JP2872429B2 - フロッピディスクドライブのインデックス信号検出装置 - Google Patents

フロッピディスクドライブのインデックス信号検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフロッピディスクドライ
ブのインデックス信号検出装置、特に検出器の位置調整
を電気的に行うことのできるインデックス信号検出装置
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】フロッピディスクドライブにおいては、
ディスクの回転を検出してトラックのスタート位置を知
るためにインデックス信号検出装置が設けられ、例え
ば、5インチフロッピディスクにおいては、ディスクの
側周に設けられたインデックスホイールを光電的に検出
し、また、3.5インチフロッピディスクにおいては、
ディスクを回転駆動するスピンドルモータのロータ外周
に設けられたインデックス磁石あるいはインデックス反
射板を電磁的あるいは光電的に読み取る。
【0003】このようなインデックス信号を検出するた
めの検出器は通常の場合、ディスクドライブのシャーシ
に固定された光トランジスタ等からなる光検知器、ある
いはホール素子等からなる磁気検出器から構成されてい
る。
【0004】そして、このような従来装置では、一般
に、前記インデックス信号の検出位置を所定のトラック
スタート位置と一致させるため、前記検出器の可動調整
機構が設けられている。
【0005】しかしながら、このような機械的な位置調
整は、ディスクドライブの組立時に多大な労力を必要と
し、近年のインデックス検出装置では電気的にこのよう
な検出器位置とスタート位置との調整が行えるよう改良
されている。
【0006】図9にはこのような電気的に調整可能な従
来回路が示されており、スピンドルモータのロータ10
の外周には1個のインデックス磁石11が固定されてお
り、このロータ10の外周近傍には前記インデックス磁
石11の通過軌跡と近接した位置にホール素子等からな
る検出器12が設けられている。
【0007】図10には図9の各部の波形が示されてお
り、ホール素子検出器12の検出信号はIDinで示さ
れ、検出器12からは波形整形されたインデックスパル
スIDTが出力される。このインデックスパルスは従来
において、時定数回路13に供給され、時定数回路13
はその時定数を定めるために外付の固定容量14と遅延
時間を任意に設定するための可変抵抗15を有し、この
結果、出力端子16には前記インデックスパルスIDT
から所定の遅延時間T1 だけ遅れたインデックス信号を
出力する。
【0008】従って、このような従来装置によれば、ホ
ール素子検出器12をフロッピディスクのシャーシに適
当に固定し、実際にインデックス信号を検出した状態で
前記可変抵抗15の調整のみでフロッピディスクのトラ
ックスタート位置とインデックス信号とを一致させるこ
とが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の検出装置では、検出器の固定位置を機械的に
は適当に定め、この固定位置とスタート位置との偏差を
電気的に容易に調整可能であるが、一方において、CR
時定数による遅延時間の調整は比較的大きな温度誤差を
含むために、実際の使用状態においては、スタート位置
に誤差が生じてしまうという問題があった。
【0010】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、電気的な調整のみで正確なイン
デックス信号を検出でき、インデックス検出器の構造及
び固定機構を簡単にできると共に、温度依存性のない高
精度のインデックス信号検出作用を達成することのでき
る改良されたインデックス信号検出装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、従来と同様に、回転するフロッピディス
クの位置を電気的に検出するために、ホール素子等から
なるインデックス検出器(以下、インデックストリガ信
号検出器という)を設け、この検出器の固定位置とスタ
ート位置との偏差をカウンタと比較回路によって調整し
たことを特徴とする。
【0012】すなわち、前記カウンタは前記インデック
ストリガ信号の検出後にその計数動作を開始し、インデ
ックストリガ信号検出後の経過時間を正確に計測する。
そして、このカウンタ計数値は、アナログ信号に変換さ
れた後、比較回路において、所定の基準値と比較され、
計数値が予め定められた基準値に到達した時にインデッ
クス信号を出力する。この比較回路の基準値は任意に可
変され、これによって検出器とスタート位置との偏差に
合わせて前記計数値、すなわち遅延量を設定することが
できる。
【0013】
【作用】従って、本発明によれば、正確なタイミングク
ロックを計数するカウンタによって遅延量が定まるの
で、従来のCR時定数回路と異なり、温度依存性のない
正確な調整作用を行うことができる。特に、カウンタの
出力値をアナログ信号として比較回路に供給するため、
可変基準値もアナログ値でよい。
【0014】そして、本発明によれば、前記カウンタは
フロッピディクスドライブに予め内蔵されている各種の
カウンタを兼用することが可能であり、例えばスピンド
ルモータの回転制御を行うためのFG信号のパルス幅を
計数するカウンタを用いることが好適であり、このよう
なカウンタの兼用によって、本発明を回路構成の増加な
しに極めて容易にフロッピディクスドライブに組込み可
能である。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を説明する。図1には本発明に係るインデックス信号検
出装置の好適な第1実施例が示されている。図におい
て、ホール素子等からなるインデックストリガ信号検出
器20は従来における例えば図9のインデックス検出器
12と同様に図示してはいないスピンドルモータのロー
タ外周近傍に適当に選択された位置でしっかりと固定さ
れる。検出器20の出力であるインデックストリガ信号
IDTは、カウンタ22のスタート入力に供給され、カ
ウンタ22をインデックストリガ信号の印加後にその計
数動作を開始させる。
【0016】実施例において、カウンタ22の計数クロ
ックCKは1MHzに設定されており、また予め定めら
れたカウントアップ時にカウンタ22はリセットされ
る。
【0017】以上のようにして、第1実施例によれば、
インデックストリガ信号IDTの印加によってカウンタ
22は計数動作を開始することが理解される。そして、
この計数値は比較回路23において所定の可変基準値と
比較される。この比較回路23は実質的に遅延回路を構
成しており、前記インデックストリガ信号検出時から所
望の遅延時間経過後に出力端子24からインデックス信
号IDを出力する。
【0018】実施例において、比較回路23は前記カウ
ンタ22の出力をDA変換するDA変換器25と差動増
幅器等からなるアナログ比較器26とを含み、前記DA
変換器25の出力V1 はアナログ比較器26の一方の入
力に供給されている。
【0019】一方、アナログ比較器26の他方の入力に
は可変抵抗器28にて設定された可変基準値Vthが供給
されており、この結果、比較回路23ではカウンタ22
の計数出力V1 が前記可変基準値Vthを超えた時にイン
デックス信号IDが出力されることが理解される。
【0020】図2には前述した第1実施例の信号遅延作
用が示されている。インデックストリガ信号IDの立ち
下がりにより、カウンタ22はクロックCKを計数し、
このDA変換信号はV1 で示されるように、正確な傾き
を有する一次直線となる。従って、比較器26は予め設
定された可変基準値Vthとこのアナログ計数値V1 とを
比較し、図示の如く前記可変基準値Vthの選択によって
異なる遅延量T1 ,T2 ,T3 で代表される異なる遅延
時間のインデックス信号IDを出力する。図2から明ら
かなように、本実施例によれば、前記可変基準値Vth
任意に設定することによって広範囲に比較回路23の遅
延量を選択することができる。
【0021】従って、本発明によれば、インデックスト
リガ信号検出器20を適当に固定した状態で電気的にイ
ンデックス信号とトラックスタート位置との位置合わせ
を容易に行うことが可能となる。
【0022】もちろん、前述したように、本発明によれ
ば、比較回路は従来のようなCR時定数回路を有してい
ないので、温度依存性がなく、精密な誤差のない遅延量
を設定可能である。
【0023】以上説明したように、本発明によれば、温
度に拘らず、正確に遅延量を設定できるインデックス信
号検出装置を提供可能であるが、更に、本発明における
比較回路はインデックストリガ信号の検出後に計数動作
を開始するカウンタ出力を一方の比較信号とするため
に、このようなカウンタをフロッピディスクドライブに
設けられている各種のカウンタと兼用することが可能で
ある。特に、インデックストリガ信号を検出するための
ロータ外周に設けられたFG磁石の周期を計数するFG
カウンタを用いることが好適であり、この実施例が図3
に示されている。図3において、周知のようにFG信号
はフリップフロップ30によって一段分周された後にそ
のQ信号が第1カウンタ31により計数され、また反転
Q信号が第2カウンタ32によって計数される。従っ
て、両カウンタ31,32の出力を監視すれば、スピン
ドルモータのロータ回転速度を常時監視することがで
き、これによって直流サーボ制御されているスピンドル
モータを一定速度に制御することができる。
【0024】本実施例においては、このように常時計数
動作を行っているFGカウンタ31又は32の計数動作
をインデックストリガパルス検出時のインデックスパル
ス形成用にも兼用して用いることを特徴とする。
【0025】すなわち、実施例において、FGカウンタ
は一方の第1カウンタ31が本発明におけるインデック
ス信号形成用に用いられ、第1カウンタ31の出力が第
1実施例と同様にDA変換器33へ供給される。そし
て、DA変換器33の出力V1 は差動増幅器からなるア
ナログ比較器34の一方の入力に供給され、比較器34
の他方の入力には可変抵抗器35からの比較基準値Vth
が供給され、比較器34の出力が端子36からインデッ
クス信号IDが出力される。
【0026】本実施例において、第1カウンタ31は、
インデックストリガ信号IDTが検出された時において
も、通常のFG速度制御のために、図示していないFG
コントローラに信号を出力しており、一方、比較器34
のインデックス信号出力は所定のパルス幅出力後に復帰
することが好ましく、このインデックスパルス幅を定め
るために、第2の比較器37が設けられ、その一方の入
力にはDA変換器33の出力が供給され、また、他方の
入力には前記可変基準値Vthにインデックスパルス幅を
定めるための付加電圧V0 が加えられた比較値が供給さ
れている。そして、第2の比較器37の出力はバッファ
41を介してリセット信号として用いられている。
【0027】本実施例において、インデックストリガ信
号IDTはフリップフロップ40のセット入力に供給さ
れ、その反転Q出力がトランジスタ39を介し前記比較
器34,37に供給されている。
【0028】従って、フリップフロップ40がリセット
されている時には、トランジスタ39がオンとなり、信
号線がアースされるため、比較器34及び37の比較作
用が停止されているが、インデックストリガ信号IDT
が検出された時には、両比較器34,37が比較作用を
開始することとなる。
【0029】そして、第2の比較器37の出力は更に
ッファ41を介してアンドゲート42の一方の入力に供
給され、このアンドゲート42は他方の入力に前記FG
フリップフロップ30の反転Q出力がエッジ切出回路4
3から供給され、アンドゲート42の出力がインデック
ストリガフリップフロップ40のリセット入力に供給さ
れている。従って、前記第2の比較器37の出力によっ
てインデックストリガフリップフロップ40がリセット
されることが理解される。
【0030】図4には本発明の第2実施例における各部
の波形図が示されている。従来周知のFGパルスは前記
フリップフロップ30によって一段分周されてQ信号ま
たは反転Q信号が得られる。図において、FG/2はフ
リップフロップ30のQ信号を示し、この結果、カウン
タ31の計数パルスは2分周されたFG信号の半周期分
のみ計数する(CT1 ,CT2 )。従って、周知のよう
に、第1カウンタ31の計数値を予め定められている設
定値と比較すれば、スピンドルモータの回転速度を正確
に監視することができ、フロッピディスクを所定の定速
度で回転駆動することができる。
【0031】本発明においては、スピンドルモータのロ
ータ1回転中に1回、ホール素子等からなるインデック
ストリガ信号検出器20により、インデックストリガ信
号IDTを検出し、このIDT信号検出後の最初のFG
信号のカウンタ計数値を用いる。
【0032】すなわち、実施例においては、IDT信号
は分周FG信号の反転Q信号出力時に検出されており、
このとき第1カウンタ31は非計数状態にあり、この後
10なる一定時間経過後の最初の第1カウンタ31の計
数動作がインデックス信号検出用に用いられる。この初
期遅れ値T10はインデックストリガ信号検出器20がフ
ロッピディスクドライブのシャーシに固定された状態で
は一定値となり、常に一定の遅れをインデックス信号検
出作用に与える。もちろん、検出器の固定位置によって
インデックストリガパルスは図4の第1カウンタ計数中
に検出されることもあるが、このときには計数初期値が
一定値から開始されることとなるのみで、遅延調整量が
制限されることを除き図示した場合と基本的に同様の遅
延調整作用を行うことができる。
【0033】以上のようにして、第1カウンタ31の計
数値が比較器34に取り込まれると、スピンドルモータ
のロータ1回転中に1回だけスタート位置を見つけるた
めに、比較器34は前述した図2の作用と同様に可変抵
抗35で定められた調整量T10+T11だけ遅延してイン
デックス信号IDを出力する。ID信号の出力幅T21
図3における第2の比較器37によって定められてい
る。
【0034】従って、本発明の第2実施例によっても、
可変抵抗35の抵抗値を任意に設定することによって、
インデックストリガ信号検出からインデックス信号の出
力までの遅延量を任意に調整することができ、この結
果、インデックストリガ信号検出器の固定位置がトラッ
クスタート位置から偏差を有している場合においても、
この偏差を電気的に簡単かつ正確に調整可能である。
【0035】なお、本装置は複数の設定回転数(例え
ば、300,360rpmの2種類)を有しており、回
転数が切替え可能となっている。そして、この回転数切
り替えは、カウンタ31,32への供給クロックCKの
周波数を変更することによって行う。従って、前記遅延
量もクロック周波数に応じて変化するため、可変抵抗3
5の抵抗値は変更する必要がない。
【0036】図5には前述した第2実施例のFG信号の
Q/反転Q信号を切り替える本発明の第3実施例が示さ
れ、図3と同一部材には同一符号を付して説明を省略す
る。インデックストリガ信号が図4において第1カウン
タ31の計数中に出力されると、前述したように、遅延
調整量が少なくなってしまい、極端な場合、計数最終段
階にあるとほとんど遅延調整が不可能となる場合が生じ
る。
【0037】第3実施例では、このような場合に対処す
るため、図5から明らかなように、FG信号は切替スイ
ッチ50を介してフリップフロップ30に供給されてい
る。この切替スイッチ50は2個の入力端子50a,5
0bを有し、前記FG信号はインバータ51を介してス
イッチの入力端子50aにまた直接スイッチ50の他方
の入力端子50bに供給されている。
【0038】従って、切替スイッチ50の切り替えによ
って遅延調整に用いられる第1カウンタ31の計数パル
スをフリップフロップ信号のQ信号と反転Q信号とに反
周期分切り替えることができる。この結果、インデック
ス信号の調整時に切替スイッチ50の操作によって簡単
に遅延調整量を長くすることができる。
【0039】図6はこの状態を示し、インデックストリ
ガ信号が検出されたときに現在DA変換している第1カ
ウンタ31の残り出力量がT30しかない場合、遅延調整
量もこの範囲に限定されてしまうが、スイッチ50の切
替によってDA変換する計数値をフリップフロップ30
の反転Q信号に切り替えれば、図4と同様にその調整量
をT31で示される範囲内に延長することができる。
【0040】図7には本発明の第4実施例が示されてお
り、遅延調整範囲を更に長くするために、両カウンタ3
1,32の計数値を継ぎ足して利用している。
【0041】このために、第4実施例では、両カウンタ
31,32の出力が共にDA変換器33へ入力されてい
ることを特徴とする。
【0042】また、この実施例では、いずれか一方のカ
ウンタ、実施例においては第1カウンタ31のMSBビ
ットがラッチ回路39によってラッチされている。そし
て、前記第2比較器37の出力がバッファ38からラッ
チ回路39のリセット端子に供給されている。
【0043】また、この第4実施例においては、可変抵
抗35にトランジスタ60が接続されている。このた
め、このトランジスタ60をオンすることによって、V
thを変更できる。そこで、クロック周波数を変更せずに
回転数を変更する際に、このトランジスタ60をオンオ
フし、遅延量を回転数に応じて切り替えることができ
る。なお、トランジタ61は通常時は定電流源によって
オンしているものであり、始動時に定電流源が動作を開
始してから、可変抵抗35に電流を流通するためのもの
である。このような構成は電源とアースを接続する他の
構成にも好適である。 第4実施例によれば、図8に示
されるように、DA変換器33の出力は第1カウンタ3
1を最後まで計数した後、最後にその値をMSB値とし
てラッチしており、引き続いて次の第2カウンタ32の
計数値を累積継続して計数する。
【0044】従って、可変基準値Vthを例えば図示の如
く高い電圧値に設定することも可能となり、この場合に
は最大両カウンタ31,32の合計計数値であるT40
で遅延調整時間を延長することが可能となる。
【0045】以上のように、本発明によれば、温度依存
性のないかつ電気的に極めて簡単にインデックスパルス
の出力を調整でき、インデックスパルスとトラックスタ
ート位置とを正確に一致できる装置を提供可能であり、
実施例においては、比較回路をDA変換して構成してい
るが、デジタル処理でも同様に可能であることはもちろ
んである。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インデックストリガ信号検出器を適当にシャーシ上に固
定配置し、インデックストリガ信号検出時に電気的にこ
れを遅延調整してトラックスタート位置と合わせること
ができ、フロッピディスクドライブの組立作業が極めて
容易となり、またこの遅延調整量が温度依存性を有して
いないので、正確なインデックス信号検出作用を行うこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインデックス信号検出回路の好適
な第1実施例を示す回路図である。
【図2】第1実施例の作用を説明するタイミングチャー
トである。
【図3】本発明の第2実施例を示す回路構成図である。
【図4】第2実施例の作用を説明するフローチャートで
ある。
【図5】本発明の第3実施例を説明する要部回路図であ
る。
【図6】第3実施例の作用を説明タイミングチャートで
ある。
【図7】本発明の第4実施例を示す回路構成図である。
【図8】第4実施例の作用を説明するタイミングチャー
トである。
【図9】従来の電気的に遅延調整可能なインデックス信
号検出装置の要部回路図である。
【図10】従来の遅延調整作用を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
20 インデックストリガ信号検出器 22,31,32 カウンタ 23 比較回路 25,33 DA変換器 26,34 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−14373(JP,A) 実開 平4−39859(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 19/06 501 G11B 19/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するフロッピディスクのトラックス
    タート位置を電気的に検出し、インデックストリガ信号
    を出力するインデックストリガ信号検出器と、前記 インデックストリガ信号が供給されることにより、
    所定周波数で計数動作を開始するカウンタと、前記カウンタが計数したデジタル値をアナログ値に変換
    するDA変換器と、前記DA変換器から出力された前記
    カウンタの計数値に対応するアナログ値を可変基準値と
    比較する比較器とを含み、前記 インデックストリガ信号
    検出時から所望の遅延時間経過後にインデックス信号を
    出力する比較回路と、を備え、 フロッピディスクのスタート位置と前記インデックスト
    リガ信号検出器の固定位置との偏差を、前記比較回路の
    可変基準値を選択してアナログ値が可変基準値に到達す
    る時間を変化することにより調整することを特徴とする
    フロッピディスクドライブのインデックス信号検出装
    置。
JP6717691A 1991-03-29 1991-03-29 フロッピディスクドライブのインデックス信号検出装置 Expired - Lifetime JP2872429B2 (ja)

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