JP2878269B1 - 基地局監視装置 - Google Patents

基地局監視装置

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JP2878269B1 JP10092219A JP9221998A JP2878269B1 JP 2878269 B1 JP2878269 B1 JP 2878269B1 JP 10092219 A JP10092219 A JP 10092219A JP 9221998 A JP9221998 A JP 9221998A JP 2878269 B1 JP2878269 B1 JP 2878269B1
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正樹 佐久間
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Abstract

【要約】 【課題】 ハードウェアの構成に依存することなく各機
能構成の運用状況を監視するようにした基地局の装置監
視を行う基地局監視装置を提供すること。 【解決手段】 基地局監視装置30において、呼処理や
トラヒックおよび発呼の規制やシステムデータの転送な
ど無線基地局の各機能を実現するために各機能構成ごと
に実装される複数のカード311、312、…、31
Nと、これらカード311〜31Nを制御する中央制御部
32と、装置監視部33の運用状況を、ICカード34
に予め記憶されているポートアドレス情報に基づいて監
視ポート38を介して、各機能カードごとに運用状態を
読み出される。そして、GM36に作成された装置監視
テーブルに格納されている運用状態と比較して、不一致
のときは運用状態の変化通知を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局監視装置に
係わり、詳細には移動通信システムにおいて各機能の構
成部分の運用状況を監視する基地局監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車電話を始めとする各種移動通信シ
ステムが、通信技術の向上と情報通信社会への志向とい
う社会背景との相乗効果により急速に発展している。こ
の移動通信システムの発展による利用者の急増は、質と
量の両面におけるサービス向上の要求として現われてい
る。そして、移動通信システムにおいて、一時的に局所
的な発着呼の集中による負荷増加に伴う呼損失などは、
社会に対して大きな影響を及ぼすに至り、移動通信シス
テムにおける障害発生時の早期復旧あるいは障害そのも
のの回避が望まれている。
【0003】このような障害発生の早期復旧あるいは障
害回避に対応するために、移動通信システムには多数の
移動局との無線授受を行う無線基地局に対して、その運
用状況を機能ごとに監視する基地局監視装置が設けられ
ている。
【0004】図9は、上述したような従来の移動通信シ
ステムの構成の概要を表わしたものである。この移動通
信システムは、複数の移動局101、102、・・・、1
Kと、これら移動局101〜10Kとの無線通話11の
授受を行う無線基地局12と、無線基地局の機能監視を
行う基地局監視装置13と、一般加入電話と移動局10
1〜10Kとの通話接続を行う移動体交換機14と、基地
局監視装置13の制御を行うための保守端末15とを備
えている。基地局監視装置13は、無線基地局12の運
用状態を監視しており、例えばサービス総合ディジタル
網(IntegratedServices Digital Network:ISDN)
回線を介して移動体交換機14や保守端末15と接続さ
れており、移動体交換機14による一般加入者電話と移
動局101〜10Kとの通話接続や、保守端末15による
基地局監視装置13の制御を可能にしている。
【0005】図10は、図9に示した基地局監視装置1
3の構成の概要を表わしたものである。この基地局監視
装置13は、呼処理制御や装置監視制御を司る中央制御
部パネル16と、無線基地局12や基地局監視装置の各
機能を果たすために実装されている各パネルの運用状態
を監視する装置監視部パネル17と、中央制御部パネル
16や装置監視部パネル17の各種制御プログラムや制
御データを格納するシステムデータメモリ(System Dat
a Memory:以下、SDMと略す。)パネル18と、各パ
ネルの運用状態を格納するグローバルメモリ(Global M
emory:以下、GMと略す。)パネル19と、無線基地
局12との通話および各種制御情報や各種運用情報と保
守端末15との運用状況および各種制御情報の授受を行
うデータユニット(Data Unit:以下、DUと略す。)
パネル20とを備えている。これら各パネルは、グロー
バルバス21により接続されており各種制御情報の授受
が行われる。したがって、基地局監視装置13はバス・
インタフェース(Bus INTerface:BINT)パネル2
2を備え、グローバルバス21のバス調停を行うように
なっている。
【0006】基地局監視装置13は、上述したような各
パネルを複数のシェルフに分割実装することによって、
グローバルバス21で接続されるようになっており、予
め分割実装すべきシェルフ内の実装位置が決められてい
る。
【0007】図11は、基地局監視装置13のパネル実
装図の概要を表わしたものである。このようなパネル実
装図24には、シェルフ番号25に対してシェルフ内の
実装位置となるスロット番号26と、各スロット番号2
6に対して実装可能なパネル名27と、その実装したパ
ネルの運用状況を監視するためのポートを識別するため
のポートアドレス28とが規定されている。
【0008】基地局監視装置13では、GMパネル19
において各シェルフに実装されている各機能パネルの動
作状態を格納するパネル・コンディショナル・テーブル
(Panel Conditional Table:以下、PCTと略す。)
を備えている。このPCTは、シェルフごとに各シェル
フ内のスロット番号により実装位置を区分するととも
に、予め定められた運用状況を示す状態情報が格納され
るようになっている。PCTに格納される各構成パネル
の動作状態には、例えば実装状態や運用状態、メンテナ
ンス状態、アラーム発生状態、閉塞状態がある。これら
動作状態は、各パネルの監視ポートの状態として、図1
1に示した各パネルの動作状態を監視するために予め決
められているポートアドレスを参照することにより取得
することができる。例えば、DU20の監視ポートに予
め割り当てられている監視ポートアドレスに基づいて監
視ポートを参照することで、予め決められている無線基
地局12の各機能部の運用状況を取得することができ
る。
【0009】このような監視ポートアドレスの監視方法
については、例えば記憶装置の所定のアドレスの格納値
を読み出すときと同様にして、入出力装置のI/Oポー
トとして読み出すことによって読み出したポート値に基
づいて監視することができる。
【0010】装置監視部パネル17では、GMパネル1
9において格納されているPCTを参照して、シェルフ
番号とそのシェルフに実装されている各パネルの運用状
況を監視する。そして、例えば運用状況の変化などが判
明したときには、中央処理制御パネル16に対して割り
込みをかける。中央処理制御部パネル16では、予め各
パネルからの割り込み処理に対応してSDMパネル18
に格納されている制御プログラムにより、障害発生の通
知など装置監視制御を行う。
【0011】以上説明したような従来の移動通信システ
ムでは、無線基地局12と基地局監視装置13とを分離
して設置されているものとして説明したが、基地局監視
装置13の機能を無線基地局12の内部に組み込んで、
単に無線基地局として実現されている。この場合、DU
20を介して無線基地局12の各機能部の運用状況を取
得することなく、無線基地局12の各機能パネルの監視
ポートを直接アクセスすることで容易にその運用状況を
認識することができるようになる。
【0012】さらに、このように移動通信システムにお
ける無線基地局において、呼処理や基地局の監視制御や
トラヒックと発呼の規制制御などの基地局対応制御と、
基地局監視装置13内の各パネルの運用状態の監視制御
とを分割することにより、基地局監視装置13の特定の
部分にかかる負荷を低減する技術が提案されている。
【0013】このような負荷低減に関する技術は、例え
ば特開平9−261719号公報「基地局監視制御装
置」に開示されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の無線
基地局における運用状況の監視制御を行う基地局監視装
置13は、装置監視部パネルが各パネルごとに設けられ
ている運用状況の監視用ポートから運用状態を読み出
し、装置を構成している機能の異なる複数のパネル全て
の状態監視を行っていた。ところが、監視ポートは、無
線基地局および装置監視装置のハードウェアに依存して
いるため、各無線基地局および装置監視装置それぞれで
はポートアドレスが固定されている。したがって、ポー
トアドレス情報を装置監視部パネルの制御プログラムに
組み込んで実装することで、装置監視制御が行われてい
た。
【0015】ところが、移動通信システムの急速な発展
にともない無線基地局を多くの場所で設置することが望
まれるようになっている。さらに、都市部やそれ以外の
設置場所など必要とされる収容能力に応じて、さまざま
な形態の無線基地局を設置するためには、これら設置形
態に応じたハードウェアの変更が必要になっている。
【0016】しかし、従来の無線基地局および基地局監
視装置ではハードウェア構成が変わることによりポート
アドレスのマッピングが変更された場合、装置監視部パ
ネルの制御プログラムに込みこまれるポートアドレス情
報も変更する必要があるため、その異なる形態の無線基
地局および基地局監視装置ごとに制御プログラムを変更
する必要があった。
【0017】そこで本発明の目的は、ハードウェアの構
成に依存することなく各機能構成の運用状況を監視する
ようにした基地局の装置監視を行う基地局監視装置を提
供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)基地局の運用状態を示す複数のポートと、
(ロ)これらポートに対応して各ポートを識別するポー
トアドレスを記憶する第1の記憶手段と、(ハ)この第
1の記憶手段に記憶されているポートアドレスに基づい
てポートの値を参照して基地局の運用状態を監視する監
視手段と、(ニ)この監視手段による監視結果を通知す
る通知手段とを基地局監視装置に具備させる。
【0019】すなわち請求項1記載の発明では、第1の
記憶手段に記憶されているポートアドレスに基づいて、
基地局の運用状況を監視し、その監視結果を通知するよ
うにしている。
【0020】請求項2記載の発明では、(イ)基地局の
機能別に実装単位として装置内に実装される複数の実装
カードと、(ロ)これら実装カードごとにそれぞれの運
用状態を示す複数のポートと、(ハ)これらポートをア
クセスするためのポートアドレス情報を予め記憶する不
揮発性の第1の記憶手段と、(ニ)装置を立ち上げたと
きに第1の記憶手段に記憶されているポートアドレス情
報を転送する第1の転送手段と、(ホ)この第1の転送
手段によって転送された第1の記憶手段に記憶されてい
るポートアドレス情報を記憶する第2の記憶手段と、
(ヘ)この第2の記憶手段に記憶されているポートアド
レス情報に基づいて実装カードの運用状態を設定する運
用状態設定手段と、(ト)第2の記憶手段に記憶されて
いるポートアドレス情報とともに運用状態設定手段によ
って設定された実装カードの運用状態を記憶する第3の
記憶手段と、(チ)この第3の記憶手段によって記憶さ
れているポートアドレス情報に基づいてポートから実装
カードの運用状態を読み出す運用状態読出手段と、
(リ)この運用状態読出手段によって読み出された実装
カードの運用状態と第3の記憶手段に記憶されている実
装カードの運用状態とが一致しているか否かを判定する
判定手段と、(ヌ)この判定手段によって一致していな
いと判定されたときには実装カードの運用状態変化を通
知するとともに第3の記憶手段に記憶されている実装カ
ードの運用状態を再設定する運用状態再設定手段とを基
地局監視装置に具備させる。
【0021】すなわち請求項2記載の発明では、基地局
の機能別に実装単位として装置内に実装される実装カー
ド単位で運用状態を示すポートをアクセスするためのポ
ートアドレス情報を、予め不揮発性の第1の記憶手段に
記憶させている。そして、装置立ち上げ時に不揮発性の
第1の記憶装置から第2の記憶手段に転送後、この第2
の記憶手段に転送されたポートアドレス情報に基づいて
現状の運用状態を第3の記憶手段に設定するようにして
いる。さらに、第3の記憶手段に設定されたポートアド
レス情報に基づいてポートから実装カードの運用状態を
読み出し、第3の記憶手段に設定された運用状態と比較
する。そして、この比較により一致していないときには
実装カードの運用状態に変化があったことを通知すると
ともに第3の記憶手段に記憶されている実装カードの運
用状態を再設定するようにして、装置の運用状態を監視
するようにしている。
【0022】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
基地局監視装置で、運用状態読出手段は、所定の周期時
間ごとに第3の記憶手段によって記憶されているポート
アドレス情報に基づいてポートから実装カードの運用状
態を読み出すことを特徴としている。
【0023】すなわち請求項3記載の発明では、所定の
周期時間ごとに実装カードの運用状態を読み出すように
している。
【0024】請求項4記載の発明では、請求項2記載の
基地局監視装置で、運用状態読出手段は実装カードのう
ち予め決められた数を1ブロック単位として、第3の記
憶手段によって記憶されているポートアドレス情報に基
づいてポートから実装カードの運用状態を読み出し、判
定手段はこのブロック単位で運用状態読出手段によって
読み出された各実装カードの運用状態と第3の記憶手段
に記憶されている各実装カードの運用状態とが一致して
いるか否かを判定し、運用状態再設定手段は、ブロック
単位で判定手段によって一致していないと判定されたと
きには運用状態変化を通知するとともに第3の記憶手段
に記憶されている実装カードの運用状態を再設定するこ
とを特徴としている。
【0025】すなわち請求項4記載の発明では、装置内
に実装されている複数の実装カードのうち予め決められ
た数を1ブロック単位として各実装カードの運用状態の
監視を行うようにしている。
【0026】請求項5記載の発明では、請求項1〜5記
載の基地局監視装置で、第1の記憶手段は、その記憶内
容が書き換えができるとともに不揮発性で、かつ脱着自
在なICカードであることを特徴としている。
【0027】すなわち請求項5記載の発明では、予め記
憶しているポートアドレスを、書き換えができるととも
に不揮発性で、かつ脱着自在なICカードに記憶するよ
うにしている。
【0028】
【発明の実施の形態】
【0029】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明の一実施例における無線基
地局の構成の概要を表わしたものである。この無線基地
局30は、呼処理やトラヒックおよび発呼の規制やシス
テムデータの転送など無線基地局の各機能を実現するた
めに各機能構成ごとに実装される複数のカード(あるい
はパネル)311、312、…、31Nと、これらカード
311〜31Nの各種制御を行う中央制御部32とを備え
ている。さらに、この無線基地局の各機能カード311
〜31Nによる各機能の運用状況を監視するために、装
置監視の制御を行う装置監視部33と、装置監視を行う
ための監視ポートのポートアドレステーブルを予め格納
するとともに装置監視部34に接続されるICカード3
4とを備えている。装置監視部33による装置監視は、
中央制御部32によって実行されるシステム立ち上げ時
などの所定の初期設定後に行われる。ICカード34
は、不揮発性で記憶内容の書き換えが可能であるばかり
でなく、装置監視部33に対して脱着自在な構造となっ
ており、システムダウン時には別のポートアドレス情報
を格納したICカードに変更することができる。
【0031】無線基地局30において装置監視部33に
よる装置監視を行うために、中央制御部32と装置監視
部33との間の処理の引き渡しを行うためのフラグ部3
5と、中央制御部32と装置監視部33との間で引き渡
される処理結果を格納するGM36と、ポートアドレス
情報を格納するSDM37と、各機能カードごとに運用
状態を示す監視ポート38とを有している。中央制御部
32と装置監視部33との間で処理が引き渡されたとき
に、運用状態などの処理結果はGM36を介して行われ
る。また、SDM37には、ICカードの記憶情報を格
納後、図示しない現用系と待機系という2重化構成のシ
ステム運用中の運用状態の参照すべきポートアドレス情
報として格納される。すなわち、GM36はSDM37
のポートアドレス情報に基づいて、作業用のポートアド
レス情報を作成することになる。
【0032】フラグ部35は、システム立ち上げ時に中
央制御部32によって行われる後述する所定の初期設定
処理後に装置監視部33に対して装置監視の開始指示を
通知するための初期化完了フラグ39と、システム立ち
上げ時にSDM37に監視ポートアドレステーブルが格
納されているか否かを示すアクセスフラグ40とを有し
ている。監視ポート38は、機能カード311〜31N
とに運用状態を示しており、中央制御部監視ポート41
1と、装置監視部監視ポート412と、カード監視ポート
413〜41N+2とを有している。これら監視ポートは、
それぞれ中央制御部32と、装置監視部33と、機能カ
ード311〜31Nそれぞれの運用状態を示すことができ
る。
【0033】図2は、このような監視ポートを模式的に
表わしたものである。この監視ポート42は、8ビット
構成で、最上位ビット(Most Significant Bit:MS
B)側から最下位ビット(Least Significant Bit:LS
B)の方向に、実装状態を示す実装状態表示ビット43
と、運用状態を示す運用状態表示ビット44と、アラー
ム状態を示すアラーム状態表示ビット45と、閉塞状態
を示す閉塞状態表示ビット46とを有している。さら
に、機能カードごとに表示すべき運用状態が規定されて
いる表示ビット47、48とを有している。
【0034】これら各監視ポートに共通に規定している
ポートのうち、例えば実装状態表示ビット43が“0”
のときは「実装中である」ことを示し、“1”のときは
「実装中ではない」ことを示す。実装状態は、例えばそ
の機能カードが実装されているか否かを表示する。ま
た、運用状態表示ビット44が“0”のときは「運用中
である」ことを示し、“1”のときは「運用中ではな
い」ことを示す。運用状態は、例えばその機能カードの
電源が入っているか否かを表示する。また、アラーム状
態表示ビット45が“0”のときは「アラーム中であ
る」ことを示し、“1”のときは「アラーム中ではな
い」ことを示す。アラーム状態は、例えばハードウェア
あるいはソフトウェア的に、バスエラーなど応答がある
か否かを表示する。また、閉塞状態表示ビット46が
“0”のときは「閉塞中である」ことを示し、“1”の
ときは「閉塞中ではない」ことを示す。閉塞状態は、例
えばその機能カードの電源は入っているが機能停止を行
っているか否かを表示する。
【0035】このような図2に示す監視ポートは、中央
制御部32と装置監視部33と機能カード311〜31N
ごとに備えることで監視ポート38を構成する。監視ポ
ート38の各ポートは、ポートアドレスに基づいて参照
することによりその監視ポートの値を取得することがで
きる。
【0036】次に、この監視ポートの値を取得するため
に参照する監視ポートの監視ポートアドレスについて、
無線基地局のハードウェアに依存しないようにする監視
ポートアドレステーブルについて説明する。この監視ポ
ートアドレステーブルは、図1に示すICカード34に
予め格納されており、このICカード34の格納内容を
変更することで無線基地局30のハードウェアに依存し
ない基地局監視を行うことができるようになる。
【0037】図3は、監視ポートアドレステーブルのメ
モリ構成の概要を表わしたものである。監視ポートアド
レステーブル50は、装置監視部33によって予め決め
られたカード数ごとに分割されたブロックごとに装置監
視を行うため、そのブロック数51と、各ブロックごと
にブロック監視情報521〜52Mとを有している。以下
では、各ブロック監視情報のメモリ構成は同一のため、
ブロック#1のブロック監視情報521について説明
し、ブロック#2〜ブロック#Mのブロック監視情報5
2〜52Mについての説明を省略する。ブロック監視情
報521は、ブロック#1内にグループ化された機能カ
ード構成数が変更されたか否かを示す管理番号としての
シーケンス番号531と、ブロック#1内のカード情報
数を示すカード構成数532と、各機能カードごとに監
視ポートアドレス情報541〜54Lが格納されている。
【0038】監視ポートアドレス情報541は、図2に
示す監視ポートを参照するために無線基地局30におい
て予め決められている監視ポートアドレス551と、監
視ポートから読み出した運用状態に対して特定の状態を
マスクするためのマスク値552と、その機能カードが
実装されているシェルフを識別するシェルフ番号553
と、その機能カードごとに付与されるカード番号554
と、図2に示す機能カードの監視ポートより読み出した
運用状態555とを備えている。
【0039】上述のように、図1に示した装置監視部3
3は、監視ポートアドレステーブル50に格納されてい
る監視対象の機能カードごとにその機能カード実装位置
や監視ポートアドレスなどを参照している。これによ
り、ハードウェアごとに変更される場合がある監視ポー
トアドレスやシェルフ番号などハードウェアに依存する
ことなく、機能カードごとの運用状態を監視することが
できる。
【0040】このような図3に示す監視ポートアドレス
テーブル50を用いてハードウェアに依存しない機能カ
ードごとに監視ポートの監視制御を可能にする中央制御
部32は、図示しない中央処理装置(Central Processi
ng Unit:以下、CPUと略す。)を有しており、磁気デ
ィスクなどの外部記憶装置あるいはこれとは別に設けら
れた読み出し専用メモリ(Read Only Memory:以下、R
OMと略す。)などの所定の記憶装置に格納されたプロ
グラムに基づいて各種制御を実行するようになってい
る。
【0041】また、上述した制御を可能にする装置監視
部33も、同様にCPUを有しておりROMに格納され
たプログラムに基づいて各種制御を実行するようになっ
ている。
【0042】図4は、装置監視部33の構成要部の概要
を表わしたものである。このように、装置監視部33
は、上述した制御を実行する制御部60と、制御部60
による装置監視制御を行うための装置監視テーブルが格
納される内部メモリ61と、所定の周期ごとに装置監視
を行うためのタイマ62と、予め設定された監視ポート
アドレステーブルを格納するICカード34と接続する
ためのICカードインタフェース63とを備えている。
制御部60は、CPU64と、ROM65と、ランダム
アクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)66
とを備えており、ROM65に格納されたプログラムに
基づいて、CPU64がRAM66を作業用メモリとし
て使用しながら各種制御を実行する。ここでは、内部メ
モリ61とRAM66とを分離された構成として説明し
たが、内部メモリ61とRAM66とは同一のメモリ構
成であっても良い。
【0043】次に、上述した中央制御部32と装置監視
部33における制御内容について説明する。
【0044】図5は、中央制御部32の図示しないRO
Mに格納された制御の概要を表わしたものである。中央
制御部32では、システム立ち上げ時にSDM37に図
3に示す監視ポートアドレステーブルが格納されている
か否かをチェックするためにアクセスフラグ40を参照
する(ステップS70)。アクセスフラグ40は、後述
するように装置監視部33によってICカード34に予
め設定されている監視ポートアドレステーブルがSDM
37に転送されたときに“オン”状態に設定される。し
たがって、アクセスフラグ40を参照したときに、“オ
ン”状態に設定されているときにはSDM37に監視ポ
ートアドレステーブルが格納されていることを示し、
“オフ”状態に設定されているときにはSDM37に監
視ポートアドレステーブルが監視されていないことを示
す。
【0045】ステップS70においてアクセスフラグ4
0が参照され、“オフ”状態であってSDM37に監視
ポートアドレステーブルが格納されていないと判定され
たとき(ステップS71:N)には、装置監視部33に
よってICカード34に予め設定されている監視ポート
アドレスがSDM37に転送された後にアクセスフラグ
40が“オン”状態に設定されるのを待つ。通常、この
場合は電源投入時によるシステム立ち上げ時となる。
【0046】一方、アクセスフラグ40が“オン”状態
であってSDM37に監視ポートアドレステーブルが格
納されていると判定されたとき(ステップS71:Y)
には、図3に示す監視ポートアドレステーブルのブロッ
ク数51を読み出す(ステップS72)。そして、GM
36に読み出したブロック数51から必要なブロック数
分の監視ポートアドレステーブルのブロック監視情報か
ら装置監視テーブルを作成する(ステップS73)。ス
テップS73においてGM36で作成された装置監視テ
ーブルは、図3に示す監視ポートアドレス50をコピー
したものである。GM36に作成することで、装置監視
部33に処理が引き渡された後は、この装置監視部33
によってアクセスすることができる。
【0047】ステップS73においてGM36に作成し
た装置監視テーブルの監視ポートアドレス情報から各カ
ードの監視ポートアドレスを読み出す(ステップS7
4)。そして読み出した監視ポートアドレスから無線基
地局30を構成している中央制御部32と装置監視部3
3と各機能カードの初期運用状態を中央制御部監視ポー
ト411と装置監視部監視ポート412と各機能カード監
視ポート411〜41N+2から読み出す(ステップS7
5)。これら監視ポート38から読み出された初期運用
状態は、GM36に作成された装置監視テーブルの対応
する監視ポートアドレス情報の運用状態に設定される
(ステップS76)。このように、GM36に作成した
装置監視テーブルの全ブロックの監視対象となる全監視
ポートに対して初期運用状態を設定するまで、同様な読
み出しおよび設定処理を繰り返す(ステップS77:
N)。そして、監視対象となる全監視ポートに対して設
定が終了すると(ステップS77:Y)、初期化完了フ
ラグ39を“オン”状態に設定する(ステップS7
8)。
【0048】中央制御部32は、これまで述べたような
所定の初期化処理終了後、この初期化完了フラグ39を
“オン”状態に設定することによって、後述するように
装置監視部33に装置監視制御を開始させることができ
るようになっている。そして、この後は中央制御部32
は、装置監視部33によって監視対象の運用状態の変化
が通知されるまで待機する。
【0049】図6は、図5に示す中央制御部32の制御
に後続する制御概要を表わしたものである。すなわち、
ステップS78で初期化完了フラグ39を“オン”状態
に設定後、装置監視部33によって検出された監視対象
の監視ポートの運用状態の変化が通知を待つ(ステップ
S79:N)。装置監視部33から監視ポートの運用状
態の変化が通知されたとき(ステップS79:Y)に
は、保守者に通知する(ステップS80)。そして、G
M36に作成された装置監視テーブルに最新のカード運
用状態に更新する(ステップS81)。中央制御部32
は、監視制御処理が終了するまで、装置監視部33から
監視ポートの運用状態の変化が通知されるのを待つ(ス
テップS82:N)。一方、監視制御処理を終了するこ
と(ステップS82:Y)で、一連の処理を完了する。
【0050】次に、このような中央制御部32によって
GM36上に作成された装置監視テーブルに基づいて、
装置監視制御を行う装置監視部33の処理内容について
説明する。
【0051】図7は、図1に示す装置監視部32のRO
Mに格納された制御の概要を表わしたものである。装置
監視部33では、システム立ち上げ時にアクセスフラグ
40を参照する(ステップS90)。上述したようにア
クセスフラグ40のフラグ状態により、SDM37に監
視ポートアドレステーブルが格納されているか否かを示
すので、アクセスフラグ40のフラグ状態を判定する
(ステップS91)。そして、アクセスフラグ40が
“オフ”状態であると判定されたとき(ステップS9
1:N)には、ICカード34に予め設定されている監
視ポートアドレステーブルをSDM37に転送する(ス
テップS92)。そして、アクセスフラグ40を“オ
ン”状態に設定する(ステップS93)。
【0052】装置監視部33は、これまで述べたように
SDM37に監視ポートアドレステーブルが格納されて
いないときには、ICカード34に予め設定している監
視ポートアドレステーブルをSDM37に転送後にアク
セスフラグ40を“オン”状態に設定することによっ
て、これまで説明した中央制御部32に所定の初期化処
理を開始させることができるようになっている。そし
て、この後は装置監視部33は、中央制御部32によっ
て所定の初期化処理が完了して初期化完了フラグ39が
“オン”状態に設定されるまで待機する。
【0053】このように、装置監視部33は、初期化完
了フラグ39が“オン”状態になるのを監視する(ステ
ップS94:N)。そして、初期化完了フラグ39が
“オン”状態になったとき(ステップS94:Y)、中
央制御部32によってGM36に作成された装置監視テ
ーブルを装置監視部33の内部メモリ61に転送して
(ステップS95)、作業用装置監視テーブルを作成す
る。
【0054】図8は、図7に示す装置監視部33の制御
に後続する制御概要を表わしたものである。すなわち、
ステップS95によって内部メモリ61に作業用装置監
視テーブルが作成されると、装置監視部33のタイマ6
2に対して周期タイマによる計時を開始させる(ステッ
プS96)。この装置監視部33は、無線基地局10を
構成して装置監視対象となる複数のカードを一度に運用
状況を取得して監視するのではなく、予め決められた複
数のカードを1ブロックとしてブロック単位に装置監視
を行うようになっている。
【0055】周期タイマ62の計時結果が所定の周期時
間を経過するまで、装置監視部33は装置監視を行わな
い(ステップS97:N)。しかし、周期タイマの計時
結果が所定の周期時間を経過してタイムアウトすると
(ステップS97:Y)、図3に示すようにブロック単
位で監視ポートから運用状態を取得して装置監視を行う
(ステップS98)。すなわち、前回監視した同じブロ
ックの装置監視テーブルの運用状態が古いものであるか
否かを判断するために、図示しないブロック更新フラグ
を参照する。そして、このブロック更新フラグが“オ
ン”状態であるとき(ステップS99:Y)には、内部
メモリ61に作成された作業用装置監視テーブルに基づ
いて前回監視した同じブロックの各機能カードの運用状
態は古いものであるとして、GM36に作成された装置
監視テーブルを再び内部メモリ61に転送して(ステッ
プS100)、作業用装置監視テーブルを更新する。そ
して、ブロック更新フラグを“オフ”状態に設定する
(ステップS101)。
【0056】ステップS99においてブロック更新フラ
グが“オン”状態ではないとき(ステップS99:N)
には、GM36上にある装置監視テーブルの運用状態と
装置監視部33の内部メモリ61に作成された作業用装
置監視テーブルの運用状態が同じであることを示してい
るので、GM36上の装置監視テーブルをコピーはしな
い。
【0057】このようにして、ブロック更新フラグが
“オン”状態であるとして最新の作業用装置監視テーブ
ルを作成したとき(ステップS99:Y)、あるいはブ
ロック更新フラグが“オフ”状態であるとき(ステップ
S99:N)は、装置監視部33の内部メモリ61には
最新の作業用装置監視テーブルが作成されている状態で
あるので、この作業用装置監視テーブルに基づいて監視
ポートアドレスを読み出して、各監視ポートからカード
の運用状態を読み出す(ステップS102)。
【0058】各カードの読み出された運用状態は、内部
メモリ61に作成された作業用装置監視テーブルに保存
されている各カードの運用状態と比較する(ステップS
103)。比較した結果、各カードの監視ポートから読
み出された運用状態と作業用装置監視テーブル上に保存
されている各カードの運用状態とが不一致のとき(ステ
ップS103:N)には、中央制御部32に対してカー
ドの運用状態に変化したことを通知する(ステップS1
04)とともにブロック更新フラグを“オン”状態に設
定する(ステップS105)。
【0059】ステップS103において各カードの監視
ポートから読み出された運用状態と作業用装置監視テー
ブル上に保存されている各カードの運用状態とが一致し
たとき(ステップS103:Y)、あるいはステップS
103において比較結果が不一致であるとして状態変化
通知してブロック更新フラグを“オン”状態に設定した
ことで、1ブロックの装置監視処理を終了する。このと
き、装置監視処理を終了するとき(ステップS106:
Y)は、そのまま一連の処理を完了する。一方、装置監
視処理を終了しないとき(ステップS106:N)に
は、次のブロックを装置監視するためにステップS97
まで戻る。したがって、次のブロックの装置監視は、周
期タイマ61のタイムアウト後に行われることになる。
このように、ブロック単位の装置監視は、周期タイマ6
1に予め設定された周期時間ごとに行われる。
【0060】なお本実施例では、無線基地局30の内部
に無線基地局の機能を監視する基地局監視装置が装置監
視部33として組み込まれている形態について説明した
が、無線基地局10と基地局監視装置とは分離されてい
る形態でも良い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ハ
ードウェアの構成によりポートアドレスのマッピングが
変更されたとしても、無線基地局および基地局監視装置
に組み込まれる制御プログラムを変更する必要がなくな
る。これは、プログラムの変更作業およびその確認作業
に伴う工数を削減するばかりでなく、無駄な作業が必要
になったため人手介入によるプログラムに不具合の作り
こみを未然に防ぐことができる。そして、このポートア
ドレス情報を変更するだけで他のシステムへの流用が容
易になり、システムの融通性を向上させる。
【0062】さらに請求項2記載の発明によれば、不揮
発性の第1の記憶手段に記憶されているポートアドレス
情報を一旦第2の記憶手段に転送したポートアドレス情
報に基づいて運用状態の変化を確認するようにした。そ
して、本来第1の記憶手段に記憶されていたポートアド
レスに基づいてポート値を読み出し、その読み出した結
果と前回の各機能単位の運用状態とを比較して不一致の
ときにオペレータなどに運用状態の変化を通知するよう
にした。これにより、装置監視処理を簡素化するととも
に、装置監視処理と本来の無線基地局の無線授受処理と
を分割して行うことができ、装置監視処理に伴う負荷の
増大を抑えることができる。
【0063】さらに請求項3記載の発明によれば、運用
状態の読み出しをブロック単位で行うようにしているの
で、さらに効率的に装置監視を行うことができる。
【0064】さらに請求項4記載の発明によれば、運用
状態の読み出しを所定の周期ごとに行うようにしている
ので、特別な付加装置を不要として効率的な装置監視を
行うことができる。
【0065】さらに請求項5記載の発明によれば、予め
ICカードにポートをアクセスするためのポートアドレ
ス情報を記憶するようにしたので、別のICカードに切
り替えるだけで制御プログラムを変更することなく、他
のシステムにも容易に流用することができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線基地局の構成を
示すブロック図である。
【図2】本実施例における監視ポートの構成の概要を示
す構成図である。
【図3】本実施例における監視ポートアドレステーブル
のメモリ構成の概要を示す説明図である。
【図4】本実施例における装置監視部33の構成要部を
示す構成概要図である。
【図5】本実施例における中央制御部32の制御の概要
を示す第1の流れ図である。
【図6】本実施例における中央制御部32の制御の概要
を示す第2の流れ図である。
【図7】本実施例における装置監視部33の制御の概要
を示す第1の流れ図である。
【図8】本実施例における装置制御部33の制御の概要
を示す第2の流れ図である。
【図9】従来提案された移動通信システムの構成の概要
を示す構成図である。
【図10】従来提案された基地局監視装置13の構成要
部を示すブロック図である。
【図11】従来提案された基地局監視装置におけるパネ
ル実装を模式的に示すパネル実装図である。
【符号の説明】
30 無線基地局 311〜31N 機能カード 32 中央制御部 33 装置監視部 34 ICカード 35 フラグ部 36 グローバルメモリ(GM) 37 システムデータメモリ(SDM) 38 監視ポート 39 初期化完了フラグ 40 アクセスフラグ 411 中央制御部監視ポート 412 装置監視部監視ポート 413〜41N+2 機能カード監視ポート
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04M 3/08 - 3/14 H04M 3/22 - 3/36 H04Q 1/20 - 1/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局の運用状態を示す複数のポート
    と、 これらポートに対応して各ポートを識別するポートアド
    レスを記憶する第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記憶されているポートアドレスに
    基づいて前記ポートの値を参照して基地局の運用状態を
    監視する監視手段と、 この監視手段による監視結果を通知する通知手段とを具
    備することを特徴とする基地局監視装置。
  2. 【請求項2】 基地局の機能別に実装単位として装置内
    に実装される複数の実装カードと、 これら実装カードごとにそれぞれの運用状態を示す複数
    のポートと、 これらポートをアクセスするためのポートアドレス情報
    を予め記憶する不揮発性の第1の記憶手段と、 装置を立ち上げたときに第1の記憶手段に記憶されてい
    るポートアドレス情報を転送する第1の転送手段と、 この第1の転送手段によって転送された第1の記憶手段
    に記憶されているポートアドレス情報を記憶する第2の
    記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶されているポートアドレス情
    報に基づいて前記実装カードの運用状態を設定する運用
    状態設定手段と、 第2の記憶手段に記憶されているポートアドレス情報と
    ともに運用状態設定手段によって設定された前記実装カ
    ードの運用状態を記憶する第3の記憶手段と、 この第3の記憶手段によって記憶されているポートアド
    レス情報に基づいて前記ポートから前記実装カードの運
    用状態を読み出す運用状態読出手段と、 この運用状態読出手段によって読み出された前記実装カ
    ードの運用状態と前記第3の記憶手段に記憶されている
    実装カードの運用状態とが一致しているか否かを判定す
    る判定手段と、 この判定手段によって一致していないと判定されたとき
    には実装カードの運用状態変化を通知するとともに第3
    の記憶手段に記憶されている実装カードの運用状態を再
    設定する運用状態再設定手段とを具備することを特徴と
    する基地局監視装置。
  3. 【請求項3】 前記運用状態読出手段は、所定の周期時
    間ごとに第3の記憶手段によって記憶されているポート
    アドレス情報に基づいて前記ポートから前記実装カード
    の運用状態を読み出すことを特徴とする請求項2記載の
    基地局監視装置。
  4. 【請求項4】 前記運用状態読出手段は前記実装カード
    のうち予め決められた数を1ブロック単位として、第3
    の記憶手段によって記憶されているポートアドレス情報
    に基づいて前記ポートから実装カードの運用状態を読み
    出し、前記判定手段はこのブロック単位で運用状態読出
    手段によって読み出された各実装カードの運用状態と前
    記第3の記憶手段に記憶されている各実装カードの運用
    状態とが一致しているか否かを判定し、前記運用状態再
    設定手段は、前記ブロック単位で判定手段によって一致
    していないと判定されたときには運用状態変化を通知す
    るとともに第3の記憶手段に記憶されている前記実装カ
    ードの運用状態を再設定することを特徴とする請求項2
    記載の基地局監視装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の記憶手段は、その記憶内容が
    書き換えができるとともに不揮発性で、かつ脱着自在な
    ICカードであることを特徴とする請求項1〜5記載の
    基地局監視装置。
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