JP3811029B2 - 蛍光表示管及びその駆動方法 - Google Patents

蛍光表示管及びその駆動方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蛍光表示管に関し、特に多数の表示画素がマトリクス状に配置されたドットマトリクス型蛍光表示管とその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
蛍光表示管は、真空容器の中で陰極から放出される電子を蛍光体に衝突発光させ、所望のパターンを表示する電子管である。一般的な蛍光表示管は、真空に保持した外囲器内に蛍光体層を被着形成した陽極(アノード)と、この陽極上に張架されたフィラメント陰極と、陽極とフィラメント陰極との間に設けられたグリッド(制御電極)とを備えており、フィラメント陰極から放射される熱電子をグリッドにより制御し、蛍光体層の表面に衝突させることによって励起発光を行っている。
【0003】
このような蛍光表示管の一種に、蛍光体層を被着形成した矩形状の陽極を多数マトリクス状に配置して各陽極を表示画素としたドットマトリクス型蛍光表示管がある。一般的なドットマトリクス型蛍光表示管は、アノード4分割駆動方式かアノード8分割駆動方式のいずれかに対応した電極構造を有している。図4は、アノード4分割駆動方式のドットマトリクス型蛍光表示管の電極構造を説明するための概略図である。
【0004】
図4において、蛍光表示管20には、表示画素を構成する複数の陽極21が2行8列のマトリクス状に配置され、各陽極21には陽極電圧を供給するための陽極配線22が接続されている。陽極配線22は、1行あたり4本設けられており、各陽極配線22は、4列おきに同じ行に配置されている陽極21に接続されている。また、これらの陽極21に対向してフィラメント陰極(図示せず)が配置されており、陽極21とフィラメント陰極の間には2列分の陽極21に対応した平面視矩形のグリッド23が陽極21から所定距離離間し、かつ陽極21の行方向に互いに平行に4個配設されている。
【0005】
次に、この蛍光表示管20のアノード4分割駆動における各電極の駆動タイミングを示すタイミングチャートを図5に示す。同図において、(a)〜(d)はグリッドG1〜G4の駆動動作を示すタイミングチャート、(e)〜(h)は陽極配線A1,A2〜D1,D2の駆動動作を示すタイミングチャート、(i)はグリッドG1〜G4と陽極配線A1,A2〜D1,D2の組み合わせにより選択される陽極、(j)は陽極の点灯タイミングをそれぞれ示す。
【0006】
アノード4分割駆動では、図5に示すように、各グリッドG1〜G4が、隣り合う2つのグリッドが常に選択されるように、順次1つずつシフトしながら走査される。また、これにタイミングを合わせて陽極21の各行に4本設けられた陽極配線22を2つのグループに分けて交互に点灯信号を与える。この場合、隣り合う2つのグリッドの境界を挟んで隣り合う2つの陽極にそれぞれ接続された陽極配線22を同じグループとする。
【0007】
ここで、行頭に当たる陽極(A11,A21)と行末に当たる陽極(D12,D22)、行頭に当たるグリッド(G1)と行末に当たるグリッド(G4)は、それぞれ隣り合うものとして扱うので、点灯スタート時は、行頭と行末の陽極とグリッドをそれぞれ選択する。このように、アノード4分割駆動では、隣り合う2つのグリッドの境界を挟んで隣り合う2つの陽極が順次点灯選択されることにより、パターン表示が行われる。
【0008】
図6は、アノード8分割駆動方式のドットマトリクス型蛍光表示管の電極構造を説明するための概略図である。図6において、蛍光表示管30には、表示画素を構成する複数の陽極31が2行16列のマトリクス状に配置され、各陽極31には陽極電圧を供給するための陽極配線32が接続されている。陽極配線32は、1行あたり8本設けられており、各陽極配線32は、8列おきに同じ行に配置されている陽極31に接続されている。また、これらの陽極31に対向してフィラメント陰極(図示せず)が配置されており、陽極31とフィラメント陰極の間には4列分の陽極31に対応した平面視矩形のグリッド33が陽極31から所定距離離間し、かつ陽極31の行方向に互いに平行に4個配設されている。
【0009】
次に、この蛍光表示管30のアノード8分割駆動における各電極の駆動タイミングを示すタイミングチャートを図7に示す。同図において、(a)〜(d)はグリッドG1〜G4の駆動動作を示すタイミングチャート、(e)〜(h)は陽極配線a1,a2,b1,b2〜g1,g2,h1,h2の駆動動作を示すタイミングチャート、(i)はグリッドG1〜G4と陽極配線a1,a2〜h1,h2の組み合わせにより選択される陽極、(j)は陽極の点灯タイミングをそれぞれ示す。
【0010】
アノード8分割駆動では、図7に示すように、各グリッドG1〜G4が、隣り合う2つのグリッドが常に選択されるように、順次1つずつシフトしながら走査される。また、これにタイミングを合わせて陽極31の各行に8本設けられた陽極配線32を2つのグループに分けて交互に点灯信号を与える。この場合、隣り合う2つのグリッドの境界を挟んで隣り合う2つの陽極と、これらの陽極に隣り合うさらに2つの陽極とにそれぞれ接続された陽極配線32を同じグループとする。
【0011】
ここで、行頭に当たる陽極(a11,a21)と行末に当たる陽極(h12,h22)、行頭に当たるグリッド(G1)と行末に当たるグリッド(G4)は、それぞれ隣り合うものとして扱うので、点灯スタート時は、行頭の2列の陽極(a11,a21,b11,b21)と行末の2列の陽極(g12,g22,h12,h22)と、行頭と行末のグリッド(G1,G4)をそれぞれ選択する。このように、アノード8分割駆動は、隣り合う2つのグリッドの境界を挟んで隣り合う2つの陽極と、これらの陽極に隣り合う2つの陽極とにそれぞれ接続された陽極配線32が順次点灯選択されることによりパターン表示が行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した駆動方式では、複数の陽極を共通の陽極配線に接続し、隣り合う2つのグリッドの走査に同期して共通の陽極配線に出力するデータを切り替えることで点灯する陽極を選択しているため、グリッドと、このグリッドに同期して選択される陽極と共通の陽極配線が接続された未選択の陽極との距離が近いと未選択の陽極が発光する漏れ発光が発生するという問題があり、この距離を漏れ発光の生じる所定値より大きくとる必要がある。
【0013】
前述したアノード4分割駆動方式のドットマトリクス型蛍光表示管の場合、例えば、2列目の陽極B11,B21が選択されているときは、G1とG2のグリッドにグリッド電圧が印加されているので、2列目の陽極B11,B21と共通の陽極配線B1,B2が接続されている6列目の陽極B12,B22が点灯しないようにするためには、6列目の陽極B12,B22をグリッドG2の端部から0.675mm以上離間させる必要がある。
【0014】
この場合、グリッド電圧が印加されるグリッドと未選択の陽極との間には、1個の陽極と1.5個の陽極間の隙間が介在しているので、陽極(画素)寸法を0.3mmとし、陽極間の隙間を0.25mmとして得られる画素間隔0.55mmが画素間隔の最小サイズとなる。ここで、画素間隔0.55mmでグリッド電圧が印加されるグリッドと未選択の陽極との距離が0.675mm以上となるのは、グリッドの端部から途中の陽極までの水平距離が陽極間の隙間の1/2より大きいためである。このように、アノード4分割駆動方式のドットマトリクス型蛍光表示管では、表示画素の列間隔を狭めることができないという問題がある。
【0015】
一方、アノード8分割駆動方式のドットマトリクス型蛍光表示管の場合は、例えば、3列目が選択されているときに、G1とG2のグリッドにグリッド電圧が印加されているので、3列目の陽極c11,c21と共通の陽極配線c1,c2が接続されている11列目の陽極c12,c22とグリッドG2の端部との間隔を0.675mm以上とする必要がある。この間には2個の陽極と2.5個の陽極間の隙間が介在しているため、アノード8分割駆動方式によれば、列間隔をアノード4分割駆動方式の1/2に狭めることが可能である。しかしながら、アノード8分割駆動方式では、図6に示したように、行間に8本の陽極配線を配置する必要があり、表示画素の行間隔を狭めることが難しいという問題がある。
【0016】
ドットマトリクス型蛍光表示管では文字表示等のバランス上、行間隔と列間隔を同じにして、画素の縦・横のピッチを等しくする必要があるが、前述したように、アノード4分割駆動方式では列間隔が、アノード8分割駆動方式では行間隔が、それぞれ狭められないため、いずれの方式においても表示画面の高精細化が難しいという問題があった。本発明は、従来の駆動方式に比べて表示画面の高精細化が可能なドットマトリクス型蛍光表示管とその駆動方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明の蛍光表示管は、電子放出源となる陰極と、この陰極に対向してマトリクス状に配置され個々に蛍光体が付着して表示画素を構成する複数の陽極と、陰極と陽極との間に陽極から所定距離離間しかつ陽極の行方向に互いに平行に配設された平面視矩形の複数のグリッドとを備えるものであって、陽極は各行において6個おきに共通の陽極配線に接続され、グリッドは隣り合う2つのグリッドの境界が陽極の各行において連続する3個の陽極を1組とする陽極群の中央の陽極上に位置するように配置されるものであり、さらに、行頭から連続する前記陽極群が1群おきに同じグループに属するように各行の前記陽極群を2つのグループに分けて、この2つのグループに所定の周期で交互に点灯信号を供給する手段と、グリッド電圧を印加すべきグリッドを前記点灯信号の供給に同期して前記所定の周期で1つずつずらしながら、隣り合う2つのグリッドにグリッド電圧を印加する手段とを備えることによって特徴づけられる。
【0018】
また、本発明の蛍光表示管の駆動方法は、電子放出源となる陰極と、この陰極に対向してマトリクス状に配置され個々に蛍光体が付着して表示画素を構成する複数の陽極と、陰極と陽極との間に陽極から所定距離離間しかつ陽極の行方向に互いに平行に配設された平面視矩形の複数のグリッドとを備える蛍光表示管において、陽極を各行において6個おきに共通の陽極配線に接続し、行頭から連続する3個の陽極を1組とする陽極群が1群おきに同じグループに属するように各行の前記陽極群を2つのグループに分けて、この2つのグループに所定の周期で交互に点灯信号を供給するとともに、グリッドを隣り合う2つのグリッドの境界が各陽極群を構成する3個の陽極のうち中央の陽極上に位置するように配置し、グリッド電圧を印加すべきグリッドを前記点灯信号の供給に同期して前記所定の周期で1つずつずらしながら、隣り合う2つのグリッドにグリッド電圧を印加することによって特徴づけられる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、この実施の形態にかかるドットマトリクス型蛍光表示管の電極構造を説明するための概略図である。図1において、蛍光表示管10には、表示画素を構成する複数の陽極11が2行12列のマトリクス状に配置され、各陽極11には陽極電圧を供給するための陽極配線12が接続されている。ここで、各陽極11は、行頭から連続した3列を1組とする陽極群にグループ化されている。陽極配線12は、1行あたり6本設けられており、各陽極配線12は、6列おきに同じ行に配置されている陽極11に接続されている。
【0020】
また、これらの陽極11に対向してフィラメント陰極(図示せず)が配置されており、陽極11とフィラメント陰極の間には平面視矩形のグリッド13が陽極11から所定距離離間し、かつ陽極11の行方向に互いに平行に5個配設されている。これらのグリッド13は、陽極11の各行において連続する3個の陽極11を1組とする陽極群の中央の陽極上に、隣り合う2つのグリッドの境界が位置するように配置されている。この場合、行頭と行末のグリッド13は、各行において陽極群のうちの片側1個の陽極と、隣り合うグリッドとの境界に位置する中央の陽極とに対応しており、他のグリッド13は、各行において2個の陽極と、隣り合うグリッドとの境界に位置する中央の陽極2個とに対応している。
【0021】
ここで、各グリッド13を行頭から順にG1〜G5とし、各陽極配線12のうち、1行目の陽極11に接続するものをA1,B1,C1,D1,E1,F1、2行目の陽極11に接続するものをA2,B2,C2,D2,E2,F2とする。また、A1に接続される陽極11をA11,A12、B1に接続される陽極11をB11,B12、C1に接続される陽極11をC11,C12、D1に接続される陽極11をD11,D12、E1に接続される陽極11をE11,E12、F1に接続される陽極11をF11,F12とし、A2に接続される陽極11をA21,A22、B2に接続される陽極11をB21,B22、C2に接続される陽極11をC21,C22、D2に接続される陽極11をD21,D22、E2に接続される陽極11をE21,E22、F2に接続される陽極11をF21,F22とする。
【0022】
次に、この蛍光表示管10の駆動方法を説明する。図2は、この蛍光表示管10の各電極の駆動タイミングを示すタイミングチャートである。同図において、(a)〜(e)はグリッドG1〜G5の駆動動作を示すタイミングチャート、(f)〜(k)は陽極配線A1,A2〜F1,F2の駆動動作を示すタイミングチャート、(l)はグリッドG1〜G5と陽極配線A1,A2〜F1,F2の組み合わせにより選択される陽極、(m)は陽極の点灯タイミングをそれぞれ示す。
【0023】
この蛍光表示管10の駆動方法は、図2に示すように、隣り合う2つのグリッドに常にグリッド電圧が印加されるように、グリッド電圧を印加するグリッドを順次1つずつずらしながら所定周期でグリッドG1〜G5を走査する。また、これにタイミングを合わせて陽極11の各行に6本設けられた陽極配線12を2つのグループに分けて交互に点灯信号を与える。この場合、陽極11の各行に連続する3個の陽極を1組とする陽極群と接続された陽極配線12を同じグループとする。
【0024】
これにより、隣り合うグリッド13との境界に位置する陽極と、この陽極の両隣の陽極とからなる陽極群が、この陽極群に対応する隣り合う2つのグリッドの選択に同期して点灯選択され、グリッド13の走査とともに、次の陽極群が順次点灯選択されることによりパターン表示が行われる。なお、この実施の形態では、表示画素を構成する陽極が2行12列のマトリクス状に配置された例で説明したが、行数や列数はこれに限られるものではない。
【0025】
次に、この蛍光表示管の構成例を図3に示す。図3は、図1の蛍光表示管の構成を示すII-II線断面図である。同図において、この蛍光表示管10は、ガラス基板14上に形成された陽極配線12と、陽極配線12を覆う絶縁層15と、絶縁層15上に配置され絶縁層15に設けたスルーホールを介して陽極配線12に接続された陽極11と、陽極11上に付着した蛍光体層16と、ガラス基板14上に配置されたフィラメント支持部材18により陽極11から離間して配置されたフィラメント陰極17と、陽極11とフィラメント陰極17の間に配置されたグリッド13と、陽極11とグリッド13とフィラメント陰極17とを内蔵するようにガラス基板14の周囲で固着された透明なフェースガラス19とから構成されている。
【0026】
この実施の形態にかかる蛍光表示管は、漏れ発光が生じやすい陽極とグリッド電圧が印加されるグリッドとの間に、1.5個の陽極と2個の陽極間の隙間が介在しているので、グリッド電圧が印加されるグリッドと未選択の陽極との間隔を0.675mmとした場合、列間隔をアノード4分割駆動方式より狭めることができる。例えば、陽極(画素)寸法を0.25mmとし、陽極間の隙間を0.15mmとすることで、列間隔を0.4mmとすることが可能である。
【0027】
また、行間に配置する陽極配線は6本となるので、アノード8分割駆動方式に比べて行間隔を狭めることができる。この場合、行間に配置する陽極配線数がアノード4分割駆動方式に比べて2本多くなるが、配線数の増加が最小限で済むため、配線のアスペクト比を上げて配線幅を縮小したり、配線間隔を微細化することにより、配線本数の増加を吸収することができるので、列間隔と同様に行間隔も0.4mmとすることが可能である。これにより、画素間隔を0.4mmピッチとすることができ、画面の高精細化を実現することが可能となる。
【0028】
また、この実施の形態によれば、グリッド1枚当たり陽極3列分のグリッドピッチをとることができるので、グリッド1枚当たり陽極2列分のグリッドピッチをとるアノード4分割駆動方式と比べて、グリッド取付工程における配線層との導通などが容易になるとともに、グリッドの数も減るので生産性が向上する。さらに、グリッド数が少なくなるので、グリッド走査に伴うデューティ比を大きくできるので、発光輝度を向上することができる。例えば、横128ドット×縦32ドットの表示画面を有する場合、アノード4分割駆動方式では、64個のグリッドを必要とするため、デューティ比は1/64となるのに対し、本発明に基づく蛍光表示管では43個のグリッドでよいため、デューティ比は1/43となる。また、画素間の隙間を狭めることができるので、発光面積比を増やすことができ、高精細な表示品位を得ることが可能となる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の蛍光表示管は、従来の駆動方式に対応した電極構造を有するドットマトリクス型蛍光表示管に比べて表示画面の高精細化が可能となる効果を有する。また、本発明の蛍光表示管の駆動方法は、ドットマトリクス型蛍光表示管の漏れ発光を抑え、高精細な画面表示が得られる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態にかかるドットマトリクス型蛍光表示管の電極構造を説明するための概略図である。
【図2】 図1の蛍光表示管の各電極の駆動タイミングを示すタイミングチャートである。
【図3】 図1の蛍光表示管の構成を示すII-II線断面図である。
【図4】 従来のアノード4分割駆動方式のドットマトリクス型蛍光表示管の電極構造を説明するための概略図である。
【図5】 図4の蛍光表示管の各電極の駆動タイミングを示すタイミングチャートである。
【図6】 従来のアノード8分割駆動方式のドットマトリクス型蛍光表示管の電極構造を説明するための概略図である。
【図7】 図6の蛍光表示管の各電極の駆動タイミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10,20,30…蛍光表示管、11,21,31…陽極、12,22,32…陽極配線、13,23,33…グリッド、14…ガラス基板、15…絶縁層、16…蛍光体層、17…フィラメント陰極、18…フィラメント支持部材、19…フェースガラス。

Claims (2)

  1. 電子放出源となる陰極と、この陰極に対向してマトリクス状に配置され個々に蛍光体が付着して表示画素を構成する複数の陽極と、前記陰極と前記陽極との間に前記陽極から所定距離離間しかつ前記陽極の行方向に互いに平行に配設された平面視矩形の複数のグリッドとを備える蛍光表示管において、
    前記陽極は、各行において6個おきに共通の陽極配線に接続され、
    前記グリッドは、隣り合う2つのグリッドの境界が前記陽極の各行において連続する3個の陽極を1組とする陽極群の中央の陽極上に位置するように配置されるものであり、
    さらに、行頭から連続する前記陽極群が1群おきに同じグループに属するように各行の前記陽極群を2つのグループに分けて、この2つのグループに所定の周期で交互に点灯信号を供給する手段と、
    グリッド電圧を印加すべきグリッドを前記点灯信号の供給に同期して前記所定の周期で1つずつずらしながら、隣り合う2つのグリッドにグリッド電圧を印加する手段とを備えることを特徴とする蛍光表示管。
  2. 電子放出源となる陰極と、この陰極に対向してマトリクス状に配置され個々に蛍光体が付着して表示画素を構成する複数の陽極と、前記陰極と前記陽極との間に前記陽極から所定距離離間しかつ前記陽極の行方向に互いに平行に配設された平面視矩形の複数のグリッドとを備える蛍光表示管の駆動方法において、
    前記陽極を各行において6個おきに共通の陽極配線に接続し、
    行頭から連続する3個の陽極を1組とする陽極群が1群おきに同じグループに属するように各行の前記陽極群を2つのグループに分けて、この2つのグループに所定の周期で交互に点灯信号を供給するとともに、
    前記グリッドを隣り合う2つのグリッドの境界が各陽極群を構成する前記3個の陽極のうち中央の陽極上に位置するように配置し、
    グリッド電圧を印加すべきグリッドを前記点灯信号の供給に同期して前記所定の周期で1つずつずらしながら、隣り合う2つのグリッドにグリッド電圧を印加することを特徴とする蛍光表示管の駆動方法。
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