JPH11312022A - 太陽光発電用インバータ装置およびその制御方法 - Google Patents
太陽光発電用インバータ装置およびその制御方法Info
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- JPH11312022A JPH11312022A JP10134625A JP13462598A JPH11312022A JP H11312022 A JPH11312022 A JP H11312022A JP 10134625 A JP10134625 A JP 10134625A JP 13462598 A JP13462598 A JP 13462598A JP H11312022 A JPH11312022 A JP H11312022A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インバ−タの使用部品の耐圧を上げることな
く、また、分圧抵抗R1、R2の損失をできるだけ少な
くし、かつ確実に太陽光発電インバータを起動するイン
バータ装置とその制御方法を提供する。 【解決手段】 電流が小さい時は電圧が高く、電流が大
きくなると電圧が低下する特性をもつ太陽電池1をイン
バータ3の入力電源とし、前記太陽電池1の出力電圧を
所望の電圧に分圧する抵抗R1、R2を備え、前記抵抗
R1を短絡するスイッチSW1を前記抵抗R1と並列接
続した並列接続回路を前記太陽電池1の一端とコンデン
サ2の正極側端子との間に接続し、前記太陽電池1の他
端を前記コンデンサ2の負極側に接続し、前記抵抗R2
とスイッチSW3とを直列接続した直列接続回路を前記
コンデンサ2と並列に接続したインバータ装置におい
て、前記スイッチSW1と前記スイッチSW3との共通
接続点と前記抵抗R1との間にスイッチSW2を設けた
ものである。
く、また、分圧抵抗R1、R2の損失をできるだけ少な
くし、かつ確実に太陽光発電インバータを起動するイン
バータ装置とその制御方法を提供する。 【解決手段】 電流が小さい時は電圧が高く、電流が大
きくなると電圧が低下する特性をもつ太陽電池1をイン
バータ3の入力電源とし、前記太陽電池1の出力電圧を
所望の電圧に分圧する抵抗R1、R2を備え、前記抵抗
R1を短絡するスイッチSW1を前記抵抗R1と並列接
続した並列接続回路を前記太陽電池1の一端とコンデン
サ2の正極側端子との間に接続し、前記太陽電池1の他
端を前記コンデンサ2の負極側に接続し、前記抵抗R2
とスイッチSW3とを直列接続した直列接続回路を前記
コンデンサ2と並列に接続したインバータ装置におい
て、前記スイッチSW1と前記スイッチSW3との共通
接続点と前記抵抗R1との間にスイッチSW2を設けた
ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽光発電用インバ
−タに関し、出力電流が小さいときは電圧が高く、出力
電流が大きくなると、電圧が低下する垂下特性を有する
太陽電池に接続されるインバ−タ装置およびその制御方
法に関するものである。
−タに関し、出力電流が小さいときは電圧が高く、出力
電流が大きくなると、電圧が低下する垂下特性を有する
太陽電池に接続されるインバ−タ装置およびその制御方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】太陽光発電システムは太陽電池からの直
流電圧をインバ−タ回路で交流に変換し、この交流電力
を負荷に供給すると共に、余剰電力は配電系統を介して
電力会社側に供給する。太陽光発電システムの従来例の
構成を図2に示す。図2に於いて、1は太陽電池アレ
イ、2はインバータのリップル電流を吸収し、電圧変動
などを平滑するコンデンサ、3は逆並列にダイオードを
有するパワースイッチング素子で構成するインバータ
(図では単相インバ−タの例を示している)、4はコン
トローラからの信号により系統電源とインバータを接続
あるいは解列するスイッチ、5は制御回路、6は入力回
路である。また、6の入力回路は8、9の抵抗、10、
11のスイッチSW1、SW3により構成している。1
の太陽電池は太陽光の日射量に応じた直流電圧を発生す
る。単一の太陽電池アレイの発電電圧、電流は小さいの
で一般にはアレイの直列接続数を増やして電圧を高く
し、並列接続数を増やして電流容量を大きくする。例え
ば、家庭用の発電システムでは電圧は200V〜350
V、電流は15A〜30Aとなるように太陽電池のアレ
イを構成する。3のインバ−タは前記太陽電池からの直
流電圧を配電系統と同一の周波数、電圧に変換する。本
インバ−タが連系運転時は系統に電力を供給し、また、
自立運転時は接続された負荷に定電圧電源として電力を
供給する。太陽電池は図3の太陽電池出力特性に示すよ
うに、一般に電流が小さい時は電圧が高く、電流が大き
くなると電圧が低下する、いわゆる垂下特性を持ってい
る。また、温度が低いときは電圧が高く図3中のA、逆
に高いときは電圧が低くなる図3中のBという温度特性
を持っている。また、太陽の日射量は常に変化し、従っ
て出力電圧、電流も変化する。このように、太陽電池は
周囲温度、日射量によって電圧、電流が変化し、また、
出力電流によって電圧が変動する為、太陽電池から常に
最大電力を取り出すために最大電力点を追従する制御を
行う。一般的に系統電源に常に安定に電力を供給するた
めには、電圧が200Vの配電系統の場合で、日射量の
多い日中の最大電力点のインバ−タの入力電圧は300
V〜350Vになるように太陽電池アレイを構成する。
ところがこのシステムでは日射量の少ない朝、あるいは
夕方では最大電力点の電流が小さくなり、従って太陽電
池の出力電圧が高くなる。前記の例では450V〜50
0Vとなる。また、日射量の多い日中に系統の停電事故
などが発生した場合、インバ−タは停止し、系統への電
力供給を停止しなければならない。従って、太陽電池の
出力電流がゼロとなり、電圧は開放電圧となり450V
〜500Vとなる。このため、インバ−タに使用するコ
ンデンサやIGBTやパワ−トランジスタなどのスイッ
チング素子の電圧は450V〜500V以上の耐圧を必
要とし、従って、インバ−タのコストアップとなってい
た。このような点から、特開平7−168638では入
力部にスイッチと分圧抵抗を挿入し、インバ−タの起動
時あるいは停止時の太陽電池の電圧が高いときはインバ
−タの入力電圧が低くなるようにスイッチを切り替え、
起動後は電圧が高い方へ切り替える方式を提案してい
る。
流電圧をインバ−タ回路で交流に変換し、この交流電力
を負荷に供給すると共に、余剰電力は配電系統を介して
電力会社側に供給する。太陽光発電システムの従来例の
構成を図2に示す。図2に於いて、1は太陽電池アレ
イ、2はインバータのリップル電流を吸収し、電圧変動
などを平滑するコンデンサ、3は逆並列にダイオードを
有するパワースイッチング素子で構成するインバータ
(図では単相インバ−タの例を示している)、4はコン
トローラからの信号により系統電源とインバータを接続
あるいは解列するスイッチ、5は制御回路、6は入力回
路である。また、6の入力回路は8、9の抵抗、10、
11のスイッチSW1、SW3により構成している。1
の太陽電池は太陽光の日射量に応じた直流電圧を発生す
る。単一の太陽電池アレイの発電電圧、電流は小さいの
で一般にはアレイの直列接続数を増やして電圧を高く
し、並列接続数を増やして電流容量を大きくする。例え
ば、家庭用の発電システムでは電圧は200V〜350
V、電流は15A〜30Aとなるように太陽電池のアレ
イを構成する。3のインバ−タは前記太陽電池からの直
流電圧を配電系統と同一の周波数、電圧に変換する。本
インバ−タが連系運転時は系統に電力を供給し、また、
自立運転時は接続された負荷に定電圧電源として電力を
供給する。太陽電池は図3の太陽電池出力特性に示すよ
うに、一般に電流が小さい時は電圧が高く、電流が大き
くなると電圧が低下する、いわゆる垂下特性を持ってい
る。また、温度が低いときは電圧が高く図3中のA、逆
に高いときは電圧が低くなる図3中のBという温度特性
を持っている。また、太陽の日射量は常に変化し、従っ
て出力電圧、電流も変化する。このように、太陽電池は
周囲温度、日射量によって電圧、電流が変化し、また、
出力電流によって電圧が変動する為、太陽電池から常に
最大電力を取り出すために最大電力点を追従する制御を
行う。一般的に系統電源に常に安定に電力を供給するた
めには、電圧が200Vの配電系統の場合で、日射量の
多い日中の最大電力点のインバ−タの入力電圧は300
V〜350Vになるように太陽電池アレイを構成する。
ところがこのシステムでは日射量の少ない朝、あるいは
夕方では最大電力点の電流が小さくなり、従って太陽電
池の出力電圧が高くなる。前記の例では450V〜50
0Vとなる。また、日射量の多い日中に系統の停電事故
などが発生した場合、インバ−タは停止し、系統への電
力供給を停止しなければならない。従って、太陽電池の
出力電流がゼロとなり、電圧は開放電圧となり450V
〜500Vとなる。このため、インバ−タに使用するコ
ンデンサやIGBTやパワ−トランジスタなどのスイッ
チング素子の電圧は450V〜500V以上の耐圧を必
要とし、従って、インバ−タのコストアップとなってい
た。このような点から、特開平7−168638では入
力部にスイッチと分圧抵抗を挿入し、インバ−タの起動
時あるいは停止時の太陽電池の電圧が高いときはインバ
−タの入力電圧が低くなるようにスイッチを切り替え、
起動後は電圧が高い方へ切り替える方式を提案してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような回路においてインバ−タを起動後、インバ−タの
電圧が高くなる方向へ入力回路のスイッチを切り替える
場合、前記特開平7−168638では分圧抵抗の抵抗
値が大きく、インバ−タ起動後も太陽電池の電流は数m
Aと小さく、従って、電圧が低くならず、インバ−タの
入力電圧は高いままであり、やはり、高耐圧のコンデン
サ、スイッチング素子が必要である。この方法でインバ
−タの入力電圧を低くして低い耐電圧の部品を使用出来
るようにするための方法について説明する。図4のイン
バ−タ入力電圧特性に示すように、R1、R2により入
力電圧を分圧する(Vb点)。次に、電流をIcまで増
加する。この時、電圧はVcまで低下する。この点で、
SW1、SW3をOFFする。抵抗による分圧の効果と
この抵抗に流れる電流がなくなるので、電流はId、電
圧はVdとなる。R1、R2の抵抗値の選定とスイッチ
SW1、SW3の切り替え点はVdの電圧が400V以
下となるように設定する。しかしながら、確実にVdが
400V以下になる電流Icはかなり大きな値になり分
圧抵抗の損失が大きくなる。Icを少ない値に設定する
とVdが400Vを越える恐れがある。そこで、本発明
はインバ−タの使用部品の耐圧を上げることなく、ま
た、分圧抵抗R1、R2の損失をできるだけ少なくし、
かつ確実に太陽光発電インバータを起動するインバータ
装置とその制御方法を提供することを目的とする。
ような回路においてインバ−タを起動後、インバ−タの
電圧が高くなる方向へ入力回路のスイッチを切り替える
場合、前記特開平7−168638では分圧抵抗の抵抗
値が大きく、インバ−タ起動後も太陽電池の電流は数m
Aと小さく、従って、電圧が低くならず、インバ−タの
入力電圧は高いままであり、やはり、高耐圧のコンデン
サ、スイッチング素子が必要である。この方法でインバ
−タの入力電圧を低くして低い耐電圧の部品を使用出来
るようにするための方法について説明する。図4のイン
バ−タ入力電圧特性に示すように、R1、R2により入
力電圧を分圧する(Vb点)。次に、電流をIcまで増
加する。この時、電圧はVcまで低下する。この点で、
SW1、SW3をOFFする。抵抗による分圧の効果と
この抵抗に流れる電流がなくなるので、電流はId、電
圧はVdとなる。R1、R2の抵抗値の選定とスイッチ
SW1、SW3の切り替え点はVdの電圧が400V以
下となるように設定する。しかしながら、確実にVdが
400V以下になる電流Icはかなり大きな値になり分
圧抵抗の損失が大きくなる。Icを少ない値に設定する
とVdが400Vを越える恐れがある。そこで、本発明
はインバ−タの使用部品の耐圧を上げることなく、ま
た、分圧抵抗R1、R2の損失をできるだけ少なくし、
かつ確実に太陽光発電インバータを起動するインバータ
装置とその制御方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】電流が小さい時は電圧が
高く、電流が大きくなると電圧が低下する特性をもつ太
陽電池をインバータの入力電源とし、前記太陽電池の出
力電圧を所望の電圧に分圧する抵抗R1、R2を備え、
前記抵抗R1を短絡するスイッチSW1を前記抵抗R1
と並列接続した並列接続回路を前記太陽電池1の一端と
コンデンサ2の正極側端子との間に接続し、前記太陽電
池の他端を前記コンデンサの負極側に接続し、前記抵抗
R2とスイッチSW3とを直列接続した直列接続回路を
前記コンデンサ2と並列に接続したインバータ装置にお
いて、前記スイッチSW1と前記スイッチSW3との共
通接続点と前記抵抗R1との間にスイッチSW2を設け
たことを特徴とする。また、電流が小さい時は電圧が高
く、電流が大きくなると電圧が低下する特性をもつ太陽
電池をインバータの入力電源とし、前記太陽電池の出力
電圧を所望の電圧に分圧する抵抗R1、R2を備え、前
記抵抗R1を短絡するスイッチSW1を前記抵抗R1と
並列接続した並列接続回路を前記太陽電池1の一端とコ
ンデンサ2の正極側端子との間に接続し、前記太陽電池
の他端を前記コンデンサの負極側に接続し、前記抵抗R
2とスイッチSW3とを直列接続した直列接続回路を前
記コンデンサ2と並列に接続し、前記スイッチSW1と
前記スイッチSW3との共通接続点と前記抵抗R1との
間にスイッチSW2を設けた太陽光発電用インバータ装
置の制御方法において、前記インバータの起動時に太陽
電池の開放電圧がインバータの耐圧を越えている場合、
スイッチSW1、スイッチSW2をOFF、スイッチS
W3をONの状態で待機し、前記開放電圧が所定電圧に
達した後、スイッチSW2をONし太陽電池の電圧を抵
抗で分圧してインバータの入力電圧を低くし、インバー
タを起動してインバータへの電流が増加してインバータ
への入力電流がインバータの停止中に抵抗に流れる電流
の値を越えた時点でスイッチSW3をOFFし、さらに
太陽電池の動作電圧が所定の値を以下になった時点でス
イッチSW1をONする。本発明のインバ−タ装置にお
いては入力回路に太陽電池の電圧の分圧回路を挿入し、
太陽電池の電圧が高くなる起動時に、インバ−タの入力
電圧を低くするとともに、できるだけ損失を少なくし
て、インバータを通常運転に移行できるため、安価で、
安定に太陽電池の発電電力を交流に変換するインバ−タ
装置とその制御方法を提供することができる。
高く、電流が大きくなると電圧が低下する特性をもつ太
陽電池をインバータの入力電源とし、前記太陽電池の出
力電圧を所望の電圧に分圧する抵抗R1、R2を備え、
前記抵抗R1を短絡するスイッチSW1を前記抵抗R1
と並列接続した並列接続回路を前記太陽電池1の一端と
コンデンサ2の正極側端子との間に接続し、前記太陽電
池の他端を前記コンデンサの負極側に接続し、前記抵抗
R2とスイッチSW3とを直列接続した直列接続回路を
前記コンデンサ2と並列に接続したインバータ装置にお
いて、前記スイッチSW1と前記スイッチSW3との共
通接続点と前記抵抗R1との間にスイッチSW2を設け
たことを特徴とする。また、電流が小さい時は電圧が高
く、電流が大きくなると電圧が低下する特性をもつ太陽
電池をインバータの入力電源とし、前記太陽電池の出力
電圧を所望の電圧に分圧する抵抗R1、R2を備え、前
記抵抗R1を短絡するスイッチSW1を前記抵抗R1と
並列接続した並列接続回路を前記太陽電池1の一端とコ
ンデンサ2の正極側端子との間に接続し、前記太陽電池
の他端を前記コンデンサの負極側に接続し、前記抵抗R
2とスイッチSW3とを直列接続した直列接続回路を前
記コンデンサ2と並列に接続し、前記スイッチSW1と
前記スイッチSW3との共通接続点と前記抵抗R1との
間にスイッチSW2を設けた太陽光発電用インバータ装
置の制御方法において、前記インバータの起動時に太陽
電池の開放電圧がインバータの耐圧を越えている場合、
スイッチSW1、スイッチSW2をOFF、スイッチS
W3をONの状態で待機し、前記開放電圧が所定電圧に
達した後、スイッチSW2をONし太陽電池の電圧を抵
抗で分圧してインバータの入力電圧を低くし、インバー
タを起動してインバータへの電流が増加してインバータ
への入力電流がインバータの停止中に抵抗に流れる電流
の値を越えた時点でスイッチSW3をOFFし、さらに
太陽電池の動作電圧が所定の値を以下になった時点でス
イッチSW1をONする。本発明のインバ−タ装置にお
いては入力回路に太陽電池の電圧の分圧回路を挿入し、
太陽電池の電圧が高くなる起動時に、インバ−タの入力
電圧を低くするとともに、できるだけ損失を少なくし
て、インバータを通常運転に移行できるため、安価で、
安定に太陽電池の発電電力を交流に変換するインバ−タ
装置とその制御方法を提供することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図につい
て詳細に説明する。図1は200Vの単相二線式配電系
統に接続した例であるが、単相三線式あるいは三相三線
式についても同様に構成することが出来る。1は太陽電
池アレイであり、直列接続により電圧を300V〜35
0V、並列接続により10A〜20Aの出力が得られる
ように構成される。3のインバ−タは太陽電池の直流の
発電電力を系統電圧と同じ電圧、周波数の交流電力に変
換する。また、インバ−タの制御回路5では、インバ−
タの入力電圧、電流を監視しながら、変動する太陽電池
の発電電力から、常に最大電力を取り出すように最大電
力点の追従制御を行う。2のコンデンサはインバ−タの
スイッチング素子のスイッチングに伴うサ−ジ電圧や無
効電力を吸収し、また急激な電圧変動を吸収する。一般
に200V級の電源回路では400Vの耐圧を持つコン
デンサが使用される。7の入力回路は2個の分圧抵抗と
3個のスイッチで構成する。図2の従来例の6の入力回
路との相違はスイッチSW2を追加している点だけであ
る。8のR1、9のR2は分圧抵抗、10のSW1、1
1のSW2、12のSW3はそれぞれスイッチであり、
図1に示す構成で、SW1は、R1とSW2の直列接続
部と並列接続し、SW1をONするとR1、SW2が短
絡される。SW2はR1と直列接続され、SW2をON
するとR1が挿入され、SW1とSW2がOFFすると
太陽電池はインバ−タから切り離される。インバ−タの
通常の運転時はSW1、SW2がON、SW3がOFF
の状態で、太陽電池の電圧は分圧せずにインバ−タに入
力する。この時は太陽電池の電流が大きく、従って、電
圧は低くなっており、インバ−タの耐圧を越えていな
い。日射量の減少にしたがって電流が減少してくると電
圧が上昇し始める。太陽電池アレイの出力電圧が設定値
を越えるとSW1をOFF、SW2をON、SW3をO
Nし、太陽電池の電圧をR1、R2で分圧する。従っ
て、インバ−タの電圧は図4においてVbとなる。ただ
し、Vb≦400V。したがってインバ−タが停止し
て、太陽電池の開放電圧が500Vとなっても、インバ
−タの入力電圧は400V以下となり耐圧を越えること
はない。インバ−タの通常の起動時は太陽電池の電圧が
徐々に上昇し、250〜300V付近からインバ−タが
ONし、電流が流れ始め、最大電力点の追従制御を始め
るため電圧が400Vを越えることがない。
て詳細に説明する。図1は200Vの単相二線式配電系
統に接続した例であるが、単相三線式あるいは三相三線
式についても同様に構成することが出来る。1は太陽電
池アレイであり、直列接続により電圧を300V〜35
0V、並列接続により10A〜20Aの出力が得られる
ように構成される。3のインバ−タは太陽電池の直流の
発電電力を系統電圧と同じ電圧、周波数の交流電力に変
換する。また、インバ−タの制御回路5では、インバ−
タの入力電圧、電流を監視しながら、変動する太陽電池
の発電電力から、常に最大電力を取り出すように最大電
力点の追従制御を行う。2のコンデンサはインバ−タの
スイッチング素子のスイッチングに伴うサ−ジ電圧や無
効電力を吸収し、また急激な電圧変動を吸収する。一般
に200V級の電源回路では400Vの耐圧を持つコン
デンサが使用される。7の入力回路は2個の分圧抵抗と
3個のスイッチで構成する。図2の従来例の6の入力回
路との相違はスイッチSW2を追加している点だけであ
る。8のR1、9のR2は分圧抵抗、10のSW1、1
1のSW2、12のSW3はそれぞれスイッチであり、
図1に示す構成で、SW1は、R1とSW2の直列接続
部と並列接続し、SW1をONするとR1、SW2が短
絡される。SW2はR1と直列接続され、SW2をON
するとR1が挿入され、SW1とSW2がOFFすると
太陽電池はインバ−タから切り離される。インバ−タの
通常の運転時はSW1、SW2がON、SW3がOFF
の状態で、太陽電池の電圧は分圧せずにインバ−タに入
力する。この時は太陽電池の電流が大きく、従って、電
圧は低くなっており、インバ−タの耐圧を越えていな
い。日射量の減少にしたがって電流が減少してくると電
圧が上昇し始める。太陽電池アレイの出力電圧が設定値
を越えるとSW1をOFF、SW2をON、SW3をO
Nし、太陽電池の電圧をR1、R2で分圧する。従っ
て、インバ−タの電圧は図4においてVbとなる。ただ
し、Vb≦400V。したがってインバ−タが停止し
て、太陽電池の開放電圧が500Vとなっても、インバ
−タの入力電圧は400V以下となり耐圧を越えること
はない。インバ−タの通常の起動時は太陽電池の電圧が
徐々に上昇し、250〜300V付近からインバ−タが
ONし、電流が流れ始め、最大電力点の追従制御を始め
るため電圧が400Vを越えることがない。
【0006】日射量の多い日中に系統の停電などでイン
バ−タが停止する場合は、インバータの耐圧を越える電
圧がインバータにかかる恐れがある。SW1、SW2を
OFFした後、インバ−タを停止し、インバ−タを太陽
電池から切り離す。従って、停電中に太陽電池の開放電
圧に近い電圧が印加されることを防ぐことができる。図
5に、停電などの停止からインバ−タが復帰する場合の
動作シーケンスを示す。 (1)SW1、SW2はOFF、SW3はONとして待
機している。太陽電池の動作点はPso、インバータの
動作点Pioである。 (2)SW2をONする。抵抗R1、R2に電流I1が
流れ、太陽電池の動作点はPs1(電圧Vs1、電流I
1)、インバータの動作点Pi1(入力電圧Vi1、入
力電流0)となる。インバータにかかる電圧Vi1は Vi1 = Vs1 − ΔV1 ΔV1 = R1*I1 となる。R1、R2はVi1が耐圧を越えないよう選べ
る。 (3)インバータを起動してインバータの入力電流がI
3(≧I1)なるようにし、太陽電池の動作点をPs2
(電圧Vs2、電流I2)に移動させる。この時のイン
バータの動作点はPi2(入力電圧Vi2、入力電流I
3)である。インバータにかかる電圧Vi2は Vi2 = Vs2 − ΔV2 ΔV2 = R1*I2 となる。I2 > I1 で Vs2 < Vs1なの
でVi2 < Vi1となり、耐圧を越えることはな
い。 (4)SW3をOFFして太陽電池の動作点をPs3
(電圧Vs3、電流I3)に移動させる。この時のイン
バータの動作点はPi3(入力電圧Vi3、入力電流I
3)である。インバータにかかる電圧Vi3は Vi3 = Vs3 − ΔV3 ΔV3 = R1*I3 となる。I3 ≧ I1 で Vs3 < Vs1なの
でVi3 < Vi1となり、耐圧を越えることはな
い。 (5)さらにインバータの入力電流を増やしてIc(>
I3)とする。太陽電池の動作点は、Psc(電圧V
c、電流Ic)となる。インバータの動作点は、Pi4
(入力電圧Vi4、入力電流Ic)である。インバータ
にかかる電圧Vi4は Vi4 = Vsc − ΔV4 ΔV4 = R1*Ic となる。Ic> I3 で Vsc < Vs3なので
Vi4 < Vi3となり、耐圧を越えることはない。 (6)そして、Vcがインバータ耐圧以下になれば、S
W1をONする。太陽電池の動作点Pscとインバータ
の動作点Pic(入力電圧Vic、入力電流Ic)は一
致する。したっがて、インバータの入力電圧は、耐圧を
越えない。後は、この点から最大電力点の追従制御を行
ってインバータの出力を増やしていけば、太陽電池の動
作電圧、すなわちインバータの入力電圧耐圧を越えな
い。また、R2は起動の途中で開放するのでR2に流す
電流分だけロスを節約できる。
バ−タが停止する場合は、インバータの耐圧を越える電
圧がインバータにかかる恐れがある。SW1、SW2を
OFFした後、インバ−タを停止し、インバ−タを太陽
電池から切り離す。従って、停電中に太陽電池の開放電
圧に近い電圧が印加されることを防ぐことができる。図
5に、停電などの停止からインバ−タが復帰する場合の
動作シーケンスを示す。 (1)SW1、SW2はOFF、SW3はONとして待
機している。太陽電池の動作点はPso、インバータの
動作点Pioである。 (2)SW2をONする。抵抗R1、R2に電流I1が
流れ、太陽電池の動作点はPs1(電圧Vs1、電流I
1)、インバータの動作点Pi1(入力電圧Vi1、入
力電流0)となる。インバータにかかる電圧Vi1は Vi1 = Vs1 − ΔV1 ΔV1 = R1*I1 となる。R1、R2はVi1が耐圧を越えないよう選べ
る。 (3)インバータを起動してインバータの入力電流がI
3(≧I1)なるようにし、太陽電池の動作点をPs2
(電圧Vs2、電流I2)に移動させる。この時のイン
バータの動作点はPi2(入力電圧Vi2、入力電流I
3)である。インバータにかかる電圧Vi2は Vi2 = Vs2 − ΔV2 ΔV2 = R1*I2 となる。I2 > I1 で Vs2 < Vs1なの
でVi2 < Vi1となり、耐圧を越えることはな
い。 (4)SW3をOFFして太陽電池の動作点をPs3
(電圧Vs3、電流I3)に移動させる。この時のイン
バータの動作点はPi3(入力電圧Vi3、入力電流I
3)である。インバータにかかる電圧Vi3は Vi3 = Vs3 − ΔV3 ΔV3 = R1*I3 となる。I3 ≧ I1 で Vs3 < Vs1なの
でVi3 < Vi1となり、耐圧を越えることはな
い。 (5)さらにインバータの入力電流を増やしてIc(>
I3)とする。太陽電池の動作点は、Psc(電圧V
c、電流Ic)となる。インバータの動作点は、Pi4
(入力電圧Vi4、入力電流Ic)である。インバータ
にかかる電圧Vi4は Vi4 = Vsc − ΔV4 ΔV4 = R1*Ic となる。Ic> I3 で Vsc < Vs3なので
Vi4 < Vi3となり、耐圧を越えることはない。 (6)そして、Vcがインバータ耐圧以下になれば、S
W1をONする。太陽電池の動作点Pscとインバータ
の動作点Pic(入力電圧Vic、入力電流Ic)は一
致する。したっがて、インバータの入力電圧は、耐圧を
越えない。後は、この点から最大電力点の追従制御を行
ってインバータの出力を増やしていけば、太陽電池の動
作電圧、すなわちインバータの入力電圧耐圧を越えな
い。また、R2は起動の途中で開放するのでR2に流す
電流分だけロスを節約できる。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明におけるイン
バ−タ装置によって、どんな場合でもインバータの耐圧
を越えずに起動して発電できるので、太陽電池の特性を
落とすことなく、インバ−タの使用部品の耐圧を低圧部
品とする事ができ、インバ−タ装置のコストダウンを図
ることができる。さらに、本インバータ装置を使用して
分圧抵抗R1、R2の電力損失をできるだけ少なくし、
確実にインバータ装置を制御する制御方法を提供するこ
とができる。
バ−タ装置によって、どんな場合でもインバータの耐圧
を越えずに起動して発電できるので、太陽電池の特性を
落とすことなく、インバ−タの使用部品の耐圧を低圧部
品とする事ができ、インバ−タ装置のコストダウンを図
ることができる。さらに、本インバータ装置を使用して
分圧抵抗R1、R2の電力損失をできるだけ少なくし、
確実にインバータ装置を制御する制御方法を提供するこ
とができる。
【図1】 本発明の実施例
【図2】 従来例の構成図
【図3】 太陽電池出力特性
【図4】 インバ−タの入力電圧
【図5】 インバータの起動シーケンス
1 太陽電池 2 コンデンサ 3 インバ−タ 4 スイッチ 5 制御回路 6 従来例の入力回路 7 本発明の入力回路 8 抵抗R1 9 抵抗R2 10 スイッチSW1 11 スイッチSW2 12 スイッチSW3
Claims (2)
- 【請求項1】 電流が小さい時は電圧が高く、電流が大
きくなると電圧が低下する特性をもつ太陽電池をインバ
ータの入力電源とし、前記太陽電池の出力電圧を所望の
電圧に分圧する抵抗R1、R2を備え、前記抵抗R1を
短絡するスイッチSW1を前記抵抗R1と並列接続した
並列接続回路を前記太陽電池の一端とコンデンサの正極
側端子との間に接続し、前記太陽電池の他端を前記コン
デンサの負極側に接続し、前記抵抗R2とスイッチSW
3とを直列接続した直列接続回路を前記コンデンサと並
列に接続したインバータ装置において、 前記スイッチSW1と前記スイッチSW3との共通接続
点と前記抵抗R1との間にスイッチSW2を設けたこと
を特徴とする太陽光発電用インバータ装置。 - 【請求項2】 電流が小さい時は電圧が高く、電流が大
きくなると電圧が低下する特性をもつ太陽電池をインバ
ータの入力電源とし、前記太陽電池の出力電圧を所望の
電圧に分圧する抵抗R1、R2を備え、前記抵抗R1を
短絡するスイッチSW1を前記抵抗R1と並列接続した
並列接続回路を前記太陽電池の一端とコンデンサの正極
側端子との間に接続し、前記太陽電池の他端を前記コン
デンサの負極側に接続し、前記抵抗R2とスイッチSW
3とを直列接続した直列接続回路を前記コンデンサと並
列に接続し、前記スイッチSW1と前記スイッチSW3
との共通接続点と前記抵抗R1との間にスイッチSW2
を設けた太陽光発電用インバータ装置の制御方法におい
て、 前記インバータの起動時に太陽電池の開放電圧がインバ
ータの耐圧を越えている場合、スイッチSW1、スイッ
チSW2をOFF、スイッチSW3をONの状態で待機
し、前記開放電圧が所定電圧に達した後、スイッチSW
2をONし太陽電池の電圧を抵抗で分圧してインバータ
の入力電圧を低くし、インバータを起動してインバータ
への電流が増加してインバータへの入力電流がインバー
タの停止中に抵抗に流れる電流の値を越えた時点でスイ
ッチSW3をOFFし、さらに太陽電池の動作電圧が所
定の値を以下になった時点でスイッチSW1をONする
ことを特徴とする太陽光発電用インバ−タ装置の制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10134625A JPH11312022A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 太陽光発電用インバータ装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10134625A JPH11312022A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 太陽光発電用インバータ装置およびその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11312022A true JPH11312022A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=15132759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10134625A Pending JPH11312022A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 太陽光発電用インバータ装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11312022A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1998
- 1998-04-28 JP JP10134625A patent/JPH11312022A/ja active Pending
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