JPH11316576A - 蛍光表示器 - Google Patents

蛍光表示器

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JPH11316576A
JPH11316576A JP12201298A JP12201298A JPH11316576A JP H11316576 A JPH11316576 A JP H11316576A JP 12201298 A JP12201298 A JP 12201298A JP 12201298 A JP12201298 A JP 12201298A JP H11316576 A JPH11316576 A JP H11316576A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的小型で高密度表示できるとともに、良
好な表示出力を得る。 【解決手段】 グループ対応の各グリッドG1〜G4の
境界部分に新たに独立グリッドG11〜G13を設け
て、任意のグループのドットを駆動する場合には、対応
するグリッドと、それに隣接する独立グリッドとを同期
して駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光表示器に関
し、特に多数のドットが帯状またはマトリクス状に配置
された蛍光表示管を駆動する蛍光表示器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の蛍光表示器では、帯状
(列状)またはマトリクス状に配置された多数のドット
(セグメント/アノード)を、複数のグループに分割す
るとともに、各グループごとにグリッドを設けて、これ
らグリッドに順に電位を印加することにより、各ドット
を各グループごとに交互に駆動するダイナミック駆動を
行うものとなっている。
【0003】図8は、従来の蛍光表示器の構成例を示す
ブロック図である。この蛍光表示器には、多数のドット
1Dを有するドットマトリクス型の蛍光表示管1が設け
られている。この場合、8×8(縦m×横n)個のドッ
トで1グループ分(1文字分)を表示するものとなって
おり、全部でグループD1〜D4の4グループ分設けら
れている。
【0004】蛍光表示管1には、各グループD1〜D4
を構成する各ドットとフィラメント(カソード:図示せ
ず)との間に、グリッドG0〜G4が個別に設けられて
いる。この場合、グループD1には、グリッドG0,G
1が対応し、同様にして、グループD2には、グリッド
G1,G2が対応し、グループD3には、グリッドG
2,G3が対応し、グループD4には、グリッドG3,
G4が対応している。
【0005】これら、グリッドG0〜G4には、グリッ
ド制御部3から個別に時分割で順に所定の電位(正電
位)が印加されるものとなっている。また、蛍光表示管
1の各ドットには、アノード制御部2から、表示データ
とクロックとに基づき、グリッドG0〜G4のうちいず
れか対応する2つグリッドに同期して、各ドットの発光
/消去を制御する所定の発光電位/消去電位が印加され
る。
【0006】この例では、グループD1とグループD2
を構成する8×8×2=128個のドットに対して、ア
ノード制御部2から並列的に電位が印加される。さら
に、グループD1を構成する8×8個のドットがグルー
プD3を構成するドットのうちそれぞれ対応する位置の
ドットと並列接続されており、グループD2とグループ
D4を構成するそれぞれ8×8個のドットも同様にして
並列接続されている。
【0007】図9は各グループの最上位ドット列のアノ
ード配線を示す説明図である。アノード制御部2からの
アノード配線A11〜A18は、グループD1の最上位
ドット列を構成するドット11〜18に接続されてお
り、さらにグループD3のドット31〜38にも接続さ
れている。また、アノード制御部2からのアノード配線
A21〜A28は、グループD2ドット21〜28に接
続され、さらにグループD4のドット41〜48にも接
続されている。
【0008】図10は従来の駆動制御を示すタイミング
チャートであり、特に最上位ドット列に関するものであ
る。時刻T1において、グループD1に対応するグリッ
ドG0,G1に対してグリッド制御部3から電位が印加
される。これに同期して、アノード制御部2からアノー
ド配線A11〜A18に対して、グループD1のドット
8個を駆動するための電位が印加される。
【0009】これにより、グリッドG0,G1に対向し
ている各ドットのうち、グループD1の各ドット11〜
18のみ発光するものとなる。このとき、アノード制御
部2からの電位は、グループD3の各ドットにも印加さ
れるがグリッドG2,G3に電位が印加されていないた
め発光しない。
【0010】一方、時刻T2では、グリッドG1,G2
に電位が印加されるとともに、アノード配線A21〜A
28に電位が印加され、グリッドG1,G2に対向配置
された各ドットのうち、グループD2の各ドット21〜
28のみ発光するものとなる。
【0011】このようにして、各時刻T1〜T4ごと
に、各グリッドG1〜G4のうち、グループD1〜D4
に対応する2つのグリッドが時分割で順に駆動されると
ともに、アノード制御部2からアノード配線A11〜A
18とアノード配線A21〜A28とに交互に電位が印
加され、各ドットがグループ単位でダイナミック駆動
(1/4デューティー比)されるものとなっていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の蛍光表示器では、例えばグループD1,D3
を構成する各ドットが並列接続される分だけ、アノード
制御部2からのアノード配線数を削減できるものの、依
然としてm×n×2本ものアノード配線やドライバ回路
が必要となり、蛍光表示器の小型化や高密度表示の妨げ
となるという問題点があった。
【0013】なお、すべてのグループで同一位置に配置
されたドットをそれぞれ並列接続することによりアノー
ド配線数を削減し、グリッドへの電位印加制御のみによ
りダイナミック駆動する方法も考えられるが、前述した
隣接する非駆動グリッドの影響により良好な表示出力が
得られないという問題点が解決されない。本発明はこの
ような課題を解決するためのものであり、比較的小型で
高密度表示できるとともに、良好な表示出力が得られる
蛍光表示器を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、蛍光表示器において、異
なるグループとの隣接部分に位置するドットに対向する
独立グリッドと、各グループに属するドットのうち独立
グリッドに対向するドット以外のドットに対向するグリ
ッドとを備え、任意のグループのドットを発光させる場
合には、対応するグリッドとそのグリッドに隣接する独
立グリッドとを同期させて駆動するようにしたものであ
る。したがって、独立グリッドが必要に応じて隣接する
グリッドと同期して駆動され、両グリッド間で共用され
る。
【0015】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、任意の独立グリッドが駆動されている場合には、そ
の独立グリッドに対向するドットのうち、発光させない
グループに属するドットに対して所定消去電位を印加す
るようにしたものである。また、請求項3の発明は、請
求項1または請求項2において、任意の独立グリッドが
駆動されている場合には、その独立グリッドに隣接する
非駆動グリッドに対向するドットのうち、少なくとも前
記独立グリッドに隣接するドットに対して所定消去電位
を印加するようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態である蛍光
表示器のブロック図であり、同図において、前述の説明
(図8)と同じまたは同等部分には同一符号を付してあ
る。本発明では、従来(図8参照)のグループ対応グリ
ッドの境界部分に新たに独立グリッドを設けて、任意の
グループのドットを駆動する場合には、対応するグリッ
ドと、それに隣接する独立グリッドとを同期して駆動す
るようにしたものである。
【0017】図1において、グリッドG1−G2間、G
2−G3間、およびG3−G4間の各グリッド境界部分
に、それぞれ独立グリッドG11,G12,G13が設
けられており、また、グリッドG1,G4の端側にも独
立グリッドG10,G14が設けられている。
【0018】各独立グリッドG10〜14には、グリッ
ドG1〜G4と同様に、グリッド制御部3から個別に電
位が印加され駆動される。この場合、独立グリッドG1
1〜13は、それぞれ横に2ドット分の幅を有してお
り、それぞれ異なるグループに属する2つのドットに対
向するように配設されている。
【0019】また、独立グリッドG10,14は、横に
1ドット分の幅を有している。これら独立グリッドに
は、これら独立グリッドに対向する各ドットを駆動する
タイミングで、グリッド制御部3から電位が印加され
る。
【0020】図2は本発明の第1の実施の形態によるア
ノード配線を示す説明図であり、特に最上位ドット列に
関するものである。アノード制御部2からのアノード配
線A11,A18は、グループD1の最上位ドット列を
構成するドット11,18に接続されており、さらにグ
ループD3のドット31,38にも並列接続されてい
る。
【0021】同様にして、アノード配線A21,A28
は、グループD2のドット21,28とグループD4の
ドット41,48にそれぞれ並列接続されている。さら
に、アノード制御部2からのアノード配線A2〜A7
は、グループD1の最上位ドット列を構成するドット1
2〜17に接続されており、さらにグループD2のドッ
ト22〜27、グループD3のドット32〜37、グル
ープD4のドット42〜47の各ドットにそれぞれ並列
接続されている。
【0022】次に、図3を参照して、本発明の第1の実
施の形態による動作を説明する。図3は本発明による第
1の実施の形態による駆動制御を示すタイミングチャー
トであり、特に最上位ドット列に関するものである。時
刻T1において、グループD1に対応するグリッドG1
および独立グリッドG10,11に対してグリッド制御
部3から電位が印加される。これに同期して、アノード
制御部2からアノード配線A11,A18およびA2〜
A7に対して、グループD1の最上位ドット8個を駆動
するための電位が印加される。
【0023】これにより、グリッドG1および独立グリ
ッドG10,11に対向するグループD1の各ドットの
うち、アノード制御部2から電位が印加されているドッ
トのみ発光するものとなる。図4は独立グリッド付近の
動作を示す説明図である。グループD1のドットを表示
させる場合、グリッドG1の駆動に同期して、独立グリ
ッドG11にも正電位が印加される。
【0024】これにより、フィラメントFからグリッド
G1,G11により電子が引き出され、発光電位が印加
されているドットに衝突して発光する。ここで、隣接す
るグループD2の非駆動グリッドG2に負電位が印加さ
れているが、独立グリッドG11に対向しているドット
18とグリッドG2との間に、ドット21が配置されて
おり、両者がある程度距離的に離れている。
【0025】したがって、グリッドG2の影響によりフ
ィラメントからの電子が独立グリッドG11の隣接部分
に届きにくくなっても、ドット18の発光量には影響な
く良好な表示出力が得られる。
【0026】なお、この場合、グループD2に属するド
ット21については、駆動タイミング外であることか
ら、アノード配線A21を介した電位の印加が停止され
ている。しかし、ドット21の電位によっては、独立グ
リッド11の影響により、ドット22が僅かに発光し、
蛍光表示器全体として良好な表示出力が得られなくな
る。
【0027】このような場合には、駆動独立グリッドに
対向する駆動非対象グループに属するドットに対して、
例えばフィラメントFと同一の電位など、発光電位より
十分低い消去電位を印加するようにしてもよい。これに
より、駆動非対象グループに属するドットの弱発光が抑
制され、蛍光表示器全体として良好な表示出力が得られ
る。
【0028】一方、時刻T2では、グリッドG2および
独立グリッドG11,12に電位が印加されるととも
に、アノード配線A21,28およびA2〜A7に電位
が印加され、グリッドG2および独立グリッドG12,
G23に対向配置されたグループD2の各ドットのう
ち、アノード制御部2から電位が印加されているドット
のみ発光するものとなる。
【0029】このようにして、各時刻T1 〜T4 ごと
に、グリッドG1〜G4のいずれかと、そのグリッドに
隣接する独立グリッドG10〜14のいずれか2つに対
して、時分割で順にグリッド制御部3から電位が印加さ
れる。さらに、これと同期して、アノード制御部2から
アノード配線A2〜A7に表示データに応じた電位が印
加されるとともに、アノード配線A11,A18とアノ
ード配線A21,AA28とに表示データに応じた電位
が交互に印加され、各ドットがグループ単位でダイナミ
ック駆動(1/4デューティー比)される。
【0030】このように、表示グループに対応して設け
らたれ各グリッド境界部分に独立グリッドをそれぞれ設
けて、任意のグループのドットを発光させる場合には、
対応するグリッドとそのグリッドに隣接する独立グリッ
ドに対して電位を印加するようにしたので、非駆動グリ
ッドの影響による隣接ドットの発光量の低下を抑制で
き、良好な表示出力が得られるとともに、グリッドG1
〜G4に対向するドットを全てのグリッドG1〜G4で
並列接続することができる。
【0031】したがって、図2に示すように、最上位ド
ット列については、アノード制御部2からのアノード配
線本数が、アノード配線A2〜A7と、アノード配線A
11,A18,A21,A28の10本となり、従来の
16本と比較して大幅に低減でき、アノード制御部2の
回路規模も削減できる。
【0032】一般的には、1つのグループのマトリクス
が縦Mドット(Mは1以上の整数)×横Nドット(Nは
3以上の整数)とし、独立グリッドの横幅がKドット
(Kは2以上の整数)とした場合、本発明によるアノー
ド配線数Aは、 A=M×{(N−K)+(K×2)} =M×(N+K) ‥‥(1) となり、K=2とした場合には、図9の従来例と比較し
て、N>Kの条件下すなわち横ドット数Nが3以上であ
ればアノード配線本数が低減される。
【0033】なお、独立グリッドの横幅Kは2ドットで
ある必要はなく、異なるグループに属するドットが少な
くとも1ドットずつ含まれていればよい。ただし、前述
の式(1)に示されているように、Kが小さければ小さ
いほど、アノード配線数Aが小さくなるのは明らかであ
り、同一条件下ではK=2でアノード配線数Aを最小に
することができる。
【0034】次に、図5を参照して、本発明の第2の実
施の形態について説明する。図5は本発明の第2の実施
の形態によるアノード配線を示す説明図であり、特に最
上位ドット列に関するものである。ここでは、第1の実
施の形態(図2参照)と比較して、任意の独立グリッド
に電位が印加されている場合には、その独立グリッドに
隣接する非駆動グリッドに対向するドットのうち、独立
グリッドに隣接するドットに対して消去電位を印加する
ようにしたものである。
【0035】図5では、各グループD1のドット12と
グループD3のドット31とがアノード配線A12によ
り並列接続され、グループD1のドット17とグループ
D3のドット38とがアノード配線A17により並列接
続されている。また、グループD2のドット22とグル
ープD4のドット41とがアノード配線A22により並
列接続され、グループD2のドット27とグループD4
のドット48とがアノード配線A27により並列接続さ
れている。
【0036】さらに、アノード制御部2からのアノード
配線A3〜A6は、グループD1の最上位ドット列を構
成するドット13〜16に接続されており、さらにグル
ープD2のドット23〜26、グループD3のドット3
3〜36、グループD4のドット43〜46の各ドット
にそれぞれ並列接続されている。
【0037】次に、図6を参照して、本発明の第2の実
施の形態による動作を説明する。図6は本発明による第
2の実施の形態による駆動制御を示すタイミングチャー
トであり、特に最上位ドット列に関するものである。時
刻T1において、グループD1に対応するグリッドG1
および独立グリッドG10,11に対してグリッド制御
部3から電位が印加される。
【0038】これに同期して、アノード制御部2からア
ノード配線A11,A12,A17,A18およびA3
〜A6に対して、グループD1の最上位ドット8個を駆
動するための電位が印加される。これにより、グリッド
G1および独立グリッドG10,11に対向するグルー
プD1の各ドットのうち、アノード制御部2から電位が
印加されているドットのみ発光するものとなる。
【0039】図7は独立グリッド付近の動作を示す説明
図である。グループD1のドットを表示させる場合、グ
リッドG1の駆動に同期して、独立グリッドG11にも
正電位が印加される。これにより、フィラメントFから
グリッドG1,G11により電子が引き出され、発光電
位が印加されているドットに衝突して発光する。
【0040】このとき、独立グリッドG11の影響によ
り、非駆動グリッドG2に対向するドット22の方向に
も電子が放出され、ドット22の電位によっては、ドッ
ト22が僅かに発光し、蛍光表示器全体として良好な表
示出力が得られなくなる。本実施の形態では、独立グリ
ッドG11に電位が印加されている場合には、これに隣
接する非駆動グリッドG2のドット22に対して、例え
ばフィラメントFと同一の電位など、発光電位より十分
低い消去電位が印加される。
【0041】これにより、独立グリッドG11の影響に
よるドット22の弱発光を抑制することができ、蛍光表
示器全体として良好な表示出力が得られる。
【0042】なお、第2の実施の形態によれば、一般的
には、1つのグループのマトリクスが縦Mドット(Mは
1以上の整数)×横Nドット(Nは3以上の整数)と
し、独立グリッドの横幅がKドット(Kは2以上の整
数)とした場合、アノード配線数Aは、 A=M×{(N−K−2)+(K+2)×2} =M×(N+K+2) ‥‥(2) となり、K=2とした場合には、図9の従来例と比較し
て、N>K+2の条件下すなわち横ドット数Nが4以上
であればアノード配線本数が低減される。
【0043】なお、以上の説明において、1/4デュー
ティー比のダイナミック駆動方法を用いた場合を例に説
明したがこれに限定されるものではなく、他の比率のダ
イナミック駆動に対しても、本発明の各実施の形態を適
用でき、前述と同様の作用効果が得られる。また、独立
グリッドG10,G14については、それぞれグリッド
G1,G4として構成してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、異なる
グループとの隣接部分に位置するドットに対向する独立
グリッドと、各グループに属するドットのうち独立グリ
ッドに対向するドット以外のドットに対向するグリッド
とを備え、任意のグループのドットを発光させる場合に
は、対応するグリッドとそのグリッドに隣接する独立グ
リッドとを同期させて駆動するようにしたので、非駆動
グリッドの影響による隣接ドットの発光量の低下を抑制
でき、良好な表示出力が得られるとともに、グリッドに
対向するドットを全てのグリッドで並列接続することが
でき、アノード配線の本数を削減できる。これにより、
比較的小型で高密度表示できるとともに、良好な表示出
力が得られる蛍光表示器を実現できる。
【0045】また、任意の独立グリッドが駆動されてい
る場合には、その独立グリッドに対向するドットのう
ち、発光させないグループに属するドットに対して所定
消去電位を印加するようにしたのものである。また、任
意の独立グリッドが駆動されている場合には、その独立
グリッドに隣接する非駆動グリッドに対向するドットの
うち、少なくとも前記独立グリッドに隣接するドットに
対して所定消去電位を印加するようにしたものである。
したがって、独立グリッドの影響による発光させないグ
ループに属するドットの弱発光を抑制でき、蛍光表示器
全体として良好な表示出力が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による蛍光表示器のブ
ロック図である。
【図2】 第1の実施の形態によるアノード配線を示す
説明図である。
【図3】 第1の実施の形態による駆動制御を示すタイ
ミングチャートである。
【図4】 第1の実施の形態による独立グリッド付近の
動作を示す説明図である。
【図5】 第2の実施の形態によるアノード配線を示す
説明図である。
【図6】 第2の実施の形態による駆動制御を示すタイ
ミングチャートである。
【図7】 第2の実施の形態による独立グリッド付近の
動作を示す説明図である。
【図8】 従来の蛍光表示器を示すブロック図である。
【図9】 従来のアノード配線を示す説明図である。
【図10】 従来の駆動制御を示すタイミングチャート
である。
【符号の説明】
1…蛍光表示管、21…アノード制御部、31…グリッ
ド制御部、11〜18,21〜28,31〜38,41
〜481…ドット(アノード)、A11,A12,A2
〜A8,A17,A18,A21,A22,A27,A
281…アノード配線、D1〜D4…グループ、G1〜
G41…グリッド、G10〜G141…独立グリッド、
F1…フィラメント(カソード)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状またはマトリクス状に配置された多
    数のドットを複数のグループに分割するとともに、各グ
    ループに属するドットに対向するグリッドを各グループ
    ごとに設け、各グループごとに時分割で順に対応するグ
    リッドに所定電位を印加して駆動するとともに、これに
    同期してアノード制御部から各ドットに所定発光電位を
    印加することによりダイナミック駆動を行う蛍光表示器
    において、 異なるグループとの隣接部分に位置するドットに対向す
    る独立グリッドと、 各グループに属するドットのうち独立グリッドに対向す
    るドット以外のドットに対向するグリッドとを備え、 任意のグループのドットを発光させる場合には、対応す
    るグリッドとそのグリッドに隣接する独立グリッドとを
    同期させて駆動することを特徴とする蛍光表示器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の蛍光表示器において、 任意の独立グリッドが駆動されている場合には、その独
    立グリッドに対向するドットのうち、発光させないグル
    ープに属するドットに対して所定消去電位を印加するこ
    とを特徴とする蛍光表示器。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の蛍光表示
    器において、 任意の独立グリッドが駆動されている場合には、その独
    立グリッドに隣接する非駆動グリッドに対向するドット
    のうち、少なくとも前記独立グリッドに隣接するドット
    に対して所定消去電位を印加することを特徴とする蛍光
    表示器。
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