JPH11309200A - 加熱殺菌装置 - Google Patents

加熱殺菌装置

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JPH11309200A
JPH11309200A JP10207298A JP20729898A JPH11309200A JP H11309200 A JPH11309200 A JP H11309200A JP 10207298 A JP10207298 A JP 10207298A JP 20729898 A JP20729898 A JP 20729898A JP H11309200 A JPH11309200 A JP H11309200A
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JP
Japan
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water
water pressure
heating
control valve
flow control
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JP10207298A
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Inventor
Takeo Yamaguchi
武雄 山口
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Gastar Co Ltd
Original Assignee
Gastar Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】十分に高い温度まで加熱し、給水を短時間に効
率良く殺菌することのできる加熱殺菌装置を提供する。 【解決手段】開度制御部42は、流路11内の給水が1
00℃を越える所定の目標温度まで加熱されても沸騰し
ない水圧が得られるように水圧センサ13の検知する水
圧を基にして流量制御弁14の開度を設定し、流路11
内を高圧に維持する。加熱制御部41は、加熱部16の
発熱量を制御して、流路11内の給水を100℃以上で
あって流量制御弁14によって設定された水圧において
沸騰の生じない温度に加熱する。冷却部20は、加熱部
16で加熱された給水を少なくとも流量制御弁14を通
過した後に沸騰の生じない温度まで冷却し、加熱殺菌装
置10は当該冷却部16で冷却された後の給水を出水す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水を加熱殺菌し
て送り出す加熱殺菌装置および加熱殺菌方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱殺菌装置は、給水を加熱部に
おいて一旦、高温に加熱し、これを自然放置等によって
冷却してから、出水するようになっていた。
【0003】また、特開平5−305124号公報に
は、加熱部で加熱処理された流体を、当該加熱部に流入
する加熱前の流体によって冷却する技術が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自然放置等によって冷
却を行う従来の加熱殺菌装置では、冷却に時間がかかる
ので、短時間のうちに効率良く多量の給水を加熱殺菌す
ることができなかった。
【0005】一方、特開平5−305124号公報に開
示されているように、加熱部に流入する給水によって加
熱後の水を冷却すれば、比較的短時間のうちに殺菌済み
の水を出水することができるが、給水が流れた状態のま
まで加熱するので、加熱殺菌装置の流路内における水圧
が低くなり、これに伴って沸点を高く維持することがで
きず、十分に高い温度まで加熱することができなかっ
た。
【0006】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、十分に高い温度まで
加熱することができるとともに、給水を短時間に効率良
く加熱殺菌することのできる加熱殺菌装置および加熱殺
菌方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]水を加熱殺菌して送り出す加熱殺菌装置におい
て、加熱殺菌すべき水の通る流路(11、233、23
4)と、前記流路(11、233、234)の途中に設
けられた加熱部(16、232)と、前記加熱部(1
6、232)より下流側に設けられ前記加熱部(16、
232)で加熱後の水を冷却する冷却部(20、24
0)と、前記冷却部(20、240)より下流側に設け
られ前記流路(11、233、234)を流れる水の流
量を調整する流量制御弁(14、238)と、少なくと
も前記流量制御弁(14、238)より上流側に設けら
れ前記流路(11、233、234)内の水圧を検知す
る水圧センサ(13、239)と、前記加熱部(16、
232)による加熱量を制御する加熱量制御部(41、
281)と、前記流量制御弁(14、238)の開度を
制御する開度制御部(42、282)とを備え、前記開
度制御部(42、282)は、出水中に前記水圧センサ
(13、239)の検知する水圧を基にして前記流量制
御弁(14、238)より上流側の水圧が前記加熱部
(16、232)で100℃を越える所定の目標温度ま
で水を加熱してもこれが沸騰しない目標水圧以上の水圧
になるように前記流量制御弁(14、238)の開度を
調整し、前記加熱量制御部(41、281)は、前記加
熱殺菌すべき水が100℃以上であって前記流量制御弁
(14、238)の開度によって設定された水圧におい
て沸騰の生じない温度に加熱されるように前記加熱部
(16、232)の発熱量を制御し、前記冷却部(2
0、240)は、前記加熱部(16、232)で加熱後
の水を少なくとも前記流量制御弁(14、238)を通
過した後の水圧の下で沸騰の生じない温度まで冷却する
ことを特徴とする加熱殺菌装置。
【0008】[2]水を加熱殺菌して送り出す加熱殺菌
装置において、加熱殺菌すべき水の通る流路(11、2
33、234)と、前記流路(11、233、234)
の途中に設けられた加熱部(16、232)と、前記加
熱部(16、232)より下流側に設けられ前記加熱部
(16、232)で加熱後の水を冷却する冷却部(2
0、240)と、前記冷却部(20、240)より下流
側に設けられ前記流路(11、233、234)を流れ
る水の流量を調整する流量制御弁(14、238)と、
少なくとも前記流量制御弁(14、238)より上流側
に設けられ前記流路(11、233、234)内の水圧
を検知する水圧センサ(13、239)と、前記加熱部
(16、232)による加熱量を制御する加熱量制御部
(41、281)と、前記流量制御弁(14、238)
の開度を制御する開度制御部(42、282)とを備
え、前記開度制御部(42、282)は、出水中に前記
水圧センサ(13、239)の検知する水圧を基にして
前記流量制御弁(14、238)より上流側の水圧が前
記加熱部(16、232)で100℃を越える所定の目
標温度まで水を加熱してもこれが沸騰しない目標水圧以
上の水圧になるように前記流量制御弁(14、238)
の開度を調整するとともに、当該調整によって前記目標
水圧以上の水圧を得ることがないとき、前記加熱部(1
6、232)で加熱後の水を前記冷却部(20、24
0)で冷却するまでの時間が、設定可能な水圧の下で沸
騰の生じない温度において水を加熱した際に所定の殺菌
効果が得られる長さになるように前記流量制御弁(1
4、238)の開度を小さく設定し、前記加熱量制御部
(41、281)は、前記加熱殺菌すべき水が100℃
以上であって前記流量制御弁(14、238)の開度に
よって設定された水圧において沸騰の生じない温度に加
熱されるように前記加熱部(16、232)の発熱量を
制御し、前記冷却部(20、240)は、前記加熱部
(16、232)で加熱後の水を少なくとも前記流量制
御弁(14、238)を通過した後の水圧の下で沸騰の
生じない温度まで冷却することを特徴とする加熱殺菌装
置。
【0009】[3]前記開度制御部(42、282)
は、前記流路(11、233、234)内の水が100
℃を越える所定の目標温度まで加熱されても沸騰の生じ
ない水圧が得られる範囲内で前記流量制御弁(14、2
38)の開度を大きく設定することを特徴とする[1]
または[2]記載の加熱殺菌装置。
【0010】[4]前記冷却部(20、240)は、前
記加熱部(16、232)よりも上流側の水によって前
記加熱部(16、232)で加熱された後の水を冷却す
る水−水冷却装置であることを特徴とする[1]、
[2]または[3]記載の加熱殺菌装置。
【0011】[5]加熱殺菌すべき水をポンプ(17、
236)によって前記流路(11、233、234)に
送り込み加圧することを特徴とする[1]、[2]、
[3]または[4]記載の加熱殺菌装置。
【0012】[6]前記開度制御部(42、282)
は、前記流量制御弁(14、238)の開度を少しだけ
変更しその際の水圧の変化を基にして前記目標水圧が得
られるか否かを判定することを特徴とする[1]、
[2]、[3]、[4]または[5]記載の加熱殺菌装
置。
【0013】[7]流路(11、233、234)の途
中に設けた加熱部(16、232)によって水を加熱殺
菌した後、これを前記加熱部(16、232)よりも下
流側に設けた冷却部(20、240)で冷却してから出
水する加熱殺菌方法において、前記流路(11、23
3、234)を流れる水の流量を調整するための流量制
御弁(14、238)を前記冷却部(20、240)の
下流側に配置し、前記流路(11、233、234)内
の水圧を検知する水圧センサ(13、239)を少なく
とも前記流量制御弁(14、238)より上流側に配置
し、出水中に前記水圧センサ(13、239)の検知す
る水圧を基にして、前記流量制御弁(14、238)よ
り上流側の水圧が、前記加熱部(16、232)で10
0℃を越える所定の目標温度まで水を加熱してもこれが
沸騰しない目標水圧以上の水圧になるように前記流量制
御弁(14、238)の開度を調整し、前記加熱部(1
6、232)にて前記流路(11、233、234)内
の水を100℃以上であって前記流量制御弁(14、2
38)の開度によって設定された水圧において沸騰の生
じない温度に加熱し、前記加熱部(16、232)で加
熱後の水を少なくとも前記流量制御弁(14、238)
を通過した後の水圧の下で沸騰の生じない温度まで前記
冷却部(20、240)で冷却してから出水することを
特徴とする加熱殺菌方法。
【0014】前記本発明は次のように作用する。開度制
御部(42、282)は、流路(11、233、23
4)内の水が100℃を越える所定の目標温度まで加熱
されても沸騰しない水圧が得られるように水圧センサ
(13、239)の検知する水圧を基にして流量制御弁
(14、238)の開度を調整し、流路(11、23
3、234)内を高圧に維持する。加熱制御部は、加熱
部(16、232)の発熱量を制御して、流路(11、
233、234)内の水を、100℃以上であって流量
制御弁(14、238)によって設定された水圧におい
て沸騰の生じない温度に加熱する。冷却部(20、24
0)は、加熱部(16、232)で加熱された水を少な
くとも流量制御弁(14、238)を通過した後の水圧
において沸騰の生じない温度まで冷却し、加熱殺菌装置
は当該冷却部(20、240)で冷却された後の水を出
水する。
【0015】すなわち、水圧センサ(13、239)で
流路(11、233、234)内の水圧を監視し、これ
に基づいて流量制御弁(14、238)の開度を調整す
ることで流路(11、233、234)内を高圧に維持
する。これにより、殺菌すべき水を流路(11、23
3、234)内で沸騰させることなく100℃以上に加
熱できる。また、冷却部(20、240)の下流側に流
量制御弁(14、238)を配置したので、流量制御弁
(14、238)を通過して出水される加熱殺菌済みの
水は、水圧が低下しても沸騰することはない。このよう
に、流路(11、233、234)内を高圧に維持して
水を100℃以上の高温に加熱し、流量制御弁(14、
238)を通過して水圧が低下する前に冷却部(20、
240)で冷却するので、短時間のうちに効率よく多量
の水を加熱殺菌することができる。
【0016】また、流量制御弁(14、238)の開度
を調整しても目標水圧以上の水圧を得ることができない
ときは、加熱部(16、232)で加熱された水を冷却
部(20、240)で冷却するまでに要する時間が、設
定可能な水圧の下で沸騰の生じない温度において水を加
熱した際に所定の殺菌効果が得られる長さになるように
前記流量制御弁(14、238)の開度を小さく調整す
る。
【0017】これにより、水圧が低く高温に加熱できな
い場合であっても、加熱時間が長くなるように流量が制
限されるので、十分な殺菌を行うことができる。
【0018】さらに、開度制御部(42、282)は、
流路(11、233、234)内の水が100℃を越え
る所定の目標温度まで加熱されても沸騰の生じない水圧
が得られる範囲内で、流量制御弁(14、238)の開
度をできるだけ大きく設定する。その結果、適切に加熱
殺菌しつつ多くの出水量を得ることができる。
【0019】このほか、冷却部(20、240)とし
て、加熱部(16、232)で加熱された後の水を加熱
部(16、232)よりも上流側の水によって冷却する
水−水冷却装置を用いる。これにより、装置価格の低減
と構造の簡略化、および省エネルギー化を図ることがで
きる。
【0020】また、ポンプ(17、236)で水を流路
(11、233、234)内に送り込むものでは、加熱
殺菌すべき水の入水圧が低い場合であっても、流路(1
1、233、234)内の水圧を十分高めることがで
き、高温で殺菌することができる。さらにポンプ(1
7、236)で水を送り込むことにより、たとえば、浴
槽内に溜め置きされている水など自律的に加熱殺菌装置
の流路(11、233、234)へ流れ込まない水であ
っても、これを取り込み高圧で加熱殺菌することができ
る。
【0021】なお、流量制御弁(14、238)の開度
を少しだけ変更し、その際の水圧の変化を基にして、目
標水圧が得られるか否かを予測し判定するようにしても
よい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種
の実施の形態を説明する。図1から図3は、本発明の第
1の実施の形態を示している。図1に示すように、本実
施の形態にかかる加熱殺菌装置10は、給水の通る流路
11を備えており、その入口部11aの近傍には、水圧
が低い場合に給水を強制的に送り込むための加圧ポンプ
17が設けられている。また加圧ポンプ17の下流側に
は加圧ポンプ17を介して流路11に流入する給水の流
量を検知する流量センサ12が設けられ、さらに当該流
量センサ12の下流側近傍には、流路11内の水圧を検
知する水圧センサ13が配置されている。
【0023】流路11の出口部11bの近傍には、流路
11内を流れる給水の水量を調整するための流量制御弁
14が設けられ、これの上流側近傍には、給水の逆流を
防止する逆止弁15が配置されている。出口部11bの
延設先には、図示しない水栓が取り付けられている。加
熱部16は、流路11の中間部分に設けられた熱交換器
16aと、この熱交換器16aを加熱するためのバーナ
ー16bとから構成されている。
【0024】加熱部16と逆止弁15との間には、加熱
部16で加熱された給水を冷却するための冷却装置20
が設けられている。冷却装置20は、いわゆる水−水熱
交換器であり、加熱部16で加熱された後の給水を、加
熱部16へ向かう加熱前の給水によって冷却するもので
ある。
【0025】このほか、流路11の入口部11aの近傍
には、加熱殺菌装置10へ流入する給水の温度を検知す
るための入水温度センサ31が取り付けられている。熱
交換器16aの入側近傍には、冷却装置20で加熱後の
給水と熱交換した後における給水の温度を検知する入側
温度センサ32が、熱交換器16aの出側近傍には、加
熱後の給水温を検知するための出側温度センサ33がそ
れぞれ設けられている。さらに、冷却装置20と逆止弁
15との間には、冷却装置20で冷却された後の給水温
度を検知するための出水温度センサ34が配置されてい
る。
【0026】加熱殺菌装置10は、加熱殺菌して出水す
る際における動作を制御するための制御部40を有して
おり、当該制御部40には、流量センサ12、水圧セン
サ13、流量制御弁14、バーナー16b、入水温度セ
ンサ31、入側温度センサ32、出側温度センサ33、
出水温度センサ34等の各制御部品およびセンサ類が電
気的に接続されている。制御部40は、バーナー16b
の燃焼量を制御し加熱部16での加熱量を調整する加熱
制御部41と、流量制御弁14の開度を制御し、流路1
1内の水圧と流量を制御する開度制御部42とを備えて
いる。
【0027】制御部40は、CPU(中央処理装置)と
ROM(リード・オンリ・メモリ)とRAM(ランダム
・アクセス・メモリ)とを主要部とする回路により構成
されている。給水は、水圧が0kg/平方cmのとき、
100℃で沸騰する。また、給水圧が0.5kg/平方
cmのときは111℃で、1kg/平方cmのときは1
20℃で、2kg/平方cmのときは133℃で、5k
g/平方cmのときは158℃で、8kg/平方cmの
ときは175℃でそれぞれ沸騰する。制御部40は、こ
のような沸騰温度と水圧との関係を予めROMに記憶し
ている。
【0028】次に作用を説明する。図2は、加熱殺菌装
置10が給水を加熱殺菌して出水する際に行う動作の流
れを示している。加熱殺菌装置10は、流量制御弁14
の開度を調整して流路11内を高い水圧に維持し、給水
を100℃を越える所定の目標温度まで加熱して瞬間的
に加熱殺菌し、その後冷却装置20で急速に冷却し出口
部11bから出水するようになっている。
【0029】水栓が閉じられた出水の無い待機状態で
は、流量制御弁14はある程度開いた状態に設定されて
おり、出水の開始は流量センサ12によって検知される
(ステップS101)。流量センサ12によって出水が
検知されたとき(ステップS101;Y)、開度制御部
42は、給水を流路11内で沸騰させることなく100
℃を越える目標温度まで加熱するために必要な目標水圧
が得られるように流量制御弁14の開度を調整する(ス
テップS102)。たとえば、流量制御弁14の開度を
所定量変更し、どの程度水圧が変化するかによって、流
量制御弁14をさらに開くべきか閉じるべきかを判断
し、目標水圧へ近づくように流量制御弁14の開度を調
整する。
【0030】当該調整によって、目標水圧が得られたと
き(ステップS103;Y)、加熱制御部41はバーナ
ー16bを点火し(ステップS104)、その後、開度
制御部42は水圧センサ13の検知する水圧が目標温度
に加熱するために必要な水圧になるよう流量制御弁14
の開度の調整を継続して行う(ステップS105)。
【0031】また、これと並行して、加熱制御部41
は、出側温度センサ33の検知する湯温が100℃を越
える目標温度になるようにバーナー16bの燃焼量を制
御する(ステップS106)。加熱量および流量の調整
は、流量センサ12によって出水の停止が検知されるま
で継続され(ステップS107;N)、出水が停止した
とき(ステップS107;Y)、バーナー16bを消火
して(ステップS108)処理を終了する(エンド)。
なお、流量制御弁14の開度は、目標温度で沸騰の生じ
ない水圧が得られる範囲内で、できるだけ大きくなるよ
うに制御される。
【0032】これにより、入口部11aから流入する給
水は、加熱部16を通る過程で、高い水圧の下、沸騰す
ることなく100℃を越える目標温度まで加熱される。
その後、冷却装置20を通る際に、少なくとも100℃
以下の所定の出水目標温度(たとえば、45℃程度)に
冷却されて出水される。流量制御弁14を通過した後
は、低い水圧になるが、冷却装置20で冷却されている
ので、沸騰が生じることはない。
【0033】このように、流路11内を高圧に維持して
給水を100℃以上の高温に加熱し、かつ冷却部20で
冷却してから出水するので、短時間のうちに効率よく加
熱殺菌することができる。さらに目標水圧を確保できる
範囲内において流量制御弁14の開度を大きく設定する
ことで、適切に加熱殺菌できる範囲において最大の流量
を得ることができる。
【0034】なお、加熱部16で加熱された後の水を冷
却装置20によって100℃以下の出水目標温度まで下
げることができるか否かを入水温度センサ31の検知す
る水温や流量センサ12の検知する流量を基に判定し、
目標温度まで下げることができない場合には、流量制御
弁14の開度を小さくし、出水量を制限するようになっ
ている。
【0035】一方、出水当初における流量制御弁14の
調整によって目標水圧を得ることができなかった場合に
は(ステップS103;N)、流量制御弁14の調整に
よって得られる水圧の範囲内で給水が沸騰しない低水圧
用の目標温度を設定する(ステップS109)。たとえ
ば、110℃程度の低水圧用の目標温度を設定する。
【0036】次に、こうして設定した低水圧用の目標温
度に対応する目標流量を求める(ステップS110)。
すなわち、加熱温度が低い場合には、それだけ長い時間
をかけて殺菌する必要がある。そこで、加熱部16で加
熱されてから冷却装置20を通って冷却されるまでの時
間、すなわち、加熱部16から冷却装置20に至るまで
の経路を流れるのに必要な時間が、設定した低水圧用の
目標温度において適切に加熱殺菌し得る時間より長くな
るように目標流量を設定する。
【0037】加熱量および流量の調整は、流量センサ1
2によって出水の停止が検知されるまで継続され(ステ
ップS114;N)、出水が停止したとき(ステップS
114;Y)、バーナー16bを消火して(ステップS
115)処理を終了する(エンド)。
【0038】このように、給水圧が低く高温に加熱でき
ない場合であっても、加熱時間を長くすることで十分な
殺菌を行うことができる。
【0039】また、冷却装置20として、加熱部16よ
りも上流側の冷えた給水により、加熱部16で加熱され
た後の給水を冷却する水−水冷却装置を用いているの
で、装置価格の低減と構造の簡略化を図ることができ
る。さらに加熱部16に流入する給水の温度を冷却装置
20によってある程度高めることができるので、省エネ
ルギー化を図ることができる。
【0040】なお、本加熱殺菌装置は、水道水中に含ま
れる、クリプトスポリジウムなど塩素によって殺菌する
ことができないものにも有効であり、病院等で新生児に
対する飲用物製造用のお湯を供給する場合や、家庭用の
飲用水製造に適しており、特に殺菌された湯を連続して
多量に供給する場合に有効である。
【0041】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態で
示した加熱殺菌装置10を、蛇口や浴槽への給湯機能と
浴槽内の水を追い焚きする機能とを備えた給湯器200
に適用したものである。
【0042】図4に示すように給湯器200は、給水を
加熱するための給湯部210と、風呂の追い焚きを行う
ための風呂加熱部230とを有している。この風呂加熱
部230は浴槽290内の水を加熱殺菌する加熱殺菌装
置として機能するようになっている。
【0043】また、給湯器200は、給湯部210で加
熱された水を、浴槽290への注湯用に風呂加熱部23
0側へ流すための連結パイプ201と、その途中に設け
られた注湯弁202とを備えている。制御部280は、
給湯器200の行う各種の動作を制御する回路部分であ
る。
【0044】給湯部210は、給湯側バーナー211
と、給湯側熱交換器212と、当該給湯側熱交換器21
2の入り側に通じる給水管213と、給湯側熱交換器2
12の出側から延びる給湯管214とを備えている。給
湯管214の延設先には、蛇口291が取り付けられ
る。また給水管213と給湯管214との間には、給湯
側熱交換器212を経由せずに給水を給湯管214にバ
イパスさせるためのバイパス管215が接続されてい
る。給湯管214のうちこのバイパス管215との接続
箇所よりも下流側には、出湯される湯量を制限するため
の給湯側流量制御弁216が取り付けてある。
【0045】風呂加熱部230は、風呂側バーナー23
1と、風呂側熱交換器232と、当該風呂側熱交換器2
32の入り側に接続されるとともに他端側が浴槽290
に設けた循環金具292の流入口側に通じる追い焚き戻
り流路233と、風呂側熱交換器232の出側に接続さ
れるとともに他端が循環金具292の流出口側に通じる
追い焚き往き流路234とを備えている。
【0046】追い焚き戻り流路233には、浴槽290
から取り込んだ水の温度を検出する風呂入水サーミスタ
235が、またその下流側(風呂側熱交換器232のあ
る側)には、浴槽290内の水を、追い焚き戻り流路2
33と風呂側熱交換器232と追い焚き往き流路234
を通じて循環させるためのポンプ236が設けてある。
ポンプ236の下流側には、浴槽290内の水位検出を
行うための水位センサ239が配置されている。水位セ
ンサ239は、水圧を検知するセンサであり、ポンプ2
36を駆動していない状態で検出された水圧に基づい
て、浴槽290内の水位を求めるようになっている。
【0047】水位センサ239の下流側には冷却装置と
しての水−水熱交換器240が配置されている。追い焚
き戻り流路233内を流れる水は、冷却媒体として水−
水熱交換器240内を通った後、風呂側熱交換器232
に流れ込むようになっている。
【0048】追い焚き往き流路234のうち風呂側熱交
換器232の出側近傍部分には、風呂側熱交換器232
で加熱された水の温度を検出する風呂側熱交サーミスタ
237が取り付けられている。風呂側熱交サーミスタ2
37よりもさらに下流側(循環金具292の流出口のあ
る側)には、水−水熱交換器240が配置されており、
風呂側熱交換器232で加熱された水は当該水−水熱交
換器240で冷却されるようになっている。
【0049】追い焚き往き流路234のうち水−水熱交
換器240よりもさらに下流側には、風呂側流量制御弁
238が取り付けられている。浴槽290内の水をポン
プ236で風呂加熱部230に向かって送り出すととも
に、浴槽290に戻す流量を風呂側流量制御弁238で
制限することにより、ポンプ236から風呂側流量制御
弁238の間の流路内の水圧を高めるようになってい
る。
【0050】制御部280には、給湯側バーナー21
1、給湯側流量制御弁216、注湯弁202、風呂側バ
ーナー231、風呂入水サーミスタ235、ポンプ23
6、風呂側熱交サーミスタ237、風呂側流量制御弁2
38等が電気的に接続されている。制御部280は、風
呂側バーナー231の燃焼を制御する加熱制御部281
と、風呂側流量制御弁238の開度を制御する開度制御
部282と、ポンプ236の駆動制御を行うポンプ制御
部283とを備えている。
【0051】また制御部280は、図示省略してあるが
給湯動作、注湯動作など各種の動作を制御するための回
路部分を備えている。なお、制御部280は、CPUと
ROMとRAMとを主要部とする回路により構成されて
おり、第1の実施の形態の制御部40と同様に、水の沸
騰温度と水圧との関係などを予めROMに記憶してい
る。このほか図示していないが、給湯器200は、各バ
ーナー211、231に燃焼ガスを供給するガス供給管
や、これらに供給するガス量を調整する比例弁等を備え
ている。
【0052】図5は、給湯器200の風呂加熱部230
によって浴槽290内の水を加熱殺菌する際の処理の流
れを示している。浴槽290内の水の加熱殺菌は、基本
的には、第1の実施の形態で示したものと同様に行われ
るが、給水圧が加わらないので、ポンプ236を駆動し
て加圧することが必須になっている。
【0053】まず、図示しない追い焚きスイッチが押下
されると(ステップS301)、制御部280は、殺菌
のための加熱目標温度を確認し(ステップS302)、
当該加熱目標温度(たとえば、130℃)において沸騰
の生じることのない水圧(目標圧力)を求める(ステッ
プS303)。具体的には、ポンプ236から風呂側流
量制御弁238までの間の流路内で目標圧力が達成され
るポンプ236の回転数と風呂側流量制御弁238の開
度とを求める。
【0054】その後、風呂側流量制御弁238の開度を
演算で求めた初期値に設定するとともに、求めた回転数
でポンプ236を駆動する(ステップS304)。そし
て、水位センサ239の検出する圧力が目標圧力になる
ように風呂側流量制御弁238の開度を調整する(ステ
ップS305、ステップS306;N)。目標圧力が達
成されて調整が完了すると(ステップS306;Y)、
給湯側バーナー211を点火し(ステップS307)、
風呂側熱交サーミスタ237の検出する温度が、加熱目
標温度になるように風呂側バーナー231に供給するガ
ス量を調整する(ステップS308)。
【0055】追い焚き動作は、風呂入水サーミスタ23
5によって検出される浴槽290内の湯温が、追い焚き
の目標温度である浴槽設定温度(たとえば、42℃)に
達するまで行われ(ステップS309)、浴槽設定温度
に達した時点で終了する。
【0056】このように風呂側流量制御弁238によっ
て流出量を制限した状態の下でポンプ236によって加
圧するので、ポンプ236から風呂側流量制御弁238
までの流路内が高圧に維持され、風呂側熱交換器232
によって100℃以上の高温に加熱することができる。
これにより、追い焚き動作において浴槽290内の水が
風呂側熱交換器232を経由する際にこれを瞬間的に殺
菌することができる。
【0057】また風呂側流量制御弁238を通過する前
に水−水熱交換器240によって冷却するので、風呂側
流量制御弁238を通過して減圧されても沸騰の生じる
ことがないとともに、ある程度冷却されているので加熱
殺菌済みの湯を浴槽290に戻してもやけど等の危険が
なく安全である。
【0058】なお、追い焚き機能付きの給湯器に加熱殺
菌装置としての機能を持たせる場合には、追い焚きのた
めに元々器具に用意されている水位センサやポンプ等を
加熱殺菌装置の機能を果たすための構成部品として流用
することができる。
【0059】以上説明した各実施の形態では、冷却装置
として水−水熱交換器を用いたが、他のものであっても
よい。また実施の形態では、燃焼ガスを燃焼させる形式
の加熱部を用いたが、電気によって発熱するようなもの
であってもよい。なお、専用の装置や、追い焚き機能を
備えた給湯器に限らず、たとえば、風呂釜の機能等を持
たない給湯器などに上述の加熱殺菌装置の機能を組み込
むようにしてもよい。
【0060】また第1の実施の形態では、流量制御弁1
4の開度を調整してからバーナー16bを点火するよう
にしたが、出水が検知された時点でバーナー16bを点
火し、流量制御弁14の開度の調整と並行して加熱量の
調整を行うようにしてもよい。ただし、当初の加熱量
は、水圧が低い場合でも沸騰の生じない範囲に抑える必
要がある。
【0061】なお、第1の実施の形態では、出水開始
後、流量制御弁14の開度調整によって、実際に目標水
圧が得られるか否かを判定するようにしたが、流量制御
弁14の開度を少しだけ変更し、その際の水圧の変化を
基にして、目標水圧が得られるか否かを予測し判定する
ようにしてもよい。また、水圧が低い場合には、加圧ポ
ンプによって流路11内の水圧を高め、加熱可能な上限
温度を高めるようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】本発明にかかる加熱殺菌装置および加熱
殺菌方法によれば、流路内を高圧に維持して給水を10
0℃以上の高温に加熱し、かつ冷却部で冷却してから出
水するので、短時間のうちに効率よく加熱殺菌すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る加熱殺菌装置
を示す説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る加熱殺菌装置
の行う動作の流れを示す流れ図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る加熱殺菌装置
の行う動作の流れを示す流れ図である。
【図4】本発明に係る加熱殺菌装置を適用した給湯器を
示す説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る給湯器が浴槽
内の水を追い焚きしながら加熱殺菌する際の動作の流れ
を示す流れ図である。
【符号の説明】
10…加熱殺菌装置 11…流路 11a…入口部 11b…出口部 12…流量センサ 13…水圧センサ 14…流量制御弁 15…逆止弁 16…加熱部 16a…熱交換器 16b…バーナー 17…加圧ポンプ 20…冷却装置 31…入水温度センサ 32…入側温度センサ 33…出側温度センサ 34…出水温度センサ 40、280…制御部 41、281…加熱制御部 42、282…開度制御部 43…判定部 200…給湯器 210…給湯部 230…風呂加熱部 231…風呂側バーナー 232…風呂側熱交換器 233…追い焚き戻り流路 234…追い焚き往き流路 235…風呂入水サーミスタ 236…ポンプ 237…風呂側熱交サーミスタ 238…風呂側流量制御弁 239…水位センサ 240…水−水熱交換器 280…制御部 283…ポンプ制御部 290…浴槽

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を加熱殺菌して送り出す加熱殺菌装置に
    おいて、 加熱殺菌すべき水の通る流路と、前記流路の途中に設け
    られた加熱部と、前記加熱部より下流側に設けられ前記
    加熱部で加熱後の水を冷却する冷却部と、前記冷却部よ
    り下流側に設けられ前記流路を流れる水の流量を調整す
    る流量制御弁と、少なくとも前記流量制御弁より上流側
    に設けられ前記流路内の水圧を検知する水圧センサと、
    前記加熱部による加熱量を制御する加熱量制御部と、前
    記流量制御弁の開度を制御する開度制御部とを備え、 前記開度制御部は、出水中に前記水圧センサの検知する
    水圧を基にして前記流量制御弁より上流側の水圧が前記
    加熱部で100℃を越える所定の目標温度まで水を加熱
    してもこれが沸騰しない目標水圧以上の水圧になるよう
    に前記流量制御弁の開度を調整し、 前記加熱量制御部は、前記加熱殺菌すべき水が100℃
    以上であって前記流量制御弁の開度によって設定された
    水圧において沸騰の生じない温度に加熱されるように前
    記加熱部の発熱量を制御し、 前記冷却部は、前記加熱部で加熱後の水を少なくとも前
    記流量制御弁を通過した後の水圧の下で沸騰の生じない
    温度まで冷却することを特徴とする加熱殺菌装置。
  2. 【請求項2】水を加熱殺菌して送り出す加熱殺菌装置に
    おいて、 加熱殺菌すべき水の通る流路と、前記流路の途中に設け
    られた加熱部と、前記加熱部より下流側に設けられ前記
    加熱部で加熱後の水を冷却する冷却部と、前記冷却部よ
    り下流側に設けられ前記流路を流れる水の流量を調整す
    る流量制御弁と、少なくとも前記流量制御弁より上流側
    に設けられ前記流路内の水圧を検知する水圧センサと、
    前記加熱部による加熱量を制御する加熱量制御部と、前
    記流量制御弁の開度を制御する開度制御部とを備え、 前記開度制御部は、出水中に前記水圧センサの検知する
    水圧を基にして前記流量制御弁より上流側の水圧が前記
    加熱部で100℃を越える所定の目標温度まで水を加熱
    してもこれが沸騰しない目標水圧以上の水圧になるよう
    に前記流量制御弁の開度を調整するとともに、当該調整
    によって前記目標水圧以上の水圧を得ることがないと
    き、前記加熱部で加熱後の水を前記冷却部で冷却するま
    での時間が、設定可能な水圧の下で沸騰の生じない温度
    において水を加熱した際に所定の殺菌効果が得られる長
    さになるように前記流量制御弁の開度を小さく設定し、 前記加熱量制御部は、前記加熱殺菌すべき水が100℃
    以上であって前記流量制御弁の開度によって設定された
    水圧において沸騰の生じない温度に加熱されるように前
    記加熱部の発熱量を制御し、 前記冷却部は、前記加熱部で加熱後の水を少なくとも前
    記流量制御弁を通過した後の水圧の下で沸騰の生じない
    温度まで冷却することを特徴とする加熱殺菌装置。
  3. 【請求項3】前記開度制御部は、前記流路内の水が10
    0℃を越える所定の目標温度まで加熱されても沸騰の生
    じない水圧が得られる範囲内で前記流量制御弁の開度を
    大きく設定することを特徴とする請求項1または2記載
    の加熱殺菌装置。
  4. 【請求項4】前記冷却部は、前記加熱部よりも上流側の
    水によって前記加熱部で加熱された後の水を冷却する水
    −水冷却装置であることを特徴とする請求項1、2また
    は3記載の加熱殺菌装置。
  5. 【請求項5】加熱殺菌すべき水をポンプによって前記流
    路に送り込み加圧することを特徴とする請求項1、2、
    3または4記載の加熱殺菌装置。
  6. 【請求項6】前記開度制御部は、前記流量制御弁の開度
    を少しだけ変更しその際の水圧の変化を基にして前記目
    標水圧が得られるか否かを判定することを特徴とする請
    求項1、2、3、4または5記載の加熱殺菌装置。
  7. 【請求項7】流路の途中に設けた加熱部によって水を加
    熱殺菌した後、これを前記加熱部よりも下流側に設けた
    冷却部で冷却してから出水する加熱殺菌方法において、 前記流路を流れる水の流量を調整するための流量制御弁
    を前記冷却部の下流側に配置し、 前記流路内の水圧を検知する水圧センサを少なくとも前
    記流量制御弁より上流側に配置し、 出水中に前記水圧センサの検知する水圧を基にして、前
    記流量制御弁より上流側の水圧が、前記加熱部で100
    ℃を越える所定の目標温度まで水を加熱してもこれが沸
    騰しない目標水圧以上の水圧になるように前記流量制御
    弁の開度を調整し、 前記加熱部にて前記流路内の水を100℃以上であって
    前記流量制御弁の開度によって設定された水圧において
    沸騰の生じない温度に加熱し、 前記加熱部で加熱後の水を少なくとも前記流量制御弁を
    通過した後の水圧の下で沸騰の生じない温度まで前記冷
    却部で冷却してから出水することを特徴とする加熱殺菌
    方法。
JP10207298A 1998-02-25 1998-07-23 加熱殺菌装置 Pending JPH11309200A (ja)

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JP10207298A JPH11309200A (ja) 1998-02-25 1998-07-23 加熱殺菌装置

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JP4325498 1998-02-25
JP10-43254 1998-02-25
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180056659A (ko) * 2015-08-28 2018-05-29 마이클 파파도풀로스 유체 살균 시스템 및 방법
US10512701B2 (en) 2015-08-28 2019-12-24 Michael Papadopoulos System for fluid sterilization for a vessel

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