JPH0723139A - ディジタル構内交換機システム - Google Patents

ディジタル構内交換機システム

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JPH0723139A
JPH0723139A JP18343193A JP18343193A JPH0723139A JP H0723139 A JPH0723139 A JP H0723139A JP 18343193 A JP18343193 A JP 18343193A JP 18343193 A JP18343193 A JP 18343193A JP H0723139 A JPH0723139 A JP H0723139A
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JP
Japan
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billing
data
private branch
billing data
charging
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JP18343193A
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Inventor
Tadashi Miyawaki
忠司 宮脇
Mitsunobu Inoue
光伸 井上
Hajime Miura
元 三浦
Rikio Watanabe
力夫 渡辺
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INTEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル構内交換機システムの遠隔保守
を低コストで信頼性よく行うこと。 【構成】 内線電話機(6−1)が外線を介して行っ
た通信に対する課金計算に必要な一組の課金データが記
憶される記憶部(11)を有するディジタル構内交換機
システム(1)において、保守センタ(5)からの更新
課金データを内線回路(21−n)を介して記憶部(1
1)に供給しうるようにすると共に、課金データの更新
処理中において交換制御部(3)から供給される通話情
報をバッファ手段(15)に一時的に蓄積しておき、更
新処理の完了後に取り出して課金情報の演算のために使
用するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル構内交換機
システムに関し、さらに詳細に述べると、保守センタか
らの遠隔保守を効率よく行うことができるディジタル構
内交換機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年広く採用されてきているディジタル
構内交換機システムにおいて、このシステムを遠隔地に
設置されている保守センタから保守する、所謂遠隔保守
方式が公知である。この遠隔保守方式の1つとして、デ
ィジタル構内交換機システム内に配設された多数の内線
端末のそれぞれが外線を介して行った各外線通話に対す
る課金計算のための課金データを、保守センタから当該
システムに所要のデータを送ることにより変更すること
ができるようにした保守方式が特開平4−264869
号公報に開示されている。
【0003】この開示された保守方式では、保守すべき
ディジタル構内交換機システムにおいて通話料金計算の
ために用いられる課金データ、すなわち、割引時間帯デ
ータ、基本秒数データ、通話料金データ等に関し、変更
すべきデータを所定のフォーマットによって保守センタ
からディジタル構内交換機システム内の課金装置へ専用
の外線を介して送り、課金装置では、送られてきたデー
タが課金データであると判別された場合に所定の記憶手
段の対応するエリアに送られてきた課金データを格納
し、これにより、遠く離れた保守センタから居ながらに
してディジタル構内交換機システム内の課金データを変
更することができる構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のディジ
タル構内交換システムによると、遠隔地から課金データ
を修正することは一応可能であるが、次のような不具合
を生じるものである。第1に、従来のシステムにおいて
は、課金データのうち変更を要するデータ部分、例えば
割引時間帯データ、のみについての新しいデータを保守
センタからディジタル構内交換システムに送る構成であ
るから、課金データファイルが壊れている場合、或いは
課金データファイルのダウンロード、アップロード時等
において外線通話料金の計算が不可能となる場合が生じ
ることであり、第2に、課金装置と保守センタとの間に
保守専用回線を新たに必要とするため、その運用、維持
費が高くつくことである。
【0005】本発明の目的は、したがって、従来技術に
おける上述の不具合を解決することができる、課金装置
の遠隔保守を効率よく確実に行うことができるようにし
たディジタル構内交換機システムを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、外線と内線電話機とに接続された交
換部と、交換制御のためのプログラムに従い外線と内線
電話機との間で所要の通話路が形成されるよう交換部を
制御する交換制御部とを備えたディジタル構内交換機シ
ステムにおいて、内線電話機が外線を介して行った通信
に対する課金計算に必要な一組の課金データが記憶され
る記憶手段と、交換制御部から供給される通話情報と記
憶手段から供給される課金データとにより内線電話機が
外線を介して行った通信に対する課金情報を演算、記憶
するための演算・記憶手段と、交換部の所定の内線回路
を介して外線と接続される保守センタからの一組の課金
データを受け取って記憶手段に更新記憶するためのデー
タ変更手段と、課金データの更新処理中において交換制
御部から供給される通話情報を一時的に蓄積し更新処理
の完了後に演算・記憶手段へ供給するためのバッファ手
段とを備えた点にある。
【0007】
【作用】課金計算に必要な1組の課金データは記憶手段
内に記憶されている。課金データに変更が生じた場合、
保守センタは外線を介してデータ変更手段に割り当てら
れている内線回路と交換部により接続され、保守センタ
から送られてくる更新のための1組の課金データがデー
タ変更手段によって記憶手段に更新記憶される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
き詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明によるディジタル構内交換
機システムの一実施例を示すブロック図である。総体的
に符号1で示されるディジタル構内交換機システムにお
いて、交換部2には内線回路21−1乃至21−n、外
線回路22−1乃至22−mが設けられ、これらは交換
制御部3により制御される交換回路23の通話路により
接続される公知の構成である。外線回路22−1乃至2
2−mは公衆網4に接続されており、公衆網4はまた、
このディジタル構内交換機システム1を遠隔保守するた
め遠く離れた場所に設置されている保守センタ5とも接
続されている。一方、内線回路21−1乃至21−(n
−1)には内線電話機6−1乃至6−(n−1)が接続
されている。
【0010】交換制御部3には、交換制御のためのプロ
グラムが格納されている記憶装置8、及びデータ等の入
力機能と表示機能とを備えた操作部7が接続されてお
り、交換制御部3内には、捕捉された外線の種類、通話
時間、発信市内市外局番データ等の通話接続制御処理に
関する各種データの管理保存を行う通話管理装置3aが
設けられている。この通話管理装置3aで得られた各種
データは、課金計算のために課金部10に与えられる。
【0011】課金部10は、交換制御部3の通話管理装
置3aから供給される通話情報を一旦蓄積しておくため
のバッファメモリ15と、割引時間帯データ、基本秒数
データ、通話料金データを含む1組の課金データが記憶
される課金データ記憶部11と、該課金データ記憶部1
1からの課金データと通話管理装置3aからバッファメ
モリ15を介して得られる通話情報とに基づいて、各内
線電話機が外線を介して行った通信に対する課金情報を
演算し、その結果得られた課金計算結果を含む課金情報
を記憶しておくための課金計算部12とを備えている。
符号12aで示されるのは、課金計算部12で得られた
課金情報を記憶しておくためのメモリである。ここで、
所与の一組の課金データと通信管理装置3aからの通話
情報に基づいて課金情報を演算し、その結果を記憶する
構成それ自体は公知であるから、課金計算部12の構成
の詳細についての説明は省略する。
【0012】料金の改訂又はその他の理由により、課金
データ記憶部11内に記憶されている1組の課金データ
を更新する必要が生じた場合、このデータの更新を保守
センタ5からのダウンロード処理により行うことができ
るようにするため、課金部10には、保守センタ5から
1組の更新課金データを受け取るため内線回路21−n
に接続された通信制御部13と、該通信制御部13によ
って受け取られた1組の更新課金データを課金データ記
憶部11内の旧い1組の課金データに代えてそっくりそ
のまま記憶させるための課金データ変更制御部14とが
設けられている。
【0013】課金部10は、課金データ記憶部11から
課金データを読み出して取り込むと共に、バッファメモ
リ15内に蓄積されている各内線電話機が外線を介して
行った通信に関する通話情報を適宜読み出して取り込
み、課金データと通話情報とから外線通話の課金情報を
計算し、その結果が一旦メモリ12a内に格納される。
課金部10のメモリ12a内に格納された課金情報の全
部又は一部を、所望により、図示しない表示装置により
表示させることができる。
【0014】課金データを更新する必要が生じると、保
守センタ5では、ディジタル構内交換機システム1内の
内線回路21−nに保守センタ5に設置されている保守
端末装置5aを外線回路22−1乃至22−mのいずれ
かを介して接続し、これにより、保守センタ5と通信制
御部13との間に内線回路を用いたリモート回線が確立
される。このリモート回線を介してBSC手順に従って
データ通信が実行され、1組の更新課金データが保守セ
ンタ5から通信制御部13を介して課金データ変更制御
部14に送られ、課金データ変更制御部14によって課
金データ記憶部11内の課金データが一括更新される。
【0015】課金データの一括更新処理中にあっては、
課金データ変更部14からの制御により、課金計算部1
2においてバッファメモリ15内のデータを取り込む動
作が禁止され、通話管理装置3aから供給される通話情
報はこの更新処理が終了するまでバッファメモリ15内
に蓄積され続ける。課金データの更新処理終了後に課金
データ変更制御部14からの指示で課金計算部12にお
けるバッファメモリ15の蓄積データの取り込み禁止が
解除されると、バッファメモリ15内に蓄積されていた
通話情報が課金計算部12に取り込まれ、一方、課金デ
ータ記憶部11からは更新された課金データが供給され
る。したがって、課金計算部12ではこれらに基づく課
金計算等を実行することができ、所要の課金情報が演算
される。
【0016】この結果、課金データ記憶部11の記憶内
容を更新する場合にも、その期間中に生じた課金計算の
要求に従うことができ、課金情報の演算、供給に全く支
障を生じることがない。
【0017】また、課金データの更新のために必要なデ
ータは保守センタ5からディジタル構内交換機システム
1の既存の外線回路22−1乃至22−mのいずれかを
介し、内線回路21−nによって課金部10へ送られる
ので、そのための専用外線が不要であり、専用の外線を
設けなければならない従来の構成に比べ、局線費用の削
減による運用コストの低減を図ることができる上に、局
線の共用化による局線の効率的利用に役立つものであ
る。
【0018】図1に示した課金部10の構成は、実際に
は、図2に示すコンピュータシステム30を用いて実現
される。図2において、31は中央処理装置(CP
U)、32は読出し専用メモリ(ROM)、33はラン
ダムアクセスメモリ(RAM)、34は入出力装置制御
部(I/O)で、これらは内部バス35により接続され
ている。入出力装置制御部34には、キー入力装置3
8、CRT表示装置39、プリンタ40が接続されてい
る。一方、内部バス35には通信制御部36が接続され
ており、通信制御部36はモデム(MOD)MDを介し
て内線回路21−nへ接続されると共に、バッファ装置
37を介して交換制御部3へも接続されている。ROM
32内には、図1において示した各部の機能を実現する
ための課金処理プログラムが格納されている。
【0019】一方、図3には、保守センタ5に設置され
ている保守端末装置5aの構成が示されている。保守端
末装置5aもまたコンピュータシステムとしてのハード
構成を有しており、41は中央処理装置(CPU)、4
2は読出し専用メモリ(ROM)、43はランダムアク
セスメモリ(RAM)、44は入出力装置制御部(I/
O)であり、これらは内部バス45により接続されてい
る。
【0020】入出力装置制御部44にはキー入力装置4
6、CRT表示装置47、プリンタ48が接続されてお
り、内部バス45には通信制御部50が接続され、モデ
ム(MOD)49によって外部システムとの間で公衆網
4を介して通信できる構成となっている。ROM42内
には、ディジタル構内交換機システムの各種保守のため
の保守プログラムが格納されている。この保守プログラ
ムのうちの1つが課金データ保守プログラムであり、図
4にそのフローチャートが示されている。
【0021】図4に示す課金データ保守プログラムは、
課金部10を構成するコンピュータシステム30のRO
M32内に格納されている課金処理プログラムと連係し
て実行される。課金処理プログラムは、課金計算を行っ
て課金情報を得るための主プログラムと、課金データの
更新のための課金データ更新プログラムと、課金部10
において障害が発生した場合これを保守センタ5に通報
するための障害通報プログラムとから成っており、各プ
ログラムはそれぞれ所定の周期で交互に繰り返し実行さ
れている。ここで、課金計算を実行するための主プログ
ラムは公知の構成であるから、図5に課金データ更新プ
ログラムを示すフローチャートを示し、図6に障害通報
プログラムを示すフローチャートを示すに止め、主プロ
グラムの説明は省略する。
【0022】以下、図4乃至図6を参照してこれらのプ
ログラムに従う課金データ更新処理動作及び障害通報動
作について説明する。
【0023】図4を参照すると、課金データ保守プログ
ラムは、保守センタ5において所要のディジタル構内交
換機システムにおける課金データ保守のための電話番
号、すなわち、本実施例では例えば図1の内線回路21
−nに割り当てられている電話番号をキー入力装置46
(図3参照)から入力すると、ステップ51の判別結果
がYESとなり、ステップ52でその電話番号を自動ダ
イヤリングする。次のステップ53では所要の相手と接
続できたか否かがチェックされ、接続できた場合にはス
テップ54に進む。このとき、課金データ更新プログラ
ムのステップ71の判別結果はYESとなる。一方、話
中等により接続できなかった場合には、ステップ53の
判別結果はNOとなり、ステップ51に戻る。
【0024】ステップ54において、キー入力装置46
から予め決められている個有のパスワードを入力する
と、このパスワードは課金部10に送られ、照合される
(ステップ72、73参照)。若しパスワードが正しけ
れば、課金部10からはメニューが送信され(ステップ
74)、ステップ55でこのメニューを受信すると、次
のステップ56でこの受信メニューがCRT表示装置4
7上において表示される。このメニューの内容は、例え
ば、ダウンロード、アップロード、終了の3つとするこ
とができる。
【0025】ステップ57で、キー入力装置46から所
望のメニュー番号を入力すると、この選択されたメニュ
ー番号は課金部10に送られる。課金部10でメニュー
番号が受信されると(ステップ75)、課金部10から
選択メニュー番号に相応するメッセージが送信される
(ステップ76)。ステップ58ではこのメッセージを
受信し、ステップ59で選択されたメニューが終了であ
るか否かが判別される。終了が選択されている場合には
ステップ61に入り、ここで回線切断された後、ステッ
プ51に戻る。終了以外のメニューが選択されている場
合にはステップ60に入り、選択されたメニューにした
がってアップロード又はダウンロード処理が実行され
る。
【0026】アップロード処理の選択時には、その一部
が課金データ記憶部11として働いているRAM33内
に格納されている課金データが読み出され、保守センタ
5に送られる。一方、ダウンロード処理の選択時には、
保守センタ5から一組の課金データが送られ、この一組
の課金データが新しい課金データとしてRAM33内に
格納され、これにより課金データが更新される。ステッ
プ60の実行が終了すると、ステップ55に戻り、メニ
ューの受信が行われる。
【0027】一方、課金データ更新プログラムでは、ス
テップ76でメッセージを送出した後、ステップ77で
終了が選択されたか否かが判別され、終了が選択された
場合にはステップ80に入り、回線切断を行い、ステッ
プ71に戻る。なお、ステップ73で受信パスワードが
正しくないと判別された場合も同様である。終了以外の
メニュー選択が行われた場合にはステップ77の判別結
果はNOとなり、ステップ78に進み、ここで、課金デ
ータの読出し、更新処理が実行される。
【0028】すなわち、アップロード処理の選択時に
は、課金データ更新プログラムのステップ78でRAM
33から現用の1組の課金データを読み出し、これが公
衆網4を介して保守センタ5に送られ、課金データ保守
プログラムのステップ60においてこの1組の課金デー
タが受信され、RAM43内に格納される。一方、ダウ
ンロード処理の選択時には、ステップ60で新しく用意
された1組の課金データが公衆網4を介してディジタル
交換機システム1の内線回路21−n宛に送られ、ステ
ップ78においてこの新しい1組の課金データを受け取
り、RAM33に格納し、課金データの更新が終了する
ことになる。ステップ79では、データ処理の状況を示
すメッセージを送出し、ステップ74に戻る。
【0029】なお、ステップ78において課金データの
処理を行っている期間中に交換制御部3から送られてく
る通話情報は、バッファ装置37に一旦記憶され、課金
データ更新プログラムの実行が終了した時点で、バッフ
ァ装置37に記憶されている通話情報が図示しない主プ
ログラムの実行時にRAM33内に転送され、これに基
づく課金情報の演算が主プログラムに従って実行され
る。
【0030】本実施例のシステムでは、課金データ更新
プログラムに加えて、課金部10又は交換部2に何らか
の障害が発生した場合これを保守センタ5に通報するた
めの障害通報プログラムが、課金部10にセットされて
いる。
【0031】図6に示した障害通報プログラムについて
述べると、ステップ91でシステム1内に所定の障害が
発生したか否かをチェックし、障害の発生が判別される
とステップ92に入り、ここでその障害が自動通報する
ことになっている障害か否かが判別される。自動通報す
べき障害でない場合にはステップ97に入り、ここで、
この障害の発生事実をRAM33内のエラーメッセージ
ファイルに記録し、ステップ91に戻る。
【0032】一方、ステップ92で、発生した障害が自
動通報すべき障害であると判別されると、ステップ93
に入り、ここで保守センタへの自動ダイヤリングが実行
され、ステップ94で保守センタと接続できたか否かが
判別される。保守センタと接続できなかった場合にはス
テップ93に戻り、保守センタと接続できた場合にはス
テップ95に入る。ステップ95ではエラー情報を保守
センタ5に向けて送出し、しかる後、ステップ96で回
線切断を行い、ステップ97に入る。
【0033】この障害通報もまた、多数の内線回路のう
ちの1つを用いて外線に送出するので、保守センタ5と
の間に専用の外線を設置する必要がなく、極めて低コス
トで障害通報を行うことができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、ディジタ
ル構内交換機システムにおける課金データの遠隔保守を
行う場合、ディジタル交換機システム内の課金部をその
内線回路を介して保守センタと接続することによって実
行する構成であるから、保守専用回線を新たに必要とす
ることなしに遠隔保守が可能であり、運用コストの低減
を図ることができ、極めて効率のよい課金データの遠隔
保守を行うことができる。さらに、課金データを保守セ
ンタからのデータに基づいて更新する場合、その更新の
ためのデータ処理期間中に、交換制御部から課金計算の
ために送られてきた通話情報は課金計算が可能となるま
でバッファ手段に一旦蓄積しておくので、課金計算が保
守のために不可能となることはなく、極めて信頼性の高
いディジタル構内交換機システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタル構内交換機システムの
一実施例を示すブロック図。
【図2】図1の課金部の構成を実現するためのコンピュ
ータシステムの構成を示すブロック図。
【図3】図1の保守端末装置の詳細構成を示すブロック
図。
【図4】保守端末装置において実行される課金データ保
守プログラムを示すフローチャート。
【図5】課金部において実行される課金データ更新プロ
グラムを示すフローチャート。
【図6】課金部において実行される障害通報プログラム
を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ディジタル構内交換機システム 2 交換部 3 交換制御部 10 課金部 11 課金データ記憶部 12 課金計算部 12a メモリ 14 課金データ変更制御部 15 バッファメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 力夫 新潟県新潟市本馬越2丁目12番24号 株式 会社インテック内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外線と内線電話機とに接続された交換部
    と、交換制御のためのプログラムに従い前記外線と内線
    電話機との間で所要の通話路が形成されるよう前記交換
    部を制御する交換制御部とを備えたディジタル構内交換
    機システムにおいて、 前記内線電話機が前記外線を介して行った通信に対する
    課金計算に必要な一組の課金データが記憶される記憶手
    段と、 前記交換制御部から供給される通話情報と該記憶手段か
    ら供給される課金データとにより前記内線電話機が前記
    外線を介して行った通信に対する課金情報を演算、記憶
    するための演算・記憶手段と、 前記交換部の所定の内線回路を介して外線と接続される
    保守センタからの一組の課金データを受け取って前記記
    憶手段に更新記憶するためのデータ変更手段と、 課金データの更新処理中において前記交換制御部から供
    給される通話情報を一時的に蓄積し更新処理の完了後に
    前記演算・記憶手段へ供給するためのバッファ手段とを
    備えたことを特徴とするディジタル構内交換機システ
    ム。
JP18343193A 1993-06-30 1993-06-30 ディジタル構内交換機システム Pending JPH0723139A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5798492A (en) * 1995-10-13 1998-08-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Machining liquid processing unit in electric discharge machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5798492A (en) * 1995-10-13 1998-08-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Machining liquid processing unit in electric discharge machine

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