JP2001320748A - 交換システム - Google Patents
交換システムInfo
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- JP2001320748A JP2001320748A JP2000138567A JP2000138567A JP2001320748A JP 2001320748 A JP2001320748 A JP 2001320748A JP 2000138567 A JP2000138567 A JP 2000138567A JP 2000138567 A JP2000138567 A JP 2000138567A JP 2001320748 A JP2001320748 A JP 2001320748A
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- Japan
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- control
- interface configuration
- control source
- computer device
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- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】最新のコンピュータ制御による交換サービスと
既存の交換装置の制御による交換サービスとを安価に実
現する。 【解決手段】交換装置に備えられている呼制御元情報記
憶部131に、各電話端末毎に設定でき、呼に関するサ
ービスを実行すべく制御元となる交換装置及びコンピュ
ータ装置を示す情報を記憶しておき、電話端末に対する
呼の発信または着信を呼検出部111にて検出した場合
に、呼の発信元回線もしくは着信先回線に対応する制御
元情報が制御元判定部113で判定され、この判定結果
により制御元が交換装置である場合に、交換装置で呼の
発信元回線もしくは着信先回線におけるサービスを実行
し、制御元がコンピュータ装置である場合に、呼の発信
元回線もしくは着信先回線の内線番号を含みサービスを
実行するために必要な制御情報を通信路を介してコンピ
ュータ装置に送信する。
既存の交換装置の制御による交換サービスとを安価に実
現する。 【解決手段】交換装置に備えられている呼制御元情報記
憶部131に、各電話端末毎に設定でき、呼に関するサ
ービスを実行すべく制御元となる交換装置及びコンピュ
ータ装置を示す情報を記憶しておき、電話端末に対する
呼の発信または着信を呼検出部111にて検出した場合
に、呼の発信元回線もしくは着信先回線に対応する制御
元情報が制御元判定部113で判定され、この判定結果
により制御元が交換装置である場合に、交換装置で呼の
発信元回線もしくは着信先回線におけるサービスを実行
し、制御元がコンピュータ装置である場合に、呼の発信
元回線もしくは着信先回線の内線番号を含みサービスを
実行するために必要な制御情報を通信路を介してコンピ
ュータ装置に送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PBX(Private
Branch Exchange)やボタン電話主装置といった交換装
置に通信路を介してコンピュータを接続し、これら交換
装置及びコンピュータが交換サービスに係わる処理を実
行する交換システムに関する。
Branch Exchange)やボタン電話主装置といった交換装
置に通信路を介してコンピュータを接続し、これら交換
装置及びコンピュータが交換サービスに係わる処理を実
行する交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスや事業所では、一般に内線電話
網と公衆電話網とを接続する装置としてPBXやボタン
電話主装置が用いられている。これらの交換装置は、音
声回線を交換・制御する専用装置として構成される。
網と公衆電話網とを接続する装置としてPBXやボタン
電話主装置が用いられている。これらの交換装置は、音
声回線を交換・制御する専用装置として構成される。
【0003】これに対し、交換装置にコンピュータを接
続し、このコンピュータに交換装置の交換接続処理の一
部を実行させるようにしたシステムも提案されている。
この種のシステムは、回線間のスイッチング等の交換接
続に係わる基本的な処理を交換装置内部で行い、当該交
換装置の交換接続に係わる付加的及び応用的な処理をコ
ンピュータで実行するものである。
続し、このコンピュータに交換装置の交換接続処理の一
部を実行させるようにしたシステムも提案されている。
この種のシステムは、回線間のスイッチング等の交換接
続に係わる基本的な処理を交換装置内部で行い、当該交
換装置の交換接続に係わる付加的及び応用的な処理をコ
ンピュータで実行するものである。
【0004】ところで、上記システムでは、交換装置に
よる既存の交換サービスとコンピュータによる付加サー
ビスとを利用可能とするために、交換装置とコンピュー
タとの間で通信路を介して呼制御情報の同期処理を行う
必要が生じ、また、付加サービスの追加に伴い交換装置
及びコンピュータの両者を改修しなければならなくな
る。
よる既存の交換サービスとコンピュータによる付加サー
ビスとを利用可能とするために、交換装置とコンピュー
タとの間で通信路を介して呼制御情報の同期処理を行う
必要が生じ、また、付加サービスの追加に伴い交換装置
及びコンピュータの両者を改修しなければならなくな
る。
【0005】なお、交換装置とコンピュータとの間の制
御インタフェースの標準化も進みつつあるが、そのイン
タフェースでは不十分なサービスが出現した場合に、そ
のサービス追加に伴う機能拡張が困難となるばかりでな
く、インタフェースの改良が必要となり、所望のサービ
スを利用する上でユーザの経済的負担が大きくなる。
御インタフェースの標準化も進みつつあるが、そのイン
タフェースでは不十分なサービスが出現した場合に、そ
のサービス追加に伴う機能拡張が困難となるばかりでな
く、インタフェースの改良が必要となり、所望のサービ
スを利用する上でユーザの経済的負担が大きくなる。
【0006】一方、上記交換システムを構成する場合
に、交換装置及びコンピュータそれぞれに、内線番号や
外線トランク番号のような論理的データと、内線端末や
外線トランクの収容ポート番号のような物理インタフェ
ース(I/F)データとの対応関係を示すI/F構成情
報を記憶しておくようにしている。この場合、I/F構
成情報を交換装置もしくはコンピュータの一方に持つシ
ステムに比べて、交換装置における交換処理実行時やコ
ンピュータの呼制御アプリケーションによる呼制御処理
実行時に情報の問い合わせを行なう必要がないという利
点がある。
に、交換装置及びコンピュータそれぞれに、内線番号や
外線トランク番号のような論理的データと、内線端末や
外線トランクの収容ポート番号のような物理インタフェ
ース(I/F)データとの対応関係を示すI/F構成情
報を記憶しておくようにしている。この場合、I/F構
成情報を交換装置もしくはコンピュータの一方に持つシ
ステムに比べて、交換装置における交換処理実行時やコ
ンピュータの呼制御アプリケーションによる呼制御処理
実行時に情報の問い合わせを行なう必要がないという利
点がある。
【0007】ところで、上記した交換システムでは、コ
ンピュータへのI/F構成情報の登録と、交換装置への
I/F構成情報の登録とを、保守者がそれぞれ別々に行
なっていたため、不便であるとともに、例えばコンピュ
ータが持つI/F構成情報と交換装置が持つI/F構成
情報との不整合が生じた場合に、それをタイムリーに修
正することができない。そのため、より効率良くI/F
構成情報の整合性を保持できるような有効な対策が望ま
れていた。
ンピュータへのI/F構成情報の登録と、交換装置への
I/F構成情報の登録とを、保守者がそれぞれ別々に行
なっていたため、不便であるとともに、例えばコンピュ
ータが持つI/F構成情報と交換装置が持つI/F構成
情報との不整合が生じた場合に、それをタイムリーに修
正することができない。そのため、より効率良くI/F
構成情報の整合性を保持できるような有効な対策が望ま
れていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来考え
られている交換システムは、交換装置による既存の交換
サービスとコンピュータによる付加サービスとを利用可
能とするために、交換装置とコンピュータとの間で通信
路を介して呼制御情報の同期処理を行うという複雑な処
理が必要となり、また、付加サービスの追加に伴い交換
装置及びコンピュータの両者を改修する必要が生じると
いう問題を有している。
られている交換システムは、交換装置による既存の交換
サービスとコンピュータによる付加サービスとを利用可
能とするために、交換装置とコンピュータとの間で通信
路を介して呼制御情報の同期処理を行うという複雑な処
理が必要となり、また、付加サービスの追加に伴い交換
装置及びコンピュータの両者を改修する必要が生じると
いう問題を有している。
【0009】また、交換装置とコンピュータとの間の制
御インタフェースの標準化も進みつつあるが、そのイン
タフェースでは不十分なサービスが出現した場合に、そ
のサービス追加に伴う機能拡張が困難となるばかりでな
く、インタフェースの改良が必要となり、所望のサービ
スを利用する上でシステムのコストアップを招くという
問題点を有している。
御インタフェースの標準化も進みつつあるが、そのイン
タフェースでは不十分なサービスが出現した場合に、そ
のサービス追加に伴う機能拡張が困難となるばかりでな
く、インタフェースの改良が必要となり、所望のサービ
スを利用する上でシステムのコストアップを招くという
問題点を有している。
【0010】さらに、交換装置とコンピュータとの間で
インタフェース構成情報の不整合を起こした場合の対策
がまだ確立されていないという問題を有している。
インタフェース構成情報の不整合を起こした場合の対策
がまだ確立されていないという問題を有している。
【0011】この発明の第1の目的は、交換装置にコン
ピュータを付加して新たな付加サービスを実現するシス
テムにあって、交換装置とコンピュータとの間で同期さ
せることなく、最新のコンピュータ制御による交換サー
ビスと既存の交換装置の制御による交換サービスとを安
価に実現可能な交換システムを提供することにある。
ピュータを付加して新たな付加サービスを実現するシス
テムにあって、交換装置とコンピュータとの間で同期さ
せることなく、最新のコンピュータ制御による交換サー
ビスと既存の交換装置の制御による交換サービスとを安
価に実現可能な交換システムを提供することにある。
【0012】この発明の第2の目的は、交換装置にコン
ピュータを付加して新たな付加サービスを実現するシス
テムにあって、交換装置とコンピュータとの間でインタ
フェース構成情報の整合性をタイムリーに保持でき、シ
ステムの保守性を向上し得る交換システムを提供するこ
とにある。
ピュータを付加して新たな付加サービスを実現するシス
テムにあって、交換装置とコンピュータとの間でインタ
フェース構成情報の整合性をタイムリーに保持でき、シ
ステムの保守性を向上し得る交換システムを提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るためにこの発明に係る交換システムは、複数の通信回
線間の交換処理に係わる種々機能を有する交換装置と、
この交換装置に対する付加サービスを実行するコンピュ
ータ装置と、交換装置とコンピュータ装置との間を接続
し、交換装置とコンピュータ装置とを相互連動させるた
めに使用される通信路とを備えることに着目し、次のよ
うな手段を講じている。先ず第1の発明は、各通信回線
毎に設定でき、呼に関するサービスを実行すべく制御元
となる交換装置及びコンピュータ装置を示す情報を記憶
する制御元情報記憶手段と、通信回線に対する呼の発信
または着信を検出した場合に、呼の発信元回線または着
信先回線に対応する制御元情報を制御元情報記憶手段か
ら判定する制御元判定手段と、この制御元判定手段によ
る判定結果に基づいて、交換装置とコンピュータ装置と
の間で通信路を介してサービスを実行するために必要な
制御情報の送受を行なう制御情報送受手段と、制御元判
定手段による判定結果及び制御情報送受手段により送受
された制御情報に基づいて、制御元となる交換装置もし
くはコンピュータ装置により呼の発信元回線または着信
先回線におけるサービスを実行するサービス制御手段と
を備えるようにしたものである。
るためにこの発明に係る交換システムは、複数の通信回
線間の交換処理に係わる種々機能を有する交換装置と、
この交換装置に対する付加サービスを実行するコンピュ
ータ装置と、交換装置とコンピュータ装置との間を接続
し、交換装置とコンピュータ装置とを相互連動させるた
めに使用される通信路とを備えることに着目し、次のよ
うな手段を講じている。先ず第1の発明は、各通信回線
毎に設定でき、呼に関するサービスを実行すべく制御元
となる交換装置及びコンピュータ装置を示す情報を記憶
する制御元情報記憶手段と、通信回線に対する呼の発信
または着信を検出した場合に、呼の発信元回線または着
信先回線に対応する制御元情報を制御元情報記憶手段か
ら判定する制御元判定手段と、この制御元判定手段によ
る判定結果に基づいて、交換装置とコンピュータ装置と
の間で通信路を介してサービスを実行するために必要な
制御情報の送受を行なう制御情報送受手段と、制御元判
定手段による判定結果及び制御情報送受手段により送受
された制御情報に基づいて、制御元となる交換装置もし
くはコンピュータ装置により呼の発信元回線または着信
先回線におけるサービスを実行するサービス制御手段と
を備えるようにしたものである。
【0014】すなわちこの第1の発明では、交換装置及
びコンピュータ装置それぞれに備えられている記憶部
に、各通信回線毎に設定でき、呼に関するサービスを実
行すべく制御元となる交換装置及びコンピュータ装置を
示す情報が記憶されており、通信回線に対する呼の発信
または着信を検出された場合に、呼の発信元回線もしく
は着信先回線に対応する制御元情報が判定され、この判
定結果により例えば交換装置は制御元が自装置である場
合に、自装置で呼の発信元回線もしくは着信先回線にお
けるサービスを実行し、制御元がコンピュータ装置であ
る場合に、サービスを実行するために必要な制御情報を
通信路を介してコンピュータ装置に送信する。すると、
制御情報を受信したコンピュータ装置では、呼の発信元
回線もしくは着信先回線におけるサービスが実行され
る。
びコンピュータ装置それぞれに備えられている記憶部
に、各通信回線毎に設定でき、呼に関するサービスを実
行すべく制御元となる交換装置及びコンピュータ装置を
示す情報が記憶されており、通信回線に対する呼の発信
または着信を検出された場合に、呼の発信元回線もしく
は着信先回線に対応する制御元情報が判定され、この判
定結果により例えば交換装置は制御元が自装置である場
合に、自装置で呼の発信元回線もしくは着信先回線にお
けるサービスを実行し、制御元がコンピュータ装置であ
る場合に、サービスを実行するために必要な制御情報を
通信路を介してコンピュータ装置に送信する。すると、
制御情報を受信したコンピュータ装置では、呼の発信元
回線もしくは着信先回線におけるサービスが実行され
る。
【0015】従ってこの第1の発明によれば、交換装置
及びコンピュータ装置それぞれに備えられる記憶部の記
憶内容に基づいて呼の発信元回線もしくは着信先回線に
対する交換サービス制御を交換装置とコンピュータ装置
とが分担して効率良く実行でき、これにより、交換装置
とコンピュータ装置との間で内線端末番号などの呼制御
情報を同期させる必要がなく、各々独立したサービス制
御を実現でき、しかも同期処理及び新たなサービス追加
に伴い交換装置及びコンピュータ装置の改修を行なう必
要がなく、付加サービスを実現する上で安価なシステム
を提供することができる。
及びコンピュータ装置それぞれに備えられる記憶部の記
憶内容に基づいて呼の発信元回線もしくは着信先回線に
対する交換サービス制御を交換装置とコンピュータ装置
とが分担して効率良く実行でき、これにより、交換装置
とコンピュータ装置との間で内線端末番号などの呼制御
情報を同期させる必要がなく、各々独立したサービス制
御を実現でき、しかも同期処理及び新たなサービス追加
に伴い交換装置及びコンピュータ装置の改修を行なう必
要がなく、付加サービスを実現する上で安価なシステム
を提供することができる。
【0016】また第2の発明は、交換装置及び前記コン
ピュータ装置の動作状態を監視する監視手段と、通信回
線に対する呼の発信または着信を検出した場合に、監視
手段による監視結果に基づき交換装置及びコンピュータ
装置のうち動作が正常である制御元により呼の発信元回
線または着信先回線におけるサービスを実行するサービ
ス制御手段とを備えるようにしたものである。
ピュータ装置の動作状態を監視する監視手段と、通信回
線に対する呼の発信または着信を検出した場合に、監視
手段による監視結果に基づき交換装置及びコンピュータ
装置のうち動作が正常である制御元により呼の発信元回
線または着信先回線におけるサービスを実行するサービ
ス制御手段とを備えるようにしたものである。
【0017】従ってこの第2の発明によれば、呼の発信
または着信発生時に、例えば通常の呼制御処理を実行す
る交換装置が輻輳状態であったりもしくは動作異常が発
生した場合に、制御元がコンピュータ装置に変更され、
代わってコンピュータ装置により呼の発信元回線または
着信先回線におけるサービスが実行される。このため、
交換装置が輻輳状態または動作異常によりサービスが受
けられなくなるといった不具合を防止でき、これにより
交換サービス制御を効率良く実行できる。
または着信発生時に、例えば通常の呼制御処理を実行す
る交換装置が輻輳状態であったりもしくは動作異常が発
生した場合に、制御元がコンピュータ装置に変更され、
代わってコンピュータ装置により呼の発信元回線または
着信先回線におけるサービスが実行される。このため、
交換装置が輻輳状態または動作異常によりサービスが受
けられなくなるといった不具合を防止でき、これにより
交換サービス制御を効率良く実行できる。
【0018】また第3の発明は、各通信回線毎に設定で
き、呼に関するサービスを実行すべく制御元となる交換
装置及びコンピュータ装置を示す情報を記憶する制御元
情報記憶手段と、交換装置及びコンピュータ装置の動作
状態を監視する監視手段と、通信回線に対する呼の発信
または着信を検出した場合に、呼の発信元回線または着
信先回線に対応する制御元情報を制御元情報記憶手段か
ら判定する制御元判定手段と、この制御元判定手段によ
る判定結果に基づいて、交換装置とコンピュータ装置と
の間で通信路を介してサービスを実行するために必要な
制御情報の送受を行なう制御情報送受手段と、制御元判
定手段による判定結果及び制御情報送受手段により送受
された制御情報に基づいて、制御元となる交換装置もし
くはコンピュータ装置により呼の発信元回線または着信
先回線におけるサービスを実行し、このサービス実行の
際に監視手段により制御元に動作異常が検出された場合
に、制御元情報記憶手段内の該当する制御元情報を他の
制御元情報に書き換えて他の制御元によりサービスを実
行するサービス制御手段とを備えるようにしたものであ
る。
き、呼に関するサービスを実行すべく制御元となる交換
装置及びコンピュータ装置を示す情報を記憶する制御元
情報記憶手段と、交換装置及びコンピュータ装置の動作
状態を監視する監視手段と、通信回線に対する呼の発信
または着信を検出した場合に、呼の発信元回線または着
信先回線に対応する制御元情報を制御元情報記憶手段か
ら判定する制御元判定手段と、この制御元判定手段によ
る判定結果に基づいて、交換装置とコンピュータ装置と
の間で通信路を介してサービスを実行するために必要な
制御情報の送受を行なう制御情報送受手段と、制御元判
定手段による判定結果及び制御情報送受手段により送受
された制御情報に基づいて、制御元となる交換装置もし
くはコンピュータ装置により呼の発信元回線または着信
先回線におけるサービスを実行し、このサービス実行の
際に監視手段により制御元に動作異常が検出された場合
に、制御元情報記憶手段内の該当する制御元情報を他の
制御元情報に書き換えて他の制御元によりサービスを実
行するサービス制御手段とを備えるようにしたものであ
る。
【0019】従ってこの第3の発明によれば、上記第1
の発明により得られる作用効果に加え、呼が発生した通
信回線に対応づけて登録された制御元が輻輳状態であっ
たり、動作異常が発生した場合に、正常な制御元に切り
替えることで、輻輳状態、動作異常といった不具合が生
じても柔軟に対応可能となり、交換サービス制御を効率
良く実行できる。
の発明により得られる作用効果に加え、呼が発生した通
信回線に対応づけて登録された制御元が輻輳状態であっ
たり、動作異常が発生した場合に、正常な制御元に切り
替えることで、輻輳状態、動作異常といった不具合が生
じても柔軟に対応可能となり、交換サービス制御を効率
良く実行できる。
【0020】また、上記第1もしくは第3の発明におい
て、制御元情報記憶手段に記憶された制御元情報を保守
端末や通信回線に接続された端末により変更することを
特徴とするので、最新のコンピュータ制御による交換サ
ービスと交換装置の制御による既存のサービスとを同一
の端末により利用できるようになる。
て、制御元情報記憶手段に記憶された制御元情報を保守
端末や通信回線に接続された端末により変更することを
特徴とするので、最新のコンピュータ制御による交換サ
ービスと交換装置の制御による既存のサービスとを同一
の端末により利用できるようになる。
【0021】また、上記第1もしくは第3の発明におい
て、制御元情報記憶手段に、各通信回線に対応づけて制
御元を切替可能であるか否かを示す情報を記憶し、サー
ビス制御手段にて、制御元判定手段による判定結果によ
り制御元が他方の装置である場合に、制御元を切替可能
であるか否かを制御元情報記憶手段から参照し、この参
照結果に基づき制御元が切替可能である場合に、制御元
を自装置に切り替えることを特徴とするので、相手装置
への送出処理を省略でき、自装置で実現可能なサービス
処理を全て自装置で担うことができ、これにより相手装
置の処理負担を軽減でき、システムの有効利用率をさら
に高めることができる。
て、制御元情報記憶手段に、各通信回線に対応づけて制
御元を切替可能であるか否かを示す情報を記憶し、サー
ビス制御手段にて、制御元判定手段による判定結果によ
り制御元が他方の装置である場合に、制御元を切替可能
であるか否かを制御元情報記憶手段から参照し、この参
照結果に基づき制御元が切替可能である場合に、制御元
を自装置に切り替えることを特徴とするので、相手装置
への送出処理を省略でき、自装置で実現可能なサービス
処理を全て自装置で担うことができ、これにより相手装
置の処理負担を軽減でき、システムの有効利用率をさら
に高めることができる。
【0022】一方、上記第2の目的を達成するために第
4の発明は、複数の通信回線間の交換処理に係わる種々
機能を有する交換装置と、この交換装置に対する付加サ
ービスを実行するコンピュータ装置と、交換装置とコン
ピュータ装置との間を接続し、交換装置とコンピュータ
装置とを相互連動させるために使用される通信路とを備
える交換システムにおいて、交換装置及びコンピュータ
装置それぞれに、複数の通信回線に関する論理データと
物理インタフェースデータとの対応関係を示すインタフ
ェース構成情報を記憶したインタフェース構成情報記憶
手段を設け、所定の整合要求が発生した場合に、インタ
フェース構成情報記憶手段に記憶されたインタフェース
構成情報を、交換装置からコンピュータ装置へ、もしく
はコンピュータ装置から交換装置へ通信路を介して転送
するインタフェース構成情報転送手段と、このインタフ
ェース構成情報転送手段により転送されたインタフェー
ス構成情報とインタフェース構成情報記憶手段に記憶さ
れたインタフェース構成情報とを比較照合し、この比較
照合結果により不整合が検出された場合に、所定の条件
に応じて、インタフェース構成情報記憶手段に記憶され
たインタフェース構成情報中の不整合部分をインタフェ
ース構成情報転送手段により転送されたインタフェース
構成情報に書き換える制御、及びインタフェース構成情
報記憶手段に記憶されたインタフェース構成情報中の不
整合部分を相手装置に転送する制御のうちいずれか一方
を実行するインタフェース構成情報整合制御手段とを備
えるようにしたものである。
4の発明は、複数の通信回線間の交換処理に係わる種々
機能を有する交換装置と、この交換装置に対する付加サ
ービスを実行するコンピュータ装置と、交換装置とコン
ピュータ装置との間を接続し、交換装置とコンピュータ
装置とを相互連動させるために使用される通信路とを備
える交換システムにおいて、交換装置及びコンピュータ
装置それぞれに、複数の通信回線に関する論理データと
物理インタフェースデータとの対応関係を示すインタフ
ェース構成情報を記憶したインタフェース構成情報記憶
手段を設け、所定の整合要求が発生した場合に、インタ
フェース構成情報記憶手段に記憶されたインタフェース
構成情報を、交換装置からコンピュータ装置へ、もしく
はコンピュータ装置から交換装置へ通信路を介して転送
するインタフェース構成情報転送手段と、このインタフ
ェース構成情報転送手段により転送されたインタフェー
ス構成情報とインタフェース構成情報記憶手段に記憶さ
れたインタフェース構成情報とを比較照合し、この比較
照合結果により不整合が検出された場合に、所定の条件
に応じて、インタフェース構成情報記憶手段に記憶され
たインタフェース構成情報中の不整合部分をインタフェ
ース構成情報転送手段により転送されたインタフェース
構成情報に書き換える制御、及びインタフェース構成情
報記憶手段に記憶されたインタフェース構成情報中の不
整合部分を相手装置に転送する制御のうちいずれか一方
を実行するインタフェース構成情報整合制御手段とを備
えるようにしたものである。
【0023】上記インタフェース構成情報転送手段で
は、通信回線に接続された端末装置からのコマンド入
力、交換装置またはコンピュータ装置のリセット、予め
登録された時刻、交換装置またはコンピュータ装置のリ
セット及び交換装置またはコンピュータ装置に予め設定
されたデータ転送有無フラグ、インタフェース構成情報
の変更、不整合検出に基づいてインタフェース構成情報
記憶手段に記憶されたインタフェース構成情報を、交換
装置からコンピュータ装置へ、もしくはコンピュータ装
置から交換装置へ通信路を介して転送することを特徴と
する。
は、通信回線に接続された端末装置からのコマンド入
力、交換装置またはコンピュータ装置のリセット、予め
登録された時刻、交換装置またはコンピュータ装置のリ
セット及び交換装置またはコンピュータ装置に予め設定
されたデータ転送有無フラグ、インタフェース構成情報
の変更、不整合検出に基づいてインタフェース構成情報
記憶手段に記憶されたインタフェース構成情報を、交換
装置からコンピュータ装置へ、もしくはコンピュータ装
置から交換装置へ通信路を介して転送することを特徴と
する。
【0024】従ってこの第4の発明によれば、通信回線
に接続された端末装置からのコマンド入力、交換装置ま
たはコンピュータ装置のリセット、予め登録された時
刻、交換装置またはコンピュータ装置のリセット及び交
換装置またはコンピュータ装置に予め設定されたデータ
転送有無フラグ、インタフェース構成情報の変更、不整
合検出により交換装置とコンピュータ装置との間でイン
タフェース構成情報の整合をとる必要が生じた場合に、
例えば交換装置からコンピュータ装置へ通信路を介して
交換装置が持つインタフェース構成情報が転送される。
そして、このインタフェース構成情報を受信したコンピ
ュータ装置により転送されたインタフェース構成情報と
自装置に記憶されたインタフェース構成情報とが比較照
合され、この比較照合結果により不整合が検出された場
合に、所定の条件に応じて、自装置に記憶されたインタ
フェース構成情報の不整合部分が交換装置により転送さ
れたインタフェース構成情報に書き換えられるか、もし
くは自装置に記憶されたインタフェース構成情報または
その情報中の不整合部分が交換装置に転送される。この
ため、保守者は、交換装置とコンピュータ装置との間で
インタフェース構成情報の整合をとるために、交換装置
及びコンピュータ装置に対し別々にインタフェース構成
情報の登録を行なう必要がなく、簡単な操作もしくは自
動的に整合がとられるので、これにより保守者による手
作業が不要となる分整合をとるための時間が短縮され、
交換装置とコンピュータ装置との間の整合性をタイムリ
ーに保持でき、システムの保守性を向上させることがで
きる。
に接続された端末装置からのコマンド入力、交換装置ま
たはコンピュータ装置のリセット、予め登録された時
刻、交換装置またはコンピュータ装置のリセット及び交
換装置またはコンピュータ装置に予め設定されたデータ
転送有無フラグ、インタフェース構成情報の変更、不整
合検出により交換装置とコンピュータ装置との間でイン
タフェース構成情報の整合をとる必要が生じた場合に、
例えば交換装置からコンピュータ装置へ通信路を介して
交換装置が持つインタフェース構成情報が転送される。
そして、このインタフェース構成情報を受信したコンピ
ュータ装置により転送されたインタフェース構成情報と
自装置に記憶されたインタフェース構成情報とが比較照
合され、この比較照合結果により不整合が検出された場
合に、所定の条件に応じて、自装置に記憶されたインタ
フェース構成情報の不整合部分が交換装置により転送さ
れたインタフェース構成情報に書き換えられるか、もし
くは自装置に記憶されたインタフェース構成情報または
その情報中の不整合部分が交換装置に転送される。この
ため、保守者は、交換装置とコンピュータ装置との間で
インタフェース構成情報の整合をとるために、交換装置
及びコンピュータ装置に対し別々にインタフェース構成
情報の登録を行なう必要がなく、簡単な操作もしくは自
動的に整合がとられるので、これにより保守者による手
作業が不要となる分整合をとるための時間が短縮され、
交換装置とコンピュータ装置との間の整合性をタイムリ
ーに保持でき、システムの保守性を向上させることがで
きる。
【0025】また第4の発明は、インタフェース構成情
報記憶手段に、通信回線に対応付けてインタフェース構
成情報の登録時刻もしくは更新時刻を示すタイムスタン
プ情報を記憶しておき、インタフェース構成情報整合制
御手段は、インタフェース構成情報記憶手段に記憶され
たインタフェース構成情報に含まれるタイムスタンプ情
報とインタフェース構成情報転送手段により転送された
インタフェース構成情報に含まれるタイムスタンプ情報
とを比較し、この比較結果に基づき最新のインタフェー
ス構成情報のみをインタフェース構成情報記憶手段に登
録するようにしている。
報記憶手段に、通信回線に対応付けてインタフェース構
成情報の登録時刻もしくは更新時刻を示すタイムスタン
プ情報を記憶しておき、インタフェース構成情報整合制
御手段は、インタフェース構成情報記憶手段に記憶され
たインタフェース構成情報に含まれるタイムスタンプ情
報とインタフェース構成情報転送手段により転送された
インタフェース構成情報に含まれるタイムスタンプ情報
とを比較し、この比較結果に基づき最新のインタフェー
ス構成情報のみをインタフェース構成情報記憶手段に登
録するようにしている。
【0026】このように構成することで、交換装置もし
くはコンピュータ装置では、古いインタフェース構成情
報が新たなインタフェース構成情報に更新され、万一間
違って古いインタフェース構成情報が書込まれるような
事態も防止できる。
くはコンピュータ装置では、古いインタフェース構成情
報が新たなインタフェース構成情報に更新され、万一間
違って古いインタフェース構成情報が書込まれるような
事態も防止できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0028】(第1の実施形態)図1は、この発明に係
わる交換システムの一実施形態の構成を示すブロック図
である。
わる交換システムの一実施形態の構成を示すブロック図
である。
【0029】この交換システムは、交換装置1と、この
交換装置1に内線を介して接続される複数の電話端末T
11,T12,T21,T22と、交換装置1に対し制
御情報を伝送する通信路3を介して接続されるコンピュ
ータ装置2とを備えている。
交換装置1に内線を介して接続される複数の電話端末T
11,T12,T21,T22と、交換装置1に対し制
御情報を伝送する通信路3を介して接続されるコンピュ
ータ装置2とを備えている。
【0030】交換装置1は、CPUを備えた主制御部1
1を有している。この主制御部11には、上記制御情報
を含めた制御データの転送を行うためのデータハイウェ
イ(DATA−HWY)12が接続されており、このデ
ータハイウェイ12には、RAM等により構成される記
憶装置13、制御線インタフェース回路(制御線I/
F)14、タイムスイッチ(TSW)15、回線インタ
フェース回路(回線I/F)17,18がそれぞれ接続
され、主制御部11との間における制御データの送受を
可能としている。
1を有している。この主制御部11には、上記制御情報
を含めた制御データの転送を行うためのデータハイウェ
イ(DATA−HWY)12が接続されており、このデ
ータハイウェイ12には、RAM等により構成される記
憶装置13、制御線インタフェース回路(制御線I/
F)14、タイムスイッチ(TSW)15、回線インタ
フェース回路(回線I/F)17,18がそれぞれ接続
され、主制御部11との間における制御データの送受を
可能としている。
【0031】記憶装置13には、交換装置1の動作を統
括的に制御するためのプログラム及び通常の交換サービ
ス処理に必要な各種制御データ等が格納される。
括的に制御するためのプログラム及び通常の交換サービ
ス処理に必要な各種制御データ等が格納される。
【0032】制御線I/F14は、データハイウェイ1
2と通信路3との間の制御信号の授受に係わるインタフ
ェース処理を行う。
2と通信路3との間の制御信号の授受に係わるインタフ
ェース処理を行う。
【0033】回線インタフェース回路17は、各電話端
末T11,T12への着信信号の送出や各電話端末T1
1,T12からの機能番号信号を含めた発信信号の検出
等の、各電話端末T11,T12に対する内線インタフ
ェース処理を行う。回線インタフェース回路18は、各
電話端末T21,T22への着信信号の送出や各電話端
末T21,T22からの機能番号信号を含めた発信信号
の検出等の、各電話端末T21,T22に対する内線イ
ンタフェース処理を行う。
末T11,T12への着信信号の送出や各電話端末T1
1,T12からの機能番号信号を含めた発信信号の検出
等の、各電話端末T11,T12に対する内線インタフ
ェース処理を行う。回線インタフェース回路18は、各
電話端末T21,T22への着信信号の送出や各電話端
末T21,T22からの機能番号信号を含めた発信信号
の検出等の、各電話端末T21,T22に対する内線イ
ンタフェース処理を行う。
【0034】タイムスイッチ15は、主制御部11の指
示に従いPCMハイウェイ16上でタイムスロットの交
換を行うことで、電話端末T11,T12,T21,T
22相互間、各電話端末T11,T12,T21,T2
2とコンピュータ装置2との間を接続して、これらの間
における音声信号の伝送を可能にする。
示に従いPCMハイウェイ16上でタイムスロットの交
換を行うことで、電話端末T11,T12,T21,T
22相互間、各電話端末T11,T12,T21,T2
2とコンピュータ装置2との間を接続して、これらの間
における音声信号の伝送を可能にする。
【0035】一方、コンピュータ装置2は、CPUを備
えた主制御部21を備えている。この主制御部21に
は、内部バス22介して記憶装置23及び制御線インタ
フェース回路(制御線I/F)24及びキーボード25
がそれぞれ接続されている。
えた主制御部21を備えている。この主制御部21に
は、内部バス22介して記憶装置23及び制御線インタ
フェース回路(制御線I/F)24及びキーボード25
がそれぞれ接続されている。
【0036】主制御部21は、内部バス22介して記憶
装置23、制御線インタフェース回路(制御線I/F)
24を制御するものである。
装置23、制御線インタフェース回路(制御線I/F)
24を制御するものである。
【0037】記憶装置23には、交換サービスに係わる
処理を実行するためのプログラム及びデータや、ユーザ
によりキーボード25を介して予め設定されたユーザデ
ータ等が格納される。
処理を実行するためのプログラム及びデータや、ユーザ
によりキーボード25を介して予め設定されたユーザデ
ータ等が格納される。
【0038】制御線I/F24は、内部バス22と通信
路3との間の制御信号の授受に係わるインタフェース処
理を行う。
路3との間の制御信号の授受に係わるインタフェース処
理を行う。
【0039】ところで、この実施形態では、図2に示す
如く、交換装置1の記憶装置13に呼制御元情報記憶部
131と、制御元輻輳状態記憶部132とを設けてあ
る。呼制御元情報記憶部131は、図3に示す如く、各
電話端末T11,T12,T21,T22毎に設定で
き、呼に関するサービスを実行すべく制御元となる交換
装置1及びコンピュータ装置2を示す情報を記憶してい
る。なお、呼制御元情報記憶部131の登録内容は、各
電話端末T11,T12,T21,T22で設定でき、
また保守端末により設定できる。
如く、交換装置1の記憶装置13に呼制御元情報記憶部
131と、制御元輻輳状態記憶部132とを設けてあ
る。呼制御元情報記憶部131は、図3に示す如く、各
電話端末T11,T12,T21,T22毎に設定で
き、呼に関するサービスを実行すべく制御元となる交換
装置1及びコンピュータ装置2を示す情報を記憶してい
る。なお、呼制御元情報記憶部131の登録内容は、各
電話端末T11,T12,T21,T22で設定でき、
また保守端末により設定できる。
【0040】制御元輻輳状態記憶部132は、図4に示
す如く、制御元となる交換装置1及びコンピュータ装置
2の輻輳状態を示す情報を記憶している。
す如く、制御元となる交換装置1及びコンピュータ装置
2の輻輳状態を示す情報を記憶している。
【0041】これに対し交換装置1の主制御部11は、
呼検出部111と、状態監視部112と、制御元判定部
113と、サービス制御部114とを備えている。
呼検出部111と、状態監視部112と、制御元判定部
113と、サービス制御部114とを備えている。
【0042】呼検出部111は、各電話端末T11,T
12,T21,T22に対する呼の発信もしくは着信を
検出する。状態監視部112は、交換装置1の輻輳状態
の監視、もしくはコンピュータ装置2に対し監視データ
の送出要求を通信路3を介して送出を行なう。ここで、
交換装置1が輻輳であった場合や、所定期間内にコンピ
ュータ装置2から所定の監視データが返送されて来ない
場合には、制御元輻輳状態記憶部132の記憶内容を交
換装置1及びコンピュータ装置2にそれぞれ対応付けて
「輻輳」と書き換える。
12,T21,T22に対する呼の発信もしくは着信を
検出する。状態監視部112は、交換装置1の輻輳状態
の監視、もしくはコンピュータ装置2に対し監視データ
の送出要求を通信路3を介して送出を行なう。ここで、
交換装置1が輻輳であった場合や、所定期間内にコンピ
ュータ装置2から所定の監視データが返送されて来ない
場合には、制御元輻輳状態記憶部132の記憶内容を交
換装置1及びコンピュータ装置2にそれぞれ対応付けて
「輻輳」と書き換える。
【0043】制御元判定部113は、呼検出部111に
より電話端末T11,T12,T21,T22に対する
呼の発信または着信を検出した場合に、呼の発信元端末
または着信先端末に対応する制御元情報を呼制御元情報
記憶部131から判定する。
より電話端末T11,T12,T21,T22に対する
呼の発信または着信を検出した場合に、呼の発信元端末
または着信先端末に対応する制御元情報を呼制御元情報
記憶部131から判定する。
【0044】サービス制御部114は、制御元判定部1
13による判定結果で制御元が交換装置1である場合
に、交換装置1により呼の発信元端末または着信先端末
におけるサービスに関する制御を行なう。また、制御元
判定部113による判定結果で制御元がコンピュータ装
置2である場合に、通信路3を介して呼の発信元端末ま
たは着信先端末の内線番号を含む制御情報を送信する。
なお、サービス制御部114は、必要に応じて呼検出部
111により電話端末T11,T12,T21,T22
に対する呼の発信または着信を検出した場合に、そのま
ま通信路3を介して呼の発信元端末または着信先端末の
内線番号を含む制御情報を送信してコンピュータ装置2
にて制御元判定処理を行なうようにしてもよい。
13による判定結果で制御元が交換装置1である場合
に、交換装置1により呼の発信元端末または着信先端末
におけるサービスに関する制御を行なう。また、制御元
判定部113による判定結果で制御元がコンピュータ装
置2である場合に、通信路3を介して呼の発信元端末ま
たは着信先端末の内線番号を含む制御情報を送信する。
なお、サービス制御部114は、必要に応じて呼検出部
111により電話端末T11,T12,T21,T22
に対する呼の発信または着信を検出した場合に、そのま
ま通信路3を介して呼の発信元端末または着信先端末の
内線番号を含む制御情報を送信してコンピュータ装置2
にて制御元判定処理を行なうようにしてもよい。
【0045】また、サービス制御部114は、サービス
実行の際に、状態監視部112により制御元である交換
装置1が輻輳であることが検出された場合に、呼制御元
情報記憶部131内の該当する制御元情報をコンピュー
タ装置2を示す情報に書き換えてコンピュータ装置2に
よりサービスを実行させる。
実行の際に、状態監視部112により制御元である交換
装置1が輻輳であることが検出された場合に、呼制御元
情報記憶部131内の該当する制御元情報をコンピュー
タ装置2を示す情報に書き換えてコンピュータ装置2に
よりサービスを実行させる。
【0046】一方、コンピュータ装置2の記憶装置23
には、図5に示すように、呼制御元情報記憶部231を
設けてある。呼制御元情報記憶部231には、図6に示
す如く、各電話端末T11,T12,T21,T22毎
に設定でき、呼に関するサービスを実行すべく制御元と
なる交換装置1及びコンピュータ装置2を示す情報を記
憶している。なお、呼制御元情報記憶部231内の内線
番号については、コンピュータ装置2からみた内線番号
を記憶しており、さらに制御元自動切替が可能であるか
否かを示す情報も各電話端末T11,T12,T21,
T22に対応付けて記憶している。
には、図5に示すように、呼制御元情報記憶部231を
設けてある。呼制御元情報記憶部231には、図6に示
す如く、各電話端末T11,T12,T21,T22毎
に設定でき、呼に関するサービスを実行すべく制御元と
なる交換装置1及びコンピュータ装置2を示す情報を記
憶している。なお、呼制御元情報記憶部231内の内線
番号については、コンピュータ装置2からみた内線番号
を記憶しており、さらに制御元自動切替が可能であるか
否かを示す情報も各電話端末T11,T12,T21,
T22に対応付けて記憶している。
【0047】これに対しコンピュータ装置2の主制御部
21は、制御元判定部211と、サービス制御部212
とを備えている。
21は、制御元判定部211と、サービス制御部212
とを備えている。
【0048】制御元判定部211は、交換装置1から電
話端末T11,T12,T21,T22の内線番号を含
む制御情報を受信した場合に、呼の発信元端末または着
信先端末に対応する制御元情報を呼制御元情報記憶部2
31から判定する。
話端末T11,T12,T21,T22の内線番号を含
む制御情報を受信した場合に、呼の発信元端末または着
信先端末に対応する制御元情報を呼制御元情報記憶部2
31から判定する。
【0049】サービス制御部212は、制御元判定部2
11による判定結果で制御元がコンピュータ装置2であ
る場合に、コンピュータ装置2により呼の発信元端末ま
たは着信先端末におけるサービに関する制御を行なう。
また、交換装置1から制御元判定処理が移管されている
際に、制御元判定部211による判定結果で制御元が交
換装置1である場合に、交換装置1に対し電話端末T1
1,T12,T21,T22の内線番号を含む制御情報
を通信路3を介して送信する。なお、サービス制御部2
12は、交換装置1から制御元判定処理が移管されてい
る状態で、呼制御元情報記憶部231を参照して制御元
自動切替が可能である場合に、その切替指示も制御情報
に含めて交換装置1に送信する。
11による判定結果で制御元がコンピュータ装置2であ
る場合に、コンピュータ装置2により呼の発信元端末ま
たは着信先端末におけるサービに関する制御を行なう。
また、交換装置1から制御元判定処理が移管されている
際に、制御元判定部211による判定結果で制御元が交
換装置1である場合に、交換装置1に対し電話端末T1
1,T12,T21,T22の内線番号を含む制御情報
を通信路3を介して送信する。なお、サービス制御部2
12は、交換装置1から制御元判定処理が移管されてい
る状態で、呼制御元情報記憶部231を参照して制御元
自動切替が可能である場合に、その切替指示も制御情報
に含めて交換装置1に送信する。
【0050】次に、以上のように構成されたシステムの
動作を説明する。先ず電話端末T11から発呼した場合
のサービス制御を行なう場合について図7のフローチャ
ートを参照して説明する。
動作を説明する。先ず電話端末T11から発呼した場合
のサービス制御を行なう場合について図7のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0051】いま例えば電話端末T11において発呼が
なされると(ステップS11)、回線インタフェース回
路17から発信信号を受けた主制御部11は、呼検出部
111にて発呼であることを検出する(ステップS1
2)。次に、主制御部11は、制御元判定部113によ
り呼制御元情報記憶部131から制御元を判定する(ス
テップS13)。ここで、電話端末T11に対応する制
御元が交換装置1であることから、主制御部11は、状
態監視部112により交換装置1が輻輳であるか否かを
判定する(ステップS14)。図4により交換装置1は
正常であることから輻輳なしと判定され、最終的に交換
装置1内の呼制御情報を利用して電話端末T11に対し
内線番号200の内線として発呼制御が実行されること
になる(ステップS15)。
なされると(ステップS11)、回線インタフェース回
路17から発信信号を受けた主制御部11は、呼検出部
111にて発呼であることを検出する(ステップS1
2)。次に、主制御部11は、制御元判定部113によ
り呼制御元情報記憶部131から制御元を判定する(ス
テップS13)。ここで、電話端末T11に対応する制
御元が交換装置1であることから、主制御部11は、状
態監視部112により交換装置1が輻輳であるか否かを
判定する(ステップS14)。図4により交換装置1は
正常であることから輻輳なしと判定され、最終的に交換
装置1内の呼制御情報を利用して電話端末T11に対し
内線番号200の内線として発呼制御が実行されること
になる(ステップS15)。
【0052】一方、電話端末T21から発呼が行われる
と、ステップS11乃至ステップS13の過程を経て、
主制御部11は、制御元がコンピュータ装置2であると
判定し、コンピュータ装置2が輻輳であるか否かを状態
監視部112にて判定する(ステップS16)。ここ
で、コンピュータ装置2は正常であることから、交換装
置1からコンピュータ装置2に通信路3を介して電話端
末T21の内線番号を含む制御情報を送信する(ステッ
プS17)。
と、ステップS11乃至ステップS13の過程を経て、
主制御部11は、制御元がコンピュータ装置2であると
判定し、コンピュータ装置2が輻輳であるか否かを状態
監視部112にて判定する(ステップS16)。ここ
で、コンピュータ装置2は正常であることから、交換装
置1からコンピュータ装置2に通信路3を介して電話端
末T21の内線番号を含む制御情報を送信する(ステッ
プS17)。
【0053】万一、ステップS14またはステップS1
6において、輻輳ありと判定された場合に、主制御部1
1は、他方の制御元への切替可否を判定し(ステップS
18)、切替可能である場合に、制御元を変更するよう
に呼制御元情報記憶部131内の該当する制御元情報の
書き換えを行ない(ステップS19)、ステップS13
の処理に移行する。なお、切替不可能である場合には、
接続が行なわれない(ステップS191)。また、上記
ステップS13において、制御元が登録されていない場
合には、接続が行なわれない(ステップS192)。
6において、輻輳ありと判定された場合に、主制御部1
1は、他方の制御元への切替可否を判定し(ステップS
18)、切替可能である場合に、制御元を変更するよう
に呼制御元情報記憶部131内の該当する制御元情報の
書き換えを行ない(ステップS19)、ステップS13
の処理に移行する。なお、切替不可能である場合には、
接続が行なわれない(ステップS191)。また、上記
ステップS13において、制御元が登録されていない場
合には、接続が行なわれない(ステップS192)。
【0054】一方、コンピュータ装置2では、交換装置
1からの制御情報を受信した際に、図8のフローチャー
トに示す処理を実行する。この際に、主制御部21は、
制御情報中に含まれる例えば電話端末T21の内線番号
を呼制御元情報記憶部231から参照し(ステップS2
1)、呼制御元情報記憶部231に登録されている場合
に、内線番号5003の内線として発呼制御を実行する
(ステップS22)。また、呼制御元情報記憶部231
に登録されていない場合には接続しない(ステップS2
3)。
1からの制御情報を受信した際に、図8のフローチャー
トに示す処理を実行する。この際に、主制御部21は、
制御情報中に含まれる例えば電話端末T21の内線番号
を呼制御元情報記憶部231から参照し(ステップS2
1)、呼制御元情報記憶部231に登録されている場合
に、内線番号5003の内線として発呼制御を実行する
(ステップS22)。また、呼制御元情報記憶部231
に登録されていない場合には接続しない(ステップS2
3)。
【0055】上記処理において、電話端末T21に対す
る呼の着信先が電話端末T12である場合に、コンピュ
ータ装置2では、次のような処理を実行する。図9は、
その処理手順を示すフローチャートである。
る呼の着信先が電話端末T12である場合に、コンピュ
ータ装置2では、次のような処理を実行する。図9は、
その処理手順を示すフローチャートである。
【0056】すなわち、主制御部21は、制御元判定部
211により電話端末T12に対応する制御元が交換装
置1であると判定した場合(ステップS31)、制御元
情報記憶部231を参照して制御元をコンピュータ装置
2に変更できるか否かを判定し(ステップS32)、こ
こでは変更不可のため、コンピュータ装置2から交換装
置1に通信路3を介して電話端末T12の内線番号を含
む制御情報を送信する(ステップS33)。そして、最
終的に電話端末T12に対し、交換装置1内での内線番
号201の内線端末として着信制御が行なわれることに
なる。
211により電話端末T12に対応する制御元が交換装
置1であると判定した場合(ステップS31)、制御元
情報記憶部231を参照して制御元をコンピュータ装置
2に変更できるか否かを判定し(ステップS32)、こ
こでは変更不可のため、コンピュータ装置2から交換装
置1に通信路3を介して電話端末T12の内線番号を含
む制御情報を送信する(ステップS33)。そして、最
終的に電話端末T12に対し、交換装置1内での内線番
号201の内線端末として着信制御が行なわれることに
なる。
【0057】なお、ステップS32において、制御元自
動切替が可能である場合に、制御元をコンピュータ装置
2に変更し(ステップS34)、コンピュータ装置2に
より着信制御を実行する(ステップS35)。また、上
記ステップS31において、制御元がコンピュータ装置
2に登録されていない場合には、接続されない(ステッ
プS36)。
動切替が可能である場合に、制御元をコンピュータ装置
2に変更し(ステップS34)、コンピュータ装置2に
より着信制御を実行する(ステップS35)。また、上
記ステップS31において、制御元がコンピュータ装置
2に登録されていない場合には、接続されない(ステッ
プS36)。
【0058】以上述べたように第1の実施形態では、交
換装置1及びコンピュータ装置2それぞれに備えられて
いる呼制御元情報記憶部131、231に、各電話端末
T11,T12,T21,T22毎に設定でき、呼に関
するサービスを実行すべく制御元となる交換装置1及び
コンピュータ装置2を示す情報が記憶されており、電話
端末T11,T12,T21,T22に対する呼の発信
または着信を検出された場合に、呼の発信元回線もしく
は着信先回線に対応する制御元情報が判定され、この判
定結果により例えば交換装置1は制御元が自装置である
場合に、自装置で呼の発信元回線もしくは着信先回線に
おけるサービスを実行し、制御元がコンピュータ装置2
である場合に、呼の発信元回線もしくは着信先回線の内
線番号を含みサービスを実行するために必要な制御情報
を通信路3を介してコンピュータ装置2に送信する。す
ると、制御情報を受信したコンピュータ装置2では、呼
の発信元回線もしくは着信先回線におけるサービスが実
行される。
換装置1及びコンピュータ装置2それぞれに備えられて
いる呼制御元情報記憶部131、231に、各電話端末
T11,T12,T21,T22毎に設定でき、呼に関
するサービスを実行すべく制御元となる交換装置1及び
コンピュータ装置2を示す情報が記憶されており、電話
端末T11,T12,T21,T22に対する呼の発信
または着信を検出された場合に、呼の発信元回線もしく
は着信先回線に対応する制御元情報が判定され、この判
定結果により例えば交換装置1は制御元が自装置である
場合に、自装置で呼の発信元回線もしくは着信先回線に
おけるサービスを実行し、制御元がコンピュータ装置2
である場合に、呼の発信元回線もしくは着信先回線の内
線番号を含みサービスを実行するために必要な制御情報
を通信路3を介してコンピュータ装置2に送信する。す
ると、制御情報を受信したコンピュータ装置2では、呼
の発信元回線もしくは着信先回線におけるサービスが実
行される。
【0059】従って、交換装置1及びコンピュータ装置
2それぞれに備えられる呼制御元情報記憶部131、2
31の記憶内容に基づいて呼の発信元回線もしくは着信
先回線に対する交換サービス制御を交換装置1とコンピ
ュータ装置2とが分担して効率良く実行でき、これによ
り、交換装置1とコンピュータ装置2との間で内線端末
番号などの呼制御情報を同期させる必要がなく、各々独
立したサービス制御を実現でき、しかも同期処理及び新
たなサービス追加に伴い交換装置1本体、コンピュータ
装置2本体の改修及び付加サービスを実行するための専
用装置の追加を行なう必要がなく、付加サービスを実現
する上で安価なシステムを提供することができる。
2それぞれに備えられる呼制御元情報記憶部131、2
31の記憶内容に基づいて呼の発信元回線もしくは着信
先回線に対する交換サービス制御を交換装置1とコンピ
ュータ装置2とが分担して効率良く実行でき、これによ
り、交換装置1とコンピュータ装置2との間で内線端末
番号などの呼制御情報を同期させる必要がなく、各々独
立したサービス制御を実現でき、しかも同期処理及び新
たなサービス追加に伴い交換装置1本体、コンピュータ
装置2本体の改修及び付加サービスを実行するための専
用装置の追加を行なう必要がなく、付加サービスを実現
する上で安価なシステムを提供することができる。
【0060】また、交換装置1に自装置及びコンピュー
タ装置2の動作状態を監視する状態監視部112と、記
憶装置13に制御元輻輳状態記憶部132を設け、電話
端末T11,T12,T21,T22に対する呼の発信
または着信を検出した場合や、サービスを実行する場合
に、状態監視部112による監視結果に基づき交換装置
1及びコンピュータ装置2のうち動作が正常である制御
元により呼の発信元回線または着信先回線におけるサー
ビスを実行するようにしているので、呼が発生した電話
端末に対応する制御元が輻輳状態であった場合に、正常
な制御元に切り替えることで、輻輳状態、動作異常によ
りサービスが受けられなくなるといった不具合を防止で
き、交換サービス制御を効率良く実行できる。
タ装置2の動作状態を監視する状態監視部112と、記
憶装置13に制御元輻輳状態記憶部132を設け、電話
端末T11,T12,T21,T22に対する呼の発信
または着信を検出した場合や、サービスを実行する場合
に、状態監視部112による監視結果に基づき交換装置
1及びコンピュータ装置2のうち動作が正常である制御
元により呼の発信元回線または着信先回線におけるサー
ビスを実行するようにしているので、呼が発生した電話
端末に対応する制御元が輻輳状態であった場合に、正常
な制御元に切り替えることで、輻輳状態、動作異常によ
りサービスが受けられなくなるといった不具合を防止で
き、交換サービス制御を効率良く実行できる。
【0061】さらに第1の実施形態では、交換装置1及
びコンピュータ装置2それぞれに備えられる呼制御元情
報記憶部131、231に記憶された制御元情報を保守
端末や内線に接続された電話端末T11,T12,T2
1,T22により変更することもできるので、最新のコ
ンピュータ装置2の制御による交換サービスと交換装置
1の制御による既存のサービスとを同一の端末により利
用できるようになる。
びコンピュータ装置2それぞれに備えられる呼制御元情
報記憶部131、231に記憶された制御元情報を保守
端末や内線に接続された電話端末T11,T12,T2
1,T22により変更することもできるので、最新のコ
ンピュータ装置2の制御による交換サービスと交換装置
1の制御による既存のサービスとを同一の端末により利
用できるようになる。
【0062】また、第1の実施形態では、コンピュータ
装置2の呼制御元情報記憶部231には、各電話端末T
11,T12,T21,T22に対応づけて制御元を切
替可能であるか否かを示す情報が記憶されており、サー
ビス制御部212は、制御元判定部211による判定結
果により制御元が交換装置1である場合に、制御元を切
替可能であるか否かを呼制御元情報記憶部231から参
照し、この参照結果に基づき制御元が切替可能である場
合に、制御元をコンピュータ装置2に切り替えることが
できるので、交換装置1への送出処理を省略でき、コン
ピュータ装置2で実現可能なサービス処理を全てコンピ
ュータ装置2で担うことができ、これにより交換装置1
の処理負担を軽減でき、システムの有効利用率をさらに
高めることができる。
装置2の呼制御元情報記憶部231には、各電話端末T
11,T12,T21,T22に対応づけて制御元を切
替可能であるか否かを示す情報が記憶されており、サー
ビス制御部212は、制御元判定部211による判定結
果により制御元が交換装置1である場合に、制御元を切
替可能であるか否かを呼制御元情報記憶部231から参
照し、この参照結果に基づき制御元が切替可能である場
合に、制御元をコンピュータ装置2に切り替えることが
できるので、交換装置1への送出処理を省略でき、コン
ピュータ装置2で実現可能なサービス処理を全てコンピ
ュータ装置2で担うことができ、これにより交換装置1
の処理負担を軽減でき、システムの有効利用率をさらに
高めることができる。
【0063】(第2の実施形態)この発明の第2の実施
形態は、交換装置とコンピュータ装置との間でインタフ
ェース構成情報の整合をとるようにしたものである。
形態は、交換装置とコンピュータ装置との間でインタフ
ェース構成情報の整合をとるようにしたものである。
【0064】図10は、この発明に係わる交換システム
の第2の実施形態である交換装置の要部構成を示す機能
ブロック図である。なお、この第2の実施形態の交換シ
ステムのハード構成については、前記第1の実施形態で
説明した図1の構成と同一であるのでここでの説明は省
略する。また、図10において、図2と同一機能部分に
は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
の第2の実施形態である交換装置の要部構成を示す機能
ブロック図である。なお、この第2の実施形態の交換シ
ステムのハード構成については、前記第1の実施形態で
説明した図1の構成と同一であるのでここでの説明は省
略する。また、図10において、図2と同一機能部分に
は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0065】すなわち、交換装置1において、記憶装置
13にはI/F構成情報記憶部133が設けられてい
る。I/F構成情報記憶部133は、図11に示す如
く、物理I/Fデータとなるポート番号と、論理データ
となる内線番号及び登録時刻もしくは更新時刻を表すタ
イムスタンプ情報との対応関係を示すI/F構成情報を
記憶している。
13にはI/F構成情報記憶部133が設けられてい
る。I/F構成情報記憶部133は、図11に示す如
く、物理I/Fデータとなるポート番号と、論理データ
となる内線番号及び登録時刻もしくは更新時刻を表すタ
イムスタンプ情報との対応関係を示すI/F構成情報を
記憶している。
【0066】これに対し交換装置1の主制御部11は、
I/F構成情報転送部115と、データ整合部116
と、データ登録部117とを備えている。
I/F構成情報転送部115と、データ整合部116
と、データ登録部117とを備えている。
【0067】I/F構成情報転送部115は、各電話端
末T11,T12,T21,T22によるI/F構成情
報整合コマンド入力もしくは自装置における不整合検出
時に従って、I/F構成情報記憶部133に記憶された
I/F構成情報を、交換装置1からコンピュータ装置2
へ制御線I/F14及び通信路3を介して転送する。
末T11,T12,T21,T22によるI/F構成情
報整合コマンド入力もしくは自装置における不整合検出
時に従って、I/F構成情報記憶部133に記憶された
I/F構成情報を、交換装置1からコンピュータ装置2
へ制御線I/F14及び通信路3を介して転送する。
【0068】データ整合部116は、コンピュータ装置
2により転送されたI/F構成情報とI/F構成情報記
憶部133に記憶されたI/F構成情報とを比較照合
し、この比較照合結果により不整合が検出された場合
に、I/F構成情報記憶部133に記憶されたI/F構
成情報中の不整合要素をコンピュータ装置2により転送
されたI/F構成情報中の不整合要素に書き換えるよう
にデータ登録部117に登録指示を送出するとともに、
I/F構成情報転送部115に対し転送要求指示を送出
する。
2により転送されたI/F構成情報とI/F構成情報記
憶部133に記憶されたI/F構成情報とを比較照合
し、この比較照合結果により不整合が検出された場合
に、I/F構成情報記憶部133に記憶されたI/F構
成情報中の不整合要素をコンピュータ装置2により転送
されたI/F構成情報中の不整合要素に書き換えるよう
にデータ登録部117に登録指示を送出するとともに、
I/F構成情報転送部115に対し転送要求指示を送出
する。
【0069】また、データ整合部116には、最新デー
タ判別部1161が設けられている。この最新データ判
別部1161は、I/F構成情報記憶部133に記憶さ
れたI/F構成情報に含まれるタイムスタンプ情報とコ
ンピュータ装置2により転送されたI/F構成情報に含
まれるタイムスタンプ情報とを比較し、この比較結果に
基づき最新データの判別を行ない、この最新データをI
/F構成情報記憶部133に登録する。
タ判別部1161が設けられている。この最新データ判
別部1161は、I/F構成情報記憶部133に記憶さ
れたI/F構成情報に含まれるタイムスタンプ情報とコ
ンピュータ装置2により転送されたI/F構成情報に含
まれるタイムスタンプ情報とを比較し、この比較結果に
基づき最新データの判別を行ない、この最新データをI
/F構成情報記憶部133に登録する。
【0070】一方、コンピュータ装置2の記憶装置23
には、図12に示すように、I/F構成情報記憶部23
2を設けてある。また、コンピュータ装置2の主制御部
21は、I/F構成情報転送部213と、データ整合部
214と、データ登録部215とを設けてある。さら
に、データ整合部214にも、最新データ判定部214
1を設けてある。なお、各機能については、交換装置1
に備えられている各機能と同一であるので詳しい説明は
省略する。
には、図12に示すように、I/F構成情報記憶部23
2を設けてある。また、コンピュータ装置2の主制御部
21は、I/F構成情報転送部213と、データ整合部
214と、データ登録部215とを設けてある。さら
に、データ整合部214にも、最新データ判定部214
1を設けてある。なお、各機能については、交換装置1
に備えられている各機能と同一であるので詳しい説明は
省略する。
【0071】次に、以上のように構成されたシステムの
動作を説明する。先ず電話端末T11からI/F構成情
報整合コマンドを入力した際の交換装置1の処理手順を
図13のフローチャートを参照して説明する。
動作を説明する。先ず電話端末T11からI/F構成情
報整合コマンドを入力した際の交換装置1の処理手順を
図13のフローチャートを参照して説明する。
【0072】いま電話端末T11においてI/F構成情
報整合コマンド入力キーの押下がなされると、交換装置
1の回線インタフェース回路17で電話端末T11から
の信号が受信され(ステップS501)、この回線イン
タフェース回路17からI/F構成情報転送部115へ
電話端末T11からの信号が送出される。I/F構成情
報転送部115は、I/F構成情報記憶部133からI
/F構成情報を読み出す(ステップS502)。そし
て、I/F構成情報転送部115は、制御線I/F14
及び通信路3を介してコンピュータ装置2へI/F構成
情報を送信する(ステップS503)。
報整合コマンド入力キーの押下がなされると、交換装置
1の回線インタフェース回路17で電話端末T11から
の信号が受信され(ステップS501)、この回線イン
タフェース回路17からI/F構成情報転送部115へ
電話端末T11からの信号が送出される。I/F構成情
報転送部115は、I/F構成情報記憶部133からI
/F構成情報を読み出す(ステップS502)。そし
て、I/F構成情報転送部115は、制御線I/F14
及び通信路3を介してコンピュータ装置2へI/F構成
情報を送信する(ステップS503)。
【0073】次に、コンピュータ装置2が交換装置1か
らI/F構成情報を受信した際の処理動作について図1
4のフローチャートを参照して説明する。まず、I/F
構成情報を制御線I/F24が受信すると(ステップS
601)、データ整合部214は、I/F構成情報記憶
部232からI/F構成情報を読み出す(ステップS6
02)。そして、データ整合部214は、ポート番号毎
に、交換装置1から受信したI/F構成情報の内線番号
とI/F構成情報記憶部232から読み出したI/F構
成情報の内線番号とを比較する。まず、ポート番号1に
対応する内線番号が同一であるか否かを判定し(ステッ
プS603)、同一でない場合に(No)、データ整合
部214の最新データ判別部2141は、交換装置1か
ら受信したタイムスタンプとI/F構成情報記憶部23
2から読み出したタイムスタンプとを比較する(ステッ
プS604)。ここで、交換装置1から受信したタイム
スタンプの方が新しい場合(Yes)、データ登録部2
15は、交換装置1から受信した内線番号とタイムスタ
ンプとをI/F構成情報記憶部232に登録する(ステ
ップS605)。続いて、データ整合部214は、全て
のポート番号の比較が終了したか否かの判定を行ない
(ステップS606)、終了していない場合には(N
o)、次のポート番号に対応する内線番号が同一である
か否かの比較を行ない(ステップS607)、完了する
までステップS604乃至ステップS607の処理を繰
り返し実行する。
らI/F構成情報を受信した際の処理動作について図1
4のフローチャートを参照して説明する。まず、I/F
構成情報を制御線I/F24が受信すると(ステップS
601)、データ整合部214は、I/F構成情報記憶
部232からI/F構成情報を読み出す(ステップS6
02)。そして、データ整合部214は、ポート番号毎
に、交換装置1から受信したI/F構成情報の内線番号
とI/F構成情報記憶部232から読み出したI/F構
成情報の内線番号とを比較する。まず、ポート番号1に
対応する内線番号が同一であるか否かを判定し(ステッ
プS603)、同一でない場合に(No)、データ整合
部214の最新データ判別部2141は、交換装置1か
ら受信したタイムスタンプとI/F構成情報記憶部23
2から読み出したタイムスタンプとを比較する(ステッ
プS604)。ここで、交換装置1から受信したタイム
スタンプの方が新しい場合(Yes)、データ登録部2
15は、交換装置1から受信した内線番号とタイムスタ
ンプとをI/F構成情報記憶部232に登録する(ステ
ップS605)。続いて、データ整合部214は、全て
のポート番号の比較が終了したか否かの判定を行ない
(ステップS606)、終了していない場合には(N
o)、次のポート番号に対応する内線番号が同一である
か否かの比較を行ない(ステップS607)、完了する
までステップS604乃至ステップS607の処理を繰
り返し実行する。
【0074】そしてデータ整合部214は、全てのポー
ト番号に対する比較処理が完了したならば、I/F構成
情報転送部213に転送指示を送出して、I/F構成情
報記憶部232からI/F構成情報を読み出し(ステッ
プS608)、制御線I/F24及び通信路3を介して
交換装置1へ送信する(ステップS609)。
ト番号に対する比較処理が完了したならば、I/F構成
情報転送部213に転送指示を送出して、I/F構成情
報記憶部232からI/F構成情報を読み出し(ステッ
プS608)、制御線I/F24及び通信路3を介して
交換装置1へ送信する(ステップS609)。
【0075】次に、交換装置1がコンピュータ装置2か
らI/F構成情報を受信した際の処理動作について図1
5のフローチャートを参照して説明する。まず、I/F
構成情報を制御線I/F14が受信すると(ステップS
701)、データ整合部116は、I/F構成情報記憶
部133からI/F構成情報を読み出す(ステップS7
02)。そして、データ整合部116は、ポート番号毎
に、コンピュータ装置2から受信したI/F構成情報の
内線番号と、I/F構成情報記憶部133から読み出し
たI/F構成情報の内線番号とを比較する。
らI/F構成情報を受信した際の処理動作について図1
5のフローチャートを参照して説明する。まず、I/F
構成情報を制御線I/F14が受信すると(ステップS
701)、データ整合部116は、I/F構成情報記憶
部133からI/F構成情報を読み出す(ステップS7
02)。そして、データ整合部116は、ポート番号毎
に、コンピュータ装置2から受信したI/F構成情報の
内線番号と、I/F構成情報記憶部133から読み出し
たI/F構成情報の内線番号とを比較する。
【0076】まず、ポート番号1に対応する内線番号が
同一であるか否かを判定し(ステップS703)、同一
でない場合に(No)、データ整合部116は、交換装
置1から受信した内線番号とタイムスタンプとをI/F
構成情報記憶部133に登録する(ステップS70
4)。続いて、データ整合部116は、全てのポート番
号の比較が終了したか否かの判定を行ない(ステップS
705)、終了していない場合には(No)、次のポー
ト番号に対応する内線番号が同一であるか否かの比較を
行ない(ステップS706)、完了するまでステップS
704乃至ステップS706の処理を繰り返し実行す
る。
同一であるか否かを判定し(ステップS703)、同一
でない場合に(No)、データ整合部116は、交換装
置1から受信した内線番号とタイムスタンプとをI/F
構成情報記憶部133に登録する(ステップS70
4)。続いて、データ整合部116は、全てのポート番
号の比較が終了したか否かの判定を行ない(ステップS
705)、終了していない場合には(No)、次のポー
ト番号に対応する内線番号が同一であるか否かの比較を
行ない(ステップS706)、完了するまでステップS
704乃至ステップS706の処理を繰り返し実行す
る。
【0077】そしてデータ整合部116は、全てのポー
ト番号に対する比較処理が完了したならば処理を終了す
る。
ト番号に対する比較処理が完了したならば処理を終了す
る。
【0078】以上の処理により、交換装置1及びコンピ
ュータ装置2のそれぞれのI/F構成情報記憶部13
3、232に記憶されたI/F構成情報の不整合を修正
することができる。
ュータ装置2のそれぞれのI/F構成情報記憶部13
3、232に記憶されたI/F構成情報の不整合を修正
することができる。
【0079】以上述べたように第2の実施形態であれ
ば、各電話端末T11,T12,T21,T22からの
I/F構成情報整合コマンド入力により交換装置1とコ
ンピュータ装置2との間でI/F構成情報の整合をとる
必要が生じた場合に、例えば交換装置1からコンピュー
タ装置2へ通信路3を介して交換装置1のI/F構成情
報記憶部133に記憶されたI/F構成情報が転送され
る。そして、このI/F構成情報を受信したコンピュー
タ装置2により転送されたI/F構成情報とI/F構成
情報記憶部232に記憶されたI/F構成情報とが比較
照合され、この比較照合結果により不整合が検出され交
換装置1からのI/F構成情報に含まれるタイムスタン
プの方が新しい場合に、I/F構成情報記憶部232に
記憶されたI/F構成情報が交換装置1により転送され
たI/F構成情報に書き換えられる。
ば、各電話端末T11,T12,T21,T22からの
I/F構成情報整合コマンド入力により交換装置1とコ
ンピュータ装置2との間でI/F構成情報の整合をとる
必要が生じた場合に、例えば交換装置1からコンピュー
タ装置2へ通信路3を介して交換装置1のI/F構成情
報記憶部133に記憶されたI/F構成情報が転送され
る。そして、このI/F構成情報を受信したコンピュー
タ装置2により転送されたI/F構成情報とI/F構成
情報記憶部232に記憶されたI/F構成情報とが比較
照合され、この比較照合結果により不整合が検出され交
換装置1からのI/F構成情報に含まれるタイムスタン
プの方が新しい場合に、I/F構成情報記憶部232に
記憶されたI/F構成情報が交換装置1により転送され
たI/F構成情報に書き換えられる。
【0080】このため、保守者は、交換装置1とコンピ
ュータ装置2との間でI/F構成情報の整合をとるため
に、交換装置1及びコンピュータ装置2に対し別々にI
/F構成情報の登録を行なう必要がなく、簡単な操作で
整合がとられるので、これにより保守者による手作業が
不要となる分整合をとるための時間が短縮され、交換装
置1とコンピュータ装置2との間の整合性をタイムリー
に保持でき、システムの保守性を向上させることができ
る。
ュータ装置2との間でI/F構成情報の整合をとるため
に、交換装置1及びコンピュータ装置2に対し別々にI
/F構成情報の登録を行なう必要がなく、簡単な操作で
整合がとられるので、これにより保守者による手作業が
不要となる分整合をとるための時間が短縮され、交換装
置1とコンピュータ装置2との間の整合性をタイムリー
に保持でき、システムの保守性を向上させることができ
る。
【0081】また、交換装置1及びコンピュータ装置2
に備えられるデータ整合部116、214により、I/
F構成情報記憶部133、232に記憶されたI/F構
成情報に含まれるタイムスタンプと交換装置1とコンピ
ュータ装置2との間で転送されるI/F構成情報に含ま
れるタイムスタンプとを比較し、この比較結果に基づき
最新のI/F構成情報をI/F構成情報記憶部133、
232に登録するようにしているので、交換装置1もし
くはコンピュータ装置2では、古いI/F構成情報が新
たなI/F構成情報に更新され、万一間違って古いI/
F構成情報が書込まれるような事態も防止できる。
に備えられるデータ整合部116、214により、I/
F構成情報記憶部133、232に記憶されたI/F構
成情報に含まれるタイムスタンプと交換装置1とコンピ
ュータ装置2との間で転送されるI/F構成情報に含ま
れるタイムスタンプとを比較し、この比較結果に基づき
最新のI/F構成情報をI/F構成情報記憶部133、
232に登録するようにしているので、交換装置1もし
くはコンピュータ装置2では、古いI/F構成情報が新
たなI/F構成情報に更新され、万一間違って古いI/
F構成情報が書込まれるような事態も防止できる。
【0082】(その他の実施形態)上記第1の実施形態
において、サービス制御部は、呼制御元情報記憶部内で
制御元情報が他の制御元情報に変更され、かつ変更が行
われた制御元情報に対応する発信元回線または着信先回
線の呼終了を検出した場合に、呼の終了が検出された発
信元回線または着信先回線に対応する制御元情報を元の
制御元情報に戻すように呼制御元情報記憶部の記憶内容
を書き換えるようにしてもよい。
において、サービス制御部は、呼制御元情報記憶部内で
制御元情報が他の制御元情報に変更され、かつ変更が行
われた制御元情報に対応する発信元回線または着信先回
線の呼終了を検出した場合に、呼の終了が検出された発
信元回線または着信先回線に対応する制御元情報を元の
制御元情報に戻すように呼制御元情報記憶部の記憶内容
を書き換えるようにしてもよい。
【0083】また、上記第1の実施形態では、コンピュ
ータ装置の呼制御元情報記憶部に、各電話端末に対応づ
けて制御元を切替可能であるか否かを示す情報を記憶す
る例について説明したが、交換装置の呼制御元情報記憶
部に記憶するようにしてもよい。また、状態監視部及び
制御元輻輳状態記憶部を交換装置に設ける例について説
明したが、コンピュータ装置に設けるようにしてもよ
い。さらに、コンピュータ装置に接続される内線端末に
ついても同様に実施できる。
ータ装置の呼制御元情報記憶部に、各電話端末に対応づ
けて制御元を切替可能であるか否かを示す情報を記憶す
る例について説明したが、交換装置の呼制御元情報記憶
部に記憶するようにしてもよい。また、状態監視部及び
制御元輻輳状態記憶部を交換装置に設ける例について説
明したが、コンピュータ装置に設けるようにしてもよ
い。さらに、コンピュータ装置に接続される内線端末に
ついても同様に実施できる。
【0084】また、上記第1の実施形態において、交換
装置及びコンピュータ装置に状態監視部及び制御元輻輳
状態記憶部のみを設けるようにしてもよい。この場合、
呼の発信または着信発生時に、例えば通常の呼制御処理
を実行する交換装置が輻輳状態であったりもしくは動作
異常が発生した場合に、制御元がコンピュータ装置に変
更され、代わってコンピュータ装置により呼の発信元回
線または着信先回線におけるサービスが実行される。こ
のため、交換装置が輻輳状態または動作異常によりサー
ビスが受けられなくなるといった不具合を防止でき、こ
れにより交換サービス制御を効率良く実行できる。
装置及びコンピュータ装置に状態監視部及び制御元輻輳
状態記憶部のみを設けるようにしてもよい。この場合、
呼の発信または着信発生時に、例えば通常の呼制御処理
を実行する交換装置が輻輳状態であったりもしくは動作
異常が発生した場合に、制御元がコンピュータ装置に変
更され、代わってコンピュータ装置により呼の発信元回
線または着信先回線におけるサービスが実行される。こ
のため、交換装置が輻輳状態または動作異常によりサー
ビスが受けられなくなるといった不具合を防止でき、こ
れにより交換サービス制御を効率良く実行できる。
【0085】上記第2の実施形態において、I/F構成
情報記憶部のテーブル構成等についてはその仕様に応じ
て随時設定するようにしてもよい。また、電話端末から
I/F構成情報整合コマンド入力を行なうのではなく、
予め登録された時刻にI/F構成情報の転送を開始して
もよい。さらに、コマンド入力によりI/F構成情報を
変更した際に、変更を行なった箇所のI/F構成情報の
転送を行なってもよい。
情報記憶部のテーブル構成等についてはその仕様に応じ
て随時設定するようにしてもよい。また、電話端末から
I/F構成情報整合コマンド入力を行なうのではなく、
予め登録された時刻にI/F構成情報の転送を開始して
もよい。さらに、コマンド入力によりI/F構成情報を
変更した際に、変更を行なった箇所のI/F構成情報の
転送を行なってもよい。
【0086】また、上記第2の実施形態において、最新
データに合わせる形で整合をとるのではなく、例えばコ
ンピュータ装置のリセット時には、タイムスタンプとは
無関係に、交換装置に備えるI/F構成情報記憶部に記
憶されたI/F構成情報をコンピュータ装置のI/F構
成情報記憶部に登録してもよい。さらに、交換装置のリ
セット時には、予めコンピュータ装置に設定されたデー
タ転送有無フラグに基づき、I/F構成情報を転送する
か否かを決定してもよい。さらに、コンピュータ装置に
おいて、不整合検出時に、転送されたI/F構成情報の
タイムスタンプの方が古い場合に、コンピュータ装置に
記憶されたI/F構成情報中の不整合部分を交換装置に
転送するようにしてもよい。
データに合わせる形で整合をとるのではなく、例えばコ
ンピュータ装置のリセット時には、タイムスタンプとは
無関係に、交換装置に備えるI/F構成情報記憶部に記
憶されたI/F構成情報をコンピュータ装置のI/F構
成情報記憶部に登録してもよい。さらに、交換装置のリ
セット時には、予めコンピュータ装置に設定されたデー
タ転送有無フラグに基づき、I/F構成情報を転送する
か否かを決定してもよい。さらに、コンピュータ装置に
おいて、不整合検出時に、転送されたI/F構成情報の
タイムスタンプの方が古い場合に、コンピュータ装置に
記憶されたI/F構成情報中の不整合部分を交換装置に
転送するようにしてもよい。
【0087】その他、交換装置及びコンピュータ装置の
構成や、交換装置の種類やコンピュータ装置の種類(パ
ーソナル・コンピュータに限らず、ワークステーショ
ン、サーバーでもよい。)等についても、この発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
構成や、交換装置の種類やコンピュータ装置の種類(パ
ーソナル・コンピュータに限らず、ワークステーショ
ン、サーバーでもよい。)等についても、この発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、交換
装置及びコンピュータ装置それぞれに備えられている記
憶部に、各通信回線毎に設定でき、呼に関するサービス
を実行すべく制御元となる交換装置及びコンピュータ装
置を示す情報を記憶しておき、通信回線に対する呼の発
信または着信を検出された場合に、呼の発信元回線もし
くは着信先回線に対応する制御元情報を判定し、この判
定結果により例えば交換装置は制御元が自装置である場
合に、自装置で呼の発信元回線もしくは着信先回線にお
けるサービスを実行し、制御元がコンピュータ装置であ
る場合に、サービスを実行するために必要な制御情報を
通信路を介してコンピュータ装置に送信し、制御情報を
受信したコンピュータ装置にて、呼の発信元回線もしく
は着信先回線におけるサービスを実行するように構成し
ている。
装置及びコンピュータ装置それぞれに備えられている記
憶部に、各通信回線毎に設定でき、呼に関するサービス
を実行すべく制御元となる交換装置及びコンピュータ装
置を示す情報を記憶しておき、通信回線に対する呼の発
信または着信を検出された場合に、呼の発信元回線もし
くは着信先回線に対応する制御元情報を判定し、この判
定結果により例えば交換装置は制御元が自装置である場
合に、自装置で呼の発信元回線もしくは着信先回線にお
けるサービスを実行し、制御元がコンピュータ装置であ
る場合に、サービスを実行するために必要な制御情報を
通信路を介してコンピュータ装置に送信し、制御情報を
受信したコンピュータ装置にて、呼の発信元回線もしく
は着信先回線におけるサービスを実行するように構成し
ている。
【0089】従ってこの発明によれば、交換装置及びコ
ンピュータ装置それぞれに備えられる記憶部の記憶内容
に基づいて呼の発信元回線もしくは着信先回線に対する
交換サービス制御を交換装置とコンピュータ装置とが分
担して効率良く実行でき、これにより、交換装置とコン
ピュータ装置との間で内線端末番号などの呼制御情報を
同期させる必要がなく、各々独立したサービス制御を実
現でき、しかも同期処理及び新たなサービス追加に伴い
交換装置及びコンピュータ装置の改修を行なう必要がな
く、付加サービスを実現する上で安価なシステムを提供
することができる。
ンピュータ装置それぞれに備えられる記憶部の記憶内容
に基づいて呼の発信元回線もしくは着信先回線に対する
交換サービス制御を交換装置とコンピュータ装置とが分
担して効率良く実行でき、これにより、交換装置とコン
ピュータ装置との間で内線端末番号などの呼制御情報を
同期させる必要がなく、各々独立したサービス制御を実
現でき、しかも同期処理及び新たなサービス追加に伴い
交換装置及びコンピュータ装置の改修を行なう必要がな
く、付加サービスを実現する上で安価なシステムを提供
することができる。
【0090】また他の発明では、通信回線に接続された
端末装置からのコマンド入力、交換装置またはコンピュ
ータ装置のリセット、予め登録された時刻、交換装置ま
たはコンピュータ装置のリセット及び交換装置またはコ
ンピュータ装置に予め設定されたデータ転送有無フラ
グ、インタフェース構成情報の変更、不整合検出により
交換装置とコンピュータ装置との間でインタフェース構
成情報の整合をとる必要が生じた場合に、例えば交換装
置からコンピュータ装置へ通信路を介して交換装置が持
つインタフェース構成情報が転送され、このインタフェ
ース構成情報を受信したコンピュータ装置により自装置
に記憶されたインタフェース構成情報と比較照合され、
この比較照合結果により不整合が検出された場合に自装
置に記憶されたインタフェース構成情報を交換装置によ
り転送されたインタフェース構成情報に書き換えるよう
にしている。
端末装置からのコマンド入力、交換装置またはコンピュ
ータ装置のリセット、予め登録された時刻、交換装置ま
たはコンピュータ装置のリセット及び交換装置またはコ
ンピュータ装置に予め設定されたデータ転送有無フラ
グ、インタフェース構成情報の変更、不整合検出により
交換装置とコンピュータ装置との間でインタフェース構
成情報の整合をとる必要が生じた場合に、例えば交換装
置からコンピュータ装置へ通信路を介して交換装置が持
つインタフェース構成情報が転送され、このインタフェ
ース構成情報を受信したコンピュータ装置により自装置
に記憶されたインタフェース構成情報と比較照合され、
この比較照合結果により不整合が検出された場合に自装
置に記憶されたインタフェース構成情報を交換装置によ
り転送されたインタフェース構成情報に書き換えるよう
にしている。
【0091】従って他の発明によれば、交換装置とコン
ピュータ装置との間でインタフェース構成情報の整合を
とるために、交換装置及びコンピュータ装置に対し別々
にインタフェース構成情報の登録を行なう必要がなく、
簡単な操作もしくは自動的に整合がとられるので、これ
により保守者による手作業が不要となる分整合をとるた
めの時間が短縮され、交換装置とコンピュータ装置との
間の整合性をタイムリーに保持でき、システムの保守性
を向上させることができる。
ピュータ装置との間でインタフェース構成情報の整合を
とるために、交換装置及びコンピュータ装置に対し別々
にインタフェース構成情報の登録を行なう必要がなく、
簡単な操作もしくは自動的に整合がとられるので、これ
により保守者による手作業が不要となる分整合をとるた
めの時間が短縮され、交換装置とコンピュータ装置との
間の整合性をタイムリーに保持でき、システムの保守性
を向上させることができる。
【図1】 この発明に係わる交換システムの第1の実施
形態の構成を示すブロック図。
形態の構成を示すブロック図。
【図2】 図1に示した交換装置の要部構成を示す機能
ブロック図。
ブロック図。
【図3】 図2に示した呼制御元情報記憶部の記憶内容
の一例を示す図。
の一例を示す図。
【図4】 図2に示した制御元輻輳状態記憶部の記憶内
容の一例を示す図。
容の一例を示す図。
【図5】 図1に示したコンピュータ装置の要部構成を
示す機能ブロック図。
示す機能ブロック図。
【図6】 図5に示した呼制御元情報記憶部の記憶内容
の一例を示す図。
の一例を示す図。
【図7】 図1に示した交換装置の主制御部によるサー
ビス制御手順とその制御内容を示すフローチャート。
ビス制御手順とその制御内容を示すフローチャート。
【図8】 図1に示したコンピュータ装置の主制御部に
よる制御情報受信の際の制御手順とその制御内容を示す
フローチャート。
よる制御情報受信の際の制御手順とその制御内容を示す
フローチャート。
【図9】 図1に示したコンピュータ装置の主制御部に
よるサービス制御手順とその制御内容を示すフローチャ
ート。
よるサービス制御手順とその制御内容を示すフローチャ
ート。
【図10】 この発明の第2の実施形態に係わる交換装
置の要部構成を示す機能ブロック図。
置の要部構成を示す機能ブロック図。
【図11】 図10に示したI/F構成情報記憶部の記
憶内容の一例を示す図。
憶内容の一例を示す図。
【図12】 同第2の実施形態に係わるコンピュータ装
置の要部構成を示す機能ブロック図。
置の要部構成を示す機能ブロック図。
【図13】 同第2の実施形態に係わる交換装置の主制
御部によるI/F構成情報整合コマンド入力時の制御手
順とその制御内容を示すフローチャート。
御部によるI/F構成情報整合コマンド入力時の制御手
順とその制御内容を示すフローチャート。
【図14】 同第2の実施形態に係わるコンピュータ装
置が交換装置からI/F構成情報を受信した際の制御手
順とその制御内容を示すフローチャート。
置が交換装置からI/F構成情報を受信した際の制御手
順とその制御内容を示すフローチャート。
【図15】 同第2の実施形態に係わる交換装置がコン
ピュータ装置からI/F構成情報を受信した際の制御手
順とその制御内容を示すフローチャート。
ピュータ装置からI/F構成情報を受信した際の制御手
順とその制御内容を示すフローチャート。
1…交換装置 2…コンピュータ装置 3…通信路 11,21…主制御部 12…データハイウエイ(DATA−HWY) 13,23…記憶装置 14,24…制御線インタフェース回路(制御線I/
F) 15…タイムスイッチ(TSW) 16…PCMハイウエイ(PCM−HWY) 17,18…回線インタフェース回路(回線I/F) 22…内部バス 111…呼検出部 112…状態監視部 113,211…制御元判定部 114,212…サービス制御部 115,213…I/F構成情報転送部 116,214…データ整合部 117,215…データ登録部 131,231…呼制御元情報記憶部 132…制御元輻輳状態記憶部 133,232…I/F構成情報記憶部
F) 15…タイムスイッチ(TSW) 16…PCMハイウエイ(PCM−HWY) 17,18…回線インタフェース回路(回線I/F) 22…内部バス 111…呼検出部 112…状態監視部 113,211…制御元判定部 114,212…サービス制御部 115,213…I/F構成情報転送部 116,214…データ整合部 117,215…データ登録部 131,231…呼制御元情報記憶部 132…制御元輻輳状態記憶部 133,232…I/F構成情報記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千賀 恵美 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 Fターム(参考) 5K024 AA00 BB00 BB04 CC00 CC01 DD05 GG00 GG01 GG03 5K026 AA01 AA09 AA23 BB00 CC02 CC04 CC07 CC08 EE05 EE06 FF02 FF03 GG12 GG27 HH01 HH02 JJ02 JJ08 KK00 LL01 LL07 LL11
Claims (17)
- 【請求項1】 複数の通信回線間の交換処理に係わる種
々機能を有する交換装置と、この交換装置に対する付加
サービスを実行するコンピュータ装置と、前記交換装置
と前記コンピュータ装置との間を接続し、前記交換装置
と前記コンピュータ装置とを相互連動させるために使用
される通信路とを備える交換システムにおいて、 各通信回線毎に設定でき、呼に関するサービスを実行す
べく制御元となる前記交換装置及び前記コンピュータ装
置を示す情報を記憶する制御元情報記憶手段と、 前記通信回線に対する呼の発信または着信を検出した場
合に、呼の発信元回線または着信先回線に対応する制御
元情報を前記制御元情報記憶手段から判定する制御元判
定手段と、 この制御元判定手段による判定結果に基づいて、前記交
換装置と前記コンピュータ装置との間で前記通信路を介
してサービスを実行するために必要な制御情報の送受を
行なう制御情報送受手段と、 前記制御元判定手段による判定結果及び前記制御情報送
受手段により送受された制御情報に基づいて、制御元と
なる前記交換装置もしくは前記コンピュータ装置により
呼の発信元回線または着信先回線におけるサービスを実
行するサービス制御手段とを具備したことを特徴とする
交換システム。 - 【請求項2】 複数の通信回線間の交換処理に係わる種
々機能を有する交換装置と、この交換装置に対する付加
サービスを実行するコンピュータ装置と、前記交換装置
と前記コンピュータ装置との間を接続し、前記交換装置
と前記コンピュータ装置とを相互連動させるために使用
される通信路とを備える交換システムにおいて、 前記交換装置及び前記コンピュータ装置の動作状態を監
視する監視手段と、 前記通信回線に対する呼の発信または着信を検出した場
合に、前記監視手段による監視結果に基づき前記交換装
置及び前記コンピュータ装置のうち動作が正常である制
御元により呼の発信元回線または着信先回線におけるサ
ービスを実行するサービス制御手段とを具備したことを
特徴とする交換システム。 - 【請求項3】 複数の通信回線間の交換処理に係わる種
々機能を有する交換装置と、この交換装置に対する付加
サービスを実行するコンピュータ装置と、前記交換装置
と前記コンピュータ装置との間を接続し、前記交換装置
と前記コンピュータ装置とを相互連動させるために使用
される通信路とを備える交換システムにおいて、 各通信回線毎に設定でき、呼に関するサービスを実行す
べく制御元となる前記交換装置及び前記コンピュータ装
置を示す情報を記憶する制御元情報記憶手段と、 前記交換装置及び前記コンピュータ装置の動作状態を監
視する監視手段と、 前記通信回線に対する呼の発信または着信を検出した場
合に、呼の発信元回線または着信先回線に対応する制御
元情報を前記制御元情報記憶手段から判定する制御元判
定手段と、 この制御元判定手段による判定結果に基づいて、前記交
換装置と前記コンピュータ装置との間で前記通信路を介
してサービスを実行するために必要な制御情報の送受を
行なう制御情報送受手段と、 前記制御元判定手段による判定結果及び前記制御情報送
受手段により送受された制御情報に基づいて、制御元と
なる前記交換装置もしくは前記コンピュータ装置により
呼の発信元回線または着信先回線におけるサービスを実
行し、このサービス実行の際に前記監視手段により制御
元に動作異常が検出された場合に、前記制御元情報記憶
手段内の該当する制御元情報を他の制御元情報に書き換
えて他の制御元によりサービスを実行するサービス制御
手段とを具備したことを特徴とする交換システム。 - 【請求項4】 前記制御元情報記憶手段には、各通信回
線に対応づけて制御元を切替可能であるか否かを示す情
報が記憶されており、 前記サービス制御手段は、前記制御元判定手段による判
定結果により制御元が他方の装置である場合に、制御元
を切替可能であるか否かを前記制御元情報記憶手段から
参照し、この参照結果に基づき制御元が切替可能である
場合に、制御元を自装置に切り替えることを特徴とする
請求項1または3記載の交換システム。 - 【請求項5】 前記サービス制御手段は、前記制御元情
報記憶手段内で制御元情報が他の制御元情報に変更さ
れ、かつ変更が行われた制御元情報に対応する発信元回
線または着信先回線の呼終了を検出した場合に、呼の終
了が検出された発信元回線または着信先回線に対応する
制御元情報を元の制御元情報に戻すことを特徴とする請
求項3記載の交換システム。 - 【請求項6】 前記制御元情報記憶手段に記憶された制
御元情報を変更する制御元可変設定手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1または3記載の交換システ
ム。 - 【請求項7】 前記制御元可変設定手段は、前記制御元
情報記憶手段に記憶された制御元情報を保守端末により
変更することを特徴とする請求項6記載の交換システ
ム。 - 【請求項8】 前記制御元可変設定手段は、前記制御元
情報記憶手段に記憶された制御元情報を通信回線に接続
された端末により変更することを特徴とする請求項6記
載の交換システム。 - 【請求項9】 複数の通信回線間の交換処理に係わる種
々機能を有する交換装置と、この交換装置に対する付加
サービスを実行するコンピュータ装置と、前記交換装置
と前記コンピュータ装置との間を接続し、前記交換装置
と前記コンピュータ装置とを相互連動させるために使用
される通信路とを備える交換システムにおいて、 前記交換装置及び前記コンピュータ装置それぞれに、前
記複数の通信回線に関する論理データと物理インタフェ
ースデータとの対応関係を示すインタフェース構成情報
を記憶したインタフェース構成情報記憶手段を設け、 所定の整合要求が発生した場合に、前記インタフェース
構成情報記憶手段に記憶されたインタフェース構成情報
を、前記交換装置から前記コンピュータ装置へ、もしく
は前記コンピュータ装置から前記交換装置へ前記通信路
を介して転送するインタフェース構成情報転送手段と、 このインタフェース構成情報転送手段により転送された
インタフェース構成情報と前記インタフェース構成情報
記憶手段に記憶されたインタフェース構成情報とを比較
照合し、この比較照合結果により不整合が検出された場
合に、所定の条件に応じて、前記インタフェース構成情
報記憶手段に記憶されたインタフェース構成情報中の不
整合部分を前記インタフェース構成情報転送手段により
転送されたインタフェース構成情報に書き換える制御、
及び前記インタフェース構成情報記憶手段に記憶された
インタフェース構成情報またはその情報中の不整合部分
を相手装置に転送する制御のうちいずれか一方を実行す
るインタフェース構成情報整合制御手段とを具備してな
ることを特徴とする交換システム。 - 【請求項10】 前記インタフェース構成情報転送手段
は、前記通信回線に接続された端末装置からのコマンド
入力に基づいて前記インタフェース構成情報記憶手段に
記憶されたインタフェース構成情報を、前記交換装置か
ら前記コンピュータ装置へ、もしくは前記コンピュータ
装置から前記交換装置へ前記通信路を介して転送するこ
とを特徴とする請求項9記載の交換システム。 - 【請求項11】 前記インタフェース構成情報転送手段
は、前記交換装置または前記コンピュータ装置のリセッ
トに基づいて前記インタフェース構成情報記憶手段に記
憶されたインタフェース構成情報を、前記交換装置から
前記コンピュータ装置へ、もしくは前記コンピュータ装
置から前記交換装置へ前記通信路を介して転送すること
を特徴とする請求項9記載の交換システム。 - 【請求項12】 前記インタフェース構成情報転送手段
は、前記交換装置または前記コンピュータ装置のリセッ
ト、及び前記交換装置または前記コンピュータ装置に予
め設定されたデータ転送有無フラグに基づいて前記イン
タフェース構成情報記憶手段に記憶されたインタフェー
ス構成情報を、前記交換装置から前記コンピュータ装置
へ、もしくは前記コンピュータ装置から前記交換装置へ
前記通信路を介して転送することを特徴とする請求項9
記載の交換システム。 - 【請求項13】 前記インタフェース構成情報転送手段
は、前記交換装置または前記コンピュータ装置の一方に
おいて予め登録された時刻に達したことが検出された場
合に、前記インタフェース構成情報記憶手段に記憶され
たインタフェース構成情報を、前記交換装置から前記コ
ンピュータ装置へ、もしくは前記コンピュータ装置から
前記交換装置へ前記通信路を介して転送することを特徴
とする請求項9記載の交換システム。 - 【請求項14】 前記インタフェース構成情報転送手段
は、前記交換装置または前記コンピュータ装置におい
て、インタフェース構成情報が変更された場合に、前記
インタフェース構成情報記憶手段に記憶されたインタフ
ェース構成情報を、前記交換装置から前記コンピュータ
装置へ、もしくは前記コンピュータ装置から前記交換装
置へ前記通信路を介して転送することを特徴とする請求
項9記載の交換システム。 - 【請求項15】 前記インタフェース構成情報転送手段
は、前記交換装置において該交換装置のインタフェース
構成情報と前記コンピュータ装置のインタフェース構成
情報との不整合を検出した場合に、前記インタフェース
構成情報記憶手段に記憶されたインタフェース構成情報
を、前記交換装置から前記コンピュータ装置へ、もしく
は前記コンピュータ装置から前記交換装置へ前記通信路
を介して転送することを特徴とする請求項9記載の交換
システム。 - 【請求項16】 前記インタフェース構成情報転送手段
は、前記コンピュータ装置において該交換装置のインタ
フェース構成情報と前記コンピュータ装置のインタフェ
ース構成情報との不整合を検出した場合に、前記インタ
フェース構成情報記憶手段に記憶されたインタフェース
構成情報を、前記交換装置から前記コンピュータ装置
へ、もしくは前記コンピュータ装置から前記交換装置へ
前記通信路を介して転送することを特徴とする請求項9
記載の交換システム。 - 【請求項17】 前記インタフェース構成情報記憶手段
には、前記通信回線に対応付けてインタフェース構成情
報の登録時刻もしくは更新時刻を示すタイムスタンプ情
報が記憶されており、 前記インタフェース構成情報整合制御手段は、前記イン
タフェース構成情報記憶手段に記憶されたインタフェー
ス構成情報に含まれるタイムスタンプ情報と前記インタ
フェース構成情報転送手段により転送されたインタフェ
ース構成情報に含まれるタイムスタンプ情報とを比較
し、この比較結果に基づき最新のインタフェース構成情
報を前記インタフェース構成情報記憶手段に登録するこ
とを特徴とする請求項9記載の交換システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000138567A JP2001320748A (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | 交換システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000138567A JP2001320748A (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | 交換システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001320748A true JP2001320748A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18646157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000138567A Withdrawn JP2001320748A (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | 交換システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001320748A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7697506B2 (en) | 2003-08-29 | 2010-04-13 | Microsoft Corporation | System and method for enhanced computer telephony integration and interaction |
US8443179B2 (en) | 2003-09-30 | 2013-05-14 | Microsoft Corporation | Method and system for unified audio control on a personal computer |
US8635554B2 (en) | 2003-05-20 | 2014-01-21 | Microsoft Corporation | Enhanced telephony computer user interface allowing user interaction and control of a telephone using a personal computer |
-
2000
- 2000-05-11 JP JP2000138567A patent/JP2001320748A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8635554B2 (en) | 2003-05-20 | 2014-01-21 | Microsoft Corporation | Enhanced telephony computer user interface allowing user interaction and control of a telephone using a personal computer |
US8694915B2 (en) | 2003-05-20 | 2014-04-08 | Microsoft Corporation | Enhanced telephony computer user interface allowing user interaction and control of a telephone using a personal computer |
US9392043B2 (en) | 2003-05-20 | 2016-07-12 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Enhanced telephony computer user interface allowing user interaction and control of a telephone using a personal computer |
US7697506B2 (en) | 2003-08-29 | 2010-04-13 | Microsoft Corporation | System and method for enhanced computer telephony integration and interaction |
US8443179B2 (en) | 2003-09-30 | 2013-05-14 | Microsoft Corporation | Method and system for unified audio control on a personal computer |
US8644481B2 (en) | 2003-09-30 | 2014-02-04 | Microsoft Corporation | Method and system for unified audio control on a personal computer |
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---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051201 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
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