JPH11310164A - 車両用ルームラック構造 - Google Patents

車両用ルームラック構造

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Publication number
JPH11310164A
JPH11310164A JP11945798A JP11945798A JPH11310164A JP H11310164 A JPH11310164 A JP H11310164A JP 11945798 A JP11945798 A JP 11945798A JP 11945798 A JP11945798 A JP 11945798A JP H11310164 A JPH11310164 A JP H11310164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
vehicle
mounting stay
stay
room rack
Prior art date
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Pending
Application number
JP11945798A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Okada
英二 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP11945798A priority Critical patent/JPH11310164A/ja
Publication of JPH11310164A publication Critical patent/JPH11310164A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R5/00Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like
    • B60R5/003Luggage racks, e.g. for busses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用ルームラックの棚板を可倒式にし、車
両が転倒したときに乗員・乗客が棚板に衝突して負傷す
ることを防ぐこと。 【解決手段】 取付ステー11、棚板15及びストッパ
ー11dを具備し、前記取付ステー11の一端11aが
ルーフ(具体的にはルーフリインホースメント3)に固
定され、前記取付ステー11の他端11bがピラー4に
固定され、前記棚板15の一端側が前記取付ステー11
に回動自在に取付けられ、前記ストッパー11dは前記
棚板15が使用状態となる位置になるように前記棚板1
5を支えることを特徴とする車両用ルームラック構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用ルームラック
構造に関し、特に車両転倒時に車両内の乗員が車両用ル
ームラックにより負傷しないようにする技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来からバス等の客室を有する車両内に
荷物を載せるためのルームラックが使用されている。図
6は該車両のボディの側面を示し、図7は図6に示す該
車両のボディのVII-VII断面構造を示している。
【0003】図6及び図7において、ボディ30に複数
の窓31及びドア取付部32が形成されている。ボディ
30のルーフ33を補強するルーフリインホースメント
34の下端がピラー39の上端に固定されている。ルー
ムラック35は荷物棚ステー36と棚板38とからな
る。複数の荷物棚ステー36がボルト37によりルーフ
リインホースメント34の室内側に吊り下げられるよう
に取り付けられ、棚板38が複数の荷物棚ステー36に
固定されている。車両の乗客は棚板38上に荷物を載せ
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来例
では、荷物を載せる棚板38の位置が固定されているの
で、車両転覆時(ロールオーバー時)に車両の乗員・乗
客が棚板38に衝突して負傷するおそれがあった。本発
明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その課
題は、車両転覆時に車両の乗員又は乗客が荷物棚に衝突
しないようにする車両のルームラック構造を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明の構成は、取付ステー、棚板及びストッパ
ーを具備し、前記取付ステーの一端がルーフに固定さ
れ、前記取付ステーの他端がピラーに固定され、前記棚
板の一端側が前記取付ステーに回動自在に取付けられ、
前記ストッパーは前記棚板が使用状態となる位置になる
ように前記棚板を支えることを特徴とする車両用ルーム
ラック構造である。
【0006】上記発明の構成に係わる車両用ルームラッ
クでは、前記取付ステーの一端がルーフに固定され、前
記取付ステーの他端がピラーに固定されているので、前
記取付ステーは前記ルーフと前記ピラーとの結合の剛性
を向上させる枠部材ともなる。また、前記棚板の一端側
が前記取付ステーに回動自在に取付けられ、前記ストッ
パーは前記棚板が使用状態となる位置になるように前記
棚板を支えるので、前記棚板を使用しない時には、前記
棚板を回転させることにより前記棚板を前記取付ステー
側に収納することができる。更に、車両の転倒時には、
棚板が自重により回転することにより取付ステー側に収
納されるので、車両の乗員・乗客が棚板に衝突して負傷
することを防ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は本願発明の実施の形態に
係わるルームラック構造を設置した車両(バス等)の断
面構造を示し、図2は該ルームラックの断面構造を示
し、図3は該ルームラック構造の一部分を示し、図4は
図2に示すもののIV-IV断面構造を示す。図5は図1に
示す車両が転倒した場合を示している。
【0008】図1〜図5において、ボディ1にルーフパ
ネル2が形成されている。ルーフパネル2はルーフリイ
ンホースメント3の外側に固定され、ルーフリインホー
スメント3の下端はピラー4の上端に固定されている。
ピラー4はピラーインナーパネル4aとピラーアウター
パネル4bとからなる。ルームラック10の配設位置は
図6に示すルームラック35と同様である。
【0009】ルームラック(荷物棚)10において、取
付ステー11の一端11aは、ボルト12a及びナット
12bによりルーフリインホースメント3に固定され、
取付ステー11の他端11bはボルト12a及びナット
12bによりピラーインナーパネル4aに固定されてい
る。なお、図2においてはナット12bの表示が省略さ
れている。取付ステー11の一端11a及び他端11b
にボルト12a用孔11cが形成され、孔11cに対応
する孔がルーフリインホースメント3及びピラーインナ
ーパネル4aに形成されている。
【0010】棚板ステー13の基部13aに孔13bが
形成され、取付ステー11に固定されたシャフト14a
が孔13bを挿通している。このため、棚板ステー13
が取付ステー11に回動自在に取付けられている。な
お、シャフト14aがボルト状に形成され、該ボルト状
部分にナット14bが螺合することにより、棚板ステー
13がシャフト14aから外れないようになっている。
【0011】棚板15は複数のスクリュー16により一
対の棚板ステー13に固定されている。このため、棚板
ステー13は棚板15の一部分となっている。なお、棚
板ステー13を棚板15と一体に形成してもよい。矢印
13xは、棚板15がルームラック10内(取付ステー
11側)に収納される場合に回動する方向を示してい
る。ストッパー11dは、棚板15が使用状態となる位
置(図2に実線にて示す位置)になるように棚板15
(又は棚板ステー13部分)を支えている。なお、スト
ッパー11dは、取付ステー11の一部分でもよいし、
取付ステー11とは別個に形成され、取付ステー11に
固定されたものでもよい。
【0012】ラック内張り17は、ルームラック10の
カバーになるように、配設されている。なお、棚板15
が位置する部分に対応する開口部がラック内張り17に
形成されている。天井内張り18がルーフリインホース
メント3の室内側に固定されている。ボディ1の床21
上にシート22が固定され、乗客24がシート22に座
っている。窓23がボディ1に形成されている。なお、
25は地面である。
【0013】以上の構成により、車両用ルームラック1
0では、前記取付ステー11の一端11aがルーフリイ
ンホースメント3に固定され、前記取付ステー11の他
端11bがピラーインナーパネル4aに固定されている
ので、前記取付ステー11は前記ルーフリインホースメ
ント3と前記ピラーインナーパネル4aとの結合の剛性
を向上させる枠部材ともなる。
【0014】また、前記棚板15の一端側(棚板ステー
13の基部13a側)が前記取付ステー11に回動自在
に取付けられ、前記ストッパー11dは前記棚板15が
使用状態となる位置になるように前記棚板15を支える
ので、前記棚板15を使用しない時には、前記棚板15
を回転させることにより前記棚板15を前記取付ステー
11側に収納することができる。二点鎖線で示す棚板ス
テー13は収納状態を示す。
【0015】棚板15が取付ステー11側に収納される
時は、棚板15がルームラック10の他の部分と摺動す
るように形成されているので、該摺動抵抗により棚板1
5の収納状態が保たれる。
【0016】更に、万一、車両が転倒したときには、棚
板15が棚板15の自重により回転して取付ステー11
側に収納されるので、車両の乗員・乗客24が棚板15
に衝突して負傷することを防ぐことができる。
【0017】
【発明の効果】本願発明に係わる車両用ルームラックに
よれば、棚板を可倒式にし、使用しないときには収納で
き、かつ、ピラーとルーフの結合の剛性を向上させるこ
とができる。更に万一、車両が転倒したときには、棚板
が自重により回転して該ルームラックの取付ステー側に
収納されるので、車両の乗員・乗客が棚板に衝突して負
傷することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態の概略を示す断面図であ
る。
【図2】該実施の形態の詳細を示す断面図である。
【図3】該実施の形態の一部分を示す斜視図である。
【図4】図2に示すもののIV-IV断面図である。
【図5】該実施の形態の動作説明図である。
【図6】従来例の外観を示す側面図である。
【図7】図6に示すもののVII-VII断面図である。
【符号の説明】
1 ボディ 2 ルーフパネル 3 ルーフリインホースメント 4 ピラー 10 ルームラック 11 取付ステー 11a 取付ステーの一端 11b 取付ステーの他端 11d ストッパー 13 棚板ステー 13a 棚板ステーの基部 15 棚板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付ステー、棚板及びストッパーを具備
    し、 前記取付ステーの一端がルーフに固定され、前記取付ス
    テーの他端がピラーに固定され、 前記棚板の一端側が前記取付ステーに回動自在に取付け
    られ、 前記ストッパーは前記棚板が使用状態となる位置になる
    ように前記棚板を支えることを特徴とする車両用ルーム
    ラック構造。
JP11945798A 1998-04-28 1998-04-28 車両用ルームラック構造 Pending JPH11310164A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11945798A JPH11310164A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 車両用ルームラック構造

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JPH11310164A true JPH11310164A (ja) 1999-11-09

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000034172A (ja) * 1998-05-12 2000-02-02 Toshiba Corp 高熱伝導性窒化けい素焼結体およびその製造方法
KR100946850B1 (ko) 2008-12-05 2010-03-09 현대자동차주식회사 고속버스용 선반 어셈블리
DE102019102687A1 (de) * 2019-02-04 2020-08-06 Man Truck & Bus Se Fahrzeug, vorzugsweise Nutzfahrzeug, mit einem Gitterrahmen
FR3123857A1 (fr) * 2021-06-14 2022-12-16 Speedinnov Porte-bagages pour un véhicule terrestre et véhicule associé

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DE102019102687A1 (de) * 2019-02-04 2020-08-06 Man Truck & Bus Se Fahrzeug, vorzugsweise Nutzfahrzeug, mit einem Gitterrahmen
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