JP4274318B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明はパチンコ機等に代表される弾球式の遊技機に係り、特に遊技領域内で遊技球の運動にいろいろな変化を与えることができる遊技機に関する。
この種の遊技機では、遊技領域に向けて発射された遊技球が遊技領域内を運動し、この過程で遊技球がいずれかの入賞口に入賞したり、特定領域を通過したりすることで実際に遊技が進行する。遊技領域内での遊技球の運動はそのほとんどが落下によるものであり、その途中でどこにも入賞しなかった遊技球はアウト球として遊技領域の一番下にあるアウト口から排出される。
上記のように遊技球の運動が落下によるものばかりであると、そのうち遊技内容が単調でつまらないものになりかねない。このため、従来から遊技領域内での遊技球の運動に各種の変化を与えることで、遊技者の興趣を高める試みがいろいろとなされている。
例えば、遊技領域内で落下してきた遊技球を一旦貯めておき、これらを再度、上方の入賞口めがけて発射するもの(特許文献1参照)や、案内レールに沿って遊技領域の頂上付近まで再発射するもの(特許文献1,2参照)等がある。前者の場合、通常は落下のみであった遊技球の動きに逆方向への変化が与えられるため、遊技内容の単調さを解消する手段として有効と思われる。また後者では、一旦はアウト球になるかと思われた遊技球が上方に再発射されて復活し、再度にわたって入賞の機会が与えられるため、それだけ興趣が増すと考えられる。
この他にも、例えば遊技領域内で落下してきた遊技球を一旦受け部材で受け止めた後、これを上方の磁石に吸着させて遊技球の運動方向を変えるものや(特許文献3参照)、あるいは、遊技領域内で下の方まで落下した遊技球を磁石によって保持し、この状態で球移送装置により再度上方まで持ち上げるもの(特許文献4参照)等があり、それぞれに特有な遊技球の動きの変化による面白みが得られると考えられる。
特開昭57−9479号公報(第2−3頁、図1、図9) 特開平9−192301号公報(第2−3頁、図2) 特開平10−66755号公報(第2−3頁、図2) 特開2000−153024号公報(第4−5頁、図1、図2)
(第1の課題)
上記の従来技術では、一旦落下した遊技球を再度上方へ発射したり、持ち上げたりすることで運動方向に一定の変化を与えることはできるものの、その変化後の運動は単純に遊技球の流れに任せているだけであり、そこから改めて遊技球の運動を自由にコントロールできるわけではない。このため従来技術では、演出の自由度にやや欠けるという問題がある。
この点、例えば遊技領域内で遊技球を何らかの部材によって規制し、静止状態でキャッチすることができれば、その状態から遊技球の行き先を自由に振り分けたり、特定の入賞口へ誘導したりする演出を行うことで遊技球の運動を積極的にコントロールできると考えられる。
しかしながら、運動中の遊技球を何らかの部材によって強制的に静止させたり、キャッチしたりすることは困難であるし、遊技領域内では一度に多数の遊技球が流下運動しているため、これらを強制的に静止させようとすると、次々と流下してくる遊技球の衝撃で部材が劣化し、ごく短期間のうちに破損してしまう可能性が高い。
そこで第1に本発明は、遊技領域内で遊技球を確実に受け止めることができ、また耐久性の面でも問題なく使用できる技術の提供を課題としてなされたものである。
(第2の課題)
上述した遊技球の運動方向に変化を与える従来の手法のうち、特に遊技球を一定の方向(例えば上方向)へ発射するものは遊技球の動きの変化が大きく、演出的な効果も大きいと考えられる。このため、発射した遊技球を単純に入賞口に入賞させたり、遊技領域内に戻したりするだけで終わりにするのではなく、発射された遊技球をさらに発射先の位置で受け止め、そこで一時的に停止させることができれば、そこからあらためて遊技球の行き先を振り分けたり、特定の入賞口まで誘導したりするように演出の幅が拡がるため、より大きな効果が得られると見込まれる。
しかしながら、遊技領域内で発射された遊技球はそれ相応の運動エネルギーを有しており、また発射の度に遊技球に加えられる強さにもばらつきがあるため、これを単純な構造で確実に受け止め、一定の位置で停止させることは難しい。このため上記のような遊技球の振り分けや誘導といった演出は、構想としては充分に有効ではあっても、これを実用化する具体的手段の実現には至っていなかった。
このため第2に本発明は、遊技領域内で発射された遊技球を確実にキャッチし、その後の演出に生かすことができる技術の提供を課題としてなされたものである。
(解決手段1)
遊技領域内での演出を効果的に行うため、遊技機は装飾体を備える。この装飾体は遊技盤の遊技領域内に設けられており、盤面に沿って流れ落ちる遊技球を一時的に滞留可能な球受け部を有している。装飾体の上部には球誘導路が形成されており、この球誘導路は入球口から流入した遊技球を球受け部まで誘導することができる。
(解決手段2)
特に上記第1の課題を解決するため、本発明の遊技機は遊技盤に形成された遊技領域を有し、この遊技領域内に遊技球を発射して遊技を進行させるものであり、特に遊技領域内には、遊技球を受け止めて吸着させる衝撃吸収性を有した磁石部材が設けられている。
上記の解決手段2によれば、遊技領域内で遊技球が磁石部材に接触すると、そこで衝撃が磁石部材に吸収(緩衝)されるので、遊技球はスムーズに停止するとともに、磁石部材の吸着力で確実に保持される。このため本発明では、所望の位置で遊技球を確実にキャッチし、これを停止(静止)状態で保持することが可能となる。また、磁石部材により遊技球をキャッチした後は、そこから振り分け動作や球誘導等による演出を行うために遊技球を自由にコントロールすることが可能となる。
また、上記のように、遊技領域内で一度に多数の遊技球が流下運動していても、磁石部材はその衝撃吸収性によって遊技球の衝撃を緩和することができるので、長期間にわたって遊技球の受け止め動作を繰り返し行った場合でも、衝撃による劣化や破壊に対して強く、より長期的な耐久性に優れる。
(解決手段3)
次に第2の課題を解決するため、本発明の遊技機は遊技領域内にて落下する遊技球を取り込み、この取り込んだ遊技球を所定の方向へ打ち出す射出手段と、射出手段に相対して配置され、打ち出された遊技球を受け止めて吸着させる衝撃吸収性を有した磁石部材とを備える。
上述したように、遊技領域内で遊技球を打ち出すことで動きに大きな変化が与えられるとともに、その打ち出された先で遊技球をうまくキャッチさせることができれば、その後の振り分け動作や球誘導等による演出をより効果的に実行することができる。ただし通常は、打ち出し動作によって加速された遊技球は相応の運動エネルギーないし慣性を有しているため、これを何らかの固定部材によって静止(または停止)させようとしても、遊技球がぶつかったときの衝撃で大きな反発力が生じ、それによって遊技球は固定部材に弾き返されてしまう。
そこで本発明では、射出手段により遊技球を取り込んで所定の方向へ打ち出す手法を採用し、さらに打ち出された遊技球を衝撃吸収性のある磁石部材により受け止めて、そのまま吸着させることとしている。これにより、所定の方向へ打ち出された遊技球が相応の運動エネルギーや慣性を有していても、ぶつかったときの衝撃が磁石部材に吸収(緩衝)されるので、磁石部材に遊技球が弾き返されることはない。また、磁石部材は遊技球を確実に受け止め、その磁力によって遊技球を吸着保持することができる。
また、磁石部材はその衝撃吸収性によって遊技球の衝撃を緩和することができるので、打ち出された遊技球の受け止め動作を繰り返し行った場合でも、衝撃による劣化や破壊に対して強く、より長期的な耐久性に優れるという利点がある。この点、単にフェライト磁石等を用いた場合であれば、遊技球がぶつかったときの衝撃がほとんど吸収されないため、繰り返し遊技球がぶつかることで材質が大きく劣化し、短期間のうちに破壊に至りやすいという問題がある。
なお、解決手段3において、射出手段により遊技球が打ち出される「所定の方向」には、例えば上方向や下方向、斜め方向等の各種の方向が含まれる。したがって、磁石部材は射出手段の真下方向や斜め下方向となる位置で打ち出された遊技球を受け止める態様であってもよいし、あるいは、真上方向や斜め上方向となる位置で遊技球を受け止める態様であってもよい。
上記の磁石部材は、特に打ち出された遊技球の勢い(射出力の強さ)にばらつきがある場合に有効である。例えば、打ち出された遊技球の勢いが比較的弱いときは、磁石部材の衝撃吸収性によって充分にその勢いを殺し、そのまま吸着させることができる。逆に遊技球の勢いが比較的強く、磁石部材の衝撃吸収能力よりも遊技球の勢いの方が勝っていた場合、遊技球が磁石部材にぶつかって僅かな反発力が生じたとしても、その反発力は磁石部材の吸着力(磁力)によって打ち消されるため、磁石部材は遊技球を弾き返すことなく受け止め、これを吸着によって確実に保持することができる。
このように、磁石部材の衝撃吸収性にはある程度の許容範囲があるため、打ち出された遊技球の勢いにばらつきがあっても、安定して遊技球を受け止めることができる。したがって、射出手段による打ち出しの強さを細かく調整する必要がない。
あるいは、そもそも打ち出された遊技球の勢いが弱く、その勢いだけで磁石部材にぶつかる位置まで到達しなかったとしても、遊技球が磁石部材に充分接近する位置まで到達していれば、遊技球は磁石部材に引き寄せられるので、やはり磁石部材により遊技球を受け止めてこれを吸着によって保持することができる。したがって、磁石部材が遊技球を「受け止める」態様には、遊技球がその勢いでぶつかったものを受け止める場合だけでなく、その吸着力によって引き寄せたものを受け止める場合も含まれる。
(解決手段4)
上記の解決手段3において、射出手段は遊技球を上方へ向けて打ち出すものであり、また、磁石部材は射出手段の上方に配置され、射出手段により打ち出された遊技球をその上方から受け止め、吊り下げ状態にして吸着させる態様が好ましい。
この場合、通常は落下するだけであった遊技球が上方へ打ち出されることで、その動きに大きな変化が与えられる。さらに上方へ打ち出された遊技球が磁石部材に受け止められると、そのまま吊り下げ状態で確実に吸着・保持されるので、遊技球の動きにメリハリがあり、興趣性の高い演出が実現される。
(解決手段5)
上記の解決手段2から4において、本発明の遊技機は磁石部材による吸着から解放された遊技球を受け取り、所定の球誘導路を通じて案内する球誘導手段をさらに備えることが好ましい。
この場合、打ち出された遊技球を磁石部材により吸着した後、次にこの遊技球を球誘導路によって特定の入賞口に向けて案内したり、特定の入賞装置に送り込んだりする演出動作を容易に実現することができる。
(解決手段6)
あるいは上記の解決手段2から5において、本発明の遊技機は遊技領域内を落下する遊技球を案内し、所定の案内通路に沿って転動させる案内手段と、案内通路に案内された遊技球の転動先を選択的に振り分けることで、特定の遊技球を射出手段に供給する一方、その他の遊技球を遊技領域内へ放出する転動振分手段とをさらに備えることもできる。
この場合、遊技中に案内通路に案内された遊技球が全て射出手段よって打ち出されるとは限らず、その中で選択的に振り分けられた一部の遊技球のみが射出手段による打ち出しの対象となり、その他の遊技球は遊技領域に放出されて打ち出しの対象から外れることとなる。
このため解決手段6では、射出手段による打ち出し動作をそのまま遊技球の振り分け動作に利用することができ、例えば、射出手段によって打ち出された遊技球のみが特定の入賞口や入賞装置等に入賞する機会が与えられ、その他の遊技球にはこうした機会が与えられないといった演出的な振り分け動作を容易に実現することができる。
(解決手段7)
また別途、上記の解決手段2から6において、本発明の遊技機は射出手段に対して磁石部材の位置を周期的に変位させることで、射出手段により打ち出された遊技球が磁石部材に吸着される場合と、磁石部材に吸着されずに落下する場合とに振り分ける吸着振分手段をさらに備えることもできる。
この場合、射出手段による打ち出し動作のタイミングと、吸着振分手段による磁石部材の変位動作のタイミングとの関係から、遊技球が磁石部材に吸着されるか否かが決定される。したがって、例えば両者のタイミングが一定の間隔で合致するように設定しておけば、ある特定のタイミングで遊技球が打ち出されると、その打ち出し先となる位置にちょうど磁石部材が変位されて遊技球がキャッチされる一方、その他のタイミングで遊技球が打ち出されたときは、その打ち出し先となる位置の外に磁石部材が変位されていて、球技球がキャッチされずに落下するといった演出的な振り分け動作を行うことができる。
なお、従来技術では遊技球を確実にキャッチすることが困難であったため、上記のように上方へ打ち上げた遊技球をキャッチするか、キャッチしないかで振り分けるような演出を実現することができなかったが、本発明では磁石部材によって確実にキャッチすることができるため、このような演出(キャッチするべきものを確実にキャッチし、それ以外のものはキャッチしない)を容易に実現することができる。
本発明の遊技機は、遊技領域内で運動する遊技球を確実にキャッチすることで、その後の振り分け動作や誘導案内といった演出を効果的に行うことができるので、優れた遊技性を発揮し、興趣に富んだ遊技内容を提供することができる。
以下、本発明をパチンコ機に適用した一実施形態について、次に掲げる項目に沿って各対応図面を参照しながら説明する。
1.一実施形態の概要(図1)
2.役物装置
2−1.振り分け動作の概要(図2)
2−2.案内手段(図2)
2−3.転動振分手段(図2,3)
2−4.射出手段(図4)
2−5.磁石部材(図5)
2−6.球誘導手段(図5)
2−7.吸着振分手段(図6)
3.実施形態の変形
3−1.第1変形例(図7,8)
3−2.第2変形例(図9)
4.その他の実施形態についての言及。
(1.一実施形態の概要)
図1は、一実施形態のパチンコ機に適用可能な遊技盤1を示している。この遊技盤1はパチンコ機の枠体(図示されていない)に装着して使用することができ、枠体には遊技盤1を着脱可能に支持するための基枠部分が設けられている。遊技盤1の前面にはほぼ円形の遊技領域が形成されており、このような遊技領域は遊技盤1が枠体に装着された状態でその前面をガラス枠に覆われ、中央のガラス板を透かして遊技者に視認可能となる。
遊技領域の周縁は案内レール2,4によって区画されており、その内側には多数の誘導釘(参照符号なし)が所定のゲージ配列で設けられている。この他に遊技領域内には、盤面構成要素として風車6やゲート口8、入球装置10、アタッカ装置12、一般入賞口14等が設けられている。
なお実際のパチンコ機においては、図示しない球発射装置によって遊技領域内に遊技球を発射して遊技を進行させることができる。また、発射された遊技球は遊技領域内で誘導釘や風車6等に誘導されて運動する。
(2.役物装置)
遊技領域内には、そのほぼ中央の位置にひときわ大きな役物装置16が配置されている。役物装置16は全体的にみて額縁状の装飾体からなり、その各所に図示しない装飾ランプが設けられている。そのほか、役物装置16の一側縁部(この例では左側縁部)に入球口18が形成されており、さらに下縁部には球受け棚20が形成されている。また下縁部のうち、球受け棚20の上側奥には案内ステージ22が形成されされている。
役物装置16は、発射されてきた遊技球を遊技領域内で左右に振り分けるように案内したり、入賞時等に装飾ランプを点滅させる演出を行ったりして遊技に面白みを付加することができる。また役物装置16は、遊技領域内で落下する遊技球を球受け棚20上に受け止めたり、入球口18を通じて球受け棚20上に遊技球を案内したりすることができ、球受け棚20は遊技球をしばらく滞留させた後、これらを再び遊技領域に放出することができる。球受け棚20上に滞留した遊技球は前面からみて左右に揺れ動き、やがて球受け棚20からこぼれ落ちる。このとき遊技球が球受け棚20の中央の位置からこぼれ落ちると、その下方にある入球装置10、つまり、始動入賞口に入賞しやすくなる。
また役物装置16の内側には、その中央に表示装置24が配置されており、この表示装置24は遊技者に対してほぼ正面から相対する位置関係にある。パチンコ機による遊技の進行に伴い、表示装置24には普通図柄や特別図柄の変動と停止による演出や各種の文字情報、映像等が表示される。公知のように、普通図柄はゲート口8を遊技球が通過したことを契機として変動を開始し、一定時間経過の後に停止する。このとき普通図柄が当りの態様で停止すると、入球装置10が一定時間だけ拡開した状態になり、始動入賞を容易にする。また、始動入賞すると、これを契機として特別図柄が変動を開始し、一定時間経過の後に停止する。特別図柄が所定の表示態様(例えば、同種の図柄が3つ揃った状態)で停止すると大当りとなり、これによって大当り遊技状態に移行する。大当り遊技中は所定の作動パターンでアタッカ装置18が作動し、大入賞口が開放されている間に入賞が可能となる。これにより遊技者は、通常遊技状態のときよりも多くの賞球を獲得することができる。
このように、図1の遊技盤1を用いたパチンコ機の遊技においては、できるだけ多くの遊技球を入球装置10に入賞(始動入賞)させることで図柄の変動回数を増やし、可能な限り多くの大当りを引き当てることが遊技者にとって重要な技術目標となる。このため、遊技球の振り分けによる演出おいては、特定の遊技球を入球装置10に入賞しやすい態様で振り分けることが効果的であるといえる。
以下に、一例として入球装置10への遊技球の振り分け動作を行うのに適した構成について説明する。
(2−1.振り分け動作の概要)
図2は、役物装置16による振り分け動作を具体的に示している。図2中に矢印で示されているように、上記の入球口18に入り込んだ遊技球は、先ず役物装置16の下縁部に案内される。次に遊技球は役物装置16の下縁部から上方に向けて打ち出されると、表示装置24の手前側を通って真上に上昇し、そして役物装置16の上縁部にまで達する。次に遊技球は役物装置16の上縁部に沿って右方向に転動し、表示装置24の右外側まで到達すると、そこから役物装置16の右側縁部に沿って真下に落下する。落下した遊技球は下縁部の案内ステージ22上に転がり込み、その右端から中央に向けて移動する。
案内ステージ22の両端部分はいずれも中央に向けて下り傾斜を有しているが、中央部分は山なりに褶曲して盛り上がっており、その頂上の奥側には放出通路25の入口が形成されている。放出通路25は案内ステージ22の裏側を通って球受け棚20の中央に開口しており、この開口の直下には上記の入球装置10が配置されている。このため、放出通路25から放出された遊技球はほぼ真下に落下し、相当高い確率で始動入賞することになる。
以上のように、入球口18から役物装置16に取り込まれた遊技球は、その内側をぐるりと一周するような経路を通って誘導され、最終的に高確率で入球装置10に入賞することができる。この間に、遊技球が役物装置16の下縁部から上縁部まで打ち上げられるプロセスがあるため、そこで遊技球の動きに大きな変化が与えられ、演出的な効果が高められている。
次に、役物装置16による一連の振り分け動作を行うための具体的な構成について説明する。
(2−2.案内手段)
上記の入球口18は役物装置16の左側面にて開口しており、この入球口18には案内通路26がつながっている。案内通路26は役物装置16の左側縁部を上下方向に延びており、入球口18に飛び込んだ遊技球は案内通路26を通って転動し、そして役物装置16の内側へ放出されるようにして案内される。
(2−3.転動振分手段)
役物装置16の下縁部には、その左端位置に回転体28が配置されており、この回転体28は図示しないモータ等から動力の供給を受け、盤面に沿う平面内で一方向(この例では時計回り方向)に回転している。回転体28にはその外周面にて開口するポケット28aが形成されており、このポケット28aは遊技球を1個だけ受け容れ可能な大きさを有している。
回転体28の回転に伴い、そのポケット28aの開口がほぼ真上に位置するタイミングで案内通路26内を遊技球が転動してくると、その遊技球はポケット28a内に入り込み、ここで一旦受け止められる。回転体28の右側位置には傾斜通路30が形成されており、この傾斜通路30は役物装置16の中央に向けて下り傾斜を有している。この後、回転体28の回転に伴い、ポケット28aが斜め下方(この例では右下方向)に向けて開口した状態になると、ポケット28a内の遊技球は傾斜通路30に放出される。
これに対し、図3は回転体28のポケット28a内に遊技球が入り込まなかった場合の振り分け動作を示している。回転体28のポケット28aがほぼ真上に向いていないタイミングで遊技球が案内通路26内を転動してくると、その遊技球は回転体28の外周面を乗り越えるようにして転動し、左端から球受け棚20上に案内される。
この後しばらくの間、遊技球は球受け棚20上を左右に揺れ動き、やがて球受け棚20からこぼれ落ちるようにして遊技領域内に放出される。この場合、遊技球は必ず球受け棚20の中央位置から落下するとは限らないため、放出通路25から落下した場合に比較すると入球装置10に入賞する確率は低くなる。
このように、回転体28の働きによって遊技球の転動先が選択的に振り分けられるので、その後に高確率で入賞の機会が与えられる場合もあれば、逆に入賞の機会が低確率でしか与えなかったりする場合もあり得る。
(2−4.射出手段)
図4は、役物装置16の左下縁部を拡大して示している。役物装置16の左下縁部には、さらに傾斜通路30の先に射出装置32が配置されている。射出装置32は例えばソレノイドを用いてプランジャ32aを上下動させることができ、その上向きへの動力を利用して遊技球を上方に打ち出すことができる。
具体的には、役物装置16の左下縁部には上方に向けて開口した射出通路34が形成されており、この射出装置32の下端部に上記の射出装置32が上向き姿勢で取り付けられている。なお、射出装置32は遊技盤1の裏面側に配置されていて、通常、遊技者からは視認されない。上記の傾斜通路30は射出通路34の横腹位置に開通しており、回転体28のポケット28aから傾斜通路30に放出された遊技球は射出通路34内に送り込まれる。
射出装置32は一定時間をおいてプランジャ32aを上下動作させており、このときの動作周期は回転体28の回転周期と同期している。具体的には、回転体28のポケット28aから放出された遊技球が傾斜通路30を転がり、そして、ちょうど射出通路34内に送り込まれるタイミングで射出装置32のプランジャ32aが下降されている。なお、回転体28の回転速度は一定値に設定されているので、これにプランジャ32aの上下動作を同期させることは容易である。
射出通路34内に送り込まれた遊技球はプランジャ32a上に供給され、次にプランジャ32aが上方へ動作されると遊技球はそのまま上方へ打ち出される。
(2−5.磁石部材)
図5は、役物装置16の左上縁部を拡大して示している。役物装置16の左上縁部には円盤状のゴム磁石36が配置されており、このゴム磁石36は役物装置16の上縁部の内側に位置している。ゴム磁石36は例えば、ニトリルラバー(NR)等のゴム素材にフェライト粉末を混合してこれを着磁加工したものであり、通常、磁力の他にゴム素材の性質による弾性や柔軟性、衝撃吸収性等を合わせて有している。なお、ゴム磁石36は両面着磁、片面着磁のいずれの態様で着磁されていてもよいし、また、ゴム素材中の磁性体は異方性、等方性のいずれの態様で配向されていてもよい。
ゴム磁石36は例えば上面側を支持部材38に覆われており、この支持部材38とともにモータ40の出力軸40aに取り付けられている。なお、ゴム磁石36はその前側部分のみが役物装置16の奥壁16aより手前側に露出しており、その後側部分は奥壁16aの裏側へ入り込んでいる。またモータ40は遊技盤1の裏面側に位置しており、通常、ゴム磁石36の後側部分やモータ40は遊技者から視認されない。
ゴム磁石36の下面、つまり、磁力による吸着面は射出装置32の真上に位置しており、射出装置32により打ち出された遊技球はゴム磁石36の吸着面に向かって上昇する。図5中(a)に示されているように、下方から上昇してきた遊技球はゴム磁石36の吸着面にぶつかるが、このときの衝撃はゴム磁石36によって吸収される。さらに遊技球はゴム磁石36の吸着力に引き寄せられ、そこから落下することなく吊り下げ状態で吸着・保持される。
なお本実施形態では、ゴム磁石36による遊技球の受け止めや吸着・保持が可能となるパターンとして、例えば以下の態様が挙げられる。
(1)射出装置32により打ち出された遊技球の勢いが比較的弱いときは、ぶつかったときの衝撃がゴム磁石36によって充分に吸収されるか、あるいは、ほとんど衝撃が生じていないので、遊技球はほとんど反発力を生じることなくゴム磁石36の吸着力によって保持される。
(2)射出装置32により打ち出された遊技球の勢いが比較的強く、ぶつかったときの衝撃がゴム磁石36によって僅かに吸収しきれなかった場合であっても、そこで生じた僅かな反発力はゴム磁石36の吸着力(磁力)で打ち消される。このため遊技球は、落下することなくゴム磁石36に吸着・保持される。
(3)射出装置32の打ち出し力が僅かに弱く、遊技球がゴム磁石36にぶつかる位置まで上昇する勢いがなかった場合であっても、遊技球がゴム磁石36の吸着面に充分接近する位置まで到達していれば、遊技球はゴム磁石36に引き寄せられて吸着・保持される。
(2−6.球誘導手段)
次に、ゴム磁石36により吸着された遊技球を案内ステージ22へ誘導するための構成について説明する。
ゴム磁石36は上記のモータ40により一定方向(例えば、上面からみて反時計回り方向)に回転動作されており、このため図5中(b)に示されているように、役物装置16に対してゴム磁石36の手前側で吸着された遊技球は、ゴム磁石36の回転に伴って奥側へ移動する。また役物装置16の上縁部には、ゴム磁石36より下方の位置に球誘導路42が配置されており、ゴム磁石36に吸着されていた遊技球は球誘導路42の上方まで移動すると、そこでゴム磁石36による吸着から解放される。
なお、このときゴム磁石36による吸着から遊技球を解放するには、ゴム磁石36の回転力を利用することができる。例えば、ゴム磁石36の吸着面の直下で球誘導路42の上方位置には薄板状の縁切り部材43が配置されており、ゴム磁石36の回転に伴って遊技球が球誘導路42の上方位置まで移動してくると、この縁切り部材43がゴム磁石36と遊技球との間に相対的に入り込み、遊技球をゴム磁石36から切り離す働きをする。これにより、遊技球はゴム磁石36の吸着面からスムーズに離脱し、その吸着力から解放されて球誘導路42上に落下することができる。
あるいは上記の縁切り部材43を用いなくても、例えば以下の方法により遊技球を解放することができる。すなわち、ゴム磁石36の回転に伴って遊技球が奥壁16aに当接すると、そこで遊技球の移動は規制されるが、ゴム磁石36はそのまま回転し続ける。このため、さらにゴム磁石36が回転すると、遊技球は奥壁16aに当接したままゴム磁石36の吸着面上を相対的に転動することとなる。
このとき、図5中(b)に示されているようにゴム磁石36の周方向に磁力が作用しない不着領域Aを部分的に形成しておくことで、この不着領域Aで遊技球が解放されるようにすることができる。すなわち、ゴム磁石36の回転によって不着領域Aが球誘導路42の上方位置まで到達すると、そこで遊技球が不着領域Aに相対的に入り込むため、このとき遊技球はゴム磁石36による吸着から解放されて球誘導路42上に落下することができる。なお、このとき上記の縁切り部材43を合わせて用いていれば、より確実に遊技球を解放させることができる。
いずれにしても、ゴム磁石36による吸着から解放された遊技球は球誘導路42に受け取られ、そこから右下方向への傾斜に沿って案内される。この後、遊技球が球誘導路42から放出されると、前述したように役物装置16の右側縁部に沿って落下し、そして案内ステージ22上へ誘導されることとなる。
以上の説明では、モータ40によるゴム磁石36の回転動作と、射出装置32による打ち出し動作とが同期していることが前提となっている。すなわち、射出装置32により遊技球が打ち出されるタイミングでは、必ずゴム磁石36の磁力が作用する吸着面がその真上に位置するようにモータ40の回転速度が設定されている。したがって、射出装置32により打ち出された遊技球は相当高い確率でゴム磁石36に受け止められ、その吸着力で保持されるとともに、球誘導路42を通じて案内されることとなる。
これに対し、本実施形態では射出装置32により打ち出された遊技球がゴム磁石36に吸着される場合と、吸着されずに落下する場合とに振り分けるように構成することも可能であり、以下、その具体的な構成について説明する。
(2−7.吸着振分手段)
図6は、ゴム磁石36に2つの異なる領域を設けた例を示している。例えば、ゴム磁石36の吸着面を周方向に4分割して、そのうち半分をセーフ領域Sとし、残りの半分をアウト領域Oとして構成する。セーフ領域Sとアウト領域Oとは、周方向で互い違いに並べられており、このうちセーフ領域Sではゴム磁石36による吸着力が有効に作用し、逆にアウト領域Oでは吸着力が作用しないものとなっている。
また、ここでは射出装置32により遊技球が打ち出されるタイミングと、その真上にセーフ領域Sが位置するタイミングとが常に一致しておらず、例えば一定の確率(またはランダム)でセーフ領域S(またはアウト領域O)が射出装置32の真上に位置するようにモータ40の回転速度が設定されている。
この場合、図6中(a)に示されているように、遊技球が打ち出されたときにセーフ領域Sがその真上に位置していれば、上記のように遊技球はゴム磁石36によって受け止められ、そのまま吸着・保持されることとなる。また、ゴム磁石36により吸着された遊技球は球誘導路42に受け取られ、上記と同様に案内ステージ22へ誘導される。
これに対し、図6中(b)に示されているように遊技球が打ち出されたときにアウト領域Oがその真上に位置していれば、遊技球はゴム磁石36によって受け止められずに跳ね返され、そのまま落下することととなる。なおゴム磁石36の構造上、このとき遊技球はきっちり鉛直下方に跳ね返されるわけではなく、ほぼランダムな方向に跳ね返って落下するので、落下した遊技球が取り立てて射出通路34に填り込む確率はきわめて低いといえる。このため落下した遊技球は、例えば球受け棚20を介して遊技領域内に放出されることとなる。
(3.実施形態の変形)
上述した一実施形態は各種に変形可能である。以下、いくつか例を挙げて実施形態の変形例について説明する。
(3−1.第1変形例)
図7は、上記のゴム磁石36を変形した例(第1変形例)を示している。この場合、ゴム磁石に代えてフェライト磁石44が用いられており、その下面に緩衝材46が付着されている。緩衝材46には、例えば通常のラバー材や発泡材等の衝撃吸収性を有したものを適用することができる。また、フェライト磁石44は緩衝材46を透過して遊技球を充分に吸着できるだけの磁力を有している。
第1変形例の場合、射出装置32によって打ち出された遊技球が緩衝材46にぶつかると、そこで衝撃が吸収されるため、上述したゴム磁石36と同様に遊技球を受け止めることができる。また、遊技球はフェライト磁石44によって緩衝材46の下面にて吸着・保持されるので、一実施形態と同様の振り分け動作に利用することができる。
あるいは図8に示されているように、フェライト磁石44を周方向に分割して配置することもできる。この場合、上記と同様にフェライト磁石44の下面に緩衝材46を付着することで、フェライト磁石44が配置されている部分を上記のセーフ領域とし、逆にフェライト磁石44が配置されていない部分には緩衝材46だけを配置し、ここをアウト領域Oとして用いることができる。したがって、図8中(a)に示されているようにセーフ領域Sでは遊技球を受け止め、これを確実に吸着・保持することができるが、図8中(b)に示されているようにアウト領域Oでは遊技球が受け止められない。
(3−2.第2変形例)
次に図9は、ゴム磁石36の厚みを部分的に異ならせた変形例を示している。例えば、ゴム磁石36には部分的に厚みが小さい薄肉部分36aと厚みが大きい厚肉部分36bが形成されており、これら薄肉部分36aと厚肉部分36bとは周方向に分割されている。また高さ方向でみて、厚肉部分36bの下面位置はちょうど球誘導路42の直上に位置付けられている。
この場合、図9中(a)に示されているように、薄肉部分36aに吸着された遊技球は上記の一実施形態と同様に球誘導路42に受け止められて誘導される。これに対し、厚肉部分36bに吸着された遊技球は、図9中(b)に示されているように球誘導路42の前側面にぶつかり、ゴム磁石36の回転に伴って厚肉部分36bから縁切りされるものとなっている。
なお、ここではソレノイド等の動力によりゴム磁石36に対して上記の縁切り部材43を周期的に接近・離隔させることで、縁切り部材43と厚肉部分36bとの干渉を避けることができる。例えば図9中(a)に示されているように、球誘導路42の上方を薄肉部分36aが通過する間は縁切り部材43をゴム磁石36に接近させておき、逆に、図9中(b)に示されているように厚肉部分36bが球誘導路42の上方を通過する間はゴム磁石36から離隔した位置に縁切り部材43を退避させておくようにすればよい。
図9の構成によれば、射出装置32により打ち上げられた遊技球が薄肉部分36aに受け止められるか、あるいは、厚肉部分36bに受け止められるかによって遊技球の振り分けを行うことができるので、一実施形態とは異なった演出効果を得ることができる。
(4.その他の実施形態についての言及)
以上は一実施形態とその変形例についての説明であるが、本発明の実施の形態がこれらに制約されることはない。以下に、その他の実施形態についていくつか例を挙げて言及する。
(1)一実施形態では、プランジャ32aを用いて直接的に遊技球を打ち出すものを例に挙げているが、例えばスプリング等によって上方へ付勢された揺動部材(発射槌状のもの等)を用いて遊技球を射出することもできる。またこの場合、通常の球発射装置のように案内レールを介して遊技球の打ち上げ方向が案内される構成としてもよい。
(2)一実施形態では、円盤状のゴム磁石36を例に挙げているが、特にゴム磁石の具体的な形状や大きさ、厚み等は限定されていない。したがって、例えば遊技球の打ち出し力(発射強度)やそのときの上昇距離、打ち出し方向等の条件に応じてゴム磁石の衝撃吸収性や磁力の大きさを適切に設定することができる。
(3)一実施形態では、遊技球がほぼ真上方向に打ち出される態様を挙げているが、遊技球は真下方向や斜め下方向に打ち出される態様であってもよい。このような態様であっても、例えば上方から落下(流下)してくる遊技球をゴム磁石36等の磁石部材によって確実に受け止め、吸着により保持することができる。
(4)また、球誘導路42による遊技球の誘導先は案内ステージ22に限らず、各種の変更が可能である。例えば、遊技盤1の盤面構成や遊技内容、仕様等の違いに応じて球誘導路42による遊技球の誘導先を任意に設定することができる。
(5)一実施形態では、回転体28を用いて遊技球の転動先を選択的に振り分けているが、回転体28に代えて各種の可動部材(例えば上下動作するもの、前後動作するもの等)を用いることもできる。
(6)また、一実施形態ではゴム磁石36を常に一定方向に等速で回転させているが、例えば周期的に回転方向を切り替えたり、あるいは回転速度を増減したりすることもできる。
(7)さらに、一実施形態では射出装置によって打ち出された遊技球をゴム磁石等によってキャッチする態様のみを説明しているが、本発明において遊技球を射出する構成は常に必須ではない。
例えば、遊技領域内の所望の位置にゴム磁石をいろいろな向きで配置しておき、自然に流下・運動している遊技球をゴム磁石によってキャッチし、ここでキャッチされたものを特定の入賞口へ誘導するといった演出を行うことも可能である。
遊技盤の正面図である。 役物装置を具体的に示した正面図である。 役物装置を具体的に示した正面図である。 役物装置の左下縁部を拡大して示した図である。 役物装置の左上縁部を拡大して示した図と、その斜視図である。 ゴム磁石にセーフ領域とアウト領域を設けた例を示す斜視図である。 ゴム磁石に相当する部分の第1変形例を示した図である。 図7の構成にセーフ領域とアウト領域を設けた例を示す図である。 ゴム磁石に相当する部分の第2変形例を示した図である。
符号の説明
1 遊技盤
16 役物装置
18 入球口
20 球受け棚
22 案内ステージ
26 案内通路
28 回転体
32 射出装置
36 ゴム磁石
42 球誘導路

Claims (1)

  1. 遊技盤1の遊技領域内に配置される役物装置16と、この役物装置16に形成される入球口18と、盤面に沿って流れ落ちる遊技球を一時的に滞留可能な球受け棚20とを備えた遊技機において、
    前記役物装置16には、前記入球口18から流入した遊技球を前記球受け棚20まで誘導する球誘導路42と、遊技球を所定の方向に射出する射出装置32と、この射出装置32によって射出された遊技球を受け止めて吸着させる衝撃吸収性を有する磁石部材とが備えられており、
    前記磁石部材には、この磁石部材を回転させるモータ40が設けられているとともに、磁石部材に吸着させた遊技球を前記モータ40の回転によって磁石部材から切り離す縁切り手段が設けられており、この縁切り手段によって切り離された遊技球が前記球誘導路42に至ることを特徴とする遊技機。
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