JP2001198314A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001198314A
JP2001198314A JP2000008383A JP2000008383A JP2001198314A JP 2001198314 A JP2001198314 A JP 2001198314A JP 2000008383 A JP2000008383 A JP 2000008383A JP 2000008383 A JP2000008383 A JP 2000008383A JP 2001198314 A JP2001198314 A JP 2001198314A
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ball
game
foul
foul ball
rail
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JP2000008383A
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English (en)
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 戻り球防止の機能を損なうことなく、資源の
保護と組立作業の簡素化を図ったパチンコ機を提供す
る。 【解決手段】 発射レール12の前方に配設された上皿
ユニット6を備え、発射された遊技球を遊技領域に案内
する外側ガイドレールの傾斜下端と発射レールの傾斜上
端との間にファール球回収口35を開設したパチンコ機
1において、上皿ユニットの背面に、ファール球当接面
を有する戻り球防止部55を設け、該戻り球防止部の下
端と発射レールとの間に遊技球が通過し得る間隔を形成
し、外側ガイドレール側から発射レール側に戻るファー
ル球をファール球当接面に当接させて発射レール上に戻
ることを抑制し、ファール球回収口から回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技球を発射して
遊技を行なうパチンコ機などの遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機、例えばパチンコ機におい
ては、発射装置により発射した球が遊技領域に達せずに
ファール球となった場合に、このファール球が発射レー
ルの発射位置に戻って次の球と衝突することを防止する
ために、戻り球防止部材として、別個に成型したファー
ル球ブロックを遊技盤表面の下端に取り付けていた。そ
して、遊技盤は数カ月という短期間で交換されることが
殆どであり、したがって、遊技盤を交換する度にファー
ル球ブロックも交換されて廃棄されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技盤
を交換する度にファール球ブロックも更新するのでは、
まだ使えるものを無駄に廃棄することであり、資源保護
の観点から好ましいことではない。また、遊技盤を製造
する工程で、従来はファール球ブロックを取り付ける作
業が必須であり、面倒であった。
【0004】そこで本発明の目的は、戻り球防止の機能
を損なうことなく、資源の保護と組立作業の簡素化を図
ることができる遊技機を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたもので、請求項1に記載のもの
は、遊技領域を形成した遊技盤と、該遊技盤を着脱可能
に取り付ける前面枠と、前面枠側に取り付けられて発射
レール上に供給された遊技球を遊技領域に向けて発射す
る発射装置と、発射レールの前方に配設された前面部材
とを備え、発射された遊技球を遊技領域に案内する球案
内部材の傾斜下端と発射レールの傾斜上端との間にファ
ール球回収口を開設した遊技機において、上皿ユニット
の背面に、遊技盤側からのこぼれ球を受けるこぼれ球回
収樋を設けるとともに、ファール球当接面を有する戻り
球防止部を設け、この戻り球防止部は、上記こぼれ球回
収樋の一端を起立させ、該起立部の球案内部材側の面を
ファール球当接面として、こぼれ球回収樋と一連に構成
し、上記戻り球防止部の下端と発射レールとの間には、
遊技球が通過し得る間隔を形成し、球案内部材側から発
射レール側に戻るファール球をファール球当接面に当接
させて発射レール上に戻ることを抑制して、ファール球
回収口から回収することを特徴とする遊技機である。
【0006】請求項2に記載のものは、ファール球当接
面を、ファール球回収口よりも少し上方に向けて斜めに
形成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機であ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は代表的な遊技機であるパチ
ンコ機1の前面枠2等を開いた状態の斜視図、図2は遊
技盤3を着脱可能に取り付けるための構成を示す斜視図
である。パチンコ機1は、機枠4に額縁状の前面枠2を
開閉可能に取り付け、前面枠2の開口部を塞ぐようにし
てガラス枠5を開閉可能に設けるとともに前面部材とし
て上皿ユニット6を開閉可能に設け、前面枠2の前面下
部に下皿7、発射操作部8等を設け、前面枠2の裏面に
は遊技盤収納フレーム10を固定するとともに該遊技盤
収納フレーム10の下部にフレームボード11を設け、
このフレームボード11上に載せた状態で遊技盤3を遊
技盤収納フレーム10内に着脱可能な状態で設け、前面
枠2の裏面下部に発射装置12を設け、フレームボード
11の前面に発射レール13を取り付け、発射レール1
3の傾斜下端の発射位置12′に供給された遊技球を発
射装置12の発射杵14により弾発すると、発射された
球が発射レール13から遊技盤3表面の球案内部材を介
して遊技盤3表面の遊技領域15内に飛入し、この球が
遊技領域15内を障害釘に当たって流下する途中で入賞
口(図示せず)に入賞したり、或いは入賞することなく
流下してアウト口から回収されるように構成されてい
る。
【0008】遊技盤収納フレーム10は、図2に示すよ
うに、鉄板等を成型することにより前面が開放して背面
に開口部16を有する前後に浅い箱状体であり、左右の
側面には、遊技盤3を着脱可能に取り付けるための第
1,第2止着具20a,20bを取り付け、内部下方に
フレームボード11の上部が収納できるように構成して
ある。
【0009】遊技盤3は、表面に、外側ガイドレール2
1と内側ガイドレール22を球が通過し得る間隔を空け
た状態で外側ガイドレール21の下端を下端縁のほぼ中
央から左上方に略円弧状に止着するとともに、外側ガイ
ドレール21の上端に連続するようにして区画部材23
を止着して該区画部材23の下端を内側ガイドレール2
2の右端に連続させることによりほぼ円形の遊技領域1
5を形成し、該遊技領域15内に障害釘を植設するとと
もに、入賞具等を配設し、左右の側縁には、前記止着具
20に係止する係止金具24を取り付けてある。なお、
外側ガイドレール21は、発射装置12により発射され
た球を遊技領域15内に案内する球案内部材として機能
する部材である。
【0010】そして、この遊技盤3を前面枠2側に取り
付けるには、ガラス枠5と上皿ユニット6を開いてから
前面枠2の開口部から遊技盤収納フレーム10内に斜め
に入れて後述するフレームボード11上に載せ、遊技盤
3の左側の係止金具24を前記第1止着具20aに引っ
掛け、この状態で右側を押し入れて右側の係止金具24
に第2止着具20bを係止し、その後、フレームボード
11の止着金具25により遊技盤3の下端を止着するこ
とにより装着する。また、装着してある遊技盤3を取り
外すには、前記第1,第2止着具20a,20bや止着
金具25を外して逆の操作を行なうと簡単に外すことが
できる。したがって、新しい遊技盤3との交換も容易で
ある。
【0011】フレームボード11は、図3に示すよう
に、遊技盤3を載置する遊技盤載置部26を上面に形成
して前面に発射レール13を取り付けたボード本体30
と、このボード本体30における左側部分を前方から覆
うカバー部31とから構成してある。
【0012】カバー部31は、図3中左側に、上皿ユニ
ット6を開いた際に接続樋32や球排出口33などから
こぼれ落ちる球を主として受け入れる排出球受け入れ口
34を上面に開口し、この排出球受け入れ口34の右側
(左右幅のほぼ中央部分)にファール球回収口35を上
面に開口し、両開口の下方に両開口からの球を合流して
ボード本体30側に流下する球流下路を形成し、この球
流下路の右下部分に、上皿ユニット6の上皿から抜き出
した球を受け入れて流下する抜き球入口36を開口して
ある。なお、両開口の間に見える金具は、遊技盤3の下
端をフレームボード11に止着するための止着金具25
であり、ボード本体30の前面に固定されている。
【0013】ボード本体30は、図3及び図4に示すよ
うに、前面の右側に、こぼれ球を受け止める棚板状のこ
ぼれ球受部40を突設し、該こぼれ球受部40の傾斜下
端には凹状の飲み込み口41を形成し、この飲み込み口
41の下方に、発射装置12の発射杵14の上端が臨む
開口を開設し、この開口の左側からこぼれ球受部40の
下方に位置する前面に発射レール13を斜めに取り付
け、発射位置12′となる発射レール13の傾斜下端の
上方に球停止部材44を突設し、該球停止部材44の前
方(球発射方向である図中左側)に突起柱状の防護部材
45を突設してある。なお、防護部材45と発射レール
13との間隔は、遊技球が支障なく通過し得る間隙が確
保されている。また、本実施形態では、ボード本体30
の右下部を下方に延設して発射装置取付部42を一体に
設けてある。この発射装置取付部42は、発射装置12
の取付ベースとなる部分である。なお、こぼれ球受部4
0の下端と発射レール13上面との間の間隔は、発射さ
れた球が通過するに過不足のないだけの間隙が確保され
ている。
【0014】発射レール13は、プラスチック製のベー
スに、断面略M字状の金属板製レール本体を被せてネジ
により固定して構成されている。そして、この発射レー
ル13をボード本体30の前面に取り付ける場合には、
傾斜上端を前記ファール球回収口35に臨ませるととも
に、傾斜下端を発射杵14用の開口に臨ませた状態で、
ネジにより固定する。なお、本実施形態では、左側の傾
斜上端部分に、プラスチック製のファール球当接部材4
3を、レール本体の傾斜上端よりも僅かに低い位置に取
り付けてある。
【0015】次に、上皿ユニット6について説明する。
上皿ユニット6は、図5に示すように、金属板製のベー
ス板50の軸着側端部に支軸51を、自由端側に鈎部材
52を備え、このベース板50の表面に装飾材を添設す
るとともに皿部としての上皿53を突設し、ベース板5
0の裏面側には、一側に接続樋32を後方に向けて突設
し、他側にはプラスチック製のケース54を本発明の裏
側の部材として取り付け、該ケース54内に、上皿53
から一列に整列した状態で導入した遊技球を流下する球
流下路を形成するとともに、該球流下路の流下下端部分
に球供給装置(図示せず)を設け、ケース54の背面5
4′に、戻り球防止部材55を一体成型により突設する
とともに、こぼれ球回収樋56を突設してある。
【0016】なお、上皿53は、遊技者が借り出した遊
技球や賞球として排出された遊技球を貯留する部材であ
り、これらの遊技球を整列しながら球供給装置に供給す
る球整列部を形成してある。また、球供給装置は、発射
装置12の発射杵14の回動に連動しながら、上皿53
から導入した遊技球を1個ずつ球供給口57から発射レ
ール13上に供給する装置である。
【0017】こぼれ球回収樋56は、フレームボード1
1のこぼれ球受部40と協動してこぼれ球を受け止めて
遊技者側に返却すると共に、上皿ユニット6の周囲の隙
間から挿入された針金等の浸入を阻止する防犯部材とし
ても機能する棚板状の部材であり、左右幅員のほぼ中央
部分から途中段差を付けて自由端側に下り傾斜した状態
で形成されており、上皿53ユニット6を閉じた状態で
傾斜下端部分がフレームボード11のこぼれ球受部40
と重合するように配設されている。
【0018】戻り球防止部材55は、本実施形態ではこ
ぼれ球回収樋56と一連一体に形成されており、こぼれ
球回収樋56の傾斜上端部分、すなわち左右幅員のほぼ
中央に位置する部分を斜め上方に起立させ、この傾斜起
立部の傾斜下面側、すなわち外側ガイドレール21側の
面をファール球当接面60とすることにより構成されて
いる。ファール球当接面60は、上皿ユニット6を閉じ
た状態で、当たったファール球がファール球回収口35
に向けて跳ね返る角度、例えばファール球回収口35よ
りの少し上方に向けて斜めに形成することが望ましい。
これは、ファール球の多くが斜め上方から飛来して当た
るので、ファール球回収口35よりも少し上方に向けた
方が、跳ね返ってからファール球回収口35に落下し易
いからである。
【0019】なお、この戻り球防止部材55は、図6に
示すように、遊技盤3の下端縁が図中Lで示す位置であ
り、これよりも上方に位置する状態で配設され、しか
も、上端がケース54の上端よりも上方に突出し、上皿
ユニット6を閉じた状態で戻り球防止部材55の上端と
内側ガイドレール22の下面との間の隙間が遊技球の直
径よりも狭い隙間となるように形成されている。
【0020】上記した構成から成る戻り球防止部材55
を背面に備えた上皿ユニット6を閉じると、上皿ユニッ
ト6がフレームボード11の前方に位置して発射レール
13を遊技者側から見えないように覆い隠すことは勿論
のこと、上皿ユニット6側のこぼれ球回収樋56の傾斜
下端部分がフレームボード11側のこぼれ球受部40の
直下に重なってこぼれ球回収樋56からこぼれ球受部4
0とが一連の球流下路として接続され、また、戻り球防
止部材55の下端と発射レール13の傾斜上端との間に
は、遊技球が1個支障無く通過し得る間隙が確保され
る。なお、この間隔は、広すぎないことが望ましい。ま
た、こぼれ球受部40の上にこぼれ球回収樋56が重な
るようにしてもよい。
【0021】球供給装置の作動により発射レール13上
に供給された遊技球は発射レール13の傾斜により発射
位置12′側に向けて転動し、球停止部材44に当たっ
て発射位置12′で停止する。なお、球停止部材44の
手前には防護部材45が球1個が円滑に通過し得る間隔
で突出しているので、発射位置12′に向って転動して
いる球が上下に跳ねている場合には、防護部材45によ
り上下動を止めて安定させることができる。したがっ
て、球停止部材44に停止された遊技球は安定した状態
で発射位置12′に停止する。この状態で発射装置12
が作動して、発射位置12′の遊技球を弾発すると、こ
の球は、発射レール13上を走行してからファール球回
収口35を飛び越して外側ガイドレール21上に到達
し、この外側ガイドレール21に案内されながら外側ガ
イドレール21と内側ガイドレール22との間の発射球
流路内を上昇し、内側ガイドレール22の上端を通過し
た時点で遊技領域15内に飛入する。遊技領域15内に
飛入した遊技球は、その後、遊技領域15を流下し、途
中で入賞口に入賞するとセーフ球として遊技盤3の裏側
に取り込まれ、いずれの入賞口にも入賞しないで遊技領
域15の下端まで流下すると、アウト球としてアウト口
から遊技盤3の裏側へ回収される。
【0022】一方、発射勢が弱いなどの理由により遊技
領域15に到達できずに発射球流路を逆行することにな
ったファール球、あるいは一旦は遊技領域15内に飛球
したが障害釘に当たって跳ね返った結果、再度発射球流
路内を逆行することになってしまったファール球は、外
側ガイドレール21の球走行面上を逆行したファール球
については、外側ガイドレール21の傾斜下端が発射レ
ール13の傾斜上端よりも少し低い位置に位置して入る
ので、傾斜下端を通過すると発射レール13のファール
球当接部材43に当接し、ここで跳ね返ってファール球
回収口35からファール球回収路に回収される。ファー
ル球回収路内を流下したファール球は、フレームボード
11の裏側下方に設けられた流路ボックス(図示せず)
を介して、下皿7に排出されて遊技者側に戻される。
【0023】ファール球の中には外側ガイドレール21
の球走行面から離れて、例えば激しく弾みながら逆行す
るものもある。例えば、先に発射した遊技球がファール
球となって発射球流路内を逆行する途中で、このファー
ル球が次に発射した遊技球と衝突した場合、両方の遊技
球がファール球となって、激しく流下方向を変化させて
飛び跳ねながら逆行してくる。この様なファール球は、
外側ガイドレール21の傾斜下端を通過しても発射レー
ル13のファール球当接部材43よりも高い位置を飛ぶ
ことがある。この様なファール球も、発射レール13の
傾斜上端よりも球1個部以上高い位置を飛ぶものであれ
ば、戻り球防止部材55のファール球当接面60に当た
り、ここで発射レール13側への戻りが阻止され、跳ね
返ってからファール球回収口35内に落下してファール
球回収路を通って、前記ファール球と同様に、下皿7に
排出されて遊技者側に戻される。
【0024】なお、ファール球の内、発射レール13の
傾斜上端のすぐ上に飛来した球は発射レール13側に戻
るが、ここを通過する確率は低いので、大多数のファー
ル球は、発射レール13のファール球当接部か戻り球防
止部材55のファール球当接面60に当たってから、或
はこれらに当接することなく直接ファール球回収口35
内に落下し、ファール球回収路を介して下皿7に排出さ
れる。したがって、発射レール13上に戻るファール球
は稀であり、次の遊技球を発射する際の支障とならな
い。そして、極く稀にファール球が発射レール13側に
戻っても、本実施形態では、発射位置12′の上方に防
護部材45をフレームボード11の前面から突出してい
るので、戻ったファール球が発射杵14の打球当接部に
直接当たることがない。また、防護部材45が突出して
いるので、発射位置12′にファール球が直接積み重な
る不都合も生じない。
【0025】次に、こぼれ球の処理について説明する。
遊技領域15内で遊技球が止まってしまい複数の遊技球
が溜ってしまうトラブルが発生することがある。例え
ば、障害釘の間に遊技球が挟まってしまい、この球の上
に次々と球が載ってしまう場合などである。この様なト
ラブルが発生した場合には、ガラス枠5を開いて対処す
るが、ガラス枠5を開くと、溜っていた遊技球がこぼれ
落ちるが、本実施形態では、ガラス枠5の自由端側寄り
の約半部の部分に、上皿ユニット6の裏面から後方に向
けて突設したこぼれ球回収樋56とフレームボード11
側から前方に向けて突設したこぼれ球受部40があるの
で、ガラス枠5を少しずつ開くと、こぼれ落ちた遊技球
が上記こぼれ球回収樋56あるいはこぼれ球受部40上
に落下する。そして、これらの遊技球は、フレームボー
ド11の飲み込み口41からフレームボード11の裏側
の流路や前記流路ボックスを介して下皿7に排出されて
遊技者側に戻される。
【0026】なお、こぼれ球回収樋56或はこぼれ球受
部40よりも左側にこぼれ落ちた遊技球は、その殆どが
ファール球回収口35或は排出球受け入れ口34に落下
するので、前記したファール球と同様に下皿7に排出さ
れる。したがって、遊技領域15内に遊技球が溜った場
合に、ガラス枠5を少しずつ開くと、その殆どの遊技球
を下皿7に回収することができる。また、排出球受け入
れ口34とファール球回収口35との間の部分、すなわ
ち止着金具25の部分にこぼれ落ちた遊技球は、図3に
示すように、フレームボード11の下部の底面上から回
収口や流路ボックス等を介して下皿7に排出される。
【0027】前記実施形態では、前面部材として上皿ユ
ニット6を挙げたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、発射レール13の前方を覆う部材であればよ
く、例えば装飾パネルでもよい。また、戻り球防止部材
55は、ファール球を当接するファール球当接面60を
備えていれば前記傾斜板状に限定されるものではなく、
例えばブロック状に形成してもよい。さらに、ファール
球当接面60は傾斜した面に限定されず、例えばほぼ垂
直に起立する面でもよい。また、ファール球回収口35
から遊技者側にファール球を回収するための流路は、前
記したものに限定されるものではなく、適宜形成するこ
とができる。
【0028】なお、本発明は、パチンコ機1に限定され
るものではなく、例えば、雀球式遊技機、アレンジボー
ル式遊技機などでもよい。
【0029】さらに、前記した実施の形態は全ての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲
によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲
内での全ての変更が含まれるものである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を奏する。請求項1の発明によれば、発射レー
ルの前方に配設された上皿ユニットの背面に戻り球防止
部材を設け、この戻り球防止部材のファール球当接面に
ファール球を当接させてファール球回収口から回収する
ように構成したので、遊技盤を交換しても戻り球防止部
材を継続して使用することができる。したがって、遊技
盤の製造工程における戻り球防止部材の取付工程を省略
することができ、作業能率を高めることができ、また、
資源保護に寄与することができる。
【0031】そして、戻り球防止部材を、上皿ユニット
に設ける部材の背面に一体に突設すると、戻り球防止部
材を別個に作製する必要がなくなり、また、別途の取付
作業も必要がなくなるので、組立作業の能率を高めるこ
とができる。
【0032】また、上皿ユニットの背面に、遊技盤側か
らのこぼれ球を受けるこぼれ球回収樋を設け、該こぼれ
球回収樋の一端を起立させ、該起立部の球案内部材側の
面をファール球当接面として、こぼれ球回収樋と戻り球
防止部を一連に構成したので、ガラス枠を開いた際にこ
ぼれる遊技球を回収する機能と戻り球を防止する機能と
を簡単な構成により実現することができる。そして、上
皿ユニットが閉じた状態でないとこぼれ球を回収しない
ので、上皿ユニットが確実に閉じられていない場合、不
必要な球を下皿へ流下させるおそれがない。
【0033】請求項2の発明によれば、ファール球当接
面を、ファール球回収口よりも少し上方に向けて斜めに
形成したので、ファール球当接面に当たって跳ね返った
ファール球を速やかにファール球回収口から回収するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】前面枠、ガラス枠、上皿ユニットを開いた状態
におけるパチンコ機の斜視図である。
【図2】遊技盤収納フレームと遊技盤とフレームボード
の組み付けを示す斜視図である。
【図3】発射レールを取付状態を示すフレームボードの
斜視図である。
【図4】発射レールを取り付けたフレームボードの正面
図である。
【図5】上皿ユニットの背面側からの斜視図である。
【図6】戻り球防止部材を設けたケースの背面図であ
る。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 前面枠 3 遊技盤 4 機枠 5 ガラス枠 6 上皿ユニット 7 下皿 8 発射操作部 10 遊技盤収納フレーム 11 フレームボード 12 発射装置 12′ 発射位置 13 発射レール 14 発射杵 15 遊技領域 16 開口部 20 止着具 21 外側ガイドレール 22 内側ガイドレール 23 区画部材 24 係止金具 25 止着金具 26 遊技盤載置部 30 ボード本体 31 カバー部 32 接続樋 33 球排出口 34 排出球受け入れ口 35 ファール球回収口 36 抜き球入口 40 こぼれ球受部 41 飲み込み口 42 発射装置取付部 43 ファール球当接部材 44 球停止部材 45 防護部材 50 ベース部 51 支軸 52 鈎部材 53 上皿 54 ケース 54′ ケースの背面 55 戻り球防止部材 56 こぼれ球回収樋 57 球供給口 60 ファール球当接面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域を形成した遊技盤と、該遊技盤
    を着脱可能に取り付ける前面枠と、前面枠側に取り付け
    られて発射レール上に供給された遊技球を遊技領域に向
    けて発射する発射装置と、発射レールの前方に配設され
    て遊技球を貯留する皿部を前面に有する上皿ユニットと
    を備え、発射された遊技球を遊技領域に案内する球案内
    部材の傾斜下端と発射レールの傾斜上端との間にファー
    ル球回収口を開設した遊技機において、 上皿ユニットの背面に、遊技盤側からのこぼれ球を受け
    るこぼれ球回収樋を設けるとともに、ファール球当接面
    を有する戻り球防止部を設け、 この戻り球防止部は、上記こぼれ球回収樋の一端を起立
    させ、該起立部の球案内部材側の面をファール球当接面
    として、こぼれ球回収樋と一連に構成し、 上記戻り球防止部の下端と発射レールとの間には、遊技
    球が通過し得る間隔を形成し、 球案内部材側から発射レール側に戻るファール球をファ
    ール球当接面に当接させて発射レール上に戻ることを抑
    制して、ファール球回収口から回収することを特徴とす
    る遊技機。
  2. 【請求項2】 ファール球当接面を、ファール球回収口
    よりも少し上方に向けて斜めに形成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003210786A (ja) * 2002-01-24 2003-07-29 Heiwa Corp 遊技機
JP2006026023A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Samii Kk 弾球遊技機

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