JPH11304317A - 自動製氷機の運転方法 - Google Patents

自動製氷機の運転方法

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JPH11304317A
JPH11304317A JP11395698A JP11395698A JPH11304317A JP H11304317 A JPH11304317 A JP H11304317A JP 11395698 A JP11395698 A JP 11395698A JP 11395698 A JP11395698 A JP 11395698A JP H11304317 A JPH11304317 A JP H11304317A
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和雄 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 噴水孔を塞ぐ氷を確実に融解して、製氷水の
製氷小室への円滑な供給を達成し、製氷不能を来たした
り白濁氷が生成されるのを防止する。 【解決手段】 周囲温度が高い場合は、除氷運転が完了
して製氷運転に切換わった時点で、ホットガス弁を閉成
して蒸発器16に冷媒を供給する。周囲温度が低い場合
は、除氷運転が完了して製氷運転に切換わっても、所定
時間が経過するまではホットガス弁の開放状態を維持し
て、蒸発器16へのホットガスの供給を継続する。そし
て、ホットガスが供給される蒸発器16で加温されてい
る製氷室10に供給される製氷水の温度を上昇させ、前
回の製氷運転時に形成された噴水孔26を塞ぐ氷を短時
間で確実に融解する。そして所定時間の経過後に、ホッ
トガス弁を閉成して蒸発器16に冷媒を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動製氷機の運
転方法に関し、更に詳しくは、除氷運転から製氷運転に
切換えられた後の一定時間は蒸発器へのホットガスの供
給を継続し、水皿の噴水孔等を塞ぐ氷を確実に融解する
ようにした自動製氷機の運転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多数の角氷(氷塊)を連続的に製造する噴
射式の自動製氷機は、冷凍系から導出する蒸発器が配設
されると共に、下向きに開口する多数の製氷小室を画成
した製氷室と、前記製氷小室をその下方から傾動開放可
能に閉塞すると共に、各製氷小室に対応する噴水孔を有
し、下部に製氷水タンクを一体的に設けた水皿とを備え
ている。そして、製氷運転に際しては、前記蒸発器に冷
媒を循環供給して製氷小室を強制冷却すると共に、前記
製氷水タンク中の製氷水を水皿の噴水孔から製氷小室に
噴射供給することで、製氷小室内に角氷を生成するよう
構成される。また製氷完了後は除氷運転に切換えて、前
記水皿を傾動して製氷小室を開放すると共に、弁の切換
えにより前記蒸発器にホットガス(高温冷媒ガス)を循環
供給して製氷小室を加熱する。そして、連続して供給さ
れるホットガスにより製氷小室の内壁面と角氷との氷結
が融解されると、該角氷は自重で製氷小室から落下して
貯氷庫に放出貯留されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記自動製氷機では、
製氷運転の初期に製氷水タンク中に綿氷が発生すること
に起因して製氷室が急冷されると、これを製氷完了サー
モが検知して製氷運転から除氷運転に切換えてしまうお
それがあるため、製氷運転が開始されてから所定時間
(継続時間)の間は、製氷完了サーモが製氷完了温度を検
知しても除氷運転には切換えない制御が行なわれてい
る。また、前記継続時間に関しては、綿氷が発生する
のに長い時間が掛かる周囲温度が高い夏場を基準として
長めに設定されている。更に、自動製氷機の製氷能力を
向上するため、製氷機構の冷媒配管として、管の内側
に螺旋状の溝を付したグルーブド管を採用して熱交換の
効率を上げることが行なわれている。そして、前述した
,,等の条件によって、特に冬場のように周囲温度
や製氷水の温度が低い場合に、以下の如き問題が発生し
ていた。
【0004】すなわち周囲温度が低い冬場は、製氷運転
に際して前記綿氷が発生する時間(継続時間)が経過する
前に、角氷が生成されてしまうことがある。しかし、継
続時間が経過するまでは製氷運転は引続き行なわれ、し
かもグルーブド管を採用しているために効率よく製氷が
進行して角氷が必要以上に成長してしまい、水皿の噴水
孔を詰まらせる問題がある。また周囲温度が低いと、冷
媒循環量が少なくなって蒸発器の入口部分が過冷却にな
るのが一般的であり、この現象とグルーブド管の採用と
によって過冷却が一層進行し、前記製氷水タンクからの
製氷水を各噴水孔に供給するための送水パイプ内にも氷
が成長して噴水孔を塞いでしまう問題も指摘される。
【0005】前述したように水皿の噴水孔が氷で塞がれ
たまま次回の製氷運転が開始されると、夏場のように製
氷水タンクに供給される水道水の温度が高い時期には、
水皿の噴水孔に供給される製氷水により氷を早期に融解
して、該製氷水を前記製氷小室へ供給し得る。しかし、
冬場のように水道水の温度がかなり低下する時期には、
製氷水で前記氷を融解するのが困難で、しかも製氷水は
送水パイプ内や噴水孔の内部に滞留した状態となり、製
氷小室に製氷水を供給し得なくなる重大な問題を招来す
る。また、製氷水の循環不足による不完全氷が生成され
たり、水の流動不足により空気が混入した白濁氷を生じ
て、透明で良質の角氷を得ることができないという問題
も派生している。
【0006】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案さ
れたものであって、噴水孔を塞ぐ氷を確実に融解して、
製氷水の製氷小室への円滑な供給を達成し、製氷不能を
来たしたり白濁氷が生成されるのを防止し得る自動製氷
機の運転方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため本発明に係る自動製氷機の
運転方法は、冷凍系から導出する蒸発器が配設されると
共に、下向きに開口する多数の製氷小室を画成した製氷
室と、前記製氷小室をその下方から傾動開放可能に閉塞
すると共に、各製氷小室に対応する噴水孔を有する水皿
とを備え、製氷運転に際して前記蒸発器に冷媒を供給す
ると共に、前記水皿の噴水孔から製氷小室に製氷水を噴
射供給して室内壁面に氷結させて氷塊の生成を行ない、
製氷完了後は除氷運転に切換えて前記水皿を傾動させる
と共に、弁の切換えにより前記蒸発器にホットガスを供
給して製氷室全体を加熱して氷塊の脱氷を行なうよう構
成した噴射式の自動製氷機において、除氷運転により前
記製氷室からの氷塊の脱氷が完了し、前記水皿が製氷小
室を閉塞する姿勢に復帰して次の製氷運転が再開されて
から所要時間が経過するまでは、前記蒸発器へのホット
ガスの供給を継続するようにしたことを特徴とする。
【0008】前記課題を克服し、所期の目的を好適に達
成するため、本願の別の発明に係る自動製氷機の運転方
法は、冷凍系から導出する蒸発器が配設されると共に、
下向きに開口する多数の製氷小室を画成した製氷室と、
前記製氷小室をその下方から傾動開放可能に閉塞すると
共に、各製氷小室に対応する噴水孔を有する水皿とを備
え、製氷運転に際して前記蒸発器に冷媒を供給すると共
に、前記水皿の噴水孔から製氷小室に製氷水を噴射供給
して室内壁面に氷結させて氷塊の生成を行ない、製氷完
了後は除氷運転に切換えて前記水皿を傾動させると共
に、弁の切換えにより前記蒸発器にホットガスを供給し
て製氷室全体を加熱して氷塊の脱氷を行なうよう構成し
た噴射式の自動製氷機において、周囲温度および/また
は製氷水温度を検出する温度検知手段が、予め設定され
た基準温度より高い温度を検出しているときには、除氷
運転により前記製氷室からの氷塊の脱氷が完了した時点
で、弁の切換えにより前記蒸発器に冷媒を供給し、前記
温度検知手段が、予め設定された基準温度より低い温度
を検出しているときには、除氷運転により前記製氷室か
らの氷塊の脱氷が完了し、前記水皿が製氷小室を閉塞す
る姿勢に復帰して次の製氷運転が再開されてから所要時
間が経過するまでは、前記蒸発器へのホットガスの供給
を継続するようにしたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る自動製氷機の
運転方法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参
照しながら、以下詳細に説明する。図1は、実施例に係
る自動製氷機の製氷機構を示すものであって、図示しな
い筐体内上方に製氷室10が水平に配置され、この製氷
室10の下面に縦横に配設した複数の仕切板11によっ
て、下方に開口する多数の製氷小室14が碁盤目状に画
成される。また製氷室10の上面には、後述する冷凍系
に連通する蒸発器16が密着的に蛇行配置されており、
製氷運転時にこの蒸発器16内に冷媒を循環させて前記
製氷小室14を強制冷却すると共に、除氷運転に際して
ホットガスを循環させて製氷小室14を加熱するよう構
成されている。
【0010】前記製氷室10の直下には、所定量の製氷
水を貯留する製氷水タンク18を備えた水皿20が、支
持軸22により傾動可能に枢支されている。この水皿2
0は、製氷運転時には前記製氷室10に近接するよう水
平に位置して該製氷室10の製氷小室14を下方から閉
成するよう保持され、また除氷運転に際しては、図示し
ない傾動機構がアクチュエータモータAM1(図3参照)
により付勢されて、支持軸22を中心に時計方向に傾動
して斜め状態(傾動位置)で停止することにより、製氷小
室14を開放するようになっている。なお、製氷室10
の適宜位置(例えば蒸発器16の冷媒出口側近傍)に製氷
・除氷サーミスタTH1(図3参照)が配設され、該サー
ミスタTH1は、製氷運転により全ての製氷小室14に
角氷が形成された製氷完了温度を検出した際に製氷運転
から除氷運転に切換え、また除氷運転により製氷室10
からの角氷の脱氷が完了することによる該製氷室10の
温度上昇(除氷完了温度)を検出した際に除氷運転から製
氷運転に切換えるべく機能する。
【0011】前記水皿20の製氷室10と対向する部分
には、製氷運転時に全ての製氷小室14を閉成する所要
厚みの平板部24が形成され、該平板部24には、製氷
小室14の夫々に対して製氷水を噴射するための噴水孔
26と、該噴水孔26に隣接する未氷結水を製氷水タン
ク18に回収する戻り孔(図示せず)とが多数穿設されて
いる。また平板部24の下面に複数の送水パイプ28が
形成され、各噴水孔26は対応する送水パイプ28に連
通している。製氷水タンク18の側部にはポンプモータ
PM1が配設され、該タンク18に連通した吸込管30
を介して製氷水をポンプ吸引し、図示の送出管32を介
して水皿20に設けた圧力室34中に圧送するようにな
っている。そして圧力室34に圧送された製氷水は、各
送水パイプ28を介して前記多数の噴水孔26から各製
氷小室14内に噴射供給され、未氷結水は戻り孔を介し
て製氷水タンク18に帰還されて再循環に供される。
【0012】図1に示す如く、図示しない外部水道系に
連通する給水管35が、前記水皿20の上方に位置して
開口している。この給水管35には給水弁WV1が配設
され、該給水弁WV1の開放(ON)により水皿上面に水
道水を供給し、これを戻り孔から製氷水タンク18に回
収して次の製氷水として貯留するよう構成される。なお
給水弁WV1は、後述するように製氷運転から除氷運転
に切換えられて水皿20が傾動した際に開放(ON)さ
れ、給水管35から水皿上面に水道水を散水すること
で、該水皿20の上面に付着している氷を洗い流すよう
設定されている。
【0013】図2は、製氷機冷凍系の概略構成を示し、
圧縮機CMで圧縮された気化冷媒は、吐出管36を経て
凝縮器38で凝縮液化し、ドライヤ40で脱湿された後
キャピラリーチューブ42で減圧され、蒸発器16中で
一挙に膨張して蒸発することにより、製氷室10と熱交
換を行なって各製氷小室14を氷点下にまで冷却させ
る。この蒸発器16で蒸発した気化冷媒と未蒸発の液化
冷媒とは、気液混相状態でアキュムレータ44に流入
し、ここで気液分離がなされる。そして気相冷媒は、吸
入管46を経て圧縮機CMに帰還し、液相冷媒は当該ア
キュムレータ46内に貯留される。
【0014】更に、圧縮機CMの吐出管36からホット
ガス管48が分岐され、このホットガス管48はホット
ガス弁HV1を経て蒸発器16の入口側に連通されてい
る。該ホットガス弁HV1は、除氷運転時にのみ開放し
て、圧縮機CMから吐出されるホットガスを、前記ホッ
トガス管48を介して蒸発器16にバイパスさせ、各製
氷小室14を加温して小室内部に生成される角氷の周面
を融解させ各角氷を自重落下させる。また蒸発器16か
ら流出したホットガスは、アキュムレータ46に流入
し、このアキュムレータ46中に滞留している液相冷媒
を加熱して蒸発させ、気相冷媒として吸入管46から圧
縮機CMに再び帰還させる。なお、図中の符号FM
1は、凝縮器38用のファンモータを示す。また凝縮器
38の冷媒出口側に凝縮器用サーモ(凝縮器用検知手段)
TH5が配設され、該サーモTH5は、周囲温度の変化に
応じて変化する凝縮器38による冷媒の凝縮温度を検出
する。そして、この凝縮器用サーモTH5が、予め設定
された基準温度より低い温度を検出したときに、その接
点を開放するよう設定されている。
【0015】図3は、実施例に係る自動製氷機の電気制
御回路を示すものであって、本願発明に関連する主要構
成部分についてのみ説明し、その他の部分については説
明を省略する。なお、実施例の電気制御回路は、1基の
圧縮機で2基の製氷機構での製氷・除氷を行なうものを
示すが、一方の製氷機構に関連する部分についてのみ説
明する。
【0016】リレーX1,X2,X3,X4が配設されたマイ
コンボードPC1に、貯氷スイッチS 1が接続される。こ
の貯氷スイッチS1は、図示しない貯氷庫内に配設され
て、該貯氷庫内に所定量の角氷が貯留されたことを検出
した際に、製氷機構を貯氷運転に切換えるべく機能す
る。またマイコンボードPC1には、製氷・除氷サーミ
スタTH1を接続したマイコンボードPC2が接続されて
いる。前記リレーX1の常開接点X1−aに、リレーX5
が接続される。また前記リレーX4の常開接点X4−aに
接点「a」を介して接続する切換スイッチS3の接点「b」
側に、リレーX5の常閉接点X5−1bを介してアクチュ
エータモータAM1の逆転側の接点が接続され、接点
「c」側に、リレーX5の常開接点X5−aを介してアクチ
ュエータモータAM1の正転側の接点が接続されてい
る。更に、切換スイッチS3の接点「c」側には、常開接
点X5−aおよびアクチュエータモータAM1と並列の関
係で、リレーX 5の常閉接点X5−2bとポンプモータP
1とが直列接続される。切換スイッチS3は、前記水皿
20が製氷小室14を閉成する水平位置および開放した
傾動位置に到来した際に切換えられるものである。
【0017】リレーX8の常開接点X8−1aに、凝縮器
用サーモTH5とファンモータFM1とが直列接続され
る。前記リレーX4の常開接点X4−aに接続するリレー
2の常閉接点X2−bに、リレーX8が接続される。ま
たリレーX4の常開接点X4−aに接続するリレーX2
常開接点X2−aは、コントローラPC3に接続される。
このコントローラPC3には、水温サーミスタTH4が接
続されると共に、給水弁WV1が接続される。
【0018】前記リレーX4の常開接点X4−aに接続す
るリレーX8の常閉接点X8−bに、ホットガス弁HV1
が接続される。またリレーX4の常開接点X4−aに接続
するリレーX3の常開接点X3−aに、温度検知サーモ
(温度検知手段)TH7とリレーX10とが直列接続され
る。更に、リレーX3の常開接点X3−aとホットガス弁
HV1とは、リレーX8の常開接点X8−2aおよびリレ
ーX10の常閉接点X10−bを介して直列接続されてい
る。すなわち、ホットガス弁HV1へは、リレーX8の常
閉接点X8−bを介するラインと、リレーX3の常開接点
3−a、リレーX8の常開接点X8−2aおよびリレー
10の常閉接点X10−bを介するラインとから通電可能
に構成されている。なお、前記温度検知サーモTH
7は、予め設定された基準温度に対して、周囲温度が高
い場合には接点を閉成し、低い場合には接点を開放する
よう設定されている。
【0019】
【実施例の作用】次に、実施例に係る自動製氷機の運転
方法の作用につき、図4および図5に示すタイミングチ
ャートを参照して、周囲温度が高い場合と低い場合とを
別々に説明する。
【0020】
【周囲温度が高い場合】(初期動作および製氷運転につ
いて)図示しない自動製氷機の電源スイッチをONする
と、圧縮機CMが運転(ON)されると共に、リレーX1,
2,X4が夫々励磁され、リレーX1と協働する常開接点
1−aが閉成されることでリレーX5も励磁される。こ
れにより、接点「a−c」側(製氷側)に接続する切換スイ
ッチS3と、リレーX5に協働して閉成された常開接点X
5−aを介してアクチュエータモータAM1が正転方向に
回転され、水平位置に保持されている水皿20は斜め下
方へ傾動し始める。また、リレーX2と協働する常閉接
点X2−bが開放されることでリレーX8は励磁されてい
ないので、該リレーX8の常閉接点X8−bを介してホッ
トガス弁HV1に通電されて開放(ON)し、前記蒸発器
16にはホットガスが供給される。なお、このときリレ
ーX3は励磁されていないので、これと協働する常開接
点X3−aは開放しており、前記給水弁WV1は閉成状態
となっている。また前記温度検知サーモTH7は、周囲
温度が高いので接点を閉成(ON)している。
【0021】前記水皿20が傾動位置に到来して前記切
換スイッチS3の接点が「a−b」側(除氷側)に切換えら
れると、リレーX1およびリレーX5が滅勢され、該リレ
ーX5と協働する常閉接点X5−1bが閉成されること
で、前記アクチュエータモータAM1が逆転方向に回転
されて、水皿20は水平位置に向けて復帰する。またリ
レーX2が滅勢され、これと協働する常閉接点X2−bが
閉成されることでリレーX8が励磁され、これと協働す
る常開接点X8−1aの閉成によりファンモータFM1
回転する。更に、リレーX8と協働する常閉接点X8−b
が開放してホットガス弁HV1が閉成(OFF)され、前
記蒸発器16には冷媒が供給される。
【0022】また、前記切換スイッチS3が「a−b」側
に切換えられた時点で、前記リレーX3が励磁され、こ
れと協働とする常開接点がX3−aが閉成されることに
より、給水弁WV1が開放(ON)され、前記給水管35
を介して水皿20上面に水道水(製氷水)が供給され、該
製氷水は前記戻り孔を介して製氷水タンク18に供給さ
れる。前記水皿20が水平位置に到来すると、切換スイ
ッチS3の接点が「a−c」側に切換えられるが、このと
き前記リレーX5の常開接点X5−aは開放しているの
で、前記アクチュエータモータAM1の回転は停止され
て、水皿20は水平位置に保持される。なお前記給水弁
35は、適宜のタイマによって所定時間後に閉成(OF
F)されて、製氷水の供給は停止される。
【0023】更に、前記切換スイッチS3が「a−c」側
に切換えられた時点で、リレーX5の常閉接点X5−2b
を介してポンプモータPM1に通電されて該モータPM1
が回転(ON)し、前記製氷水タンク18中の製氷水は、
水皿20に設けた圧力室34に圧送された後、各送水パ
イプ28を介して前記多数の噴水孔26から各製氷小室
14内に噴射供給される。製氷小室14は、冷媒が循環
される蒸発器16により冷却されているので、製氷水は
製氷小室内壁に接触して冷却された後、水皿20の戻り
孔から流下して製氷水タンク18に帰還する。このよう
に製氷水が製氷水タンク18と製氷小室14との間を循
環するに伴い、製氷水の温度は徐々に下がり、その温度
が0℃近くに達すると、製氷小室14の内壁に製氷水の
一部が氷結を始める。このように各製氷小室14内での
氷結が徐々に進行し、最終的に密実な角氷が生成される
に至る。
【0024】(除氷運転について)前記製氷室10の製氷
小室14に完全な角氷が形成された製氷完了温度を、前
記製氷・除氷サーミスタTH1が検出すると、リレー
1,X2およびリレーX5が励磁され、該リレーX5と協
働する常閉接点X5−2bが開放することでポンプモー
タPM1が停止(OFF)して製氷水の製氷小室14への
供給を停止する。またリレーX2と協働する常閉接点X2
−bの開放によりリレーX8が滅勢され、これと協働す
る常開接点X8−1aが開放してファンモータFM1が停
止(OFF)されると共に、常閉接点X8−bの閉成によ
りホットガス弁HV1が開放(ON)して蒸発器16にホ
ットガスが供給される。更に、リレーX5と協働して閉
成した常開接点X5−aを介してアクチュエータモータ
AM1は正転方向への回転を開始し、前記水皿20は斜
め下方へ傾動し始める。そして、前記水皿20が傾動位
置に到来して切換スイッチS3の接点が「a−b」側に切
換えられる。このとき、前記リレーX5の常閉接点X5
1bは開放しているので、アクチュエータモータAM1
は回転を停止(OFF)し、水皿20は傾動位置に停止保
持される。
【0025】なお、製氷室10に対して水皿20が傾動
した際には、水皿上面と製氷室下端との間に氷結してい
る氷が、剥離されて水皿上面に残留し、これが噴水孔2
6を塞いでいる。また製氷運転時に前記送水パイプ28
内にも氷が氷結し、これが噴水孔26を塞いでいる。
【0026】前記切換スイッチS3が「a−b」側に切換
えられた時点で、前記リレーX3が励磁され、これと協
働とする常開接点がX3−aが閉成されることにより、
給水弁WV1が開放(ON)され、前記給水管35を介し
て傾斜姿勢の水皿20上面に水道水(洗浄水)が供給され
る。周囲温度が高い場合には、洗浄水として供給される
水道水の温度も高いので、該洗浄水により水皿上面に付
着している氷が洗い流されると共に、噴水孔26を塞ぐ
氷も融解される。そして、所定時間後に給水弁WV1
閉成(OFF)される。
【0027】前記ホットガス弁HV1の開放(ON)によ
り蒸発器16に供給されているホットガスにより、前記
製氷室10は急速に加温されるに至る。このため各製氷
小室14と角氷との結合が解除され、当該角氷は自重に
より落下する。そして、傾動位置の水皿20の上面を滑
落し、その下方に位置する貯氷庫(図示せず)中へ案内放
出される。この角氷の落下により、製氷室10における
マイナスの温度負荷が解除され、該製氷室10は前記蒸
発器16でのホットガスの流通により一挙に温度上昇を
来す。この温度上昇(除氷完了温度)を前記製氷・除氷サ
ーミスタTH1が検出すると、前記リレーX1,X2が滅勢
され、リレーX1と協働する常開接点X 1−aが開放する
ことによりリレーX5も滅勢される。従って、リレーX5
と協働する常閉接点X5-1bが閉成し、前記アクチュエ
ータモータAM1は逆転方向への回転が開始される。
【0028】前記リレーX2と協働する常閉接点X2−b
が閉成することによりリレーX8が励磁され、これと協
働する常閉接点X8−bが開放する。また、リレーX8
協働する常開接点X8−2aも閉成するが、高温を検出
して接点を閉成している温度検知サーモTH7の接点を
介してリレーX10は励磁されているので、これと協働す
る常閉接点X10−bは開放されており、常閉接点X10
bおよび常開接点X8−2aのラインを介してホットガ
ス弁HV1への通電はなされない。従って、前記ホット
ガス弁HV1は閉成(OFF)し、前記蒸発器16への冷
媒供給が再開される。そして、前記水皿20が水平位置
に復帰し、切換スイッチS3の接点が「a−c」側に切換
えられることで、前述した製氷運転が再開される。
【0029】前述したように周囲温度が高い場合は、前
記給水管35を介して製氷水タンク18に供給される製
氷水として利用される水道水の温度も高いので、製氷運
転の初期に前記噴水孔26を介して製氷小室14に供給
される製氷水の温度も比較的高い。すなわち、噴水孔2
6を塞ぐ氷が前記洗浄水では完全に融解されずに残って
いたとしても、該氷を短時間で融解することができ、製
氷不能を来たしたり白濁氷が生成されることはない。
【0030】前述した製氷運転−除氷運転が反復して貯
氷庫内に所定量の角氷が貯留されたことを前記貯氷スイ
ッチS1が検出すると、前記水皿20を傾動位置で停止
保持した状態で、圧縮機CMへの通電を停止した貯氷運
転に移行する。
【0031】
【周囲温度が低い場合】周囲温度が、前記温度検知サー
モTH7の基準温度より低い場合は、該サーモTH7は接
点を開放している。従って、リレーX10は滅勢され、こ
れと協働する常閉接点X10−bは閉成している。なお、
周囲温度が低い場合の運転については、周囲温度が高い
場合と異なる部分について主に説明する。
【0032】製氷運転が進行して前記製氷室10の製氷
小室14に完全な角氷が形成された製氷完了温度を、前
記製氷・除氷サーミスタTH1が検出すると、ポンプモ
ータPM1が停止(OFF)して製氷水の製氷小室14へ
の供給を停止する。またファンモータFM1が停止(OF
F)されると共に、ホットガス弁HV1が開放(ON)して
蒸発器16にホットガスが供給される。更に、アクチュ
エータモータAM1は正転方向への回転を開始し、前記
水皿20は斜め下方へ傾動し始める。そして、前記水皿
20が傾動位置に到来して切換スイッチS3の接点が「a
−b」側に切換えられた時点で、アクチュエータモータ
AM1は回転を停止(OFF)して水皿20は傾動位置に
停止保持される。
【0033】前記切換スイッチS3が切換えられると、
給水弁WV1が開放(ON)され、前記給水管35を介し
て傾斜姿勢の水皿20上面に水道水(洗浄水)が供給され
る。周囲温度が低い場合には、洗浄水として供給される
水道水の温度も低く、該洗浄水により水皿上面に付着し
ている氷が洗い流されるものの、製氷運転中に氷結した
噴水孔26を塞ぐ氷は完全に融解されることなく残る。
なお、周囲温度が低い場合は、給水弁WV1の開放(O
N)は次の製氷運転が開始されるまで継続する。
【0034】除氷運転が進行して前記製氷室10から全
ての角氷が脱氷したことを前記製氷・除氷サーミスタT
1が検出すると、前記リレーX1,X2が滅勢され、リレ
ーX 1と協働する常開接点X1−aが開放することにより
リレーX5も滅勢される。従って、リレーX5と協働する
常閉接点X5-1bが閉成し、前記アクチュエータモータ
AM1は逆転方向への回転が開始される。前記リレーX2
と協働する常閉接点X2−bが閉成することによりリレ
ーX8が励磁され、これと協働する常閉接点X 8−bが開
放すると共に、常開接点X8−2aが閉成する。このと
き、前記リレーX10の常閉接点X10−bは閉成している
ので、前記常開接点X3−a、常閉接点X10−bおよび
常開接点X8−2aのラインを介してホットガス弁HV1
への通電がなされ、該ホットガス弁HV1は開放(ON)
状態を維持して前記蒸発器16へのホットガスの供給は
継続される。そして、前記水皿20が水平位置に復帰
し、切換スイッチS3の接点が「a−c」側に切換えられ
ることで、製氷運転が開始される。
【0035】この製氷運転に際しては、前記切換スイッ
チS3が「a−c」側に切換えられ、リレーX5の常閉接点
5−2bを介してポンプモータPM1に通電されて該モ
ータPM1が回転(ON)し、前記製氷水タンク18中の
製氷水は、水皿20に設けた圧力室34に圧送された
後、各送水パイプ28を介して前記多数の噴水孔26か
ら各製氷小室14内に噴射供給される。製氷小室14
は、ホットガスが循環される蒸発器16により加温され
ているので、製氷水は製氷小室内壁に接触して加温され
た後、水皿20の戻り孔から流下して製氷水タンク18
に帰還する。このように加温された製氷水が製氷水タン
ク18と製氷小室14との間を循環することにより、前
記噴水孔26や送水パイプ28の内部に氷結している氷
は短時間で確実に融解される。従って、周囲温度が低い
場合であっても、製氷不能を来たしたり白濁氷が生成さ
れることはなく、形状の整った良質な角氷を製造し得
る。そして、前記リレーX3が適宜のタイマのカウント
アップにより滅勢されることで、これと協働する常開接
点X3−aが開放してホットガス弁HV1が閉成(OFF)
して蒸発器16への冷媒の供給が開始されると共に、給
水弁WV1も閉成して通常の製氷運転が開始される。
【0036】また周囲温度が低い場合は、前記凝縮器3
8による冷媒の凝縮温度も低下し、この温度が前記凝縮
器用サーモTH5の基準温度より低くなっていれば、そ
の接点が開放されるのでファンモータFM1は停止す
る。従って凝縮温度が高くなって、製氷開始時にはより
高温のホットガスが蒸発器16に供給されることとな
り、製氷小室14に供給される製氷水の温度が更に高く
なり、より短時間で噴水孔26や送水パイプ28の内部
に氷結している氷を融解し得る。
【0037】なお、前記温度検知サーモTH7に関し、
実施例では周囲温度を検出して接点を開閉する場合につ
き説明したが、外部水道系から供給される水道水(製氷
水)の温度を検出し、この水温に応じて接点を開閉する
よう制御してもよい。また、製氷運転が再開された後の
ホットガスの供給を継続する時間に関しては、周囲また
は製氷水の温度に応じて設定変更することが可能であ
る。
【0038】ここで、1基の自動製氷機において、サイ
ズの異なる角氷を製造する要請がある。この要請に応じ
て、角氷のサイズ変更を行なう場合は、一般に製氷室お
よび製氷小室の寸法に応じた能力を有する冷凍系を夫々
交換していた。しかるに、実施例のように周囲温度の高
低によって接点を開閉する温度検知サーモを備える構成
では、大きなサイズの角氷を製造するのに対応した能力
の大きい冷凍系を自動製氷機に備えておけば、製氷室の
みを交換することでサイズの異なる角氷を好適に製造す
ることができる。すなわち、小さな製氷小室を用いて製
氷運転を行なうと、冷凍能力に対して軽負荷であるため
に、製氷運転の完了時に噴水孔や送水パイプ内に氷が形
成され易くなる。従って、この場合には周囲温度とは関
係なく、温度検知サーモの接点を開放する制御とするこ
とで、製氷運転の初期に、ホットガスで加温された製氷
水により氷を短時間で確実に融解することができ、小サ
イズの角氷も良好に製造し得る。
【0039】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る自動製
氷機の運転方法によれば、製氷運転の再開時に、蒸発器
へのホットガスの供給を所要時間に亘って継続すること
で、製氷室に供給される製氷水の温度を上昇させ、前回
の製氷運転時に形成された噴水孔を塞ぐ氷を短時間で確
実に融解することができる。これにより、製氷水の円滑
な噴射供給がなされ、製氷不能を来たしたり、製氷水の
流動不足に起因する白濁氷や欠氷等が発生するのを防止
し、形状の整った良質な氷塊を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施例に係る運転方法が実施
される自動製氷機の製氷機構を示す概略構成図である。
【図2】 実施例に係る自動製氷機の冷凍系を示す概略
構成図である。
【図3】 実施例に係る自動製氷機の電気制御回路図で
ある。
【図4】 周囲温度の高温時における自動製氷機の主構
成部品のタイミングチャート図である。
【図5】 周囲温度の低温時における自動製氷機の主構
成部品のタイミングチャート図である。
【符号の説明】
10 製氷室,14 製氷小室,16 蒸発器,20 水
皿,26 噴水孔 38 凝縮器,HV1 ホットガス弁,FM1 ファンモー
タ TH5 凝縮器用サーモ(凝縮器用検知手段) TH7 温度検知サーモ(温度検知手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍系から導出する蒸発器(16)が配設さ
    れると共に、下向きに開口する多数の製氷小室(14)を画
    成した製氷室(10)と、前記製氷小室(14)をその下方から
    傾動開放可能に閉塞すると共に、各製氷小室(14)に対応
    する噴水孔(26)を有する水皿(20)とを備え、製氷運転に
    際して前記蒸発器(16)に冷媒を供給すると共に、前記水
    皿(20)の噴水孔(26)から製氷小室(14)に製氷水を噴射供
    給して室内壁面に氷結させて氷塊の生成を行ない、製氷
    完了後は除氷運転に切換えて前記水皿(20)を傾動させる
    と共に、弁(HV1)の切換えにより前記蒸発器(16)にホッ
    トガスを供給して製氷室全体を加熱して氷塊の脱氷を行
    なうよう構成した噴射式の自動製氷機において、 除氷運転により前記製氷室(10)からの氷塊の脱氷が完了
    し、前記水皿(20)が製氷小室(14)を閉塞する姿勢に復帰
    して次の製氷運転が再開されてから所要時間が経過する
    までは、前記蒸発器(16)へのホットガスの供給を継続す
    るようにしたことを特徴とする自動製氷機の運転方法。
  2. 【請求項2】 冷凍系から導出する蒸発器(16)が配設さ
    れると共に、下向きに開口する多数の製氷小室(14)を画
    成した製氷室(10)と、前記製氷小室(14)をその下方から
    傾動開放可能に閉塞すると共に、各製氷小室(14)に対応
    する噴水孔(26)を有する水皿(20)とを備え、製氷運転に
    際して前記蒸発器(16)に冷媒を供給すると共に、前記水
    皿(20)の噴水孔(26)から製氷小室(14)に製氷水を噴射供
    給して室内壁面に氷結させて氷塊の生成を行ない、製氷
    完了後は除氷運転に切換えて前記水皿(20)を傾動させる
    と共に、弁(HV1)の切換えにより前記蒸発器(16)にホッ
    トガスを供給して製氷室全体を加熱して氷塊の脱氷を行
    なうよう構成した噴射式の自動製氷機において、 周囲温度および/または製氷水温度を検出する温度検知
    手段(TH1)が、予め設定された基準温度より高い温度を
    検出しているときには、除氷運転により前記製氷室(10)
    からの氷塊の脱氷が完了した時点で、弁(HV1)の切換え
    により前記蒸発器(16)に冷媒を供給し、 前記温度検知手段(TH1)が、予め設定された基準温度よ
    り低い温度を検出しているときには、除氷運転により前
    記製氷室(10)からの氷塊の脱氷が完了し、前記水皿(20)
    が製氷小室(14)を閉塞する姿勢に復帰して次の製氷運転
    が再開されてから所要時間が経過するまでは、前記蒸発
    器(16)へのホットガスの供給を継続するようにしたこと
    を特徴とする自動製氷機の運転方法。
  3. 【請求項3】 冷凍系を構成する凝縮器(38)による冷媒
    の凝縮温度を検出する凝縮器用検知手段(TH5)が、予め
    設定された基準温度より低い温度を検出しているときに
    は、前記凝縮器(38)を冷却するファンモータ(FM1)の運
    転を停止するようにした請求項1または2記載の自動製
    氷機の運転方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011052959A3 (en) * 2009-10-26 2011-10-20 Lg Electronics Inc. Ice maker for refrigerator and refrigerator having the same
CN107228514A (zh) * 2017-03-30 2017-10-03 常熟市福王制冷器材有限公司 一种垂直型制冰装置及利用该装置制冰的方法

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WO2011052959A3 (en) * 2009-10-26 2011-10-20 Lg Electronics Inc. Ice maker for refrigerator and refrigerator having the same
US8516844B2 (en) 2009-10-26 2013-08-27 Lg Electronics Inc. Ice maker for refrigerator and refrigerator having the same
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