JPH11301511A - サスペンション部材支持装置 - Google Patents

サスペンション部材支持装置

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JPH11301511A
JPH11301511A JP10504198A JP10504198A JPH11301511A JP H11301511 A JPH11301511 A JP H11301511A JP 10504198 A JP10504198 A JP 10504198A JP 10504198 A JP10504198 A JP 10504198A JP H11301511 A JPH11301511 A JP H11301511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gusset
bracket
suspension member
support shaft
bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP10504198A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Teramae
英樹 寺前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP10504198A priority Critical patent/JPH11301511A/ja
Publication of JPH11301511A publication Critical patent/JPH11301511A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドフレームに両側の支持板の上端部が固
着されかつ下端部にサスペンション部材を支持する支持
軸が取付けられたブラケットと、ブラケットの一側の支
持板と車体のクロスメンバとを接続する両側板と連結板
とを有する断面略コ字状のガセットとを備えたサスペン
ション部材支持装置において、軽量かつ安価な構成でサ
スペンション部材からの荷重負荷点の剛性を向上する。 【解決手段】 ガセット7の下端部をブラケット6の支
持軸8の軸受部11まで延出し、かつガセット7の連結
板15にその両側部に沿うように補強用ビード17を形
成するとともに、この補強用ビード17と連続して支持
軸8が貫通する軸穴12の周囲の少なくとも上部を取り
囲むように軸受部補強ビード18を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のリヤサス
ペンションにおけるリンクやリーフスプリング等のサス
ペンション部材を支持するサスペンション部材支持装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のサスペンション部材支持装置とし
ては、例えば実開平6−1138号公報に開示されたも
のなどが知られている。これを、図3、図4を参照して
説明すると、車体のサイドフレーム21にブラケット2
3の上端部が固着され、このブラケット23の下端部に
支持軸24にてサスペンション部材25の一端が支持さ
れている。また、ブラケット23の車幅方向の剛性を高
めるために、ブラケット23の一側の支持板26がガセ
ット27にて車体のクロスメンバー22に接続されてい
る。ガセット27は、支持板26やサイドフレーム21
やクロスメンバー22との接合フランジ部30が形成さ
れた両側板28とその側縁を連結する連結板29とを有
する断面略コ字状の部材から成り、さらにガセット27
の下端部がブラケット23における支持軸24の軸受部
31まで延出され、軸受部31の支持剛性を高めてい
る。
【0003】また、図5に示すように、ガセット27の
連結板29にその両側部に沿うように補強用ビード32
を形成することによりガセット27の剛性を高めたもの
も考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ガセット2
7の下端部をブラケット23の軸受部31まで延出して
いても、軸受部31では板状であるため、支持軸24か
らの荷重負荷点での剛性が十分に得られず、その点では
図5に示すようにガセット27の連結板29に補強用ビ
ード32を形成してもガセット27の全体的な剛性は高
くできても肝心の軸受部31の剛性は高くできないとい
う問題があった。そこで、荷重負荷点の剛性を高めるに
は、ガセット27の板厚を厚くしたり、別の部材を貼り
付けたりして補強する必要があるが、重量アップやコス
ト高を招くという問題がある。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、軽量
かつ安価な構成でサスペンション部材からの荷重負荷点
の剛性を向上できるサスペンション部材支持装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のサスペンション
部材支持装置は、車体のサイドフレームに両側の支持板
の上端部が固着されかつ下端部にサスペンション部材の
一端を支持する支持軸が取付けられたブラケットと、ブ
ラケットの一側の支持板と車体のクロスメンバーとを接
続する両側板と連結板とを有する断面略コ字状のガセッ
トとを備えたサスペンション部材支持装置において、ガ
セットの下端部をブラケットの支持軸の軸受部まで延出
し、かつガセットの連結板に補強用ビードを形成すると
ともに、この補強用ビードと連続して支持軸が貫通する
軸穴の周囲の少なくとも上部を取り囲むように軸受部補
強ビードを形成したものであり、軸受部まで延出された
ガセットの下端部にて軸受部が補強され、さらにガセッ
トの連結板を補強する補強用ビードと連続した軸受部補
強ビードによって支持軸の軸穴の周囲の少なくとも上部
が補強されるため、板厚の増加や別の部材を用いずに軽
量安価な構成にてサスペンション部材からの荷重負荷点
の剛性を向上することができる。
【0007】また、軸受部補強ビードを略半円状ないし
フォーク状に形成するとともに、その両下端を開放する
と、ガセット内に侵入ないし結露した水を軸受部補強ビ
ードの両下端から円滑に排出することができるので、水
が溜まって錆が発生するのを効果的に防止することがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のサスペンション部
材支持装置の一実施形態について、図1、図2を参照し
て説明する。なお、サスペンション部材の配置構成は、
図3を参照して説明した従来例と基本的に同一であるた
め、その説明を援用してここでの説明は省略する。
【0009】1は車体のサイドフレーム、2はクロスメ
ンバー、3はフロアである。5はリヤサスペンションの
リンクやリーフスプリング等のサスペンション部材4を
支持する支持装置である。支持装置5は、サイドフレー
ム1に上端部が固着されたブラケット6と、ブラケット
6の車幅方向の剛性を高めるガセット7と、ブラケット
6の下端部に取付けられた支持軸8にて構成されてい
る。
【0010】ブラケット6は、両側の略逆三角形状の支
持板9a、9bとその前縁を接続する連結板10にて構
成され、支持板9a、9bの上端部がサイドフレーム1
の両側面に固着されている。支持板9a、9bの下端部
の軸受部11に軸穴11が穿孔され、支持軸8が挿通さ
れている。支持軸8はボルトにて構成され、その外周に
スリーブ13を套嵌した状態で支持板9a、9bの外側
から締結して固定されており、サスペンション部材4は
スリーブ13に回動自在に外嵌されている。
【0011】ガセット7は、両側板14a、14bと連
結板15とを有する断面略コ字状の部材から成り、両側
板14a、14bにおけるブラケット6の一側の支持板
9aやサイドフレーム1やクロスメンバー2やフロア3
に接する側縁には接合フランジ部16が設けられてい
る。また、ガセット7の下端部は支持板9aに重合され
た状態でブラケット6の下端部の軸受部11まで延出さ
れている。
【0012】また、ガセット7には、連結板15の上部
から両側部に沿いながら下端部に向けて延びる補強用ビ
ード17が設けられている。補強用ビード17は、ガセ
ット7の板材を断面矩形ないし半円状に突出成形した突
条にて構成されている。さらに、支持軸8が貫通する軸
穴12の周囲の上部を取り囲むように、補強用ビード1
7と連続して軸受部補強ビード18が形成されている。
この軸受部補強ビード18は略半円状ないしフォーク状
に形成されるとともに、その両下端は開放されている。
【0013】以上の構成のサスペンション部材4の支持
装置5によれば、ブラケット6の軸受部11までガセッ
ト7の下端部が延出されているので、このガセット7の
下端部にて軸受部11が補強され、さらにガセット7の
連結板15を補強している補強用ビード17と連続して
形成された軸受部補強ビード18によって支持軸8の軸
穴12の周囲の少なくとも上部が補強されているため、
ガセット7の板厚を増加したり、別の部材を貼り付けた
りすることなく、従って軽量安価な構成によってブラケ
ット6におけるサスペンション部材4の荷重負荷点の剛
性を向上することができる。
【0014】また、軸受部補強ビード18は略半円状な
いしフォーク状でその両下端が開放されているので、ガ
セット7内に侵入ないし結露した水を軸受部補強ビード
18の両下端から円滑に排出することができ、水が溜ま
って錆が発生するのを効果的に防止することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明のサスペンション部材支持装置に
よれば、以上のようにガセットの下端部をブラケットの
支持軸の軸受部まで延出し、かつガセットの連結板にそ
の両側部に沿うように補強用ビードを形成するととも
に、この補強用ビードと連続して支持軸が貫通する軸穴
の周囲の少なくとも上部を取り囲むように軸受部補強ビ
ードを形成したので、軸受部まで延出されたガセットの
下端部にて軸受部を補強でき、さらにガセットの連結板
を補強する補強用ビードと連続した軸受部補強ビードに
よって支持軸の軸穴の周囲の少なくとも上部を補強でき
るため、板厚の増加や別の部材を用いずに軽量安価な構
成にてサスペンション部材からの荷重負荷点の剛性を向
上することができる。
【0016】また、軸受部補強ビードを略半円状ないし
フォーク状に形成するとともに、その両下端を開放する
と、ガセット内に侵入ないし結露した水を軸受部補強ビ
ードの両下端から円滑に排出することができるので、水
が溜まって錆が発生するのを効果的に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサスペンション部材支持装置の一実施
形態を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A
矢視断面図である。
【図2】図1のB−B矢視断面図である。
【図3】サスペンション支持装置の配置構成を示す側面
図である。
【図4】従来例のサスペンション部材支持装置の斜視図
である。
【図5】図4のガセットの剛性をさらに高めたサスペン
ション部材支持装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 サイドメンバ 2 クロスメンバー 4 サスペンション部材 6 ブラケット 7 ガセット 8 支持軸 9a、9b 支持板 11 軸受部 12 軸穴 14a、14b 側板 15 連結板 17 補強用ビード 18 軸受部補強ビード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のサイドフレームに両側の支持板の
    上端部が固着されかつ下端部にサスペンション部材の一
    端を支持する支持軸が取付けられたブラケットと、ブラ
    ケットの一側の支持板と車体のクロスメンバーとを接続
    する両側板と連結板とを有する断面略コ字状のガセット
    とを備えたサスペンション部材支持装置において、ガセ
    ットの下端部をブラケットの支持軸の軸受部まで延出
    し、かつガセットの連結板に補強用ビードを形成すると
    ともに、この補強用ビードと連続して支持軸が貫通する
    軸穴の周囲の少なくとも上部を取り囲むように軸受部補
    強ビードを形成したことを特徴とするサスペンション部
    材支持装置。
  2. 【請求項2】 軸受部補強ビードを略半円状ないしフォ
    ーク状に形成するとともに、その両下端を開放したこと
    を特徴とする請求項1記載のサスペンション部材支持装
    置。
JP10504198A 1998-04-15 1998-04-15 サスペンション部材支持装置 Pending JPH11301511A (ja)

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JP10504198A JPH11301511A (ja) 1998-04-15 1998-04-15 サスペンション部材支持装置

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JPH11301511A true JPH11301511A (ja) 1999-11-02

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007084023A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Toyota Motor Corp ピックアップトラックのピラー構造
JP2008247139A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車の車体後部構造
WO2015029550A1 (ja) * 2013-08-30 2015-03-05 本田技研工業株式会社 車両用リヤサスペンション取付構造

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