JPH11309621A - 数値制御自動旋盤 - Google Patents

数値制御自動旋盤

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Publication number
JPH11309621A
JPH11309621A JP13453698A JP13453698A JPH11309621A JP H11309621 A JPH11309621 A JP H11309621A JP 13453698 A JP13453698 A JP 13453698A JP 13453698 A JP13453698 A JP 13453698A JP H11309621 A JPH11309621 A JP H11309621A
Authority
JP
Japan
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hob cutter
axis direction
shaft
automatic lathe
main shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP13453698A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyasu Urushibata
敏保 漆畑
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Star Micronics Co Ltd
Original Assignee
Star Micronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホブカッタの外径部とガイドブッシュとの距
離を調整可能に構成することにより、ホブカッタの径の
大小に関係なく加工点をガイドブッシュにできるだけ接
近した場所とすることができ、それによって、棒材の撓
みを防止して加工精度の向上を図ることが可能な数値制
御自動旋盤を提供すること。 【解決手段】 主軸を回転可能に保持し主軸の軸芯方向
に移動可能に構成された主軸台と、主軸の前方に配置さ
れ主軸によって把持された棒材の先端部を支持するガイ
ドブッシュと、ガイドブッシュの近傍に配置され主軸の
軸芯方向に直交する方向に移動可能に構成された刃物台
と、刃物台に取り付けられホブカッタによって棒材にホ
ブ切り加工を施すホブ切り加工ユニットと、を具備する
数値制御自動旋盤において、ホブ切り加工ユニットにあ
ってホブカッタを主軸の軸芯方向に移動可能に構成した
もの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主軸移動型の数値
制御自動旋盤に係り、特に、ホブ切り加工ユニットを搭
載したものにおいて、該ホブ切り加工ユニットのホブカ
ッタを主軸の軸芯方向(Z軸方向)に移動可能に構成す
ることにより、ホブカッタとガイドブッシュとの間の距
離{主軸の軸芯方向(Z軸方向)に沿った距離}を調整
可能にし、それによって、ホブカッタの径の大小等にか
かわらず、加工位置をガイドブッシュに対して可能な限
り接近させて、高精度でホブ切り加工を施すことができ
るように工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】図7乃至図13を参照して、ホブ切り加
工ユニットを備えた従来の数値制御自動旋盤の構成につ
いて説明する。図7は、主軸移動型の数値制御自動旋盤
の一部を示す図であり、まず、タレット型刃物台201
があり、このタレット型刃物台201は複数個(この場
合には10個)の工具取付面201aを備えており、図
示しない割出モータの駆動によって回転することによ
り、任意の工具取付面201aを所定の場所に割り出す
ものである。
【0003】上記複数個の取付面201aの内任意の取
付面201aには、ホブ切り加工ユニット203が着脱
可能に取付・固定されている。そして、上記タレット型
刃物台201の中心位置にはマスター傘歯車205が配
置されていて、図示しないホブカッター駆動用サーボモ
ータによって回転駆動されるようになっている。一方、
上記ホブ切り加工ユニット203側には、シャフト20
7が設けられていて、このシャフト207の一端には小
型傘歯車209が固着されている。この小型傘歯車20
9が上記マスター傘歯車205に噛合する関係にある。
よって、マスター傘歯車205が回転駆動されることに
より、小型傘歯車209及びシャフト207が回転する
ことになる。
【0004】上記シャフト207の他端には歯車211
が固着されている。又、上記シャフト207に直交する
ように別のシャフト213が配置されていて、このシャ
フト213の一端には歯車215が固着されている。こ
の歯車215が上記歯車211に噛合している。よっ
て、シャフト207が回転することにより、歯車21
1、歯車215を介して、シャフト213が回転するこ
とになる。上記シャフト213の他端には歯車217が
固着されている。又、上記シャフト213に対して別の
シャフト219が平行に配置されている。このシャフト
219には歯車221が固着されていて、この歯車22
1が上記歯車217に噛合している。よって、シャフト
213が回転することにより、歯車217、歯車221
を介して、シャフト219が回転することになる。
【0005】上記シャフト219には別の歯車223が
固着されている。又、上記シャフト219にはホブカッ
ター軸225が平行に配置されていて、このホブカッタ
ー軸225には歯車227が固着されている。この歯車
227が上記歯車223に噛合する関係にある。よっ
て、シャフト219が回転することにより、歯車22
3、歯車227を介して、ボブカッター軸225が回転
することになる。このように、タレット型刃物台201
側のマスター傘歯車205が回転駆動されることによ
り、ホブカッター軸225が回転駆動されることにな
る。
【0006】上記ホブカッター軸225にはホブカッタ
229が着脱可能に取付・固定されている。又、上記ホ
ブカッタ229の近傍には、ガイドブッシュ231があ
り、このガイドブッシュ231によって、主軸232
(図8に示す)に把持された棒材233の先端部が支持
されていると共に、棒材233は主軸232によって回
転され、且つ、主軸232の軸芯方向(Z軸方向)に移
動制御されるものである。 尚、図8に示す主軸232
は図示しない主軸台に取り付けられていて、この主軸台
が図示しないサーボモータとボールネジ・ボールナット
機構によって、主軸232の軸芯方向(Z軸方向)に移
動するものである。又、タレット型刃物台201は、図
示しないサーボモータとボールネジ・ボールナット機構
によって、主軸232の軸芯方向(Z軸方向)に直交
し、且つ、相互に直交する二軸方向(X軸方向、Y軸方
向)に移動可能に構成されている。そして、上記棒材2
33を回転させると共に主軸232の軸芯方向(Z軸方
向)に移動させながら、タレット型刃物台201によっ
てホブ切り加工ユニット203をX軸方向に所定量送る
ことにより、棒材233に対してホブカッタ229によ
って所定のホブ切り加工を施すものである。
【0007】次に、棒材233とホブカッタ229の回
転比について説明する。棒材233の回転数(N)とホ
ブカッタ229の回転数(n)との比は次の式(I)に
示すようなものとなる。 N=n*1/t(rpm)−−−(I) 但し、 t:棒材233に加工される歯数 又、ホブ定数は1 そして、主軸232を回転駆動する図示しない主軸駆動
用サーボモータとホブカッタ駆動用サーボモータは、棒
材233とホブカッタ229の回転数が所定の比率で同
期するように制御されるようになっている。
【0008】次に、ホブカッター軸225の傾斜角度の
調整について説明する。すなわち、ホブ切り加工を行う
場合には、ホブカッタ229の刃の進み角に合わせてホ
ブカッター軸225を傾斜させる必要がある。すなわ
ち、ホブカッタ229は、図12及び図13に示すよう
な形状になっている。まず、ボス部229aがあり、こ
のボス部229aの外周部には複数条(この場合には1
2条)の刃229bが設けられている。そして、これら
刃229bは、図12に示すような進み角(α°)をも
って傾斜した状態で形成されている。その為、そのよう
なホブカッタ229の刃229bの進み角(α°)に合
わせて、ホブカッター軸225を傾斜させる必要がある
ものである。
【0009】図8は、ホブカッター軸225を上記進み
角(α°)に合わせて傾斜させた様子を示している。同
図に示すように、ホブカッター軸225は、鉛直方向
(図8中一点鎖線aで示す)に対して所定角度{上記し
たように、ホブカッタ229の刃の進み角に合わせた所
定の角度(α°)}だけ傾斜した状態となっており、図
8中一点鎖線A−Aで示す軸となる。そして、その傾斜
角度の調節は、図8に示す角度調整ねじ241、243
によって行うように構成されている。図8ではホブカッ
ター軸225の傾斜角度を2°30′に設定している。
【0010】又、上記角度調整ねじ241、243によ
って、ホブカッター軸225の傾斜角度を調整する場合
には、図11に示す目盛部251を見ながら行うもので
ある。すなわち、図10に示すように、固定側240に
対して、角度調整ねじ241、243がねじ込まれてい
る側が可動側242となっていて、角度調整ねじ24
1、243を適宜回転させることにより、ボール・ナッ
ト構造によって、上記可動側242が固定側240に対
して回転することになる。又、目盛部251は、その固
定側目盛部251aが固定側240に取り付けられてい
て、可動側目盛部251bが可動側242に取り付けら
れている。そして、角度調整ねじ241、243を適宜
回転させることにより可動側242を回転させ、その
際、目盛部251の可動側目盛部251bの目盛(例え
ば、2°30′)が固定側目盛部251aの目盛(2°
30′)に一致するようにする。それによって、ホブカ
ッター軸225を2°30′だけ傾斜させることができ
るものである。
【0011】上記構成によると、まず、棒材233とホ
ブカッタ229とは所定の回転比で同期回転している。
その状態で、タレット型刃物台201をX軸方向に移動
制御して、ホブカッタ229をX軸方向へ所定の送り量
で移動させる。それによって、所定の深さのホブ切り加
工が実行される。又、棒材233は図示しない主軸台に
よって主軸232の軸芯方向(Z軸方向)に移動制御さ
れ、その結果、棒材233に対して所定幅にわたって所
定深さのホブ切り加工を施すことができる。その際、正
しい歯形を削り出すために、タレット型刃物台201に
よるX軸方向への送りの最終位置、及びホブカッタ22
9のホブカッター軸225の傾斜角度の調整が行われ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。すなわち、従来の構成にお
いては、ホブカッタ229とガイドブッシュ231との
間の距離{主軸232の軸芯方向(Z軸方向)に沿った
距離}(L、図8に示す)を調整する構成にはなってお
らず、それが原因して様々な問題が発生していた。以下
詳細に説明する。まず、ホブカッタ229は、モジュー
ルの大小によって、そのカッタの径が変わり、モジュー
ルの径が小さい場合には、ホブカッタ229の径も小さ
くなっていた。そして、大きなホブ切り加工ユニットを
取付可能な装置において、小径の棒材233にホブ切り
加工を施す場合には、上記したように、小径のホブカッ
タ229を備えたホブ切り加工ユニットを取り付けるこ
とになる。その際、加工点をガイドブッシュ231にで
きるだけ接近させて、棒材233の撓みを可能な限り小
さくすることが望ましい。しかしながら、上記したよう
に、ホブカッタ229とガイドブッシュ231との間の
距離{主軸232の軸芯方向(Z軸方向)に沿った距
離}を調整する構成にはなっておらず、よって、仮に、
小径のホブカッタ229を備えたホブ切り加工ユニット
を取り付けて小径の棒材233にホブ切り加工を施す場
合には、加工位置がガイドブッシュ231から大きく離
間することになってしまい(元々、大径のホブカッタ2
29に対応できるようにその距離が設定されているた
め)、結局、棒材233の撓みが発生してしまって、ホ
ブ切り加工を高い精度で行うことができなくなってしま
うという問題があった。尚、このような問題に対して
は、二次加工専用のいわゆるホブ盤等によって加工を行
うことも考えられるが、この場合には別加工工程になる
ため、煩雑な作業を余儀なくされてしまうと共に、加工
に長時間を要してしまうことになる。
【0013】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、ホブカッタの外径部と
ガイドブッシュとの距離{主軸の軸芯方向(Z軸方向)
に沿った距離}を調整可能に構成することにより、ホブ
カッタの径の大小に関係なく、加工点をガイドブッシュ
にできるだけ接近した場所とすることができ、それによ
って、棒材の撓みを最小限に抑えて加工精度の向上を図
ることが可能な数値制御自動旋盤を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明の請求項1による数値制御自動旋盤は、主軸を
回転可能に保持し主軸の軸芯方向(Z軸方向)に移動可
能に構成された主軸台と、上記主軸の前方に配置され主
軸によって把持された棒材の先端部を支持するガイドブ
ッシュと、上記ガイドブッシュの近傍に配置され主軸の
軸芯方向(Z軸方向)に直交する方向(Y軸方向)に移
動可能に構成された刃物台と、上記刃物台に取り付けら
れホブカッタによって上記棒材にホブ切り加工を施すホ
ブ切り加工ユニットと、を具備してなる数値制御自動旋
盤において、上記ホブ切り加工ユニットにあって上記ホ
ブカッタを主軸の軸芯方向(Z軸方向)に移動可能に構
成したことを特徴とするものである。又、請求項2によ
る数値制御自動旋盤は、請求項1記載の数値制御自動旋
盤において、上記刃物台は主軸の軸芯方向(Z軸方向)
に直交し且つ相互に直交する二軸方向(X軸方向,Y軸
方向)に移動可能に構成されていることを特徴とするも
のである。又、請求項3による数値制御自動旋盤は、請
求項1又は請求項2記載の数値制御自動旋盤において、
上記ホブ切り加工ユニットはあり溝機構を備えていて、
該あり溝機構を介してホブカッタを主軸の軸芯方向(Z
軸方向)に移動させるものであることを特徴とするもの
である。又、請求項4による数値制御自動旋盤は、請求
項1又は請求項2又は請求項3記載の数値制御自動旋盤
において、ホブ切り加工ユニットは、上記ホブカッタ
と、該ホブカッタを着脱可能に備えたホブカッター軸
と、駆動モータ及びプーリ・ベルト機構からなり上記ホ
ブカッター軸を回転させる駆動手段とから構成されてい
て、上記駆動手段はプーリ・ベルト機構のベルトの張力
を、ホブカッタの主軸の軸芯方向(Z軸方向)への移動
に伴って調整可能に構成されていることを特徴とするも
のである。又、請求項5による数値制御自動旋盤は、請
求項4記載の数値制御自動旋盤において、ホブカッター
軸はユニバーサルジョイントを介して駆動手段側に連結
されていて、ユニバーサルジョイントの節を旋回中心軸
とするものであることを特徴とするものである。又、請
求項6による数値制御自動旋盤は、請求項1〜請求項5
の何れかに記載の数値制御自動旋盤において、ホブカッ
タは主軸の上側に配置されていることを特徴とするもの
である。
【0015】すなわち、本願発明の場合には、ホブ切り
加工ユニットにおいて、ホブカッタを主軸の軸芯方向
(Z軸方向)に移動可能に構成したものであり、それに
よって、例えば、小径のホブカッタを搭載して、ホブカ
ッタの外径部とガイドブッシュとの間の距離{主軸の軸
芯方向(Z軸方向)に沿った距離}が大きくなったよう
な場合には、ホブカッタを主軸の軸芯方向(Z軸方向)
に移動させて、ホブカッタとガイドブッシュとの間の距
離{主軸の軸芯方向(Z軸方向)に沿った距離}を小さ
くし、ホブカッタによる加工位置をガイドブッシュにで
きるだけ接近させることができるようにしたものであ
る。又、刃物台としては少なくとも主軸の軸芯方向(Z
軸方向)に直交する方向(Y軸方向)に移動可能に配置
されたものが考えられるが、主軸の軸芯方向(Z軸方
向)に直交すると共に相互に直交する二軸方向(X軸方
向,Y軸方向)に移動可能に構成したものも考えられ
る。又、ホブ切り加工ユニットにおいてホブカッタを移
動させる構成としては、例えば、あり溝構造が考えられ
るがそれ以外にも様々な構成が予想される。又、ホブ切
り加工ユニットを、ホブカッタと、該ホブカッタを着脱
可能に備えたホブカッター軸と、駆動モータ及びプーリ
・ベルト機構からなり上記ホブカッター軸を回転させる
駆動手段とから構成し、その際、駆動手段はプーリ・ベ
ルト機構のベルトの張力を、ホブカッタの主軸の軸芯方
向(Z軸方向)への移動に伴って調整可能に構成するこ
とが考えられる。この場合には、ホブカッタの主軸の軸
芯方向(Z軸方向)が移動しても、ベルトの張力を調整
することにより必要な駆動力を確実に提供することがで
きる。又、傾斜角度を適宜調整されるホブカッター軸と
これを駆動する駆動手段とをユニバーサルジョイントを
介して連結し、その際、ホブカッター軸の旋回中心軸を
ユニバーサルジョイントの節とすれば、それだけ、軸方
向の長さを短縮させることができる。又、ホブカッタの
主軸に対する配置としては、様々なものが考えられる
が、例えば、主軸の上方にホブカッタを配置した場合に
は、ホブ切り加工時における切り屑がホブカッタ上に落
下・付着することがないという利点を得ることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図6を参照して本
発明の一実施の形態を説明する。図1は本実施の形態に
よる数値制御自動旋盤の一部の構成を示す図であり、ま
ず、図示しない主軸台があり、この主軸台には主軸1
(図4に示す)が回転可能に取り付けられている。上記
主軸台は、図示しないサーボモータとボールネジ・ボー
ルナット機構によって、主軸の軸芯方向(Z軸方向)に
移動可能に構成されている。この主軸1の前方にはガイ
ドブッシュ2が配置されている。棒材3は、上記主軸1
によって把持されると共に、上記ガイドブッシュ2によ
ってその先端を支持される構成になっている。
【0017】上記ガイドブッシュ2を挟んで図1中左右
両側には、一対の刃物台5、5が配置されている。これ
ら一対の刃物台5、5は、図示しないサーボモータとボ
ールネジ・ボールナット機構によって、主軸1の軸芯方
向(Z軸方向)に直交し、且つ、相互に直交するX軸と
Y軸に夫々独立して移動可能に構成されている。上記刃
物台5には複数本の工具9が櫛歯状に取り付けられてい
る。又、他方の刃物台5にも複数本の工具が11が櫛歯
状に取り付けられている。
【0018】又、図1中左側に示す刃物台5にはホブ切
り加工ユニット13が取り付けられている。次に、この
ホブ切り加工ユニット13の構成について説明する。上
記ホブ切り加工ユニット13は、図1に示すように、大
きく分けて、本体固定部15、この本体固定部15に対
して、主軸の軸芯方向(Z軸方向)に沿って移動可能に
取り付けられた移動部17、この移動部17に対して、
所定の範囲内で旋回可能に取り付けられた旋回部19と
から構成されている。上記本体固定部15は、複数個
(この実施の形態の場合には4個)の固定ねじ部材16
によって、上記刃物台5に取付・固定されている。
【0019】さて、上記旋回部19側の構成から説明し
ていく。まず、ハウジング21があり、このハウジング
21内には、ホブカッター軸23が収容・配置されてい
る。このホブカッター軸23の先端にはホブカッタ25
が取り付けられている。尚、ホブカッタ25は従来例の
説明で使用した図12、図13に示したものと同様のも
のである。上記ホブカッター軸23を回転駆動するため
の構成であるが、まず、刃物台5の裏面側には図示しな
いホブカッター駆動用サーボモータが設置されていて、
このサーボモータの回転は、図2に示すように、サーボ
モータの回転軸に固着された図示しない駆動プーリとタ
イミングベルト27を介して、駆動プーリ29に伝達さ
れるようになっている。そして、図1及び図6に示すよ
うに、上記駆動プーリ29はユニバーサルジョイント3
1の一端側に連結されている。又、既に説明したホブカ
ッター軸23も上記ユニバーサルジョイント31の他端
に連結されている。よって、サーボモータが回転するこ
とにより、図示しない駆動プーリ、タイミングベルト2
7、駆動プーリ29、ユニバーサルジョイント31を介
して、ホブカッター軸23が回転することになる。
【0020】上記ホブカッター軸23、駆動プーリ2
9、ユニバーサルジョイント31の関係を、図6に示
す。上記ユニバーサルジョイント31は、ジョイント本
体31aと、このジョイント本体31aの両側に連結さ
れたフランジ部材31b、31cとから構成されてい
る。一方、ホブカッター軸23は、ハウジング21内に
収容・配置されていて、該ハウジング21内の両端部に
おいて、軸受部材33、35、軸受部材37、39、4
1を介して、回転可能に支持されている。そして、ホブ
カッター軸23の反ホブカッタ25側は、上記ハウジン
グ21から突出・配置されていて、上記フランジ部材3
1cに連結されている。
【0021】又、駆動プーリ29はシャフト43に固着
されていて、このシャフト43は移動部17内に収容・
配置されている。そして、移動部17内の両端におい
て、軸受部材47、49、軸受部材51、53によって
回転可能に支持されている。そして、シャフト43の反
駆動プーリ29側の端部は移動部17から突出・配置さ
れていて、上記フランジ部材31bに連結されている。
このような構成によって、ホブカッター軸23と駆動プ
ーリ29がユニバーサルジョイント31を介して連結さ
れているものである。そして、ユニバーサルジョイント
31の特性により、ホブカッター軸23側が所定の傾斜
角度をもって傾斜した場合においても、駆動プーリ29
側からホブカッター軸23側に回転が伝達されることに
なる。又、この実施の形態においては、ホブカッター軸
23の旋回中心軸をユニバーサルジョイント31の節と
しており、それによって、軸方向に沿った装置の長さを
できるだけ短縮するようにしている。
【0022】次に、棒材3とホブカッタ25との回転比
について説明する。棒材3の回転数(N)とホブカッタ
25の回転数(n)との比は次の式(II)に示すような
ものとなる。 N=n*1/t(rpm)−−−(II) 但し、 t:棒材3に加工される歯数 又、ホブ定数は1 そして、主軸駆動用サーボモータとホブカッタ駆動用サ
ーボモータは、棒材3とホブカッタ25の回転数が所定
の比率で同期するように制御されるものである。
【0023】次に、ホブカッター軸23の傾斜角度の調
節について説明する。ホブカッター軸23の傾斜角度の
調節は、旋回部19が移動部17に対して所定量だけ旋
回することにより実現される(図1、図4中C軸方向に
旋回する)。以下、そのための構成を説明する。まず、
旋回部19は移動部17に対して、軸部材61を中心に
して旋回可能に取り付けられている。上記軸部材61の
取付位置はロックねじ部材63によってロックされてい
る。又、旋回部19は移動部17に対して、固定ねじ部
材65、67によって取付・固定されている。その際、
移動部17側には、図4に示すように、長穴69、71
が形成されているので、旋回部19を移動部17に対し
て上記長穴69、71の範囲内で旋回させることができ
るようになっている。
【0024】又、移動部17と旋回部19とには調整ね
じ73、75がねじ込まれていて、これら調整ねじ7
3、75を適宜回転・操作することにより、旋回部19
を移動部17に対して、既に説明した軸部材61を中心
にして旋回させることができるような構成になってい
る。そして、ホブカッター軸23を所定角度だけ傾斜さ
せようとする場合には、まず、固定ねじ部材65、67
を緩める。この状態では、旋回部19は移動部17に対
して、軸部材61を中心にして、長穴69、71の範囲
内で旋回可能な状態になっている。その状態で、上記調
整ねじ73、75を適宜回転・操作することにより、旋
回部19を移動部17に対して、軸部材61を中心にし
て所定量だけ旋回させる。次に、旋回部19を所定量だ
け旋回させた後、固定ねじ部材65、67を締める。こ
れによって、旋回部19ひいてはホブカッター軸23を
所定角度だけ傾斜させることができるものである。尚、
ホブカッター軸23の傾斜角度が、ホブカッタ25の刃
の進み角によって決定されることは従来例の説明で述べ
た通りである。
【0025】又、上記旋回動作を行う場合には、目盛部
91を監視しながら行うものである。この目盛部91
は、移動部17側に取り付けられた第1目盛板91a
と、旋回部19側に取り付けられた第2目盛板91bと
から構成されている。これら第1目盛板91aと第2目
盛板91bとには、例えば、「0°」から「3°」まで
の間の目盛が記されている。但し、その間隔は両目盛板
91a、91bとでは異なっている。そして、旋回部1
9を所定角度だけ旋回させる場合には、第1目盛板91
aの所望の目盛と第2目盛板91bの所望の目盛とが一
致するまで行う。例えば、1°旋回させたい場合には、
第1目盛板91aの目盛の「1°」と第2目盛板91b
の目盛の「1°」とが一致するまで行う。それによっ
て、旋回部19ひいてはホブカッタ25を「1°」だけ
旋回(傾斜)させることができるものである。
【0026】又、本実施の形態におけるホブカッター軸
23及びホブカッタ25を含む移動部17は、本体固定
部15に対して、主軸1の軸芯方向に移動可能な構成に
なっている。以下そのための構成について説明する。上
記したように、ホブカッター軸15の傾斜角度を調整す
ることにより、ホブカッタ25の外径部とガイドブッシ
ュ2との間の距離は変化する。又、モジュールの変更に
よりホブカッタ25の径を変えることによっても、ホブ
カッタ25の外径部とガイドブッシュ2との間の距離は
変化する。このようにホブカッタ25の外径部とガイド
ブッシュ2との距離が変化した場合には、これを適宜調
整して、ホブカッタ25の外径部をガイドブッシュ2に
できるだけ接近させるようにしている。
【0027】その為、まず、本体固定部15と移動部1
7との間にはあり溝構造部81が設けられている。すな
わち、本体固定部15側に溝83が形成されていると共
に、移動部17側に上記溝83に移動可能に係合する突
出部85が突設されている。上記溝83と突出部85
は、その両端が傾斜面となっている。又、図2に示すよ
うに、本体固定部15側から移動部17側に向かってね
じ部材87が螺合していて、このねじ部材87には調整
ダイヤル89が取り付けられている。そして、上記調整
ダイヤル89をその表面に表示された目盛を見ながら適
宜の方向に回転・操作することにより、ねじ部材87が
同方向に回転し、それによって、回転を規制されている
移動部17側が、主軸の軸芯方向(Z軸方向)に移動す
ることになる。この移動部17の主軸の軸芯方向(Z軸
方向)への移動によって、ホブカッター軸23、ホブカ
ッタ25等も同様に移動するものである。又、ロックね
じ部材92がねじ込まれていて、このロックねじ部材9
2をねじ込むことにり、あり溝構造部81における移動
部17の移動を規制してその位置を固定できるようにな
っている
【0028】又、上記移動部17の主軸1の軸芯方向
(Z軸方向)への移動によって、既に説明した駆動プー
リ29も移動し、よって、タイミングベルト27のテン
ションが変動してしまうことが予想される。そこで、図
2に示すように、テンションアーム90を取り付け、こ
のテンションアーム90によって、タイミングベルト2
7のテンションを適宜調整することができるようになっ
ている。すなわち、図2に示すように、上記テンション
アーム90は、軸部材93に回動可能に取り付けられて
いて、その先端にテンションローラ95を備えている。
そして、ねじ部材97を適宜緩めて、テンションアーム
90を適宜回動させることによりタイミングベルト27
のテンションを適宜調整し、調整後に上記ねじ部材97
を締めるものである。これによって、移動部17の移動
に伴って駆動プーリ29が移動しても、タイミングベル
ト27の必要なテンションは確保されることになる。
【0029】以上の構成を基にその作用を説明する。ま
ず、通常のホブ切り加工動作については、従来と変わる
ところはないので、その説明は省略する。次に、モジュ
ールの変更によってホブカッタ25の径が変更され、そ
れによってホブカッタ25の外径部とガイドブッシュ2
との間の距離{主軸の軸芯方向(Z軸方向)に沿った距
離}が変わってしまった場合について説明する。この場
合には、移動部17を本体固定部15に対して所定量だ
け移動させることにより、ホブカッタ25を主軸1の軸
芯方向(Z軸方向)に移動させ、ホブカッタ25の外径
部とガイドブッシュ2との間の距離{主軸の軸芯方向
(Z軸方向)に沿った距離}を調整するものである。
尚、ホブカッタ25の傾斜角度が変化した場合にも、ホ
ブカッタ25の外径部とガイドブッシュ2との間の距離
{主軸の軸芯方向(Z軸方向)に沿った距離}が変わる
ことになり、よって、この場合にも同様の作業が行われ
る。
【0030】さて、移動部17を本体固定部15に対し
て所定量だけ移動させる場合には、まず、ロックねじ部
材92を緩めて、移動部17が本体固定部15に対して
移動できるような状態とする。次に、調整ダイヤル89
を適宜の方向に適当量(移動部17を移動させたい方向
に移動させたい量だけ移動させることができる量)回転
操作する。これによって、ねじ部材87が同方向に回転
する。このねじ部材87の回転によってその回転を規制
されている移動部17が移動することになる。この移動
部17の移動によって、移動部17に配置されているホ
ブカッタ25がガイドブッシュ2に対して接近していく
ことになる。これによって、加工位置をガイドブッシュ
2にできるだけ接近した位置とすることができる。後
は、ロックねじ部材92を締め込んでロックすれば良
い。
【0031】以上本実施の形態によると次のような効果
を奏することができる。まず、移動部17を本体固定部
15に対して、主軸の軸芯方向(Z軸方向)に移動可能
な構成にし、ホブカッター軸23、ホブカッタ25を同
方向に適宜移動させて、ホブカッタ25とガイドブッシ
ュ2との距離{主軸の軸芯方向(Z軸方向)に沿った距
離}を調整・設定することが可能になった。よって、ホ
ブカッタ25の径が小径になったり、ホブカッター軸2
3の傾斜角度が変更されて、ホブカッタ25とガイドブ
ッシュ2との距離が大きくなってしまうような場合に
は、その距離を小さくするべく調整・設定することがで
きる。したがって、ホブカッタ25の径の大小、ホブカ
ッター軸23の傾斜角度の変更等に関係なく、ガイドブ
ッシュ2に可能な限り接近した場所でホブ切り加工を施
すことができ、棒材3の撓みを少なくして精度の高い加
工を行うことができるようになった。又、ホブカッタ2
5を主軸1の軸芯方向(Z軸方向)に直交するX軸方向
に移動させることにより、ホブカッタ25において加工
に供せられる部位を変更することができるようになっ
た。よって、ホブカッタ25の一部が長時間使用された
ことによって磨耗したような場合には、ホブカッタ25
を主軸1の軸芯方向(Z軸方向)に直交するX軸方向に
移動させて別の部位を使用してホブ切り加工を行うこと
ができ、ホブカッタ25としての寿命を延長させること
ができるようになった。又、この実施の形態の場合に
は、ホブカッタ25が主軸1の上側に配置されているの
で、ホブ切り加工時に切り屑がホブカッタ25上に落下
・付着するようなことがなくなるものである。
【0032】尚、本発明は前記一実施の形態に限定され
るものではない。例えば、移動部を本体固定部に対して
移動させる構成としては、図示したもの以外にも様々な
構成が考えられる。又、ホブ切り加工ユニットを搭載す
る刃物台の構成を始めとして、主軸移動型の数値制御自
動旋盤の構成としては、図示したものに限定されないも
のである。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による数値制
御自動旋盤によると、ボブカッタが主軸の軸芯方向(Z
軸方向)に移動可能に構成されているので、ホブカッタ
の外径部とガイドブッシュとの間の距離{主軸の軸芯方
向(Z軸方向)に沿った距離}を適宜調整・設定するこ
とが可能になった。よって、ホブカッタの径の大小や、
ホブカッター軸の傾斜角度の変更等に関係なく、ガイド
ブッシュにできるだけ接近した位置を加工位置とするこ
とができ、それによって、加工精度の向上を図ることが
できる。又、刃物台を相互に直交する二軸方向に移動可
能に構成した場合には、ホブカッタを主軸の軸芯方向
(Z軸方向)に直交するX軸方向に移動させることによ
り、ホブカッタにおいて加工に供せられる部位を変更す
ることができ、ホブカッタの一部が長時間使用されたこ
とによって磨耗したような場合には、ホブカッタを主軸
の軸芯方向に移動させて別の部位を使用してホブ切り加
工を行うことができるようになり、その結果、ホブカッ
タとしての寿命を延長させることができるようになっ
た。又、ホブ切り加工ユニットを、ホブカッタと、該ホ
ブカッタを着脱可能に備えたホブカッター軸と、駆動モ
ータ及びプーリ・ベルト機構からなり上記ホブカッター
軸を回転させる駆動手段とから構成し、ホブカッタの主
軸の軸芯方向(Z軸方向)への移動に伴って、上記ベル
トの張力を調整可能にした場合には、ホブカッタの主軸
の軸芯方向(Z軸方向)が移動しても、ベルトの張力を
調整することにより必要な駆動力を確実に提供すること
ができる。又、傾斜角度を適宜調整されるホブカッター
軸とこれを駆動する駆動手段とをユニバーサルジョイン
トを介して連結し、その際、ホブカッター軸の旋回中心
軸をユニバーサルジョイントの節とした場合には、それ
だけ、装置としての軸方向の長さを短縮させることがで
きる。又、ホブカッタを主軸の上方に配置するようにし
た場合には、ホブ切り加工を施す際に、切り屑がホブカ
ッタ上に落下・付着することを防止することができ、そ
れによっても、ホブ切り加工時における加工精度の向上
を図ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す図で、数値制御自
動旋盤の一部の構成を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す図で、図1のII−
II矢視図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示す図で、図1のIII
−III 矢視図である。
【図4】本発明の一実施の形態を示す図で、図1のIV−
IV矢視図である。
【図5】本発明の一実施の形態を示す図で、ホブカッタ
ー軸を所定の傾斜角度で傾斜させた状態を示す平面図で
ある。
【図6】本発明の一実施の形態を示す図で、ホブカッタ
ー軸とユニバーサルジョイントと駆動プーリの連結構造
を示す断面図である。
【図7】従来例を示す図で、主軸移動型の数値制御自動
旋盤においてタレット型刃物台にホブ切り加工ユニット
を取り付けた状態を一部を切欠いて示す正面図である。
【図8】従来例を示す図で、図7のVIII−VIII矢視図で
ある。
【図9】従来例を示す図で、図8のIX−IX矢視図であ
る。
【図10】従来例を示す図で、図9のX−X矢視図であ
る。
【図11】従来例を示す図で、ホブカッター軸を傾斜さ
せる場合に使用する目盛を示す正面図である。
【図12】従来例の説明に使用した図で、ホブカッタの
半裁断面図である。
【図13】従来例の説明に使用した図で、ホブカッタの
正面図である。
【符号の説明】
1 主軸 2 ガイドブッシュ 3 棒材 5 刃物台 13 ホブ切り加工ユニット 15 本体固定部 17 移動部 19 旋回部 23 ホブカッター軸 25 ホブカッタ 81 あり溝構造部 83 溝 85 突出部 87 ねじ部材 89 調整ダイヤル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸を回転可能に保持し主軸の軸芯方向
    (Z軸方向)に移動可能に構成された主軸台と、 上記主軸の前方に配置され主軸によって把持された棒材
    の先端部を支持するガイドブッシュと、 上記ガイドブッシュの近傍に配置され主軸の軸芯方向
    (Z軸方向)に直交する方向(Y軸方向)に移動可能に
    構成された刃物台と、 上記刃物台に取り付けられホブカッタによって上記棒材
    にホブ切り加工を施すホブ切り加工ユニットと、 を具備してなる数値制御自動旋盤において、 上記ホブ切り加工ユニットにあって上記ホブカッタを主
    軸の軸芯方向(Z軸方向)に移動可能に構成したことを
    特徴とする数値制御自動旋盤。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の数値制御自動旋盤におい
    て、 上記刃物台は主軸の軸芯方向(Z軸方向)に直交し且つ
    相互に直交する二軸方向(X軸方向,Y軸方向)に移動
    可能に構成されていることを特徴とする数値制御自動旋
    盤。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の数値制御自
    動旋盤において、 上記ホブ切り加工ユニットはあり溝機構を備えていて、
    該あり溝機構を介してホブカッタを主軸の軸芯方向(Z
    軸方向)に移動させるものであることを特徴とする数値
    制御自動旋盤。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2又は請求項3記載
    の数値制御自動旋盤において、 ホブ切り加工ユニットは、上記ホブカッタと、該ホブカ
    ッタを着脱可能に備えたホブカッター軸と、駆動モータ
    及びプーリ・ベルト機構からなり上記ホブカッター軸を
    回転させる駆動手段とから構成されていて、上記駆動手
    段はプーリ・ベルト機構のベルトの張力を、ホブカッタ
    の主軸の軸芯方向(Z軸方向)への移動に伴って調整可
    能に構成されていることを特徴とする数値制御自動旋
    盤。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の数値制御自動旋盤におい
    て、 ホブカッター軸はユニバーサルジョイントを介して駆動
    手段側に連結されていて、ユニバーサルジョイントの節
    を旋回中心軸とするものであることを特徴とする数値制
    御自動旋盤。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5の何れかに記載の数
    値制御自動旋盤において、 ホブカッタは主軸の上側に配置されていることを特徴と
    する数値制御自動旋盤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20080015560A (ko) * 2006-08-16 2008-02-20 현대자동차주식회사 호빙머신의 정밀동기제어 구조
CN107336018A (zh) * 2017-06-29 2017-11-10 上海细瓦精密机械有限公司 一种万向车铣复合装置
JP2018024039A (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 本田技研工業株式会社 プーリの被検出面の加工方法

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