JPH11297774A - 半田ボール吸着検査装置 - Google Patents

半田ボール吸着検査装置

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JPH11297774A
JPH11297774A JP10120064A JP12006498A JPH11297774A JP H11297774 A JPH11297774 A JP H11297774A JP 10120064 A JP10120064 A JP 10120064A JP 12006498 A JP12006498 A JP 12006498A JP H11297774 A JPH11297774 A JP H11297774A
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JP
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solder ball
ball
light
suction
line sensor
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JP10120064A
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JP3855216B2 (ja
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Tatsuharu Kobayashi
樹治 小林
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Shibuya Corp
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Shibuya Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】吸着ヘッドに吸着される半田ボールが微小半田
ボールでも、更に正常に吸着された半田ボールの真下に
ぶら下がった状態のエキストラボールでも確実に検査可
能な検査装置を提供すること 【課題を解決するための手段】半田ボール吸着検査装置
に次の手段を付加する。第1に、吸着ヘッドの移動経路
上に二次元CCDカメラを該吸着ヘッドの半田ボール吸
着面が認識されるよう設置する。第2に、吸着ヘッドの
移動経路上に、側方からライン状の光を吸着ヘッドの下
部から一定幅で吸着面に沿うよう投光する投光部と投光
部に対向する光を検出する受光部とよりなるラインセン
サを設置する。第3に、二次元CCDカメラにて半田ボ
ール吸着面の平面イメージを読み取り検査する。第4
に、ラインセンサにより吸着面から一定幅の受光結果を
読み取り検査する。第5に、2つの検査が正しい場合に
のみ吸着ヘッドをボール搭載工程へ移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップに用
いられる接合用微小半田ボールをマウントする装置にお
ける吸着ヘッドの半田ボール吸着状態を検査する装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半田ボール吸着検査装置では、ピ
ンポイントのセンサのON/OFFによりエキストラボ
ールやリメインボールを検出し、光透過によりミッシン
グボールを検出している。しかし、扱う半田ボールの小
型化が進み、半田ボールの直径が従来の1mmから0.
05mm乃至0.3mmに微小化した現在、かような検
査装置では対応できなくなってきた。
【0003】他の検査方法として二次元CCDセンサに
より平面イメージを読み取り検査することも知られてい
るが、この方法では図4に示されるような吸着した半田
ボール1の真下にぶら下がった状態のエキストラボール
2の検出ができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、吸着ヘッド
に吸着される半田ボールが微小半田ボールでも、更に正
常に吸着された半田ボールの真下にぶら下がった状態の
エキストラボールでも確実に検査可能な検査装置を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、ボール供給ユニットとボール搭載ユニッ
トを具備する半田ボールマウント装置の半田ボール吸着
ヘッドの移動経路上に二次元CCDカメラを該吸着ヘッ
ドの半田ボール吸着面が認識されるよう設置するととも
に、側方からライン状の光を吸着ヘッドの下部から一定
幅で吸着面に沿うよう投光する投光部と投光部に対向す
る光を検出する受光部とよりなるラインセンサを設置
し、二次元CCDカメラにて半田ボール吸着面の平面イ
メージを読み取り検査するとともに、ラインセンサによ
り吸着面から一定幅の受光結果を読み取り検査し、上記
半田ボール吸着面の平面イメージ検査と吸着面から一定
幅の受光結果検査の双方が正しい場合にのみ半田ボール
吸着ヘッドをボール搭載工程へ移動させることを特徴と
する半田ボール吸着検査装置を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図示の実施例とともに発明の
実施の形態につき説明する。本発明は二次元CCDカメ
ラ3とラインセンサ4のコンビネーションにより吸着ヘ
ッド5に吸着された半田ボール1の適否を検査するもの
で、図1は検査の流れを示す説明斜視図である。
【0007】ボール供給ユニット6の先に、半田ボール
吸着検査装置が配置される。半田ボール吸着検査装置は
二次元CCDカメラ3とラインセンサ4により構成され
る。図1中の上方に向かう矢印は吸着ヘッド5の移動経
路を示すもので、二次元CCDカメラ3及びラインセン
サ4は、この移動経路上に設置される。
【0008】ボール供給ユニット6で半田ボール1を吸
着した吸着ヘッド5は、まず、ボール吸着検査装置の二
次元CCDカメラ3の上部で一旦停止する。
【0009】図2に示すように停止中に二次元CCDカ
メラ3は吸着ヘッド5の下面(半田ボール吸着面)のイ
メージを取り込み、あらかじめ取り込んであった基準画
面と比較する。
【0010】図3は二次元CCDカメラ3で取り込んだ
吸着ヘッド5の下面(半田ボール吸着面)のイメージを
示す説明図であり、この比較により同図に示すように吸
着穴8に半田ボール1が吸着していないミッシングボー
ル7と吸着穴8以外についてしまったエキストラボール
9及び吸着穴8からずれてしまったポジションエラーボ
ール10の検出が行われる。
【0011】二次元CCDカメラ3でミッシングボール
7が検出された場合、吸着ヘッド5はボール供給ユニッ
ト6に戻り、半田ボールの再吸着を行う。二次元CCD
カメラ3にて検査のミッシングボール7が検出されなけ
れば吸着ヘッド5はボール排出ボックス11側へと向か
う。
【0012】二次元CCDカメラ3による吸着ヘッド5
の下面のイメージ取り込みによる検査では、垂直方向に
ぶら下がった状態のエキストラボール2(正確には二次
元CCDカメラ3の認識方向と同軸上に重なって存在す
るエキストラボール2)は、基準画面と比較してもエラ
ーとして検出されない。従って次にラインセンサ4の検
査を行うのである。
【0013】ボール排出ボックス11の手前にはライン
センサ4が配置されており、投光部12からは移動中の
吸着ヘッド5の側方より吸着ヘッド5の下部から一定幅
分のライン状の光13を投光している。
【0014】ライン状の光13のライン方向は吸着ヘッ
ド5の下面に対して垂直方向であり、ライン状の光13
の幅は、吸着ヘッド5の下部より、正常吸着半田ボール
1及びぶら下がり状態のエキストラボール2の検出に必
要な幅である。
【0015」投光された光13は、投光
部12に対向して配置される複数の受光センサをライン
状に有する受光部14にて受光される。 【0016】受光部14では、基準レベル以上の光を受
光した受光センサはON信号を出し、基準レベル以下の
光を受光した受光センサは信号を出さない。受光部14
はこの信号を積算し出力する。
【0017】出力されたデータは図5に示すグラフのご
とく処理し、出力15がスレッシュレベル16より小さ
くなると半田ボール1にぶら下がった状態のエキストラ
ボール2があると判断する。すなわち、ラインセンサ4
は、受光部14で受光した光量が予め設定したスレッシ
ュレベル16より小さい場合に不良と判断するのであ
る。
【0018】なお、スレッシュレベル16は、正常に吸
着された半田ボール1の高さにより決定されるが、半田
ボール1のサイズは、一乃至二割程度の大きさのばらつ
きがあるため、スレッシュレベルの設定時にこれを考慮
する必要がある。
【0019】二次元CCDカメラ3及びラインセンサ4
での検査の結果、ぶら下がり状態のエキストラボール2
や他のエキストラボール9やポジションエラーボール1
0があると判断された場合には、吸着ヘッド5に振動を
与え、ボール排出ボックス11内へエキストラボール
2、9を排出し、再度検査を行う。この時、吸着ヘッド
5は、真空吸引を停止し、全半田ボールを排出した後、
再びボール供給ユニット6へ戻って再吸着をしても良
い。又、アラーム信号を出して停止しても良い。
【0020】二次元CCDカメラ3及びラインセンサ4
での検査の結果、ぶら下がり状態のエキストラボール2
や他のエキストラボール9やポジションエラーボール1
0がないと判断された場合、すなわち半田ボール吸着面
の平面イメージ検査と吸着面から一定幅の受光結果検査
の双方が正しい場合にのみ半田ボール吸着ヘッド5をボ
ール搭載工程へ移動させる。
【0021】ボール搭載工程は、ボール搭載ユニット1
5のボールマウントステーション18にて行われる。ボ
ールマウントステーション18は、進行方向(Y軸方
向)及び前後方向(X軸方向)へと移動可能なXYテー
ブル16とその上に設置された回転テーブル17によ
り、ボールマウントステーション18上に載置された半
導体チップ、ウエハ、基板などのワークを位置決め固定
し、吸着ヘッド5を下降させて半田ボール1をマウント
する。
【0022】本実施例では、半田ボール1をワークにマ
ウントする前に、図示されていない転写ピンにより、ボ
ールマウントステーション18上のワークにフラックス
を転写しているが、ボールマウント前に吸着ヘッド5の
半田ボール1にフラックスを転写しても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明は、如上のように二次元CCDカ
メラとラインセンサにより、半田ボールの吸着状態を検
査するため、第1に小径の半田ボールの吸着エラーの検
出、更にはぶら下がり状態のエクストラボールの検出が
確実にできる半田ボール吸着検査装置となった。
【0024】第2に二次元CCDカメラ及びラインセン
サを吸着ヘッドの移動経路上に設置し、特にラインセン
サによるぶら下がり状態のエキストラボールの検査を、
吸着ヘッドの移動中に行うことができるものとしたため
タクトタイムロスの小さい半田ボール吸着検査装置とな
った。
【0025】第3にラインセンサからのライン状の光が
吸着ヘッドの下部に向かって一定幅で投光されているた
め、吸着ヘッドの吸着面のレベルと半田ボールのレベル
を比較し、かつ常に吸着面のレベルを基準値とすること
によりラインセンサと吸着ヘッド面との傾きや平行のず
れを補正して正確な検査が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の流れを示す説明斜視図
【図2】ヘッドと二次元CCDカメラの関係を示す説明
斜視図
【図3】吸着ヘッド下面イメージを示す説明図
【図4】ヘッドとラインセンサの関係を示す説明斜視図
【図5】ラインセンサの出力グラフ
【符号の説明】
1..........半田ボール 2、9........エキストラボール 3..........二次元CCDカメラ 4..........ラインセンサ 5..........吸着ヘッド 6..........ボール供給ユニット 7..........ミッシングボール 8..........吸着穴 10.........ポジションエラーボール 11.........ボール排出ボックス 12.........投光部 13.........ライン状の光 14.........受光部 15.........ボール搭載ユニット 16.........XYテーブル 17.........回転テーブル 18.........ボールマウントステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/92 604F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボール供給ユニットとボール搭載ユニット
    を具備する半田ボールマウント装置の半田ボール吸着ヘ
    ッドの移動経路上に二次元CCDカメラを該吸着ヘッド
    の半田ボール吸着面が認識されるよう設置するととも
    に、側方からライン状の光を吸着ヘッドの下部から一定
    幅で吸着面に沿うよう投光する投光部と投光部に対向す
    る光を検出する受光部とよりなるラインセンサを設置
    し、二次元CCDカメラにて半田ボール吸着面の平面イ
    メージを読み取り検査するとともに、ラインセンサによ
    り吸着面から一定幅の受光結果を読み取り検査し、上記
    半田ボール吸着面の平面イメージ検査と吸着面から一定
    幅の受光結果検査の双方が正しい場合にのみ半田ボール
    吸着ヘッドをボール搭載工程へ移動させることを特徴と
    する半田ボール吸着検査装置。
  2. 【請求項2】ラインセンサは、受光部で受光した光量が
    予め設定したスレッシュレベルより小さい場合に不良と
    判断することを特徴とする請求項1記載の半田ボール吸
    着検査装置。
JP12006498A 1998-04-14 1998-04-14 半田ボール吸着検査装置 Expired - Lifetime JP3855216B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6818849B2 (en) 2001-03-13 2004-11-16 Hitachi Metals, Ltd. Apparatus and method for detecting abnormal balls
CN105021626A (zh) * 2015-07-10 2015-11-04 上海微松工业自动化有限公司 一种植球检测设备及其应用
WO2018198196A1 (ja) * 2017-04-25 2018-11-01 ヤマハ発動機株式会社 検査装置、搭載装置、検査方法

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JPWO2018198196A1 (ja) * 2017-04-25 2019-12-12 ヤマハ発動機株式会社 検査装置、搭載装置、検査方法

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