JPH11308802A - モータ - Google Patents

モータ

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JPH11308802A
JPH11308802A JP10316354A JP31635498A JPH11308802A JP H11308802 A JPH11308802 A JP H11308802A JP 10316354 A JP10316354 A JP 10316354A JP 31635498 A JP31635498 A JP 31635498A JP H11308802 A JPH11308802 A JP H11308802A
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yoke
case
motor
pair
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Masanori Oishi
政則 大石
Yasuo Goto
康雄 後藤
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Asmo Co Ltd
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    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/22Auxiliary parts of casings not covered by groups H02K5/06-H02K5/20, e.g. shaped to form connection boxes or terminal boxes
    • H02K5/225Terminal boxes or connection arrangements
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    • H02K11/21Devices for sensing speed or position, or actuated thereby
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    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K23/66Structural association with auxiliary electric devices influencing the characteristic of, or controlling, the machine, e.g. with impedances or switches
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    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
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    • H02K5/143Means for supporting or protecting brushes or brush holders for cooperation with commutators
    • H02K5/146Pivotally supported brushes or brush holders
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2211/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to measuring or protective devices or electric components
    • H02K2211/03Machines characterised by circuit boards, e.g. pcb

Abstract

(57)【要約】 【課題】回転情報を検出するためのセンサを備えたモー
タにおいて、部品点数を低減することができるととも
に、その組付け作業を容易とすることができ、低コスト
化を図ることができるモータを提供する。 【解決手段】 ホールIC22を備えたセンサ基板はケ
ース7内に収容される。そして、そのケース7は、ハウ
ジング3とヨーク2とが組み付けられた状態で、該ハウ
ジング3と該ヨーク2との間に挟持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転情報を検出す
るためのセンサを備えたモータに係り、特に車両のパワ
ーシートに内蔵して使用するのに好適なモータに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のモータは、図12に示すように、
ヨーク51及びハウジング52内にロータ53が配設さ
れている。ロータ53は、その回転軸54上にアーマチ
ャ(電機子)55、コンミテータ56、ウォーム57及
びセンサ用マグネット58を備えている。前記アーマチ
ャ55は、前記ヨーク51の中間部と対応した位置に設
けられている。前記コンミテータ56は、前記ハウジン
グ52のヨーク51側の端部に備えられる給電用ブラシ
59と対応した位置に設けられている。前記ウォーム5
7は、前記ハウジング52の中間部と対応した位置に形
成されている。前記センサ用マグネット58は、前記ウ
ォーム57と前記回転軸54の先端部との間に設けられ
ている。前記回転軸54の両先端部は一対の軸受60に
て回転可能に支持されている。
【0003】前記ハウジング52のセンサ用マグネット
58と対応した位置の外周には、該ハウジング52の外
側からくり貫かれた収容凹部52aが形成され、その底
面におけるハウジング52の樹脂は薄く形成されてい
る。前記収容凹部52aにはセンサ基板61が収容され
ている。前記センサ基板61の前記センサ用マグネット
58と相対向する位置には、ホールIC62が備えられ
ている。そして、センサ基板61は、前記収容凹部52
aに収容された状態で歯付きワッシャ63にて固定され
ている。
【0004】又、前記センサ基板61が収容固定された
前記収容凹部52a内には、異物の侵入を防止するため
のシリコンボンド64が充填され、該センサ基板61が
封止されている。尚、このときセンサ基板61に接続さ
れるリードワイヤ65は、前記ハウジング52の中間部
から外側に出て、同ハウジング52に沿って取り回され
ている。そして、前記ハウジング52の収容凹部52a
及びリードワイヤ65の外側には、保護カバー66が該
収容凹部52a及びリードワイヤ65を覆うように歯付
きワッシャ67にて固定され設けられている。又、前記
リードワイヤ65は、前記ハウジング52の端部から前
記保護カバー66の外側に露出し、図示しないコネクタ
に接続される。
【0005】このように構成されたモータでは、ロータ
53が回転すると、回転軸54と共にウォーム57及び
センサ用マグネット58が一体回転する。すると、前記
ハウジング52の前記ウォーム57と対応した位置(図
12中、その紙面直交方向)に設けられる図示しないウ
ォームホイールが回転し、動力が出力される。
【0006】又、このとき、ホールIC62が備えられ
る位置では、センサ用マグネット58の回転に基づいて
磁界の向きが交互に反転するため、該ホールIC62に
てロータ53の回転速度に応じた回転情報が検出され
る。ホールIC62はこの回転情報を検出電圧として生
成し出力する。そして、その検出電圧はリードワイヤ6
5及び図示しないコネクタを介して図示しない制御装置
に出力される。従って、このモータでは、前記検出電圧
に基づいたフィードバック制御等の種々の制御が行われ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記モータ
では、ハウジング52の収納凹部52aにセンサ基板6
1を収容し、そのセンサ基板61を歯付きワッシャ63
にて固定している。そして、センサ基板61が収容固定
された収容凹部52a内にシリコンボンド64を充填
し、さらにその外側に保護カバー66を歯付きワッシャ
67にて固定している。従って、このモータでは、回転
情報を検出するために部品点数が増大し、その生産コス
トが高くなるという問題がある。又、その組付け作業が
煩雑であるという問題がある。さらに、センサ基板61
に不良が生じた場合等、モータに組み付けられたセンサ
基板61を交換する作業は困難であった。
【0008】又、上記モータでは、リードワイヤ65
は、ハウジング52の中間部から外側に出て、同ハウジ
ング52に沿って取り回されている。従って、そのリー
ドワイヤ65がアンテナとなって放射ノイズの影響を受
ける場合がある。即ち、ホールIC62にて生成される
微少な電圧である検出電圧が放射ノイズの影響を受ける
場合があり、その検出電圧に基づいて行われる制御が正
常に行われないという問題がある。又、リードワイヤ6
5を取り回して製造する工程は、煩雑であった。
【0009】さらに、リードワイヤ65はハウジング5
2の端部から保護カバー66の外側に露出し、図示しな
いコネクタに接続される。従って、このモータを小さな
スペースに取付けると(例えば、車両のパワーシートに
内蔵して使用する場合等)、該システムにリードワイヤ
65が噛み込んで、断線したり、ショートしてしまうと
いう虞がある。
【0010】本発明の第1の目的は、回転情報を検出す
るためのセンサを備えたモータにおいて、部品点数を低
減することができるとともに、その組付け作業を容易と
することができ、低コスト化を図ることができるモータ
を提供することにある。
【0011】第2の目的は、回転情報に基づいた検出電
圧が放射ノイズの影響を受けることを低減することがで
き、該検出電圧を確実に伝達することができるモータを
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、回転軸を有したロータと、前記回転軸の一側を回転
可能に支持するヨークと、前記回転軸の他側を回転可能
に支持し、前記ヨークとともに前記ロータをその内部に
保持するハウジングと、前記ロータに設けられ、同ロー
タと一体回転し、その回転に基づいた回転信号を発信す
る信号発信手段と、前記信号発信手段と所定の間隔を有
して設けられ、前記回転信号を検出しその回転信号に基
づいた検出信号を生成する信号検出手段とを備えたモー
タにおいて、前記信号検出手段は、ケース内に収容さ
れ、前記ケースは、前記ハウジングと前記ヨークとが組
み付けられた状態で、該ハウジングと該ヨークとの間に
挟持されることを要旨とする。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のモータにおいて、前記ケースは、前記信号検出手段か
ら前記検出信号を出力するための継手手段を備えること
を要旨とする。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のモータにおいて、前記回転軸の前記信号発信手
段と隣接した位置には、コンミテータが配設され、前記
ハウジング又はヨークには、前記コンミテータを挟むよ
うに一対の給電用ブラシが設けられ、前記ケースは、前
記一対の給電用ブラシを結ぶ直線に対して、その長手方
向が略平行になるように配設されることを要旨とする。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のモータにおいて、前記回転軸には、アーマチャが配設
され、前記ヨークは、平行な2つの平面と、その2つの
平面を連結し該ヨークを偏平した略筒状とする2つの曲
面とを有し、前記2つの曲面と対応した各内周面には、
前記アーマチャを挟むように一対の駆動用マグネットが
固定され、前記一対の給電用ブラシは、前記一対の駆動
用マグネットと同方向に前記コンミテータを挟むように
配設されることを要旨とする。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記ハウジン
グ又は前記ヨークには、前記ヨーク又は前記ハウジング
と組付けられる側の端部が開口した収容部が形成され、
前記ケースはその収容部に収容された状態で前記ハウジ
ングと前記ヨークとの間に挟持されることを要旨とす
る。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のモータにおいて、前記収容部は、前記ケースを少なく
とも2方向から収容可能に形成されることを要旨とす
る。請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれ
か1項に記載のモータにおいて、前記ケースは、前記ハ
ウジングと前記ヨークとが組み付けられた状態で、前記
ハウジング及び前記ヨークの少なくとも一方と係合して
該ケースが抜けるのを防止するための抜け止め用凸部を
備えることを要旨とする。
【0018】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
信号検出手段は、ケース内に収容され、そのケースは、
ハウジングとヨークとが組み付けられた状態で、該ハウ
ジングと該ヨークとの間に挟持される。従って、信号検
出手段の組み付け作業が容易となる。
【0019】請求項2に記載の発明によれば、ケース
は、信号検出手段から検出信号を出力するための継手手
段を備えるため、信号検出手段から継手手段までにリー
ドワイヤが露出することはない。
【0020】請求項3に記載の発明によれば、ケース
は、その長手方向が一対の給電用ブラシを結ぶ直線に対
して、略平行になるように配設される。従って、ケース
が、一対の給電用ブラシを結ぶ直線に対して直交方向に
モータを大きくしてしまうことがない。
【0021】請求項4に記載の発明によれば、一対の給
電用ブラシは、前記一対の駆動用マグネットと同方向に
前記コンミテータを挟むように配設される。従って、請
求項3に記載の発明の効果に加えて、一対の給電用ブラ
シが、平行な2つの平面の直交方向にモータを大きくし
てしまうことがない。これにより、モータは、ヨークの
平行な2つの平面の直交方向に大きくなることがない。
【0022】請求項5に記載の発明によれば、ケースは
収容部に収容された状態とされるため、ケースの組み付
け作業の位置決めが容易となる。請求項6に記載の発明
によれば、該モータの組み付け作業の自由度が向上され
る。
【0023】請求項7に記載の発明によれば、ハウジン
グとヨークとが組み付けられた状態において、ケースが
ハウジングとヨークとの間から抜けることは、抜け止め
用凸部にて確実に防止される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明をパワーシートに内
蔵して使用されるモータに具体化した一実施の形態を図
1〜図5に従って説明する。
【0025】図2に示すように、モータ1は、ヨーク
2、ハウジング3及びロータ4を備えている。前記ヨー
ク2は略円筒状に形成され、その一端には筒状に延出し
た中径筒部2aと、その中径筒部2aの一端から筒状に
延出した小径筒部2bとが形成されている。前記ヨーク
2の内周面には、複数に分割された駆動用マグネット5
が設けられている。前記小径筒部2bの内周面には環状
の軸受6が設けられている。又、前記ヨーク2の他端に
は、該ヨーク2と前記ハウジング3とを組付けるための
組付け折り曲げ片2cが形成されている。この組付け折
り曲げ片2cは、前記ハウジング3と組み付けられてい
ない状態で、略円筒状のヨーク2の端部から径方向外側
に折り曲げ延出され、さらに該ヨーク2の軸線方向に、
即ち断面クランク状となるように折り曲げ延出されて形
成されている。そして、前記ハウジング3と組み付けら
れる際には、該ハウジング3と係合するようにその先端
2dが径方向内側に折り曲げられるようになっている。
尚、前記組付け折り曲げ片2cは、図2中に一つのみ図
示したが、前記ヨーク2には図示しない同様の組付け折
り曲げ片2cが複数形成されている。又、前記ヨーク2
は、前記組付け折り曲げ片2cを除いた端部の切り口2
eが一平面上にあり、その切り口2eは、図1に2点鎖
線で示すように、2本の平行線とその平行線を連結する
曲線とからなる環状の形となっている。即ち、本実施の
形態のヨーク2は、平行に対向した2つの平面と、その
2つの平面を連結する2つの曲面とを有し、偏平した略
筒状に形成されている。そして、前記駆動用マグネット
5は、一対で構成され、前記2つの曲面と対応した各内
周面に固定されている。
【0026】図1は、前記ハウジング3と、そのハウジ
ング3に組み付けられた後述するケース7とを前記ヨー
ク2側からみた図を示す。図3は、前記ハウジング3を
前記ヨーク2側からみた図を示す。図1〜図3に示すよ
うに、前記ハウジング3は、前記ヨーク2が組み付けら
れる側の端部、即ち前記切り口2eが当接される当接平
面H上に係合壁3aが形成されている。この係合壁3a
は前記切り口2eの内周側に沿って形成され、前記ヨー
ク2の端部が当接されたときに、その端部の内周面と係
合するように形成されている。従って、前記ハウジング
3と前記ヨーク2の組み付け工程では、容易にその位置
決めが行われる。
【0027】前記係合壁3aの内側には、収容部として
の収容凹部3bが形成されている。前記収容凹部3bに
は、一対のブラシホルダ3cが延出して形成され、その
ブラシホルダ3cには一対の給電用ブラシ8a,8bが
設けられている。この一対のブラシホルダ3cは、前記
一対の駆動用マグネット5の対向する方向と、同方向に
対向するように配設されている。従って、一対の給電用
ブラシ8a,8bは、前記一対の駆動用マグネット5の
対向する方向と、同方向に対向するように配設されてい
る。
【0028】又、前記ハウジング3の前記当接平面Hの
外側の一部には、前記一対の給電用ブラシ8a,8bを
結ぶ軸線方向に延出した給電用コネクタ3dが形成され
ている。前記給電用コネクタ3dは、その端子接続部3
eが前記ヨーク2の長手方向に沿って形成されたコネク
タであって、その端子接続部3eに形成される一対の端
子用凹部3fと前記収容凹部3bとはそれぞれ連結凹部
3gによって連通されている。そして、前記連通凹部3
gには、前記一対の端子用凹部3fに配置される一対の
給電用ピン9a,9bから折り曲げ形成された導体板9
c,9dがそれぞれ固定されている。そして、前記給電
用ブラシ8aと前記導体板9cとは、銅線10aを介し
て接続され、前記給電用ブラシ8bと前記導体板9dと
は、銅線10b及び導体板11,12を介して接続され
ている。
【0029】前記収容凹部3bの側面には、図3に示す
ように、前記一対の給電用ブラシ8a,8bを結ぶ軸線
方向に切り欠かれた切り欠け部3hが形成されている。
その切り欠け部3hは、その切り欠いた部分が前記給電
用コネクタ3dと同じ側の側面に形成されている。又、
前記当接平面Hと同一平面上で前記係合壁3aの内側ま
で形成されたケース先端保持部3iには、前記切り欠け
部3h方向から凹設された嵌合凹部3jが形成されてい
る。
【0030】又、前記収容凹部3bの中央部には大径凹
部3kが形成され、その大径凹部3kの中央部には小径
凹部3lが形成されている。前記小径凹部3lの内周面
には環状の軸受13が設けられている。前記小径凹部3
lの中央部には、貫通孔3mが形成されている。
【0031】前記ヨーク2に設けられた軸受6及び前記
ハウジング3に設けられた軸受13には、前記ロータ4
の回転軸14の両端が回転可能に支持されている。前記
ロータ4は、その回転軸14上にアーマチャ(電機子)
15、コンミテータ16及び信号発信手段としてのセン
サ用マグネット17を備えている。前記アーマチャ15
は、前記ヨーク2の駆動用マグネット5に挟まれるよう
に、同マグネット5と対応した位置に設けられている。
前記コンミテータ16は、前記給電用ブラシ8a,8b
に挟まれるように、同ブラシ8a,8bと対応した位置
に設けられている。前記センサ用マグネット17は、前
記ハウジング3の収容凹部3bと対応した位置に前記コ
ンミテータ16と当接して設けられている。尚、このセ
ンサ用マグネット17は、絶縁性の圧入ワッシャ18に
て回転軸14に対して回転不能且つ移動不能に固定され
ている。
【0032】前記ケース7は、樹脂にて形成され、図1
及び図4(a)〜(c)に示すように、その一部が前記
収容凹部3b内に収容される基板収容部7aと、その基
板収容部7aの端部からL字状に突出した継手手段とし
てのコネクタ部7bとから構成されている。
【0033】前記基板収容部7aは、図1に示すよう
に、その長手方向が前記給電用ブラシ8a,8bを結ぶ
直線に対して平行となるように、前記収容凹部3b内に
収容される。前記基板収容部7aは、前記ハウジング3
に組み付けられた状態で、前記コネクタ部7bが形成さ
れる面7cが、前記ハウジング3の当接平面Hと同一平
面となるように形成されている。そして、前記基板収容
部7aの前記コネクタ部7bが形成される面7cには、
抜け止め用凸部としての係合壁7dが突出して形成され
ている。この係合壁7dは、該ケース7が前記ハウジン
グ3に組み付けられた状態で前記ハウジング3の係合壁
3aと同様に、前記ヨーク2の切り口2eの内周側に沿
って形成されている。即ち、この係合壁7dは、前記ヨ
ーク2の端部が当接されたとき、そのヨーク2の端部の
内周面と係合するように形成されている。
【0034】又、前記基板収容部7aの前記コネクタ部
7bが形成されていない側の端部には、嵌合凸部7eが
形成されている。前記嵌合凸部7eは、前記コネクタ部
7bが形成される面7cから段差を有して該基板収容部
7aの長手方向に突出形成されている。この嵌合凸部7
eは前記ケース先端保持部3iの嵌合凹部3jと嵌合す
るように形成されている。
【0035】そして、前記ハウジング3と前記ヨーク2
とは、前記ケース7の嵌合凸部7eが前記ハウジング3
の嵌合凹部3jに嵌合された状態で組み付けられてい
る。このとき、ケース7はハウジング3とヨーク2との
間に挟持される。詳述すると、ケース7は、嵌合凸部7
eがハウジング3の嵌合凹部3jに嵌合されることと、
基板収容部7aの中間部がハウジング3の切り欠け部3
hでハウジング3とヨーク2に挟まれることと、基板収
容部7aの係合壁7dがヨーク2の端部の内周面と係合
することから、ハウジング3とヨーク2との間で確実に
保持される。
【0036】前記基板収容部7aにはセンサ基板19及
び保護カバー20が設けられている。詳述すると、図5
に示すように、前記基板収容部7aには、凹部7fが形
成されている。前記凹部7fの底部には、センサ基板1
9を支持するための基板支持部7gが所定の位置に適宜
配設されている。又、前記凹部7f内には、前記コネク
タ部7bに設けられるコネクタピン21の端部21aが
該凹部7fの側面から延出して介在されている。前記コ
ネクタピン21の端部21aは、その先端21bが該凹
部7fの上方に折り曲げられている。一方、前記センサ
基板19には、前記コネクタピン21の先端21bと対
応したターミナル孔19aが形成されている。そして、
前記ターミナル孔19aを前記コネクタピン21の先端
21bに嵌挿し、該センサ基板19を前記基板支持部7
g上に当接させた状態で該ターミナル孔19aと該先端
21bをハンダ付けすることにより、センサ基板19を
凹部7fに搭載している。
【0037】又、前記凹部7fは、前記コネクタ部7b
が形成される側面と反対の側面が開放されている。そし
て、前記凹部7fにおいて、前記コネクタ部7bが形成
される側の長手方向の一端内側面には嵌込凹部7hが形
成されている。又、前記嵌合凸部7eが形成される側の
他端側には、図4(c)に示すように、基板収容部7a
の一端側に開口される爪掛け部7iが形成されている。
一方、前記保護カバー20は、樹脂にて形成され、前記
凹部7fの開口した上部を覆うように形成されるセンサ
マグネット対向保護部20aと、前記凹部7fの開放さ
れた側面の一部を覆うように形成される外形保護部20
bとから構成されている。前記センサマグネット対向保
護部20aの一端側には嵌込凸部20cが形成され、他
端側には雄係止部20dが形成されている。その雄係止
部20dは、図4(c)に示すように、カバー20の組
付け時に後述するホールIC22を押さえつけないため
の凸部20eと、前記爪掛け部7iと対応して延出形成
される爪部20fとから構成されている。
【0038】そして、前記嵌込凹部7hに前記嵌込凸部
20cを嵌め込み、前記爪部20fを前記爪掛け部7i
に係止させることにより、該保護カバー20を該基板収
容部7aに固定している。
【0039】前記センサ基板19には、信号検出手段と
しての前記ホールIC22が実装されている。ここで、
前記ホールIC22とは、ホール素子を備えた集積回路
であって、ホール素子とは磁界の変化に応じた電圧を生
成する素子である。そして、前記ケース7が前記ハウジ
ング3に組み付けられた状態では、前記ホールIC22
が該保護カバー20を介して前記センサ用マグネット1
7と所定の間隔を有して相対向するように配置される。
尚、前記センサ基板19のホールIC22が実装される
面には、図示しない導体パターン等が設けられ、それら
を含む表面には、絶縁性の樹脂がコーティングされてい
る。
【0040】そして、このモータ1は、図示しないパワ
ーシート内の座部前後又は上下移動機構や、背もたれ部
傾動機構等を構成し、パワーシート内に内蔵される。こ
のように構成されたモータ1では、給電用コネクタ3d
を介して駆動用電圧が供給されると、ロータ4及び回転
軸14と共にセンサ用マグネット17が一体回転する。
すると、ハウジング3の貫通孔3mを介して回転軸14
に連結される図示しない連結軸も回転し、その連結軸に
てパワーシートが駆動される。
【0041】このとき、ホールIC22が備えられる位
置では、センサ用マグネット17の回転に基づいて磁界
の向きが交互に反転するため、該ホールIC22にてロ
ータ4の回転速度に応じた回転情報(回転信号)が検出
され、その情報に基づいた検出電圧(検出信号)が生成
される。そして、その検出電圧はコネクタ部7bのコネ
クタピン21を介して、図示しない制御装置に出力され
る。従って、このモータでは、前記検出電圧に基づいた
フィードバック制御等の種々の制御が行われる。
【0042】尚、センサ基板19が設けられるケース7
の凹部7f内は、ケース7がハウジング3に組み付けら
れた状態で、略密閉される。従って、給電用ブラシ8
a,8bの削れた粉等が該凹部7f内に侵入することは
防止される。しかも、ホールIC22及びセンサ基板1
9の表面には、絶縁性の樹脂がコーティングされている
ため、該凹部7f内に微細な導体粉等が侵入しても、該
導体粉にてセンサ基板19及びホールIC22が誤動作
することは防止される。
【0043】次に、上記のように構成されたモータ1の
特徴的な作用効果を以下に記載する。 (1)本実施の形態では、ホールIC22を備えたセン
サ基板19はケース7内に収容されている。そして、そ
のケース7がハウジング3とヨーク2との間に挟持され
ることにより、ホールIC22がセンサ用マグネット1
7と相対向する所定の位置に保持されている。従って、
回転情報を検出するためのホールIC22を所定の位置
に配置するための部品点数が、従来に比べて低減され
る。その結果、その組み付け作業も容易となる。よっ
て、モータ1の製造コストを低減することができる。
【0044】(2)本実施の形態では、ハウジング3に
は収容凹部3bが形成され、収容凹部3bには嵌合凹部
3jが形成されている。そして、ケース7には嵌合凸部
7eが形成され、その嵌合凸部7eが前記嵌合凹部3j
と嵌合するようになっている。従って、ケース7をハウ
ジング3に組み付ける際の位置決めは容易に行なわれ
る。
【0045】(3)本実施の形態では、ケース7には、
嵌合凸部7e及び係合壁7dが形成されている。そし
て、ケース7の嵌合凸部7eがハウジング3の嵌合凹部
3jに嵌合された状態で、ハウジング3とヨーク2とを
組み付けるだけで、ケース7がハウジング3とヨーク2
とに係合し、その間で挟持され確実に保持される。即
ち、ケース7は、ハウジング3とヨーク2が組み付けら
れた状態で、嵌合凸部7eがハウジング3の嵌合凹部3
jに嵌合されることと、基板収容部7aの中間部がハウ
ジング3とヨーク2に挟まれることと、基板収容部7a
の係合壁7dがヨーク2の端部の内周面と係合すること
から、ハウジング3とヨーク2との間で所定の位置に確
実に保持される。従って、ケース7内に収容されたホー
ルIC22を所定の位置に配置する組み付け作業を容易
に行なうことができる。さらに、ハウジング3とヨーク
2とを分解するだけで、ケース7を取外すことができる
ため、例えばホールIC22に不良が生じた場合等、容
易にその交換作業を行なうことができる。尚、ケース7
がハウジング3とヨーク2との間から抜けることは、係
合壁7dがヨーク2の端部の内周面と係合されることに
より確実に防止される。
【0046】(4)本実施の形態では、ケース7には、
ホールIC22が生成する検出電圧を出力するためのコ
ネクタ部7bが形成されている。そして、コネクタ部7
bのコネクタピン21はホールIC22を実装するセン
サ基板19に直接接続されている。即ち、従来に比べ
て、リードワイヤが不要となる。従って、このモータ1
の部品点数は低減される。又、リードワイヤを取り回す
必要がないため、その製造が容易となる。さらにリード
ワイヤがモータ1の外部に露出することがないため、ホ
ールIC22が生成する検出電圧が放射ノイズの影響を
受けることが低減される。さらにまた、モータ1をパワ
ーシート内等の小さなスペースに取付けた場合でも、リ
ードワイヤが噛み込んで、断線したり、ショートしてし
まう虞がない。その結果、このモータ1は、低コストで
前記検出電圧を確実に伝達することができる。
【0047】(5)本実施の形態では、一対の給電用ブ
ラシ8a,8bは、一対の駆動用マグネット5の対向す
る方向と同方向に対向して配設されている。従って、一
対の給電用ブラシ8a,8bが、ヨーク2の平行な2つ
の平面の直交方向にモータ1を大きくしてしまうことが
ない。又、ケース7の基板収容部7aは、その長手方向
が一対の給電用ブラシ8a,8bを結ぶ直線に対して、
略平行になるように配設されている。従って、ケース7
が、一対の給電用ブラシ8a,8bを結ぶ直線に対して
直交方向にモータ1を大きくしてしまうことがない。こ
れらのことから、モータ1を薄い偏平型とするとこがで
きる。その結果、このモータ1は、パワーシート内等の
狭いスペースに取付けることができる。
【0048】上記実施の形態は、以下のように変更して
実施してもよい。 ・上記実施の形態では、ケース7は、ヨーク2とハウジ
ング3とが組み付けられた状態で、嵌合凸部7eがハウ
ジング3の嵌合凹部3jに嵌合されることと、基板収容
部7aの中間部がハウジング3とヨーク2に挟まれるこ
とと、基板収容部7aの係合壁7dがヨーク2の端部の
内周面と係合することから、ハウジング3とヨーク2と
の間で確実に保持されるとしたが、ケース7は、ヨーク
2及びハウジング3の少なくとも一方に係合されて保持
されれば、ケース7、ヨーク2及びハウジング3の形状
をどのように変更して実施してもよい。
【0049】・上記実施の形態のハウジング3とケース
7は、例えば、図6〜図8に示すようなハウジング31
とケース32に変更してもよい。尚、上記実施の形態と
同様の構成部分については、同一の符号を付してその説
明を省略する。
【0050】図6及び図7に示すように、ハウジング3
1の収容凹部3bの側面には、一対の切り欠け部31
a,31bが形成されている。この切り欠け部31a,
31bは、その切り欠いた口が一直線上に形成されてい
る。
【0051】図6及び図8(a),(b)に示すよう
に、ケース32は、その一部が前記収容凹部3b内に収
容される基板収容部32aと、その基板収容部32aの
端部からL字状に突出したコネクタ部32bとから構成
されている。
【0052】前記基板収容部32aは、図6に示すよう
に、前記ハウジング31に組み付けられた状態で、前記
コネクタ部32bが形成される面32cが、前記ハウジ
ング31の当接平面Hと同一平面となるように形成され
ている。そして、前記基板収容部32aの前記コネクタ
部32bが形成される面32cには、一対の係合壁32
dが突出して形成されている。この係合壁32dは、前
記ヨーク2の端部が当接されたとき、そのヨーク2の端
部の内周面と係合するように形成されている。
【0053】そして、前記ケース32の係合壁32dが
所定の位置となるように、基板収容部32aを収容凹部
3b内に収容した状態で、前記ハウジング31と前記ヨ
ーク2とが組み付けられる。このとき、ケース32は、
基板収容部32aの先端部32e及び中間部32fがハ
ウジング31とヨーク2に挟まれることと、一対の係合
壁32dがヨーク2の端部の内周面と係合することか
ら、ハウジング31とヨーク2との間で確実に保持され
る。
【0054】このようにすると、上記実施の形態の効果
と同様の効果を得ることができるとともに、ケース32
をハウジング31に組み付けるときの組付け自由度が向
上される。詳述すると、ケース32は、切り欠け部31
aから基板収容部32aの先端部32eを(図6におい
て、A矢印方向に)挿入することによりハウジング31
に組付けることができる。又、ケース32は、ハウジン
グ31の収容凹部3bの上方(図6において、紙面直交
方向)から基板収容部32aを挿入することによりハウ
ジング31に組付けることができる。
【0055】・上記実施の形態のハウジング3とケース
7は、例えば、図9〜図11に示すようなハウジング4
1とケース42に変更してもよい。尚、上記実施の形態
と同様の構成部分については、同一の符号を付してその
説明を省略する。
【0056】図9及び図10に示すように、ハウジング
41の当接平面Hと同一平面上で前記係合壁3aの内側
まで形成されたケース先端保持部41aには、切り欠け
部3h方向から凹設された嵌合凹部41bが形成されて
いる。
【0057】又、前記ハウジング41において、収容凹
部3bの側面の一部には、図10に破線で示すように、
係合凹部41cが形成されている。さらに、前記ハウジ
ング41の外側面には、図10に破線で示すように、係
止凹部41dが形成されている。
【0058】図9及び図11(a),(b)に示すよう
に、ケース42は、その一部が前記収容凹部3b内に収
容される基板収容部42aと、その基板収容部42aの
端部からL字状に突出したコネクタ部42bとから構成
されている。
【0059】前記基板収容部42aは、図9に示すよう
に、前記ハウジング41に組み付けられた状態で、前記
コネクタ部42bが形成される面42cが前記ハウジン
グ41の当接平面Hと同一平面となるように形成されて
いる。
【0060】前記基板収容部42aの前記コネクタ部4
2bが形成されていない側の端部には、嵌合凸部42d
が形成されている。前記嵌合凸部42dは、前記ケース
先端保持部41aの嵌合凹部41bと嵌合する形状に形
成されており、嵌合された状態では、ケース42の長手
方向と直交する方向(アーマチャ15の軸方向)に、ズ
レないようになっている。
【0061】又、前記基板収容部42aの一側面には、
係合凸部42eが形成されている。その係合凸部42e
は、図11(a)に示すように、コネクタ部42bの形
成された面42cからみた形状が三角形の凸部であっ
て、そのエッジは前記コネクタ部42bが形成された方
向に引っ掛かり易く形成されている。尚、このエッジは
前記嵌合凹部41bに引っ掛かり易く形成されている
が、鈍角に形成されている。
【0062】さらに、前記基板収容部42aにおいて、
前記コネクタ部42bが形成された面42cと反対側の
側面端部には、図11(b)に示すように係止部42f
が形成されている。その係止部42fは、該基板収容部
42aに沿って延出形成され、その先端には前記ハウジ
ング41の外部に形成された前記係止凹部41dと引っ
掛かる爪部42gが形成されている。
【0063】そして、前記ケース42は、前記切り欠け
部3hから嵌合凸部42dが(図9において、A矢印方
向に)挿入され、該基板収容部42aがハウジング41
の収容凹部3b内に収容される。このとき、ケース42
は、嵌合凸部42dがケース先端保持部41aの嵌合凹
部41bに嵌合されることと、係合凸部42eが係合凹
部41cに係合されることと、係止部42fの爪部42
gが係止凹部41dと引っ掛かることから、ハウジング
41に対して確実に保持される。又、ハウジング41と
ヨーク2が組み付けられたときには、基板収容部42a
の中間部42hがハウジング41とヨーク2とに挟まれ
ることから、ケース42はハウジング41とヨーク2と
の間で確実に保持される。
【0064】このようにすると、上記実施の形態の効果
と同様の効果を得ることができるとともに、ケース42
をハウジング41に組み付けるときの組付け自由度が向
上される。詳述すると、ケース42は、ハウジング41
とヨーク2とを組み付ける前でも、組み付けた後でも、
ハウジング41に組み付けることができる。
【0065】さらに、ケース42は、ハウジング41と
ヨーク2とを組み付けた状態でも、ハウジング41から
取り外すことができる。詳述すると、ケース42の係合
凸部42eにはエッジが形成されているが、そのエッジ
の角度は鈍角であるため、前記爪部42gの引っ掛かり
を解除して、ケース42をハウジング41から強い力で
引っ張れば、該ケース42の基板収容部42aを該ハウ
ジング41の収容凹部3bから引き抜くことができる。
従って、例えばケース42内の図示しないホールIC等
に不良が生じた場合等、さらに容易にその交換作業を行
なうことができる。
【0066】・上記実施の形態では、ケース7はコネク
タ部7bを備えるとしたが、コネクタ部7bを備えてい
なくてもよい。この場合、ケース7に備えられるセンサ
基板19にはリードワイヤを接続し、そのリードワイヤ
の他端にコネクタを接続する必要がある。このようにし
ても、上記実施の形態の効果(1)〜(3),(5)と
同様の効果を得ることができる。
【0067】上記実施の形態から把握できる請求項記載
以外の技術的思想について、以下にその効果とともに記
載する。 ・請求項2乃至7のいずれか1項に記載のモータを備え
たパワーシート。このようにすると、パワーシート内に
取付けられるモータにおいて、リードワイヤが露出する
ことはない。従って、リードワイヤの断線等によるパワ
ーシートの故障は低減される。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜7に記
載の発明によれば、回転情報を検出するためのセンサを
備えたモータにおいて、部品点数を低減することができ
るとともに、その組付け作業を容易とすることができ、
低コスト化を図ることができるモータを提供することが
できる。
【0069】請求項2に記載の発明によれば、回転情報
に基づいた検出電圧が放射ノイズの影響を受けることを
低減することができ、該検出電圧を確実に伝達すること
ができるモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のハウジングとケースを説明するた
めの説明図。
【図2】本実施形態のモータを説明するための要部断面
図。
【図3】本実施形態のハウジングを説明するための説明
図。
【図4】(a)本実施形態のケースを説明するための説
明図。(b)同じく、本実施形態のケースを説明するた
めの説明図。(c)同じく、本実施形態のケースを説明
するための説明図。
【図5】本実施形態のケースを説明するための分解図。
【図6】別例のハウジングとケースを説明するための説
明図。
【図7】別例のハウジングを説明するための説明図。
【図8】(a)別例のケースを説明するための説明図。
(b)同じく、別例のケースを説明するための説明図。
【図9】別例のハウジングとケースを説明するための説
明図。
【図10】別例のハウジングを説明するための説明図。
【図11】(a)別例のケースを説明するための説明
図。(b)同じく、別例のケースを説明するための説明
図。
【図12】従来技術のモータを説明するための要部断面
図。
【符号の説明】
2…ヨーク、3,31,41…ハウジング、4…ロー
タ、5…駆動用マグネット、7,32,42…ケース、
14…回転軸、15…アーマチャ、16…コンミテー
タ、17…センサ用マグネット、22…ホールIC、3
b…収容凹部、7b,32b,42b…コネクタ部、7
d,32d…係合壁、7f…凹部、8a,8b…一対の
給電用ブラシ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸(14)を有したロータ(4)
    と、 前記回転軸(14)の一側を回転可能に支持するヨーク
    (2)と、 前記回転軸(14)の他側を回転可能に支持し、前記ヨ
    ーク(2)とともに前記ロータ(4)をその内部に保持
    するハウジング(3,31,41)と、 前記ロータ(4)に設けられ、同ロータ(4)と一体回
    転し、その回転に基づいた回転信号を発信する信号発信
    手段(17)と、 前記信号発信手段(17)と所定の間隔を有して設けら
    れ、前記回転信号を検出しその回転信号に基づいた検出
    信号を生成する信号検出手段(22)とを備えたモータ
    において、 前記信号検出手段(22)は、ケース(7,32,4
    2)内に収容され、 前記ケース(7,32,42)は、前記ハウジング
    (3,31,41)と前記ヨーク(2)とが組み付けら
    れた状態で、該ハウジング(3,31,41)と該ヨー
    ク(2)との間に挟持されたことを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモータにおいて、 前記ケース(7,32,42)は、前記信号検出手段
    (22)から前記検出信号を出力するための継手手段
    (7b,32b,42b)を備えたことを特徴とするモ
    ータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のモータにおい
    て、 前記回転軸(14)の前記信号発信手段(17)と隣接
    した位置には、コンミテータ(16)が配設され、 前記ハウジング(3,31,41)又はヨーク(2)に
    は、前記コンミテータ(16)を挟むように一対の給電
    用ブラシ(8a,8b)が設けられ、 前記ケース(7,32,42)は、前記一対の給電用ブ
    ラシ(8a,8b)を結ぶ直線に対して、その長手方向
    が略平行になるように配設されたことを特徴とするモー
    タ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のモータにおいて、 前記回転軸(14)には、アーマチャ(15)が配設さ
    れ、 前記ヨーク(2)は、平行な2つの平面と、その2つの
    平面を連結し該ヨーク(2)を偏平した略筒状とする2
    つの曲面とを有し、 前記2つの曲面と対応した各内周面には、前記アーマチ
    ャ(15)を挟むように一対の駆動用マグネット(5)
    が固定され、 前記一対の給電用ブラシ(8a,8b)は、前記一対の
    駆動用マグネット(5)と同方向に前記コンミテータ
    (16)を挟むように配設されたことを特徴とするモー
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    モータにおいて、 前記ハウジング(3,31,41)又は前記ヨーク
    (2)には、前記ヨーク(2)又は前記ハウジング
    (3,31,41)と組付けられる側の端部が開口した
    収容部(3b)が形成され、前記ケース(7,32,4
    2)はその収容部(3b)に収容された状態で前記ハウ
    ジング(3,31,41)と前記ヨーク(2)との間に
    挟持されることを特徴とするモータ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のモータにおいて、 前記収容部(3b)は、前記ケース(32)を少なくと
    も2方向から収容可能に形成されることを特徴としたモ
    ータ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    モータにおいて、 前記ケース(7,32)は、前記ハウジング(3,3
    1)と前記ヨーク(2)とが組み付けられた状態で、前
    記ハウジング(3,31)及び前記ヨーク(2)の少な
    くとも一方と係合して該ケース(7,32)が抜けるの
    を防止するための抜け止め用凸部(7d,32d)を備
    えることを特徴とするモータ。
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