JPH11300873A - ハ―ドコ―トフィルム - Google Patents
ハ―ドコ―トフィルムInfo
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- JPH11300873A JPH11300873A JP11025309A JP2530999A JPH11300873A JP H11300873 A JPH11300873 A JP H11300873A JP 11025309 A JP11025309 A JP 11025309A JP 2530999 A JP2530999 A JP 2530999A JP H11300873 A JPH11300873 A JP H11300873A
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Abstract
影響がハードコート層におよぶのを防止し、ハードコー
ト層の割れや剥がれを防止し、且つハードコートフィル
ムの鉛筆硬度を4H〜8Hとガラスの硬度に近づけたハ
ードコートフィルムを提供する。 【解決手段】 プラスチック基材フィルム1の少なくと
も一方の面に、該プラスチック基材フィルム1が変形し
た場合のハードコート層の影変形を緩衝する作用を有す
る厚み3〜50μmの緩衝層2を設け、さらにその上に
厚み3〜15μmのハードコート層3を形成してなるハ
ードコートフィルムであり、且つ該プラスチック基材フ
ィルム1の鉛筆硬度、該緩衝層の鉛筆硬度、及び該ハー
ドコート層の鉛筆硬度を順次増大させることにより、鉛
筆硬度4H〜8Hを達成する。
Description
フィルムにハードコート層を有するハードコートフィル
ムに関する。さらに詳しくは、本発明は、耐擦傷性に優
れると同時にひび割れ防止性、接着性およびプラスチッ
ク基材フィルムの変形等の影響の防止性に優れたハード
コートフィルムに関する。本発明は、CRT、LCD、
PDPなどのディスプレイの表面や家電製品などのタッ
チパネルの表面保護フィルムに好適である。
量化の観点でガラス製品と置き換わりつつあるが、これ
らプラスチック製品の表面は傷つきやすいため、耐擦傷
性を付与する目的でハードコートフィルムを貼合して用
いる場合が多い。また、従来のガラス製品に対しても、
飛散防止のためにプラスチックフィルムを貼合する場合
が増えているが、硬度不足のため、その表面にハードコ
ートを形成することが広く行われている。
硬化型樹脂、あるいは紫外線硬化型樹脂等の電離放射線
硬化型樹脂をプラスチック基材フィルム上に直接、或い
は1μm程度のプライマー層を介して3〜15μm程度
の薄い塗膜を形成して製造している。
来のハードコートフィルムは、そのハードコート層の硬
度が十分なものであっても、その塗膜厚みが薄いことに
起因して、下地のプラスチック基材フィルムが変形した
場合に、それに応じてハードコート層も変形し、ハード
コートフィルム全体としての硬度は低下してしまい、十
分に満足できるものではなかった。例えば、プラスチッ
ク基材フィルムとして広く利用されているポリエチレン
テレフタレートフィルム上に、紫外線硬化型塗料を上記
の厚みで塗工したハードコートフィルムにおいては、鉛
筆硬度で3Hレベルが一般的であり、ガラスの鉛筆硬度
である9Hには全く及ばないものである。
15μmよりも単に厚くすれば、得られたハードコート
フィルムの硬度は向上するが、ハードコート層の割れや
剥がれが生じやすくなると同時に硬化収縮によるハード
コートフィルムのカールが大きくなるという問題があ
る。このため従来の技術では、実用上使用できる良好な
特性を有するハードコートフィルムを得ることは困難で
あった。
用したハードコートフィルムにおいて、前記した問題点
を解決し、ハードコートフィルムにおける、ハードコー
ト層の割れや剥がれを効果的に防止し、且つ、プラスチ
ック基材フィルムの変形によるハードコートフィルムの
硬度低下を抑制して、ガラスの硬度に近づけた4H〜8
Hの鉛筆硬度の範囲を有するハードコートフィルムを提
供することを目的とする。
うに、プラスチック基材フィルムの少なくとも一方の面
に、厚み3〜50μmの1層もしくは多層からなる緩衝
層を設け、さらに該緩衝層上に厚み3〜15μmのハー
ドコート層を形成してなるハードコートフィルムであっ
て、前記プラスチック基材フィルム、緩衝層及びハード
コート層の各々の鉛筆硬度は、この順序で増大した値を
有し、これによりハードコートフィルム全体としての鉛
筆硬度4H〜8Hを有するハードコートフィルムによ
り、上記目的を達成するものである。
ク基材フィルムの少なくとも一方の面に、厚み3〜50
μmの1層もしくは多層からなる緩衝層を設け、さらに
該緩衝層上に厚み3〜15μmのハードコート層を形成
してなるハードコートフィルムであって、前記プラスチ
ック基材フィルム、緩衝層及びハードコート層を順次積
層していった積層体の鉛筆硬度は、各層を積層するにし
たがい増大した値を有し、これによりハードコートフィ
ルム全体としての鉛筆硬度4H〜8Hを有するハードコ
ートフィルムにより、上記目的を達成するものである。
基材フィルムの鉛筆硬度が4B〜HB、及び前記ハード
コート層の鉛筆硬度が3H〜5Hであり、且つ、前記緩
衝層の鉛筆硬度がプラスチック基材フィルムの鉛筆硬度
とハードコート層の鉛筆硬度の中間の値を有するハード
コートフィルムにより、上記目的を達成するものであ
る。
が、前記プラスチック基材フィルムの変形に応じたハー
ドコート層の変形を緩衝する作用を有するハードコート
フィルムにより、上記目的を達成するものである。
料は電離放射線硬化型樹脂材料としてもよい。
よい。
ト層の屈折率とプラスチック基材フィルムの屈折率の中
間の値であってもよい。
形成用材料が電離放射線硬化型樹脂材料であってもよ
い。
に形成されることにより防眩性を有してもよい。
防止層を形成してもよい。
する部位の少なくとも一部が金属酸化物の超微粒子層で
あってもよい。
ック基材フィルムの少なくとも一方の面に、前記プラス
チック基材フィルムの鉛筆硬度よりも大きい鉛筆硬度を
有する緩衝層を形成し、さらに前記緩衝層上に該緩衝層
の鉛筆硬度よりも大きい鉛筆硬度を有するハードコート
層を形成することにより、ハードコートフィルム全体と
しての鉛筆硬度4H〜8Hを有するハードコートフィル
ムを得るハードコートフィルムの製造方法により、上記
目的を達成するものである。
が4B〜HB、および前記ハードコート層の鉛筆硬度が
3H〜5Hであり、且つ、前記緩衝層の鉛筆硬度がプラ
スチック基材フィルムの鉛筆硬度とハードコート層の鉛
筆硬度の中間の値を有するハードコートフィルムの製造
方法であってもよい。
有し、前記ハードコート層が厚み3〜15μmを有する
ハードコートフィルムの製造方法であってもよい。
K5400に準じた鉛筆硬度試験によって得られる値で
あり、被測定材料の硬度を表わす。該鉛筆硬度試験は、
鉛筆硬度試験の測定操作を5回繰り返して行ない、測定
のうち1回も傷等の外観異常が認められなかった場合
に、その試験時に使用した鉛筆の硬度を鉛筆硬度とする
ものである。例えば、3Hの鉛筆を用いて、5回の試験
操作を行い、1回でも外観異常が生じなければ、その材
料の鉛筆硬度は少なくとも3Hである。
においても積層体表面において単層のものと同様に測定
することができる。
ードコートフィルムに用いるプラスチック基材フィル
ム、例えば100μm以上のポリエチレンテレフタレー
トフィルム上に層形成用材料にて形成した膜をサンプル
として用い、前記鉛筆硬度試験によって求めた鉛筆硬度
である。この場合、該層形成用材料にて形成した膜は乾
燥膜厚を一定、例えば約5μmにして鉛筆硬度をもとめ
ると更に良い。
面を参照して詳細に説明する。
な層構成を図1に示す。図1において、1はプラスチッ
ク基材フィルム、2はプラスチック基材フィルム1上に
設けられた緩衝層、3は緩衝層上2に設けられたハード
コート層である。
チック基材フィルム1上の少なくとも一方の面にコーテ
ィング処理によりハード性能が付与されたものである。
すなわち、プラスチック基材フィルム1上の少なくとも
一方の面に、プラスチック基材フィルム1の変形に応じ
たハードコート層の変形を緩衝する作用を有する厚み3
〜50μmの緩衝層2を設け、さらにその上に厚み3〜
15μmのハードコート層3を形成し、且つプラスチッ
ク基材フィルム1の鉛筆硬度、緩衝層2の鉛筆硬度、ハ
ードコート層3の鉛筆硬度を順次増大させることによ
り、プラスチック材料では従来達成することができなか
った鉛筆硬度4H〜8H以下のハードコートフィルム9
を実現した。このように、各形成層の鉛筆硬度を順次増
大させることによって、フィルム全体としてガラス硬度
に匹敵する硬度が発現し、しかも耐割れ性や耐剥がれ性
にもすぐれたフィルムが得られることは予想外のことで
ある。
プラスチック基材フィルム1の鉛筆硬度、緩衝層2の鉛
筆硬度、ハードコート層3の鉛筆硬度を順次増大させて
いくことにより、製造過程における中間的な積層体につ
いても、積層体としての鉛筆硬度が順次増大することも
わかっている。
ム9におけるプラスチック基材フィルム1のハードコー
ト層3側とは反対側に、ハードコートフィルムを被対象
物に貼付させるための接着剤からなる接着剤層4を設け
てもよい。又、図2に示すように、緩衝層2とプラスチ
ック基材フィルム1の間に、接着性を向上させるため
0.1〜3μm程度のプライマー層8を設けてもよい。
の層構成例を示し、ハードコート層3の表面を凹凸状5
にして防眩性を付与したハードコートフィルム10を示
す。
らに別の層構成例を示すものであり、ハードコートフィ
ルムに反射防止効果を与えるために、図1のハードコー
トフィルムのハードコート層3上にさらに反射防止層6
を設けたハードコートフィルム11の一例を示す。該反
射防止層6中において高屈折率の金属酸化物の超微粒子
層7をハードコート層3に近接させて偏在させると、反
射防止層6は、表面側が低屈折率、超微粒子層7部分が
高屈折率となるので、反射防止効果を発揮するため好適
である。
ようなプラスチックフィルムでも用いることができ、例
えば、ポリエチレンテレフタレートフィルムが好適に用
いられる。ハードコートフィルムが貼付される被貼付対
象物の表面の視認性が要求される場合には、透明プラス
チック基材フィルムが使用される。このようなプラスチ
ック基材フィルムは、通常4B〜HBの範囲の鉛筆硬度
を有するが、これに限ったわけでなく、どのような鉛筆
硬度のものでも使用することができる。
好ましく、さらに好ましくは、3〜30μmである。緩
衝層の厚みが3μm未満だとプラスチック基材フィルム
の変形に応じたハードコート層の変形を緩衝する作用が
十分でなく、しかも鉛筆硬度が向上せず、また50μm
を超えると鉛筆硬度は向上するが割れや剥がれが生じ好
ましくない。緩衝層の厚みをハードコート層の厚みより
も厚くすることが、プラスチック基材フィルムの変形の
影響を抑制し、且つハードコートフィルムの硬度を高め
る上で好ましい。
ルムの鉛筆硬度(4B〜HB)とハードコート層の鉛筆
硬度(3H〜5H)の中間の鉛筆硬度範囲とすること
が、基材フィルムの変形による影響を緩衝し、ハードコ
ート層の鉛筆硬度の低下を抑制し、またひび割れや剥離
を抑制するために好ましい。
樹脂、熱硬化型樹脂、熱可塑性樹脂、エンジニアプラス
チック等を挙げることができる。電離放射線硬化型樹脂
はプラスチック基材フィルムへの膜形成が容易で鉛筆硬
度を所望の値に容易に高めることができるので好まし
い。
よって、ハードコート層の硬度を低下させることなく、
ハードコートフィルムの透過率を調節することができ
る。特に、ディスプレイ用途の場合、コントラストを向
上させることができるので好ましい。着色剤には通常の
染料、顔料を用いることができ、2種類以上の着色剤を
混合し色相を調整して用いることもできる。例えば有機
顔料としては、カーボンブラック、フタロシアニン系顔
料、インダンスレンブルー系顔料、キナクリドン系顔
料、ウォッチング系顔料、パーマネント系顔料、アンス
ラキノン系顔料、ベリレン系顔料、縮合アゾ系顔料など
がある。
スチック基材フィルムの屈折率の中間にすると、ハード
コート層とプラスチック基材フィルムの屈折率差で生じ
る干渉縞が防止できるので、このようなハードコートフ
ィルムをディスプレイ表面に用いた場合、外観品質が向
上するので好ましい。
することが好ましく、さらに好ましくは3〜10μmが
望ましい。緩衝層の厚みが3μm未満だとハードコート
フィルムとして鉛筆硬度が十分なものとならず、また1
5μmを超えると、鉛筆硬度は向上するが割れや剥がれ
が生じ好ましくない。ハードコートフィルムに対して高
い鉛筆硬度を付与するためには、ハードコート層の鉛筆
硬度は3H〜5Hとすることが望ましい。
線硬化型樹脂、熱硬化型樹脂、熱可塑性樹脂、エンジニ
アプラスチック等を挙げることができる。電離放射線硬
化型樹脂はプラスチック基材フィルムへの膜形成が容易
で鉛筆硬度を所望の値に容易に高めることができるので
好ましい。
に用いることのできる前記電離放射線硬化型樹脂には次
のものが挙げられる。
クリレート系官能基を持つもの、さらに好ましくは、ポ
リエステルアクリレート、或いはウレタンアクリレート
である。前記ポリエステルアクリレートは、好ましく
は、ポリエステル系ポリオールのオリゴマーのアクリレ
ート又はメタアクリレート(本明細書においては以下ア
クリレート及び/又はメタアクリレートを単に(メタ)
アクリレートと記載する)あるいはその混合物から構成
される。また、前記ウレタンアクリレートは、ポリオー
ル化合物をジイソシアネート化合物からなるオリゴマー
をアクリレート化したものから構成される。
好ましくは、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2エ
チルヘキシル(メタ)アクリレート、メトキシエチル
(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリ
レート、フェニル(メタ)アクリレートなどがある。
多官能モノマーを併用することができる。例えば、好ま
しい多官能モノマーとしては、トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオール(メタ)
アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
などがある。
しては、アジピン酸とグリコール(エチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ブチレングリコール、ポリ
ブチレングリコールなど)やトリオール(グリセリン、
トリメチロールプロパンなど)、セバシン酸とグリコー
ルやトリオールとの縮合生成物であるポリアジペートポ
リオールや、ポリセバシエートポリオールなどがある。
は全てを他の有機酸で置換することができる。例えば、
イソフタル酸、テレフタル酸、無水フタル酸などが硬度
を与えるための構成成分として使用できる。
アネートとポリオールとの縮合生成物から得ることがで
きる。例えば、メチレン・ビス(p−フェニレンジイソ
シアネート)、ヘキサメチレンジイソシアネート・ヘキ
サントリオールの付加体、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、トリレンジイソシアネート、トリレンジイソシア
ネートトリメチロールプロパンのアダクト体、1,5−
ナフチレンジイソシアネート、チオプロピルジイソシア
ネート、エチルベンゼン−2,4−ジイソシアネート、
2,4−トリレンジイソシアネート二量体、水添キシリ
レンジイソシアネート、トリス(4−フェニルイソシア
ネート)ネオフォスフェートなどから選択したものと、
次のポリオールとの反応によって得られるものである。
キシテトラメチレングリコールなどのポリエーテル系ポ
リオール、ポリアジペートポリオール、ポリカーボネー
トポリオールなどのポリエステル系ポリオール、アクリ
ル酸エステル類とヒドロキシエチルメタアクリレートと
のコポリマーなどがある。
線硬化型樹脂として使用するときは、これらの中に光重
合剤として、α−アミロキシムエステル、チオキサント
ン類や、光増感剤としてn−ブチルアミン、トリエチル
アミン、トリ−n−ブチルホスフィンなどを混合して使
用することができる。
富み加工性には優れるが、表面硬度が劣り2H以上の鉛
筆硬度のものを得ることができない。一方、ポリエステ
ルアクリレートは、ポリエステルの構成成分の選択によ
り、硬度を付与することができる。
には、ウレタンアクリレート60〜90重量部に対し
て、ポリエステルアクリレート40〜10重量部を配合
することが好ましく、この方法により、高硬度と可撓性
を両立したハードコートフィルムが得られる。
もに、(離型性ではなく)表面の滑りを付与する目的で
二次粒径が20μm以下、さらに好ましくは0.1〜1
5μmの範囲の無機微粒子を、樹脂成分100重量部に
対して、0.3〜3重量部加えることが好ましい。0.
3重量部以下では目的とする滑性を与えることができ
ず、3重量部以上では鉛筆硬度を低下することがある。
ウム、水酸化アルミニウム、硫酸バリウムなどの無機微
粒子の他に、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ポリイ
ミド、ポリアミド、ポリエチレンナフタレート、メラミ
ン樹脂などの有機ポリマーの微粒子を使用することもで
きる。
は、ロールコート、グラビアコート、バーコート、押出
しコートなどの方法を用いることができ、塗工組成物の
特性、塗工量に応じて従来より公知の方法で行いハード
コート層を形成することができる。
下のような膜を形成する方法が挙げられる。 厚み0.1μm程度のMgF2などの極薄膜を反射防
止層とする方法。 金属蒸着膜を形成して反射防止層とする方法 光の屈折率がハードコート層の屈折率よりも低い材料
の低屈折率層を設けて反射防止層とする方法。 高屈折率層がハードコート層に接し、その上に低屈折
率層を設けて反射防止層とする方法。例えば、反射防止
層におけるハードコート層に接する部位に高屈折率を有
する金属酸化物の超微粒子層を偏在させてもよい。 前記の層構成を繰返し積層して設けて反射防止層と
する方法。 中屈折率層、高屈折率層、低屈折率層を設けて反射防
止層をする方法。
詳細に説明する。
ムとして、188μm厚の易接着ポリエチレンテレフタ
レートフィルム(A4350:商品名、東洋紡(株)
製)を用い、その上に緩衝層としてウレタンアクリレー
ト(紫光UV−6300B:商品名、日本合成(株)
製)をドライ厚みで約20μm塗工し、加速電圧175
KV、照射線量3Mradの電子線で硬化させ、約20
μmの緩衝層を得た。
硬化型樹脂(PETD−31:商品名、大日精化(株)
製)をドライ厚みで約6μmとなるように塗工し、加速
電圧175KV、照射線量10Mradの電子線で硬化
させ、約6μmのハードコート層を得た。
ドコートフィルムにおけるハードコート層に反射防止層
としてITOを27nm、SiO224nm、ITOを
75nm、SiO292nmをスパッタリング法にて形
成することによって反射防止フィルムを得た。
フィルム中の緩衝層において、カーボンブラック(スペ
シャルブラック250、デグサ製)8.2部、フタロシ
アニンブルー(シアニンブルー−CP−1、大日精化
製)4.4部、キナクリドン(ホスタパームピンクE0
2、クラリアント製)の混合物からなる着色剤をウレタ
ンアクリレート100重量部に対し、3重量部添加した
他は前記実施例1と同様にして、全光線透過率65%の
ハードコートフィルムを得た。
により処理された厚み50μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム(MC−19:商品名、麗光(株)製)
の一方の面にZrO2微粒子コーティング液No.12
75(ZrO2微粒子15重量部に対しバインダー3重
量部よりなるコーティング液:住友大阪セメント(株)
製)を乾燥厚みで57nmになるように塗工した。更
に、その上にハードコート層として前記に示したハード
コート剤を乾燥厚みで約6μmとなるように塗工して、
加速電圧11175KV、照射線量5Mradの電子線
で硬化させ、転写フィルムを得た。
て188μm厚の易接着ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム(A4350:商品名、東洋紡(株)製)を用
い、その上に緩衝層としてウレタンアクリレート(紫光
UV−6300B:商品名、日本合成(株)製)をドラ
イ厚みで約20μm塗工し、未硬化の状態で、先に得ら
れた転写フィルムのハードコート層面とラミネートした
のち、加速電圧200KV、照射線量10Mradの電
子線で硬化させた。
フィルムとして使用した前記表面にアクリルメラミン樹
脂により処理された厚み50μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルム(MC−19:商品名、麗光(株)
製)を剥離することによって、微粒子で反射防止層が1
層形成されたハードコートフィルムを得た。さらにその
上に反射防止層としてITOを105nm、SiO2を
85nmをスパッタリング法にて形成することによって
反射防止フィルムを得た。
ムとして188μm厚の易接着ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム(A4350、東洋紡(株)製)を用い、
その上にハードコート層として電離放射線硬化型樹脂
(PETD−31、大日精化(株)製)をドライ厚みで
約6μmとなるように塗工し、加速電圧175KV、照
射線量10Mradの電子線で硬化させることによって
ハードコートフィルムを得た。
を25μmとした以外は前記比較例1と同様にして、ハ
ードコートフィルムを得た。
ドコートフィルム上に、反射防止層としてITOを75
nm、SiO2を92nmをスパッタリング法にて形成
することによって反射防止フィルムを得た。
フィルムにおけるハードコート層中に着色剤を電離放射
線硬化型樹脂100重量部に対して9重量部添加するこ
とによって、全光線透過率約65%のハードコートフィ
ルムを得た。
られた各ハードコートフィルムの鉛筆硬度と、各ハード
コートフィルムに使用した透明プラスチック基材フィル
ムの鉛筆硬度と、各ハードコートフィルムにおける各層
の形成材料自体の鉛筆硬度を表1に示す。層の鉛筆硬度
は、188μm厚のポリエチレンテレフタレートフィル
ム上に層形成材料を乾燥膜厚で約5μmに形成したもの
をサンプルとして用た。また、得られた各ハードコート
フィルムのカールの程度を◎印(カールが全く認められ
ない)、○印(カールがほとんど認められない)、×印
(明らかなカールが認められる)で評価した結果を表1
に示す。また、得られた各ハードコートフィルムの密着
性の評価を、1.5mm角の100個の被検体について
密着性の良好なものの被検体の個数の割合を表1に示
す。
とハードコート層の間に緩衝層を設け、各層の積層順に
鉛筆硬度を順次増大させることにより、カールや剥がれ
が抑制された、鉛筆硬度が4H以上のハードコートフィ
ルムが得られることが分かる。
ドコートフィルムの鉛筆硬度を4H〜8Hとガラスの硬
度に近づけることができ、プラスチック基材フィルムが
変形した場合の影響がハードコート層におよぶのを防止
することができ、且つハードコート層の割れや剥がれを
防止できるハードコートフィルムを提供できる。
成を示す断面概略図。
成を示し、図1のハードコートフィルムにプライマー層
を付加したものの断面概略図。
を示し、ハードコート層表面を凹凸状にして防眩性を付
与したものの断面概略図。
構成例を示し、図1のハードコートフィルムのハードコ
ート層上に反射防止層を設け反射防止効果を付与したも
のの断面概略図である。
Claims (14)
- 【請求項1】プラスチック基材フィルムの少なくとも一
方の面に、厚み3〜50μmの1層もしくは多層からな
る緩衝層を設け、さらに該緩衝層上に厚み3〜15μm
のハードコート層を形成してなるハードコートフィルム
であって、前記プラスチック基材フィルム、緩衝層及び
ハードコート層の各々の鉛筆硬度は、この順序で増大し
た値を有し、これによりハードコートフィルム全体とし
ての鉛筆硬度4H〜8Hを有するようにしたことを特徴
とするハードコートフィルム。 - 【請求項2】プラスチック基材フィルムの少なくとも一
方の面に、厚み3〜50μmの1層もしくは多層からな
る緩衝層を設け、さらに該緩衝層上に厚み3〜15μm
のハードコート層を形成してなるハードコートフィルム
であって、前記プラスチック基材フィルム、緩衝層及び
ハードコート層を順次積層していった積層体の鉛筆硬度
は、各層を積層するにしたがい増大した値を有し、これ
によりハードコートフィルム全体としての鉛筆硬度4H
〜8Hを有するようにしたことを特徴とするハードコー
トフィルム。 - 【請求項3】前記プラスチック基材フィルムの鉛筆硬度
が4B〜HB、及び前記ハードコート層の鉛筆硬度が3
H〜5Hであり、且つ、前記緩衝層の鉛筆硬度がプラス
チック基材フィルムの鉛筆硬度とハードコート層の鉛筆
硬度の中間の値を有することを特徴とする、請求項1又
は2記載のハードコートフィルム。 - 【請求項4】前記緩衝層が、前記プラスチック基材フィ
ルムの変形に応じたハードコート層の変形を緩衝する作
用を有することを特徴とする、請求項1乃至3記載のハ
ードコートフィルム。 - 【請求項5】前記緩衝層の形成用材料が、電離放射線硬
化型樹脂からなることを特徴とする、請求項1乃至4記
載のハードコートフィルム。 - 【請求項6】前記緩衝層が着色剤を含有することを特徴
とする、請求項1乃至5記載のハードコートフィルム。 - 【請求項7】前記緩衝層の屈折率が、前記ハードコート
層の屈折率と前記プラスチック基材フィルムの屈折率の
中間の値を有することを特徴とする、請求項1乃至6記
載のハードコートフィルム。 - 【請求項8】前記ハードコート層の形成用材料が、電離
放射線硬化型樹脂からなることを特徴とする、請求項1
乃至7記載のハードコートフィルム。 - 【請求項9】前記ハードコート層の表面が凹凸状に形成
されることにより防眩性を有することを特徴とする、請
求項1乃至8記載のハードコートフィルム。 - 【請求項10】前記ハードコート層の表面にさらに反射
防止層が形成されてなることを特徴とする、請求項1乃
至9記載のハードコートフィルム。 - 【請求項11】前記反射防止層はハードコート層に接す
る部位の少なくとも一部に金属酸化物の超微粒子層を有
することを特徴とする、請求項10記載のハードコート
フィルム。 - 【請求項12】プラスチック基材フィルムの少なくとも
一方の面に、前記プラスチック基材フィルムの鉛筆硬度
よりも大きい鉛筆硬度を有する緩衝層を形成し、さらに
前記緩衝層上に該緩衝層の鉛筆硬度よりも大きい鉛筆硬
度を有するハードコート層を形成することにより、ハー
ドコートフィルム全体としての鉛筆硬度4H〜8Hを有
するハードコートフィルムを得ることを特徴とする、請
求項1乃至11記載のハードコートフィルムの製造方
法。 - 【請求項13】プラスチック基材フィルムの鉛筆硬度が
4B〜HB、および前記ハードコート層の鉛筆硬度が3
H〜5Hであり、且つ、前記緩衝層の鉛筆硬度がプラス
チック基材フィルムの鉛筆硬度とハードコート層の鉛筆
硬度の中間の値を有することを特徴とする、請求項12
記載のハードコートフィルムの製造方法。 - 【請求項14】前記緩衝層が厚み3〜50μmを有し、
前記ハードコート層が厚み3〜15μmを有することを
特徴とする、請求項12又は13記載のハードコートフ
ィルムの製造方法。
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