JPH11299989A - パチンコ機電動役物およびその運転方法 - Google Patents
パチンコ機電動役物およびその運転方法Info
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- JPH11299989A JPH11299989A JP11641798A JP11641798A JPH11299989A JP H11299989 A JPH11299989 A JP H11299989A JP 11641798 A JP11641798 A JP 11641798A JP 11641798 A JP11641798 A JP 11641798A JP H11299989 A JPH11299989 A JP H11299989A
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Abstract
て、遊技者に強い関心や期待感を持たせるような、予想
しにくい玉の運動軌跡を可能とする。 【解決手段】玉pの遊動状況がパチンコ機外部から観察
できる玉遊動ゾーン21の左右下部に配置した電磁ソレ
ノイドを駆動源とした玉加速装置3a、3bのいずれか
一方、例えば右側に転入した玉pを誘導して、内蔵した
突き上げピン30を突き上げて、玉pを誘導ガイド33
に沿って左上方に送りだす。次いで、左側の玉保持部材
32に到着した玉を、左側の玉加速装置3bの突き上げ
ピンを突き上げて、この玉p7 を右上方に送り出し、、
左右の玉加速装置3a、3bの相互間において、玉pを
交互に弾き返すことにより往復遊動させる。
Description
チンコ機外部から観察できる玉遊動ゾーンを備えたパチ
ンコ機電動役物およびその運転方法の改良に関する。
の種類に役物が配設されている。それには、周囲に複数
のガイド釘を配置しているものの、入賞用の転入口が単
に開口しているだけの単純なものから、通称チューリッ
プで代表される、ある時間だけ開いて入賞確率が飛躍的
に大きくなる開閉蓋付き転入口形式のもの、あるいは、
転入した玉をゆっくり水平回転するポケット付き円盤に
誘導し、玉を水平方向に動かしてその運動軌跡に変化を
与えるようなものまで、種々趣向を凝らしたものが実用
化されている。
は、基本的には入賞した玉が単に通過する通路としての
役割しか果たしていなかった。役物内に転入した玉は、
何らかの駆動源の力が加わって、ある種の動きをする場
合でも、また自然の動きに任せる場合でも、その動きは
概ね容易に予想することができる程度のものであり、決
まったルートあるいは軌道を通って、決まった時間経過
で役物内から排出されてしまうので、役物内における玉
の動きそのものに対する期待感が少なく、面白味に欠け
ていた。
点を解決するためになされたものであり、遊技者に強い
関心や期待感を持たせるような、予想しにくい玉の運動
軌跡を可能とするパチンコ機電動役物およびその運転方
法を提供する。
めになされた本発明のパチンコ機電動役物は、パチンコ
機の盤面に設けられ、転入してきた玉に所定の遊動運動
を行わせるためのパチンコ機電動役物であって、玉の遊
動状況がパチンコ機外部から観察できる玉遊動ゾーンを
備えるとともに、その玉遊動ゾーンの少なくとも一方の
端部には転入した玉をその玉遊動ゾーン内に送り出す玉
加速装置が配置され、かつ転入してきた玉を入口から玉
加速装置の作動位置まで導く玉転入通路を備えたことを
特徴とするものである。
の運転方法は、パチンコ機の盤面に設けられたパチンコ
機電動役物の運転方法であって、玉の遊動状況がパチン
コ機外部から観察できる玉遊動ゾーンの端部に配置した
電磁ソレノイドを駆動源とした玉加速装置の作動位置
に、転入した玉を誘導して、その玉加速装置を操作して
前記玉遊動ゾーン内に送り出し、遊動させることを特徴
とするものである。
ンの端部に対向して一対の玉加速装置を配置して、その
各玉加速装置の相互間において、玉を交互に送り返すこ
とにより往復遊動させる形態に好ましく具体化すること
ができる。
物に係る実施形態を図1〜5を参照して説明する。パチ
ンコ機1の正面要部を示す図1において、正面の盤面1
1のほぼ中央には電動役物2が配設してある。そして、
この電動役物2には、玉の遊動状況がパチンコ機1外部
から観察できる玉遊動ゾーン21が形成され備えられて
いる。
ン21の両側下部の端部には転入した玉をその玉遊動ゾ
ーン21内に打ち出す玉加速装置3a、3bが取り付け
られている。この場合、玉加速装置3は、玉遊動ゾーン
21の少なくとも一方の端部に設ければ、本発明の目的
を達することができる。
では、突き上げピン(図示せず)を内蔵した電磁駆動タ
イプのソレノイド装置が例示してある。この玉加速装置
3aの上方には、玉保持部材32が設けられ、さらにそ
の上方には、この玉加速装置3aによって打ち出された
玉を玉遊動ゾーン21内方向に誘導する誘導ガイド33
が設けられている。
である図3に示すように、この電動役物2には、転入す
る玉pをその転入口31aからから玉加速装置3aの上
方の玉保持部材32まで導く玉転入通路31が備えられ
ている。図3の事例においては、この玉転入通路31
は、盤面表面11a側の転入口31aから盤面部材をく
ぐり抜けて、裏面側に設けられた、玉加速装置3aの上
方の玉保持部材32にまで形成されているのである。
方法について、前記電動役物の構造および操作を示す図
2、4、5を参照して説明する。本発明の運転方法は、
パチンコ機の盤面の中央に設けられたパチンコ機電動役
物2の運転方法であって、先ず、玉pの遊動状況がパチ
ンコ機外部から観察できる玉遊動ゾーン21の左右下部
に配置した電磁ソレノイドを駆動源とした玉加速装置3
a、3bのいずれか一方に(図4では、右側の玉加速装
置3aの方に玉が入った場合を示している)、転入した
玉pを誘導して、内蔵した突き上げピン30を緩急自在
な速度で突き上げて、玉pを誘導ガイド33に沿って左
上方に、p1 →p2 →p3 のように加速跳躍させて送り
出す。
送り出された玉は、玉遊動ゾーン21を右から左に向か
って横切り、図5のp4 →p5 →p6 →p7 の順に示す
ように、左側の玉保持部材32に到着するのであるが、
本発明の方法では、次いで、先の場合と同様に、左側の
玉加速装置3bに内蔵した突き上げピンを突き上げて、
到着した玉p7 を右上方に、p6 →p5 →p4 のように
加速跳躍させて送り返し、左右の玉加速装置3a、3b
の相互間において、このようにして玉pを交互に弾き返
すことにより往復遊動させるのである。
の往復運動が開始される例を説明したが、往復運動の始
動は玉遊動ゾーンのいずれ側から始まっても差し支えが
ないのは、いうまでもない。また、ある程度往復遊動が
繰り返された後、玉は適宜排出口から排出するか、ある
いは入賞口に誘導して入賞操作に移ることができるもの
である。
た玉に対して、玉加速装置の駆動力により遊動ゾーン内
に送り込んで遊動させ、さらには往復運動を行わせるこ
とができ、また、玉加速装置の駆動力を変化させれば役
物内の玉の運動軌跡、所要時間などが予想できないの
で、玉が役物外に排出されるまで、玉に対する遊技者の
関心や期待感をより一層高めたり持続させたりすること
ができる。このように、役物に玉の通路の役割の他に、
遊技者を楽しませることのできる新たな付加価値を与え
ることができるのである。
垂直面に形成し、その面内において左右の設けた電磁ソ
レノイド装置のような玉加速装置によって、玉を跳躍さ
せ往復運動させるものであるが、本発明は、この形態に
限定されるものではなく、例えば、玉遊動ゾーンをほぼ
水平面に形成し、その一端に設けた玉加速装置によっ
て、転入した玉をその玉遊動ゾーンの表面上に緩急自在
な速度で送り出し、その慣性によって遊動させ、さらに
は、玉遊動ゾーンの面に予め勾配を設けておき、自重で
当初の送り出し位置に戻るようにし、さらに送り出し操
作を繰り返すように、運転する方法として、具体化する
こともできる。
を玉遊動ゾーンを挟んで対向させて配置したり、また
は、玉遊動ゾーンの水平面に、時間とともに、全面的に
または部分的に変化する勾配を与えることにより、遊動
する玉の運動が複雑な予期できない軌跡を描くように設
定することもできる。
態に基づいて説明された態様のほか、その構成を以下の
ように具体化して実施することもできる。 (1) 玉の遊動時間あるいは往復回数に対応して、玉
加速装置の駆動力を所定のパターンで変化させて、玉の
運動軌跡を変化させる。 (2)玉加速装置の駆動力を時間とともにランダムに変
化させて、玉の運動軌跡を変化させる。
たた玉を受けて他方の玉加速装置の方に誘導する誘導ガ
イドなど受け口形状を拡径形状に形成して、玉の受入
れ、誘導を確実にできるようにする。
収しやすいゴム、ハネナイトなど軟質材料を用いて、玉
の運動力を吸収して、その跳ね返りを抑制するようにす
る。
待機位置には、内側がすり鉢状のリング形状の玉保持部
材を取りつけて、玉の停止位置を確実かつ安定させる。 (6)この玉保持部材を、クッション性またはダンパー
性を付与する軟質材料で形成して、玉の動きをさらに安
定させる。
を検出して駆動源の運転をオンオフするセンサを設け
て、玉が待機しているときに駆動するようにし、電力な
どの節約、関連機器の摩耗防止を意図する。 (8)玉加速装置の駆動源として、電磁ソレノイド装置
の代わりに電気モータを応用した、回転体の遠心力、あ
るいはクランク軸の操作力を利用する。 (9)玉遊動ゾーンに玉が存在するときに、玉転入通路
を閉鎖するためのシャッタを設けて、玉遊動ゾーンに複
数の玉が入って玉の円滑な運動が阻害されるのを防止す
る。
運転方法は、以上に説明したように構成されているの
で、役物内の玉にその運動軌跡、所要時間などが予想で
きないような往復、跳躍運動を行わせることが可能とな
り、遊技者の関心や期待感をより一層高めることができ
る。また、玉のあたかも演じるかのようなパフォーマン
スを楽しむという遊び心を付け加えるなど、新たな付加
価値を与えることができるという優れた効果がある。よ
って本発明は従来の問題点を解消したパチンコ機電動役
物およびその運転方法として、その工業的価値は極めて
大なるものがある。
図。
略図。
正面断面略図。
正面断面略図。
Claims (3)
- 【請求項1】 パチンコ機の盤面に設けられ、転入して
きた玉に所定の遊動運動を行わせるためのパチンコ機電
動役物であって、玉の遊動状況がパチンコ機外部から観
察できる玉遊動ゾーンを備えるとともに、その玉遊動ゾ
ーンの少なくとも一方の端部には転入した玉をその玉遊
動ゾーン内に送り出す玉加速装置が配置され、かつ転入
してきた玉を入口から玉加速装置の作動位置まで導く玉
転入通路を備えたことを特徴とするパチンコ機電動役
物。 - 【請求項2】 パチンコ機の盤面に設けられたパチンコ
機電動役物の運転方法であって、玉の遊動状況がパチン
コ機外部から観察できる玉遊動ゾーンの端部に配置した
電磁ソレノイドを駆動源とした玉加速装置の作動位置
に、転入した玉を誘導して、その玉加速装置を操作して
前記玉遊動ゾーン内に送り出し、遊動させることを特徴
とするパチンコ機電動役物の運転方法。 - 【請求項3】 前記玉遊動ゾーンの端部に対向して一対
の玉加速装置を配置して、その各玉加速装置の相互間に
おいて、玉を交互に送り返すことにより往復遊動させる
請求項2に記載のパチンコ機電動役物の運転方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11641798A JP4151921B2 (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | パチンコ機電動役物およびその運転方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11299989A true JPH11299989A (ja) | 1999-11-02 |
JP4151921B2 JP4151921B2 (ja) | 2008-09-17 |
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JP11641798A Expired - Fee Related JP4151921B2 (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | パチンコ機電動役物およびその運転方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4151921B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005000198A (ja) * | 2003-06-09 | 2005-01-06 | Olympia:Kk | 弾球遊技機 |
JP2007236870A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Samii Kk | パチンコ遊技機 |
JP2008119506A (ja) * | 2008-02-07 | 2008-05-29 | Olympia:Kk | 弾球遊技機 |
JP2008119507A (ja) * | 2008-02-07 | 2008-05-29 | Olympia:Kk | 弾球遊技機 |
JP2010187912A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Olympia:Kk | 弾球遊技機 |
-
1998
- 1998-04-27 JP JP11641798A patent/JP4151921B2/ja not_active Expired - Fee Related
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