JPH11304081A - 配管カバーの接続構造 - Google Patents

配管カバーの接続構造

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JPH11304081A
JPH11304081A JP10821998A JP10821998A JPH11304081A JP H11304081 A JPH11304081 A JP H11304081A JP 10821998 A JP10821998 A JP 10821998A JP 10821998 A JP10821998 A JP 10821998A JP H11304081 A JPH11304081 A JP H11304081A
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JP
Japan
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side wall
joint plate
pipe
fixing member
fixed
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JP10821998A
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English (en)
Inventor
Noriyoshi Baba
憲良 馬場
Yuji Hagiwara
雄治 萩原
Masanobu Fujita
正信 藤田
Ikuo Kojima
育夫 小島
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付け作業が困難で、効率よく組み付け作
業を行うことができないという問題があった。 【解決手段】 側壁固定部材42は、側壁部38に固定
される固定板部48と、この固定板部48に連接される
舌片部49からなり、この側壁固定部材42の舌片部4
9には、内側ジョイント板43に形成された凸部と係合
して前記内側ジョイント板43を位置決めするための凹
部49aと、外側ジョイント板44を固定するための雌
ネジ部49cが形成されており、前記内側ジョイント板
43および前記外側ジョイント板44が前記側壁固定部
材42の外面に配置されるとともに、ネジ47を前記雌
ネジ部49cに螺着することにより、この側壁固定部材
42に固定されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばビルディ
ングの屋上に配設された空調用配管等を、風雨、直射日
光、塩害等から保護するための配管保護装置に適用され
る配管カバーの接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空調用配管等を保護する配管保護
装置としては、図8に示すものが知られている。図にお
いて符号1は建築構造物に固定された脚体であって、符
号2は配管カバーである。
【0003】脚体1は、建築構造物に固定される脚部3
と、この脚部3の上端間に連接されるカバー固定部4と
を有するものである。配管カバー2は、カバー本体5
と、蓋部材6と、継手装置7とを主な構成要素とするも
のである。
【0004】カバー本体5は、図示しない配管の両側方
に配置される帯状板体を折曲して形成された左右一対の
側壁部8と、これら側壁部8を一定間隔で連結固定され
る固定部材9とからなるものである。なお、側壁部8の
端部には、ネジ通し孔8aが形成されている。またこの
カバー本体5は、前記配管の長手方向に所定寸法の長さ
を持ったものが複数配置されているもので、各隣接する
もの同士が継手装置7によって連結されるようになって
いる。
【0005】蓋部材6は、前記配管に沿って配設され、
側壁部8間を覆うものであって、帯状板体の側縁部を適
宜折り曲げた構成のものである。また、蓋部材6は、前
記配管の長手方向に向け所定の長さを持ったものが複数
配置されており、互いに隣接するもの同士が前記継手装
置7により連結されるものである。
【0006】カバー本体5の側壁部8の端部は、脚体固
定金具10により脚体1に固定されるものである。すな
わち、脚体固定金具10の端部が、側壁部8の下端部を
保持した状態で、脚体固定金具10が、ボルト11によ
り固定されることによって、カバー本体5が、脚体1上
に支持された状態となっている。
【0007】継手装置7は、側壁部8に固定される側壁
固定部材12と、蓋部材6の内側に配設される帯状板体
である内側ジョイント板13と、蓋部材6の外面側に配
設される帯状板体である外側ジョイント板14と、これ
ら各部材をそれぞれ固定するネジ15,16と、ナット
17と、ワッシャ18とを備えてなるものである。この
場合、内側ジョイント板13には、ネジ孔13aが形成
され、外側ジョイント板14には、ネジ通し孔14aが
形成されている。
【0008】側壁固定部材12は、固定板部19と、舌
片部20とを有し、この固定板部19にはネジ通し孔1
9aが形成され、舌片部20には切欠部20aが形成さ
れている。
【0009】上記の配管保護装置を組み付けるには、建
築構造物にコ字状の脚体1を固定した後、脚体1上にカ
バー本体5を配置し、脚体固定金具10およびボルト1
1でカバー本体5を脚体1上に固定する。つぎに、一方
の側壁部8と他方の側壁部8とに跨って、側壁固定部材
12をネジ15とナット17とにより着脱自在に固定す
る。
【0010】さらに、図9に示すように、カバー本体5
の内底部に位置する固定部材9の上に配管21を設置
し、この配管21を設置し終わったら側壁部8の両端間
の開口部を覆うように蓋部材6を側壁部8上に配置す
る。
【0011】そして、内側ジョイント板13と外側ジョ
イント板14とを、ネジ16を介して仮止めした状態
で、その一端を一方の蓋部材6と切欠部20aとを、内
側ジョイント板13と外側ジョイント板14との間に挟
持し、また、同様にしてこれらの他端に他方の蓋部材6
を挟持した状態でネジ16を締め付けることによって蓋
部材6が、側壁部8に固定される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
配管保護装置においては、その接続構造について以下の
ような問題がある。内側ジョイント板13が側壁固定部
材12に固定されていないので、これら配管保護装置の
組立作業中に内側ジョイント板13がずれ易く、作業効
率が悪いという問題があった。
【0013】また、これら配管保護装置の組立作業にお
いて、内側ジョイント板13と外側ジョイント板14と
をネジ16を介して仮止めした状態で長手方向からスラ
イドさせ、その一端を一方の蓋部材6と切欠部20aと
を内側ジョイント板13と、外側ジョイント板14との
間に挟持するので、作業がしづらいという問題があっ
た。
【0014】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、組み付け作業が容易で、かつ効率よく組み付け
作業を行うことができる配管カバーの接続構造を提供す
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の配管カバーの接続構造においては、つぎ
に示すような手段を講じた。すなわち、請求項1記載の
配管カバーの接続構造によれば、配管の両側方に沿って
複数配置される側壁部と、前記配管に沿って複数配置さ
れ、前記側壁部間を覆う蓋部材とを備え、前記側壁部お
よび前記蓋部材が互いにその隣接するもの同士が継手装
置により連結されてなり、前記継手装置が、前記側壁部
に固定される側壁固定部材と、前記蓋部材の一方のもの
の端部と、他方のものの端部との突き合わせ部におい
て、前記蓋部材の外面側に配置される外側ジョイント板
と、同突き合わせ部において、前記蓋部材の内面側に配
置される内側ジョイント板と、これら外側ジョイント板
および内側ジョイント板を前記蓋部材を中に緊締して前
記側壁固定部材に固定するネジとを有する構成とされた
配管カバーの接続構造において、前記側壁固定部材は、
前記側壁部に固定される固定板部と、この固定板部に連
接される舌片部からなり、この側壁固定部材の舌片部に
は、前記内側ジョイント板に形成された凸部と係合して
前記内側ジョイント板を位置決めするための凹部と、前
記外側ジョイント板を固定するための雌ネジ部が形成さ
れており、前記内側ジョイント板および外側ジョイント
板が前記側壁固定部材の外面に配置されるとともに、前
記ネジを前記雌ネジ部に螺着することにより、この側壁
固定部材に固定されていることを特徴とする。
【0016】この配管カバーの接続構造によれば、側壁
固定部材が両側壁部において、それぞれ一方の側壁部
と、それに隣接するもう一方の側壁部とに跨って、外側
よりネジによって固定されている。そして、側壁固定部
材の舌片部上に内側ジョイント板が凸部と凹部の係合に
より位置決めされ、その上に、隣接する蓋部材が配置さ
れた後に、内側ジョイント板と、隣接する蓋部材の突き
合わせ部とを覆うように、外側ジョイント板がネジを介
して側壁固定部材の舌片部に固定される。
【0017】請求項2記載の配管カバーの接続構造によ
れば、請求項1記載の配管カバーの接続構造において、
前記凹部が前記側壁部上側端部より配管側に配置される
とともに、前記雌ネジ部が前記凹部より側壁部側に配置
されていることを特徴とする。
【0018】この配管カバーの接続構造によれば、凹部
が前記側壁部上側端部より配管側に配置されているの
で、内側ジョイント板を上側から直接、側壁固定部材の
舌片部に位置決めまたは仮固定することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態を
図1を用いて説明する。図において、符号31は建築構
造物に固定された脚体であって、符号32は配管カバー
である。
【0020】脚体31は、建築構造物に固定される脚部
33と、この脚部33の上端間に連接されるカバー固定
部34とを有するものである。なお、このカバー固定部
34には、ボルト通し孔(図示せず)が形成されてい
る。
【0021】配管カバー32は、カバー本体35と、蓋
部材36と、継手装置37とを主な構成要素とするもの
である。
【0022】カバー本体35は、図示しない配管の両側
方に沿って配置される帯状板体を折曲して形成された左
右一対の側壁部38と、これら側壁部38を一定間隔で
連結される固定部材39とからなるものである。このカ
バー本体35は、前記配管の長手方向に所定寸法の長さ
を持ったものが複数配置されているもので、各隣接する
もの同士が、継手装置37によって連結されるようにな
っている。
【0023】蓋部材36は、前記配管に沿って複数配設
され、側壁部38間を覆うものであって、帯状板体の側
縁部を適宜折曲げた構成のものである。また、前記側壁
部38および前記蓋部材36は、前記配管の長手方向に
向け所定の長さを持ったものが複数配置されるととも
に、互いにその隣接するもの同士が前記継手装置37に
より連結されるものである。なお、側壁部38の端部に
は、ボルト通し孔38aが形成されている。
【0024】継手装置37は、側壁部38に固定される
裏当て部材40および側壁固定部材42と、蓋部材36
の一方のものの端部と、他方のものの端部との突き合わ
せ部において、この蓋部材36の内面側に配設される帯
状板体である内側ジョイント板43と、蓋部材36の外
側に配設される帯状板体である外側ジョイント板44
と、これら各部材をそれぞれ固定するボルト45、ナッ
ト45a、およびネジ47とを備えてなるものである。
【0025】裏当て部材40は、側壁部38をカバー固
定部34に着脱自在に固定するとともに、隣接する側壁
部38の配管側に配置され、かつ、隣接する側壁部38
を連結するものである。
【0026】また、裏当て部材40は、断面L字形状の
板部材であって、垂直部分には、ボルト通し孔40aが
形成され、水平部分には、ボルト通し孔40bが形成さ
れている。
【0027】ここで、カバー本体35の側壁部38の端
部は、裏当て部材40により脚体31に固定されるもの
である。すなわち、裏当て部材40の下端部が、側壁部
38の下端部を保持した状態で、裏当て部材40が、ボ
ルト41およびナット41aにより固定されることによ
って、カバー本体35が、脚体31上に支持された状態
となっている。
【0028】側壁固定部材42は、裏当て部材40のボ
ルト通し孔40aに合致するようにボルト通し孔48a
が形成された固定板部48と、この固定板部48に連接
される舌片部49からなるものである。
【0029】また、前記側壁固定部材42の舌片部49
には、前記内側ジョイント板43に形成された凸部43
aと係合して前記内側ジョイント板43を位置決めする
ための凹部49aと、この凹部49aの中央部に形成さ
れた孔49bと、前記外側ジョイント板44を固定する
ための雌ネジ部49cとが形成されている。この凹部4
9aおよび孔49bは舌片部49の先端側、すなわち前
記側壁部38の上側端部より配管側に配置されている。
そして、雌ネジ部49cは舌片部49の根元側に配置さ
れている。
【0030】内側ジョイント板43には、凹部49aと
孔49bとに係合するように凸部43aとその係合部に
孔43bとが形成され、雌ネジ部49cに係合するよう
に孔43cが形成されている。また、外側ジョイント板
44には、孔43cと雌ネジ部49cとに合致するよう
にネジ通し孔44aが形成されている。
【0031】つぎに、上記の配管保護装置の組み付け作
業について説明する。建築構造物にコ字状の脚体31を
固定した後、脚体31上にカバー本体35を配置し、裏
当て部材40、ボルト41、およびナット41aでカバ
ー本体35を脚体31上に着脱自在に固定する。
【0032】さらに、側壁固定部材42が、側壁部38
の一方のものの端部と、他方のものの端部とに跨って配
置され、ボルト45をボルト通し孔48a、ネジ通し孔
38a、およびボルト通し孔40aを貫通させてナット
45aに螺着することにより着脱自在に固定する。そし
て、カバー本体35の内底部に位置する固定部材39の
上に、図示しない配管を設置する。
【0033】配管設置後、図2に示すように、前記舌片
部49外側に内側ジョイント板43を配置し、凸部43
aと凹部49aとを係合させ、内側ジョイント板43の
位置決めを行う。
【0034】蓋部材36を配置した後に、この蓋部材3
6の端部と隣接する別の蓋部材36の端部との突き合わ
せ部を覆うように、外側ジョイント板44を配置し、ネ
ジ通し孔44aと雌ネジ部49cとを合致させて、ネジ
47を雌ネジ部49cに螺着させることにより外側ジョ
イント板44を舌片部49に着脱自在に固定し、配管保
護装置の組み付けを完了する。
【0035】上記の配管カバーの接続構造によれば、内
側ジョイント板43の凸部43aが舌片部49の凹部4
9aに確実に収められることにより、側壁固定部材42
の舌片部49に正確に位置決めされるので、配管保護装
置の組立作業中に内側ジョイント板43がずれることが
なく、非常に効率よく作業を行うことができる。
【0036】また、凹部49aおよび孔49bが側壁部
38の上側端部より配管側に配置され、内側ジョイント
板43を側壁部38上側端部に触れることなく舌片部4
9上に載置することができるので、作業を簡単、かつ効
率よく行うことができる。
【0037】さらにまた、側壁固定部材42の舌片部4
9には凹部49a、孔49b、および雌ネジ部49cが
形成され、内側ジョイント板43および外側ジョイント
板44が前記舌片部49の外側に配置されることによ
り、内側ジョイント板43が舌片部49上に位置決めさ
れ、また、外側ジョイント板44が、ネジ47を雌ネジ
部49cに螺着することにより簡単に取り付けられるの
で、作業が簡単でかつ短時間で組み付け作業が行える。
【0038】なお、上記の実施の形態において、舌片部
49に雌ネジ部49cが形成されているものを示した
が、これに限られることはなく、図3に示すように、雌
ネジ部49cを単なるネジ通し孔とし、これに合致させ
てナット49dが溶接されたような構造を有するもので
あっても良い。
【0039】また、図4に示すように内側ジョイント板
43の凸部43aを舌片部49の凹部49a上に位置決
めした後に、孔43b、および孔49bの径より若干大
きい径を持つ捨てビス65を無理にねじ込むことにより
内側ジョイント板43が舌片部49上に仮固定されるの
で、この発明の配管カバーの接続構造を壁掛け用として
用いることができる。
【0040】この発明の配管カバーの接続構造は、実際
には屋上等に設置される場合が多く空間的にも狭いの
で、屋外機や制御盤等のメンテナンスの時蓋部材(ダク
トカバー)の上を歩くための歩廊が必要となる。
【0041】したがって、図5に示すように脚体31の
幅を蓋部材36の幅よりも広くし、また、外側ジョイン
ト板44を側壁部38の高さと同等の高さの脚部44b
と、さらにその先端側にL字状の脚体固定部44cとを
有する形状にする。外側ジョイント板44の上面には、
歩廊70を外側ジョイント板44上に取り付けるための
雌ネジ孔44dが形成されている。
【0042】脚体固定部44cには、外側ジョイント板
44を脚体31に固定するボルト71が貫通するボルト
通し孔(図示せず)が形成されている。また、このボル
ト通し孔に合致するように脚部33にもボルト通し孔
(図示せず)が形成されている。歩廊70の端部には、
雌ネジ孔44dに合致するようにネジ通し孔72が形成
されている。
【0043】すなわち、外側ジョイント板44をボルト
71と、ナット(図示せず)とにより脚体31に固定
し、歩廊70を外側ジョイント板44上に載置した後
に、ネジ74をネジ通し孔72を通して雌ネジ孔44d
に螺着することにより歩廊70は外側ジョイント板44
上に固定される。
【0044】また、上記の実施の形態において、蓋部材
および側壁部の形状は、図1,図2に示す断面コ字状型
のものを示したが、この形状は、これに限られることは
ない。例えば、図6(a)に示すものは、上方へ膨らむ
断面台形状を有する二つの膨出部51と52とを形成し
たものであり、また、図6(b)に示すものは、上方へ
の断面台形状を有する膨出部53と断面円弧状を有する
膨出部54とを形成したものであり、図6(c)に示す
ものは、断面台形状を有する膨出部55と断面山形状を
有する膨出部56とを形成したものであり、図6(d)
に示すものは、断面台形状を有する膨出部57と断面半
円状を有する膨出部58とを形成したものである。
【0045】また、図7に示すものは、側壁部の別の例
を示す図であって、図7(a)は、側壁部の角部に傾斜
部61を設けたものであって、図7(b)は、側壁部の
側面に断面円弧状の膨出部62を設けたものである。
【0046】ここでは、ゴムパッキンやOリングによる
防水処置に関しては触れていないが、ゴムパッキンを側
壁部38と側壁固定部材42との間、内側ジョイント板
43と蓋部材36との間、蓋部材36と外側ジョイント
板44との間に設け、また、Oリングを各ネジ部47,
74、およびボルト部45に設けて防水処置を施しても
良い。
【0047】
【発明の効果】この発明の配管カバーの接続構造によれ
ば、以下の優れた効果が得られる。すなわち、内側ジョ
イント板の凹部が、舌片部の凹部に確実に収められるこ
とにより、側壁固定部材の舌片部に確実に位置決めされ
るので、配管保護装置の組立作業中に内側ジョイント板
がずれることがなく、非常に効率よく作業を行うことが
できるという効果を奏するものである。
【0048】また、舌片部の凹部およびネジ孔が側壁部
の上側端部より配管側に配置され、内側ジョイント板を
側壁部上側端部に触れることなく舌片部上に載置するこ
とができるので、作業を簡単、かつ効率よく行うことが
できるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示す図であって、
この発明による配管カバーの接続構造を有する配管保護
装置要部の分解斜視図である。
【図2】 この発明の一実施の形態を示す図であって、
組立作業の途中の段階を示す配管保護装置要部の分解斜
視図である。
【図3】 図1の配管保護装置に使用される側壁固定部
材、および内側ジョイント板の側面図である。
【図4】 この発明の一実施の形態を示す図であって、
壁掛け用として使用した場合の図である。
【図5】 この発明の一実施の形態を示す図であって、
蓋部材の上に歩廊を設けた場合の図である。
【図6】 この発明の実施の形態に使用する蓋部材の他
の例を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態に使用する側壁部の他
の例を示す図である。
【図8】 従来の配管カバーの接続構造を示す分解斜視
図である。
【図9】 従来の配管カバーの接続構造を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
34 カバー固定部 36 蓋部材 37 継手装置 38 側壁部 40 裏当て部材 42 側壁固定部材 43 内側ジョイント板 43a 凸部 43b 孔 44 外側ジョイント板 47 ネジ 48 固定板部 49 舌片部 49a 凹部 49b 孔 49c 雌ネジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 育夫 埼玉県北本市下石戸上1975番地2 三菱マ テリアル株式会社北本製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管の両側方に沿って複数配置される側
    壁部と、 前記配管に沿って複数配置され、前記側壁部間を覆う蓋
    部材とを備え、 前記側壁部および前記蓋部材が互いにその隣接するもの
    同士が継手装置により連結されてなり、 前記継手装置が、前記側壁部に固定される側壁固定部材
    と、 前記蓋部材の一方のものの端部と、他方のものの端部と
    の突き合わせ部において、前記蓋部材の外面側に配置さ
    れる外側ジョイント板と、 同突き合わせ部において、前記蓋部材の内面側に配置さ
    れる内側ジョイント板と、 これら外側ジョイント板および内側ジョイント板を前記
    蓋部材を中に緊締して前記側壁固定部材に固定するネジ
    とを有する構成とされた配管カバーの接続構造におい
    て、 前記側壁固定部材は、前記側壁部に固定される固定板部
    と、この固定板部に連接される舌片部からなり、 この側壁固定部材の舌片部には、前記内側ジョイント板
    に形成された凸部と係合して前記内側ジョイント板を位
    置決めするための凹部と、前記外側ジョイント板を固定
    するための雌ネジ部が形成されており、前記内側ジョイ
    ント板および外側ジョイント板が前記側壁固定部材の外
    面に配置されるとともに、前記ネジを前記雌ネジ部に螺
    着することにより、この側壁固定部材に固定されている
    ことを特徴とする配管カバーの接続構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の配管カバーの接続構造に
    おいて、 前記凹部が前記側壁部上側端部より配管側に配置される
    とともに、 前記雌ネジ部が前記凹部より側壁部側に配置されている
    ことを特徴とする配管カバーの接続構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010236845A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 配管ダクト用固定具
CN104501376A (zh) * 2014-11-25 2015-04-08 德胜(苏州)洋楼有限公司 一种屋顶空调管道防护装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010236845A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 配管ダクト用固定具
CN104501376A (zh) * 2014-11-25 2015-04-08 德胜(苏州)洋楼有限公司 一种屋顶空调管道防护装置

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