JP2010103750A - 移動通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の移動通信システムでは、使用する移動局無線装置の全てに対して、個別にグループ設定作業を行わなければならず、移動通信システムを導入時には、顧客側での手間がかかってしまっていた。
【解決手段】グループ設定を集中制御装置で一括管理し、移動局無線装置の電源立ち上げ時に、集中制御装置に接続された基地局無線装置から自動的にグループ情報をダウンロードし、グループの自動設定を行うことによって、従来の問題点である設定作業の手間を無くした。
【選択図】図1
【解決手段】グループ設定を集中制御装置で一括管理し、移動局無線装置の電源立ち上げ時に、集中制御装置に接続された基地局無線装置から自動的にグループ情報をダウンロードし、グループの自動設定を行うことによって、従来の問題点である設定作業の手間を無くした。
【選択図】図1
Description
本発明は、SCPC( Single Channel Per Carrier )方式による業務用デジタル移動通信システムに関し、特に移動局のグループ分け技術に関する。
従来は、SCPC方式による移動通信システムで使用する移動局無線装置では、複数のチャネルをグループとして登録する機能を有しており、グループ機能を使用することにより、グループに未登録のチャネルをスキップすることができる。しかしながら、グループ設定は、グループ設定を行おうとする移動局無線装置でしか設定することができなかった。例えば、特許文献1では、基地局がグループ変更の要求を行えるが、変更要求の通知を受けた移動局が、自己の情報テーブルを変更することでグループ変更している。
従来の移動通信システムでは、使用する移動局無線装置の全てに対して、個別にグループ設定作業を行わなければならず、移動通信システムを導入時には、顧客側での手間がかかってしまっていた。
本発明は、上記のような問題に鑑み、本発明は、移動局無線装置に対するグループ設定を自動化することによって、移動無線システムの導入時における顧客側の手間を緩和することを目的とする。
本発明は、上記のような問題に鑑み、本発明は、移動局無線装置に対するグループ設定を自動化することによって、移動無線システムの導入時における顧客側の手間を緩和することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の移動無線システムは、グループ設定を集中制御装置で一括管理し、移動局装置の電源立ち上げ時に、集中制御装置に接続された基地局無線装置から自動的にグループ情報をダウンロードし、グループの自動設定を行うものである。
即ち、本発明の移動通信システムは、グループ設定情報を保存する第1の記憶装置と該グループ設定情報を要求のあった場合に送信する第1の送受信部と第1の制御部とを具備する集中制御装置、前記集中制御装置とデータを送受し合う第2の送受信部と第2の制御部と自局の通信エリア内の移動局無線装置と無線通信するための第3の送受信部とを具備する基地局無線装置、及び前記移動局無線装置を有する移動通信システムであって、前記基地局無線装置は、さらに、前記グループ設定情報を保存する第2の記憶装置を具備し、前記第2の制御部は、所定の周期で、前記集中制御装置に前記グループ設定情報を要求し、要求された前記グループ設定情報が受信された場合には、前記第2の記憶装置に保存された前記グループ設定情報を更新するものである。
また好ましくは、上記本発明の移動通信システムにおいて、前記基地局無線装置は、第3の送受信部を具備し、前記第2の制御部は、前記第2の記憶装置に保存された前記グループ設定情報を読出し、通信エリア内に位置する移動局無線装置103が自局と同期をとるための空線信号に前記グループ設定情報を付加して前記第3の送受信部から送信するものである。
またさらに好ましくは、上記本発明の前記グループ設定情報を空線信号に付加して送信する移動通信システムにおいて、前記移動局無線装置は、電源電源立ち上げ時に前記空線信号を受信して、該受信された空線信号に付加された前記グループ設定情報を取り出して、グループ設定を行うものである。
また好ましくは、上記本発明の移動通信システムにおいて、前記基地局無線装置は、第3の送受信部を具備し、前記第2の制御部は、前記第2の記憶装置に保存された前記グループ設定情報を読出し、通信エリア内に位置する移動局無線装置103が自局と同期をとるための空線信号に前記グループ設定情報を付加して前記第3の送受信部から送信するものである。
またさらに好ましくは、上記本発明の前記グループ設定情報を空線信号に付加して送信する移動通信システムにおいて、前記移動局無線装置は、電源電源立ち上げ時に前記空線信号を受信して、該受信された空線信号に付加された前記グループ設定情報を取り出して、グループ設定を行うものである。
本発明によれば、移動局無線装置に対するグループ設定を自動化することによって、システム導入時における顧客側の手間を緩和することができる。
また、本発明によれば、事故や災害発生等の緊急事態発生時の急な応援等のために、移動局無線装置を普段使用しているエリアとは別のエリアで使用することになった場合においても、グループ設定の自動化によって迅速に移動先のエリアでの使用に対応することができる。
また、本発明によれば、事故や災害発生等の緊急事態発生時の急な応援等のために、移動局無線装置を普段使用しているエリアとは別のエリアで使用することになった場合においても、グループ設定の自動化によって迅速に移動先のエリアでの使用に対応することができる。
本発明の移動通信システムは、集中制御装置と、集中制御装置に接続される基地局無線装置、及び移動局無線装置で構成され、SCPC( Single Channel Per Carrier )方式によるシステムである。本発明の移動通信システムは、例えば、業務用デジタル移動通信システムである。
即ち、本発明の移動通信システムにおいて、移動局無線装置のグループ設定を、移動局無線装置の電源立ち上げ時に自動的に設定する。
移動局無線装置に設定するためのグループの情報は、集中制御装置で管理し、基地局無線装置は、所定時間間隔で、自局内のグループ設定情報を集中制御装置からダウンロードし、移動局無線装置は、設定するグループ設定情報を、基地局無線装置から取得する。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、各図の説明において、共通な機能を有する構成要素には同一の参照番号を付し、できるだけ説明の重複を避ける。
即ち、本発明の移動通信システムにおいて、移動局無線装置のグループ設定を、移動局無線装置の電源立ち上げ時に自動的に設定する。
移動局無線装置に設定するためのグループの情報は、集中制御装置で管理し、基地局無線装置は、所定時間間隔で、自局内のグループ設定情報を集中制御装置からダウンロードし、移動局無線装置は、設定するグループ設定情報を、基地局無線装置から取得する。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、各図の説明において、共通な機能を有する構成要素には同一の参照番号を付し、できるだけ説明の重複を避ける。
図1によって、本発明の移動無線システムの一実施形態を説明する。図1は、本発明の移動通信システムの一実施例の構成を説明する模式図である。101は集中制御装置、102は基地局無線装置、103は移動局無線機、112は基地局無線装置102のアンテナ、113は移動局無線機103の移動体、121は伝送路、123はアンテナ112から送信される空線信号である。移動体113は、例えば、人物であり、例えば、車両である。また伝送路121は、例えば、2W若しくは4Wのメタル回線、又は、搬送回線などである。
図1におけるシステム構成は、最少の構成になっており、本発明における構成可能なそれぞれの台数は、集中制御装置101が1台、基地局無線装置102が1台以上、移動局無線装置103が1台以上である。
図1におけるシステム構成は、最少の構成になっており、本発明における構成可能なそれぞれの台数は、集中制御装置101が1台、基地局無線装置102が1台以上、移動局無線装置103が1台以上である。
図1において、集中制御装置101と基地局無線装置102間は、伝送路121で接続されており、MSK( Minimum Shift Keying )変調方式等によってデータの送受信が可能となっている。また、基地局無線装置102と移動局無線装置103間のデータの送受信は、SCPC( Single Channel Per Carrier )方式の無線通信方式である。
次に、図2によって、本発明の移動通信システムにおける集中制御装置の一実施形態を説明する。図2は、本発明の移動通信システムで使用する集中制御装置101の一実施例の構成を説明するブロック図である。201は入力部、202は制御部、203は記憶装置、204は送受信部である。
図2において、集中制御装置101は、登録又は変更するためのインタフェースとして入力部201を有し、入力部201は、ユーザ操作の内容を制御部202に出力し、かつ、制御部202からの応答を受け、例えば、図示しない表示部に表示する。
制御部202は、入力部102からのユーザ操作と、内蔵された実行プログラムに従って集中制御装置101内の機器を制御する。制御部202は、例えば、CPU( Central Processing Unit )であり、図示しないプログラムメモリ、ワークメモリ、等を備え、機器の制御を行う。
記憶装置203は、制御部202の制御に従って、グループ設定情報等を保存する。記憶装置203は、グループ設定情報を、例えば、図7(後述)に示すようなグループ設定情報テーブルで保存する。また、記憶装置203内に保存されるグループ設定情報テーブルには、集中制御装置101に属する全ての基地局無線装置102に属する移動局無線装置103のグループ設定情報を保存する。
送受信部204は、制御部202の制御に従って、集中無線装置101と基地局無線装置102間で、データの送受信を行う。
図2において、集中制御装置101は、登録又は変更するためのインタフェースとして入力部201を有し、入力部201は、ユーザ操作の内容を制御部202に出力し、かつ、制御部202からの応答を受け、例えば、図示しない表示部に表示する。
制御部202は、入力部102からのユーザ操作と、内蔵された実行プログラムに従って集中制御装置101内の機器を制御する。制御部202は、例えば、CPU( Central Processing Unit )であり、図示しないプログラムメモリ、ワークメモリ、等を備え、機器の制御を行う。
記憶装置203は、制御部202の制御に従って、グループ設定情報等を保存する。記憶装置203は、グループ設定情報を、例えば、図7(後述)に示すようなグループ設定情報テーブルで保存する。また、記憶装置203内に保存されるグループ設定情報テーブルには、集中制御装置101に属する全ての基地局無線装置102に属する移動局無線装置103のグループ設定情報を保存する。
送受信部204は、制御部202の制御に従って、集中無線装置101と基地局無線装置102間で、データの送受信を行う。
次に、図3によって、本発明の移動通信システムにおける基地局無線装置の一実施形態を説明する。図3は、本発明の移動通信システムで使用する基地局無線装置102の一実施例の構成を説明するブロック図である。301はアンテナ、302は送受信部、303は制御部、304は記憶装置、305は送受信部である。
図3において、制御部303は、内蔵された実行プログラムに従って基地局無線装置102の内の機器を制御する。制御部303は、例えば、CPUであり、図示しないプログラムメモリ、ワークメモリ、等を備え、機器の制御を行う。
送受信部305は、集中制御装置101と伝送路121を介してデータの送受を行い、例えば、受信したグループ設定情報等のデータを制御部303に出力する。制御部303は、入力されたグループ設定情報等のデータを記憶装置304に出力し、また実行プログラムに従って、記憶装置304に保存されたグループ設定情報等のデータを読み出して、読み出したデータを送受信部302に出力する。
記憶装置304は、制御部303から入力されたグループ設定情報等のデータを保存若しくは更新する。また、記憶装置304は、制御部303の制御に従って、保存されたグループ設定情報等のデータを出力する。なお、記憶装置304は、グループ設定情報を、例えば、図7(後述)に示すようなグループ設定情報テーブルで保存する。ただし、記憶装置304内に保存されるグループ設定情報テーブルには、自基地局無線装置102内の移動局無線装置103のグループ設定情報を保存するだけで、他の基地局無線装置に属する移動局無線装置のグループ設定情報は保存しない。
送受信部302は、入力されたグループ設定情報等のデータを、空線信号123に付加してアンテナ301を介して送信する。
また、アンテナ301は、上述のように空線信号を送信する他、基地局エリア内の移動局無線機からの空線信号を受信し、送受信部302に出力する。
図3において、制御部303は、内蔵された実行プログラムに従って基地局無線装置102の内の機器を制御する。制御部303は、例えば、CPUであり、図示しないプログラムメモリ、ワークメモリ、等を備え、機器の制御を行う。
送受信部305は、集中制御装置101と伝送路121を介してデータの送受を行い、例えば、受信したグループ設定情報等のデータを制御部303に出力する。制御部303は、入力されたグループ設定情報等のデータを記憶装置304に出力し、また実行プログラムに従って、記憶装置304に保存されたグループ設定情報等のデータを読み出して、読み出したデータを送受信部302に出力する。
記憶装置304は、制御部303から入力されたグループ設定情報等のデータを保存若しくは更新する。また、記憶装置304は、制御部303の制御に従って、保存されたグループ設定情報等のデータを出力する。なお、記憶装置304は、グループ設定情報を、例えば、図7(後述)に示すようなグループ設定情報テーブルで保存する。ただし、記憶装置304内に保存されるグループ設定情報テーブルには、自基地局無線装置102内の移動局無線装置103のグループ設定情報を保存するだけで、他の基地局無線装置に属する移動局無線装置のグループ設定情報は保存しない。
送受信部302は、入力されたグループ設定情報等のデータを、空線信号123に付加してアンテナ301を介して送信する。
また、アンテナ301は、上述のように空線信号を送信する他、基地局エリア内の移動局無線機からの空線信号を受信し、送受信部302に出力する。
次に、図4によって、本発明の移動通信システムにおける移動局無線装置の一実施形態を説明する。図4は、本発明の移動通信システムで使用する移動局無線装置103の一実施例の構成を説明するブロック図である。401はアンテナ、402は送受信部、403は制御部、404は記憶装置、405は入力部、406は表示部である。
図4において、制御部403は、内蔵された実行プログラムに従って移動局無線装置103の内の機器を制御する。制御部403は、例えば、CPUであり、図示しないプログラムメモリ、ワークメモリ、等を備え、機器の制御を行う。
また制御部403は、入力部405の操作に対する制御部403からの応答や、制御部403自身が実行するプログラムに従った内容(例えば、基地局102からの一斉通報、等の内容)を表示部406に出力する。
アンテナ401は、基地局無線機102から送信される空線信号を受信し、送受信部402に出力する。また、アンテナ401は、送受信部402から入力される空線信号を送信する。
送受信部402は、アンテナ401から入力された空線信号から、元のグループ設定情報等のデータを取り出し、取り出したデータを制御部403に出力する。
入力部405は、ユーザ操作の内容を制御部403に出力する。
表示部406は、入力された内容を出力する。表示部406の出力は、例えば、図示しない表示部に文字、図形、若しくは画像の少なくとも1つを表示する。また表示部406は、画面表示ではなく、例えば、図示しないスピーカから音声出力するようにしても良い、また、画面表示と音声出力の両方を実行するようにしても良い。
図4において、制御部403は、内蔵された実行プログラムに従って移動局無線装置103の内の機器を制御する。制御部403は、例えば、CPUであり、図示しないプログラムメモリ、ワークメモリ、等を備え、機器の制御を行う。
また制御部403は、入力部405の操作に対する制御部403からの応答や、制御部403自身が実行するプログラムに従った内容(例えば、基地局102からの一斉通報、等の内容)を表示部406に出力する。
アンテナ401は、基地局無線機102から送信される空線信号を受信し、送受信部402に出力する。また、アンテナ401は、送受信部402から入力される空線信号を送信する。
送受信部402は、アンテナ401から入力された空線信号から、元のグループ設定情報等のデータを取り出し、取り出したデータを制御部403に出力する。
入力部405は、ユーザ操作の内容を制御部403に出力する。
表示部406は、入力された内容を出力する。表示部406の出力は、例えば、図示しない表示部に文字、図形、若しくは画像の少なくとも1つを表示する。また表示部406は、画面表示ではなく、例えば、図示しないスピーカから音声出力するようにしても良い、また、画面表示と音声出力の両方を実行するようにしても良い。
次に、図5によって、本発明の移動通信システムの基地局無線装置におけるグループ設定情報の実行手順の一実施形態を説明する。図5は、本発明の基地局無線装置におけるグループ設定情報の実行手順の一実施例を説明するための同期シーケンス図である。
図5において、基地局無線装置102は、定期的に、集中制御装置101からグループ設定情報をダウンロードする。
即ち、基地局無線装置102は、伝送路121を介して集中制御装置101にグループ設定情報を問い合わせる信号を送信する(ステップS501)。問い合わせを受けた集中制御装置101は、当該問合せ先のグループ設定情報を記憶装置203から読み出して、当該問合せ先の基地局無線装置102に読み出したデータを送信する(ステップS502)。
基地局無線装置102は、上記集中制御装置101から送信されたグループ設定情報を受信し、記憶装置304に保存されているグループ設定情報の内容を、受信したグループ設定情報に更新する(ステップS503)。
制御部303は、更新後、一定の時間(所定時間)経過したか否かを監視し、所定時間経過した場合には、再び、ステップS501〜ステップS504のプロセスを実行する(ステップS504)。
図5において、基地局無線装置102は、定期的に、集中制御装置101からグループ設定情報をダウンロードする。
即ち、基地局無線装置102は、伝送路121を介して集中制御装置101にグループ設定情報を問い合わせる信号を送信する(ステップS501)。問い合わせを受けた集中制御装置101は、当該問合せ先のグループ設定情報を記憶装置203から読み出して、当該問合せ先の基地局無線装置102に読み出したデータを送信する(ステップS502)。
基地局無線装置102は、上記集中制御装置101から送信されたグループ設定情報を受信し、記憶装置304に保存されているグループ設定情報の内容を、受信したグループ設定情報に更新する(ステップS503)。
制御部303は、更新後、一定の時間(所定時間)経過したか否かを監視し、所定時間経過した場合には、再び、ステップS501〜ステップS504のプロセスを実行する(ステップS504)。
次に、図6によって、本発明の移動通信システムの移動局無線装置におけるグループ設定情報の実行手順の一実施形態を説明する。図6は、本発明の移動局無線装置におけるグループ設定情報の実行手順の一実施例を説明するための同期シーケンス図である。
図6において、基地局無線装置102は、常送中である。即ち、移動局無線装置103がアイドル状態の場合でも、基地局無線装置12は、送受信部302からアンテナ301を介して、常に空線信号を送信しており、通信エリア内に位置する移動局無線装置103は、常に、基地局無線装置102と同期が取られている状態である。本発明では、基地局無線装置102は、この常送中に送信する空線信号に、記憶装置304内のグループ設定情報を加えて、所定時間毎に送信し続ける(ステップS601、S602、S603、S604、‥‥‥)。
移動局無線装置103は、電源立ち上げ(ステップS611)時に基地局無線装置102と同期し、かつ最初に受信した受信信号から、グループ設定情報を取得する(ステップS612)。
そして、移動局無線装置103は、取得したグループ設定情報を元にグループ設定を行う(ステップS613)。
図6において、基地局無線装置102は、常送中である。即ち、移動局無線装置103がアイドル状態の場合でも、基地局無線装置12は、送受信部302からアンテナ301を介して、常に空線信号を送信しており、通信エリア内に位置する移動局無線装置103は、常に、基地局無線装置102と同期が取られている状態である。本発明では、基地局無線装置102は、この常送中に送信する空線信号に、記憶装置304内のグループ設定情報を加えて、所定時間毎に送信し続ける(ステップS601、S602、S603、S604、‥‥‥)。
移動局無線装置103は、電源立ち上げ(ステップS611)時に基地局無線装置102と同期し、かつ最初に受信した受信信号から、グループ設定情報を取得する(ステップS612)。
そして、移動局無線装置103は、取得したグループ設定情報を元にグループ設定を行う(ステップS613)。
図7は、本発明の移動通信システムにおいて、集中制御装置若しくは基地局無線装置に保存されるグループ設定情報テーブルの構造の一実施例を示す図である。
集中制御装置101と基地局無線装置102は、グループ設定情報を図7のデータ構造で保存し、データ転送時には、グループ設定情報は1セル=1ビットとして纏めて、基地局無線装置102から空線信号と共に送信する。当該基地局送信装置102の通信エリア内の移動局無線装置103は、それぞれ、空線信号を受信することによって、グループ設定情報を受信する。
集中制御装置101と基地局無線装置102は、グループ設定情報を図7のデータ構造で保存し、データ転送時には、グループ設定情報は1セル=1ビットとして纏めて、基地局無線装置102から空線信号と共に送信する。当該基地局送信装置102の通信エリア内の移動局無線装置103は、それぞれ、空線信号を受信することによって、グループ設定情報を受信する。
移動局無線装置103は、受信したグループ設定情報の登録フラグに1がセットされているグループに対してのみ、移動局無線装置3の当該グループ設定を変更する。そして、チャネル番号列のセルの値が1の場合に、当該グループに当該チャネルが登録される。例えば、図7に示すような値が設定されているとする。ただし、図7において。省略部は全て0がセットされていることとする。
この図7のような場合には、移動局無線装置103には、グループ1にチャネル1,3,5が登録され、グループ2は削除される。グループ3〜グループ9は、既存の設定のまま変更されない。
この図7のような場合には、移動局無線装置103には、グループ1にチャネル1,3,5が登録され、グループ2は削除される。グループ3〜グループ9は、既存の設定のまま変更されない。
上述のように、本発明の移動無線システムは、グループ設定を集中制御装置で一括管理し、移動局無線装置の電源立ち上げ時に、集中制御装置に接続された基地局無線装置からの空線信号を受信し、受信した空線信号に含まれるグループ情報を自動的にダウンロードする。これによって、移動局無線装置が、グループ設定を自動的に行うことができる。従って、従来の問題点である設定作業の手間を無くした。
101:集中制御装置、 102:基地局無線装置、 103:移動局無線機、 112:アンテナ、 113:移動体、 121:伝送路、、 123:空線信号、 201:入力部、 202:制御部、 203:記憶装置、 204:送受信部、 301:アンテナ、 302:送受信部、 303:制御部、 304:記憶装置、 305:送受信部、 401:アンテナ、 402:送受信部、 403:制御部、 404:記憶装置、 405:入力部、 406:表示部。
Claims (1)
- グループ設定情報を保存する第1の記憶装置と該グループ設定情報を要求のあった場合に送信する第1の送受信部と第1の制御部とを具備する集中制御装置、前記集中制御装置とデータを送受し合う第2の送受信部と第2の制御部と自局の通信エリア内の移動局無線装置と無線通信するための第3の送受信部とを具備する基地局無線装置、及び前記移動局無線装置を有する移動通信システムであって、
前記基地局無線装置は、さらに、前記グループ設定情報を保存する第2の記憶装置を具備し、
前記第2の制御部は、所定の周期で、前記集中制御装置に前記グループ設定情報を要求し、要求された前記グループ設定情報が受信された場合には、前記第2の記憶装置に保存された前記グループ設定情報を更新することを特徴とする移動通信システム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202011005641U1 (de) | 2010-04-28 | 2011-07-13 | Makita Corp. | Elektrische Vorrichtungssysteme |
JP2018512098A (ja) * | 2015-01-30 | 2018-05-10 | 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. | コール付加サービス構成の同期方法、装置及びシステム |
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