JPH1129167A - 液体定量計量キャップ - Google Patents

液体定量計量キャップ

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JPH1129167A
JPH1129167A JP9201027A JP20102797A JPH1129167A JP H1129167 A JPH1129167 A JP H1129167A JP 9201027 A JP9201027 A JP 9201027A JP 20102797 A JP20102797 A JP 20102797A JP H1129167 A JPH1129167 A JP H1129167A
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JP
Japan
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piston
liquid
measuring chamber
bottle
measuring
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JP9201027A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Honda
哲也 本田
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体内容物の計量注出が確実に行うことがで
き、かつそのための操作が簡単で、さらに構成部品数が
少なく、かつ製造が容易である計量液体注出機構を有す
るキャップを提供する。 【構成】 液体流入口部と液体流出開口部を有しボトル
のノズルに固定は移設される計量室筒と、ピストン軸に
連接して2枚のピストン板を有し、前記計量室筒と前記
2枚のピストン板とで囲まれた領域に計量室を構成し、
計量室に対して液体流入口が開きかつ液体流出開口部が
閉じる位置と液体流入口が閉じかつ液体流出開口部が開
く位置との間に摺動可能なピストン部と、ピストンを液
体流出開口部が開く位置に係止するピストン係止部と、
前記ピストン部液体流出開口部が閉じる位置に押し下げ
るノックピンとで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体洗剤、液体入浴剤
などの液状内容物をボトルから一定量だけ注出する場合
に使用する液体定量計量キャップに係り、特に簡易な操
作で定量注出作業を行うことができるものに関する。
【0002】
【従来技術】食器や衣類を洗浄したり洗濯したりする場
合には、洗浄水に対して最適量の洗剤を使用する必要が
あるところから、液体洗剤を入れているボトルから一定
量だけ取り出す必要がある。このため従来はボトルに計
量カップや計量スプーンを付属させておいて、ボトルか
らまず中身の液体洗剤を計量カップや計量スプーンに注
入して計量し、しかる後にその計量カップや計量スプー
ンから液体洗剤を洗浄水に注入するようになっていた
が、計量カップ夜景量スプーンによる計量は手間が煩雑
であり、また計量カップや計量スプーンがかさ張るため
にボトルに付属させるのが不便であるところから、さら
に計量機構をボトルに組み込んだ計量液体注出容器が開
発されている(実開平4−10052号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこの従来の計
量液体注出容器は長尺のパイプが必要であり、またばね
を組み込んだバルブ機構が必要であるなど、構成部品数
が多く、かつ製造工程が多いものであった。このような
ことから液体内容物の計量注出を確実に行うことがで
き、かつそのための操作が簡単であり、さらに構成部品
数が少なく、かつ製造が容易である計量液体注出機構の
開発が望まれている。この発明は上記のごとき事情に鑑
みてなされたものであって、液体内容物の計量注出を確
実に行うことができ、かつそのための操作が簡単であ
り、さらに構成部品数が少なく、かつ製造が容易である
計量液体注出機構を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この目的に対応して、
本発明の液体定量計量キャップは、中心軸方向のボトル
内方寄りに液体流入口部を有し、ボトル外方寄りに液体
流出開口部を有していて前記ボトルのノズルに固定配設
されている計量室筒と、中心軸方向にピストン軸に連接
して2枚のピストン板を有し、前記計量室筒と前記2枚
のピストン板とで囲まれた領域に計量室を構成し、前記
計量室に対して前記液体流入口部が開きかつ前記液体流
出開口部が閉じる位置と前記計量室に対して前記液体流
入口部が閉じかつ前記液体流出開口部が開く位置との間
に摺動可能なピストン部と、ピストン部が前記液体流出
開口部が開く位置に係止するピストン係止部を有し、前
記ピストン部に当接して前記ピストン部を前記液体流出
開口部が閉じる位置に押し下げるノックピンとを有する
ことを特徴としている。
【0005】また、本発明の液体定量計量キャップは、
前記計量室筒の底部にピストン軸と摺動可能に嵌合する
ピストン支持部を有することを特徴としている。
【0006】更に、本発明の液体定量計量キャップは、
前記計量室筒の中心軸方向の端部に前記液体流出開口部
と前記液体流出開口部に連通する注出口を有する注出具
を有し、前記注出具と一体または別体に形成され、か
つ、前記注出口を覆う状態で前記注出具に嵌合可能な天
蓋を有し、前記ノックピンは前記天蓋から突出している
ことを特徴としている。
【0007】また、本発明の液体定量計量キャップにお
いて、前記ピストン係止部は、前記2枚のピストン板の
上部ピストン板または下部ピストン板またはピストン軸
のうち少なくともいずれか一方の摺動部に形成されてい
ることを特徴としている。
【0008】また、本発明の液体定量計量キャップにお
いて、前記上部ピストン板と下部ピストン板は各々別体
で形成され、かつ互いに嵌合し合い、前記ピストン部を
形成することを特徴としている。
【0009】その他、本発明の液体定量計量キャップで
は、前記注出具の前記液体流出開口部は、前記ピストン
部が摺動する計量室筒の壁面において前記中心軸方向上
端部の周方向の一部分が他の部分より低く構成されて形
成されたものであることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の詳細を一実施例
の形態を示す図面1について説明する。図1において、
1は液体定量計量キャップである。液体定量計量キャッ
プ1は本体キャップ2とピストン部8を有する。本体キ
ャップ2は中心部に計量室筒3を有する。
【0011】本体キャップ2は可撓性のボトル5のノズ
ル6の周辺に位置するように配設されている。計量室筒
3の中心軸方向のボトル5内側寄りの摺動用内筒14の
端部には液体流入口9が切り欠き形成され、また計量室
筒3の上端部には注出具24が嵌合され、ボトル5外側
寄りの上端部には液体流出開口部10が形成されてい
る。液体流出開口部10は、ピストン部8が摺動する注
出具24の内筒12の壁面の中心軸方向の上端部の周方
向の一部分44が他の部分45より低く構成されてい
る。また、前記注出具24のピストン部8が摺動する内
筒12にはピストン係止部31が形成されている。この
ピストン係止部31はピストン部8を液体流出開口部1
0が開く位置で係止し、ボトル5外方への抜け出しを防
止するものである。計量室筒3内の上記摺動用内筒14
の底部23から中心軸方向のボトル5外側に向けて延出
するピストン支持部11が設けられている。本体キャッ
プ2の下部内面にはボトル5のノズル6の外面に形成さ
れているねじ15と螺合するためのねじ16が形成さ
れ、本件キャップ2はボトル5のノズル6に固定されて
いる。
【0012】ピストン部8はピストン軸17に2枚のピ
ストン板すなわち上部ピストン板21と下部ピストン板
22とを中心軸方向に間隔を置いて連接したもので、ピ
ストン軸17は下端が開放された中空筒18となってお
り、ピストン支持部11は下方から挿入され、摺動可能
に係合している。
【0013】上部ピストン板21は注出具24内の内筒
12に摺動可能に係合し、下部ピストン板22は計量室
筒3本体内のボトル内側寄りの摺動用内筒14に摺動可
能に係合する。通常は上部ピストン板21、下部ピスト
ン板22ともに摺動しないが、ボトルスクイズ圧によっ
て摺動が可能となる。上部ピストン板21の内面と下部
ピストン板22の内面とピストン軸17の外表面と及び
計量室筒3の内面とで区画される空間が一定容積の計量
室7を構成する。
【0014】前記注出具24は下端開放の環状の隙間3
3を形成する内側筒27と外側筒26とを有しかつ上端
に注出口28を有する。内側筒27と外側筒26の間に
形成される隙間33に計量室筒3の壁面が嵌合固定し、
注出具24は計量室筒3と一体的に連結される。注出具
24と計量室筒3が連結している状態において液体流出
開口部10と注出口28は連通している。天蓋25はヒ
ンジ29を介して開閉可能に注出具24と連結されてお
り、注出口28を覆う状態で計量室筒3に嵌合可能であ
る。天蓋25の内部天面39からノックピン32が垂設
されている。
【0015】このように形成された液体定量計量キャッ
プ1におけるボトル5からの液体内容物の注出操作は次
の通りである。図1に示すように天蓋25が注出口28
を覆う状態で計量室筒3に嵌合している時、ピストン部
8はノックピン32に押し下げられて液体流出開口部を
閉じる位置にあり、この時計量室7は液体流入口9を通
してボトル5の内部と連通しており、かつ計量室7と液
体流出開口部10との連通は上部ピストン板21によっ
て遮断されている。
【0016】次に図2aに示すように、天蓋25を引き
起こし計量室筒3との嵌合を解除すると、ノックピン3
2による上部ピストン板21の押し下げも解除される。
これによりピストン部8は上昇可能になっている。図2
bに示すようにこの状態でボトル5をさかさまに傾けて
倒立させる。ボトル5内の液体内容物が液体流入口9を
通って計量室7を充満する。計量室7の容積は一定なの
で、ここに一定量の液体内容物が計量されたことにな
る。
【0017】次にさらに可撓性のボトル5を手で押圧す
る。図2cに示すように、この押圧によりボトル5の内
圧は上昇し、この内圧に押されてピストン部8は上昇
(図2cに示す倒立状態では下降)し、液体流入口9は
下部ピストン板22によって閉じられ、液体流出開口部
10はまだ開いていないので、計量室7内に計量された
液体内容物はピストン部8と共に上昇する。
【0018】図2dに示すように、次にさらにピストン
部8が上昇すると、上部ピストン板21が内筒12の壁
面を摺動し、前記壁面の中心軸方向上端部の周方向の一
部分44よりも高く形成される他の部分45に当接し、
液体流出開口部10から上部ピストン板21と上端部の
周方向の一部分44との間に形成される注出具24の内
部空間へ計量室7内に計量された液体内容物が流入し、
さらに注出具24の注出口28から流出するので、内容
液の注出部分が限定されて、安定した注出方向を保つこ
とができる。こうすることによって計量された液体内容
物の注出は完了する。
【0019】液体内容物の注出時、内圧に押されたピス
トン部8は上昇し、液体流出開口部10に達した後、さ
らに上昇し、注出具24の内筒 に形成されたピストン
係止部31に上部ピストン板21の上面が当接して、ピ
ストン部8の上昇は止まる。上部ピストン板21の上面
がピストン係止部31に当接している状態では、上部ピ
ストン板21の下面と液体流出開口部10との間の隙間
は注出口28に連通しており、注出は留まることなく行
われる。
【0020】図2eに示すように計量された液体内容物
の注出が完了した後に、ボトル5を正立に戻し、図2f
に示すように天蓋25を計量室筒3に被せることによ
り、天蓋25から垂設されたノックピン32が上部ピス
トン板21の上面に当接し、図2gに示すようにピスト
ン部8を液体流入口部9が開きかつ前記液体流出開口部
10が閉じる位置まで押し下げ、もとの状態に戻る。
【0021】図3に示すものはこの発明の他の実施例に
関わる液体定量キャップ1であって、これは計量室筒3
の摺動用内筒14の内周部に設けたピストン係止部34
に下部ピストン板22が当接するもの、また図4はピス
トン支持部11の外周部とピストン軸17内周部に互い
に係止し合うピストン係止部35、36を設け、ピスト
ン部8の上昇を液体流入口部9が閉じかつ液体流出開口
部10が開く位置で止めるもので、ピストン部8の係止
に関する他の実施例である。
【0022】図3bは、図3aが示す液体流入口部9が
開きかつ液体流出開口部10が閉じる位置にあるピスト
ン部8が上昇し、下部ピストン板22は本体キャップ2
の内筒14内周を摺動して上昇するが、計量室筒3の摺
動用内筒14内周の上方に設けられたピストン係止部3
4に当接し、ピストン部8の上昇は液体流入口部9が閉
じ、かつ、液体流出開口部10が開く位置で係止する。
したがってピストン部8のボトル5外方への抜け出しが
防止される。
【0023】図4bは、図4aが示す液体流入口部9が
開きかつ液体流出開口部10が閉じる位置にあるピスト
ン部8が上昇し、ピストン軸17はピストン支持部11
外周を摺動して上昇するが、中空筒18内周の下端面3
7に設けられたボトル5内方へ向かう突起部36と、ピ
ストン支持部11外周の上端面38に設けられたボトル
5外方へ向かうピストン係止部35とが互いに係り合
い、ピストン部8は液体流入口部9が閉じ、かつ、液体
流出開口部10が開く位置で係止する。したがってピス
トン部8のボトル5外方への抜け出しが防止される。
【0024】なお、他の構成については本発明の第一実
施例と同一であり説明は省略する。
【0025】また、このピストン係止部は、各々の実施
例の単独構成でも、また、これらの組み合わせでも可能
であることは言うまでもない。
【0026】さらに他の実施例を図5に基づき説明す
る。図5に示すように、ピストン部8aが上部ピストン
部40と下部ピストン部41の2部材から構成されるも
ので、上部ピストン部40は上部ピストン板21aと上
部ピストン板21aの下面より垂設する中空筒4とから
構成される。中空筒4は下端面が開放されており、内周
に突起部42が設けられる。下部ピストン部41は下部
ピストン板22aと下部ピストン板22aの上面から垂
設する中空筒18aとから構成される。中空筒18aは
下端面が開放されており、大径部19と大径部19の上
面から垂設する小径部20とから構成される。小径部2
0外周には突起部43が設けられる。小径部20は中空
筒4の下端面から挿入され、中空筒4内周の突起部42
と小径部20外周の突起部43が互いに係り合い嵌合す
ることによって、上部ピストン部40と下部ピストン部
41は連結し一体となる。
【0027】上記のようにピストン部を2部材から構成
する利点としては、前記ピストン部と同じ形、大きさ、
材料で1部材で構成されるものと比べて、射出成型時の
成形精度が更に良好となることであり、細かい微調整が
可能となる点が挙げられる。
【0028】なお、上部ピストン板21aと下部ピスト
ン板22aの嵌合は、ねじによる嵌合も可能であること
は言うまでもない。
【0029】これら他の実施例における液体定量計量キ
ャップにおけるボトルからの液体内容物の注出操作は、
本願発明の第一実施例と同一であり、その説明は省略す
る。
【0030】
【発明の効果】この発明の液体定量計量キャップでは注
出しようとする液体内容物を一定容積を持つ計量室に一
旦流し込んで計量した後、液体内容物を注出するので液
体内容物の正確な一定量の注出が可能である。またこの
液体定量計量キャップでは構成品数が少なく、例えば液
体定量計量キャップでは注出具、本体キャップ、上部ピ
ストン部、下部ピストン部の4部材、液体定量計量キャ
ップでは注出具、本体キャップ、ピストン部材の3部材
だけで構成されるので、構造が簡単になりかつ製造工数
が少なくなり、製造が容易になる。こうしてこの発明で
は、液体内容物の計量注出を確実に行うことができ、か
つそのための操作が簡単であり、さらに構成部品数が少
なく、かつ製造が容易である液体定量計量キャップを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図1 液体定量計量キャップの縦断面図 図2 他の液体定量計量キャップの縦断面図 図3 他の液体定量計量キャップの縦断面図 図4 他の液体定量計量キャップの縦断面図 図5 操作を示す説明図 1 液体定量キャップ 2 本体キャップ 3 計量室筒 4 中空筒 5 ボトル 6 ノズル 7 計量室 8 ピストン部 9 液体流入口 10 液体流出開口部 11 ピストン支持部 12 内筒 13 螺合筒 14 摺動用内筒 15 ねじ 16 ねじ 17 ピストン軸 18、18a 中空筒 19 大径部 20 小径部 21、21a 上部ピストン板 22、22a 下部ピストン板 23 底部 24 注出具 25 天蓋 26 外側筒 27 内側筒 28 注出口 29 ヒンジ 30 上端縁 31 ピストン係止部 32 ノックピン 33 隙間 34 ピストン係止部 35 突起部 36 ピストン係止部 37 下端面 38 上端面 39 底面 40 上部ピストン部 41 下部ピストン部 42 突起部 43 突起部 44 周方向の一部分 45 周方向の他の部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】次にさらに可撓性のボトル5を手で押圧す
る。図3aに示すように、この押圧によりボトル5の内
圧は上昇し、この内圧に押されてピストン部8は上昇
図3aに示す倒立状態では下降)し、液体流入口9は
下部ピストン板22によって閉じられ、液体流出開口部
10はまだ開いていないので、計量室7内に計量された
液体内容物はピストン部8と共に上昇する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】図3bに示すように、次にさらにピストン
部8が上昇すると、上部ピストン板21が内筒12の壁
面を摺動し、前記壁面の中心軸方向上端部の周方向の一
部分44よりも高く形成される他の部分45に当接し、
液体流出開口部10から上部ピストン板21と上端部の
周方向の一部分44との間に形成される注出具24の内
部空間へ計量室7内に計量された液体内容物が流入し、
さらに注出具24の注出口28から流出するので、内容
液の注出部分が限定されて、安定した注出方向を保つこ
とができる。こうすることによって計量された液体内容
物の注出は完了する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】図4aに示すように計量された液体内容物
の注出が完了した後に、ボトル5を正立に戻し、図4b
に示すように天蓋25を計量室筒3に被せることによ
り、天蓋25から垂設されたノックピン32が上部ピス
トン板21の上面に当接し、図4cに示すようにピスト
ン部8を液体流入口部9が開きかつ前記液体流出開口部
10が閉じる位置まで押し下げ、もとの状態に戻る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】図5に示すものはこの発明の他の実施例に
関わる液体定量キャップ1であって、これは計量室筒3
の摺動用内筒14の内周部に設けたピストン係止部34
に下部ピストン板22か当接するもの、また図6はピス
トン支持部11の外周部とピストン軸17内周部に互い
に係止し合うピストン係止部35、36を設け、ピスト
ン部8の上昇を液体流入口部9が閉じかつ液体流出開口
部10が開く位置で止めるもので、ピストン部8の係止
に関する他の実施例である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図5bは、図5aが示す液体流入口部9が
開きかつ液体流出開口部10が閉じる位置にあるピスト
ン部8が上昇し、下部ピストン板22は本体キャップ2
の内筒14内周を摺動して上昇するが、計量室筒3の摺
動用内筒14内周の上方に設けられたピストン係止部3
4に当接し、ピストン部8の上昇は液体流入口部9が閉
じ、かつ、液体流出開口部10が開く位置で係止する。
したがってピストン部8のボトル5外方への抜け出しが
防止される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】図6bは、図6aが示す液体流入口部9が
開きかつ液体流出開口部10が閉じる位置にあるピスト
ン部8が上昇し、ピストン軸17はピストン支持部11
外周を摺動して上昇するが、中空筒18内周の下端面3
7に設けられたボトル5内方へ向かう突起部36と、ピ
ストン支持部11外周の上端面38に設けられたボトル
5外方へ向かうピストン係止部35とが互いに係り合
い、ピストン部8は液体流入口部9が閉じ、かつ、液体
流出開口部10が開く位置で係止する。したがってピス
トン部8のボトル5外方への抜け出しが防止される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】さらに他の実施例を図7に基づき説明す
る。図7に示すように、ピストン部8aが上部ピストン
部40と下部ピストン部41の2部材から構成されるも
ので、上部ピストン部40は上部ピストン板21aと上
部ピストン板21aの下面より垂設する中空筒4とから
構成される。中空筒4は下端面か開放されており、内周
に突起部42が設けられる。下部ピストン部41は下部
ピストン板22aと下部ピストン板22aの上面から垂
設する中空筒18aとから構成される。中空筒18aは
下端面が開放されており、大径部19と大径部19の上
面から垂設する小径部20とから構成される。小径部2
0外周には突起部43が設けられる。小径部20は中空
筒4の下端面から挿入され、中空筒4内周の突起部42
と小径部20外周の突起部43が互いに係り合い嵌合す
ることによって、上部ピストン部40と下部ピストン部
41は連結し一体となる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 液体定量計量キャップの縦断面図
【図2】 操作を示す説明図
【図3】 操作を示す説明図
【図4】 操作を示す説明図
【図5】 他の液体定量計量キャップの縦断面図
【図6】 さらに他の液体定量計量キャップの縦断面図
【図7】 さらに他の液体定量計量キャップの縦断面図
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図7】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心軸方向のボトル内方寄りに液体流入口
    部を有し、ボトル外方寄りに液体流出開口部を有してい
    て前記ボトルのノズルに固定配設されている計量室筒
    と、中心軸方向にピストン軸に連接して2枚のピストン
    板を有し、前記計量室筒と前記2枚のピストン板とで囲
    まれた領域に計量室を構成し、前記計量室に対して前記
    液体流入口部が開きかつ前記液体流出開口部が閉じる位
    置と前記計量室に対して前記液体流入口部が閉じかつ前
    記液体流出開口部が開く位置との間に摺動可能なピスト
    ン部と、ピストン部が前記液体流出開口部が開く位置に
    係止するピストン係止部を有し、前記ピストン部に当接
    して前記ピストン部を前記液体流出開口部が閉じる位置
    に押し下げるノックピンとを有することを特徴とする液
    体定量計量キャップ。
  2. 【請求項2】前記計量室筒の底部にピストン軸と摺動可
    能に嵌合するピストン支持部を有することを特徴とする
    請求項1記載の液体定量計量キャップ。
  3. 【請求項3】前記計量室筒の中心軸方向の端部に前記液
    体流出開口部と前記液体流出開口部に連通する注出口を
    有する注出具を有し、前記注出具と一体または別体に形
    成され、かつ、前記注出口を覆う状態で前記注出具に嵌
    合可能な天蓋を有し、前記ノックピンは前記天蓋から突
    出していることを特徴とする請求項1及び2記載の液体
    定量計量キャップ。
  4. 【請求項4】前記ピストン係止部は、前記2枚のピスト
    ン板の上部ピストン板または下部ピストン板またはピス
    トン軸のうち少なくともいずれか一方の摺動部に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至3記載の液体定
    量計量キャップ。
  5. 【請求項5】前記上部ピストン板と下部ピストン板は各
    々別体で形成され、かつ互いに嵌合し合い、前記ピスト
    ン部を形成することを特徴とした請求項1乃至4記載の
    液体定量計量キャップ。
  6. 【請求項6】前記注出具の前記液体流出開口部は、前記
    ピストン部が摺動する計量室筒の壁面において前記中心
    軸方向上端部の周方向の一部分が他の部分より低く構成
    されて形成されたものであることを特徴とする請求項1
    乃至5記載の液体定量計量キャップ。
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