JPH1129754A - 両面粘着シ―ト類 - Google Patents

両面粘着シ―ト類

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JPH1129754A
JPH1129754A JP18610797A JP18610797A JPH1129754A JP H1129754 A JPH1129754 A JP H1129754A JP 18610797 A JP18610797 A JP 18610797A JP 18610797 A JP18610797 A JP 18610797A JP H1129754 A JPH1129754 A JP H1129754A
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pressure
sensitive adhesive
release liner
adhesive layer
layer
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JP18610797A
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English (en)
Inventor
Waka Hikosaka
和香 彦坂
Masahiko Ando
雅彦 安藤
Yasuyuki Tokunaga
泰之 徳永
Takeshi Yamanaka
剛 山中
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコ―ン処理を施していない剥離ライナを
用い、電子機器などの用途にも使用可能な両面粘着シ―
ト類であつて、上記剥離ライナの剥離性にすぐれるもの
を提供することを目的とする。 【解決手段】 粘着剤層2とその主面21,背面22の
両面側に接触する剥離ライナ1とを有する両面粘着シ―
ト類において、上記剥離ライナ1はシリコ―ン処理を施
していない剥離ライナからなり、かつこのライナ1の剥
離面を、粘着剤層2の背面22側に対する剥離力(F
b)と主面21側に対する剥離力(Fa)との比〔Fb
/Fa〕が1.5〜25となるように構成したことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着剤層とその両
面側に接触する剥離ライナとを有してなるシ―ト状やテ
―プ状などの両面粘着シ―ト類に関する。
【0002】
【従来の技術】電気、電子、建築、自動車などの業界で
は、製品が多品種化した部品群から成り立つている。こ
れら部品の接着接合は、従来では、液状接着剤などでの
接着が一般的であつたが、最近では、作業環境の向上、
作業性の点より、両面粘着シ―ト類を用いて接着接合す
ることが多くなつてきた。
【0003】この両面粘着シ―ト類は、速接着、性能保
持などの点より、高タツク(短時間接着)、高接着力、
高凝集力を有して、各種の材料に対して良好に接着でき
るように設計されている。これに伴い、粘着剤層の両面
に接触させて、この粘着剤層を支持するとともに粘着面
を保護する剥離ライナには、その剥離を容易とするた
め、接着性の低いシリコ―ン処理を施したものを用いて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、シリコ―ン
処理を施した剥離ライナは、上記処理に用いたシリコ―
ンが粘着剤層に移行する現象があり、これは通常の使用
には問題とならないが、電子業界でコンピユ―タ関連部
品の接着接合に用いる場合、たとえば、ハ―ドデイスク
ドライブ(以下、HDDという)、パソコン、ワ―プロ
などの電子機器内部に密閉した形で用いる場合、シロキ
サンガスの発生原因となり、電子機器内部の腐食や誤動
作を引き起こすおそれがあつた。
【0005】このため、上記のような用途に用いる両面
粘着シ―ト類は、粘着剤組成中にシリコ―ンを含まない
ことはもちろん、この粘着剤層に接触させる剥離ライナ
についても、シリコ―ン処理を施していない剥離ライ
ナ、たとえば、ポリエチレンフイルムなどのポリオレフ
イン系フイルムの使用が望まれている。
【0006】本発明は、このような事情に照らし、シリ
コ―ン処理を施していない剥離ライナを用い、電子機器
などの用途にも使用可能な両面粘着シ―ト類であつて、
上記剥離ライナの剥離性にすぐれるものを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために、鋭意検討した結果、シリコ―ン処
理を施していない剥離ライナとして、ポリエチレンフイ
ルムなどのポリオレフイン系フイルムを用いるにあた
り、粘着剤層としてポリカ―ボネ―ト構造を持つポリマ
―などからなる適宜の粘着剤を選択使用すれば、上記ラ
イナの剥離力を剥離に好都合な程度にまで低下できると
いう知見を得た。
【0008】ところが、この場合に、剥離ライナの粘着
剤層の主面側に対する剥離力と、背面側に対する剥離力
が同じであると、上記主面側から剥離ライナを剥離しよ
うとする際に、この剥離がスム―スにいかず、粘着面に
乱れを生じ、粘着剤が剥離ライナに付着するなどの不都
合を招いた。シリコ―ン処理を施していた従来の剥離ラ
イナでは、これと同じ問題に対して、シリコ―ン処理の
程度を変えて、両粘着面側で剥離力に差異を持たせるよ
うにしていた。
【0009】そこで、シリコ―ン処理を施していない剥
離ライナを用いる場合に、この剥離ライナの剥離面に改
良を加えて、粘着剤層の両面側で剥離力が異なる、つま
り、主面側の剥離力が背面側の剥離力より小さくなるよ
うに設計したときに、剥離ライナの剥離がスム―スとな
ることを知り、本発明を完成した。
【0010】すなわち、本発明は、粘着剤層とその両面
側に接触する剥離ライナとを有してなる両面粘着シ―ト
類において、上記の剥離ライナはシリコ―ン処理を施し
ていない剥離ライナからなり、かつこの剥離ライナの剥
離面を、粘着剤層の背面側に対する剥離力(Fb)と粘
着剤層の主面側に対する剥離力(Fa)との比〔Fb/
Fa〕が1.5〜25となるように構成したことを特徴
とする両面粘着シ―ト類(請求項1)、とくに上記の粘
着剤層が、つぎの式(1); (Rは炭素数2〜20の直鎖状または分枝状の炭化水素
基である)で表される繰り返し単位を有するポリカ―ボ
ネ―ト構造を持つポリマ―を主成分とする粘着剤からな
る上記両面粘着シ―ト類(請求項2)に係るものであ
る。
【0011】また、本発明は、このような両面粘着シ―
ト類のひとつとして、シリコ―ン処理を施していない剥
離ライナが、粘着剤層の主面側に接触する剥離ライナ
と、粘着剤層の背面側に接触する剥離ライナとの2枚の
剥離ライナからなる上記構成の両面粘着シ―ト類(請求
項3)、その代表的な例として、粘着剤層の主面側に接
触する剥離ライナがポリエチレンからなり、粘着剤層の
背面側に接触する剥離ライナがポリプロピレンまたはエ
チレン−プロピレン共重合体からなる上記構成の両面粘
着シ―ト類(請求項4)に係るものである。
【0012】さらに、本発明は、このような両面粘着シ
―ト類の他のひとつとして、シリコ―ン処理を施してい
ない剥離ライナが、粘着剤層の主面側に接触する層と、
粘着剤層の背面側に接触する層との少なくとも2層構造
の1枚の剥離ライナからなる上記構成の両面粘着シ―ト
類(請求項5)、その代表的な例として、粘着剤層の主
面側に接触する層がポリエチレンからなり、粘着剤層の
背面側に接触する層がポリプロピレンまたはエチレン−
プロピレン共重合体からなる上記構成の両面粘着シ―ト
類(請求項6)に係るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参考にして説明する。図1は、1枚の剥離ライナ1
を用い、この剥離ライナ1上に粘着剤層2を設けた構成
の両面粘着シ―ト類Xを示したものであり、使用前の形
態としては、これを粘着剤層2が内側となるように巻回
するか、あるいはその少なくともふたつを粘着剤層2と
剥離ライナ1とが接触するように重ね合わせて、粘着剤
層2の主面21側と背面22側との両面側に剥離ライナ
1を接触させるようにする。したがつて、この場合の剥
離ライナ1の剥離面とは、上記粘着剤層2の主面21側
と背面22側とのふたつの接触面ということになる。
【0014】この両面粘着シ―ト類Xにおいて、粘着剤
層2には、種々の粘着剤を選択使用できるが、とくに好
ましい粘着剤として、つぎの式(1); (Rは炭素数2〜20の直鎖状または分枝状の炭化水素
基である)で表される繰り返し単位を有するポリカ―ボ
ネ―ト構造を持つポリマ―を主成分としたものが挙げら
れる。上記ポリマ―の分子量は、重量平均分子量1万以
上、好ましくは3万以上(通常30万まで)であるのが
よい。分子量が低すぎると、このポリマ―を架橋した際
に架橋間分子量が小さく、粘着剤の弾性率が高くなつて
硬い粘着剤層となり、接着特性に好結果が得られにく
い。
【0015】このようなポリカ―ボネ―ト構造を持つポ
リマ―としては、ポリカ―ボネ―トジオ―ルとジカルボ
ン酸とから合成されるポリエステル、ポリカ―ボネ―ト
ジカルボン酸とジオ―ルとから合成されるポリエステ
ル、ポリカ―ボネ―トジオ―ルとジイソシアネ―トとか
ら合成されるポリウレタンなどを挙げることができる。
これらの中でも、ポリカ―ボネ―トジオ―ルとジカルボ
ン酸とから合成されるポリエステルが、とくに好ましく
用いられる。
【0016】上記のポリエステルは、ポリカ―ボネ―ト
ジオ―ルを必須としたジオ―ル成分と炭素数が2〜20
の脂肪族または脂環族の炭化水素基を分子骨格とするジ
カルボン酸を必須としたジカルボン酸成分とを、常法に
したがい、無触媒または適宜の触媒などを用いて、縮合
反応(エステル化反応)させることにより、得ることが
できる。この反応に際し、ジオ―ル成分とジカルボン酸
成分とは、得られる分子量が前記範囲となるように、当
モル反応とするのが望ましいが、反応を促進するため、
どららかを過剰に用いて反応させてもよい。
【0017】ポリカ―ボネ―トジオ―ルとしては、数平
均分子量が400以上、好ましくは900以上(通常1
万まで)であるものが好ましく用いられる。このような
ポリカ―ボネ―トジオ―ルには、ポリヘキサメチレンカ
―ボネ―トジオ―ル、ポリ(3−メチルペンテンカ―ボ
ネ―ト)ジオ―ル、ポリプロピレンカ―ボネ―トジオ―
ルなどや、それらの混合物、またはそれらの共重合物な
どがある。市販品としては、たとえば、ダイセル化学工
業(株)製の「PLACCEL CD205PL」、
「同CD208PL」、「同CD210PL」、「同C
D220PL」、「同CD205HL」、「同CD20
8HL」、「同CD210HL」、「同CD220H
L」などが挙げられる。
【0018】ジオ―ル成分としては、必要により、エチ
レングリコ―ル、プロピレングリコ―ル、ブタンジオ―
ル、ヘキサンジオ―ル、オクタンジオ―ル、デカンジオ
―ル、オクタデカンジオ―ルなどの直鎖状のジオ―ル
や、各種分枝状のジオ―ルなどの成分を適宜混合して使
用してもよい。これら他のジオ―ルの使用量としては、
ジオ―ル成分全体の50重量%以下、好ましくは30重
量%以下であるのがよい。また、ポリエステルを高分子
量化するために、3官能以上のポリオ―ル成分を少量添
加するようにしてもよい。
【0019】ジカルボン酸成分は、炭素数が2〜20の
脂肪族または脂環族の炭化水素基を分子骨格としたもの
で、上記の炭化水素基は直鎖状のものであつても、分枝
状のものであつてもよい。具体的には、コハク酸、メチ
ルコハク酸、アジピン酸、ピメリツク酸、アゼライン
酸、セバシン酸、1,12−ドデカン二酸、1,14−
テトラデカン二酸、テトラヒドロフタル酸、エンドメチ
レンテトラヒドロフタル酸、これらの酸無水物や低級ア
ルキルエステルなどが挙げられる。
【0020】このようなポリエステルをはじめとするポ
リカ―ボネ―ト構造を持つポリマ―を使用し、これを通
常架橋処理して、接着性と剥離ライナの剥離性を満足す
る粘着剤とする。架橋処理は任意でよいが、架橋剤とし
てポリイソシアネ―ト系化合物、エポキシ系化合物、ア
ジリジン化合物、金属キレ―ト化合物、金属アルコキシ
ド化合物などの多官能性化合物を用い、これと上記ポリ
マ―(に含まれる水酸基ないしカルボキシル基)と反応
させて架橋する方法が一般的である。多官能性化合物
は、とくにポリイソシアネ―ト系化合物が好ましい。
【0021】このポリイソシアネ―ト系化合物として
は、エチレンジイソシアネ―ト、ブチレンジイソシアネ
―ト、ヘキサメチレンジイソシアネ―トなどの低級脂肪
族ポリイソシアネ―ト類、シクロペンチレンジイソシア
ネ―ト、シクロヘキシレンジイソシアネ―ト、イソホロ
ンジイソシアネ―トなどの脂環族ポリイソシアネ―ト
類、2,4−トリレンジイソシアネ―ト、4,4´−ジ
フエニルメタンジイソシアネ―ト、キシリレンジイソシ
アネ―トなどの芳香族ポリイソシアネ―ト類、トリメチ
ロ―ルプロパンのトリレンジイソシアネ―ト付加物やヘ
キサメチレンジイソシアネ―ト付加物などが挙げられ
る。これらの架橋剤は、その1種を単独でまたは2種以
上の混合系で使用できる。使用量としては、前記のポリ
マ―100重量部に対して、通常0.5〜5重量部とす
るのがよい。
【0022】このような粘着剤には、通常使用される添
加剤、たとえば、ガラス繊維、金属粉などの充填剤、顔
料、着色剤などを添加してもよい。さらに、老化防止剤
の添加により、耐久性の向上を図ることもできる。
【0023】粘着剤層2は、剥離ライナ1上に上記のよ
うな粘着剤を塗設することにより、形成されるが、その
厚さは通常10〜150μm、好ましくは20〜130
μmである。この粘着剤層2は単層構造のほか、2層以
上の多層構造としてもよく、またポリエステルフイルム
などのプラスチツクフイルムや、紙、不織布などの多孔
質材料などからなる基材を埋設した構造であつてもよ
い。
【0024】剥離ライナ1は、使用前の形態において、
粘着剤層2の主面21側に接触する層11と、背面22
側に接触する層12との2層構造とされ、両層11,1
2はともにシリコ―ン処理を施していない剥離ライナ層
としてポリオレフインなどで構成され、かつ層12の背
面22側に対する剥離力(Fb)と層11の主面21側
に対する剥離力(Fa)との比〔Fb/Fa〕が1.5
〜25、好ましくは2〜10となるように設定されてい
る。これにより、剥離ライナ1のふたつの剥離面は、粘
着剤層2の主面21側との接触面が背面22側との接触
面よりも剥離力が小さく、主面21側でより軽い力で剥
離できるようになつている。この比が上記範囲外では、
剥離ライナ1の剥離性などに問題が出てくる。
【0025】主面側層11と背面側層12の剥離力を上
記のように設定するには、用いるポリオフインの種類、
添加剤、表面状態、各層の厚さなどを変えることによ
り、容易に行えるが、とくにポリオフインの種類を変え
ることにより、両剥離力を簡単にコントロ―ルすること
ができる。その代表的な例としては、主面側層11をポ
リエチレン層で構成するとともに、背面側層12をポリ
プロピレンまたはエチレン−プロピレン共重合体層で構
成する態様が挙げられる。
【0026】このような主面側層11および背面側層1
2の剥離力の大きさは、粘着剤の種類などにより異なる
が、前記ポリカ―ボネ―ト構造を持つポリマ―を主成分
としたものなどでは、通常は、剥離力が小さくなる主面
側層11の剥離力(Fa)が100g/50mm幅以下、
好ましくは80〜1g/50mm幅であり、また剥離力が
大きくなる背面側層12の剥離力(Fb)が500g/
50mm幅以下、好ましくは400〜10g/50mm幅で
ある。
【0027】また、これら主面側層11と背面側層12
とからなる剥離ライナ1の厚さは、とくに限定さない
が、通常は20〜250μm程度であるのがよく、この
場合、主面側層11は5〜200μm、背面側層12は
5〜200μmの範囲で選択するのが望ましい。なお、
剥離ライナ1は、主面側層11と背面側層12との2層
構造のほかに、両層間に紙や他のプラスチツクフイルム
などの別の層が介在された3層以上の多層構造とされて
いてもよい。
【0028】図2は、上記とは別の両面粘着シ―ト類と
して、2枚の剥離ライナ101,102を用い、剥離ラ
イナ102上に粘着剤層2を設け、その上に剥離ライナ
101を設けた構成の両面粘着シ―ト類Yを示したもの
であり、使用前の形態としては、これをそのまま巻回す
るなどして、図示どおり、粘着剤層2の主面21側に剥
離ライナ101を、背面22側に剥離ライナ102を接
触させるようにする。したがつて、この場合の剥離ライ
ナの剥離面とは、剥離ライナ101の粘着剤層2の主面
21側との接触面と、剥離ライナ102の粘着剤層2の
背面22側との接触面とのふたつということになる。
【0029】ここで、粘着剤層2の材料構成などについ
ては、前記の図1に示したものと同じであり、その形成
は、剥離ライナ101または102のいずれかに塗設す
るなどの方法により行われる。また、剥離ライナ101
および102は、それぞれ、前記の図1に示した剥離ラ
イナ1の主面側層11および背面側層12に相当し、両
ライナともにシリコ―ン処理を施していない剥離ライナ
としてポリオレフインなどにて構成され、かつその構成
材料などの違いにて、剥離ライナ102の粘着剤層2の
背面22側に対する剥離力(Fb)と、剥離ライナ10
1の粘着剤層2の主面21側に対する剥離力(Fa)と
の比〔Fb/Fa〕が1.5〜25、好ましくは2〜1
0となるように設定されている。
【0030】この設定も前記同様にポリオフインの種類
などを変えることにより、行われ、代表的な例として、
主面21側に接触する剥離ライナ101をポリエチレン
で構成するとともに、背面22側に接触する剥離ライナ
102をポリプロピレンまたはエチレン−プロピレン共
重合体で構成する態様が挙げられる。
【0031】この剥離ライナ101と剥離ライナ102
との剥離力の大きさについても、前記の場合と同様であ
る。すなわち、粘着剤が前記ポリカ―ボネ―ト構造を持
つポリマ―を主成分としたものなどでは、剥離力が小さ
くなる剥離ライナ101の剥離力(Fa)が100g/
50mm幅以下、剥離力が大きくなる剥離ライナ102の
剥離力(Fb)が500g/50mm幅以下である。
【0032】なお、剥離ライナ101と剥離ライナ10
2の厚さは、とくに限定さないが、通常は、剥離ライナ
101では10〜150μm、剥離ライナ102では2
0〜200μmであるのが望ましい。また、剥離ライナ
101および102は、その剥離面が前記剥離力となる
ように設計されておればよく、この限りにおいて、必要
により2層以上の多層構造とされていてもよく、さらに
紙や他のプラスチツクフイルムなどとの積層物とされて
いてもよい。
【0033】本発明の両面粘着シ―ト類は、上記のよう
に構成されていることにより、その使用前の形態では、
粘着剤層2は剥離ライナ1(101,102)に支持さ
れ、この剥離ライナにより上記層2の主面21側と背面
22側との両粘着面が保護されている。一方、使用時に
は、以下のように、剥離ライナ1(101,102)の
剥離面を、上記層2の主面21側との接触面、背面22
側との接触面の順に剥離して、各種被着体の接着固定の
用に供される。
【0034】まず、図1に示す両面粘着シ―ト類Xで
は、巻回ないし重ね合わせ状態を解いて、剥離ライナ1
の主面21側との接触面を剥離する。また、図2に示す
両面粘着シ―ト類Yでは、巻回状態などを解きながら剥
離ライナ101を引き剥がし、剥離ライナ101の主面
21側との接触面を剥離する。ここで、既述のとおり、
粘着剤層の主面側の剥離力が背面側に比べてより小さく
設定されているため、上記の各剥離は非常にスム―スに
行える。つぎに、このように露出させた粘着剤層2の主
面21側を被着体にあてがい、剥離ライナ1(102)
を引き剥がして、この剥離ライナ1(102)の背面2
2側との接触面も剥離する。
【0035】このように、本発明では、剥離ライナ1
(101,102)の剥離面の構成として、粘着剤層2
の主面21側と背面22側との両接触面で、その剥離力
が異なるように構成したことにより、剥離力の小さくな
る主面21側からの剥離ライナ1(101)の剥離を作
業性良好に行うことができ、しかもその後の背面22側
からの剥離ライナ1(102)の剥離作業も容易であ
る。これに対して、上記両接触面間で剥離ライナの剥離
力が同じであると、この剥離力が小さくても、主面側か
らの剥離ライナの剥離がスム―スにいかず、粘着面に乱
れを生じ、粘着剤が剥離ライナに付着するなどの不都合
を招きやすい。
【0036】このように被着体に適用された両面粘着シ
―ト類は、上記の例に示すようなポリカ―ボネ―ト構造
を持つポリマ―を主成分とした粘着剤などの使用によ
り、被着体の接着固定という目的を十分に果たし、また
シリコ―ン処理を施していない剥離ライナ1(101,
102)のために、シリコ―ンの移行現象がなく、HD
D、パソコン、ワ―プロなどの電子機器などの用途に適
用しても、シロキサンガスによる電子機器内部の腐食や
誤動作などの問題は生じない。
【0037】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を記載して、より具
体的に説明するが、本発明の範囲は以下の実施例により
なんら制限を受けるものではない。なお、以下、部とあ
るのは重量部を意味するものとする。
【0038】実施例1 四ツ口セパラブルフラスコに攪拌機、温度計および水分
離管を付け、これに、ポリカ―ボネ―トジオ―ル〔ダイ
セル化学工業(株)製の「PLACCEL CD220
PL」、水酸基価:56.1KOHmg/g〕250g、
セバシン酸26.8g、触媒としてのジブチルチンオキ
シド62mgを仕込み、反応水排出溶剤としての少量のト
ルエン、キシレンの存在下、攪拌しながら180℃まで
昇温し、この温度で保持した。しばらくすると、水の流
出分離が認められ、反応が進行しはじめた。約30時間
反応を続けて、重量平均分子量が56,000であるポ
リエステルを得た。
【0039】このポリエステルをトルエンで固形分濃度
50重量%に希釈し、固形分(ポリエステル)100部
あたり、架橋剤としてトリメチロ―ルプロパンのヘキサ
メチレンジイソシアネ―ト付加物〔日本ポリウレタン
(株)製「コロネ―トHL」〕3部を配合し、よく攪拌
混合して、粘着剤組成物を調製した。
【0040】つぎに、剥離ライナとして、厚さが150
μmのポリエチレンフイルムを使用し、この剥離ライナ
上に、アプリケ―タにより、上記の粘着剤組成物を塗布
し、100℃で3分間乾燥して、厚さが50μmの粘着
剤層を形成した。この粘着剤層上に、別の剥離ライナと
して、厚さが40μmのエチレン−プロピレン共重合体
フイルムを貼り合わせ、両面粘着シ―トを作製した。
【0041】また、剥離ライナの粘着剤層主面側の剥離
力とさらに接着力測定用の試験シ―トとして、上記のよ
うに厚さが150μmのポリエチレンフイルムからなる
剥離ライナ上に粘着剤層を形成したのち、この上に厚さ
が38μmのポリエチレンテレフタレ―トフイルムを貼
り合わせて、上記測定用の試験シ―トを作製した。こ
れとは別に、前記の方法で作製した両面粘着シ―トから
厚さが150μmのポリエチレンフイルムを引き剥が
し、その引き剥がし面に厚さが38μmのポリエチレン
テレフタレ―トフイルムを貼り合わせて、剥離ライナの
粘着剤層背面側の剥離力測定用の試験シ―トを作製し
た。
【0042】実施例2 実施例1と同様にして、剥離ライナとしての厚さが15
0μmのポリエチレンフイルムの上に厚さが50μmの
粘着剤層を形成したのち、この粘着剤層上に、別の剥離
ライナとして、厚さが40μmのポリプロピレンフイル
ムを貼り合わせ、両面粘着シ―トを作製した。また、実
施例1と同様にして、剥離ライナ(厚さが150μmの
ポリエチレンフイルム)の粘着剤層主面側の剥離力とさ
らに接着力測定用の試験シ―トと、剥離ライナ(厚さ
が40μmのポリプロピレンフイルム)の粘着剤層背面
側の剥離力測定用の試験シ―トを作製した。
【0043】比較例1 実施例1と同様にして、剥離ライナとしての厚さが15
0μmのポリエチレンフイルムの上に厚さが50μmの
粘着剤層を形成したのち、この粘着剤層上に、別の剥離
ライナとして、厚さが60μmのポリエチレンフイルム
を貼り合わせ、両面粘着シ―トを作製した。また、実施
例1と同様にして、剥離ライナ(厚さが150μmのポ
リエチレンフイルム)の粘着剤層主面側の剥離力とさら
に接着力測定用の試験シ―トと、剥離ライナ(厚さが
60μmのポリエチレンフイルム)の粘着剤層背面側の
剥離力測定用の試験シ―トを作製した。
【0044】上記の実施例1,2および比較例1の各試
験シ―ト,を用いて、剥離ライナの剥離力試験と接
着力試験を行つた。また、上記の実施例1,2および比
較例1の各両面粘着シ―トを用いて、剥離作業性試験を
行つた。これらの結果は、表1に示されるとおりであつ
た。なお、各試験は、下記の方法にて行つた。
【0045】<剥離ライナの剥離力試験>試験シ―ト
を用い、これを50mm×100mmの大きさに切断し、ポ
リエチレンテレフタレ―トフイルム側を市販の両面粘着
テ―プによりステンレス板に固定したのち、23℃、6
5%RHの雰囲気中で、剥離ライナを剥離速度300mm
/分の条件で、剥離したときの剥離力を測定し、これを
剥離ライナの粘着剤層主面側の剥離力(Fa)とした。
また、これとは別に、試験シ―トを用いて、上記と同
様にして、剥離ライナの粘着剤層背面側の剥離力(F
b)を測定した。これらの測定値より、上記剥離力の比
〔Fb/Fa〕を求めた。
【0046】<接着力試験>試験シ―トを用い、これ
を20mm×100mmの大きさに切断したのち、剥離ライ
ナを剥離し、この剥離面側を被着体であるアルミニウム
板に23℃、65%RHの雰囲気中、2Kgロ―ラ1往復
の条件で圧着した。その後、引張速度300mm/分の条
件で180°引き剥がし接着力を測定した。
【0047】<剥離作業性試験>両面側に剥離ライナを
有する両面粘着シ―トを用い、これを50mm×100mm
の大きさに10枚切断した。各切断片について、両面側
の剥離ライナを指でつまんで剥離し、粘着剤層の浮きや
破れがなく、剥離ライナを良好に剥離できるかどうかを
調べた。このときの剥離作業性を、下記の基準で評価し
た。 ○:10枚すべてが良好に剥離することができた △:5〜9枚は良好に剥離できたが、残りの5〜1枚は
剥離ライナの両側に粘着剤が残りきれいに剥離できなか
つた ×:6枚以上が剥離ライナの両側に粘着剤が残りきれい
に剥離できなかつた
【0048】
【0049】上記の表1の結果から、本発明の実施例
1,2の両面粘着シ―トは、シリコ―ン処理を施してい
ない剥離ライナとして、ポリエチレンフイルムとポリプ
ロピレンフイルムまたはエチレン−プロピレン共重合体
フイルムを用いたことにより、これらの剥離ライナを作
業性良好に剥離できることがわかる。。
【0050】実施例3 剥離ライナとして、厚さが30μmのポリエチレン層と
厚さが30μmのエチレン−プロピレン共重合体層との
2層構造からなる積層フイルムを用いた。この積層フイ
ルムの上記エチレン−プロピレン共重合体層側に、実施
例1で調製した粘着剤組成物を、アプリケ―タにより塗
布し、100℃で3分間乾燥して、厚さが50μmの粘
着剤層を形成した。これを粘着剤層が内側となるように
巻回して、ロ―ル状の両面粘着シ―トを作製した。
【0051】この両面粘着シ―トは、上記の巻回状態に
おいて、粘着剤層主面側に剥離ライナのポリエチレン層
が接触し、粘着剤層背面側に剥離ライナのエチレン−プ
ロピレン共重合体層が接触する構成とされたものであ
る。ここで、上記ポリエチレン層の粘着剤層主面側の剥
離力は、実施例1のポリエチレンフイルムからなる剥離
ライナのそれとほぼ同じであり、また上記エチレン−プ
ロピレン共重合体層の粘着剤背面側の剥離力は、実施例
1のエチレン−プロピレン共重合体からなる剥離ライナ
のそれとほぼ同じであつた。このため、使用に際し、ロ
―ル状の両面粘着シ―トを巻きほぐす作業と、さらにこ
れを被着体にあてがつて剥離ライナを引き剥がす作業と
を、ともに良好に行うことができた。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明は、シリコ―ン処
理を施していない剥離ライナを用い、この剥離ライナの
剥離面の構成として、粘着剤層の主面側との接触面と背
面側との接触面のふたつの剥離面間で剥離力が異なるよ
うに構成したことにより、剥離ライナの剥離性にすぐれ
る両面粘着シ―ト類を得ることができる。さらに、この
両面粘着シ―ト類は、通常の用途はもちろんのこと、シ
リコ―ンを実質的に含まない両面粘着シ―ト類として、
HDD、パソコン、ワ―プロなどの電子機器などの用途
に対しても、有利に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の両面粘着シ―ト類の一例を示す断面図
である。
【図2】本発明の両面粘着シ―ト類の他の例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1(101,102) 剥離ライナ 11 剥離ライナの主面側層 12 剥離ライナの背面側層 2 粘着剤層 21 粘着剤層の主面 22 粘着剤層の背面 X,Y 両面粘着シ―ト類
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 剛 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着剤層とその両面側に接触する剥離ラ
    イナとを有してなる両面粘着シ―ト類において、上記剥
    離ライナはシリコ―ン処理を施していない剥離ライナか
    らなり、かつこのライナの剥離面を、粘着剤層の背面側
    に対する剥離力(Fb)と粘着剤層の主面側に対する剥
    離力(Fa)との比〔Fb/Fa〕が1.5〜25とな
    るように構成したことを特徴とする両面粘着シ―ト類。
  2. 【請求項2】 粘着剤層が、つぎの式(1); (Rは炭素数2〜20の直鎖状または分枝状の炭化水素
    基である)で表される繰り返し単位を有するポリカ―ボ
    ネ―ト構造を持つポリマ―を主成分とする粘着剤からな
    る請求項1に記載の両面粘着シ―ト類。
  3. 【請求項3】 シリコ―ン処理を施していない剥離ライ
    ナが、粘着剤層の主面側に接触する剥離ライナと、粘着
    剤層の背面側に接触する剥離ライナとの2枚の剥離ライ
    ナからなる請求項1または2に記載の両面粘着シ―ト
    類。
  4. 【請求項4】 粘着剤層の主面側に接触する剥離ライナ
    がポリエチレンからなり、粘着剤層の背面側に接触する
    剥離ライナがポリプロピレンまたはエチレン−プロピレ
    ン共重合体からなる請求項3に記載の両面粘着シ―ト
    類。
  5. 【請求項5】 シリコ―ン処理を施していない剥離ライ
    ナが、粘着剤層の主面側に接触する層と、粘着剤層の背
    面側に接触する層との少なくとも2層構造の1枚の剥離
    ライナからなる請求項1または2に記載の両面粘着シ―
    ト類。
  6. 【請求項6】 粘着剤層の主面側に接触する層がポリエ
    チレンからなり、粘着剤層の背面側に接触する層がポリ
    プロピレンまたはエチレン−プロピレン共重合体からな
    る請求項5に記載の両面粘着シ―ト類。
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