JP3881451B2 - 蛍光表示器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蛍光表示器に関し、特に多数のドットが帯状またはマトリクス状に配置された蛍光表示管を駆動する蛍光表示器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の蛍光表示器では、帯状(列状)またはマトリクス状に配置された多数のドット(セグメント/アノード)を、複数のグループに分割するとともに、各グループごとにグリッドを設けて、これらグリッドに順に電位を印加することにより、各ドットを各グループごとに交互に駆動するダイナミック駆動を行うものとなっている。
【0003】
図8は、従来の蛍光表示器の構成例を示すブロック図である。
この蛍光表示器には、多数のドット1Dを有するドットマトリクス型の蛍光表示管1が設けられている。
この場合、8×8(縦m×横n)個のドットで1グループ分(1文字分)を表示するものとなっており、全部でグループD1〜D4の4グループ分設けられている。
【0004】
蛍光表示管1には、各グループD1〜D4を構成する各ドットとフィラメント(カソード:図示せず)との間に、グリッドG0〜G4が個別に設けられている。
この場合、グループD1には、グリッドG0,G1が対応し、同様にして、グループD2には、グリッドG1,G2が対応し、グループD3には、グリッドG2,G3が対応し、グループD4には、グリッドG3,G4が対応している。
【0005】
これら、グリッドG0〜G4には、グリッド制御部3から個別に時分割で順に所定の電位(正電位)が印加されるものとなっている。
また、蛍光表示管1の各ドットには、アノード制御部2から、表示データとクロックとに基づき、グリッドG0〜G4のうちいずれか対応する2つグリッドに同期して、各ドットの発光/消去を制御する所定の発光電位/消去電位が印加される。
【0006】
この例では、グループD1とグループD2を構成する8×8×2=128個のドットに対して、アノード制御部2から並列的に電位が印加される。
さらに、グループD1を構成する8×8個のドットがグループD3を構成するドットのうちそれぞれ対応する位置のドットと並列接続されており、グループD2とグループD4を構成するそれぞれ8×8個のドットも同様にして並列接続されている。
【0007】
図9は各グループの最上位ドット列のアノード配線を示す説明図である。
アノード制御部2からのアノード配線A11〜A18は、グループD1の最上位ドット列を構成するドット11〜18に接続されており、さらにグループD3のドット31〜38にも接続されている。
また、アノード制御部2からのアノード配線A21〜A28は、グループD2ドット21〜28に接続され、さらにグループD4のドット41〜48にも接続されている。
【0008】
図10は従来の駆動制御を示すタイミングチャートであり、特に最上位ドット列に関するものである。
時刻T1において、グループD1に対応するグリッドG0,G1に対してグリッド制御部3から電位が印加される。
これに同期して、アノード制御部2からアノード配線A11〜A18に対して、グループD1のドット8個を駆動するための電位が印加される。
【0009】
これにより、グリッドG0,G1に対向している各ドットのうち、グループD1の各ドット11〜18のみ発光するものとなる。
このとき、アノード制御部2からの電位は、グループD3の各ドットにも印加されるがグリッドG2,G3に電位が印加されていないため発光しない。
【0010】
一方、時刻T2では、グリッドG1,G2に電位が印加されるとともに、アノード配線A21〜A28に電位が印加され、グリッドG1,G2に対向配置された各ドットのうち、グループD2の各ドット21〜28のみ発光するものとなる。
【0011】
このようにして、各時刻T1〜T4ごとに、各グリッドG1〜G4のうち、グループD1〜D4に対応する2つのグリッドが時分割で順に駆動されるとともに、アノード制御部2からアノード配線A11〜A18とアノード配線A21〜A28とに交互に電位が印加され、各ドットがグループ単位でダイナミック駆動(1/4デューティー比)されるものとなっていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の蛍光表示器では、例えばグループD1,D3を構成する各ドットが並列接続される分だけ、アノード制御部2からのアノード配線数を削減できるものの、依然としてm×n×2本ものアノード配線やドライバ回路が必要となり、蛍光表示器の小型化や高密度表示の妨げとなるという問題点があった。
【0013】
なお、すべてのグループで同一位置に配置されたドットをそれぞれ並列接続することによりアノード配線数を削減し、グリッドへの電位印加制御のみによりダイナミック駆動する方法も考えられるが、前述した隣接する非駆動グリッドの影響により良好な表示出力が得られないという問題点が解決されない。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、比較的小型で高密度表示できるとともに、良好な表示出力が得られる蛍光表示器を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、蛍光表示器において、少数グループに対向する独立グリッドと、各グループに属するドットのうち独立グリッドに対向するドット以外のドットに対向するグリッドとを備え、任意のグループのドットを発光させる場合には、対応するグリッドとそのグリッドの両側に隣接する独立グリッドとを同期させて駆動するようにしたものである。
したがって、独立グリッドが必要に応じて隣接するグリッドと同期して駆動され、両グリッド間で共用される。
【0015】
また、請求項2の発明は、請求項1において、任意の独立グリッドが駆動されている場合には、その独立グリッドに対向するドットのうち、発光させないグループに属するドットに対して所定消去電位を印加するようにしたものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2において、任意の独立グリッドが駆動されている場合には、その独立グリッドに隣接する非駆動グリッドに対向するドットのうち、少なくとも前記独立グリッドに隣接するドットに対して所定消去電位を印加するようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施の形態である蛍光表示器のブロック図であり、同図において、前述の説明(図8)と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
本発明では、従来(図8参照)のグループ対応グリッドの境界部分に新たに独立グリッドを設けて、任意のグループのドットを駆動する場合には、対応するグリッドと、それに隣接する独立グリッドとを同期して駆動するようにしたものである。
【0017】
図1において、グリッドG1−G2間、G2−G3間、およびG3−G4間の各グリッド境界部分に、それぞれ独立グリッドG11,G12,G13が設けられており、また、グリッドG1,G4の端側にも独立グリッドG10,G14が設けられている。
【0018】
各独立グリッドG10〜14には、グリッドG1〜G4と同様に、グリッド制御部3から個別に電位が印加され駆動される。
この場合、独立グリッドG11〜13は、それぞれ横に2ドット分の幅を有しており、それぞれ異なるグループに属する2つのドットに対向するように配設されている。
【0019】
また、独立グリッドG10,14は、横に1ドット分の幅を有している。
これら独立グリッドには、これら独立グリッドに対向する各ドットを駆動するタイミングで、グリッド制御部3から電位が印加される。
【0020】
図2は本発明の第1の実施の形態によるアノード配線を示す説明図であり、特に最上位ドット列に関するものである。
アノード制御部2からのアノード配線A11,A18は、グループD1の最上位ドット列を構成するドット11,18に接続されており、さらにグループD3のドット31,38にも並列接続されている。
【0021】
同様にして、アノード配線A21,A28は、グループD2のドット21,28とグループD4のドット41,48にそれぞれ並列接続されている。
さらに、アノード制御部2からのアノード配線A2〜A7は、グループD1の最上位ドット列を構成するドット12〜17に接続されており、さらにグループD2のドット22〜27、グループD3のドット32〜37、グループD4のドット42〜47の各ドットにそれぞれ並列接続されている。
【0022】
次に、図3を参照して、本発明の第1の実施の形態による動作を説明する。
図3は本発明による第1の実施の形態による駆動制御を示すタイミングチャートであり、特に最上位ドット列に関するものである。
時刻T1において、グループD1に対応するグリッドG1および独立グリッドG10,11に対してグリッド制御部3から電位が印加される。
これに同期して、アノード制御部2からアノード配線A11,A18およびA2〜A7に対して、グループD1の最上位ドット8個を駆動するための電位が印加される。
【0023】
これにより、グリッドG1および独立グリッドG10,11に対向するグループD1の各ドットのうち、アノード制御部2から電位が印加されているドットのみ発光するものとなる。
図4は独立グリッド付近の動作を示す説明図である。
グループD1のドットを表示させる場合、グリッドG1の駆動に同期して、独立グリッドG11にも正電位が印加される。
【0024】
これにより、フィラメントFからグリッドG1,G11により電子が引き出され、発光電位が印加されているドットに衝突して発光する。
ここで、隣接するグループD2の非駆動グリッドG2に負電位が印加されているが、独立グリッドG11に対向しているドット18とグリッドG2との間に、ドット21が配置されており、両者がある程度距離的に離れている。
【0025】
したがって、グリッドG2の影響によりフィラメントからの電子が独立グリッドG11の隣接部分に届きにくくなっても、ドット18の発光量には影響なく良好な表示出力が得られる。
【0026】
なお、この場合、グループD2に属するドット21については、駆動タイミング外であることから、アノード配線A21を介した電位の印加が停止されている。
しかし、ドット21の電位によっては、独立グリッド11の影響により、ドット22が僅かに発光し、蛍光表示器全体として良好な表示出力が得られなくなる。
【0027】
このような場合には、駆動独立グリッドに対向する駆動非対象グループに属するドットに対して、例えばフィラメントFと同一の電位など、発光電位より十分低い消去電位を印加するようにしてもよい。
これにより、駆動非対象グループに属するドットの弱発光が抑制され、蛍光表示器全体として良好な表示出力が得られる。
【0028】
一方、時刻T2では、グリッドG2および独立グリッドG11,12に電位が印加されるとともに、アノード配線A21,28およびA2〜A7に電位が印加され、グリッドG2および独立グリッドG12,G23に対向配置されたグループD2の各ドットのうち、アノード制御部2から電位が印加されているドットのみ発光するものとなる。
【0029】
このようにして、各時刻T1 〜T4 ごとに、グリッドG1〜G4のいずれかと、そのグリッドに隣接する独立グリッドG10〜14のいずれか2つに対して、時分割で順にグリッド制御部3から電位が印加される。
さらに、これと同期して、アノード制御部2からアノード配線A2〜A7に表示データに応じた電位が印加されるとともに、アノード配線A11,A18とアノード配線A21,AA28とに表示データに応じた電位が交互に印加され、各ドットがグループ単位でダイナミック駆動(1/4デューティー比)される。
【0030】
このように、表示グループに対応して設けらたれ各グリッド境界部分に独立グリッドをそれぞれ設けて、任意のグループのドットを発光させる場合には、対応するグリッドとそのグリッドに隣接する独立グリッドに対して電位を印加するようにしたので、非駆動グリッドの影響による隣接ドットの発光量の低下を抑制でき、良好な表示出力が得られるとともに、グリッドG1〜G4に対向するドットを全てのグリッドG1〜G4で並列接続することができる。
【0031】
したがって、図2に示すように、最上位ドット列については、アノード制御部2からのアノード配線本数が、アノード配線A2〜A7と、アノード配線A11,A18,A21,A28の10本となり、従来の16本と比較して大幅に低減でき、アノード制御部2の回路規模も削減できる。
【0032】
一般的には、1つのグループのマトリクスが縦Mドット(Mは1以上の整数)×横Nドット(Nは3以上の整数)とし、独立グリッドの横幅がKドット(Kは2以上の整数)とした場合、本発明によるアノード配線数Aは、
A=M×{(N−K)+(K×2)}
=M×(N+K) ‥‥(1)
となり、K=2とした場合には、図9の従来例と比較して、N>Kの条件下すなわち横ドット数Nが3以上であればアノード配線本数が低減される。
【0033】
なお、独立グリッドの横幅Kは2ドットである必要はなく、異なるグループに属するドットが少なくとも1ドットずつ含まれていればよい。
ただし、前述の式(1)に示されているように、Kが小さければ小さいほど、アノード配線数Aが小さくなるのは明らかであり、同一条件下ではK=2でアノード配線数Aを最小にすることができる。
【0034】
次に、図5を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図5は本発明の第2の実施の形態によるアノード配線を示す説明図であり、特に最上位ドット列に関するものである。
ここでは、第1の実施の形態(図2参照)と比較して、任意の独立グリッドに電位が印加されている場合には、その独立グリッドに隣接する非駆動グリッドに対向するドットのうち、独立グリッドに隣接するドットに対して消去電位を印加するようにしたものである。
【0035】
図5では、各グループD1のドット12とグループD3のドット31とがアノード配線A12により並列接続され、グループD1のドット17とグループD3のドット38とがアノード配線A17により並列接続されている。
また、グループD2のドット22とグループD4のドット41とがアノード配線A22により並列接続され、グループD2のドット27とグループD4のドット48とがアノード配線A27により並列接続されている。
【0036】
さらに、アノード制御部2からのアノード配線A3〜A6は、グループD1の最上位ドット列を構成するドット13〜16に接続されており、さらにグループD2のドット23〜26、グループD3のドット33〜36、グループD4のドット43〜46の各ドットにそれぞれ並列接続されている。
【0037】
次に、図6を参照して、本発明の第2の実施の形態による動作を説明する。
図6は本発明による第2の実施の形態による駆動制御を示すタイミングチャートであり、特に最上位ドット列に関するものである。
時刻T1において、グループD1に対応するグリッドG1および独立グリッドG10,11に対してグリッド制御部3から電位が印加される。
【0038】
これに同期して、アノード制御部2からアノード配線A11,A12,A17,A18およびA3〜A6に対して、グループD1の最上位ドット8個を駆動するための電位が印加される。
これにより、グリッドG1および独立グリッドG10,11に対向するグループD1の各ドットのうち、アノード制御部2から電位が印加されているドットのみ発光するものとなる。
【0039】
図7は独立グリッド付近の動作を示す説明図である。
グループD1のドットを表示させる場合、グリッドG1の駆動に同期して、独立グリッドG11にも正電位が印加される。
これにより、フィラメントFからグリッドG1,G11により電子が引き出され、発光電位が印加されているドットに衝突して発光する。
【0040】
このとき、独立グリッドG11の影響により、非駆動グリッドG2に対向するドット22の方向にも電子が放出され、ドット22の電位によっては、ドット22が僅かに発光し、蛍光表示器全体として良好な表示出力が得られなくなる。
本実施の形態では、独立グリッドG11に電位が印加されている場合には、これに隣接する非駆動グリッドG2のドット22に対して、例えばフィラメントFと同一の電位など、発光電位より十分低い消去電位が印加される。
【0041】
これにより、独立グリッドG11の影響によるドット22の弱発光を抑制することができ、蛍光表示器全体として良好な表示出力が得られる。
【0042】
なお、第2の実施の形態によれば、一般的には、1つのグループのマトリクスが縦Mドット(Mは1以上の整数)×横Nドット(Nは3以上の整数)とし、独立グリッドの横幅がKドット(Kは2以上の整数)とした場合、アノード配線数Aは、
A=M×{(N−K−2)+(K+2)×2}
=M×(N+K+2) ‥‥(2)
となり、K=2とした場合には、図9の従来例と比較して、N>K+2の条件下すなわち横ドット数Nが4以上であればアノード配線本数が低減される。
【0043】
なお、以上の説明において、1/4デューティー比のダイナミック駆動方法を用いた場合を例に説明したがこれに限定されるものではなく、他の比率のダイナミック駆動に対しても、本発明の各実施の形態を適用でき、前述と同様の作用効果が得られる。
また、独立グリッドG10,G14については、それぞれグリッドG1,G4として構成してもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、少数グループに対向する独立グリッドと、各グループに属するドットのうち独立グリッドに対向するドット以外のドットに対向するグリッドとを備え、任意のグループのドットを発光させる場合には、対応するグリッドとそのグリッドの両側に隣接する独立グリッドとを同期させて駆動するようにしたので、非駆動グリッドの影響による隣接ドットの発光量の低下を抑制でき、良好な表示出力が得られるとともに、グリッドに対向するドットを全てのグリッドで並列接続することができ、アノード配線の本数を削減できる。
これにより、比較的小型で高密度表示できるとともに、良好な表示出力が得られる蛍光表示器を実現できる。
【0045】
また、任意の独立グリッドが駆動されている場合には、その独立グリッドに対向するドットのうち、発光させないグループに属するドットに対して所定消去電位を印加するようにしたのものである。
また、任意の独立グリッドが駆動されている場合には、その独立グリッドに隣接する非駆動グリッドに対向するドットのうち、少なくとも前記独立グリッドに隣接するドットに対して所定消去電位を印加するようにしたものである。
したがって、独立グリッドの影響による発光させないグループに属するドットの弱発光を抑制でき、蛍光表示器全体として良好な表示出力が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による蛍光表示器のブロック図である。
【図2】 第1の実施の形態によるアノード配線を示す説明図である。
【図3】 第1の実施の形態による駆動制御を示すタイミングチャートである。
【図4】 第1の実施の形態による独立グリッド付近の動作を示す説明図である。
【図5】 第2の実施の形態によるアノード配線を示す説明図である。
【図6】 第2の実施の形態による駆動制御を示すタイミングチャートである。
【図7】 第2の実施の形態による独立グリッド付近の動作を示す説明図である。
【図8】 従来の蛍光表示器を示すブロック図である。
【図9】 従来のアノード配線を示す説明図である。
【図10】 従来の駆動制御を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…蛍光表示管、21…アノード制御部、31…グリッド制御部、11〜18,21〜28,31〜38,41〜481…ドット(アノード)、A11,A12,A2〜A8,A17,A18,A21,A22,A27,A281…アノード配線、D1〜D4…グループ、G1〜G41…グリッド、G10〜G141…独立グリッド、F1…フィラメント(カソード)。

Claims (3)

  1. 帯状またはマトリクス状に配置された多数のドットを、ドット数が2以下の少数グループとこの少数グループより多いドット数のグループからなる複数のグループに分割するとともに、各グループに属するドットに対向するグリッドを各グループごとに設け、各グループごとに時分割で順に対応するグリッドに所定電位を印加して駆動するとともに、これに同期してアノード制御部から各ドットに所定発光電位を印加することによりダイナミック駆動を行う蛍光表示器において、
    前記少数グループに対向する独立グリッドと、
    各グループに属するドットのうち独立グリッドに対向するドット以外のドットに対向するグリッドとを備え、
    任意のグループのドットを発光させる場合には、対応するグリッドとそのグリッドの両側に隣接する独立グリッドとを同期させて駆動することを特徴とする蛍光表示器。
  2. 請求項1記載の蛍光表示器において、
    任意の独立グリッドが駆動されている場合には、その独立グリッドに対向するドットのうち、発光させないグループに属するドットに対して所定消去電位を印加することを特徴とする蛍光表示器。
  3. 請求項1または請求項2記載の蛍光表示器において、
    任意の独立グリッドが駆動されている場合には、その独立グリッドに隣接する非駆動グリッドに対向するドットのうち、少なくとも前記独立グリッドに隣接するドットに対して所定消去電位を印加することを特徴とする蛍光表示器。
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