JPH11298404A - 移動体通信局の動作プログラムダウンロード方法及びその装置 - Google Patents

移動体通信局の動作プログラムダウンロード方法及びその装置

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JPH11298404A
JPH11298404A JP10119931A JP11993198A JPH11298404A JP H11298404 A JPH11298404 A JP H11298404A JP 10119931 A JP10119931 A JP 10119931A JP 11993198 A JP11993198 A JP 11993198A JP H11298404 A JPH11298404 A JP H11298404A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体通信局の動作プログラムダウンロード
において、同一ネットワーク内の移動体通信局が複数の
製造者によって製造・供給されている場合にも、これら
移動体通信局への動作プログラムダウンロードを同一の
保守用チャネルで行えるようにする。 【解決手段】 各製造者の最新のバージョンの動作プロ
グラムを複数の領域に分解し、製造者毎、分解した領域
毎に循環的に繰り返して、全製造者の動作プログラムを
同一の保守用チャネルで全ネットワークに放送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信局の動
作プログラムダウンロード(program download)方法及
びその装置に関し、特に移動体衛星通信ネットワーク内
におけるプログラムダウンロード方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】1つの通信衛星と、1つのネットワーク
制御局と、複数の固定通信局と、複数の移動体通信局と
から構成される移動体衛星通信ネットワークにおいて
は、一般に、各移動体通信局にCPUとプログラム保存
用メモリとを持たせ、このプログラム保存用メモリに格
納されている動作プログラムによって移動体通信局に所
定の動作を行わせている。このプログラム保存用メモリ
としては、従来、ROM書き込み器等を用いて動作プロ
グラムを書き込んだPROM(Programmable Read Only
Memory )や、UV−EPROM(Ultraviolet-Erasab
le Programmable Read Only Memory)が多く使われてい
た。
【0003】そのため、移動体通信ネットワークに於い
て新しいサービスや機能が追加された場合、新たに追加
されたサービスや機能を移動体通信局において利用する
ためには、移動体通信局に実装されていたプログラム保
存用メモリを、新しい動作プログラムを書き込んだプロ
グラム保存用メモリと交換する必要があった。プログラ
ム保存用メモリとしてPROMやUV−EPROMを使
用すると、このメモリ交換のため移動体通信局では動作
プログラムの変更に多くの手間と時間がかかるという問
題がある。
【0004】この問題を解決するため、PROM、UV
−EPROMの代わりにEEPROM(Electrically E
rasable Programmable ReadOnly Memory)をプログラム
保存用メモリとして使用した移動体通信局も実用化され
るようになってきている。EEPROMを使用すると、
プログラム保存用メモリを実装したままで動作プログラ
ムを変更することができるので、PROMやUV−EP
ROMを使用する場合に比較して動作プログラムの変更
に要する手間と時間を低減することができる。プログラ
ム保存用メモリを実装したままで動作プログラムを変更
するには、例えば、移動体通信局がネットワーク内で使
用されてないオフライン状態で、移動体通信局にパーソ
ナルコンピュータ等のデータ端末を接続し、シリアル通
信ポート等を通じ新しい動作プログラムを転送する方法
がある。しかし、この方法では、移動体通信局で新しい
動作プログラムをロードする際、パーソナルコンピュー
タ等のデータ端末を備えた固定通信局や代理店等に移動
体通信局を持って行く必要があり、移動体通信局の所有
者に負担がかかるという問題がある。
【0005】このような問題点を解決するために、移動
体通信局を自動ダウンロード装置に接続し、更に通信回
線を介して自動ダウンロード装置と中央局とを接続し、
中央局から移動体通信局へ最新バージョン(version )
の動作プログラムをダウンロードする方法が提案されて
いる(例えば、特開平7−271692号公報「携帯用
データ通信端末の制御ソフトウェアの自動ダウンロード
装置」)。この自動ダウンロード装置を使用し、通信回
線を介して動作プログラムをダウンロードする方法によ
れば、移動体通信局の所有者は、代理店等に行かずに動
作プログラムを最新バージョンのものに変更することが
できる。しかし、この方法では、移動体通信局の所有者
が自動ダウンロード装置を購入しなければならず、経済
的負担が大きく、且つ又、移動体通信局の所有者が積極
的にダウンロードの為の操作を行わなければならないと
いう問題がある。
【0006】また、移動体通信局の所有者の経済的負担
を軽減し、且つ移動体通信局の所有者が特別の操作を行
わなくても最新バージョンの動作プログラムをダウンロ
ードできる方法が特開平9−282573号公報で公開
された文献「移動端末へのプログラムダウンロード方
法」(以下、先行文献という)に開示されている。先行
文献の方法では、ネットワーク制御局から新たに設けた
保守用チャネルを経由して、最新バージョンの動作プロ
グラムを複数の部分に分割して循環的に繰り返して放送
し、各移動体通信局は、自局が通信を行っていない待ち
受け状態にある時にこの保守用チャネルを受信して動作
プログラムの更新を行う方法である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この先行文献の方法
は、同一ネットワーク内の総ての移動体通信局が同一ハ
ードウェアで構成されている場合には有効である。しか
し、通常の場合、移動体通信局は複数の製造者によって
製造・供給されている場合が多く、そのため移動体通信
局が実現している機能やサービスは同一であっても、構
成するハードウェアやその動作プログラムは異なってい
る場合が多いので、先行文献の方法では各製造者製の移
動体通信局毎に専用の保守用チャネルを設ける必要があ
り、周波数リソースの有効利用という点に問題がある。
【0008】本発明の目的は、移動体通信局の所有者に
経済的な負担をかけず、且つ移動体通信局の所有者が特
別の操作を行わなくても最新バージョンの動作プログラ
ムをダウンロードすることができ、さらに移動体通信ネ
ットワークに存在する各製造者製の移動体通信局の総て
に対して効率よく最新バージョンの動作プログラムをダ
ウンロードすることができる方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
制御局はそのネットワーク内の総ての移動体通信局を製
造・供給した製造者の製造者コードと、各製造者製の移
動体通信局の動作を実現している動作プログラムの最新
のバージョン番号を制御用チャネルを使用して常時放送
し、同時に各製造者製の移動体通信局用の動作プログラ
ムの最新のバージョンを複数の部分に分割したときの各
部分を当該製造者の製造者コードを付けて、総ての製造
者に関して、循環的に繰り返して保守用チャネルを使用
して放送する。
【0010】各移動体通信局は自局の通信に支障のない
状態のとき、制御用チャネルを受信し、自局を製造した
製造者の製造者コードと共に放送されている動作プログ
ラムのバージョン番号が自局で現在使用中の動作プログ
ラムのバージョン番号と異なるときだけ、保守用チャネ
ルを受信する準備をする。保守用チャネル受信の場合
も、自局の通信に支障のない状態のときだけ行い、自局
の製造者の製造者コードのある部分だけ受信してプログ
ラム更新用メモリに書き込む。各製造者に対応する動作
プログラムが部分的に分割されて循環的に繰り返して放
送されており、自局の通信に支障のない状態は中断され
る場合が多いのでプログラム更新用メモリの内容の増加
は段階的になる。このプログラム更新用メモリに動作プ
ログラムの最新バージョンの書き込みが終了した時点
で、この内容をプログラム保存用メモリにロードする。
【0011】本発明の移動体通信局の動作プログラムダ
ウンロード方法は具体的には、通信衛星と、ネットワー
ク制御局と、複数の固定通信局と、複数の移動体通信局
とを含むネットワーク内の前記複数の移動体通信局の各
移動体通信局の動作を制御する動作プログラムの最新の
バージョン(version :版)を当該移動体通信局にダウ
ンロードする移動体通信局の動作プログラムダウンロー
ド方法であって、前記ネットワーク制御局から前記通信
衛星で中継して、制御用チャネルの各フレーム内に、当
該フレームのフレーム番号が格納されるフレーム番号
部、ネットワーク内の各移動体通信局が製造・供給され
た製造者名が格納される製造者コード部、この製造者コ
ード部に格納されている製造者名が示す製造者に対応す
る動作プログラムの最新のバージョンのバージョン番号
が格納されるバージョン番号部を挿入したフレームを、
各製造者名毎に循環的に繰り返して放送する第1のステ
ップ、この第1のステップと同時に前記ネットワーク制
御局から前記通信衛星で中継して、保守用チャネルの各
フレーム内に、当該フレームのフレーム番号が格納され
るフレーム番号部、ネットワーク内の各移動体通信局が
製造・供給された製造者名が格納される製造者コード
部、この製造者コード部に格納されている製造者名が示
す製造者に対応する動作プログラムの最新のバージョン
のバージョン番号が格納されるバージョン番号部、当該
フレームのデータ部を構成する最新バージョンの動作プ
ログラムのパケット番号が格納されるパケット番号部、
当該動作プログラムの総パケット数が格納される総パケ
ット数部を挿入し、前記パケット番号部に記載された番
号のパケットの動作プログラムの領域を前記データ部に
格納したフレームを、各製造者名毎に且つ各パケット毎
に循環的に繰り返して放送する第2のステップ、各移動
体通信局で、前記制御用チャネルを受信し、その製造者
コード部の製造者名が自局の製造者名と一致し、そのバ
ージョン番号部のバージョン番号が自局で現在使用中の
動作プログラムのバージョン番号と異なる場合に限り、
自局の発呼、着呼を妨害しない時間帯において前記保守
用チャネルで放送されている最新バージョンの動作プロ
グラムのパケットを受信してプログラム更新用メモリに
格納する第3のステップ、及び最新バージョンの動作プ
ログラムの総てのパケットが前記プログラム更新用メモ
リに格納されたとき、前記プログラム更新用メモリの内
容をプログラム保存用メモリにコピーする第4のステッ
プを備えたことを特徴とする。
【0012】また、前記第3のステップは、自局からの
発呼要求があるときは、制御チャネルの受信に切り替え
て発呼処理を行うステップと、自局に着呼の可能性があ
るか否かは、前記保守用チャネルのフレーム番号部に格
納されているフレーム番号により推察できるよう、前記
保守用チャネルのフレーム番号部の番号と前記制御用チ
ャネルのフレーム番号部の番号とを関連させておき、当
該移動体通信局は保守用チャネルのフレーム番号が自局
に着呼の可能性のあることを示すときだけ前記制御用チ
ャネルに切り替えて着呼を調べるステップとを備えたこ
とを特徴とする。
【0013】また、前記第4のステップは、最新バージ
ョンの動作プログラムの総てのパケットが前記プログラ
ム更新用メモリに格納されたとき、その時点まで当該移
動体通信局の動作を制御していた前記プログラム保存用
メモリ内のプログラムから前記プログラム更新用のメモ
リの特定番地にジャンプし、その番地から読み出される
命令により、プログラム更新用メモリの内容をプログラ
ム保存用メモリにコピーし、新しいバージョン番号を保
存することを特徴とする。
【0014】また本発明の移動体通信局の動作プログラ
ムダウンロード装置は具体的には、通信衛星と、ネット
ワーク制御局と、複数の固定通信局と、複数の移動体通
信局とを含むネットワーク内の前記複数の移動体通信局
の各移動体通信局の動作を制御する動作プログラムの最
新のバージョンを当該移動体通信局にダウンロードする
移動体通信局の動作プログラムダウンロード装置であっ
て、前記ネットワーク制御局は、当該ネットワーク内の
移動体通信局の各通信局の製造者毎にパケット生成部を
備え、各パケット生成部は当該製造者の製造者コードを
格納する製造者コード用レジスタ、当該製造者に対応す
る動作プログラムの最新バージョンのバージョン番号を
格納するバージョン番号レジスタ、この動作プログラム
がパケットに分解され送出される場合のパケットの総数
を格納する総パケット数レジスタ、前記バージョン番号
レジスタに格納されているバージョン番号の動作プログ
ラムを複数個の領域に分けて格納するメモリ、制御用チ
ャネルを構成するための信号を選択する信号選択回路、
保守用チャネルを構成するための信号を選択する信号選
択回路を備え、制御用チャネルの各フレーム内に、当該
フレームのフレーム番号を格納するフレーム番号部、前
記製造者コードレジスタの製造者コードを格納する製造
者コード部、前記バージョン番号レジスタのバージョン
番号を格納するバージョン番号部を挿入したフレーム
を、各製造者名ごとに循環的に繰り返して生成する手段
と、保守用チャネルの各フレーム内に、当該フレームの
フレーム番号を格納するフレーム番号部、前記製造者コ
ードレジスタの製造者コードを格納する製造者コード
部、前記バージョン番号レジスタのバージョン番号を格
納するバージョン番号部、前記総パケット数レジスタの
総パケット数を格納する総パケット数部を挿入し、前記
メモリから読み出された動作プログラムのパケットを前
記データ部に格納したフレームを、各製造者名ごとに且
つ各パケット毎に循環的に繰り返して生成する手段とを
備えたことを特徴とする。
【0015】また、前記ネットワーク制御局の備える各
レジスタは不揮発性メモリで構成されることを特徴とす
る。
【0016】また、前記複数の移動体通信局の各移動体
通信局は、受信周波数が通信用チャネル、前記制御用チ
ャネル、前記保守用チャネルに切り替えられる受信復調
部と、当該移動体通信局の移動体番号が格納されている
ROMと、当該移動体通信局を製造・供給した製造者の
製造者コードが格納されているROMと、プログラム更
新用メモリと、プログラム保存用メモリとを備えたこと
を特徴とする。
【0017】さらに、前記プログラム更新用メモリと、
前記プログラム保存用メモリとは書き込み可能な不揮発
性メモリで構成されることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明を適用する移動体衛
星通信ネットワークの構成を示すブロック図であり、こ
のネットワークは通信衛星(衛星中継局)1、ネットワ
ーク制御局2、複数の固定通信局3、複数の移動体通信
局4とから構成される。この移動体衛星通信ネットワー
クは、この種のネットワークが通常備えている制御用チ
ャネル5、通信用チャネル6の他に保守用チャネル7を
備えている。制御用チャネル5は、呼処理に必要な制御
情報やネットワーク情報を伝送するチャネルであり、ネ
ットワーク制御局2から通信衛星1経由でネットワーク
全体に放送される。通信用チャネル6は固定通信局3と
移動体通信局4との間で通信に使用されるチャネルであ
る。保守用チャネル7は、最新バージョンの動作プログ
ラムのダウンロードに使用されるチャネルであり、ネッ
トワーク制御局2から通信衛星1経由でネットワーク全
体に放送される。
【0019】図2は図1に示したネットワーク制御局2
の動作プログラムのダウンロード処理に関係する部分の
一実施例を示すブロック図である。コンピュータ21と
記録媒体22と、制御用チャネル変調部33と、保守用
チャネル変調部34と、送信部35とから構成される。
コンピュータ21は、製造者A用のパケット生成部32
Aと、製造者B用のパケット生成部32Bと、制御用チ
ャネル情報処理部29と、信号選択回路30と31とを
備えている。
【0020】製造者A用のパケット生成部32Aと、製
造者B用のパケット生成部32Bは互いに同様な構成で
あるので、32Bは一部分だけ示してある。また、製造
者A、製造者Bの他に製造者C、製造者D等があるとき
はこれら製造者に対するパケット生成部が設けられるこ
とは言うまでもない。各製造者用のパケット生成部32
A、32Bは、各々、メモリ23A、23Bと、パケッ
ト生成回路24A、24Bと(24Bは図示せず)、カ
ウンタ25A、25Bと、レジスタ26A、27A、2
8A、26B、27B、28B(26B、27B、28
Bは図示せず)を備えている。コンピュータ21に接続
されている記録媒体22は、ディスク、半導体メモリ、
その他の記録媒体である。記録媒体22にはネットワー
ク制御用のプログラムが格納されており、このプログラ
ムはコンピュータ21によって読み込まれ、コンピュー
タ21の動作を制御することで、コンピュータ21上に
製造者A用のパケット生成部32A、製造者B用のパケ
ット生成部32B、制御用チャネル情報送信処理部2
9、信号選択回路30と31を実現する。各製造者用の
パケット生成部32A、32B内のカウンタ25A、2
5Bはモジュロ(modulo)Nのカウンタで、一定時間毎
にそのカウント値を+1し、カウント値が初期値の0か
らN−1のN種類に変化し、カウント値がNになった場
合は、カウント値を初期値0に戻す循環式のカウンタで
ある。
【0021】メモリ23A、23Bには、移動体通信局
4に所定の動作を行わせるための最新バージョンの動作
プログラムをN個(#0〜#N−1)に分割したときの
各部(プログラム分割部分)P0〜PN−1が、図3に
示すように、連続した領域#0〜#N−1に格納されて
いる。そして、メモリ23A、23Bは、カウンタ25
A、25Bのカウント値がi(0≦i≦N−1)の場合
はメモリ23A、23Bの領域#iに格納されているプ
ログラム分割部分Piを出力するように、カウンタ25
A、25Bのカウント値に従ってメモリ23A、23B
の各領域#0〜#N−1に格納されているプログラム分
割部分P0〜PN−1を循環的に出力する。
【0022】レジスタ27A、27Bには、各々の最新
の動作プログラムのバージョン番号(本実施例ではA
v、Bv、・・・とする)が格納され、レジスタ28
A、28Bにはメモリ23A、23Bに格納されている
動作プログラムを転送するのに必要となるパケットの総
数AN、BNが格納されている。レジスタ26A、26
Bには、各製造者の製造者コードA、Bが格納されてい
る。
【0023】図4は制御用チャネル情報送信処理部29
で編集される制御用チャネル情報の一例を示すフォーマ
ット図であって、一つのフレームはフレーム番号部5
1、製造者コード部52、バージョン番号部53、制御
用メッセージ部54から構成され、フレーム番号部51
には0≦j≦M−1(但しモジュロMとしM=0となっ
て繰り返される)のフレーム番号が収容され、製造者コ
ード部52にはレジスタ26A、26Bに格納されてい
る製造者コードA、Bが書き込まれ、バージョン番号部
53にはレジスタ27A、27Bに格納されているバー
ジョン番号Av、Bvが書き込まれ、制御用メッセージ
部54には制御用メッセージが書き込まれる。これらの
書き込みは制御用チャネル情報送信処理部29で行われ
る。
【0024】図5は製造者用のパケット生成部32A、
32Bのパケット生成回路24A、24Bで編集される
ロードプログラム放送用パケットのフレームの一例を示
すフォーマット図であって、一つのフレームはフレーム
番号部70、製造者コード部71、バージョン番号部7
2、パケット番号部73、総パケット数部74、データ
部75、誤り検出コード部76から構成され、フレーム
番号部70には0≦k≦K−1(但しモジュロKとしK
=0となって繰り返される)のフレーム番号が収容さ
れ、製造者コード部71にはレジスタ26A、26Bに
格納されている製造者コードA、Bが書き込まれ、バー
ジョン番号部53にはレジスタ27A、27Bに格納さ
れているバージョン番号Av、Bvが書き込まれ、パケ
ット番号部73にはカウンタ25A、25Bのカウント
値i(パケット番号)が書き込まれる。総パケット数部
74にはレジスタ28A、28Bに格納されている総パ
ケット数AN、BNが書き込まれる。データ部75には
メモリ23A、23Bから読み出された動作プログラム
分割部分Piが書き込まれる。また、誤り検出コード部
76には誤り検出コードが書き込まれる。尚、図4の制
御用チャネル情報のフレーム番号jと、図5のロードプ
ログラム放送用パケットのフレーム番号kとの間には所
定の関係(たとえば、j=k)が保たれる。この関係を
保つため、信号選択回路31及びカウンタ25A、25
は制御用情報送信処理部29及び信号選択回路30と同
期して動作する。
【0025】図6は図1に示した移動体通信局4の、動
作プログラムのダウンロード処理に関係する部分の一実
施例を示すブロック図であり、動作プログラムを保存す
る書き換え可能な不揮発性メモリから構成されるプログ
ラム保存用メモリ42と、プログラム保存用メモリ42
に保存されている動作プログラムを実行するCPU41
と、ダウンロード中の動作プログラムを一時的に保存す
る書き換え可能なメモリで構成されるプログラム更新用
メモリ43と、移動体通信局の移動体番号(電話番号
等)が格納されているROM44と、受信復調部45
と、受信データ処理部46と、その移動体通信局を製造
・供給した製造者の製造者コードが格納されているRO
M47を備えている。尚、プログラム保存用メモリ42
に保存されている動作プログラムは、CPU41によっ
て読み込まれ、CPU41の動作を制御することで、C
PU41に図7のフローチャートに示す処理を実行させ
る。
【0026】次に、本実施例における動作プログラムの
ダウンロードの動作について説明する。ネットワーク制
御局2内の制御用チャネル情報処理部29は図4に示す
制御用チャネル情報を生成して出力する。既に述べたと
おり、図4のバージョン番号部53には、製造者コード
部52に記載されている製造者に対応する動作プログラ
ムの最新のバージョンのバージョン番号Av、Bvが、
レジスタ27A、27Bから書き込まれている。この制
御用チャネル情報が制御用チャネル変調部33、送信部
35、通信衛星1を介し、制御用チャネル5によってネ
ットワーク全体に対し放送される。
【0027】また、ネットワーク制御局2内のパケット
生成回路24A、24Bはメモリ23A、23Bからプ
ログラム分割部分Piが読み出される毎に、パケット番
号部73(図5参照)にカウンタ25A、25Bのカウ
ント値i(パケット番号)を書き込み、総パケット数部
74にレジスタ28A、28Bに格納されている総パケ
ット数AN、BNを書き込み、バージョン番号部72に
レジスタ27A、27Bに格納されているバージョン番
号Av、Bvを書き込み、データ部75にメモリ23
A、23Bから読み出したプログラム分割部分Piを書
き込み、誤り検出コード部76に誤り検出コードを書き
込んで図5に示すパケットを生成し、保守用チャネル変
調部34、送信部35、通信衛星1を介し保守用チャネ
ル7でネットワーク全体に対して放送する。
【0028】図7は移動体通信局4におけるプログラム
ダウンロード処理に関する流れを示すフローチャートで
あり、移動体通信局4の電源がオンされると、CPU4
1は、受信復調部45に対し制御信号を出力し、受信チ
ャネルを制御用チャネル5にする(ステップS1)。受
信復調部45は制御用チャネル5の信号を受信、復調
し、受信データ処理部46に出力する。受信データ処理
部46は受信復調部45から送られた信号に対しデスク
ランブル(de-scramble )処理、誤り訂正処理等を行
い、制御用チャネル情報として出力する。CPU41は
受信データ処理部46から制御用チャネル情報が出力さ
れると、その製造者コード部52(図4)の製造者コー
ドとROM47に格納されている製造者コード(当該移
動体通信局を製造・供給した製造者の製造者コード)と
を比較する(ステップS2)。製造者コードが一致しな
ければ、その制御用チャネル情報は自局には関係のない
情報であるので、その移動体通信局4は通常の待ち受け
処理に移り、発呼、着呼等の呼設定手順が開始されるの
を待つ(ステップS4)。製造者コードが一致している
場合、そのフレームのバージョン番号部43(図4)の
バージョン番号と、プログラム保存用メモリ42の所定
領域に格納されているバージョン番号とを比較する(ス
テップS3)。
【0029】バージョン番号が一致しておれば、通信衛
星から現在放送中の動作プログラムはプログラム保存用
メモリ42に既にロードされていることを意味するの
で、プログラムダウンロードの必要はなく、その移動体
通信局4は通常の待ち受け処理に移り、発呼、着呼等の
呼設定手順が開始されるのを待つ(ステップS4)。
【0030】バージョン番号が一致していない場合はプ
ログラムダウンロードの処理を行う。CPU41は発呼
要求の有無、自局に対する着呼の有無を判断し、発呼要
求も着呼もない場合(ステップS5もS8も共にN)、
受信復調部45に制御信号を発し、受信チャネルを制御
用チャネル5から保守用チャネル7に切り替える。受信
復調部45は保守用チャネル7で放送されている図5に
示すパケットを受信復調し(ステップS11)、このパ
ケットは受信データ処理部46でデスクランブル、誤り
訂正等の処理が行われてCPU41に送られる。CPU
41はこのパケットの製造者コード部71に格納されて
いる製造者コードとROM47に格納されている製造者
コードとを比較する(ステップS12)。製造者コード
が一致しなければ、それは自局用の動作プログラムでは
ないので、ステップS5に戻り、CPU41は発呼要求
の有無、自局に対する着呼の有無を判断し、発呼要求も
着呼もない場合(ステップS5もS8も共にN)に限り
保守用チャネル7を受信してステップS12の判定を行
う。これはプログラムダウンロード処理による発呼処
理、着呼処理への妨害をなるべく少なくするためであ
る。
【0031】製造者コードが一致している場合はそのパ
ケットに含まれるプログラムの部分が既にプログラム更
新用メモリ43に取り込まれているか否を判定する。こ
の判定はステップS13で、当該パケット内のパケット
番号部73の内容とプログラム更新用メモリ42の内容
から行われる。プログラム更新用メモリにまだ取り込ま
れていない部分であれば、これを取り込み(ステップS
14)、既に取り込み済のパケットの場合はステップS
15に移り、全パケットの取り込みを完了したか否かを
判定し、未完了の場合はステップS5に戻る。
【0032】新しい動作プログラムの全部分がプログラ
ム更新用メモリに書き込まれたと判定した場合は(ステ
ップS15の判定がY)、プログラム更新用メモリ43
の内容をプログラム保存用メモリ42に複写してプログ
ラムダウンロードの動作を終了する。
【0033】図7においてステップS12、S15の判
定結果がNであった場合、ステップS5に戻るのは、プ
ログラムダウンロード処理のために発呼処理、着呼処理
が妨げられることがないようにするためである。ステッ
プS5の判定は、当該移動体通信局に接続されているハ
ンドセット、ファクシミリ機器、データ端末(図示せ
ず)からの発呼要求を監視していればよいので、保守用
チャネルの受信中に同時に行うことができる。ステップ
S8がYの場合、保守用チャネル7の受信をやめ、制御
用チャネル5の受信に切り替えて、制御用チャネルの中
に入っている着呼メッセージを検出しなければならな
い。通常、ある移動体通信局に対する着呼メッセージ
は、ある定められたフレーム番号のフレームによっての
み通知されるというネットワークの特徴を利用して、そ
のフレームが放送されているタイミングの時だけ、受信
チャネルを制御用チャネル5に切り替える。当該移動体
通信局が着呼メッセージを受信する可能性があるフレー
ムのフレーム番号は、ROM44に格納されている当該
移動体通信局の移動体番号基づいて求めることができ
る。また、当該移動体通信局が着呼メッセージを受信す
る可能性があるフレームの受信タイミングか否かは、前
述したように、フレーム番号部70(図5)に格納され
ているフレーム番号と、フレーム番号部51(図4)に
格納されているフレーム番号とが所定の関係を持ってい
るので、フレーム番号部70に格納されているフレーム
番号に基づいて判断することができる。このようにし
て、当該移動体通信局に対する着呼メッセージを受信す
る可能性があるフレームの受信タイミングのときだけ、
受信チャネルを制御用チャネル5に切り替え、自局に対
する着呼があるか否かを判断することにより、動作プロ
グラムのダウンロードを迅速に行うことができる。
【0034】ステップS5の判断で発呼要求があった場
合はCPU41は受信チャネルを制御用チャネル5に切
り替え(ステップS6)、通常の発呼処理を行う(ステ
ップS7)。また、ステップS8において着呼があると
判断したときは、受信チャネルを制御用チャネル5に切
り替え(ステップS9)、通常の着呼処理を行う(ステ
ップS10)。ステップS15において全パケットの書
き込みが完了したと判定した場合は、CPU41はプロ
グラム更新用メモリ43に書き込まれている最新バージ
ョンの動作プログラムをプログラム保存用メモリ42に
コピーすると同時に最新のバージョン番号をプログラム
保存用メモリの所定領域に格納する(ステップS16、
S17)。なお、ステップS16、S17の処理はプロ
グラム更新用メモリ43の特定領域に格納されているコ
ピー用プログラムによって行われる。すなわち、プログ
ラム保存用メモリ42のプログラムのステップS15の
判定がYの場合プログラム保存用メモリのプログラムに
は上述のコピー用プログラムの先頭部分にジャンプせよ
という命令が格納されていて、後はコピープログラムに
よりステップS16、S17が実行される。
【0035】以上述べたように、本実施形態によれば、
移動体通信局の所有者が特別な装置を用意したり、特別
な操作をしたりする必要がなく、最新バージョンの動作
プログラムをダウンロードすることができる。また、ネ
ットワーク制御局2は、複数のパケットを循環的に繰り
返して送出し、且つ各パケットに総パケット数AN、B
Nとパケット番号An、Bnとを格納してあるので、移
動体通信局4は任意のタイミングで動作プログラムの取
り込み処理を開始してもよく、またデータ誤りによりあ
るパケットの取り込みに失敗した場合でも次の周期に取
り込むことができる。また、プログラム更新用メモリ4
3を書き換え可能な不揮発性メモリで構成しておけば、
パケットの取り込み処理中に移動体通信局4の電源が切
れた場合にも、取り込み済みのデータが揮発されるとい
う心配はない。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば移動体
通信局の所有者に経済的な負担をかけずに、且つ移動体
通信局の所有者が特別な操作を行わなくても最新バージ
ョンの動作プログラムをダウンロードすることができる
ようになる。その理由は、ネットワーク制御局2が通信
衛星を経由して制御用チャネル5を用いて、最新の動作
プログラムのバージョン番号を放送すると共に、新たに
用意した保守用チャネルを用いて最新バージョンの動作
プログラムをパケット形式で放送し、各移動体通信局
が、制御用チャネルによって送られてくるバージョン番
号と自局が現在使用している動作プログラムのバージョ
ン番号とが異なる場合、保守用チャネルによってパケッ
ト形式で放送されている最新のバージョンのプログラム
をプログラム更新用メモリに一旦取り込み、その後、プ
ログラム保存用メモリにコピーすることができるからで
ある。
【0037】また、移動体通信ネットワーク内に複数の
製造者によって製造・供給された移動体通信局が共存す
る場合でも、周波数リソースを有効に利用し、効率よく
最新バージョンの動作プログラムをダウンロードするこ
とができる。その理由は、同一の保守用チャネルに時分
割形式でのせて各製造者の製造・供給した移動体通信局
用の最新バージョンの動作プログラムが放送されている
からである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される移動体衛星通信ネットワー
クの基本形態を示すブロック図である。
【図2】図1のネットワーク制御局の構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】図2のメモリ23Aの構成を示すフォーマット
図である。
【図4】図2の制御用チャネルの構成例を示すフォーマ
ット図である。
【図5】図2の保守用チャネルの構成例を示すフォーマ
ット図である。
【図6】図1の移動体通信局の本発明に関連する部分を
示すブロック図である。
【図7】図6の装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 通信衛星 2 ネットワーク制御局 3 固定通信局 4 移動体通信局 41 CPU(移動体通信局用) 41 プログラム保存用メモリ 42 プログラム更新用メモリ 45 受信復調部 46 受信データ処理部 51 フレーム番号部(制御用チャネル内) 52 製造者コード部(制御用チャネル内) 53 バージョン番号部(制御用チャネル内) 70 フレーム番号部(保守用チャネル内) 71 製造者コード部(保守用チャネル内) 72 バージョン番号部(保守用チャネル内)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信衛星と、ネットワーク制御局と、複
    数の固定通信局と、複数の移動体通信局とを含むネット
    ワーク内の前記複数の移動体通信局の各移動体通信局の
    動作を制御する動作プログラムの最新のバージョン(ve
    rsion :版)を当該移動体通信局にダウンロードする移
    動体通信局の動作プログラムダウンロード方法であっ
    て、 前記ネットワーク制御局から前記通信衛星で中継して、
    制御用チャネルの各フレーム内に、当該フレームのフレ
    ーム番号が格納されるフレーム番号部、ネットワーク内
    の各移動体通信局が製造・供給された製造者名が格納さ
    れる製造者コード部、この製造者コード部に格納されて
    いる製造者名が示す製造者に対応する動作プログラムの
    最新のバージョンのバージョン番号が格納されるバージ
    ョン番号部を挿入したフレームを、各製造者名毎に循環
    的に繰り返して放送する第1のステップ、 この第1のステップと同時に前記ネットワーク制御局か
    ら前記通信衛星で中継して、保守用チャネルの各フレー
    ム内に、当該フレームのフレーム番号が格納されるフレ
    ーム番号部、ネットワーク内の各移動体通信局が製造・
    供給された製造者名が格納される製造者コード部、この
    製造者コード部に格納されている製造者名が示す製造者
    に対応する動作プログラムの最新のバージョンのバージ
    ョン番号が格納されるバージョン番号部、当該フレーム
    のデータ部を構成する最新バージョンの動作プログラム
    のパケット番号が格納されるパケット番号部、当該動作
    プログラムの総パケット数が格納される総パケット数部
    を挿入し、前記パケット番号部に記載された番号のパケ
    ットの動作プログラムの領域を前記データ部に格納した
    フレームを、各製造者名毎に且つ各パケット毎に循環的
    に繰り返して放送する第2のステップ、 各移動体通信局で、前記制御用チャネルを受信し、その
    製造者コード部の製造者名が自局の製造者名と一致し、
    そのバージョン番号部のバージョン番号が自局で現在使
    用中の動作プログラムのバージョン番号と異なる場合に
    限り、自局の発呼、着呼を妨害しない時間帯において前
    記保守用チャネルで放送されている最新バージョンの動
    作プログラムのパケットを受信してプログラム更新用メ
    モリに格納する第3のステップ、 及び最新バージョンの動作プログラムの総てのパケット
    が前記プログラム更新用メモリに格納されたとき、前記
    プログラム更新用メモリの内容をプログラム保存用メモ
    リにコピーする第4のステップ、 を備えた移動体通信局の動作プログラムダウンロード方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の移動体通信局の動作プロ
    グラムダウンロード方法において、前記第3のステップ
    は、 自局からの発呼要求があるときは、制御チャネルの受信
    に切り替えて発呼処理を行うステップと、 自局に着呼の可能性があるか否かは、前記保守用チャネ
    ルのフレーム番号部に格納されているフレーム番号によ
    り推察できるよう、前記保守用チャネルのフレーム番号
    部の番号と前記制御用チャネルのフレーム番号部の番号
    とを関連させておき、当該移動体通信局は保守用チャネ
    ルのフレーム番号が自局に着呼の可能性のあることを示
    すときだけ前記制御用チャネルに切り替えて着呼を調べ
    るステップと、 を備えた移動体通信局の動作プログラムダウンロード方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の移動体通信局の動作プロ
    グラムダウンロード方法において、前記第4のステップ
    は、 最新バージョンの動作プログラムの総てのパケットが前
    記プログラム更新用メモリに格納されたとき、その時点
    まで当該移動体通信局の動作を制御していた前記プログ
    ラム保存用メモリ内のプログラムから前記プログラム更
    新用のメモリの特定番地にジャンプし、その番地から読
    み出される命令により、プログラム更新用メモリの内容
    をプログラム保存用メモリにコピーし、新しいバージョ
    ン番号を保存することを特徴とする移動体通信局の動作
    プログラムダウンロード方法。
  4. 【請求項4】 通信衛星と、ネットワーク制御局と、複
    数の固定通信局と、複数の移動体通信局とを含むネット
    ワーク内の前記複数の移動体通信局の各移動体通信局の
    動作を制御する動作プログラムの最新のバージョンを当
    該移動体通信局にダウンロードする移動体通信局の動作
    プログラムダウンロード装置であって、 前記ネットワーク制御局は、当該ネットワーク内の移動
    体通信局の各通信局の製造者毎にパケット生成部を備
    え、各パケット生成部は当該製造者の製造者コードを格
    納する製造者コード用レジスタ、当該製造者に対応する
    動作プログラムの最新バージョンのバージョン番号を格
    納するバージョン番号レジスタ、この動作プログラムが
    パケットに分解され送出される場合のパケットの総数を
    格納する総パケット数レジスタ、前記バージョン番号レ
    ジスタに格納されているバージョン番号の動作プログラ
    ムを複数個の領域に分けて格納するメモリ、制御用チャ
    ネルを構成するための信号を選択する信号選択回路、保
    守用チャネルを構成するための信号を選択する信号選択
    回路を備え、 制御用チャネルの各フレーム内に、当該フレームのフレ
    ーム番号を格納するフレーム番号部、前記製造者コード
    レジスタの製造者コードを格納する製造者コード部、前
    記バージョン番号レジスタのバージョン番号を格納する
    バージョン番号部を挿入したフレームを、各製造者名ご
    とに循環的に繰り返して生成する手段と、 保守用チャネルの各フレーム内に、当該フレームのフレ
    ーム番号を格納するフレーム番号部、前記製造者コード
    レジスタの製造者コードを格納する製造者コード部、前
    記バージョン番号レジスタのバージョン番号を格納する
    バージョン番号部、前記総パケット数レジスタの総パケ
    ット数を格納する総パケット数部を挿入し、前記メモリ
    から読み出された動作プログラムのパケットを前記デー
    タ部に格納したフレームを、各製造者名ごとに且つ各パ
    ケット毎に循環的に繰り返して生成する手段と、 を備えた移動体通信局の動作プログラムダウンロード装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の移動体通信局の動作プロ
    グラムダウンロード装置において、 前記ネットワーク制御局の備える各レジスタは不揮発性
    メモリで構成されることを特徴とする移動体通信局の動
    作プログラムダウンロード装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の移動体通信局の動作プロ
    グラムダウンロード装置において、 前記複数の移動体通信局の各移動体通信局は、受信周波
    数が通信用チャネル、前記制御用チャネル、前記保守用
    チャネルに切り替えられる受信復調部と、当該移動体通
    信局の移動体番号が格納されているROMと、当該移動
    体通信局を製造・供給した製造者の製造者コードが格納
    されているROMと、プログラム更新用メモリと、プロ
    グラム保存用メモリとを備えたことを特徴とする移動体
    通信局の動作プログラムダウンロード装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の移動体通信局の動作プロ
    グラムダウンロード装置において、 前記プログラム更新用メモリと、前記プログラム保存用
    メモリとは書き込み可能な不揮発性メモリで構成される
    ことを特徴とする移動体通信局の動作プログラムダウン
    ロード装置。
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