JP4079899B2 - 携帯無線通信端末のソフトウェア変更方法およびシステム - Google Patents

携帯無線通信端末のソフトウェア変更方法およびシステム Download PDF

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Description

本発明は、無線基地局を利用して無線通信を可能とする携帯電話などの通信端末へ通信用ソフトウェアを配信する技術に関する。
携帯無線通信端末の変復調器、シンセサイザ、音声コーデック、通信プロトコル等の機能を、例えばDSP(Digital Signal Processor)を利用してソフトウェアモジュールで実現している場合において、ソフトウェアの変更による無線通信端末のバージョンアップ、機能変更、機能追加などが生じた際に、更新するソフトウェア情報を、無線基地局を介して送信することにより携帯無線通信端末内のソフトウェアの書き換えを行う方法が、特許文献1〜2等に記載されている。
例えば特許文献1では、基地局から不特定の無線通信端末に対して位置登録のための情報あるいは制御情報等を通知する専用のチャネルである報知チャネルを利用し、この報知チャネルを用いて通知する制御情報の中に更新するソフトウェア情報を付加する形で無線通信端末に配信する構成となっている。
具体的には、無線通信端末が利用可能な少なくとも1つのソフトウェアモジュールがサーバ装置上に保持されており、これらのソフトウェアモジュールがサーバ装置からネットワークを介して基地局に送信される。基地局では、前記サーバ装置から受信したソフトウェアモジュールのデータを専用の無線チャネルである報知チャネルを利用して報知フレームとして周期的に繰り返し前記無線通信端末に送信する。無線通信端末では、報知チャネルを介して前記基地局から送信される報知フレームの情報を受信してそれに含まれるソフトウェアモジュールを抽出し、該抽出したソフトウェアモジュールによって当該無線通信端末に備わったソフトウェアを書き換えている。
また、特許文献2では、ソフトウェアをダウンロードするためのダウンロードチャネルを送信するダウンロード基地局と、前記ダウンロードチャネルに関する情報を放送するためのブロードキャストチャネルを送信するブロードキャスト基地局と、ダウンロードチャネルによりダウンロードしたソフトウェアを実行する機能を有する無線端末とを含み、前記無線端末は、前記ブロードキャストチャネルにアクセスして、所望のソフトウェアをダウンロードするダウンロードチャネルに関する情報を取得し、該取得したダウンロードチャネルに関する情報に基づいて前記ダウンロードチャネルにアクセスして、所望のソフトウェアを自端末にダウンロードしている。
特開2001−43087号公報 特開2001−61186号公報
特許文献1に記載の方法によれば、報知チャネルを利用して無線通信端末が利用するソフトウェアモジュールの転送を行うので、基地局側の1回の送信で多数の無線通信端末のソフトウェアを同時に書き換えることができ、また、データリンクを確立することなしにソフトウェアモジュールが転送されるため、利用者は待ち受け中にソフトウェアモジュールの書き換えを行うことができるので、ソフトウェアを提供する事業者においてはソフトウェアモジュールの修正や機能追加時等の負担が軽減され、また、利用者においては無線通信端末の機能変更を簡易に実現できるが、特許文献1に記載の方法では、待ち受け動作用の周波数でしかソフトウェア情報を配信することができず、また、報知チャネルの中にソフトウェア情報を付加しているために、待ち受け動作用の周波数のトラフィックが増加してしまうという問題がある。
また、特許文献2に記載の方法では、ダウンロードチャネルに関する情報を放送するためのブロードキャストチャネルを送信するための専用のブロードキャスト基地局を設ける必要があり、また無線端末には、ダウンロードチャネルに関する情報を取得するために前記ブロードキャスト基地局にアクセスするために必要な通信手段を予め装備しなければならず、構成が複雑になるという問題がある。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、無線基地局を利用して通信端末へソフトウェアを配信する場合の通信事業者やユーザの負担を小さくするとともに、比較的簡単な構成、かつトラフィックの増加を最小限に抑えて通信端末へのソフトウェア配信を実現する手段を提供することにある。
本発明の無線通信端末のソフトウェア変更方法は、無線システムネットワークからアクセスできるデータベースの機能を持つソフトウェアモジュールサーバと、該無線システムネットワークと接続された基地局と、前記ソフトウェアモジュールサーバが提供するソフトウェアモジュールを内蔵し、該ソフトウェアによって前記基地局と無線通信を行う無線通信端末を含む無線システムにおいて、前記基地局は、当該基地局エリア内に常時送信している待ち受け動作を行うための報知情報の中に前記無線通信端末に内蔵されているソフトウェアを変更するための情報を挿入して送信するとともに、前記ソフトウェアを変更するためのソフト情報を、該ソフト情報を適宜の個数に分割するとともに該分割したソフト情報の間に待受用情報を周期的に挿入して前記報知情報とは異なる周波数を用いて常時繰り返し配信し、前記無線通信端末は、前記基地局が制御するエリア内において受信した前記報知情報に含まれている前記ソフトウェアを変更するための情報を抽出し、該抽出した情報の中に、当該無線通信端末が内蔵するソフトウェアモジュールに関連する情報が存在する場合には、該情報中のソフトウェアバージョンと前記無線通信端末に現時点で内蔵されているソフトウェアバージョンとを比較し、前記抽出した情報中のソフトウェアバージョンの方が新しいバージョンであった場合には、前記ソフト情報を配信している周波数の受信に遷移して、前記ソフトウェアを変更するためのソフト情報を受信するとともに、該ソフト情報を受信中に受信した前記待受用情報に、当該無線通信端末に対する音声着信やパケット着信の通知が含まれているとき、それまでに受信した前記ソフト情報を保持して該ソフト情報の受信を一時中断し、前記音声着信やパケット着信に対する応答を優先的に開始し、前記音声通信やパケット通信が終了した後、前記ソフト情報の受信を再開して残りのソフト情報を受信し、該受信したソフト情報を元に、当該無線通信端末が内蔵しているソフトウェアモジュールのバージョンアップを実行することを特徴とする。
また、本発明の無線通信端末のソフトウェア変更システムは、無線システムネットワークからアクセスできるデータベースの機能を持つソフトウェアモジュールサーバと、該無線システムネットワークと接続された基地局と、前記ソフトウェアモジュールサーバが提供するソフトウェアモジュールを内蔵し、該ソフトウェアによって前記基地局と無線通信を行う無線通信端末を含む無線システムにおいて、前記基地局は、当該基地局エリア内に常時送信している待ち受け動作を行うための報知情報の中に、前記無線通信端末に内蔵されているソフトウェアを変更するための情報を挿入して送信する手段と、前記ソフトウェアを変更するためのソフト情報を、該ソフト情報を適宜の個数に分割するとともに該分割したソフト情報の間に待受用情報を周期的に挿入して前記報知情報とは異なる周波数を用いて常時繰り返し配信する手段を備えており、前記無線通信端末は、前記基地局が制御するエリア内において受信した前記報知情報に含まれている前記ソフトウェアを変更するための情報を抽出する手段と、該抽出した情報の中に当該無線通信端末が内蔵するソフトウェアモジュールに関連する情報が存在するときに、該情報中のソフトウェアバージョンと当該無線通信端末に現時点で内蔵されているソフトウェアバージョンとを比較する手段と、該比較手段による比較の結果、前記抽出した情報中のソフトウェアバージョンの方が新しいバージョンであるとき、前記ソフト情報を配信している周波数の受信に遷移して前記ソフトウェアを変更するためのソフト情報を受信する手段と、前記ソフト情報を受信中に受信した前記待受用情報に、当該無線通信端末に対する音声着信やパケット着信の通知が含まれていることを検出したとき、それまでに受信した前記ソフト情報を保持して該ソフト情報の受信を一時中断する手段と、前記音声着信やパケット着信に対する応答を優先的に開始する手段と、前記音声通信やパケット通信が終了した後、前記ソフト情報の受信を再開して残りのソフト情報を受信する手段と、前記分割されたソフト情報を全て受信した後、該受信したソフト情報を元に、当該無線通信端末に内蔵されているソフトウェアモジュールのバージョンアップを実行する手段を備えていることを特徴とする。
また、本発明の携帯無線通信端末のソフトウェア変更システムを備えた無線通信ネットワークで用いられる基地局は、当該基地局エリア内に常時送信している待ち受け動作を行うための報知情報の中に、前記無線通信端末に内蔵されているソフトウェアを変更するための情報を挿入して送信する手段と、前記ソフトウェアを変更するためのソフト情報を、該ソフト情報を適宜の個数に分割するとともに該分割したソフト情報の間に待受用情報を周期的に挿入して前記報知情報とは異なる周波数を用いて常時繰り返し配信する手段を備えていることを特徴とする。
また、本発明の携帯無線通信端末のソフトウェア変更システムを備えた無線通信ネットワークで用いられる無線通信端末は、前記基地局が制御するエリア内において受信した前記報知情報に含まれている前記ソフトウェアを変更するための情報を抽出する手段と、該抽出した情報の中に当該無線通信端末が内蔵するソフトウェアモジュールに関連する情報が存在するときに、該情報中のソフトウェアバージョンと当該無線通信端末に現時点で内蔵されているソフトウェアバージョンとを比較する手段と、該比較手段による比較の結果、前記抽出した情報中のソフトウェアバージョンの方が新しいバージョンであるとき、前記ソフト情報を配信している周波数の受信に遷移して前記ソフトウェアを変更するためのソフト情報を受信する手段と、前記ソフト情報を受信中に受信した前記待受用情報に、当該無線通信端末に対する音声着信やパケット着信の通知が含まれていることを検出したとき、それまでに受信した前記ソフト情報を保持して該ソフト情報の受信を一時中断する手段と、前記音声着信やパケット着信に対する応答を優先的に開始する手段と、前記音声通信やパケット通信が終了した後、前記ソフト情報の受信を再開して残りのソフト情報を受信する手段と、前記分割されたソフト情報を全て受信した後、該受信したソフト情報を元に、当該無線通信端末に内蔵されているソフトウェアモジュールのバージョンアップを実行する手段を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、実際にソフトウェアを変更するためのソフト情報は通常の待ち受け動作では使用しない周波数帯を使用して当該基地局エリア内に常時繰り返し配信するとともに、待ち受け動作を行うための報知情報の中には、無線通信端末に内蔵されているソフトウェアを変更するための情報のみを含ませているので、基地局から同時に複数の通信端末に対しソフト情報を配信することができるとともに、他の通信端末の待ち受け動作に殆ど影響を与えることなくソフトウェアを変更するためのソフト情報を配信することが可能となる。
また、ダウンロードチャネルに関する情報を放送するためのブロードキャストチャネルを送信するための専用のブロードキャスト基地局を設ける必要はなく、通常の待ち受け動作を行うための報知情報の中にダウンロードチャネルに関する情報を含ませているために、無線通信端末に、ダウンロードチャネルに関する情報を送信するブロードキャスト基地局にアクセスするための特別の通信手段を備える必要もない。
図1は、本発明の実施形態を示すネットワーク構成図である。
本実施形態では、無線によって音声通信やパケット通信を可能とする携帯電話等の通信端末1a〜1dと、これら複数の通信端末1a〜1dと無線による通信が可能な基地局2a〜2bと、複数の基地局2a〜2bを制御する無線システムネットワーク3aと、無線システムネットワーク3aからアクセスできるデータベースの機能を持つソフトウェアモジュールサーバ4aとで構成される。
図2は、本実施形態の動作を示すシーケンスチャートである。以下、このシーケンスチャートを参照して、図1に示すA社通信端末1aのソフトウェアを変更する場合を例にとって本実施形態の動作について説明する。
A社通信端末1aは基地局2aが制御するエリア7aの中に入ったとき、もしくは、エリア7a内でA社通信端末1aの電源をONしたとき、基地局2aが常時送信しているエリア7a内で待ち受け動作を行うための報知情報を受信する。A社通信端末1aは、受信した報知情報を元に待ち受け動作の可不可を判断し、可能であれば基地局2aに対し位置登録を行う。
また、この報知情報には、通信端末に内蔵されているソフトウェアを変更するための情報(以降、この情報をソフトCH情報8aと呼ぶ)が含まれている。このソフトCH情報8aは、基地局2aが待ち受け動作する周波数とは別の周波数であるソフトCH5aを用いて各社、各機種のソフトウェアを変更するためのソフト情報6a及び、そのソフト情報6aを配信しているソフトCH5aの構成に関する情報が含まれている。
図3は、本実施形態の報知情報に含まれているソフトCH情報8aの構成例を示している。ソフトCH情報8aは、図3に示すように、基地局2aがソフトCH5aを用いて配信しているソフト情報6aのメーカ名、機種名、ソフトウェアバージョン、ソフトCH5aの周波数、およびソフトCH5aのデータ構成によって構成されている。また基地局2aは、常にソフトCH5aを使用してソフト情報6aを繰り返し配信し続けている。
A社通信端末1aは基地局2aからの報知情報を受信して位置登録を行うとともに、報知情報に含まれているソフトCH情報8aを抽出して解析し、A社通信端末1aのソフト情報6aの有無を確認する。ソフトCH情報8aにA社通信端末1aのソフト情報6aがない場合は、通常の待ち受け動作へ遷移する。ソフトCH情報8aにA社通信端末1aのソフト情報6aがある場合には、ソフト情報6a中のソフトウェアバージョンを現時点でA社通信端末1aにインストールされているソフトウェアバージョンと比較し、現時点でA社通信端末1aにインストールされているソフトウェアバージョンが、ソフト情報6a中のソフトウェアバージョンと同じである場合には、通常の待ち受け動作へ遷移する。
一方、ソフト情報6a中のソフトウェアバージョンの方が新しいバージョンであった場合には、A社通信端末1aのソフト情報6aの受信を始める。まず、A社通信端末1aはソフト情報6aの受信を開始する前に、基地局2aにソフトCH5aへ遷移することを通知する。そして、A社通信端末1aは抽出したソフトCH情報8aに従って、通常の待ち受け動作を行う周波数からソフトCH5aを受信する周波数へ遷移し、基地局2aがソフトCH5aを使用して常時配信しているソフト情報6aを受信する。
A社通信端末1aはソフトCH5aでソフト情報6aの全てを基地局2aから受信したら、通常の待ち受け動作を行う周波数に遷移するとともに、通常の待ち受け動作を行う周波数に遷移したことを基地局2aに通知する。その後、A社通信端末1aは受信したソフト情報6aを元にA社通信端末1aのソフトウェアモジュールのバージョンアップを実行し、バージョンアップが完了したら通常の待ち受け動作に遷移する。
図4は、本実施形態におけるソフトCH5aの構成例を示している。ソフトCH5aは、ソフト情報6aと基地局2aから音声着信やパケット着信を通知するための待受用情報9aから構成されている。また、ソフトCH5aに含まれるソフト情報6aは、バージョンアップに必要なデータの大きさによって、適宜分割されて配信される。A社通信端末1aは、報知情報と一緒に受信したソフトCH情報8aから、ソフト情報6aの受信開始前にこのソフトCH5aのデータ構成を認識することができる。
図4の例では、ソフト情報6aを10個に分割していることを示している。分割されたソフト情報6a1/10〜ソフト情報6a10/10の全てに、ソフト情報6aが何分割しているかという情報と、その各ソフト情報6a1/10〜ソフト情報6a10/10が何番目のデータであるかを示すデータを含んでいる。
また、図4に示すソフトCH5aでは、ソフト情報6aを4個送信するごとに1回待受用情報9aを周期的に配置して送信している。待受用情報9aとは通信端末1aが通常の待ち受け動作中に受信する情報と同じ情報を含んでおり、この待受用情報9aをソフトCH5a内に配置することによって、ソフトウェアを受信している途中であっても、音声着信やパケット着信を受信することを可能としている。
次にソフトCH5aのソフト情報6aを受信するA社通信端末1aの動作について図5を参照して説明する。
A社通信端末1aは、基地局2aに対してソフトCH5aへ遷移することを通知した後、ソフトCH5aの受信に遷移し、ソフトCH5aのソフト情報6aの受信を開始する。このとき、基地局2aは、A社通信端末1aに関わらず、ソフトCH5aを使ってソフト情報6aを繰り返し配信し続けているので、A社通信端末1aが最初に受信するソフト情報6aは必ずしも順番通りに最初から受信する必要はない。
図5の例では、A社通信端末1aがソフトCH5aのソフト情報6a3/10から受信を開始した場合を示している。A社通信端末1aにとって最初のソフト情報6a3/10に含まれる情報から、ソフト情報6aが10分割されていることと最初に受信したソフト情報6a3/10がソフト情報6aの中の3番目の情報であることを認識することができる。その後は順番にソフト情報6a4/10、ソフト情報6a5/10と受信し、受信した情報をA社通信端末1aの一時格納領域に格納していく。
A社通信端末1aがソフト情報6aを受信中に待受用情報9aを受信するが、A社通信端末1aに対する音声着信やパケット着信の通知がない場合には、A社通信端末1aは待受用情報9aを無視し、待受用情報9aの後に送信されるソフト情報6a6/10以降を受信してA社通信端末1aの一時格納領域に順番に格納していき、ソフト情報6a2/10まで受信したら、通常の待ち受け動作を行う周波数に遷移するとともに、通常の待ち受け動作を行う周波数に遷移したことを基地局2aに通知する。
次に、A社通信端末1aがソフトCH5aでソフト情報6aを受信している最中に、当該端末宛ての音声着信やパケット着信の通知を受けた場合の動作について図6を参照して説明する。
A社通信端末1aは、ソフト情報6aを受信している最中に待受用情報9aを周期的に受信しているが、この待受用情報9aにA社通信端末1aに対する音声着信やパケット着信の通知が含まれていた場合、A社通信端末1aはソフトCH5aでのソフト情報6aの受信を一時中断し、音声着信やパケット着信に対する応答を優先的に開始する。但し、ソフト情報6aの受信を中断する直前までに受信していたソフト情報6a3/10〜ソフト情報6a4/10は保持しておき、音声通信やパケット通信が終了したら、ソフト情報6aの受信を再開し、ソフト情報6a1/10〜ソフト情報6a10/10の全てを受信するまで、ソフトCH5aの受信を繰り返す。
このように本発明の実施例では、基地局2aが常時ソフトCH5aからソフト情報6aを配信するように構成しているため、1つの基地局から当該基地局エリア内の複数の通信端末に対して、ソフト情報を同時に配信することができる。
また、本発明の実施例では、基地局2aは複数の周波数を制御することができるので、トラフィック状況に応じてソフト情報を配信するソフトCH数を増やしたり、減らしたりすることもできる。
図7は、本実施形態におけるソフトCH5aの他の構成例を示している。この実施例のように、基地局2aから配信するソフトCH5bから待受用情報をなくすことも可能である。
この実施例では、通信端末がソフトCH5bの受信に遷移してソフト情報6bを受信している最中は、音声着信やパケット着信の通知を受けることができなくなるが、通信端末はソフト情報6bの受信に専念できるので、ソフト情報を受信する時間を最小限にすることが可能となる。
また、図8は、本実施形態におけるソフトCH5aの更に他の構成例を示している。図8に示すソフトCH5cの構成のように、基地局2aから配信するソフトCH5cの構成にソフトCH構成情報10cを追加することによって、通信端末がソフト情報6cを受信中であってもソフトCH5cのデータ構成を変更することができる。
この実施例は、例えば、基地局2aから配信されるソフト情報6cを受信している通信端末が急に増加した場合や減少した場合であっても、待受用情報の配信頻度を変更することによって、音声着信やパケット着信に影響を与えることがないような対策を基地局2aにおいて実行することを可能とするものである。
本発明の実施形態を示すネットワーク構成図である。 本実施形態の動作を示すシーケンスチャートである。 本実施形態の報知情報に含まれているソフトCH情報8aの構成例を示す図である。 本実施形態におけるソフトCH5aの構成例を示す図である。 本実施形態におけるソフトCH5aのソフト情報6aを受信する通信端末の動作説明図である。 本実施形態におけるソフトCH5aのソフト情報6aを受信する通信端末の動作説明図である。 本実施形態におけるソフトCH5aの他の構成例を示す図である。 本実施形態におけるソフトCH5aの更に他の構成例を示す図である。
符号の説明
1a〜1b 通信端末
2a〜2b 基地局
3a 無線システムネットワーク
4a ソフトウェアモジュールサーバ

Claims (8)

  1. 無線システムネットワークからアクセスできるデータベースの機能を持つソフトウェアモジュールサーバと、該無線システムネットワークと接続された基地局と、前記ソフトウェアモジュールサーバが提供するソフトウェアモジュールを内蔵し、該ソフトウェアによって前記基地局と無線通信を行う無線通信端末を含む無線システムにおける前記無線通信端末のソフトウェアを変更する方法であって、
    前記基地局は、当該基地局エリア内に常時送信している待ち受け動作を行うための報知情報の中に前記無線通信端末に内蔵されているソフトウェアを変更するための情報を挿入して送信するとともに、前記ソフトウェアを変更するためのソフト情報を、該ソフト情報を適宜の個数に分割するとともに該分割したソフト情報の間に待受用情報を周期的に挿入して前記報知情報とは異なる周波数を用いて常時繰り返し配信し、
    前記無線通信端末は、前記基地局が制御するエリア内において受信した前記報知情報に含まれている前記ソフトウェアを変更するための情報を抽出し、該抽出した情報の中に、当該無線通信端末が内蔵するソフトウェアモジュールに関連する情報が存在する場合には、該情報中のソフトウェアバージョンと前記無線通信端末に現時点で内蔵されているソフトウェアバージョンとを比較し、前記抽出した情報中のソフトウェアバージョンの方が新しいバージョンであった場合には、前記ソフト情報を配信している周波数の受信に遷移して、前記ソフトウェアを変更するためのソフト情報を受信するとともに、該ソフト情報を受信中に受信した前記待受用情報に、当該無線通信端末に対する音声着信やパケット着信の通知が含まれているとき、それまでに受信した前記ソフト情報を保持して該ソフト情報の受信を一時中断し、前記音声着信やパケット着信に対する応答を優先的に開始し、前記音声通信やパケット通信が終了した後、前記ソフト情報の受信を再開して残りのソフト情報を受信し、該受信したソフト情報を元に、当該無線通信端末が内蔵しているソフトウェアモジュールのバージョンアップを実行することを特徴とする携帯無線通信端末のソフトウェア変更方法。
  2. 前記基地局は、当該基地局から配信中の前記ソフト情報を受信している前記無線通信端末の数に応じて、前記ソフト情報の間に周期的に挿入する前記待受用情報の配信頻度を変更することを特徴とする請求項1に記載の携帯無線通信端末のソフトウェア変更方法。
  3. 無線システムネットワークからアクセスできるデータベースの機能を持つソフトウェアモジュールサーバと、該無線システムネットワークと接続された基地局と、前記ソフトウェアモジュールサーバが提供するソフトウェアモジュールを内蔵し、該ソフトウェアによって前記基地局と無線通信を行う無線通信端末を含む無線システムにおいて、
    前記基地局は、当該基地局エリア内に常時送信している待ち受け動作を行うための報知情報の中に、前記無線通信端末に内蔵されているソフトウェアを変更するための情報を挿入して送信する手段と、前記ソフトウェアを変更するためのソフト情報を、該ソフト情報を適宜の個数に分割するとともに該分割したソフト情報の間に待受用情報を周期的に挿入して前記報知情報とは異なる周波数を用いて常時繰り返し配信する手段を備えており、
    前記無線通信端末は、前記基地局が制御するエリア内において受信した前記報知情報に含まれている前記ソフトウェアを変更するための情報を抽出する手段と、該抽出した情報の中に当該無線通信端末が内蔵するソフトウェアモジュールに関連する情報が存在するときに、該情報中のソフトウェアバージョンと当該無線通信端末に現時点で内蔵されているソフトウェアバージョンとを比較する手段と、該比較手段による比較の結果、前記抽出した情報中のソフトウェアバージョンの方が新しいバージョンであるとき、前記ソフト情報を配信している周波数の受信に遷移して前記ソフトウェアを変更するためのソフト情報を受信する手段と、前記ソフト情報を受信中に受信した前記待受用情報に、当該無線通信端末に対する音声着信やパケット着信の通知が含まれていることを検出したとき、それまでに受信した前記ソフト情報を保持して該ソフト情報の受信を一時中断する手段と、前記音声着信やパケット着信に対する応答を優先的に開始する手段と、前記音声通信やパケット通信が終了した後、前記ソフト情報の受信を再開して残りのソフト情報を受信する手段と、前記分割されたソフト情報を全て受信した後、該受信したソフト情報を元に当該無線通信端末に内蔵されているソフトウェアモジュールのバージョンアップを実行する手段を備えている、
    ことを特徴とする携帯無線通信端末のソフトウェア変更システム。
  4. 前記基地局から送信されるソフトウェアを変更するための情報には、前記基地局が前記報知情報とは異なる周波数を用いて配信している前記ソフトウェアを変更するためのソフト情報の、メーカ名、機種名、ソフトウェアバージョン、該ソフト情報を配信している前記周波数、および該ソフト情報を配信している前記周波数によって送信されるデータの構成が含まれていることを特徴とする請求項3に記載の携帯無線通信端末のソフトウェア変更システム。
  5. 前記基地局は、前記分割されたソフト情報の間に挿入される前記待受用情報の周期を変更する手段と、該変更に際して前記送信するデータ構成の変更を通知する情報を追加して挿入する手段を備えていることを特徴とする請求項3または4に記載の携帯無線通信端末のソフトウェア変更システム。
  6. 請求項3または4に記載の携帯無線通信端末のソフトウェア変更システムを備えた無線通信ネットワークで用いられる基地局であって、
    当該基地局エリア内に常時送信している待ち受け動作を行うための報知情報の中に、前記無線通信端末に内蔵されているソフトウェアを変更するための情報を挿入して送信する手段と、前記ソフトウェアを変更するためのソフト情報を、該ソフト情報を適宜の個数に分割するとともに該分割したソフト情報の間に待受用情報を周期的に挿入して前記報知情報とは異なる周波数を用いて常時繰り返し配信する手段を備えていることを特徴とする基地局。
  7. 前記分割されたソフト情報の間に挿入される前記待受用情報の周期を変更する手段と、該変更に際して前記送信するデータ構成の変更を通知する情報を前記分割されたソフト情報の間に追加挿入する手段を備えていることを特徴とする請求項6に記載の基地局。
  8. 請求項3または4に記載の携帯無線通信端末のソフトウェア変更システムを備えた無線通信ネットワークで用いられる無線通信端末であって、
    前記基地局が制御するエリア内において受信した前記報知情報に含まれている前記ソフトウェアを変更するための情報を抽出する手段と、該抽出した情報の中に当該無線通信端末が内蔵するソフトウェアモジュールに関連する情報が存在するときに、該情報中のソフトウェアバージョンと当該無線通信端末に現時点で内蔵されているソフトウェアバージョンとを比較する手段と、該比較手段による比較の結果、前記抽出した情報中のソフトウェアバージョンの方が新しいバージョンであるとき、前記ソフト情報を配信している周波数の受信に遷移して前記ソフトウェアを変更するためのソフト情報を受信する手段と、前記ソフト情報を受信中に受信した前記待受用情報に、当該無線通信端末に対する音声着信やパケット着信の通知が含まれていることを検出したとき、それまでに受信した前記ソフト情報を保持して該ソフト情報の受信を一時中断する手段と、前記音声着信やパケット着信に対する応答を優先的に開始する手段と、前記音声通信やパケット通信が終了した後、前記ソフト情報の受信を再開して残りのソフト情報を受信する手段と、前記分割されたソフト情報を全て受信した後、該受信したソフト情報を元に当該無線通信端末に内蔵されているソフトウェアモジュールのバージョンアップを実行する手段を備えていることを特徴とする携帯無線通信端末。
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