JP3548860B2 - 屋根材取付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、C型鋼から成る梁に金属板から成る屋根材を取り付けるための屋根材取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
H型鋼から成る梁に帯状の金属板から成る複数の屋根材を取付金具を介して取付ける屋根材取付装置は、特開平5−209449号号公報に開示されている。これらの装置は、隣接する屋根材の立ち上り部が互いに合接し、各立ち上り部の上部に形成されたコ字状或いはL字状の屈折部が互いに合接している。
互いに合接する立ち上り部は、梁に取り付けられた取付金具の垂直部にねじにより固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来装置はH型鋼に屋根材を取り付けることはできるが、C型鋼に屋根材を取り付けることができない。
本発明は、C型鋼に屋根材を取り付けることができるようにしたC型鋼用屋根材取付装置を提供することである。
【0004】
【問題点を解決する手段】
上記目的を達成するため、本発明は、長手方向に沿って帯状の開口部4が形成された側壁部2aとこの側壁部2aと平行に対向する側壁部2bと、前記側壁部2bに対して直角な底壁部2c及び天壁部2dを備えたC型鋼から成る長尺状の梁2に、複数の屋根材6を、取付金具12によって固定するための屋根材取付装置において、前記取付金具12を、前記梁2の前記開口部4を有する側壁部2aの下部2aに嵌合自在な嵌合わん曲部12eと、前記梁2の底壁部2cに当接自在な当接平面部12fと、前記梁2の側壁部2bの下部内壁面に当接自在な立ち上り係止部12gとから成る上部取付片12aと、該上部取付片12aに固設された下部取付片12bとで構成し、前記下部取付片12bに、前記屋根材6を固定するようにしたものである。
【0005】
【作用】
取付金具12の嵌合わん曲部12eを、梁2の開口部4から該梁2の側壁部2aの下部2aに嵌合すると、当接平面部12fが梁2の底壁部2cに当接し、立ち上り係止部12gが梁2の側壁部2bの下部内壁面に当接する。これによって、取付金具12を簡単な作業で且つ安定的に、梁2に取り付けることができる。
【0006】
【実施例】
以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。
2は建物の天井、屋根を構成するための骨格となる梁であり、建物の上部に複数互いに平行に配設されている。前記梁2はC型鋼から構成され、該C型鋼は中央部に長手方向に沿って帯状の開口部4が形成された側壁部2aと、この側壁部2aと平行に対向する側壁部2bと、前記側壁部2bに対して直角な底壁部2c及び天壁部2dとから構成されている。6は帯状の弾力性のある金属板から成る屋根材であり、前記梁2の下方に複数隣接配置されている。
【0007】
前記屋根材6の各々の両側部には、屋根材6の帯状部6aに対して直角に立ち上り部6b,6cが屈折形成されている。前記屋根材6は、前記帯状部6aと立ち上り部6b,6cとによって、全体の横断面形状が略横向きのコ字状に形成されている。前記屋根材6の右側の立ち上り部6cの上部には、該立ち上り部6cの全長にわたって四角形筒状の嵌合部8が屈折形成されている。
【0008】
前記嵌合部8は、前記立ち上り部6cの上端に接し、屋根材6の帯状部6aの内側に向けてこれに対して水平に屈折された底壁部8aと、該底壁部8aに接し、これに対して直角な側壁部8bと、該側壁部8bに接し、これに対して直角な天壁部8cと、該天壁部8cに接し、これに対して直角な側壁部8dとから構成され、前記側壁部8dの下縁は前記立ち上り部6cの上端と略同一高さに設定され、該側壁部8dの下縁と立ち上り部6cの上端との間には、前記底壁部8aの幅と略同一幅の空間部から成る開放部が形成されている。
前記嵌合部8は上記構成によって長手方向の両端が開放され、周壁の一部が開放された角筒を構成している。
【0009】
前記金属板6の左側の立ち上り部6bの上部には、該立ち上り部6bの長手方向に延びる四角筒状の嵌合部10が屈折形成されている。
前記嵌合部10は、前記立ち上り部6bの上端に接し、屋根材6の帯状部6aの内側に向けてこれに対して水平に屈折された底壁部10aと、該底壁部10aに接し、これに対して直角な側壁部10bと、該側壁部10bに接し、これに対して直角な天壁部10cと、該天壁部10cに接し、これに対して直角な側壁部10dとから構成されている。
【0010】
前記側壁部10dの下縁は前記立ち上り部6bの上端と略同一高さに設定され、該側壁部10dの下端と立ち上り部6bの上端との間には、前記底壁部10aの幅と略同一の幅の空間部から成る開放部が形成されている。
前記嵌合部8,10は互いに密嵌可能なように略同一寸法の対称形状に設定されている。
【0011】
12は取付金具であり、梁2に脱着自在に圧嵌可能な上部取付片12aと、該取付片12aの下面に一体的に固設された下部取付片12bとから構成されている。上部取付片12aは、前記梁2の側壁部2aの下部2aに嵌合自在な嵌合わん曲部12eと、前記梁2の底壁部2cに当接自在な当接平面部2fと、前記梁2の側壁部2bの下部内壁面に当接自在な立ち上り係止部2gとから構成されている。前記下部取付片12bは、L型に屈折されたあご部12cと垂直部12dとから構成されている。前記あご部12cは、前記嵌合部8,10のでっぱりを避けるための逃げを構成している。
【0012】
前記立ち上り部6b,6c及び下部取付片12bの垂直部12bにはボルト挿入用の穴が透設されている。
次に本実施例の作用について説明する。
一対の屋根材6を隣接配置し、一方の屋根材6Aの立ち上り部6cに他方の屋根材6Bの立ち上り部6bを互いのボルト挿入穴を一致させて合接するとともに、一方の屋根材6Aの嵌合部8の外側に他方の屋根材6Bの嵌合部10を密嵌させる。
【0013】
互いに接合させた一対の屋根材 6A,6Bを梁2の下方にこれに対して直角に配置する。次に取付金具12の嵌合わん曲部12eを梁2の側壁部2aの下部に密嵌し且つ当接平面部12fを梁2の底壁部2cに当接させるとともに、立ち上り係止部12gを梁2の側壁部2bの下部内壁面に圧接させて、取付金具12を、梁2に圧入嵌合する。この時、下部取付片12bのあご部12cに、対応する屋根材の嵌合部10,8のでっぱりを配置し、且つ、下部取付片12bの垂直部12dのボルト挿入穴を屋根材6,6の立ち上り部6c,6bのボルト挿入穴に合わせる。
【0014】
次に、屋根材6,6の立ち上り部6c,6bのボルト挿入穴及び取付金具12の垂直部12dのボルト挿入穴にボルト14を挿入し、ナット16をのボルト14に捩じ込んで、一対の屋根材6A,6Bの立ち上り部6c,6bを、取付金具12の垂直部12dに固定する。
屋根材6,6の立ち上り部6c,6bを取付金具12の垂直部12dの垂直部12dにボルト14によって固定する作業は、垂直部12dのボルト挿入穴形成部分が、図1に示すように、梁2の直下から側方にずれているため、梁2が作業の邪魔になることがなく容易に行うことができる。
【0015】
上記のように屋根材6一方の立ち上り部6cには、他の屋根材6の他方の立ち上り部6bを、互いの嵌合部8,10を嵌合させて、順次、図1に示す如く、横方向に接合し、この接合部を、取付金具12を介して梁2に取り付ける。
上記実施例は、図1に示すように、屋根材6の一方の嵌合部8の外側に、隣接する屋根材6の他方の嵌合部10を嵌合させているが、反対の構造即ち屋根材6の一方の嵌合部の内側に、隣接する屋根材6の他方の嵌合部を嵌合させるようにしても良い。
【0016】
又、嵌合部8,10の筒形状は、四角筒型に限定されるものではなく、側壁の一部が長手方向に沿って開放された円筒形の嵌合部としても良い。
本実施例において、角型又は円筒形の嵌合部を、互いに嵌合したとき、屋根板の接合部に大きな強度が得られる。
【0017】
【効果】
本発明は上述の如く構成したので、C型鋼から成る梁に屋根板を簡単にしかも安定的に取り付けることができる。又、屋根板の接合部を筒型としたので屋根板の接合部に大きな強度を得ることが出来る効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の要部の外観図である。
【図2】本願発明の外観図である。
【図3】本願発明の側面図である。
【図4】取付金具の外観図である。
【符号の説明】
2 梁
2a 側壁部
2b 側壁部
2c 底壁部
2d 天壁部
4 開口部
6 屋根材
6a 帯状部
6b 立ち上り部
6c 立ち上り部
8 嵌合部
8a 底壁部
8b 側壁部
8c 天壁
8d 側壁部
10 嵌合部
10a 底壁部
10b 側壁部
12 取付金具
12a 上部取付片
12b 下部取付片
12c あご部
12d 垂直部
12e 嵌合わん曲部
12f 当接平面部
12g 係止部
14 ボルト
16 ナット

Claims (2)

  1. 長手方向に沿って帯状の開口部(4)が形成された側壁部(2a)とこの側壁部(2a)と平行に対向する側壁部(2b)と、前記側壁部(2b)に対して直角な底壁部(2c)及び天壁部(2d)を備えたC型鋼から成る長尺状の梁(2)に、複数の屋根材(6)を、取付金具(12)によって固定するための屋根材取付装置において、前記取付金具(12)を、前記梁(2)の前記開口部(4)を有する側壁部(2a)の下部(2a)に嵌合自在な嵌合わん曲部(12e)と、前記梁(2)の底壁部(2c)に当接自在な当接平面部(12f)と、前記梁(2)の側壁部(2b)の下部内壁面に当接自在な立ち上り係止部(12g)とから成る上部取付片(12a)と、該上部取付片(12a)に固設された下部取付片(12b)とで構成し、前記下部取付片(12b)に、前記屋根材(6)を固定するようにしたことを特徴とする屋根材取付装置。
  2. 前記屋根材(6)を長尺状の帯状部(6a)と、該帯状部(6a)の両側に該帯状部(6a)に対して直角に屈折された立ち上り部(6b)(6c)と、該立ち上り部(6b)(6c)の上端に形成された筒型の嵌合部(10)(8)とを備えた金属パネルにより構成し、前記取付金具(12)(26)の下部取付片(12b)を、前記筒型の嵌合部(10)(8)のでっぱりを避けるためのあご部(12c)と、該あご部(12c)に一体的に固設された垂直部(12d)とで構成し、隣接する一対の屋根材(6)(6)のうち一方の屋根材(6)の一方の立ち上り部(6c)の筒型嵌合部(8)と他方の屋根材(6)の他方の立ち上り部(6b)の筒型嵌合部(10)とを互いに嵌合連結するとともに、一対の互いに隣接する屋根材(6)(6)の立ち上り部(6c)(6b)を合接し、該合接する立ち上り部(6c)(6b)を前記梁(2)の所定位置に取り付けた前記取付金具(12)の垂直部(12d)にねじ(14)により固定するようにしたことを特徴とする屋根材取付装置。
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