JPH11308887A - ディスク駆動システム - Google Patents
ディスク駆動システムInfo
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- JPH11308887A JPH11308887A JP10110826A JP11082698A JPH11308887A JP H11308887 A JPH11308887 A JP H11308887A JP 10110826 A JP10110826 A JP 10110826A JP 11082698 A JP11082698 A JP 11082698A JP H11308887 A JPH11308887 A JP H11308887A
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- rotation speed
- motor
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- revolutions
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/28—Speed controlling, regulating, or indicating
Landscapes
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 当該ディスク駆動システムが出力する、モー
タの回転数が規格内の回転数であるか否かを示すステー
タス信号に起因して、装置が誤動作しないようにしたデ
ィスク駆動システムを提供する。 【解決手段】 ディスクの回転に応じて出力される回転
数検出用信号Fを用いて前記ディスクを駆動しているモ
ータの回転数を制御するとともに、前記モータの回転数
が規格内であることを示すステータス信号Sを出力する
ように構成されたディスク駆動システムにおいて、前記
ディスクが1回転する毎に前記回転数検出用信号Fを用
いて回転数を検出し、前記規格内の回転数であることを
示す状態が所定回数連続して検出されたときにステータ
ス信号Sを出力する手段(速度ディスクリミネータ7、
カウンタ8、Dフリップフロップ9、及び、マスク回路
10)を設ける。
タの回転数が規格内の回転数であるか否かを示すステー
タス信号に起因して、装置が誤動作しないようにしたデ
ィスク駆動システムを提供する。 【解決手段】 ディスクの回転に応じて出力される回転
数検出用信号Fを用いて前記ディスクを駆動しているモ
ータの回転数を制御するとともに、前記モータの回転数
が規格内であることを示すステータス信号Sを出力する
ように構成されたディスク駆動システムにおいて、前記
ディスクが1回転する毎に前記回転数検出用信号Fを用
いて回転数を検出し、前記規格内の回転数であることを
示す状態が所定回数連続して検出されたときにステータ
ス信号Sを出力する手段(速度ディスクリミネータ7、
カウンタ8、Dフリップフロップ9、及び、マスク回路
10)を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、FDD
(フロッピーディスクのドライブ装置)に搭載されるデ
ィスク駆動システムに関するものである。
(フロッピーディスクのドライブ装置)に搭載されるデ
ィスク駆動システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】FDDに搭載される従来のディスク駆動
システムのブロック図を図4に示す。同図において、デ
ィスクを回転させるスピンドルモータの周辺に配置され
た基準位置検出用のコイルL1の両端はインデックスコ
ンパレータ1の入力に接続されており、インデックスコ
ンパレータ1からはスピンドルモータが1回転する毎に
パルスが1発現れる信号(以下、この信号「インデック
ス信号」と呼ぶ)Iが出力される。
システムのブロック図を図4に示す。同図において、デ
ィスクを回転させるスピンドルモータの周辺に配置され
た基準位置検出用のコイルL1の両端はインデックスコ
ンパレータ1の入力に接続されており、インデックスコ
ンパレータ1からはスピンドルモータが1回転する毎に
パルスが1発現れる信号(以下、この信号「インデック
ス信号」と呼ぶ)Iが出力される。
【0003】このインデックス信号Iは端子TIから外
部に出力され、FDDを構成する各回路の動作を制御す
る不図示のコントロール回路に入力されており、このコ
ントロール回路はインデックス信号Iに基づいて、ディ
スクへのデータの読み書きのタイミングを取るようにな
っている。
部に出力され、FDDを構成する各回路の動作を制御す
る不図示のコントロール回路に入力されており、このコ
ントロール回路はインデックス信号Iに基づいて、ディ
スクへのデータの読み書きのタイミングを取るようにな
っている。
【0004】スピンドルモータの周辺にパターンで形成
された回転数検出用のコイルL2により生成される正弦
波は、FGコンパレータ2により矩形波(以下、これを
「回転数検出用信号」と呼ぶ)Fに変換され、速度ディ
スクリミネータ7に入力される。尚、回転数検出用信号
Fは、スピンドルモータが1回転する毎に複数発現れ、
スピンドルモータの回転数が速くなるほど周期が短くな
り、遅くなるほど周期が長くなる。
された回転数検出用のコイルL2により生成される正弦
波は、FGコンパレータ2により矩形波(以下、これを
「回転数検出用信号」と呼ぶ)Fに変換され、速度ディ
スクリミネータ7に入力される。尚、回転数検出用信号
Fは、スピンドルモータが1回転する毎に複数発現れ、
スピンドルモータの回転数が速くなるほど周期が短くな
り、遅くなるほど周期が長くなる。
【0005】ホールアンプ3、4、5のそれぞれの入力
には、ロータの周辺に取り付けられたホール素子H1、
H2、H3がそれぞれ接続されており、ホールアンプ
3、4、5の3つの出力は、スピンドルモータの回転位
置を示す回転位置検出信号Pとなる。
には、ロータの周辺に取り付けられたホール素子H1、
H2、H3がそれぞれ接続されており、ホールアンプ
3、4、5の3つの出力は、スピンドルモータの回転位
置を示す回転位置検出信号Pとなる。
【0006】ドライブ回路6は、回転位置検出信号Pに
基づいて、最も効率良くスピンドルモータが回転するよ
うに、スピンドルモータを構成する3相のコイルU、
V、Wに流れる電流を適切なタイミングで切り換え、ま
た、後述する速度ディスクリミネータ7からの回転数誤
差信号Gに基づいて、スピンドルモータの回転数が規定
の回転数となるように、スピンドルモータのコイルに流
す電流を決定する。
基づいて、最も効率良くスピンドルモータが回転するよ
うに、スピンドルモータを構成する3相のコイルU、
V、Wに流れる電流を適切なタイミングで切り換え、ま
た、後述する速度ディスクリミネータ7からの回転数誤
差信号Gに基づいて、スピンドルモータの回転数が規定
の回転数となるように、スピンドルモータのコイルに流
す電流を決定する。
【0007】速度ディスクリミネータ7は、図5にその
構成を示すように、一定の時間(具体的には、スピンド
ルモータの回転数が規格の中心値になったときの回転数
検出用信号Fの周期)をカウントする第1カウンタ71
と、比較回路72とを有しており、比較回路72が回転
数検出用信号Fの周期と第1カウンタ71でのカウント
時間とを比較し、その時間差に応じた信号(以下、「回
転数誤差信号」と呼ぶ)Gをドライブ回路6に出力して
いる。
構成を示すように、一定の時間(具体的には、スピンド
ルモータの回転数が規格の中心値になったときの回転数
検出用信号Fの周期)をカウントする第1カウンタ71
と、比較回路72とを有しており、比較回路72が回転
数検出用信号Fの周期と第1カウンタ71でのカウント
時間とを比較し、その時間差に応じた信号(以下、「回
転数誤差信号」と呼ぶ)Gをドライブ回路6に出力して
いる。
【0008】また、速度ディスクリミネータ7は、第1
カウンタ71よりもカウント時間がtだけ短い第2カウ
ンタ73を有しており、この第2カウンタ73は、回転
数検出用信号Fの立ち上がりをトリガとして、出力をロ
ーレベルに切り換えるとともに、カウントを開始し、カ
ウントが終了すると、出力をハイレベルに切り換える。
カウンタ71よりもカウント時間がtだけ短い第2カウ
ンタ73を有しており、この第2カウンタ73は、回転
数検出用信号Fの立ち上がりをトリガとして、出力をロ
ーレベルに切り換えるとともに、カウントを開始し、カ
ウントが終了すると、出力をハイレベルに切り換える。
【0009】カウンタ8は、速度ディスクリミネータ7
内の第2カウンタ73のカウント終了(第2カウンタ7
3の出力の立ち上がり)をトリガとして、出力をハイレ
ベルに切り換えるとともに、カウントを開始し、時間2
tをカウントすると、出力をローレベルに切り換える。
内の第2カウンタ73のカウント終了(第2カウンタ7
3の出力の立ち上がり)をトリガとして、出力をハイレ
ベルに切り換えるとともに、カウントを開始し、時間2
tをカウントすると、出力をローレベルに切り換える。
【0010】Dフリップフロップ9のデータ入力端子
D、クロック入力端子CKには、それぞれ、カウンタ8
の出力、回転数検出用信号Fが入力されており、出力端
子Qは端子TSに接続されている。尚、以下、端子TS
から出力される信号をステータス信号Sと呼ぶ。
D、クロック入力端子CKには、それぞれ、カウンタ8
の出力、回転数検出用信号Fが入力されており、出力端
子Qは端子TSに接続されている。尚、以下、端子TS
から出力される信号をステータス信号Sと呼ぶ。
【0011】以上の構成により、図6に各信号のタイミ
ングチャートを示すように、モータの回転数が規格内の
回転数よりも遅いときには、カウンタ8の出力がハイレ
ベルからローレベルに立ち下がった後に(一方、モータ
の回転数が規格内の回転数よりも速いときには、カウン
タ8の出力がローレベルからハイレベルに立ち上がる前
に)、回転数検出用信号Fがローレベルからハイレベル
に立ち上がることになるので、ステータス信号Sはロー
レベルであるが、モータの回転数が規格内の回転数にな
ると、カウンタ8の出力がハイレベルとなっている間
に、回転数検出用信号Fがローレベルからハイレベルに
立ち上がることになるので、ステータス信号Sはハイレ
ベルとなる。
ングチャートを示すように、モータの回転数が規格内の
回転数よりも遅いときには、カウンタ8の出力がハイレ
ベルからローレベルに立ち下がった後に(一方、モータ
の回転数が規格内の回転数よりも速いときには、カウン
タ8の出力がローレベルからハイレベルに立ち上がる前
に)、回転数検出用信号Fがローレベルからハイレベル
に立ち上がることになるので、ステータス信号Sはロー
レベルであるが、モータの回転数が規格内の回転数にな
ると、カウンタ8の出力がハイレベルとなっている間
に、回転数検出用信号Fがローレベルからハイレベルに
立ち上がることになるので、ステータス信号Sはハイレ
ベルとなる。
【0012】そして、コントロール回路はステータス信
号Sを入力しており、ステータス信号Sがハイレベルに
なると、スピンドルモータの回転数が規格内の回転数に
なったと判断して、ディスクに対してデータの読み書き
動作を行う制御に移行するようになっている。
号Sを入力しており、ステータス信号Sがハイレベルに
なると、スピンドルモータの回転数が規格内の回転数に
なったと判断して、ディスクに対してデータの読み書き
動作を行う制御に移行するようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ここで、スピンドルモ
ータの回転起動時には、図7に示すように、モータの回
転数は、規格内の回転数よりも高くなったり、規格内の
回転数よりも低くなったりという不安定な期間を経て、
規格内の回転数に落ち着く。
ータの回転起動時には、図7に示すように、モータの回
転数は、規格内の回転数よりも高くなったり、規格内の
回転数よりも低くなったりという不安定な期間を経て、
規格内の回転数に落ち着く。
【0014】そして、従来のディスク駆動システムで
は、回転数検出用信号Fの立ち上がりで回転数が規格内
であるか否かを判定することになるので、回転数検出用
信号Fはスピンドルモータの回転数に応じた高周波の信
号であることから、スピンドルモータの回転起動時など
のように、スピンドルモータの回転数が不安定な期間で
は、ステータス信号Sがハイレベルとローレベルとを高
周波でばたつく現象が発生する可能性があり(図6参
照)、これは、装置の誤動作を招く原因となっていた。
は、回転数検出用信号Fの立ち上がりで回転数が規格内
であるか否かを判定することになるので、回転数検出用
信号Fはスピンドルモータの回転数に応じた高周波の信
号であることから、スピンドルモータの回転起動時など
のように、スピンドルモータの回転数が不安定な期間で
は、ステータス信号Sがハイレベルとローレベルとを高
周波でばたつく現象が発生する可能性があり(図6参
照)、これは、装置の誤動作を招く原因となっていた。
【0015】また、逆に、モータの回転数が不安定な状
態でステータス信号Sがハイレベルで固定される場合も
考えられ、モータの回転数が不安定なときにディスクへ
のデータの読み書き動作が実行されるという、ステータ
ス信号Sに起因した装置の誤動作を招く恐れもあった。
態でステータス信号Sがハイレベルで固定される場合も
考えられ、モータの回転数が不安定なときにディスクへ
のデータの読み書き動作が実行されるという、ステータ
ス信号Sに起因した装置の誤動作を招く恐れもあった。
【0016】そして、このような装置の誤動作を防止す
るために、ステータス信号Sの受け側(上記例では、コ
ントロール回路)で何らかの対策をとる必要があった。
るために、ステータス信号Sの受け側(上記例では、コ
ントロール回路)で何らかの対策をとる必要があった。
【0017】そこで、本発明は、当該ディスク駆動シス
テムが出力する、モータの回転数が規格内の回転数であ
るか否かを示すステータス信号に起因して、装置が誤動
作しないようにしたディスク駆動システムを提供するこ
とを目的とする。
テムが出力する、モータの回転数が規格内の回転数であ
るか否かを示すステータス信号に起因して、装置が誤動
作しないようにしたディスク駆動システムを提供するこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、ディスクの回転に応じて出力される回
転数検出用信号を用いて前記ディスクを駆動しているモ
ータの回転数を制御するとともに、前記モータの回転数
が規格内であることを示すステータス信号を出力するよ
うに構成されたディスク駆動システムにおいて、前記デ
ィスクが1回転する毎に前記回転数検出用信号を用いて
回転数を検出し、前記規格内の回転数であることを示す
状態が所定回数連続して検出されたときに前記ステータ
ス信号を出力するようにしている。
め、本発明では、ディスクの回転に応じて出力される回
転数検出用信号を用いて前記ディスクを駆動しているモ
ータの回転数を制御するとともに、前記モータの回転数
が規格内であることを示すステータス信号を出力するよ
うに構成されたディスク駆動システムにおいて、前記デ
ィスクが1回転する毎に前記回転数検出用信号を用いて
回転数を検出し、前記規格内の回転数であることを示す
状態が所定回数連続して検出されたときに前記ステータ
ス信号を出力するようにしている。
【0019】以上の構成により、規格内の回転数である
ことを示す状態が何回連続したときにステータス信号を
出力するかを適切に設定すれば、ステータス信号に高周
波のばたつき自体が起こり得ず、また、モータの回転数
が規格内の回転数で安定した状態になった後にステータ
ス信号を出力することができる。
ことを示す状態が何回連続したときにステータス信号を
出力するかを適切に設定すれば、ステータス信号に高周
波のばたつき自体が起こり得ず、また、モータの回転数
が規格内の回転数で安定した状態になった後にステータ
ス信号を出力することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を参照しながら説明する。本発明の一実施形態である、
FDDに搭載されるディスク駆動システムのブロック図
を図1に示す。尚、従来技術と同一部分には同一符号を
付して説明を省略する。
を参照しながら説明する。本発明の一実施形態である、
FDDに搭載されるディスク駆動システムのブロック図
を図1に示す。尚、従来技術と同一部分には同一符号を
付して説明を省略する。
【0021】図1において、10はマスク回路であり、
Dフリップフロップ9の出力(以下、「ロック信号L」
と呼ぶ)とインデックス信号Iとを入力しており、ま
た、その出力は端子TSからステータス信号Sとして外
部に出力され、FDDを構成する各回路の動作を制御す
る不図示のコントロール回路に入力される。
Dフリップフロップ9の出力(以下、「ロック信号L」
と呼ぶ)とインデックス信号Iとを入力しており、ま
た、その出力は端子TSからステータス信号Sとして外
部に出力され、FDDを構成する各回路の動作を制御す
る不図示のコントロール回路に入力される。
【0022】マスク回路10は、図2にその構成を示す
ように、n段のDフリップフロップからなるシフトレジ
スタ101とAND回路102とからなっている。シフ
トレジスタ101には、ロック信号Lがデータとして、
インデックス信号Iがクロックとして、それぞれ入力さ
れる。AND回路102には、シフトレジスタ101の
各段の出力が入力され、AND回路102の出力がマス
ク回路10の出力となっている。
ように、n段のDフリップフロップからなるシフトレジ
スタ101とAND回路102とからなっている。シフ
トレジスタ101には、ロック信号Lがデータとして、
インデックス信号Iがクロックとして、それぞれ入力さ
れる。AND回路102には、シフトレジスタ101の
各段の出力が入力され、AND回路102の出力がマス
ク回路10の出力となっている。
【0023】以上の構成により、図3に各信号のタイミ
ングチャートを示すように、インデックス信号Iのロー
レベルからハイレベルへの連続したn回の各立ち上がり
でロック信号Lがハイレベルになっていれば、ステータ
ス信号Sがローレベルからハイレベルに切り換わる。一
方、インデックス信号Iの立ち上がりでロック信号Lが
ローレベルになっていれば、ステータス信号Sがハイレ
ベルからローレベルに切り換わる。
ングチャートを示すように、インデックス信号Iのロー
レベルからハイレベルへの連続したn回の各立ち上がり
でロック信号Lがハイレベルになっていれば、ステータ
ス信号Sがローレベルからハイレベルに切り換わる。一
方、インデックス信号Iの立ち上がりでロック信号Lが
ローレベルになっていれば、ステータス信号Sがハイレ
ベルからローレベルに切り換わる。
【0024】したがって、ステータス信号Sがローレベ
ルからハイレベルへ切り換わるのは、最速でも、ステー
タス信号Sがハイレベルからローレベルに切り換わった
後、インデックス信号Iのn個目の立ち上がりであるこ
と、及び、インデックス信号Iは、その周波数がスピン
ドルモータの回転数[rpm]で、遅いクロックであること
から、ステータス信号Sが高周波でばたつく現象自体が
起こり得ない。
ルからハイレベルへ切り換わるのは、最速でも、ステー
タス信号Sがハイレベルからローレベルに切り換わった
後、インデックス信号Iのn個目の立ち上がりであるこ
と、及び、インデックス信号Iは、その周波数がスピン
ドルモータの回転数[rpm]で、遅いクロックであること
から、ステータス信号Sが高周波でばたつく現象自体が
起こり得ない。
【0025】また、モータの回転起動時など、モータの
回転数が不安定で、規格内の回転数を挟んで上下するよ
うなときには、ロック信号Lがばたつくため、ステータ
ス信号Sはローレベルのまま維持され、モータの回転数
が規格内の回転数で安定した状態になった後にステータ
ス信号Sはハイレベルとなる。
回転数が不安定で、規格内の回転数を挟んで上下するよ
うなときには、ロック信号Lがばたつくため、ステータ
ス信号Sはローレベルのまま維持され、モータの回転数
が規格内の回転数で安定した状態になった後にステータ
ス信号Sはハイレベルとなる。
【0026】尚、インデックス信号Iの連続したn回の
各立ち上がりでロック信号Lがハイレベルであれば、ス
テータス信号Sはハイレベルとなるので、回転数が規格
内の回転数で安定しておらず、ロック信号Lがばたつい
ている場合であっても、ステータス信号Sがハイレベル
となってしまう可能性があるが、シフトレジスタ101
を構成するDフリップフロップの段数nをできるだけ大
きくすることによって、ロック信号Lがばたついている
ときにはインデックス信号Iの連続したn回の立ち上が
りのどこかでロック信号Lがローレベルとなる確率が高
まり、実質的には、ロック信号Lがばたついているとき
には、インデックス信号Iの連続したn回の各立ち上が
りでロック信号Lがハイレベルであることはないと考え
ても差し支えない。
各立ち上がりでロック信号Lがハイレベルであれば、ス
テータス信号Sはハイレベルとなるので、回転数が規格
内の回転数で安定しておらず、ロック信号Lがばたつい
ている場合であっても、ステータス信号Sがハイレベル
となってしまう可能性があるが、シフトレジスタ101
を構成するDフリップフロップの段数nをできるだけ大
きくすることによって、ロック信号Lがばたついている
ときにはインデックス信号Iの連続したn回の立ち上が
りのどこかでロック信号Lがローレベルとなる確率が高
まり、実質的には、ロック信号Lがばたついているとき
には、インデックス信号Iの連続したn回の各立ち上が
りでロック信号Lがハイレベルであることはないと考え
ても差し支えない。
【0027】また、モータの回転数が不安定な状態であ
っても、従来は、ステータス信号Sがハイレベルに固定
されてしまう場合が考えられたが、本実施形態では、そ
のような場合には、ロック信号Lがハイレベルで固定さ
れることになり、その固定に至るハイレベルへの立ち上
がり後、インデックス信号Iのn個目の立ち上がりでス
テータス信号Sがハイレベルに切り換わることになるの
で、nすなわちシフトレジスタ101を構成するDフリ
ップフロップの段数を適切に設定しておけば、スピンド
ルモータの回転起動後、スピンドルモータの回転数が規
格内の回転数で安定した後にステータス信号Sがハイレ
ベルに切り換わるようにすることができる。
っても、従来は、ステータス信号Sがハイレベルに固定
されてしまう場合が考えられたが、本実施形態では、そ
のような場合には、ロック信号Lがハイレベルで固定さ
れることになり、その固定に至るハイレベルへの立ち上
がり後、インデックス信号Iのn個目の立ち上がりでス
テータス信号Sがハイレベルに切り換わることになるの
で、nすなわちシフトレジスタ101を構成するDフリ
ップフロップの段数を適切に設定しておけば、スピンド
ルモータの回転起動後、スピンドルモータの回転数が規
格内の回転数で安定した後にステータス信号Sがハイレ
ベルに切り換わるようにすることができる。
【0028】尚、モータの回転数が不安定な状態でロッ
ク信号Lがハイレベルに固定される場合であっても、モ
ータの回転数が規格内の回転数で安定した状態となった
後にステータス信号Sをハイレベルにするためには、ス
ピンドルモータの回転数の立ち上がり特性から、シフト
レジスタ101を構成するDフリップフロップの段数n
=10程度にすればよい。また、この程度の設定によ
り、ロック信号Lがばたついているときに、インデック
ス信号Iの連続したn回の各立ち上がりでロック信号L
がハイレベルになり、その結果、ステータス信号Sがハ
イレベルになるという可能性を実質的には無視すること
ができる。
ク信号Lがハイレベルに固定される場合であっても、モ
ータの回転数が規格内の回転数で安定した状態となった
後にステータス信号Sをハイレベルにするためには、ス
ピンドルモータの回転数の立ち上がり特性から、シフト
レジスタ101を構成するDフリップフロップの段数n
=10程度にすればよい。また、この程度の設定によ
り、ロック信号Lがばたついているときに、インデック
ス信号Iの連続したn回の各立ち上がりでロック信号L
がハイレベルになり、その結果、ステータス信号Sがハ
イレベルになるという可能性を実質的には無視すること
ができる。
【0029】このように、本実施形態では、ステータス
信号Sに高周波のばたつき自体が起こり得ず、また、モ
ータの回転数が規格内の回転数で安定した状態になった
後にステータス信号Sがハイレベルになるので、ステー
タス信号Sに起因して装置が誤動作することはない。ま
た、これにより、従来のステータス信号Sに起因した装
置の誤動作をディスク駆動システム側で防止することに
なり、ステータス信号Sの受け側ではステータス信号S
に起因した誤動作を防止するための対策をとる必要がな
くなる。
信号Sに高周波のばたつき自体が起こり得ず、また、モ
ータの回転数が規格内の回転数で安定した状態になった
後にステータス信号Sがハイレベルになるので、ステー
タス信号Sに起因して装置が誤動作することはない。ま
た、これにより、従来のステータス信号Sに起因した装
置の誤動作をディスク駆動システム側で防止することに
なり、ステータス信号Sの受け側ではステータス信号S
に起因した誤動作を防止するための対策をとる必要がな
くなる。
【0030】そして、ステータス信号Sに高周波のばた
つき自体が起こり得ず、また、モータの回転数が規格内
の回転数で安定した状態でステータス信号Sがハイレベ
ルになるようにするにあたって、マスク回路10内のシ
フトレジスタ101のクロックとして遅いクロックが必
要となるが、本実施形態では、このクロックとして従来
からあるインデックス信号Iを用いているため、新たに
カウンタなどを構成する必要はなく、回路の複雑化、回
路規模の増大、及び、コストの上昇を最小限に抑制する
ことができる。
つき自体が起こり得ず、また、モータの回転数が規格内
の回転数で安定した状態でステータス信号Sがハイレベ
ルになるようにするにあたって、マスク回路10内のシ
フトレジスタ101のクロックとして遅いクロックが必
要となるが、本実施形態では、このクロックとして従来
からあるインデックス信号Iを用いているため、新たに
カウンタなどを構成する必要はなく、回路の複雑化、回
路規模の増大、及び、コストの上昇を最小限に抑制する
ことができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
駆動システムによれば、モータの回転数が規格内の回転
数であるか否かを示すステータス信号の高周波のばたつ
き自体が解消されるとともに、モータの回転数が規格内
の回転数で安定した状態になった後にステータス信号を
出力するので、ステータス信号に起因して装置が誤動作
することはない。また、このように、従来のステータス
信号に起因した装置の誤動作がディスク駆動システム側
で防止されることで、ステータス信号の受け側ではステ
ータス信号に起因した誤動作を防止するための対策をと
る必要がなくなる。
駆動システムによれば、モータの回転数が規格内の回転
数であるか否かを示すステータス信号の高周波のばたつ
き自体が解消されるとともに、モータの回転数が規格内
の回転数で安定した状態になった後にステータス信号を
出力するので、ステータス信号に起因して装置が誤動作
することはない。また、このように、従来のステータス
信号に起因した装置の誤動作がディスク駆動システム側
で防止されることで、ステータス信号の受け側ではステ
ータス信号に起因した誤動作を防止するための対策をと
る必要がなくなる。
【図1】 本発明の一実施形態であるディスク駆動シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図2】 マスク回路の構成を示す図である。
【図3】 本実施形態における各信号のタイミングチャ
ートを示す図である。
ートを示す図である。
【図4】 従来のディスク駆動システムのブロック図で
ある。
ある。
【図5】 速度ディスクリミネータの構成を示す図であ
る。
る。
【図6】 従来技術における各信号のタイミングチャー
トを示す図である。
トを示す図である。
【図7】 スピンドルモータの回転起動時の回転数の変
動を示す図である。
動を示す図である。
1 インデックスコンパレータ 2 FGコンパレータ 3、4、5 ホールアンプ 6 ドライブ回路 7 速度ディスクリミネータ 8 カウンタ 9 Dフリップフロップ 10 マスク回路 71 第1カウンタ 72 比較回路 73 第2カウンタ 101 シフトレジスタ 102 AND回路
Claims (1)
- 【請求項1】 ディスクの回転に応じて出力される回転
数検出用信号を用いて前記ディスクを駆動しているモー
タの回転数を制御するとともに、前記モータの回転数が
規格内であることを示すステータス信号を出力するよう
に構成されたディスク駆動システムにおいて、 前記ディスクが1回転する毎に前記回転数検出用信号を
用いて回転数を検出し、前記規格内の回転数であること
を示す状態が所定回数連続して検出されたときに前記ス
テータス信号を出力するようにしたことを特徴とするデ
ィスク駆動システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10110826A JPH11308887A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | ディスク駆動システム |
US09/293,914 US6166507A (en) | 1998-04-21 | 1999-04-19 | Disk drive system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10110826A JPH11308887A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | ディスク駆動システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11308887A true JPH11308887A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14545646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10110826A Pending JPH11308887A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | ディスク駆動システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6166507A (ja) |
JP (1) | JPH11308887A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4215335B2 (ja) * | 1999-03-10 | 2009-01-28 | ローム株式会社 | モータ駆動装置 |
JP2002218783A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-08-02 | Rohm Co Ltd | モータ駆動装置 |
AU2005266459A1 (en) * | 2004-07-29 | 2006-02-02 | Sanofi-Aventis | Pharmaceutical multilayer tablet for controlled release of active ingredients with highly pH-dependent solubility |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0646479B2 (ja) * | 1987-05-18 | 1994-06-15 | 株式会社日立製作所 | モ−タ回転制御装置 |
JPH0378490A (ja) * | 1989-08-18 | 1991-04-03 | Fujitsu Ltd | スピンドルモータのpwm制御方式 |
SG42830A1 (en) * | 1993-08-14 | 1997-10-17 | Toshiba Kk | Disc data reproducing apparatus and signal processing circuit |
US5878007A (en) * | 1993-12-27 | 1999-03-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Anti-wobble optical medium and tracking method and apparatus |
-
1998
- 1998-04-21 JP JP10110826A patent/JPH11308887A/ja active Pending
-
1999
- 1999-04-19 US US09/293,914 patent/US6166507A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6166507A (en) | 2000-12-26 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050421 |
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070612 |