JPH11293007A - 表面改質した延伸ポリマ―フィルムの製造方法 - Google Patents

表面改質した延伸ポリマ―フィルムの製造方法

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JPH11293007A
JPH11293007A JP11059969A JP5996999A JPH11293007A JP H11293007 A JPH11293007 A JP H11293007A JP 11059969 A JP11059969 A JP 11059969A JP 5996999 A JP5996999 A JP 5996999A JP H11293007 A JPH11293007 A JP H11293007A
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film
corona discharge
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polymer film
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リー ギルレース ボビー
Ronald Scott Caines
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリマーフィルムの特性に悪影響を与えるこ
となく、フィルムの延伸中に生じる表面の痕の発生数・
程度を低減するための経済的なフィルムの製造方法を提
供する。 【解決手段】 ロールを使用して少なくとも長手方向に
延伸したポリマーフィルムの製造方法であって、ポリマ
ー樹脂の溶融押出工程、押出された樹脂を急冷して実質
的に非晶であるシートを形成する工程、最初の延伸工程
に入る前に、大気環境下で弱いエネルギー源と前記シー
トとのエアギャップ間に亘って弱いエネルギーを掛けて
前記シートの少なくとも片面に対して表面処理を行う工
程、弱いエネルギーを掛けている間にエアギャップに含
まれている気体を排出させる工程、及び、前記シートを
延伸してポリマーフィルムを製造する工程から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面改質した延伸
ポリマーフィルムの製造方法に関する。詳しくは、本発
明は、少なくとも一軸方向に延伸されたポリマーフィル
ムの製造において、製造中に表面につく痕を発生数・程
度とも少なくする様に改善した製造方法に関する。本発
明では弱いコロナ放電による表面処理を利用して表面に
おけるスカッフィング(傷痕)の生じる数と程度を軽減
している。
【0002】
【従来の技術】延伸ポリマーフィルムの中でも、ポリエ
チレンテレフタレート(以下「PET」)樹脂は、優れた
温度特性・機械的特性・光学的特性・電気的特性を有す
るため、経済的な非反応性材質が求められる用途に特に
好適に使用される。PETフィルムの物理的特性は、フィ
ルム製造中のポリマー樹脂の延伸工程により向上する。
【0003】PETフィルムは、光学的特性が重要となる
用途に非常に適しているが、一般的に使用されているフ
ィルム延伸手法では、樹脂を延伸するのにロールを使用
しているため、痕(スカッフィング)がフィルム表面に
生じる。表面のスカッフィングが多いと製品の品質が低
価する。特に、光学的特性が重要な用途用のフィルムで
は、表面にスカッフィングが存在すると、品質が低価す
る。
【0004】表面のスカッフィングを低減する方法とし
て、通常、フィルム製造中の延伸ロールのクリーニング
が行われている。しかし、このロールのクリーニングに
よる方法は、2つの点で製品生産量を減少させる。第一
は、ロールのクリーニング中に破棄フィルムが生じるこ
と、第二は、クリーニングのために製造工程が中断さ
れ、これを元に戻すまでの時間に生産量の損失が生じる
ことである。そのため、延伸工程中の表面スカッフィン
グの発生数・程度を低下させる様な処理方法が求められ
ている。
【0005】ポリマーフィルムの表面処理は、既に技術
的に良く知られている。これらの処理方法は、主とし
て、後でフィルムに塗布する物質に対する粘着力を増加
するために行なわれている。フィルム表面の処理方法に
は、(酸による)化学的腐蝕や、火炎処理、コロナ放電
処理、プラズマ処理などがある。
【0006】この中でも、特にコロナ放電によるポリマ
ーフィルム処理方法は、ポリマーフィルムの粘着力を増
加させるための技術として良く知られている(もともと
ポリマーはインクに対し不活性なため)。コロナ放電処
理は、主として、フィルム表面に極性部分を生成するこ
とにより粘着力を増加させ、これにより、フィルムの表
面張力が増加する。米国特許4,239,972(Kolbe)、4,61
5,906(Kolbe)及び4,297,187(Deguchi)各公報に於
て、ポリマーフィルムにコロナ放電を行い、後で塗布す
る物質に対するポリマーフィルムの粘着力を高める方法
を教示している。コロナ放電処理は、また、金属被覆工
程の前にフィルム表面を粗くするための微細腐蝕にも使
用されている。微細腐蝕では、フィルムに対して比較的
激しい条件で長時間の電気放電を行う(文献:Jean-Pau
l Ehrbar, et.al., Using Corona Discharge to Deglaz
e Plastic Films Before Metallizing in Plating and
Surface Finishing, February 1980, 64.)。
【0007】日本特許02570304号公報に於て、磁気テー
プ用途に使用されるPETフィルムの表面改質のためのコ
ロナ放電処理の使用法が開示されている。日本特許0257
0304号公報では、ポリアルキレングリコール(PAG)含
有のPETフィルムの表面を改質するには、低酸素環境の
コロナ放電処理が有効であることが教示されている。PA
Gは、PETフィルムの摩擦係数を低下させるために混合さ
れる物質である。この混合材質フィルムを、酸素1%未満
(好ましくは0.1%未満)の環境で電界密度10〜60(W)(mi
n)/m2に曝すと、表面の傷が減少する。
【0008】更に、日本特許02615671号公報において、
PETフィルムに対するプラズマ処理の使用法を開示して
いる。プラズマ処理には、表面性質に影響を及ぼす電界
も利用する。しかし、コロナ放電処理と異なり、プラズ
マ処理は減圧下で行なう。日本特許02615671号公報に於
て、フィルム延伸中に起こる表面損傷は、0.005〜0.5To
rrでプラズマ処理を行なった場合に軽減されるが、連続
的処理には複雑で高価な低圧装置が必要になることが記
載されている。従って、延伸ポリマーフィルム製造技術
には改善の余地がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポリ
マーフィルムの特性に悪影響を与えることなく、フィル
ムの延伸中に生じる表面の痕の発生数・程度を低減する
ための経済的なフィルムの製造方法を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために鋭意検討した結果、フィルムの長手方
向延伸の前に、フィルム表面に弱いコロナ放電処理を行
うことにより、上記目的が達成出来るとの知見を得た。
【0011】本発明は、上記の知見に基づき完成された
ものであり、その要旨は、ロールを使用して少なくとも
長手方向に延伸したポリマーフィルムの製造方法であっ
て、ポリマー樹脂の溶融押出工程、押出された樹脂を急
冷して実質的に非晶であるシートを形成する工程、最初
の延伸工程に入る前に、大気環境下で弱いエネルギー源
と前記シートとのエアギャップ間に亘って弱いエネルギ
ーを掛けて前記シートの少なくとも片面に対して表面処
理を行う工程、弱いエネルギーを掛けている間にエアギ
ャップに含まれている気体を排出させる工程、及び、前
記シートを延伸してポリマーフィルムを製造する工程か
ら成ることを特徴とするポリマーフィルムの製造方法に
存する。
【0012】本発明の好ましい態様として、弱いコロナ
放電処理は、電力密度が6.0 W/ft2/min未満、好ましく
は0.40 W/ft2/min未満で行われる。
【0013】本発明の製造方法は、設備ダウンタイム発
生が少なくなるため、クリーニング後の再始動に関連す
る生産損失が減少すること等の利点も有する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の製造方法は、ポリマーシ
ート、好ましくはPETシートをフィルム延伸する前に、
低エネルギーで表面処理するものである。好ましい実施
態様に於て、弱いエネルギーはコロナ放電処理によって
供給される。
【0015】本発明の方法は、ポリマー鎖を配向させる
ためにロールを使用して延伸し得る全てのポリマーフィ
ルムに適用することが出来る。このロールは、通常、ポ
リマーフィルムを長手方向(機械進行方向)に延伸する
のに使用される。本工程は、特にPETフィルムの様な延
伸ポリマーフィルムを連続的に製造する場合に最適であ
る。
【0016】PETフィルム製造に使用される連続的二軸
延伸工程は、溶融押出しと急冷、長手方向(機械進行方
向、MD)の延伸、横断方向(TD)の延伸、熱固定の4工
程から成り、それぞれがフィルムの最終的な特性に影響
を与える。これらの4工程の後、延伸されたフィルムは
巻取りロールで巻き取られ、顧客に納品される。PETフ
ィルムの製造・性質・用途については、Michael J. Hop
per and Eberhard Werner, Polyesters, Films in Volu
me 12 Encyclopedia of Polymer Science andEngineeri
ng, 193 (2d ed. 1988)に記載されており、本発明で引
用する。連続延伸工程を使用しての延伸PETフィルム連
続製造については、Scarlettによる米国特許2,823,412
号公報に更に詳しく記載されており、本発明で引用す
る。
【0017】溶融押出しと急冷の工程では、高粘度溶融
PETポリマーがダイから押出され、冷却ドラム上で急冷
される。これにより実質的に非晶のシートが形成され
る。
【0018】非晶PETシートは優れた特性を有しないた
め、商品価値が低い。しかしながら、フィルム製造過程
で樹脂のポリマー鎖を延伸して配向させることにより、
非晶PETシートの特性が大幅に向上し、商品価値が高く
なる。延伸は、シートを高温で引き伸ばすことによって
行なわれる。長手方向の延伸は、フィルム製造中の「前
方引き伸ばし」と呼ばれる工程で行なわれる。この工程
では最低2組の平行なロールが使用され、1組目よりも
2組目の方が回転速度が速い。MD方向の延伸工程は、特
性を付与するために必要な工程であるが、非晶シートが
ロール表面に触れるため、シート表面に損傷が生じる。
MD方向のスカッフィングラインは、この様な表面損傷の
一例であり、最終製品の長手方向に「はけで刷いた様な
傷」として肉眼で見ることが出来る。全て表面損傷の中
でも、MD方向のスカッフィングは大きな部分を占める。
【0019】本発明は、MD方向延伸の前に、PETキャス
ティングシートに低エネルギー処理を施すことにより、
この表面損傷、特にMD方向のスカッフィングラインの発
生数・程度を減少させるものである。低エネルギー処理
に加え、非晶シート上側のヘッドスペースを処理中に排
気して、昇華した物質の再析出を防ぐ。本発明により、
フィルム表面の品質が向上し、ロールのクリーニング必
要回数が減少し、よって生産量が増大することが見出さ
れた。
【0020】既に知られている他の表面処理方法も、最
終製品のフィルムに生じるMD方向のスカッフィングライ
ンを減少させると考えられているが、弱いコロナ放電を
使用したこの発明の方法は、表面処理により適した方法
である。幅広巻取り紙製品のコロナ放電処理技術は1930
年代から知られている。これは、巻取り紙上のインクを
素早く乾かすのに使用されたものである。弱いコロナ放
電を使う方法は、不活性のポリマーフィルムに後で塗布
するコーティングへの粘着力を高めるための技術として
は既に広く知られているが、本発明は、延伸工程のロー
ルの使用によって生じる表面損傷を改善する目的で弱い
コロナ放電を大気環境下で使用する新しい技術である。
【0021】コロナ放電処理では、先ず、処理するフィ
ルム又はシートが電気的にアースされた台(通常、回転
ドラムか裏当てロール)の上を通り、先頭からコロナ放
電処理される。コロナ放電とは、台から一定の間隔(エ
アギャップ)を隔てて1組の電極を置き、ここに高電圧
・高周波交流電流を掛けて生じる電界を意味する。
【0022】このコロナ放電処理は、電極とフィルム表
面の間にある空気がフィルムよりも絶縁破壊電圧が低い
ことを利用している。よって、電極、エアギャップ、フ
ィルム、アースされた台の全体に高周波・高電圧が掛か
ると、エアギャップの空気がイオン化し、導電性ガスと
なる。従来の強度でコロナ放電を行なうと、エアギャッ
プの導電性ガスは継続的に青い光を発する。
【0023】通常のコロナ放電処理システムは、高周波
発生器、高電圧トランス及び電極とアースされた面から
成る処理ステーションアセンブリで構成されている。こ
の種のシステムについては、R. H. Cramm and D. V. Bib
ee, Theory and Practice ofCorona Treatment for Imp
rovement of Adhesion, in 1981 Paper SyntheticsConf
erence, 1 (TAPPI Proceedings) に詳しく記載されてお
り、本発明に於て引用する。この様なシステムは、既に
広く知られており、電極はプレート型、ワイヤ型、櫛
型、ナイフ型、半球型、ばね型など、様々な電極構成が
使用できる。電極の材質も、金属、酸化金属、酸化物セ
ラミック等、種々の材質が使用できる。本発明は、あら
ゆる電極構成・電極材質に適用可能であると考えられ
る。ただし、最適の処理が実現される様、構成と材質の
組合せを最適化する必要がある。
【0024】本発明で使用するコロナ放電システムは、
好ましくはピラー型「裸ロール」タイプで、電極アセン
ブリがフィルムの両面に配置されている。電極アセンブ
リはそれぞれセラミック製丸型電極2つずつから成り、
フィルムの幅に対応する長さを有する。電極の間には排
気システムがあり、処理中、ギャップに連続的に、新鮮
な空気を送り込み、蒸発した気体を排気させる。電極と
裏当てロールとの間のエアギャップは、通常0.006〜0.1
25インチである。
【0025】本発明で使用するコロナ放電処理のエネル
ギー強度(電力密度)は、通常0.04〜6.0 W/ft2/min、
好ましくは0.15〜2.0 W/ft2/minである。更に、最も好
ましい電力密度は0.40 W/ft2/minであり、この場合、ポ
リエステルフィルムに生じるMD方向のスカッフィングラ
インの数・程度とも最も減少した。更に、処理レベルが
0.40 W/ft2/min未満でも同様に好ましい。処理電極が、
均一な散発アーク放電を起こすのに十分な電力密度を有
していれば、本発明の効果が達成できる。これは、効果
を上げるには、エアギャップにコロナ放電の青い光を連
続的に放ち続けるのに十分な強度のエネルギー密度が必
要であるという従来の知見と対極をなす。
【0026】本発明では、延伸ロールを使用したこれま
での処理技術よりも、製造したフィルムにおける表面の
損傷の合計がより少なくなる。本発明のコロナ放電処理
装置を使用した際、機械方向速度の速いロール駆動に必
要とする電力(アンペア数)に大幅な差が生じる。例え
ば、高速の機械方向延伸ロールの最初のロールで、10パ
ーセント以上アンペア数が上昇する。これは、本発明の
コロナ処理条件が従来のそれと異なることにより、本発
明によって生産されたシートと従来技術によるシートと
の間に物理的差異が生じたことを示す。この物理的差異
としては、例えば、最初の高速前方延伸ロールと処理シ
ート表面との間の摩擦係数が上昇することが挙げられ
る。従って、本処理方法によって製造されたフィルム
は、この延伸特性から判断して、これまでと異なる新し
い製品である。
【0027】延伸前に弱いコロナ放電処理を行なうの
は、MD方向スカッフィングラインの生成を防ぐばかりで
なく、表面損傷の原因となる既存の処理条件を削減する
のにも役立つ。激しい進行方向スカッフィングラインが
生じている未処理フィルムと、コロナ放電処理を開始し
てから数時間後に同じ生産ラインで製造されたフィルム
との比較が行なわれ、MD方向スカッフィングラインの発
生が大幅に減少したことが示された。
【0028】本発明は、樹脂延伸にロールを使用する様
な全てのポリマーフィルム製造に適している。更に、PE
Tばかりでなく、ポリエチレンテレフタレート/イソフ
タレート等の共重合ポリエステル製の基材フィルム製造
にも適している。また、エチレングリコールやジエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、ネオペンチル
グリコール、ポリオール等のグリコール類、また、ブタ
ンジオール等のジオール類と、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、セバシン酸、マロン酸、アジピン酸、アゼライン
酸、グルタル酸、スベリン酸、コハク酸など(あるいは
これらの混合物)のジカルボン酸の重縮合によって出来
たポリマーを基材にしたポリエステルも、本発明が適用
できる。更に、本発明は、ポリエチレンナフタレート樹
脂のフィルムにも適用できる。
【0029】上記のポリマーフィルムには、公知の添加
剤(帯電防止剤や、カオリン、二酸化チタン、色素、つ
や消し剤などの充填剤)を添加することが出来る。フィ
ルムの摩擦特性を向上させるために、PET樹脂にシリカ
や炭酸カルシウム等の無反応性の微粒子充填剤を添加し
てもよい。この様な充填剤の添加により、最終製品のフ
ィルムに生じるMD方向のスカッフィングラインが消去さ
れたり、マスキングされたりする。しかしながら、場合
によっては、充填剤粒子の添加が好ましくないこともあ
る。従って、本発明に於て、全ての延伸フィルムに充填
剤の添加が可能であるが、充填剤を含有しないフィルム
がより好ましい。
【0030】また、本発明に於て、ポリマーフィルム
が、ポリエステル−ポリオレフィン等のポリマー/ポリ
マー積層体、ポリエステル−アルミニウム等のポリマー
/金属積層体、又はポリマー紙積層体などの、ポリマー
積層体であってもよい。
【0031】オリゴマー(重合度2〜4のポリマー)
は、溶融押出し中にキャスティングシートの表面に自然
に広がって現われる。オリゴマーは、PET重縮合反応の
副生成物である。PET樹脂にはオリゴマーばかりでな
く、処理添加剤も含まれており、これも表面に析出す
る。また、PET樹脂中の成分のうち溶融押出し中に昇華
した成分も、非晶シートの表面に凝縮する。これらのオ
リゴマーや添加剤および昇華成分が一緒になって非晶シ
ートの表面に脆い汚染層を形成する。この汚染層は簡単
に剥がれて処理ロールに付着し、シート表面に接触する
ことになる。
【0032】MD方向スカッフィングライン形成の経緯
は、キャスティングシート表面にあるオリゴマー等の不
純物が前方の延伸ロール表面に付着し、これが蓄積し
て、最終製品のフィルム表面に目に見える様な痕をもた
らすと考えられている。前方延伸によって生じる表面損
傷の発生数・程度は、スカッフィングラインを減らすた
めに何らかの措置を講じなければ、実際に回を重ねるご
とに悪化する。
【0033】従来のコロナ放電によるフィルム処理に於
て、フィルム処理表面に与えるエアギャップのエネルギ
ーは、炭素−炭素結合を切断するのに必要なエネルギー
の数倍にもなる。強いコロナ放電のエネルギーがポリマ
ー鎖を切断し、これによってフリーラジカルが生じ、こ
れが酸化されてカルボキシル基やヒドロキシル基などの
極性反応基を形成する。これらの極性基が処理フィルム
材の湿潤張力を増加させ、これにより後で塗布するコー
ティングとの粘着力が増加する。
【0034】従来技術のコロナ放電処理では、電界にあ
る電子がフィルム表面のポリマーの鎖の分子結合を壊
し、フィルム材表面の極性反応基の数を適当にし、粘着
力を増加させる。このため、ポリマー鎖の分子結合をあ
る程度の量、切断することが必要である。
【0035】従来の技術と比較すれば、本発明のコロナ
放電処理強度は小さく、上記の様な粘着力を増加させる
ことを目的とする表面加工には効果がない。しかしなが
ら、従来の電力密度で処理する方法と比較して、はるか
に少ない電力でコロナ放電処理をフィルム延伸前に行う
方が、全く別の優れた効果が得られることが本発明で明
らかにされた。本発明のコロナ放電処理では、表面のポ
リマー鎖の分子結合を壊すのではなく、オリゴマー等の
不純物をフィルム表面から実際に取り除く効果がある。
延伸ギャップのフィルム表面は、実質的に不純物がな
い。この結果、本処理方法を利用した場合に必要とする
前方延伸ロールのクリーニングの回数が、従来の方法に
於けるそれと比較して大幅に減少する。
【0036】本発明の方法は、様々な条件でのコロナ放
電環境や処理工程仕様に適用できるが、如何なる場合で
も、MD方向延伸前のシートに適用される表面処理が、ポ
リマー鎖の分子結合を切断する度合を出来るだけ少なく
し、オリゴマーや不純物をフィルム表面から取り除く様
な条件で行われるのが好ましい。更に、フィルム表面か
ら昇華した成分は、エアギャップから除去して、この成
分がフィルム表面に再析出しない様にすることが好まし
い。
【0037】更に、表面スカッフィングを減らすための
本発明の方法が、PETフィルムの他の物理的特性に悪影
響を与えることがない様にすることが好ましい。本発明
で使用する弱いエネルギーは、火炎処理などであっても
よい。
【0038】
【実施例】本発明を以下の実施例を用いて更に詳しく説
明するが、本発明は以下の実施例に限定されない。フィ
ルムの検査および評価は以下の方法で行った。
【0039】MD方向スカッフィングライン評価:スカッ
フィングは、様々な状況下でのフィルム表面を客観的に
観察することにより評価した。評価手順および評価は以
下の通りである。
【0040】(a) 評価手順
【0041】(i)一定角度でのフィルム検査:フィル
ム製造ラインに於て、フィルム延伸プロセスの最後の工
程完了後、巻取りロールに巻き取られる際に検査した。
巻取りロールの巻き取り機を動かす駆動ロールの角度で
フィルムが横切る際に、フィルム表面を検査した。この
検査は、通常の照明から約5フィート下で、床に直立し
て目視により行なう。MD方向スカッフィング評価は、下
記の(b)項の定義に基づいて判定した。
【0042】(ii)巻取りロール上でのフィルム検査:
フィルムが巻取りロール上に巻き取られている際に、一
番外側の層のフィルムの外側表面を観察して検査した。
通常の照明から2〜3フィート下で、フィルム表面を通
常の角度から目視により検査した。MD方向スカッフィン
グ評価は、下記の(b)項の定義に基づいて判定した。
【0043】(b) 評価スケール:以下の4段階およ
び中間評価により評価した。
【0044】評価1: 一定角度でのフィルム検査およ
び巻き取りロール上でのフィルム検査とも、MD方向スカ
ッフィングラインが全く見られない。
【0045】評価2: 一定角度でのフィルム検査ではM
D方向スカッフィングラインが見られるが、巻き取りロ
ール上でのフィルム検査ではスカッフィングラインは見
られない。
【0046】評価3: 一定角度でのフィルム検査およ
び巻き取りロール上でのフィルム検査とも、MD方向スカ
ッフィングラインが見られる。
【0047】評価4: 一級のフィルム製品としては供
し得ない品質である。
【0048】中間評価点: 普通の評価点よりもMD方向
スカッフィングが発生数・程度とも多いサンプルには、
更に、 + 記号が付けられる。逆に、通常の評価点より
もMD方向スカッフィングが発生数・程度とも少ないサン
プルには、更に − 記号が付けられる。
【0049】実施例1〜10、比較例1〜2 通常の方法により、ダイから添加物を有しないPETウェ
ブを押出し、回転ドラムの冷えた研磨表面上で押出しシ
ートを急冷した。PETのガラス遷移温度以下に急冷し、
非晶シートを得た。MD方向延伸を行う前に、大気条件下
で、ピラー型コロナ放電処理装置を使用し、このキャス
ティングシートの両面にコロナ放電処理を行なった。各
実施例について、非晶シートに対し様々なコロナ放電電
力密度を使用してコロナ放電処理を行った。比較例に於
てはコロナ放電処理を行わなかった。コロナ放電処理条
件とMD方向スカッフィングライン評価結果を表1に纏め
て示す。
【0050】
【表1】
【0051】表1に示す様に、弱いコロナ放電処理を使
用することにより、MD方向スカッフィングの発生数や頻
度が減少した。非晶シートにコロナ放電処理を行なった
際の効果の差は、実施例1と比較例1を比較することに
よって明らかである。コロナ放電処理を行なうことによ
って、必要なクリーニング回数が大幅に減少した。更
に、比較例2からわかる様に、ロールのクリーニングも
コロナ放電処理も行なわずに延伸を続けると、MD方向ス
カッフィングラインが顕著になった。
【0052】コロナ放電処理によるMD方向スカッフィン
グ発生防止に対する効果は、電力密度が低いほど高ま
る。実施例2〜7及び実施例8〜10を比較すると、電
力密度がおよそ2.0を超えた場合は、それより弱い強度
の場合に比べて表面品質がやや劣った。
【0053】以上説明した様に、本発明の方法により、
延伸ポリマーフィルムの製造においてMD方向スカッフィ
ングラインの発生数・程度を低下させることが出来る。
MD方向スカッフィングラインの減少により、製造ライン
の必要なクリーニング回数も大幅に減少し、それにより
設備のダウンタイムが短縮され、これに伴う生産量損失
を減少できる。更に、通常よりオリゴマー成分や不純物
を多く含むPET樹脂でも、より低コストで製造加工する
ことが出来る。
【0054】
【発明の効果】本発明のポリマーフィルムの製造方法
は、ポリマーフィルムの特性に悪影響を与えることな
く、フィルムの延伸中に生じる表面の痕の発生数・程度
を低減でき、その工業的価値は高い。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロールを使用して少なくとも長手方向に
    延伸したポリマーフィルムの製造方法であって、ポリマ
    ー樹脂の溶融押出工程、押出された樹脂を急冷して実質
    的に非晶であるシートを形成する工程、最初の延伸工程
    に入る前に、大気環境下で弱いエネルギー源と前記シー
    トとのエアギャップ間に亘って弱いエネルギーを掛けて
    前記シートの少なくとも片面に対して表面処理を行う工
    程、弱いエネルギーを掛けている間にエアギャップに含
    まれている気体を排出させる工程、及び、前記シートを
    延伸してポリマーフィルムを製造する工程から成ること
    を特徴とするポリマーフィルムの製造方法。
  2. 【請求項2】 ポリマー樹脂がポリエチレンテレフタ
    レートである請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記弱いエネルギーがコロナ放電処理に
    よって供給される請求項1又は2に記載のポリマーフィ
    ルムの製造方法。
  4. 【請求項4】 上記気体が空気である請求項1〜3の何
    れかに記載のポリマーフィルムの製造方法。
  5. 【請求項5】 上記コロナ放電処理を電力密度0.0
    4〜6.0W/ft2/minで行なう請求項3又は4
    に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記コロナ放電処理を電力密度0.15
    〜2.0W/ft2/minで行なう請求項3又は4に
    記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記コロナ放電処理を電力密度0.40
    W/ft2/minで行なう請求項3又は4に記載の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 上記シートの両面に対して弱いエネルギ
    ーを掛けて表面処理を行う請求項1〜7の何れかに記載
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記弱いエネルギーが火炎処理によっ
    て供給される請求項1又は2に記載の製造方法。
  10. 【請求項10】 表面処理を行う工程でシートの表面
    に存在するに至った不純物を気化させる工程、及び、上
    記の不純物が気化した気体を除去する工程を含む請求項
    1〜9の何れかに記載の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1の方法で製造されるポリマー
    フィルム。
  12. 【請求項12】 ポリマーシートのクリーニング方法で
    あって、最初の延伸工程に入る前に、弱いコロナ放電を
    掛けて前記シートの少なくとも片面に対して表面処理を
    行う工程、表面処理を行う工程でシートの表面に存在す
    るに至った不純物を気化させる工程、及び、上記の不純
    物が気化した気体を除去する工程から成ることを特徴と
    するクリーニング方法。
  13. 【請求項13】 少なくとも片面が表面処理され、且
    つ、その表面にオリゴマーが実質的に存在しないポリマ
    ーシート。
  14. 【請求項14】 上記の表面処理された表面の摩擦係数
    が未処理の表面の摩擦係数よりもより大きい請求項13
    に記載のポリマーシート。
JP11059969A 1998-03-10 1999-03-08 表面改質した延伸ポリマ―フィルムの製造方法 Withdrawn JPH11293007A (ja)

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