JPH11294818A - 局所捕集型換気装置 - Google Patents

局所捕集型換気装置

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JPH11294818A
JPH11294818A JP9703098A JP9703098A JPH11294818A JP H11294818 A JPH11294818 A JP H11294818A JP 9703098 A JP9703098 A JP 9703098A JP 9703098 A JP9703098 A JP 9703098A JP H11294818 A JPH11294818 A JP H11294818A
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suction
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gas
port
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Hiroyuki Sakagami
裕幸 坂上
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祐司 芹澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスまたは有害物質の発生源の上方にフード
を張り出させることなくガスまたは有害物質の捕集率を
向上させ得られるようにするとともに、吸気ヘッド部の
そのものの容積も小さくできるようにする。 【解決手段】 吸気ヘッド1の先端面を、ガスまたは有
害物質発生源のエリア外からの風の流れ込みを抑制する
平板11からなる鉛直面11a,11bに形成するとと
もに、平板11の横幅方向の中央部に吸込口2を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば一般家庭で
使用されているレンジと組み合わせて用いるに好適な局
所捕集型換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば特開平5−60354号
公報に開示されている従来の局所捕集型換気装置を示す
斜視図である。
【0003】この従来の局所捕集型換気装置は、レンジ
aの後方の壁bに設けられた吸込口cと、吸込口cに接
続されたダクトdと、ダクトdの室外側先端に装着され
た排気用送風機eと、吸込口c側からレンジaの上方に
延出させて設置され、油煙の捕集を行うフードfとから
構成され、吸込口cの開口面がほぼ水平面上に設定され
ている。
【0004】この従来の局所捕集型換気装置において、
レンジa上の調理物から発生し上昇する油煙・水蒸気・
臭気(以下、これらをまとめて廃気という)は、フード
fにて一旦せき止められた後、排気用送風機eによって
誘引された気流に乗って吸込口cに吸い込まれ、ダクト
dを経て室外へ排気される。
【0005】また、同様に局所捕集型換気装置をレンジ
と組み合わせて用いたものとして、例えば実開平61−
181231号公報に示されているものを挙げることが
できる。この従来例の局所捕集型換気装置は、吸込口を
レンジ背面側上方に配置するとともに、吸込口側からレ
ンジ上方に延出させて油煙の捕集を行うフードを設け、
吸込口の開口面は水平面に対して斜めに傾斜させた面上
に設定されている。また吸込口から連続するダクトをテ
レスコビックタイプの伸縮管から構成し、吸込口のレン
ジに対する設定高さ位置を変更可能としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吸込口
の開口面が水平面上に設定されている前者のものにあっ
ては、上昇する廃気を下方向に偏向させなければなら
ず、廃気捕集に必要な風量が大きく、隙間風や空調負荷
が増加するのを避けられない。更にレンジ上の空間に張
り出すフードを設けているため、レンジ上の空間を有効
に活用することができないという問題があった。
【0007】また、吸込口を水平面に対して斜めに傾斜
させて、レンジ背面側上方に配置するとともに、吸込口
側からレンジ上方に延出するフードを設けた後者のもの
にあっても、レンジ上の空間を有効に活用することがで
きないという問題があった。
【0008】いずれにしても、従来の局所捕集型換気装
置は、吸込口の開口面が水平面上や水平面に傾斜する面
上に形成されていて、レンジ上の調理物から発生し上昇
する廃気を効率よく誘引する角度となっていない。この
ため、廃気を吸込口に案内するフードを必要とし、これ
がレンジ上空間にデッドエリアを発生させる要因となっ
ている。
【0009】本発明の技術的課題は、ガスまたは有害物
質の発生源の上方にフードを張り出させることなくガス
または有害物質の捕集率を向上させ得られるようにする
とともに、吸気ヘッド部のそのものの容積も小さくでき
るようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
局所捕集型換気装置は、下記の構成からなるものであ
る。すなわち、ガスまたは有害物質の発生源の近傍に吸
気ヘッドを配置し、発生したガスまたは有害物質を吸気
ヘッドの吸込口より吸引し、ダクトを介して排気する局
所捕集型換気装置において、吸気ヘッドの先端面を、ガ
スまたは有害物質発生源のエリア外からの風の流れ込み
を抑制する平板からなる鉛直面に形成するとともに、平
板の横幅方向の中央部に吸込口を形成してなるものであ
る。
【0011】また、本発明の請求項2に係る局所捕集型
換気装置は、吸込口をその面内で複数に分割するととも
に、吸気ヘッド内に各分割口を独立させてダクト側へ導
く整流板を設け、かつ整流板によって画成される吸込口
後方空間は、吸込口中央部分に位置する分割口に対応す
る空間の容積が、その周りの分割口に対応する空間の容
積よりも大きくなるように設定したものである。
【0012】また、本発明の請求項3に係る局所捕集型
換気装置は、整流板に螺旋状プレートを用いて、吸込口
後方空間を渦形室に形成したものである。
【0013】また、本発明の請求項4に係る局所捕集型
換気装置は、螺旋状の整流板が、両端開放型の二重ケー
シング内に設けられ、かつ二重ケーシングの一端が吸込
口に回動自在に設置されて吸引時に駆動機構により回転
駆動されるものである。
【0014】また、本発明の請求項5に係る局所捕集型
換気装置は、吸気ヘッドまたはダクトの一部を伸縮可能
なフレキシブル管から構成して、ガスまたは有害物質の
発生源に対する吸込口の設定高さ位置を可変としたもの
である。
【0015】また、本発明の請求項6に係る局所捕集型
換気装置は、吸気ヘッド先端の平板からなる鉛直面を、
吸込口よりも上方に延出させたものである。
【0016】また、本発明の請求項7に係る局所捕集型
換気装置は、ガスまたは有害物質の発生源を囲むコ字形
の垂直壁を設け、吸気ヘッド先端の平板からなる鉛直面
を、コ字形垂直壁の一部として構成したものである。
【0017】また、本発明の請求項8に係る局所捕集型
換気装置は、ガスまたは有害物質の発生源は、調理台上
に設けられたレンジであり、吸込口は、レンジの後縁ま
たは側縁に一致するように、かつ加熱面からの高さが4
00mm以下となるように配置されているとともに、吸込
風速が、吸込口中心部で3.5m/s 以上となる風速に設
定されてなるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施形態1.以下、図示実施形態
により本発明を説明する。図1乃至図6は本発明の請求
項1,2,8に係る局所捕集型換気装置を示すもので、
図1はその要部である吸気ヘッドとガスまたは有害物質
の発生源であるレンジとの関係を示す斜視図、図2はそ
の調理台への組み込み状態を示す縦断面図、図3はその
全体構成を示す斜視図、図4はその全体構成を図3とは
異なる角度より示す斜視図、図5はその吸気ヘッドを頂
面を取り除いた状態で示す拡大斜視図、図6はその作用
の説明図である。
【0019】この第1実施形態の局所捕集型換気装置
は、本発明を一般家庭で使用されている調理台のレンジ
に組み付けたもので、1はこの換気装置の概ね箱型に構
成された吸気ヘッド、2は吸込口、3aは据え付け時の
利便のため段階的に上下方向へスライド可能となるよう
に構成されたテレスコビックタイプの伸縮管からなる吸
気側ダクト、4は排気用送風機、5は排気チャンバ、3
bは排気側ダクト、6は調理台、7は調理台上に設けら
れたレンジ、8は調理台の下部に設けられた収納庫であ
り、排気用送風機4と排気チャンバ5は収納庫8内に設
置され、これによって調理台奥行寸法が増大するのを抑
えている。
【0020】これを更に詳述すると、吸気ヘッド1は、
その先端面が平板11からなる鉛直面に形成され、平板
11の横幅方向の中央部に矩形の吸込口2が設けられて
いる。
【0021】吸込口2は、図5に示すようにその開口面
が複数の縦桟12を有する枠体13によって複数に分割
されている。また吸気ヘッド1内には、吸込口開口面の
各分割口2a,2b,2c,2dを独立させて吸気側ダ
クト3aへ導く整流板14a,14b,14c,14
d,14eが、各縦桟12や枠体13の左右縦枠部13
a,13bから連続させて設けられている。更に各分割
口2a,2b,2c,2dの後方に各整流板14a,1
4b,14c,14d,14eによって画成される空間
15,16,17,18は、吸込口中央部分に位置する
分割口2b,2cに対応する空間16,17の容積が、
その周りの分割口2a,2dに対応する空間15,18
の容積よりも大きくなるように設定され、これによって
吸込口中心部すなわち分割口2b,2cを通過する風速
が大きく、周辺部すなわち分割口2a,2dを通過する
風速が小さくなるように設定されている。なお、19は
レンジ7上に置かれた鍋で、廃気の発生源である。11
a,11bは吸込口2両側の平板11からなる鉛直面で
あり、廃気発生源のエリア外からの風の流れ込みを抑制
する機能を有している。
【0022】この第1実施形態の局所捕集型換気装置に
おいて、吸込口2は、平面的にみてレンジ7の後縁に一
致するように、かつレンジ7の加熱面からの高さが40
0mm以下となるように配置した。また吸込風速は、吸込
口中心部すなわち分割口2a,2d部分で3.5m/s 以
上となる風速に設定した。その理由は以下のとおりであ
る。
【0023】すなわち、調理により鍋19より発生する
廃気は、レンジ7の熱により上昇を始め、鍋19の上方
約1mで拡散する。また加熱面から高さ500mmに至る
までの廃気の上昇速度は約0.7m/s 以下である。本実
施形態装置では吸込口2を鉛直面内に設置しているた
め、吸込口2へ向かう風は、吸込口中心線上および吸込
口開口と同程度の高さの領域において概ね水平方向の流
れを形成する。吸込口2の設定高さをレンジ7の加熱面
から400mm以下とすることで、吸い込み流れがレンジ
7の加熱面に平行な領域を、鍋19の廃気の上昇速度の
遅い領域(加熱面からの高さが500mm以下で、約0.
7m/s 以下の速度)に重ねることができる。更に吸い込
み流れの速度は吸込口2からの距離の約2乗に反比例し
て減少するが、鍋19の位置においても水平方向の速度
が廃気の上昇速度に比して大きくなるように、吸込口2
の中心部の吸込風速を3.5m/s 以上となる風速に設定
することで、吸い込み流れの水平気流に廃気を受けさせ
て、廃気の進行方向を効果的に上昇方向から横方向に変
えることができる。したがって、鍋19より発生する廃
気は、図6に示すように鍋19の口から出て直ちに進行
方向が吸込口2方向へ変えられる。
【0024】更に、吸い込み流れは、整流板14a,1
4b,14c,14d,14eによって中心部の風速が
速くかつ低圧となるように設定されているため、進行方
向が吸込口2方向へ変えられた廃気を、吸い込み流れの
中心部へ誘引して吸込口2より捕集することができる。
吸い込み流れの中心部に寄り切らなかった廃気も既に上
昇速度が遅くなっているため、周辺の比較的遅い吸い込
み気流により誘引され、吸込口2より捕集される。この
ため、鍋19より発生する廃気を集めるためにレンジ7
上方に従来張り出させて設置していたフードを不要とす
ることができ、レンジ上空間にデッドエリアがなくなっ
て、レンジ上空間を有効に活用することができ、対面型
キッチンであっても視界を遮るものがなくなって違和感
がなく、キッチンレイアウトの自由度を高めることがで
きる。
【0025】また、整流板14a,14b,14c,1
4d,14eによって中心部の風速が速くかつ低圧とな
るように設定することで、廃気の上昇速度より大きい捕
集に有効な水平方向の速度が分布する領域を、整流板を
設けない場合より遠方に延ばすことができて、廃気の捕
集性が向上する。更に吸込口2の中心部周辺の風速を抑
えることで、捕集性を維持しつつ必要とする全体の吸引
風量を抑えることができ、吸気ヘッド1そのものの容積
を小さくすることができる。
【0026】また、吸込口2の両側を、平板11からな
り、かつ吸込口2と同等の面積を有する鉛直面11a,
11bとすることで、後方から回り込んでくる気流を減
らし、捕集に有効な廃気の上昇速度より大きい水平方向
の速度が分布する領域を鍋19の置かれる位置(レンジ
の熱源部)まで広げることができる。
【0027】実施形態2.図7は本発明の請求項1,
2,5,8に係る局所捕集型換気装置の要部である吸気
ヘッドとガスまたは有害物質の発生源であるレンジとの
関係を示す斜視図であり、図中、前述の第1実施形態の
ものと同一機能部には同一符号を付し、説明を省略す
る。
【0028】この第2実施形態の局所捕集型換気装置
は、前述の第1実施形態の持つ機能を全て備えている。
すなわち、吸気ヘッド1Aは、前述の第1実施形態の図
5と同様の構成を有しており、吸込口2の各分割口2
a,2b,2c,2dを通過する風速が、中央部分に位
置する分割口2b,2c部分で大きく(吸込風速3.5
m/s 以上)、周辺の分割口2a,2d部分で小さくなる
ように設定され、かつ吸込口2の設定高さがレンジ7の
加熱面から400mm以下に配置されている。更にこの第
2実施形態では、前記機能に加え、吸気ヘッド1Aの首
部1aを蛇腹などの伸縮可能なフレキシブル管21から
構成して、レンジ7に対する吸込口2の設定高さ位置を
使用者が自由に変えられるようにしたものである。な
お、このフレキシブル管は吸気ヘッド1Aが接続される
吸気側ダクトの一部に設けてもよい。ここでは、フレキ
シブル管21として、螺旋状の鋼線をアルミニウム箔で
覆った柔軟な素材から構成した。
【0029】この第2実施形態の局所捕集型換気装置に
おいては、吸気ヘッド1Aの首部1aを伸縮可能なフレ
キシブル管21から構成して、吸込口2の設定高さ位置
を使用者が自由に変えられるようにしているので、浅い
鍋、深い鍋に合わせて、吸込口2の設定高さを調節する
ことができる。このため、鍋の種類が異なっても、それ
に合わせて吸込口2の設定高さを調節することで、常に
鍋の口の真上において廃気の上昇速度に対し垂直な水平
方向の吸い込み流れを形成させることができ、廃気の進
行方向を効果的に上昇方向から横方向に変えることがで
きて、捕集性を損なうのを防止することができる。
【0030】実施形態3.図8は本発明の請求項1,
2,5,6,8に係る局所捕集型換気装置の要部である
吸気ヘッドを示す斜視図であり、図中、前述の第1実施
形態のものと同一機能部には同一符号を付し、説明を省
略する。
【0031】この第3実施形態の局所捕集型換気装置
も、前述の第1実施形態の持つ機能を全て備えている。
すなわち、吸気ヘッド1Bは、前述の第1実施形態の図
5と基本的に同様の構成を有しており、吸込口2の各分
割口2a,2b,2c,2dを通過する風速が、中央部
分に位置する分割口2b,2c部分で大きく、周辺の分
割口2a,2d部分で小さくなるように設定されてい
る。そして、この第3実施形態の装置を一般家庭で使用
されている調理台のレンジに組み付ける場合は、中央部
分に位置する分割口2b,2cの吸込風速を3.5m/s
以上に、吸込口2の設定高さをレンジの加熱面から40
0mm以下に、設定する。この第3実施形態では、前記機
能に加え、吸気ヘッド1B先端の平板11Aからなる鉛
直面11a,11bを、吸込口2よりも上方に延出さ
せ、これによって吸込口上方にも鉛直面11cが形成さ
れるようにしたものである。
【0032】この第3実施形態の局所捕集型換気装置に
おいては、吸気ヘッド1Bの上方を乗り越えて溢れよう
とする廃気を、鉛直面11a,11bの上方延長部およ
び吸込口上方の鉛直面11cにてせき止めることがで
き、更に平板11A上を吸込口2へ向かう流れにより廃
気の上昇を抑えることができて、捕集性を高めることが
できる。
【0033】ところで、この第3実施形態で重要なこと
は、吸気ヘッド1Bの上方を乗り越えて溢れようとする
廃気をせき止めることであり、そのための手段として鉛
直面11a,11bの上方延長部および吸込口上方の鉛
直面11cを設けたものである。したがって、上方への
延長部まで箱形とする必要はなく、図8に想像線で示す
如く箱部は前述の第1実施形態のものと同様に構成し、
平板11Aのみを上方に延長させる形態としてもよい。
なお、上方への延長部まで箱形とした場合、吸気ヘッド
1B内に設けられる整流板(図示せず)は、箱の頂面ま
で延出し、吸込口後方空間相互が上方では連通していな
いように構成されることは言うまでもない。
【0034】また、この第3実施形態の装置にも前述の
第2実施形態で説明したフレキシブル管の適用が可能で
あることは言うまでもない。
【0035】実施形態4.図9は本発明の請求項1,
2,5,6,7,8に係る局所捕集型換気装置の要部で
ある吸気ヘッドとガスまたは有害物質の発生源であるレ
ンジとの関係を示す斜視図であり、図中、前述の第1実
施形態のものと同一機能部には同一符号を付し、説明を
省略する。
【0036】この第4実施形態の局所捕集型換気装置
も、前述の第1実施形態の持つ機能を全て備えている。
すなわち、吸気ヘッド1は、前述の第1実施形態の図5
と同一の構成を有し、吸込口2の各分割口2a,2b,
2c,2dを通過する風速が、中央部分に位置する分割
口2b,2c部分で大きく(吸込風速3.5m/s 以
上)、周辺の分割口2a,2d部分で小さくなるように
設定され、かつ吸込口2の設定高さがレンジ7の加熱面
から400mm以下に配置されている。更にこの第4実施
形態では、前記機能に加え、ガスまたは有害物質の発生
源であるレンジ7の左右側縁および後縁を囲むコ字形垂
直壁31を設け、吸気ヘッド1の吸込口2を有する平板
11からなる鉛直面11a,11bを、コ字形垂直壁3
1の一部として構成したもので、ここでは鉛直面11
a,11bをレンジ7の後縁側に配置したものである。
【0037】この第4実施形態の局所捕集型換気装置に
おいては、使用者の移動や厨房の壁面に設けられた給気
口からの気流などの外乱の影響をコ字形垂直壁31によ
り防ぐことができる。すなわち、コ字形垂直壁31がな
い場合、使用者の移動や厨房の壁面に設けられた給気口
からの気流などが外乱となり、吸込口2に向かう流れが
乱れて廃気の流れが吸込口2方向から外れ、捕集性が悪
化する。この第4実施形態のようにコ字形垂直壁31か
らなる覆いを設けることで、レンジ7の左右からの流れ
が減り、替わって使用者側(前面側)から背面の吸込口
2へ向かう吸い込み流れが大きくなり、この吸い込み流
れを一定に保つことができる。このため、廃気の吸引効
率が向上し、効率よく捕集することができる。
【0038】なお、ここでは吸気ヘッド1の吸込口2を
有する平板11からなる鉛直面11a,11bを、コ字
形垂直壁31の後縁側に配置したものを例に挙げて説明
した、鉛直面11a,11bの配置はコ字形垂直壁31
の側縁側に配置してもよく、この場合でも同等の作用・
効果を奏する。
【0039】また、この第4実施形態の装置にも前述の
第2実施形態で説明したフレキシブル管や、前述の第3
実施形態で説明した上方延長部を有する平板からなる鉛
直面の適用が可能であることは言うまでもない。
【0040】実施形態5.図10は本発明の請求項1,
2,5,6,7,8に係る局所捕集型換気装置の全体構
成を示す側面図であり、図中、前述の第1実施形態のも
のと同一機能部には同一符号を付し、説明を省略する。
【0041】この第5実施形態の局所捕集型換気装置
は、吸気ヘッド1を吸気側ダクト3aに取り付ける際
に、吸込口2が逆向き、つまり吸込口2が排気チャンバ
5の設置側とは反対側となる向きに取り付けるととも
に、吸込口2とは吸気側ダクト3aを挟んで反対側とな
る位置に、図示しない排気用送風機や排気チャンバ5お
よび排気側ダクト3bを配置した点が前述の各実施形態
のものと異なっている。それ以外の構成は全て第1実施
形態のものと同一であり、前述した第1乃至第4実施形
態のいずれにも適用可能である。
【0042】この第5実施形態の局所捕集型換気装置に
おいては、吸込口2を外向きとしているので、これを例
えば調理台のレンジに組み付ける場合、レンジに加工を
施す必要がなく、種々の調理台への適用が可能となり、
汎用性を持たせることができる。更にレンジの側縁に配
置することで、調理台の奥行寸法が増大せず、施工性も
向上する。
【0043】ところで、前述の各実施形態ではいずれも
吸込口2を縦桟12を有する枠体13によって格子状に
分割し、吸込口中心部の分割口2b,2cを通過する風
速が大きく、周辺部の分割口2a,2dを通過する風速
が小さくなるように、ストレートのプレートからなる整
流板14a,14b,14c,14d,14eによって
各分割口2a,2b,2c,2dの後方空間を画成し
て、吸込口2より吸い込んだ風が基本的に鉛直面内を上
方から下方へ流れるようにしたものを例に挙げて説明し
たが、これに限るものでなく、以下の実施形態6のよう
な構成とすることにより、フラットな吸込口2の前面に
中心軸が水平方向に延びるサイクロンを発生させながら
同時に吸引させることができ、全く新しい概念に基づく
サイクロン吸引方式の局所捕集型換気装置とすることが
できる。
【0044】実施形態6.図11はサイクロン吸引方式
とした本発明の請求項1,2,3,4,5,6,7,8
に係る局所捕集型換気装置の要部である吸気ヘッドを示
す斜視図であり、図中、前述の第1実施形態のものと同
一機能部には同一符号を付し、説明を省略する。
【0045】この第6実施形態の局所捕集型換気装置
は、吸気ヘッド1の吸込口2を円形にして、吸込口2
に、両端開放型の二重ケーシング41の一端を回転自在
に取り付けるとともに、吸込口2となる開口面を、螺旋
状プレートからなる複数の整流板42a,42b,42
c,42d,42e,42f,42g,42h,42
i,42j,42k,42lにより分割し、かつ吸込口
後方の空間をこれら螺旋状の整流板により画成される渦
形室に形成するとともに、中心部分の内側ケーシング4
1aと螺旋状の整流板42g,42h,42i,42
j,42k,42lにより形成される後方空間の容積
が、その周りの後方空間すなわち外側ケーシング41b
と螺旋状の整流板42a,42b,42c,42d,4
2e,42fにより形成される後方空間の容積よりも大
きくなるように設定したものである。
【0046】また、吸気ヘッド1内の二重ケーシング4
1の一側に、出力軸43aにプーリ44を取り付けたモ
ータ43を配置して、プーリ44と二重ケーシング41
との間にベルト45を掛け渡して、二重ケーシング41
を回転駆動できるようにしたものである。なお、二重ケ
ーシング41の駆動機構としては、それ以外にギヤ駆動
方式、ローラ接触駆動方式等、種々採用可能であること
は言うまでもない。
【0047】この第6実施形態の局所捕集型換気装置に
おいて、二重ケーシング41は、吸引初期に停止あるい
は低速回転され、次第に速度を上げていくように回転制
御される。回転方向は、廃気が引き込まれる方向、つま
り引き込まれる廃気を更に回転させる方向であり、ここ
では反時計方向に設定されている。このように二重ケー
シング41の回転を、停止あるいは低速から次第に速度
を上げていくように制御することで、吸込口2の前面に
発生した水平方向に延びるサイクロンを、吸込口2から
剥離させることなく、サイクロンの一端側を吸込口2に
張り付かせた状態とすることができる。本発明者は、こ
れを実験により検証し、実際に換気に有効なサイクロン
が発生することを確認した。
【0048】一般に、サイクロンを利用した例えば集塵
機などは、円筒ドラムなど、ある閉鎖空間内でサイクロ
ンを発生させて吸引する方式をとっており、サイクロン
発生機構と、吸引機構とが別機構から構成される。
【0049】この第6実施形態のサイクロン吸引方式を
用いた局所捕集型換気装置は、フラットな吸込口2の前
面の何の拘束も受けていない開放空間内にサイクロンを
発生させることができる。したがって、例えば捕集すべ
きガスまたは有害物質の発生源の存在する空間内に障害
となる如何様な構造体が存在していても、従来のような
サイクロン発生機構をその空間内に設置する必要がない
ため、設置が容易であり、幅広い用途が期待できる。
【0050】なお、前述の各実施形態ではいずれも本発
明を調理台のレンジの換気装置に用いたものを例に挙げ
て説明したが、それ以外にも例えば工場の熱・有害物質
発生源の局所排気、たばこの煙を捕集する分煙機等にも
本発明を適用できることは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、吸気ヘッドの先端面を、ガスまたは有害物質発生
源のエリア外からの風の流れ込みを抑制する平板からな
る鉛直面に形成するとともに、平板の横幅方向の中央部
に吸込口を形成したので、吸込口向かう風を、吸込口中
心線上および吸込口開口と同程度の高さの領域において
概ね水平方向に流すことができる。このため、ガスまた
は有害物質の進行方向を効果的に上昇方向から横方向に
変えることができる。更に吸気ヘッドの先端の平板から
なる鉛直面によって、ガスまたは有害物質発生源のエリ
ア外からの風の流れ込みを抑制することができる。
【0052】また、請求項2の発明によれば、吸込口を
その面内で複数に分割するとともに、吸気ヘッド内に各
分割口を独立させてダクト側へ導く整流板を設け、かつ
整流板によって画成される吸込口後方空間は、吸込口中
央部分に位置する分割口に対応する空間の容積が、その
周りの分割口に対応する空間の容積よりも大きくなるよ
うに設定したので、吸込口中心部の風速が速くかつ低圧
とすることができるとともに、中心部周辺の風速を抑え
ることができる。このため、捕集に有効な水平方向の速
度が分布する領域を遠方に延ばすことができて、廃気の
捕集性を向上させることができるとともに、全体の吸引
風量を抑えることができて、吸気ヘッドそのものの容積
を小さくすることができる。更にガスまたは有害物質発
生源の上空間に従来張り出させて設置していたフードを
不要とすることができ、ガスまたは有害物質発生源の上
空間にデッドエリアがなくなって、ガスまたは有害物質
発生源の上空間を有効に活用することができる。
【0053】また、請求項3の発明によれば、整流板に
螺旋状プレートを用いて、吸込口後方空間を渦形室に形
成したので、フラットな吸込口の前面の開放空間内に、
中心軸が水平方向に延びるサイクロンを発生させながら
同時に吸引させることができる。
【0054】また、請求項4の発明によれば、螺旋状の
整流板が、両端開放型の二重ケーシング内に設けられ、
かつ二重ケーシングの一端が吸込口に回動自在に設置さ
れて吸引時に駆動機構により回転駆動されるように構成
したので、ガスまたは有害物質を更に回転させる方向に
駆動することができて、吸引効率を高めることができ
る。
【0055】また、請求項5の発明によれば、吸気ヘッ
ドまたはダクトの一部を伸縮可能なフレキシブル管から
構成して、ガスまたは有害物質の発生源に対する吸込口
の設定高さ位置を可変としたので、ガスまたは有害物質
発生源の高さ位置に合わせて、吸込口の設定高さを調節
することができる。このため、ガスまたは有害物質発生
源の高さ位置が異なっても、それに合わせて吸込口の設
定高さを調節することで、ガスまたは有害物質発生源の
真上においてガスまたは有害物質の上昇速度に対し垂直
な水平方向の吸い込み流れを形成させることができ、廃
気の進行方向を効果的に上昇方向から横方向に変えるこ
とができて、捕集性を損なうのを防止することができ
る。
【0056】また、請求項6の発明によれば、吸気ヘッ
ド先端の平板からなる鉛直面を、吸込口よりも上方に延
出させたので、吸気ヘッドの上方を乗り越えて溢れよう
とするガスまたは有害物質を、鉛直面の上方延長部にて
せき止めることができ、更に平板上を吸込口へ向かう流
れによりガスまたは有害物質の上昇を抑えることができ
て、捕集性を高めることができる。
【0057】また、請求項7の発明によれば、ガスまた
は有害物質の発生源を囲むコ字形の垂直壁を設け、吸気
ヘッド先端の平板からなる鉛直面を、コ字形垂直壁の一
部として構成したので、ガスまたは有害物質の発生源の
周辺の気流など、外乱の影響を防ぐことができるととも
に、外乱となる周辺気流に替わって吸込口へ向かう吸い
込み流れを大きくすることができ、この吸い込み流れを
一定に保つことができる。このため、ガスまたは有害物
質の吸引効率が向上し、効率よく捕集することができ
る。
【0058】また、請求項8の発明によれば、ガスまた
は有害物質の発生源は、調理台上に設けられたレンジで
あり、吸込口は、レンジの後縁または側縁に一致するよ
うに、かつ加熱面からの高さが400mm以下となるよう
に配置されているとともに、吸込風速が、吸込口中心部
で3.5m/s 以上となる風速に設定したので、吸い込み
流れがレンジの加熱面に平行な領域を、鍋の廃気の上昇
速度の遅い領域に重ねることができて、吸い込み流れの
水平気流に廃気を受けさせて、廃気の進行方向を効果的
に上昇方向から横方向に変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る局所捕集型換気
装置の吸気ヘッドとレンジとの関係を示す斜視図であ
る。
【図2】 第1実施形態に局所捕集型換気装置の調理台
への組み込み状態を示す縦断面図である。
【図3】 第1実施形態に係る局所捕集型換気装置の全
体構成を示す斜視図である。
【図4】 第1実施形態に係る局所捕集型換気装置の全
体構成を図3とは異なる角度より示す斜視図である。
【図5】 第1実施形態に係る局所捕集型換気装置の吸
気ヘッドを頂面を取り除いた状態で示す拡大斜視図であ
る。
【図6】 第1実施形態に係る局所捕集型換気装置の作
用の説明図である。
【図7】 本発明の第2実施形態に係る局所捕集型換気
装置の吸気ヘッドとレンジとの関係を示す斜視図であ
る。
【図8】 本発明の第3実施形態に係る局所捕集型換気
装置の吸気ヘッドを示す斜視図である。
【図9】 本発明の第4実施形態に係る局所捕集型換気
装置の吸気ヘッドとレンジとの関係を示す斜視図であ
る。
【図10】 本発明の第5実施形態に係る局所捕集型換
気装置の全体構成を示す側面図である。
【図11】 本発明の第6実施形態に係る局所捕集型換
気装置の吸気ヘッドを示す斜視図である。
【図12】 従来の局所捕集型換気装置を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1,1A,1B 吸気ヘッド、2 吸込口、2a,2
b,2c,2d 分割口、3a 吸気側ダクト、3b
排気側ダクト、6 調理台、7 レンジ(ガスまたは有
害物質の発生源)、11,11A 平板、11a,11
b 鉛直面、11c 鉛直面(延出部)、14a,14
b,14c,14d,14e 整流板、15,16,1
7,18 吸込口後方空間、21 フレキシブル管、3
1 コ字形垂直壁、42a,42b,42c,42d,
42e,42f,42g,42h,42i,42j,4
2k,42l 螺旋状の整流板、41 二重ケーシン
グ、43 モータ(駆動機構)、44 プーリ(駆動機
構)、45 ベルト(駆動機構)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスまたは有害物質の発生源の近傍に吸
    気ヘッドを配置し、発生したガスまたは有害物質を該吸
    気ヘッドの吸込口より吸引し、ダクトを介して排気する
    局所捕集型換気装置において、 前記吸気ヘッドの先端面を、前記ガスまたは有害物質発
    生源のエリア外からの風の流れ込みを抑制する平板から
    なる鉛直面に形成するとともに、該平板の横幅方向の中
    央部に前記吸込口を形成してなることを特徴とする局所
    捕集型換気装置。
  2. 【請求項2】 吸込口をその面内で複数に分割するとと
    もに、吸気ヘッド内に前記各分割口を独立させてダクト
    側へ導く整流板を設け、かつ該整流板によって画成され
    る吸込口後方空間は、吸込口中央部分に位置する分割口
    に対応する空間の容積が、その周りの分割口に対応する
    空間の容積よりも大きくなるように設定したことを特徴
    とする請求項1記載の局所捕集型換気装置。
  3. 【請求項3】 整流板に螺旋状プレートを用いて、吸込
    口後方空間を渦形室に形成してなることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の局所捕集型換気装置。
  4. 【請求項4】 螺旋状の整流板は、両端開放型の二重ケ
    ーシング内に設けられているとともに、該二重ケーシン
    グの一端が吸込口に回動自在に設置されて吸引時に駆動
    機構により回転駆動されることを特徴とする請求項3記
    載の局所捕集型換気装置。
  5. 【請求項5】 吸気ヘッドまたはダクトの一部を伸縮可
    能なフレキシブル管から構成して、ガスまたは有害物質
    の発生源に対する吸込口の設定高さ位置を可変としたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の局所捕集型換気装置。
  6. 【請求項6】 吸気ヘッド先端の平板からなる鉛直面
    を、吸込口よりも上方に延出させたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項5のいずれかに記載の局所捕集型換気
    装置。
  7. 【請求項7】 ガスまたは有害物質の発生源を囲むコ字
    形の垂直壁を設け、吸気ヘッド先端の平板からなる鉛直
    面を、該コ字形垂直壁の一部として構成したことを特徴
    とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の局所捕
    集型換気装置。
  8. 【請求項8】 ガスまたは有害物質の発生源は、調理台
    上に設けられたレンジであり、吸込口は、該レンジの後
    縁または側縁に一致するように、かつ加熱面からの高さ
    が400mm以下となるように配置されているとともに、
    吸込風速が、吸込口中心部で3.5m/s 以上となる風速
    に設定されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項
    7のいずれかに記載の局所捕集型換気装置。
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