JP4274318B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
上記の従来技術では、一旦落下した遊技球を再度上方へ発射したり、持ち上げたりすることで運動方向に一定の変化を与えることはできるものの、その変化後の運動は単純に遊技球の流れに任せているだけであり、そこから改めて遊技球の運動を自由にコントロールできるわけではない。このため従来技術では、演出の自由度にやや欠けるという問題がある。
上述した遊技球の運動方向に変化を与える従来の手法のうち、特に遊技球を一定の方向(例えば上方向)へ発射するものは遊技球の動きの変化が大きく、演出的な効果も大きいと考えられる。このため、発射した遊技球を単純に入賞口に入賞させたり、遊技領域内に戻したりするだけで終わりにするのではなく、発射された遊技球をさらに発射先の位置で受け止め、そこで一時的に停止させることができれば、そこからあらためて遊技球の行き先を振り分けたり、特定の入賞口まで誘導したりするように演出の幅が拡がるため、より大きな効果が得られると見込まれる。
遊技領域内での演出を効果的に行うため、遊技機は装飾体を備える。この装飾体は遊技盤の遊技領域内に設けられており、盤面に沿って流れ落ちる遊技球を一時的に滞留可能な球受け部を有している。装飾体の上部には球誘導路が形成されており、この球誘導路は入球口から流入した遊技球を球受け部まで誘導することができる。
特に上記第1の課題を解決するため、本発明の遊技機は遊技盤に形成された遊技領域を有し、この遊技領域内に遊技球を発射して遊技を進行させるものであり、特に遊技領域内には、遊技球を受け止めて吸着させる衝撃吸収性を有した磁石部材が設けられている。
次に第2の課題を解決するため、本発明の遊技機は遊技領域内にて落下する遊技球を取り込み、この取り込んだ遊技球を所定の方向へ打ち出す射出手段と、射出手段に相対して配置され、打ち出された遊技球を受け止めて吸着させる衝撃吸収性を有した磁石部材とを備える。
上記の解決手段3において、射出手段は遊技球を上方へ向けて打ち出すものであり、また、磁石部材は射出手段の上方に配置され、射出手段により打ち出された遊技球をその上方から受け止め、吊り下げ状態にして吸着させる態様が好ましい。
上記の解決手段2から4において、本発明の遊技機は磁石部材による吸着から解放された遊技球を受け取り、所定の球誘導路を通じて案内する球誘導手段をさらに備えることが好ましい。
あるいは上記の解決手段2から5において、本発明の遊技機は遊技領域内を落下する遊技球を案内し、所定の案内通路に沿って転動させる案内手段と、案内通路に案内された遊技球の転動先を選択的に振り分けることで、特定の遊技球を射出手段に供給する一方、その他の遊技球を遊技領域内へ放出する転動振分手段とをさらに備えることもできる。
また別途、上記の解決手段2から6において、本発明の遊技機は射出手段に対して磁石部材の位置を周期的に変位させることで、射出手段により打ち出された遊技球が磁石部材に吸着される場合と、磁石部材に吸着されずに落下する場合とに振り分ける吸着振分手段をさらに備えることもできる。
1.一実施形態の概要(図1)
2.役物装置
2−1.振り分け動作の概要(図2)
2−2.案内手段(図2)
2−3.転動振分手段(図2,3)
2−4.射出手段(図4)
2−5.磁石部材(図5)
2−6.球誘導手段(図5)
2−7.吸着振分手段(図6)
3.実施形態の変形
3−1.第1変形例(図7,8)
3−2.第2変形例(図9)
4.その他の実施形態についての言及。
図1は、一実施形態のパチンコ機に適用可能な遊技盤1を示している。この遊技盤1はパチンコ機の枠体(図示されていない)に装着して使用することができ、枠体には遊技盤1を着脱可能に支持するための基枠部分が設けられている。遊技盤1の前面にはほぼ円形の遊技領域が形成されており、このような遊技領域は遊技盤1が枠体に装着された状態でその前面をガラス枠に覆われ、中央のガラス板を透かして遊技者に視認可能となる。
遊技領域内には、そのほぼ中央の位置にひときわ大きな役物装置16が配置されている。役物装置16は全体的にみて額縁状の装飾体からなり、その各所に図示しない装飾ランプが設けられている。そのほか、役物装置16の一側縁部(この例では左側縁部)に入球口18が形成されており、さらに下縁部には球受け棚20が形成されている。また下縁部のうち、球受け棚20の上側奥には案内ステージ22が形成されされている。
図2は、役物装置16による振り分け動作を具体的に示している。図2中に矢印で示されているように、上記の入球口18に入り込んだ遊技球は、先ず役物装置16の下縁部に案内される。次に遊技球は役物装置16の下縁部から上方に向けて打ち出されると、表示装置24の手前側を通って真上に上昇し、そして役物装置16の上縁部にまで達する。次に遊技球は役物装置16の上縁部に沿って右方向に転動し、表示装置24の右外側まで到達すると、そこから役物装置16の右側縁部に沿って真下に落下する。落下した遊技球は下縁部の案内ステージ22上に転がり込み、その右端から中央に向けて移動する。
上記の入球口18は役物装置16の左側面にて開口しており、この入球口18には案内通路26がつながっている。案内通路26は役物装置16の左側縁部を上下方向に延びており、入球口18に飛び込んだ遊技球は案内通路26を通って転動し、そして役物装置16の内側へ放出されるようにして案内される。
役物装置16の下縁部には、その左端位置に回転体28が配置されており、この回転体28は図示しないモータ等から動力の供給を受け、盤面に沿う平面内で一方向(この例では時計回り方向)に回転している。回転体28にはその外周面にて開口するポケット28aが形成されており、このポケット28aは遊技球を1個だけ受け容れ可能な大きさを有している。
図4は、役物装置16の左下縁部を拡大して示している。役物装置16の左下縁部には、さらに傾斜通路30の先に射出装置32が配置されている。射出装置32は例えばソレノイドを用いてプランジャ32aを上下動させることができ、その上向きへの動力を利用して遊技球を上方に打ち出すことができる。
図5は、役物装置16の左上縁部を拡大して示している。役物装置16の左上縁部には円盤状のゴム磁石36が配置されており、このゴム磁石36は役物装置16の上縁部の内側に位置している。ゴム磁石36は例えば、ニトリルラバー(NR)等のゴム素材にフェライト粉末を混合してこれを着磁加工したものであり、通常、磁力の他にゴム素材の性質による弾性や柔軟性、衝撃吸収性等を合わせて有している。なお、ゴム磁石36は両面着磁、片面着磁のいずれの態様で着磁されていてもよいし、また、ゴム素材中の磁性体は異方性、等方性のいずれの態様で配向されていてもよい。
次に、ゴム磁石36により吸着された遊技球を案内ステージ22へ誘導するための構成について説明する。
図6は、ゴム磁石36に2つの異なる領域を設けた例を示している。例えば、ゴム磁石36の吸着面を周方向に4分割して、そのうち半分をセーフ領域Sとし、残りの半分をアウト領域Oとして構成する。セーフ領域Sとアウト領域Oとは、周方向で互い違いに並べられており、このうちセーフ領域Sではゴム磁石36による吸着力が有効に作用し、逆にアウト領域Oでは吸着力が作用しないものとなっている。
上述した一実施形態は各種に変形可能である。以下、いくつか例を挙げて実施形態の変形例について説明する。
図7は、上記のゴム磁石36を変形した例(第1変形例)を示している。この場合、ゴム磁石に代えてフェライト磁石44が用いられており、その下面に緩衝材46が付着されている。緩衝材46には、例えば通常のラバー材や発泡材等の衝撃吸収性を有したものを適用することができる。また、フェライト磁石44は緩衝材46を透過して遊技球を充分に吸着できるだけの磁力を有している。
次に図9は、ゴム磁石36の厚みを部分的に異ならせた変形例を示している。例えば、ゴム磁石36には部分的に厚みが小さい薄肉部分36aと厚みが大きい厚肉部分36bが形成されており、これら薄肉部分36aと厚肉部分36bとは周方向に分割されている。また高さ方向でみて、厚肉部分36bの下面位置はちょうど球誘導路42の直上に位置付けられている。
以上は一実施形態とその変形例についての説明であるが、本発明の実施の形態がこれらに制約されることはない。以下に、その他の実施形態についていくつか例を挙げて言及する。
16 役物装置
18 入球口
20 球受け棚
22 案内ステージ
26 案内通路
28 回転体
32 射出装置
36 ゴム磁石
42 球誘導路
Claims (1)
- 遊技盤1の遊技領域内に配置される役物装置16と、この役物装置16に形成される入球口18と、盤面に沿って流れ落ちる遊技球を一時的に滞留可能な球受け棚20とを備えた遊技機において、
前記役物装置16には、前記入球口18から流入した遊技球を前記球受け棚20まで誘導する球誘導路42と、遊技球を所定の方向に射出する射出装置32と、この射出装置32によって射出された遊技球を受け止めて吸着させる衝撃吸収性を有する磁石部材とが備えられており、
前記磁石部材には、この磁石部材を回転させるモータ40が設けられているとともに、磁石部材に吸着させた遊技球を前記モータ40の回転によって磁石部材から切り離す縁切り手段が設けられており、この縁切り手段によって切り離された遊技球が前記球誘導路42に至ることを特徴とする遊技機。
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