JP2003096414A - 剥離ライナー、及び感圧性両面接着テープ又はシート - Google Patents

剥離ライナー、及び感圧性両面接着テープ又はシート

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JP2003096414A JP2001294588A JP2001294588A JP2003096414A JP 2003096414 A JP2003096414 A JP 2003096414A JP 2001294588 A JP2001294588 A JP 2001294588A JP 2001294588 A JP2001294588 A JP 2001294588A JP 2003096414 A JP2003096414 A JP 2003096414A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感圧性接着剤層を汚染せず、感圧性接着剤層
に対して良好な剥離性を有する感圧性両面接着テープ又
はシート用剥離ライナーを得る。 【解決手段】 感圧性両面接着テープ又はシート用剥離
ライナーは、基材シートの両面に剥離フィルム層が設け
られた感圧性両面接着テープ又はシート用剥離ライナー
であって、前記両剥離フィルム層の少なくとも外側表面
が何れもポリオレフィン系樹脂で構成されていると共
に、感圧性接着剤層に対する剥離ライナーの背面側にお
ける剥離力(Fa)と主面側における剥離力(Fb)との比
がFb/Fa=1.5〜25の関係を充足していることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感圧性両面接着テ
ープ又はシートに用いられる剥離ライナーと、それを用
いた感圧性両面接着テープ又はシートに関する。
【0002】
【従来の技術】感圧性接着テープに用いられる剥離ライ
ナーとしては、剥離ライナー用基材上に剥離剤層を設け
たものからなっており、ここに用いる剥離剤層として、
シリコーン系の剥離処理剤を塗布し、硬化させたものが
知られている。例えば、感圧性両面接着テープなどで
は、シリコーン系剥離剤を塗布した剥離ライナーを用
い、このライナー上にアクリル系感圧性接着剤からなる
接着剤層を設けている。
【0003】他方、上述のようなシリコーン系剥離剤を
用いずに、剥離機能を付与させる例として、例えば、剥
離ライナー用基材上に、低密度ポリエチレン樹脂層から
なる剥離層を、該層における表面の酸化を抑制しながら
押出し積層したもの(特公昭51−20205号公報、
実開昭63−85642号公報)や、剥離ライナー用基
材上に、低密度ポリエチレンと低結晶性エチレン−プロ
ピレン共重合体又は低結晶性エチレン−1−ブテンラン
ダム共重合体との混合樹脂による剥離層を押出し積層し
たもの(特公昭57−45790号公報、特開平6−1
55687号公報)などが知られている。これらの剥離
ライナーは、次工程で感圧性接着剤層を設け、感圧性接
着シートあるいはテープとして用いられる。さらに、ポ
リオレフィン系樹脂をフィルム状に成形する際、表裏の
冷却速度の差を利用して剥離性能に差をつけ、両面接着
テープの剥離ライナーとしたもの(特開平8−2744
1号公報)なども提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような、シリコーン系剥離剤を塗布した剥離ライナーで
は、感圧性接着テープを使用する際に、接着剤層側へ剥
離ライナー中のシリコーン化合物の一部が付着するた
め、接着剤層を汚染し、接着性能が著しく損なわれてし
まうという問題点がある。
【0005】また、この種の剥離シートを使用した感圧
性接着テープを電子機器の固定用途などに使用すると、
電子機器内部の腐食や誤動作を引き起こすという問題が
ある。これは、剥離ライナー中のシリコーン化合物に由
来する接着剤層の汚染が、HDD(磁気記録装置)な
ど、特に電子機器内部に使用される場合に、シロキサン
ガスの発生源となるためである。
【0006】一方、剥離ライナー用基材上に、低密度ポ
リエチレン樹脂層からなる剥離層を、該層における表面
の酸化を抑制しながら押出し積層したものの場合、高粘
着性を有する感圧接着剤に対しては良好な剥離機能を示
さず、剥離時に接着剤が取られたり、パルス状の剥離
(いわゆるスティックスリップ)となったりして、接着
剤層表面が荒れるため、本来の性能を発揮できないとい
う問題点を有していた。また、フィルム成形時に表裏の
冷却速度差を利用したものの場合、表裏に十分な剥離力
の差がないため、展開時に剥離面が常に片側とならず、
不所望な剥離を引き起こす問題や、補強層を持たないた
め形状の維持ができないなどの問題があった。
【0007】また、感圧性接着シートの接着剤層がその
用途に応じて性能を異にするのと同様に、剥離剤層に関
してもその要求性能は用途に応じて異なる。特に剥離性
能に関しては、簡単に展開できるものが要求されたり、
ある程度の力をかけないと剥離できないものを要求され
たりとまちまちである。そしてこれら多岐にわたる要求
に対して応えようとするとき、上記に例示されるような
従来技術の場合、各々の要求に対して全く別の素材を適
用しなければならない。すなわち、各用途に対し別の素
材あるいは配合を使用して剥離層を形成する必要があ
る。このことは剥離フィルムの製造工程において、その
樹脂層を変更しなければならず、非常に重要な問題であ
る。なぜならば、例えばインフレーション成形法やTダ
イ成形法など公知の押出しフィルム成形法の場合、使用
する樹脂の種類を変更する際には、前工程で使用した材
料との混合を避ける目的で、生産活動に寄与しない長時
間の樹脂入れ替えを余儀なくされるからであり、これに
よる損失やコストアップは計り知れない。
【0008】したがって、本発明の目的は、上記の問題
を克服し、感圧性接着剤層を汚染せず、感圧性接着剤層
に対して良好な剥離性を有する感圧性両面接着テープ又
はシート用剥離ライナーと、該剥離ライナーを用いた感
圧性両面接着テープ又はシートを提供することにある。
本発明の他の目的は、表面と裏面との間に十分な剥離力
の差があり、感圧性両面接着テープ又はシートの展開時
に、確実に感圧性接着剤層から剥離可能であって、しか
も形状の維持が可能な感圧性両面接着テープ又はシート
用剥離ライナーと、該剥離ライナーを用いた感圧性両面
接着テープ又はシートを提供することにある。本発明の
さらに他の目的は、基材シートの両側の剥離フィルム層
を構成する素材が同一であっても、剥離フィルム層と感
圧性接着剤層との間の剥離力を自由に制御できる感圧性
両面接着テープ又はシート用剥離ライナーと、該剥離ラ
イナーを用いた感圧性両面接着テープ又はシートを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために、鋭意検討した結果、基材シートの
両面に剥離フィルム層が設けられた感圧性両面接着テー
プ又はシート用剥離ライナーにおいて、前記両剥離フィ
ルム層の少なくとも外側表面を特定の樹脂で構成すると
共に、両剥離フィルム層の表面の剥離力が一定の関係と
なるように調整すると、感圧性両面接着テープ又はシー
トの感圧性接着剤層を汚染せず、しかも該感圧性接着剤
層に対して良好な剥離性を示すことを見いだし、本発明
を完成した。
【0010】すなわち、本発明は、基材シートの両面に
剥離フィルム層が設けられた感圧性両面接着テープ又は
シート用剥離ライナーであって、前記両剥離フィルム層
の少なくとも外側表面が何れもポリオレフィン系樹脂で
構成されていると共に、感圧性接着剤層に対する剥離ラ
イナーの背面側における剥離力(Fa)と主面側における
剥離力(Fb)との比がFb/Fa=1.5〜25の関係を充
足していることを特徴とする感圧性両面接着テープ又は
シート用剥離ライナーを提供する。
【0011】前記ポリオレフィン系樹脂として、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ
(4−メチル−1−ペンテン)、エチレン−α−オレフ
ィン共重合体、これらの混合物などが挙げられる。
【0012】両剥離フィルム層の少なくとも外側表面
は、主モノマー成分を共通とする同種のポリオレフィン
系樹脂で構成されていてもよい。また、両剥離フィルム
層は、互いに異なる大きさの張力が付与された剥離性フ
ィルム、又は互いに異なる延伸倍率で延伸された剥離性
フィルムにより形成されていてもよい。
【0013】本発明は、また、感圧性接着剤層上に、上
記の剥離ライナーが、該剥離ライナーの剥離フィルム層
と前記感圧性接着剤層とが接するように積層されている
感圧性両面接着テープ又はシートを提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を必要に応じて図
面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明の感圧性
両面接着テープ又はシート用剥離ライナーの一例を示す
概略断面図であり、図2はこの剥離ライナーを用いた本
発明の感圧性両面接着テープ又はシートの一例を示す概
略断面図である。
【0015】図1の剥離ライナー1では、基材シート2
の両面に剥離フィルム層4a,4bがそれぞれ接着剤層
3,3を介して設けられている。また、図2の感圧性両
面接着テープ又はシート6では、感圧性接着剤層5の上
に、前記の剥離ライナー1が、剥離フィルム層4bが感
圧性接着剤層5に接するように積層されている。
【0016】基材シート2としては、剥離ライナー1全
体の補強層の役割を担うものであればいずれも好適に使
用することができ、例えば、高密度ポリエチレン、低密
度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレンなどのポリエ
チレンや、ポリプロピレン、ポリ−4−メチル−1−ペ
ンテン等のポリオレフィン系樹脂、ポリアミド(ナイロ
ン)、ポリエステル、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルな
どのプラスチックフィルム;アルミ箔、ステンレス箔な
どの金属箔;和紙、クラフト紙、上質紙、クレープ紙な
どの紙が用いられる。また、これらの積層物であっても
よい。基材シート2の厚みは、用途などに応じて適宜選
択できるが、一般には30〜200μm程度である。
【0017】前記両剥離フィルム層4a,4bの少なく
とも外側表面はポリオレフィン系樹脂で構成されてい
る。ポリオレフィン系樹脂としては、本質的に剥離機能
を有する材料であれば何れも使用でき、例えば、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ(4−メチ
ル−1−ペンテン)、エチレン−α−オレフィン共重合
体(エチレンと、1種又は2種以上の炭素数3〜10の
α−オレフィンとの共重合体等)などが挙げられる。こ
れらの中でもより好ましいのはポリエチレンやエチレン
−α−オレフィン共重合体であり、さらに好ましくは前
記エチレン−α−オレフィン共重合体である。
【0018】このようなポリオレフィン系樹脂は公知の
方法により製造できる。その際、製造条件や、製造後の
精製、分別条件などを適宜選択することにより、種々の
物性を有するポリオレフィン系樹脂を容易に得ることが
できる。また、ポリオレフィン系樹脂としては市販品を
そのまま使用してもよい。
【0019】剥離フィルム層4a,4bを形成するため
の剥離性フィルムは、上述のようなポリオレフィン系樹
脂、又は必要に応じて該ポリオレフィン系樹脂に剥離性
や成膜性などを損なわない範囲で少量の他の成分(例え
ば、樹脂成分や添加物)を加えた混合物を、インフレー
ション成形法や、Tダイ押出し成形法などにより成膜化
して単層のシート形状とすることにより製造できる。ま
た、前記剥離性フィルムは複数のフィルムで構成されて
いてもよい。このような複層の剥離性フィルムは、例え
ば、複数種の熱可塑性樹脂組成物を共押出し成形(イン
フレーション法でもTダイ法でも可)に付したり、予め
相異なる熱可塑性樹脂組成物から得た複数種のフィルム
をドライラミネート法や熱ラミネート法により貼り合わ
せることにより製造できる。前記熱可塑性樹脂として
は、前述のポリオレフィン系樹脂のほか、エチレン−酢
酸ビニル共重合体あるいはそのけん化物、エチレン−ア
クリル酸共重合体などのエチレン共重合体などが挙げら
れる。この場合、複数種の熱可塑性樹脂のうち少なくと
も1種はポリオレフィン系樹脂を用い、且つ該ポリオレ
フィン系樹脂からなるフィルム層が最外層となるように
作製する。剥離性フィルムの厚みは用途などに応じて適
宜選択できるが、一般には15〜100μm程度であ
り、好ましくは20〜40μmである。
【0020】本発明における剥離ライナー1は、例え
ば、上記の基材シート2と剥離性フィルムとをドライラ
ミネート法という従来公知の方法を用いて貼り合わせる
ことにより得ることができる。より具体的には、基材シ
ート2の両側の面に、厚さが0.5〜30μm、好まし
くは1〜15μmの接着剤層3,3を、溶剤系、エマル
ション系又はホットメルト系などの接着剤を塗布し、乾
燥することにより設け、この上に前記剥離性フィルムを
貼り合わせて剥離フィルム層4a,4bとすることによ
り製造できる。なお、前記剥離性フィルムが複層である
場合には、ポリオレフィン系樹脂フィルム層が外側に位
置するように貼り合わせる。
【0021】接着剤層3,3を構成する接着剤として
は、基材シート2と剥離性フィルムとの間の接着性が十
分得られるものであればいかなるものも使用できるが、
一般にはエステルウレタン系やエーテルウレタン系の接
着剤がより好適に使用できる。なお、基材シート2と剥
離性フィルムのうち基材シート2側の面が互いに接着し
やすい素材の組み合わせであれば、必ずしも接着剤を使
用しなくてもよい。また、剥離性フィルムや基材シート
2の該接着剤と接する面には、予めコロナ処理や火炎処
理などの易接着性処理を施しておくこともできる。
【0022】本発明の剥離ライナー1の重要な特徴は、
感圧性接着剤層5に対する剥離ライナー1の背面側(例
えばロール形状の感圧性両面接着テープ又はシート6と
した場合に初めに展開する第1剥離面の側;相対的に剥
離しやすい側)における剥離力(Fa)と主面側(前記感
圧性両面接着シートを一旦被着体などに接着した後に剥
離ライナーを除去する際の第2剥離面の側;相対的に剥
離しにくい側)における剥離力(Fb)との比がFb/Fa=
1.5〜25の関係を充足している点にある。前記Fb/
Faは、好ましくは2.0〜15程度であり、さらに好ま
しくは2.5〜10程度である。また、前記剥離力Fa
は、好ましくは0.2N/50mm幅〜5N/50mm
幅、さらに好ましくは0.3N/50mm幅〜2N/5
0mm幅程度である(剥離力の測定方法は後述の方法に
よる)。
【0023】剥離ライナー1の剥離機能の制御、すなわ
ち前記背面側における剥離力(Fa)と主面側における剥
離力(Fb)の制御は、例えば、上記ドライラミネート法
による貼り合わせ工程において、接着剤を塗布した基材
シート2に貼り合わせる剥離性フィルムにかかる張力を
制御することにより行うことができる。より具体的に
は、剥離性フィルムが繰り出されてから貼り合わせロー
ルで基材シート2と貼り合わされるまでのパスラインに
おける張力を設定し、その張力を変化させることによ
り、所望の剥離力を有する剥離ライナー1を得ることが
できる。設備的には、貼り合わせロールから剥離性フィ
ルムの繰り出されてくる方向へパスラインをさかのぼ
り、そのはじめに到達する張力制御ロール(いわゆるダ
ンサーロール)との間の張力を設定すればよい。ダンサ
ーロールがない設備であっても、剥離性フィルムの繰り
出し機によって張力設定が可能なので、それを利用する
こともできる。
【0024】本発明者らは、この張力設定値が高いほど
感圧接着剤層5に対する剥離ライナーの剥離時の抵抗力
(すなわち、剥離力)が増大するということをつきとめ
た。そして、それは剥離性フィルムが受けた張力に対す
る伸びの度合い(すなわち延伸倍率)に由来するという
ことも発見した。すなわち、ある所望の剥離力を得よう
とした場合、前述の剥離性フィルムに対して予めその応
力と伸び(延伸倍率)の関係、及び延伸倍率に対する剥
離力の関係を調べておくことで検量線を作成することが
でき、この検量線から貼り合わせ工程における張力値を
決定することができる。この方法によれば、貼り合わせ
機の張力設定を変えるのみで剥離力を自由に調整できる
ので、剥離力の調整のために剥離性フィルムの構成材料
を変える必要がない。
【0025】一方、剥離力調整のための延伸の操作は、
延伸による剥離性フィルムの破断や、極端な幅方向収縮
を伴う領域、さらには剥離性フィルム自身の剛性が高す
ぎて延伸するための張力が高くなりすぎるような領域で
は使用できないが、この領域に達すると延伸倍率に伴う
剥離力の変化が見られなくなるため、実質はこのような
領域に条件を設定することがない。また、ドライラミネ
ート法においては貼り合わせ工程における張力が0にな
ることは原理上ないので、本発明において好適に剥離力
を調整できる延伸倍率は通常1.001〜1.800倍
(延伸を行わないフィルムを1とした場合)の範囲であ
り、好ましくは1.002〜1.600倍、さらに好ま
しくは1.003〜1.300倍である。
【0026】本発明の剥離ライナー1は、前記のように
基材シート2の両面に剥離フィルムを貼り合わせること
で製造できる。この場合、背面側における剥離力Faと主
面側における剥離力Fbとに差をつけるには、例えば、ま
ず基材シート2の片側の面に前記方法により剥離性フィ
ルムを貼り合わせ、次いで、基材シート2のもう一方の
側の面に最初に貼り合わせた剥離性フィルムと異なる延
伸倍率で延伸された剥離性フィルムを貼り合わせればよ
い。このとき、基材シート2の両面に貼り合わせる2つ
の剥離性フィルムの貼り合わせ時における延伸倍率が同
じであると、2つの剥離性フィルムの材料が同一の場合
には、背面側(第1剥離面側)の剥離力と主面側(第2
剥離面側)の剥離力に差がなくなるため、展開面がまち
まちになるという不具合が生じる。
【0027】ロール形状の感圧性両面接着テープ又はシ
ート6を作製する場合に良好な展開を行うための具体的
な延伸倍率としては、剥離性フィルムの構成成分によっ
ても異なるが、前記の設定範囲内で、剥離ライナー1の
背面側の剥離性フィルムの貼り合わせ時における延伸倍
率(Ra)と主面側の剥離性フィルムの貼り合わせ時にお
ける延伸倍率(Rb)とが、例えば以下の関係を満たして
いるのが好ましい。3≦{(Rb−1)/(Ra−1)}≦
20
【0028】このように、基材シート2の両面の剥離フ
ィルム層を、互いに異なる延伸倍率で延伸された剥離性
フィルム(或いは、互いに異なる大きさの張力が付与さ
れた剥離性フィルム)により形成することにより、Faと
Fbとの比を前記特定の範囲に調整する方法によれば、両
剥離フィルム層4a,4b(或いは、それらの少なくと
も外側表面)を、あえて異なる材料からなる剥離性フィ
ルムで形成する必要が無く、主モノマー成分を共通とす
る同種のポリオレフィン系樹脂(好ましくはモノマー成
分が同一のポリオレフィン系樹脂、さらに好ましくはモ
ノマー成分及びその割合が同一のポリオレフィン系樹
脂)で構成することが可能となる。そのため、剥離ライ
ナー1の製造工程において、両剥離フィルム層4a,4
bを構成する樹脂の入れ替え作業を簡略化又は省略で
き、効率よく剥離ライナー1を製造することができる。
【0029】本発明の感圧性両面接着テープ又はシート
6は、例えば、上記の剥離ライナー1の一方の側の剥離
フィルム層4b上に、溶剤系、エマルション系、ホット
メルト系などの接着剤を塗布、乾燥して、厚さ10〜2
00μm、好ましくは20〜150μmの感圧性接着剤
層5を設け、必要に応じてロール状に捲回することによ
り製造できる。なお、感圧性接着剤層5は、中間層とし
て、厚さが10〜100μm程度の薄葉体(例えば、
紙、布、不織布などの多孔質基材、プラスチックフィル
ムやシート、又はその発泡体、金属箔など)を含んでい
てもよい。
【0030】このような種々の形態の感圧性両面接着テ
ープ又はシート6において、感圧性接着剤層5を構成す
る接着剤としては、種々の接着剤を適宜選択して使用で
きる。該接着剤は単独で用いてもよく、また2種以上を
混合、攪拌等によりブレンドして使用することもでき
る。好ましい接着剤にはアクリル系粘着剤が含まれる。
このアクリル系粘着剤は、溶液重合法、エマルション重
合法などの重合法により得られるアクリル系ポリマーを
主剤とし、これに必要により、架橋剤、粘着付与剤、軟
化剤、老化防止剤、充填剤などの各種の添加剤を加えて
調製される。
【0031】上記アクリル系ポリマーは、通常、ブチル
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)ア
クリレートなどのアルキル(メタ)アクリレートを主モ
ノマー成分とし、これに必要により、共重合可能な改質
用モノマーとして、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレートなどのヒドロキシル基含有モノマー、(メタ)
アクリル酸などのカルボキシル基含有モノマー、スチレ
ンなどの芳香族ビニル化合物、酢酸ビニルなどのビニル
エステル類等の他のモノマーを加えたモノマー混合物を
共重合することにより得られる。このようなアクリル系
ポリマーを主剤とするアクリル系粘着剤により感圧性接
着剤層5を構成すると、前記剥離ライナー1の剥離性能
制御に一段と良い結果が得られる。
【0032】本発明の感圧性両面接着テープ又はシート
6は、例えば電子材料分野などの広範な分野で使用でき
るが、特にコンピュータのハードディスク装置用のシリ
コーンフリー粘着テープ又はシートなどとして有用であ
る。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を記載して、より具体
的に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限
定されるものではない。なお、以下において、部とある
のは重量部を意味する。
【0034】実施例1 エチレン−1−ヘキセン共重合体である線状低密度ポリ
エチレン樹脂(商品名「ジェイレクス LLAC41S
A」、日本ポリオレフィン社製)100部と、ブロッキ
ング防止剤(商品名「BB−32」、出光石油化学社
製)2.5部との混合樹脂を、インフレーション成形に
付し、押出し温度220℃、ブロー比1.38、ダイ口
径500mmφ、ダイギャップ2mm、折り径1065
mm、引き取り速度25m/minの条件にて、シート
厚さ25μmの剥離性フィルムを作製した。エステルウ
レタン系アンカーコート剤(商品名「AD−527」、
東洋モートン社製)100部に硬化促進剤(商品名「C
AT HY−91」、東洋モートン社製)7部を配合
し、その後固形分濃度が30重量%となるように酢酸エ
チルを加えて、接着剤溶液を調製した。この接着剤溶液
を、厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ム(商品名「ルミラー S−27−50」、東レ社製;
基材シート)の一方の面に、マイヤーバー♯6により塗
布し、80℃で90秒乾燥させた。この接着剤塗布面
に、上記で得た剥離性フィルムを延伸倍率1.005倍
に引き伸ばしながら貼り合わせた。次に、上記ポリエチ
レンテレフタレートフィルムの他方の面に、上記と同様
な方法にて接着剤を塗布、乾燥させた。この接着剤塗布
面に、上で得た同じ剥離性フィルムを延伸倍率1.05
0倍に引き伸ばしながら貼り合わせることにより、感圧
性両面接着シート用の剥離ライナーを作製した。一方、
n−ブチルアクリレート100部とアクリル酸5部を、
トルエンを溶媒とし、ベンゾイルパーオキサイドを開始
剤として常法により溶液重合させて、重量平均分子量が
50万のアクリル系ポリマーの溶液(固形分30%)を
得た。これに、アクリル系ポリマー100部あたり、メ
ラミン系架橋剤を1.5部、イソシアネート系架橋剤を
3部配合して、アクリル系感圧性接着剤を調製した。得
られたアクリル系感圧性接着剤を、乾燥後の厚さが30
μmとなるように前記剥離ライナーの剥離フィルム層上
に塗工して感圧性接着剤層を設け、捲回することにより
感圧性両面接着テープを作製した。
【0035】比較例1 ポリエチレンテレフタレートフィルム(基材シート)の
両面に剥離性フィルムをそれぞれ貼り合わせる際の剥離
フィルムの延伸倍率を、両面とも1.005倍とした以
外は実施例1と同様にして、感圧性両面接着テープを作
製した。
【0036】剥離性試験 (感圧性両面接着テープにおける剥離ライナーの背面側
及び主面側の剥離力)実施例及び比較例で作製した感圧
性両面接着テープを、感圧性接着剤層の両側に剥離ライ
ナーが積層された状態となるように、50mm幅に切断
し、剥離ライナーの背面側及び主面側の各々について、
剥離ライナー側を23℃、60%RHの雰囲気中で、万
能引張試験機にて180°方向に、クロスヘッドのスピ
ード300mm/minの速度で引き剥がした時の抵抗
(剥離力)を調べた。
【0037】(感圧性両面接着テープの展開性)感圧性
両面接着テープを展開したときの状態を調べ、下記の基
準で展開性(剥離性)を評価した。 ○:片側にきれいに剥がれ、うまく展開できた。 ×:互い違いに剥がれるなど不具合が発生した。 これらの剥離性試験の結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】表1より明らかなように、本発明の感圧性
両面接着テープに該当する実施例1では、基材シートの
両面に異なる延伸倍率で延伸された剥離フィルムを貼り
合わせることにより、剥離ライナーの両側の表面の剥離
力の比が特定の範囲内に調整されているため、良好な剥
離性が得られる。これに対して、比較例1の感圧性両面
接着テープでは、剥離ライナーの両側の表面の剥離力が
ほぼ等しいため、良好な剥離性が得られない。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、剥離ライナーの両表面
がポリオレフィン系樹脂で構成されているので、感圧性
接着剤層が汚染されず、しかも剥離ライナーを感圧性接
着剤層から円滑に剥離できる。また、剥離ライナーの表
面と裏面との間に十分な剥離力の差があるため、感圧性
両面接着テープ又はシートの展開時には、円滑に接着剤
層から剥離できる。さらに、剥離ライナーは基材シート
を有しているため、形状の維持が可能である。また、基
材シートの両面の剥離フィルム層を延伸倍率の異なる剥
離性フィルムで形成する場合には、剥離フィルム層の素
材が同種又は同一であっても、延伸倍率を調整すること
により剥離ライナーの両側の面の剥離力を自由に制御で
きるので、生産効率の向上及び生産コストの低減を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感圧性両面接着テープ又はシート用剥
離ライナーの一例を示す概略断面図である。
【図2】本発明の感圧性両面接着テープ又はシートの一
例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 剥離ライナー 2 基材シート 3 接着剤層 4a 剥離フィルム層 4b 剥離フィルム層 5 感圧性接着剤層 6 感圧性両面接着テープ又はシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK01B AK01C AK03D AK03E AK04D AK04E AK07D AK07E AK08D AK08E AK09D AK09E AK42 AK62D AK62E AL05D AL05E AT00A BA05 BA06 BA10D BA10E BA26 EJ37D EJ37E GB90 JL06 JL14 JL14B JL14C 4J004 AA10 AB01 DA02 DB02 DB04 EA05 FA08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材シートの両面に剥離フィルム層が設
    けられた感圧性両面接着テープ又はシート用剥離ライナ
    ーであって、前記両剥離フィルム層の少なくとも外側表
    面が何れもポリオレフィン系樹脂で構成されていると共
    に、感圧性接着剤層に対する剥離ライナーの背面側にお
    ける剥離力(Fa)と主面側における剥離力(Fb)との比
    がFb/Fa=1.5〜25の関係を充足していることを特
    徴とする感圧性両面接着テープ又はシート用剥離ライナ
    ー。
  2. 【請求項2】 ポリオレフィン系樹脂が、ポリエチレ
    ン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ(4−メチル−
    1−ペンテン)、エチレン−α−オレフィン共重合体、
    又はこれらの混合物である請求項1記載の感圧性両面接
    着テープ又はシート用剥離ライナー。
  3. 【請求項3】 両剥離フィルム層の少なくとも外側表面
    が、主モノマー成分を共通とする同種のポリオレフィン
    系樹脂で構成されている請求項1記載の感圧性両面接着
    テープ又はシート用剥離ライナー。
  4. 【請求項4】 両剥離フィルム層が、互いに異なる大き
    さの張力が付与された剥離性フィルムにより形成されて
    いる請求項1〜3の何れかの項に記載の感圧性両面接着
    テープ又はシート用剥離ライナー。
  5. 【請求項5】 両剥離フィルム層が、互いに異なる延伸
    倍率で延伸された剥離性フィルムにより形成されている
    請求項1〜3の何れかの項に記載の感圧性両面接着テー
    プ又はシート用剥離ライナー。
  6. 【請求項6】 感圧性接着剤層上に、請求項1〜5の何
    れかの項に記載の剥離ライナーが、該剥離ライナーの剥
    離フィルム層と前記感圧性接着剤層とが接するように積
    層されている感圧性両面接着テープ又はシート。
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