板を閉じた状態を、(C)は、零れ球防
止板を開いた状態を示している。
【図5】(A)は、第3実施形態の零れ球防止板の斜視
図を、(B)は、第3実施形態の上皿の斜視図であっ
て、零れ球防止板を収容した状態を、(C)は、零れ球
防止板を閉じた状態を示している。
【図6】(A)は、第4実施形態のパチンコ機の上皿の
上面図であり、(B)は、上皿の斜視図である。
【図7】(A)は、第5実施形態のパチンコ機の上皿の
斜視図であり、(B)は、上皿の上面図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機 13 遊技盤 19 上皿賞球排出口 20 上皿 20a 上部開口 20b 側壁 20c 側壁 20d 案内溝 20e 凹部 20f 凸部 20g 収納口(開口) 22 零れ球防止板 22a つまみ 22b 支軸 22c リブ 22d 規制部 24 扉板(扉) 24a つまみ 24b 挿入口(開口) 26 本体板 26a リブ 28 球抜きレバー 31 下皿賞球排出口 32 下皿 60 現金球貸し機 62 誘導樋

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 払出を受けた遊技球を蓄え発射装置へ案
    内するための上皿を備える遊技機であって、 前記上皿の上部開口に、零れ球防止板を配置したことを
    特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記零れ球防止板は、前記上皿の上部開
    口の一部を覆うように配置されることを特徴とする請求
    項1の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記零れ球防止板は、前記上皿の内側の
    側壁に設けられた案内溝によって開閉可能に保持される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2の遊技機。
  4. 【請求項4】 払出を受けた遊技球を蓄え発射装置へ案
    内するための上皿を備える遊技機であって、 零れ球防止板を、開閉可能に軸支して配置したことを特
    徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 払出を受けた遊技球を蓄え発射装置へ案
    内するための上皿を備える遊技機であって、 前記上皿の上部開口に、開口を介して本体側に収容可能
    な零れ球防止板を配置したことを特徴とする遊技機。
  6. 【請求項6】 前記零れ球防止板を内部が視認可能な樹
    脂で形成したことを特徴とする請求項1〜請求項5のい
    ずれか1に記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記零れ球防止板の裏面側に、遊技球を
    整列させるための凸状のリブを、遊技球の案内方向と平
    行に複数設けたことを特徴とする請求項1〜請求項6の
    いずれか1に記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記零れ球防止板に、球貸し機の誘導樋
    と連通し得る開口を設けたことを特徴とする請求項1〜
    請求項7のいずれか1に記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 払出を受けた遊技球を蓄え発射装置へ案
    内するための上皿を備える遊技機であって、 前記上皿の上部開口であって、賞球を払い出す賞球排出
    口の開口部直上にのみ零れ球防止板を配置したことを特
    徴とする遊技機。
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