JP5017717B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技盤を交換可能に取り付ける前面枠と、前記前面枠に開閉可能に設けられ、前記遊技盤の遊技領域の前方を覆う透明部材を保持する透明部材保持枠と、前記透明部材保持枠の下方に位置して前記前面枠に開閉可能に設けられ、遊技球を貯留可能な上皿貯留部を備えた上皿ユニットと、前記上皿貯留部に貯留された遊技球を前記遊技領域へ発射する発射ユニットと、前記上皿ユニットの上皿貯留部が満杯になってオーバーフローした遊技球を貯留可能な下皿貯留部が、前記上皿貯留部の下方に位置するように設けられた下皿ユニットと、を有する遊技機に関する。
従来より、遊技機の前面枠には、該前面枠に開閉可能に軸着した上皿ユニットと、上皿ユニットの下方に位置する下皿ユニットが設けられている。このような遊技機において、上皿ユニットの開放端側には上皿ユニットの閉状態を維持する係止部材を設け、一方、下皿ユニットには、上皿ユニットの開放端側に対向する位置に係止受け部材を設け、下皿ユニットの係止受け部材に上皿ユニットの係止部材を係止することで、上皿ユニットを閉止する構造のものが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−329283号公報
この特許文献1に記載の遊技機においては、上皿ユニットの開放端側を下皿ユニットに係止することで、上皿ユニットと下皿ユニットの適切な位置決めを行うことができる。したがって、上皿ユニットを前面枠へ直接係止する場合のように、下皿ユニットに対して上皿ユニットの取付位置がずれてしまうような不具合を効果的に防げるので、上皿ユニットから下皿ユニットにかけて統一感のあるデザインを施した意匠性の高い外観設計の遊技機とした場合においても、遊技機の組み立て工程で上皿ユニットおよび下皿ユニットの取付位置調整といった煩雑な作業を行うことなく、上皿ユニットから下皿ユニットにかけて意図した通りの外観を簡易に実現できる。
しかしながら、上記特許文献1に記載の遊技機では、上皿ユニットの開放端側は前面枠と直接的な固定関係に無いため、閉止状態にある上皿ユニットの開放端側は下皿ユニットのみで保持しなければならず、必ずしも安定した上皿ユニットの保持構造を実現できているとは言えなかった。
そのため、遊技に夢中になった遊技者が興奮して上皿を叩いたり引っ張ったりした場合、或いは、心無い遊技者が不正に遊技球を特定入賞口へ入賞させるために上皿を叩いたり引っ張ったりした場合、下皿取付ベースに設けた係止受け部材で上皿ユニットの係止部材を係止しているために、上皿に加えられた力の大きさや向きによっては下皿ユニットの取付ベースが撓んで、上皿ユニットが開放方向へ移動してしまうような不具合が生ずる。
このように、遊技者により上皿ユニットに力が加えられることで、上皿ユニットが適正な位置からずれてしまうと、上皿に貯留されている遊技球が前面枠の発射ユニットへうまく供給されなくなり、正常に遊技球を発射できなくなってしまうことがある。また、上皿ユニットの周りに隙間ができてしまうと、その隙間からピアノ線等を遊技領域へ挿し入れられ、不正が行われてしまう危険もある。
上述したような不具合を解消するために、下皿ユニットにおける係止受け部材の配設部位近傍を前面枠に固定しておくことで、上皿ユニットに力が加えられても、下皿取付ベースが撓まないようにする方法が考えられる。しかし、上皿ユニットの開放側には発射ユニットへ遊技球を供給する球供給路が設けられ、必然的に、その後方側に発射ユニットが設けられているため、下皿ユニットにおける係止受け部材の近傍を前面枠に直接固定することは困難である。なお、前面枠に取付けられている発射ユニットに下皿ユニットを固定すると、下皿ユニットに加えられた衝撃や微振動が発射ユニット直接伝わってしまい、発射ムラの要因となることから、到底容認できない。
そこで、上皿ユニットを下皿ユニットに係止して上皿ユニットを閉状態に維持する構造であっても、閉止した上皿ユニットを安定的に保持できる遊技機の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、遊技盤を交換可能に取り付ける前面枠と、前記前面枠に開閉可能に設けられ、前記遊技盤の遊技領域の前方を覆う透明部材を保持する透明部材保持枠と、前記透明部材保持枠の下方に位置して前記前面枠に開閉可能に設けられ、遊技球を貯留可能な上皿貯留部を備えた上皿ユニットと、前記上皿貯留部に貯留された遊技球を前記遊技領域へ発射する発射ユニットと、前記上皿ユニットの上皿貯留部が満杯になってオーバーフローした遊技球を貯留可能な下皿貯留部が、前記上皿貯留部の下方に位置するように設けられた下皿ユニットと、を有する遊技機において、前記上皿ユニットの開放端側裏面には、該上皿ユニットを閉状態に維持するための係止部材と、前記上皿貯留部に貯留された遊技球を後方へ整列状に流出させる流出口と、を設け、前記発射ユニットは、閉状態にある上皿ユニットの開放端側の後方に位置させるように前記前面枠に設けると共に、閉状態にある前記上皿ユニットの流出口から流出した遊技球が流入する流入口を前面側に設け、前記閉状態における上皿ユニットと前記前面枠との間に生ずる発射ユニット上方の空部を遮蔽するように前記発射ユニットの上方に配置され、前記透明部材保持枠を開放した場合に前記遊技領域から落下した遊技球が前記発射ユニットへ流下してゆくことを防ぐカバー部材を前面枠に設け、前記下皿ユニットには、前記前面枠に取り付けるための下皿取付ベースに、前記上皿ユニットの背面側へ延出する延出部を設けると共に、該延出部には前記上皿ユニットの係止部材が備える第1係止部と係脱可能な下皿係止受け部を設け、前記カバー部材には、前記発射ユニットの流入口の近傍に位置させて、前記上皿ユニットの係止部材が備える第2係止部と係脱可能なカバー係止受け部を設け、前記上皿ユニットの係止部材が、前記下皿ユニットの下皿係止受け部と前記カバー部材のカバー係止受け部に係止されることで、前記上皿ユニットを閉状態に維持するようにし、前記下皿ユニットは、前記上皿ユニットの下縁形状に応じた上縁形状とし、前記上皿ユニットの開放側下縁には、少なくとも、上方に窪む曲面状の凹曲面部と、該凹曲面部の軸着側に連なる平坦な下面部と、を設け、前記下皿ユニットの上縁には、前記上皿ユニットの凹曲面部に対応するよう上方に突出する曲面状の凸曲面部と、該凸曲面部に連なって形成され前記上皿ユニットの下面部に対応するよう平坦で前記下皿貯留部の開口縁を兼ねる上面部と、を設け、前記前面枠の開放側端部には、前記上皿ユニットの開放側端縁が当接する内面と、前記下皿ユニットの凸曲面部の開放側に連なる開放端上面部が当接する下面と、を有する施錠機構収容部を設け、前記下皿ユニットの上縁における凸曲面部の後方には、上方に延出して発射ユニットの前方を塞ぐ延出部を設けたことを特徴とする。
上記の課題を解決するために、請求項2に係る発明は、遊技盤を交換可能に取り付ける前面枠と、前記前面枠に開閉可能に設けられ、前記遊技盤の遊技領域の前方を覆う透明部材を保持する透明部材保持枠と、前記透明部材保持枠の下方に位置して前記前面枠に開閉可能に設けられ、遊技球を貯留可能な上皿貯留部を備えた上皿ユニットと、前記上皿貯留部に貯留された遊技球を前記遊技領域へ発射する発射ユニットと、前記上皿ユニットの上皿貯留部が満杯になってオーバーフローした遊技球を貯留可能な下皿貯留部が、前記上皿貯留部の下方に位置するように設けられた下皿ユニットと、を有する遊技機において、前記上皿ユニットの開放端側裏面には、該上皿ユニットを閉状態に維持するための係止部材と、前記上皿貯留部に貯留された遊技球を後方へ整列状に流出させる流出口と、を設け、前記発射ユニットは、閉状態にある上皿ユニットの開放端側の後方に位置させるように前記前面枠に固定すると共に、閉状態にある前記上皿ユニットの流出口から流出した遊技球が流入する流入口を前面側に設け、前記閉状態における上皿ユニットと前記前面枠との間に生ずる発射ユニット上方の空部を遮蔽するように前記発射ユニットの上方に配置され、前記透明部材保持枠を開放した場合に前記遊技領域から落下した遊技球が前記発射ユニットへ流下してゆくことを防ぐカバー部材を前記発射ユニットに設け、前記下皿ユニットには、前記前面枠に取り付けるための下皿取付ベースに、前記上皿ユニットの背面側へ延出する延出部を設けると共に、該延出部には前記上皿ユニットの係止部材が備える第1係止部と係脱可能な下皿係止受け部を設け、前記カバー部材には、前記発射ユニットの流入口の近傍に位置させて、前記上皿ユニットの係止部材が備える第2係止部と係脱可能なカバー係止受け部を設け、前記上皿ユニットの係止部材が、前記下皿ユニットの下皿係止受け部と前記カバー部材のカバー係止受け部に係止されることで、前記上皿ユニットを閉状態に維持するようにし、前記下皿ユニットは、前記上皿ユニットの下縁形状に応じた上縁形状とし、前記上皿ユニットの開放側下縁には、少なくとも、上方に窪む曲面状の凹曲面部と、該凹曲面部の軸着側に連なる平坦な下面部と、を設け、前記下皿ユニットの上縁には、前記上皿ユニットの凹曲面部に対応するよう上方に突出する曲面状の凸曲面部と、該凸曲面部に連なって形成され前記上皿ユニットの下面部に対応するよう平坦で前記下皿貯留部の開口縁を兼ねる上面部と、を設け、前記前面枠の開放側端部には、前記上皿ユニットの開放側端縁が当接する内面と、前記下皿ユニットの凸曲面部の開放側に連なる開放端上面部が当接する下面と、を有する施錠機構収容部を設け、前記下皿ユニットの上縁における凸曲面部の後方には、上方に延出して発射ユニットの前方を塞ぐ延出部を設けたことを特徴とする。
請求項1に係る遊技機によれば、前記上皿ユニットの開放端側裏面には、該上皿ユニットを閉状態に維持するための係止部材と、前記上皿貯留部に貯留された遊技球を後方へ整列状に流出させる流出口と、を設け、前記発射ユニットは、閉状態にある上皿ユニットの開放端側の後方に位置させるように前記前面枠に設けると共に、閉状態にある前記上皿ユニットの流出口から流出した遊技球が流入する流入口を前面側に設け、前記閉状態における上皿ユニットと前記前面枠との間に生ずる発射ユニット上方の空部を遮蔽するように前記発射ユニットの上方に配置され、前記透明部材保持枠を開放した場合に前記遊技領域から落下した遊技球が前記発射ユニットへ流下してゆくことを防ぐカバー部材を前面枠に設け、前記下皿ユニットには、前記前面枠に取り付けるための下皿取付ベースに、前記上皿ユニットの背面側へ延出する延出部を設けると共に、該延出部には前記上皿ユニットの係止部材が備える第1係止部と係脱可能な下皿係止受け部を設け、前記カバー部材には、前記発射ユニットの流入口の近傍に位置させて、前記上皿ユニットの係止部材が備える第2係止部と係脱可能なカバー係止受け部を設け、前記上皿ユニットの係止部材が、前記下皿ユニットの下皿係止受け部と前記カバー部材のカバー係止受け部に係止されることで、前記上皿ユニットを閉状態に維持するようにし、前記下皿ユニットは、前記上皿ユニットの下縁形状に応じた上縁形状とし、前記上皿ユニットの開放側下縁には、少なくとも、上方に窪む曲面状の凹曲面部と、該凹曲面部の軸着側に連なる平坦な下面部と、を設け、前記下皿ユニットの上縁には、前記上皿ユニットの凹曲面部に対応するよう上方に突出する曲面状の凸曲面部と、該凸曲面部に連なって形成され前記上皿ユニットの下面部に対応するよう平坦で前記下皿貯留部の開口縁を兼ねる上面部と、を設け、前記前面枠の開放側端部には、前記上皿ユニットの開放側端縁が当接する内面と、前記下皿ユニットの凸曲面部の開放側に連なる開放端上面部が当接する下面と、を有する施錠機構収容部を設け、前記下皿ユニットの上縁における凸曲面部の後方には、上方に延出して発射ユニットの前方を塞ぐ延出部を設けたので、閉止した上皿ユニットを安定的に保持できる。しかも、カバー部材のカバー係止受け部は、発射ユニットの流入口の近傍に位置させたので、上皿ユニットの第2係止部がカバー係止受け部に係止されることで、上皿ユニットの流出口と発射ユニットの流入口との位置関係が良好に維持され、上皿貯留部から発射ユニットへの球供給がスムーズに行われ、発射ムラのない安定した発射動作を実現できる。加えて、上皿ユニットは凹曲面部および下面部を含む下縁形状とし、下皿ユニットは凸曲面部および下面部を含む下縁形状として、上皿ユニットの下縁形状と下皿ユニットの上縁形状を対応させることで、上皿ユニットと下皿ユニットの横ずれを効果的に防止し、適切な位置決めを可能とする。
請求項2に係る遊技機によれば、前記上皿ユニットの開放端側裏面には、該上皿ユニットを閉状態に維持するための係止部材と、前記上皿貯留部に貯留された遊技球を後方へ整列状に流出させる流出口と、を設け、前記発射ユニットは、閉状態にある上皿ユニットの開放端側の後方に位置させるように前記前面枠に固定すると共に、閉状態にある前記上皿ユニットの流出口から流出した遊技球が流入する流入口を前面側に設け、前記閉状態における上皿ユニットと前記前面枠との間に生ずる発射ユニット上方の空部を遮蔽するように前記発射ユニットの上方に配置され、前記透明部材保持枠を開放した場合に前記遊技領域から落下した遊技球が前記発射ユニットへ流下してゆくことを防ぐカバー部材を前記発射ユニットに設け、前記下皿ユニットには、前記前面枠に取り付けるための下皿取付ベースに、前記上皿ユニットの背面側へ延出する延出部を設けると共に、該延出部には前記上皿ユニットの係止部材が備える第1係止部と係脱可能な下皿係止受け部を設け、前記カバー部材には、前記発射ユニットの流入口の近傍に位置させて、前記上皿ユニットの係止部材が備える第2係止部と係脱可能なカバー係止受け部を設け、前記上皿ユニットの係止部材が、前記下皿ユニットの下皿係止受け部と前記カバー部材のカバー係止受け部に係止されることで、前記上皿ユニットを閉状態に維持するようにし、前記下皿ユニットは、前記上皿ユニットの下縁形状に応じた上縁形状とし、前記上皿ユニットの開放側下縁には、少なくとも、上方に窪む曲面状の凹曲面部と、該凹曲面部の軸着側に連なる平坦な下面部と、を設け、前記下皿ユニットの上縁には、前記上皿ユニットの凹曲面部に対応するよう上方に突出する曲面状の凸曲面部と、該凸曲面部に連なって形成され前記上皿ユニットの下面部に対応するよう平坦で前記下皿貯留部の開口縁を兼ねる上面部と、を設け、前記前面枠の開放側端部には、前記上皿ユニットの開放側端縁が当接する内面と、前記下皿ユニットの凸曲面部の開放側に連なる開放端上面部が当接する下面と、を有する施錠機構収容部を設け、前記下皿ユニットの上縁における凸曲面部の後方には、上方に延出して発射ユニットの前方を塞ぐ延出部を設けたので、閉止した上皿ユニットを安定的に保持できる。しかも、カバー部材のカバー係止受け部は、発射ユニットの流入口の近傍に位置させたので、上皿ユニットの第2係止部がカバー係止受け部に係止されることで、上皿ユニットの流出口と発射ユニットの流入口との位置関係が良好に維持され、上皿貯留部から発射ユニットへの球供給がスムーズに行われ、発射ムラのない安定した発射動作を実現できる。加えて、上皿ユニットは凹曲面部および下面部を含む下縁形状とし、下皿ユニットは凸曲面部および下面部を含む下縁形状として、上皿ユニットの下縁形状と下皿ユニットの上縁形状を対応させることで、上皿ユニットと下皿ユニットの横ずれを効果的に防止し、適切な位置決めを可能とする。
次に、本発明に係る遊技機の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1に示すのは、弾球遊技を行える遊技機1の前面側俯瞰斜視図である。本実施形態として示す遊技機1には遊技に関連した各種機能(後に詳述)を付加し、遊技機1の一側方には、プリペイドカード(所定の金額で予め販売される弾球遊技用のカードであって、通貨と等価な有価データを記憶させたものをいう)の使用を可能ならしめるカード制御機能や球貸制御機能等を付加した球貸ユニット(図示を省略)を設け、球貸ユニットで借り受けた遊技球を用いて遊技機1で遊技を行えるようにした。なお、球貸ユニットが備える機能の全部もしくは一部を遊技機1に付加し、遊技機1から遊技球を貸し出すようにしても良い。
遊技機1は、額縁状の本体枠2の前面側に各種の遊技機能部が設けられた前面枠3を開閉可能に設け、該前面枠3の前面側に透明部材保持枠4と上皿ユニット5を各々開閉可能に設けた外観を有するものである(図3を参照)。なお、前面枠3に回動可能に取り付けられる透明部材保持枠4および上皿ユニット5の軸着側も、前面枠3の軸着側(遊技機1の正面に向かって左側)と一致させ、前面枠3,透明部材保持枠4,上皿ユニット5を開放したときに本体枠2に掛かる重量負荷を一側に集中させるものとした。
前記透明部材保持枠4は、透明なガラスや硬質合成樹脂等よりなる透明部材4aを保持するもので、この透明部材4aを通して、その背面側に装着された遊技盤6の遊技領域6aが遊技者から視認可能となる(透明部材保持枠4を開放した状態の図2を参照)。また、透明部材保持枠4の適所には、発光演出や報知動作等に用いる装飾部材を設けてある。
前記遊技盤6の遊技領域6aは、区画部材7によって区画された略円形状の領域で、上皿ユニット5の上皿貯留部51に貯留された遊技球が1個宛て供給される発射ユニット8(後に詳述)により弾発された発射球が発射球導入路を介して導入される領域である。なお、図3では省略したが、この遊技領域6aには、遊技球の流下状態に変化を与える障害釘が植設されると共に、変動表示ゲームを行うための変動表示装置や球の入賞状態が変化する変動入賞装置といった大型の遊技装置のほか、種々の入賞口等が配置される。
前記上皿ユニット5は、図4に示すように、前面側に膨出する球貯留領域を有する上皿貯留部51の軸着部52側裏面に排出球流入口51aが形成され、遊技機1の球排出装置より排出された遊技球が流入する最上流部となり、その反対側である開放端側が最下流となる傾斜構造とすることで、上皿ユニット5の開放端側裏面適所に設けた流出口51bから遊技球を流出させる。この流出口51bは、遊技球が1個のみ通過可能な開口形状であり、流出口51bからは遊技球が1個宛て流出して行くこととなる。
また、上皿ユニット5の裏面には、上記流出口51bから遊技球が流出することを阻止する阻止状態と、遊技球が流出することを許容する流出可能状態とに変換可能なシャッタ部材53を設けてある。このシャッタ部材53の一例としては、前後方向の回動軸を有する軸着部に対して側方に延出する流出阻止部53aと、該流出阻止部53aとは異なる方向へ延出する作動受け部53bとを備えるもので、常時はシャッタ部材53の流出阻止部53aが流出口53aを遮蔽する位置に止まるように作動受け部53bがコイルスプリング等の付勢部材により付勢されて阻止状態を保持しているが、作動受け部53bが付勢力に抗して回動されると、流出阻止部53aが流出口53bの前から退く方向へ回動し、流出可能状態に変換する。
さらに、上皿ユニット5の裏面における流出口51bの近傍(例えば、上皿ユニット5の開放側)には係止部54を設け、後述する係止受け部に対して係脱可能な係止部54により、上皿ユニット5を閉状態に維持したり、開放したりできるようにした。この係止部54は、上皿ユニット5の裏面側に固着される固着部材541に対して係止部材542を上下方向へスライド移動自在に保持し、この係止部材542の適宜下方部には後方へ突出する上向きの係止爪542aを、適宜上方部には側方(例えば、開放側)へ突出する係止片542bを各々設けると共に、コイルスプリング等の付勢部材によって、常態における係止部材542は上限位置へ引き上げられるように付勢してある。
また、係止部材542の上端部は、上皿ユニット5における略水平な上面部5aよりも若干上方へ突出する位置で側方へ屈曲する押圧操作部542cとし、この押圧操作部542cを押圧することで、付勢部材の付勢に抗して係止部材542を下方へスライド移動させると、係止爪542aおよび係止片542bも下方へ移動することとなる。すなわち、係止部材542が付勢部材により上限位置にあるときに係止状態となり、係止部材542が下方へスライド移動した時に解除状態となるように、係止受け部を構成しておけば、押圧操作部542cに対する押圧操作のみで、第1係止部としての係止爪542aと第2係止部としての係止片542bによる係止状態を同時に解除でき、上皿ユニット5を解放する際の操作が簡易となる。
なお、上皿ユニット5を閉止したときに、透明部材保持枠4の下面を支持する略平坦な上面部5aの後方端は、遊技盤6が載置される遊技盤支持部材31の前面よりも適宜前方位置となるため、閉状態における上皿ユニット5と前面枠3の遊技盤支持部材31前面との間には空部が生じ、この空部内には、上述した発射ユニット8、区画部材7,7により形成される発射球案内路を通過して遊技領域6aへ到達できるほどの勢いが無かったために途中で発射球案内路を逆流下してきたファール球を回収するファール球回収部32等を設けてある(図5および図6を参照)。
このため、透明部材保持枠4を開放した場合に、遊技盤6の遊技領域6aに残っていた遊技球が落下して、発射ユニット8へ流下してゆく可能性があり、このような意図しないこぼれ球によって発射ユニット8による正常な弾発動作に支障を来す虞があるため、発射ユニット8上方の空部を遮蔽して発射ユニット8を保護するべく、発射ユニット8の上方に配置されるように、カバー部材10を遊技盤支持部材31の前面側適所に設けた。これにより、透明部材保持枠4を開いても、上皿ユニット5と前面枠3の遊技盤支持部材31前面との間の空部はカバー部材10によって塞がれた状態となり(図2を参照)、こぼれ球が発射ユニット8へ落下してゆくことを効果的に防げる。なお、カバー部材10は、遊技盤支持部材31と一体的に設けても良い。
上記カバー部材10は、発射ユニット8の上方に配置できる形状であれば特に制限はないが、例えば、遊技盤支持部材31の前面側適所に設けたカバー止着部31aにビス等で固定するための止着孔101aを有する固定部101と、該固定部101より前方へ膨出する遮蔽突出部102とを備える。なお、遮蔽突出部102の上面には、適宜な傾斜をつけておき、カバー部材10上に落ちてきた遊技球が左右方向もしくは前方へ流下してゆくようにする。斯くすれば、こぼれ球がカバー部材10上に滞留したままとなって、透明部材保持枠4を閉止できないような不具合を回避できる。また、カバー部材101の一側(例えば、遊技機1の前面に向って左側)には第1係合部101bを、他側(例えば、遊技機1の前面に向って右側)には第2係合部101cを設け、これら第1,第2係合部101b,101cを、遊技盤支持部材31の対応位置に設けた第1係合孔31bおよび第2係合孔31cへ各々係合させることで、カバー部材10を前面枠3へ取り付ける際の位置決めを容易にすると共に、前面枠3への安定的な固定を補助するものとした。
さらに、カバー部材10の遮蔽突出部102には、前面から後方に窪む操作用凹部103を設け、上皿ユニット5の裏面から後方へ突出した状態にある係止部54の押圧操作部542cが収容されるようにした。この、操作用凹部103は、押圧操作部542cを操作する関係上、少なくとも上下方向が開放した凹部構造となることを要する。そして、操作用凹部103の一側(開放側)には、係止部54の係止片542bの側方延出量に応じた係止片導入凹部104を形成すると共に、遮蔽突出部102の前縁から下方に延出し、係止片導入凹部104の上部前面の一部を遮蔽するカバー係止受け部105を形成した。斯くすることで、上皿ユニット5における係止部54の係止部材542が付勢部材の付勢に抗して下方へスライド移動した解除状態にあるときは、係止片542bは係止片導入凹部104へ侵入・退出が自在であるが、係止片542bが係止片導入凹部104へ入った後に係止部材542が付勢部材の付勢により上限位置に戻った係止状態では、係止片542bの前側に位置するカバー係止受け部105により、上皿ユニット5の開閉動作ができなくなる。
上記カバー部材10によりこぼれ球から保護される発射ユニット8の一具体例は、図7に示すように、前面枠3に固定される取付ベース81の前面側に設けた発射レール82の発射待機位置に待機する遊技球を弾発部83aで弾発する弾発部材83を回動可能に備え、取付ベース81の裏面側に設けた発射モータ84の駆動力を受けて、弾発部材83が往復回動するものである。
また、発射ユニット8は、発射待機位置へ遊技球を1個宛て送り込む球送り機構を一体に備える。例えば、取付ベース81の前面側に設けた球送りカバー85の適所には、閉状態の上皿ユニット5の裏面に開口する流出口51bと連通する流入口85aを開設し、該流入口85aから流入する遊技球を受入れる球受け凹部86aを有する揺動自在な球送り部材86へ遊技球が流入可能な構造で、発射モータ84によって回転駆動されるカム部材87の球送り連動部87aが定方向へ回転移動することに伴って球送り被連動部材88が移動し、この球送り被連動部材88が定方向へ移動することに伴って球送り部材86が上方回動し、流入口85aから流入した遊技球を球受凹部86aに受入れる。
そして、カム部材87が更に回転して、球送り連動部87aが球送り被連動部材88から外れると、球送り部材86が上方回動させた力が消失するので、球送り部材86は自重と球受凹部86aに受入れた遊技球の重みで下方へ回動し、球受凹部86aが下向きに開放するように傾動した球送り部材86から自重で落下した遊技球が発射レール82の発射待機位置に待機するのである。
また、常態における発射ユニット8の弾発部材83は、弾発部83aが発射待機位置に向かってコイルスプリング等の付勢手段で付勢されているが、上記発射モータ84の定方向回転に伴って、カム部材87に設けた駆動カム部87bが受動部材89に当接し、弾発部材と同じ回動軸に固定された受動部材89が駆動カム部87bからの駆動力を受けて下方へ回転してゆくと、弾発部材86は発射位置から遠ざかる方向へ回転する。そして、カム部材89が更に回転し、受動部材89が駆動カム部87bによる駆動力から開放されると、弾発部材87は付勢力により戻り回動し、発射待機位置にて待機する遊技球に弾発部材83の弾発部83aが衝接し、遊技球が弾発されるのである。
さらに、球送りカバー85の前面側適所には、シャッタ作動部85bを突設し、上皿ユニット5が閉止されるときに、シャッタ作動部85bの前側傾斜縁部がシャッタ部材53の作動受け部53bに当接することで、作動受け部53bが回動してゆき、流出口51bを遮蔽していた流出阻止部51aが上方へ退避して行き、上皿ユニット5が閉止状態になると、上皿ユニット5の流出口51bと発射ユニット8の流入口85aとは完全に連通し、遊技球が通過可能となる。また、本構成例においては、シャッタ部材53の作動受け部53bが押し当たるシャッタ作動部85bに十分な強度を持たせられるように、例えば、シャッタ作動部85bの配設位置の適宜上方に上止着部85c1を、シャッタ作動部85bの配設位置の適宜下方に下止着部85c2を各々設け、シャッタ作動部85bに作用した押圧力を上下止着部85c1,85c2で受け、球送りカバー85が撓まないようにした。なお、上皿ユニット5の流出口51bと発射ユニット8の流入口85aとを連通させる構造は、これに限定されるものではなく、例えば、電気的なシャッタ駆動機構を設け、上皿ユニット5の閉状態をセンサで検出すると、シャッタ駆動機構がシャッタを開いて、上皿ユニット5の流出口51bと発射ユニット8の流入口85aとを連通させても良い。
一方、下皿ユニット9は、上述した上皿ユニット5の上皿貯留部51が満杯になってオーバーフローした遊技球を貯留可能な下皿貯留部91、発射操作を遊技者が行うための発射操作ハンドル92、スピーカ93、灰皿94等も設けてある(例えば、図5を参照)。
また、閉状態の上皿ユニットを支持する下皿ユニット9は、上皿ユニットの下縁形状に応じた上縁形状とし、上皿ユニット5と下皿ユニット9との適切な位置決めが可能とした。具体的には、上皿ユニット5の略水平方向の軸着側下面部5b1に対応するように、下皿ユニット9には略水平方向の軸着側上面部9a1を、上皿ユニット5のスピーカ導入凹部5b2を隔てた略水平方向の開放側下面部5b3に対応するように、下皿ユニット9にはスピーカ収容部9a2を隔てた略水平方向の開放側上面部9a3を、上皿ユニット5の開放側下面部5b3に連なって上方に窪む曲面状の凹曲面部5cに対応するように、下皿ユニット9には開放側上面部9a3に連なって上方に突出する曲面状の凸曲面部9bを有する。
なお、上皿ユニットの開放側の端縁である開放側面部5dは、前面枠5の開放側に設けた施錠機構収容部材33の内側面33aに当接し、この施錠機構収容部材33の下面33bは、下皿ユニット9の開放端上面部9cに当接するものとしたが、これに限らず、例えば、施錠機構収容部材33を下皿ユニット9が一体的に備える構造とすることで、上皿ユニットの開放側面部5dも下皿ユニット9に当接すると共に、透明部材保持枠4の開放側端部の下面を支持するようにしても良い。すなわち、下皿貯留部91は、上皿ユニット5の上皿貯留部51へ排出できずに溢れた遊技球を受入れると共に、遊技者が自発的に行う球抜操作によって上皿貯留部51から抜き出された遊技球も流下させるので、下皿貯留部91は必ず上皿貯留部51の下方に位置することとなるが、上皿ユニット5の開放側では、下皿ユニット9の高さは特に制限を受けず、下皿ユニット9の上端が上皿ユニット5の上端と同じになるような構造とすることもできるので、凝ったデザインとなるように上皿ユニット5と下皿ユニット9の分割形状の自由度を高められる。
また、下皿ユニット9は、合成樹脂製のパーツを組み合わせて複雑な形状を組み上げるものであるが、前面枠3に取付けるための下皿取付ベース95と、この下皿取付ベース95の前面側に取付けられる前面構成部材96とに、大きく2分割できる(例えば、図9を参照)。そして、下皿取付ベース95は、軸着側上面部9a1、開放側上面部9a3および開放端上面部9cにほぼ一致する上縁形状であるが、凸曲面部9bにおいては、上方に突出する延出部95aを形成し、閉状態にある上皿ユニット5の背面側であって且つ発射ユニット8の前方(本構成例においては、球送りカバー85が装着されていない部位における取付ベース81の前方)に延出部95aが延出するようにし、この延出部95aに固着した金属製の係止受け部材97の下皿係止受け部97aが延出部95aの側方(例えば、軸着側)へ突出させる。この下皿係止受け部97aは、上皿ユニット5の係止部54における係止部材542の係止爪542aが係止可能な配置構成としてある。
そして、上皿ユニット5を閉止すると、上皿ユニット5の係止部材542と下皿ユニット9の下皿係止受け部97aおよびカバー部材10のカバー係止受け部105との関係は、図10に示すようになる。なお、図10(a)は三者の関係を正面から見た図、図10(b)は三者の関係を後方から仰ぎ見た図である。
すなわち、上皿ユニット5の係止部材542が付勢部材により上限位置にある係止状態においては、係止部材542の第1係止部である係止爪542aが下皿ユニット9の下皿係止受け部97aに下方から係止され、且つ、係止部材542の第2係止部である係止片542bがカバー部材10のカバー係止受け部105に係止されるので、例えば、上皿ユニット5の上皿貯留部51を掴んで手前に傾動させるような力が作用しても、前面枠3に固着されているカバー部材10のカバー係止受け部105によって係止片542bが前方へ移動することを阻止し、上皿ユニット5が開放方向へ移動してしまうような不具合を防ぎ、上皿ユニット5の閉状態を安定的に保持できる。
しかも、カバー部材10のカバー係止受け部105は、発射ユニット8の流入口85aの近傍に位置させたので、上皿ユニット5の係止爪542aがカバー部材10のカバー係止受け部105に係止されることで、上皿ユニット5の流出口51bと発射ユニット8の流入口85aとの位置関係が良好に維持され、上皿貯留部51から発射ユニット8への球供給がスムーズに行われ、発射ムラのない安定した発射動作を実現できる。
また、上皿ユニット5に設けた係止部材542の押圧操作部542cを押下すると、係止爪542aが下皿係止受け部542bの下端より下方へ移動すると共に、係止片542bがカバー係止受け部105の下端より下方である係止片導入凹部104まで移動するので、そのまま上皿ユニット5の開放端側を手前に引けば開放状態にすることができ、作業性がよい。しかしながら、係止爪542aと下皿係止受け部542bとの係脱操作、係止片542bとカバー係止受け部105との係脱操作を、別々に行う構造としても構わない。
さらに、カバー部材10の固定箇所は、前面枠3の遊技盤支持部材31に限定されるものではなく、前面枠3へ安定的に固定されたものに固定させるようにしても良い。例えば、前面枠3における遊技盤支持部材31の前面側へ強固に固定された発射ユニット8にカバー部材10を取付ければ、カバー部材10を前面枠3へ直接固定した場合と同様に、カバー係止受け部105によって係止部材542の係止片542bを安定的に保持できる。従って、上皿ユニット5の上皿貯留部51を掴んで手前に傾動させるような力が作用しても、前面枠3へ固定されている発射ユニット8に固着したカバー部材10のカバー係止受け部105によって係止片542bが前方へ移動することを阻止でき、上皿ユニット5が開放方向へ移動してしまうような不具合を防げるのである。
なお、カバー部材10のどこを発射ユニット8のどこへ取付けるかは特に限定されるものではないが、例えば、図6に波線で示すように、カバー部材10における操作用凹部103の背面壁を止着部106とし、この止着部106に開設した止着孔106aからネジ等の止着部材によりカバー部材10を発射ユニット8に止着する構造とすれば、球送りカバー85を取付ベース81に止着するための上止着部85c1の側方近接位置にカバー部材止着部85c3が形成されるので、発射ユニット8の球送りカバー85にカバー部材10を止着しても、十分な止着強度を保持できる。無論、カバー部材10を発射ユニット8のベース部材81に直接固定しても良いし、長尺の止着部材を用いることで、取付ベース81とその後方となる遊技盤支持部材31の両方に止着するようにしても構わない。或いは、発射ユニット8の球送りカバー85とカバー部材10を一体に構成し、取付ベース81に止着するようにしても良い。
以上本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態は例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、上記の実施形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものではなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内での全ての変更が含まれる。
例えば、下皿ユニットの延出部に別体の係止受け部材を取り付けずに、下皿係止受け部を延出部と一体的に形成しても良い。また、カバー部材のカバー係止受け部を上下2段あるいは3箇所以上設けておき、各係止受け部に対応する複数の第2係止受け部を上皿ユニットの係止部材に設けても良い。
本発明の一実施形態に係る遊技機の斜視図である。 透明部材保持枠を開放した遊技機の開放側下部の斜視図である。 遊技機の本体枠に対し前面枠と透明部材保持枠と上皿ユニットを開放した斜視図である。 上皿ユニットの裏面側斜視図である。 本体枠に閉止された前面枠から下皿ユニットとカバー部材を取り外した状態の斜視図である。 前面枠における遊技盤支持部材の前面側斜視図である。 (a)発射ユニットの斜視図である。(b)球送りカバーを外した発射ユニットの斜視図である。 下皿ユニットの前面側斜視図である。 下皿ユニットの裏面側分解斜視図である。 上皿ユニットの係止部材と、下皿ユニットおよびカバー部材の係止関係説明図である。
符号の説明
1 遊技機
3 前面枠
4 透明部材保持枠
4a 透明部材
5 上皿ユニット
51 上皿貯留部
54 係止部
542 係止部材
542a係止爪(第1係止部)
542b係止片(第2係止部)
6 遊技盤
6a 遊技領域
8 発射ユニット
85a 流入口
9 下皿ユニット
95 下皿取付ベース
95a 延出部
97a 下皿係止受け部
10 カバー部材
105 カバー係止受け部

Claims (2)

  1. 遊技盤を交換可能に取り付ける前面枠と、
    前記前面枠に開閉可能に設けられ、前記遊技盤の遊技領域の前方を覆う透明部材を保持する透明部材保持枠と、
    前記透明部材保持枠の下方に位置して前記前面枠に開閉可能に設けられ、遊技球を貯留可能な上皿貯留部を備えた上皿ユニットと、
    前記上皿貯留部に貯留された遊技球を前記遊技領域へ発射する発射ユニットと、
    前記上皿ユニットの上皿貯留部が満杯になってオーバーフローした遊技球を貯留可能な下皿貯留部が、前記上皿貯留部の下方に位置するように設けられた下皿ユニットと、
    を有する遊技機において、
    前記上皿ユニットの開放端側裏面には、該上皿ユニットを閉状態に維持するための係止部材と、前記上皿貯留部に貯留された遊技球を後方へ整列状に流出させる流出口と、を設け、
    前記発射ユニットは、閉状態にある上皿ユニットの開放端側の後方に位置させるように前記前面枠に設けると共に、閉状態にある前記上皿ユニットの流出口から流出した遊技球が流入する流入口を前面側に設け、
    前記閉状態における上皿ユニットと前記前面枠との間に生ずる発射ユニット上方の空部を遮蔽するように前記発射ユニットの上方に配置され、前記透明部材保持枠を開放した場合に前記遊技領域から落下した遊技球が前記発射ユニットへ流下してゆくことを防ぐカバー部材を前面枠に設け、
    前記下皿ユニットには、前記前面枠に取り付けるための下皿取付ベースに、前記上皿ユニットの背面側へ延出する延出部を設けると共に、該延出部には前記上皿ユニットの係止部材が備える第1係止部と係脱可能な下皿係止受け部を設け、
    前記カバー部材には、前記発射ユニットの流入口の近傍に位置させて、前記上皿ユニットの係止部材が備える第2係止部と係脱可能なカバー係止受け部を設け、
    前記上皿ユニットの係止部材が、前記下皿ユニットの下皿係止受け部と前記カバー部材のカバー係止受け部に係止されることで、前記上皿ユニットを閉状態に維持するようにし
    前記下皿ユニットは、前記上皿ユニットの下縁形状に応じた上縁形状とし、
    前記上皿ユニットの開放側下縁には、少なくとも、上方に窪む曲面状の凹曲面部と、該凹曲面部の軸着側に連なる平坦な下面部と、を設け、
    前記下皿ユニットの上縁には、前記上皿ユニットの凹曲面部に対応するよう上方に突出する曲面状の凸曲面部と、該凸曲面部に連なって形成され前記上皿ユニットの下面部に対応するよう平坦で前記下皿貯留部の開口縁を兼ねる上面部と、を設け、
    前記前面枠の開放側端部には、前記上皿ユニットの開放側端縁が当接する内面と、前記下皿ユニットの凸曲面部の開放側に連なる開放端上面部が当接する下面と、を有する施錠機構収容部を設け、
    前記下皿ユニットの上縁における凸曲面部の後方には、上方に延出して発射ユニットの前方を塞ぐ延出部を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技盤を交換可能に取り付ける前面枠と、
    前記前面枠に開閉可能に設けられ、前記遊技盤の遊技領域の前方を覆う透明部材を保持する透明部材保持枠と、
    前記透明部材保持枠の下方に位置して前記前面枠に開閉可能に設けられ、遊技球を貯留可能な上皿貯留部を備えた上皿ユニットと、
    前記上皿貯留部に貯留された遊技球を前記遊技領域へ発射する発射ユニットと、
    前記上皿ユニットの上皿貯留部が満杯になってオーバーフローした遊技球を貯留可能な下皿貯留部が、前記上皿貯留部の下方に位置するように設けられた下皿ユニットと、
    を有する遊技機において、
    前記上皿ユニットの開放端側裏面には、該上皿ユニットを閉状態に維持するための係止部材と、前記上皿貯留部に貯留された遊技球を後方へ整列状に流出させる流出口と、を設け、
    前記発射ユニットは、閉状態にある上皿ユニットの開放端側の後方に位置させるように前記前面枠に固定すると共に、閉状態にある前記上皿ユニットの流出口から流出した遊技球が流入する流入口を前面側に設け、
    前記閉状態における上皿ユニットと前記前面枠との間に生ずる発射ユニット上方の空部を遮蔽するように前記発射ユニットの上方に配置され、前記透明部材保持枠を開放した場合に前記遊技領域から落下した遊技球が前記発射ユニットへ流下してゆくことを防ぐカバー部材を前記発射ユニットに設け、
    前記下皿ユニットには、前記前面枠に取り付けるための下皿取付ベースに、前記上皿ユニットの背面側へ延出する延出部を設けると共に、該延出部には前記上皿ユニットの係止部材が備える第1係止部と係脱可能な下皿係止受け部を設け、
    前記カバー部材には、前記発射ユニットの流入口の近傍に位置させて、前記上皿ユニットの係止部材が備える第2係止部と係脱可能なカバー係止受け部を設け、
    前記上皿ユニットの係止部材が、前記下皿ユニットの下皿係止受け部と前記カバー部材のカバー係止受け部に係止されることで、前記上皿ユニットを閉状態に維持するようにし
    前記下皿ユニットは、前記上皿ユニットの下縁形状に応じた上縁形状とし、
    前記上皿ユニットの開放側下縁には、少なくとも、上方に窪む曲面状の凹曲面部と、該凹曲面部の軸着側に連なる平坦な下面部と、を設け、
    前記下皿ユニットの上縁には、前記上皿ユニットの凹曲面部に対応するよう上方に突出する曲面状の凸曲面部と、該凸曲面部に連なって形成され前記上皿ユニットの下面部に対応するよう平坦で前記下皿貯留部の開口縁を兼ねる上面部と、を設け、
    前記前面枠の開放側端部には、前記上皿ユニットの開放側端縁が当接する内面と、前記下皿ユニットの凸曲面部の開放側に連なる開放端上面部が当接する下面と、を有する施錠機構収容部を設け、
    前記下皿ユニットの上縁における凸曲面部の後方には、上方に延出して発射ユニットの前方を塞ぐ延出部を設けたことを特徴とする遊技機。
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