JPH11290818A - バグフィルタ装置を備えた廃棄物等の処理施設 - Google Patents

バグフィルタ装置を備えた廃棄物等の処理施設

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Publication number
JPH11290818A
JPH11290818A JP10103228A JP10322898A JPH11290818A JP H11290818 A JPH11290818 A JP H11290818A JP 10103228 A JP10103228 A JP 10103228A JP 10322898 A JP10322898 A JP 10322898A JP H11290818 A JPH11290818 A JP H11290818A
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JP
Japan
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bag filter
filter device
heat treatment
treated
exhaust gas
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Application number
JP10103228A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kashiwagi
佳行 柏木
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Chimneys And Flues (AREA)
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩素等を含有する廃棄物を単一の回転処理炉
で加熱し減容化処理して排出する場合、分解した有害な
塩素成分が加熱処理炉内に充満し、残渣がこれを吸収す
るため、残渣の有効利用と排ガスの無害化をはかること
ができない。 【解決手段】 被処理物と反応薬剤とを第1の加熱処理
炉10で加熱処理して有害な塩素成分を熱分解するのと
同時に反応薬剤との反応で無害な塩化物でなる残渣を生
成し、無害化処理された被処理物を第2の加熱処理炉2
0で減容化処理してハロゲン物質を含まない炭化物もし
くは灰化物を得るとともに、排ガスは濾布を備えたバグ
フィルタ装置42に導入し、該バグフィルタ装置42内
に反応薬剤を噴霧して排ガスの無害化処理と清浄化処理
を行い、且つバグフィルタ装置で使用した反応薬剤を再
び第1の加熱処理炉10で使用することで反応薬剤の有
効利用をはかる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバグフィルタを備え
た廃棄物等の処理施設に関し、特にハロゲン(塩素,臭
素,ヨウ素等)を多量に含有する廃棄物などの被処理物
に、前工程で反応薬剤を添加して加熱処理することでハ
ロゲン物質(特に、塩素)を分解析出し、無害な塩化物
に置換生成して有害なダイオキシン類の発生を防止し、
次工程でこの無害化された被処理物を前工程とは別の加
熱処理炉で炭化又は灰化等の減容化処理を行って残渣中
にハロゲン物質が反応残存しないようにし、且つ同様な
反応薬剤をバグフィルタ装置で使用することにより排ガ
スを完全に無害化し、このバグフィルタ装置で使用した
後の反応薬剤を回収して被処理物に添加することによ
り、反応薬剤の使用量を削減するようにした廃棄物等の
処理施設に関するものである。
【0002】
【従来の技術】都市ゴミなどの一般廃棄物や産業廃棄
物、シュレッダーダスト、塩化ビニルなどの廃棄物はハ
ロゲン物質(塩素、臭素、沃素、フッ素、アスタチ
ン)、特に、塩素成分を多量に含んでいるので、焼却な
どの加熱処理をした場合には、塩素系ガス(塩化水素、
塩素)が多量に発生し、発生した排ガス中、及び排ガス
処理のためにバグフィルタで使用した処理済み粉末、排
ガス中の飛灰、焼却後の残渣(処理灰)中に猛毒のダイ
オキシン類が生成して残存することが知られている。
【0003】一般にごみ焼却場等の排ガスを処理するた
めにバグフィルタが使用されている。このバグフィルタ
装置の一例として、特開平8−108026号公報に記
載のものがある。この公報には、容器内に複数個の濾布
を設け、下部のバグフィルタハウスホッパ部から反応薬
剤としての消石灰と排ガスとを導入し、消石灰を濾布に
付着させ、この濾布を通過させることで排ガスを処理す
るようになし、特に複数個の濾布に対して消石灰の付着
層を均一に形成することにより、少ない消石灰量で高い
排ガス処理性能を持つようにしたバグフィルタ装置例が
記載されている。
【0004】この装置例では、反応薬剤として消石灰を
使用しており、排ガスと接触反応した後の反応薬剤には
塩素成分とか、生成したダイオキシン類が付着している
ため、未反応の反応薬剤があっても再利用することはで
きない。従ってこれらの反応薬剤は所定の無害化処理を
行ってから埋立処分などの処理を行わなければならな
い。
【0005】又、前記焼却手段に代えて、被処理物を熱
分解(乾留)し、分解後の残渣を炭化又は灰化等により
減容化する方法も知られている。この処理方法として
は、単一の回転処理炉(ロータリーキルン)を使用して
熱分解し、排出された残渣を後ストーカで焼却し、熱分
解ガスを再燃室で燃焼させ、発生した高温ガスをボイラ
等を通した後、反応塔に導き、この反応塔で前述同様に
消石灰スラリを噴霧して排ガスと反応させるようにして
処理する方法(例えば、特開平5−33916号)があ
る。
【0006】更に、焼却による塩素系ガスの発生という
問題を解決するため、特開平9−155326号公報に
は、塩素成分を含有する被処理物を熱処理する時に、塩
素及び塩素化合物と反応しやすいアルカリ系の添加物を
適量混入し、処理灰に塩素成分を効果的に固定化し、更
にこの処理灰を水処理することで処理灰から塩素を除去
するようにした廃棄物の処理方法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】焼却処理による方法
は、アルカリ物質を焼却炉内に噴霧していることから、
発生源に近い所での処理ではあるが、塩素系ガスを一旦
発生させた後に処理するものである。従って排ガス中に
多量の塩素系ガスが含まれており、このような排ガスを
バグフィルタ装置で清浄化処理すると、使用した反応薬
剤に多量の塩素成分とダイオキシン類が付着することに
なる。
【0008】焼却手段に代えて、被処理物を熱分解(乾
留)し、排出された残渣をストーカで焼却するとともに
発生した高温ガスを反応塔で消石灰を噴霧して排ガスと
反応させるようにして処理する方法(特開平5−339
16号)があるが、この乾留処理による方法は、被処理
物を燃焼させることなく、熱分解させることから、焼却
炉ほどの不安定要因は除去されやすい。しかし、焼却炉
と同様に熱処理炉内にアルカリ物質を噴霧したものは、
焼却処理の場合と同様の効果しか期待できない。
【0009】また、上記の各処理方法において、排ガス
が多量の塩素系ガスを含む場合には、加熱処理炉及び煙
道など施設の腐食が著しいものとなり、施設の耐久性の
低下、排ガス漏れなどを引き起こす恐れがあり、保守が
大変となる。
【0010】これらの課題を解決するために、本願の出
願人は、先に加熱処理する際にアルカリ系の添加剤を混
入することを提案している(特開平9−15532
6)。
【0011】上記の乾留処理により、被処理物を熱分解
して分解ガスを析出する処理は、単一処理炉で行われて
いる。即ち、単一の処理炉の一方の供給口から被処理物
を供給し、他方の排出口から炭化物を排出する一連の過
程で行われる。この一連の過程において、被処理物を撹
拌しながら、加熱処理(例えば、1時間、300℃〜6
00℃)することで、被処理物の乾燥 → 熱分解 → 減
容(炭化もしくは灰化)の各処理が連続して行われる。
【0012】ところで、塩素系ガスが被処理物から熱分
解して析出する温度は、200℃〜350℃程度であ
り、処理炉内に分解析出した塩素系ガスが充満しやすい
状態となる。この時点でダイオキシン類を生成する可能
性がある。
【0013】また、被処理物は撹拌されており、発生し
た塩素系ガスが被処理物に巻き込まれやすく、被処理物
が350℃以上の温度に加熱されて炭化物となった場合
には、炭化物に吸着されてしまう。
【0014】処理炉内に生成した炭化物,塩素系ガス,
生成されたダイオキシン類が同時に存在すると、炭化物
はこれらのガス,ダイオキシン類を吸着してしまい、一
旦吸着したダイオキシン類を炭化物から除去することは
非常に困難である。
【0015】従って、生成した炭化物は再利用すること
は困難で、残渣として最終処分場に埋設するか、非常に
高温にて溶融処理する等の別の手段によって処理する必
要がある。
【0016】そこで本発明は、被処理物の分解処理時に
被処理物から分解析出した有害成分と反応薬剤とを接触
反応させて、無害な塩化物を形成することで、排ガスお
よび残渣の無害化処理を行い、この無害化された残渣を
別の加熱処理炉で減容化処理するとともに、排ガスはバ
グフィルタ装置に導入して、再度のアルカリ物質との接
触反応により完全な無害化処理を行うようにした技術を
提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者らは種々検討し
た結果、加熱処理炉において被処理物にアルカリ物質か
らなる反応薬剤を添加して加熱処理することにより、原
則的に排ガスと残渣の無害化をはかることができるこ
と、この排ガスを後工程でのバグフィルタ装置において
同様な反応薬剤を噴霧しながら処理することにより、排
ガス中に僅かに塩素系ガスが残存している場合でも、こ
の塩素系ガスと反応薬剤とがバグフィルタ装置内で反応
して無害な塩化物を生成して除去可能であるという知見
を得た。
【0018】また、バグフィルタ装置で使用した反応薬
剤中には、反応後の塩化物が含まれているが、これは無
害な塩化物であり、バグフィルタ装置を通過する排ガス
中に含まれている塩素成分は加熱処理出発時の被処理物
に含まれている塩素成分の量に比較すると極く微量であ
る。従ってバグフィルタ装置内で反応する反応薬剤も極
く僅かであり、未反応の反応薬剤がほとんどであるた
め、使用後の反応薬剤を回収して加熱前の被処理物に添
加混合して使用することにより、反応薬剤の総使用量を
削減することが可能になることを見い出した。
【0019】更に加熱処理炉は略密閉空間であり、被処
理物に付着(又は含有)している水分を除去する環境
と、その後に被処理物に含まれているダイオキシン類生
成に起因するハロゲン物質(特に塩素系ガス)を被処理
物から分解析出し、且つ反応薬剤と接触反応させる環境
と、その後の減容化処理する環境とを各々別の加熱処理
炉で行えば、残渣と排ガスの無害化がはかれること、特
に前工程の分解反応工程の加熱処理炉と、後工程の減容
化処理工程の加熱処理炉とを別々の処理炉で処理するこ
とにより、従来のように単一の加熱処理炉で行う場合に
比較して、分解した有害成分が撹拌されている被処理物
に巻き込まれて残存することがないことが判明した。
【0020】本発明は、これらの知見に基づいてなされ
たものである。
【0021】そこで、本発明による課題解決の具体的手
段は、有害成分を含有する被処理物の加熱処理を、この
被処理物に反応薬剤を添加して加熱処理炉で加熱して、
被処理物から塩素系ガスを分解析出するとともに、反応
薬剤と接触反応させて無害な塩化物を生成することで排
ガスの無害化と被処理物の無害化処理を行う分解反応工
程と、該分解反応工程で処理した被処理物を加熱処理し
て減容化する減容化処理工程とで行い、得られた無害な
残渣を回収し、排ガスは濾布を備えたバグフィルタ装置
に導入し、該バグフィルタ装置内に反応薬剤を噴霧して
排ガスの無害化処理と清浄化処理を行うようにするとと
もに、バグフィルタ装置で使用した反応薬剤を回収して
被処理物に添加することにより、反応薬剤の使用量を削
減するようにしたことに特徴を有するものである。
【0022】分解反応工程において、加熱処理炉に被処
理物と反応薬剤としてのアルカリ物質を添加して250
℃〜350℃に加熱すると、被処理物から分解析出した
塩素系ガス周辺に存在するアルカリ物質と接触反応して
無害な塩化物に置換生成され、排ガスの無害化ができ、
同時に有害な塩素成分を含まない被処理物となる。
【0023】分解反応工程は、被処理物をそのまま、又
は乾燥する乾燥工程を経た後、塩化物を生成する工程に
移る。水分を除去する乾燥処理炉、ハロゲン物質を分解
析出して反応させて塩化物を生成する処理炉および/又
は減容化処理する加熱処理炉は、少なくとも1基は配置
する必要があるが、必要に応じて複数配置してもよい。
【0024】減容化処理工程での加熱処理は、被処理物
が炭化する温度である350℃〜700℃もしくは灰化
する温度である1000℃以上とする。
【0025】この減容化処理工程における加熱処理炉内
には、塩素系ガス成分,ダイオキシン類は存在しないの
で、炭化した被処理物が吸着することはない。従って、
減容化された炭化物,灰類の無害化が実現でき、資源と
して再利用が可能となる。
【0026】上記加熱処理炉とバグフィルタ装置との間
に、排ガスが含有するタール成分を除去する排ガス燃焼
装置と、燃焼後の排ガスを冷却する冷却装置を備える。
【0027】加熱処理炉において被処理物に反応薬剤を
添加して加熱処理することにより、原則的に排ガスと残
渣の無害化をはかることができるが、被処理物の性質は
千差万別であるため、被処理物の形態によっては反応不
足を引き起こすケースが想定される。従って排ガスの清
浄化を行うための排ガス系にバグフィルタ装置を配備し
て、このバグフィルタ装置内に反応薬剤を噴霧すること
により、排ガス中に微量に残存する塩素系ガスと反応さ
せて排ガスの無害化処理と清浄化処理を行う。反応後の
薬剤に塩素成分が付着しても極く微量であるため、反応
薬剤を回収して被処理物に添加することにより再使用が
可能となる。
【0028】分解反応工程で添加する反応薬剤としての
アルカリ物質は、ハロゲン物質と反応して無害な塩化物
を生成する、アルカリ金属(Na,Kなど)、アルカリ
土類金属(Ca,Sr,Ba,Ra)、アルカリ土類金
属化合物(石灰,消石灰,炭酸カルシウム,ドロマイド
など)に含まれる物質の中から、少なくとも1種類を選
択、又は2種以上を混合する。
【0029】加熱処理炉で使用する反応薬剤は、塊状、
板状、多孔質形状、粉体状、溶液、懸濁液の何れか、も
しくはこれらの組み合わにより使用される。
【0030】バグフィルタ装置内に噴霧する反応薬剤
は、粉体、溶液、懸濁液の何れか、もしくはこれらの組
み合わせにより使用される。
【0031】前記の乾燥処理炉と塩化物生成炉と減容化
加熱処理炉とを横置きにして上下に順次配置し、乾燥処
理炉の排出口と塩化物生成炉の供給口とをダクトで連通
し、該塩化物生成炉の排出口と減容化加熱処理炉の供給
口とを他のダクトで連通する。このように上下に順次配
置することで、乾燥処理炉から塩化物生成炉および減容
化加熱処理炉に被処理物がスムーズに移行される。
【0032】この乾燥処理炉を2基使用する場合は、ダ
クトの上部にダクトを挾んだ両側に設ける。
【0033】また、分解反応工程を乾燥工程と塩化物生
成に分けて処理する場合は、乾燥処理炉と塩化物生成炉
とをダクトを挾んで両側の上下に配置し、塩化物生成炉
と減容化加熱処理炉とをダクトの同一側面の上下に設け
る。
【0034】上,下ではなく平面的に配置する場合は、
ダクト内に被処理物を移送するスクリュー体又はコンベ
ヤ等の移送手段が必要となる。
【0035】ハロゲン物質を分解析出して反応させる反
応処理炉および/又は減容化処理する加熱処理炉は、少
なくとも1基は配置する必要があるが必要に応じて複数
配置してもよい。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図1は本実施形態を具現するための
廃棄物処理施設の概念図であり、図中の10は第1の加
熱処理炉、20は第2の加熱処理炉を示す。第1の加熱
処理炉10は、回転自在の円筒体11と、該円筒体11
の外周にガスダクトを形成して熱ガスの導入により円筒
体11を加熱する加熱筒12と、円筒体11の一方の端
部に設けられ、被処理物を円筒体11内に供給する供給
口13と、円筒体11の他方の端部に設けられた排出口
14とで構成され、この円筒体11は図示しない回転駆
動手段によって回転駆動される。
【0037】円筒体11の回転駆動手段は、通常の駆動
用モータと駆動歯車及び円筒体に設けられた従動歯車等
から構成される。
【0038】15は供給口13側を包囲する供給側ダク
ト、16は排出口14側を包囲する排出側ダクトであ
る。
【0039】第2の加熱処理炉20の構成は、第1の加
熱処理炉10の構成とほぼ同一であり、回転自在の円筒
体21と、該円筒体21の外周にあって熱ガスの導入に
より円筒体21を加熱する加熱筒22と、円筒体21の
一方の端部,この例では第1の加熱処10の排出口14
側に設けられ、被処理物を円筒体21内に供給する供給
口23と、円筒体21の他方の端部に設けられた排出口
24とで構成されている。
【0040】25は第2の加熱処理炉20への供給口2
3側を包囲する供給側ダクト、26は同排出口24側を
包囲する排出側ダクトである。第1の加熱処理炉10の
円筒体11と、第2の加熱処理炉20の円筒体21とは
上下方向に配設され、図2の要部断面図に示したよう
に、円筒体11(21)外周に配置された加熱筒12
(22)が固定部材28により支持固定されており、こ
の円筒体11(21)の内部には、被処理物を撹拌・移
送する複数の羽根Sが設けられ、円筒体11(21)自
体の回転によって被処理物と反応薬剤の混合物を排出口
14,24側に移送する構成となっている。
【0041】30はホッパであり、このホッパ30に被
処理物とアルカリ物質からなる反応薬剤とを混合して投
入し、円筒体11の供給口13から円筒体11内に供給
可能となっている。
【0042】このホッパ30に被処理物の破砕機能と反
応薬剤の混合機能を合わせて持たせ、固形物を破砕しな
がら反応薬剤と混合してもよいし、また、予め破砕した
被処理物と反応薬剤とを混合してホッパ30に投入して
もよい。
【0043】31は燃焼装置であり、例えばLNGを燃
焼させる場合には、図外のLNGタンクから供給される
LNGを燃焼して熱ガスを発生させる。この熱ガスは第
2の加熱処理炉20の円筒体21外周に設けた加熱筒2
2内に供給されて円筒体21を加熱した後、連絡管32
を介して第1の加熱処理炉10の円筒体11の加熱筒1
2内に送り込まれ、この円筒体11を加熱した後、排出
管33を介して放出される。この熱ガスを有効利用する
ため、図外の温水器に導いて温水を得る使用形態を採る
ことができる。
【0044】36は溶解槽、37は脱水手段、37aは
脱水用のモータ、37bは脱水手段37中に配備された
多孔質の容器であり、フィルタ、ネット等で袋体に形成
したものである。38は減容化された炭化物である。
【0045】40は排ガス燃焼装置、41は冷却装置、
41aは温水利用手段、42はバグフィルタ装置、42
aはバグフィルタ装置42への反応薬剤添加手段、42
bはバグフィルタ42内に備えられた濾布、43はバグ
フィルタ装置42から回収した反応薬剤、44は煙突で
ある。従って加熱処理炉とバグフィルタ装置42との間
に、排ガスが含有するタール成分を除去するための排ガ
ス燃焼装置40と、燃焼後の排ガスを冷却する冷却装置
41とが配備されている。
【0046】次に本実施形態に基づく一連の処理方法に
ついて説明すると、予め被処理物は破砕機により破砕し
ておき、この被処理物に反応薬剤としてアルカリ物質、
例えば炭酸カルシウム(CaCO3)を添加混合する。
このアルカリ物質は、塊状、板状、多孔質形状、粉体
状、溶液、懸濁液の何れか、もしくはこれらの組み合わ
により使用される。
【0047】被処理物としては、一般廃棄物,産業廃棄
物等の固形物や、灰類,汚泥いずれでもよく、この被処
理物に対するアルカリ物質の混合割合は、被処理物の含
有する塩素量の2〜10倍、又は被処理物の5〜30重
量%とする。被処理物に処理剤を混合してから破砕して
もよい。
【0048】同時に燃焼装置31でLNGを燃焼して熱
ガスを発生させ、加熱筒22及び加熱筒12に供給して
第1の加熱処理炉10と第2の加熱処理炉20の炉内を
加熱状態としてから、被処理物と反応薬剤の混合物をホ
ッパ30から供給口13を介して第1の加熱処理炉10
の円筒体11内に供給する。この円筒体11は図示しな
い回転駆動手段によって回転駆動されている。
【0049】第1の加熱処理炉10での加熱処理は、被
処理物からのハロゲン物質,特に塩素系ガスが分解析出
する温度と時間を事前に調査して被処理物の性質を把握
し、この調査結果を十分にカバーできる温度(200℃
〜350℃)と時間(30分)で処理する。尚、被処理
物から塩素系ガスを分解析出させる温度としては、25
0℃〜350℃が適当である。
【0050】尚、第1の加熱処理炉10での加熱温度と
時間は、加熱処理炉の状態(大きさ、加熱手段などの炉
に依存する条件等)、被処理物の処理量などにも関係す
るので、事前に調査などを十分に行っておく必要があ
り、またデータを取り蓄積しておく必要がある。
【0051】また、第1の加熱処理炉10での加熱は、
「燃焼、焼却」ではなく、「蒸し焼き、熱分解」での処
理とすると、析出した有害な塩素系ガスとアルカリ物質
の処理剤とを効果的に接触反応させることができ、有害
なHClガスを無害な塩化物に置換生成することができ
る。
【0052】第1の加熱処理炉10内においては、HC
l成分を含む塩素系ガスが発生するが、この塩素系ガス
中のHCl成分は、添加されている炭酸カルシウムと反
応して無害な塩化物である塩化カルシウム(CaCl2)
を生成する。これによって、分解ガス中のHCl成分の
無害化と残渣の無害化が同時に行える。反応式は以下の
通りである。
【0053】CaCO3 → CaO + CO2 CaO + 2HCl → CaCl2 + H2O 塩素成分の析出により無害化された被処理物は、円筒体
11内の羽根Sにより撹拌されながら移送され、排出口
14から次段の供給口23を介して第2の加熱処理炉2
0の円筒体21内に送り込まれ、ここで被処理物が炭化
温度と時間(紙類は350℃程度で炭化が始まる。)3
50℃〜700℃,30分程度の加熱処理もしくは灰化
する温度である1000℃以上の加熱により減容化処理
を行う。この減容化処理工程の第2の加熱処理炉20内
には、無害な塩化物が存在するが有害な塩素成分は存在
しないので、炭化もしくは灰化した被処理物はこれを吸
収することはない。
【0054】炭化もしくは灰化した被処理物と、反応後
の塩化カルシウム等は排出口24を介して溶解槽36内
に排出される。この溶解槽36内で被処理物と反応後の
反応薬剤等は水に溶解し、次段の脱水手段37での多孔
質の容器37bを利用した脱水作用で固体成分と液体成
分とに分離され、液体成分は排水される。炭化物の場合
には固体成分である炭化物38が容器ごと取り出され、
そのまま又は必要に応じて乾燥処理してから二次燃料等
に利用される。
【0055】第1の加熱処理炉10と第2の加熱処理炉
20での加熱で生じた排ガス中には、基本的に有害な塩
素系ガスは含まれていないが、乾留による排ガスには被
処理物の性質により多量のタール成分が含まれている。
この排ガスが含有するタール成分は排ガス燃焼装置40
により燃焼除去される。
【0056】この燃焼により高温化された排ガスはその
ままバグフィルタ装置42に送り込むことができないた
め、この排ガスが冷却装置41により約200℃以下に
冷却されてからバグフィルタ装置42に送り込まれる。
この冷却装置41による熱交換作用で得られた温水は、
温水利用手段41aに供給されて熱源としての有効利用
をはかることができる。
【0057】バグフィルタ装置42には、反応薬剤添加
手段42aから前記と同様なアルカリ物質、例えば炭酸
カルシウムでなる反応薬剤が噴霧されており、この反応
薬剤と排ガスとの反応と、該排ガスが濾布42bを通過
することで排ガスの無害化処理と清浄化処理が行われ
る。尚、バグフィルタ装置42内に噴霧するアルカリ物
質は、粉体、溶液、懸濁液の何れか、もしくはこれらの
組み合わせからなる。
【0058】これは加熱処理炉での被処理物への反応薬
剤添加により、基本的に残渣と排ガスの無害化をはかる
ことができるが、不完全反応等の原因によって排ガス中
に少量の塩素系ガスが残存するケースが考えられる。
【0059】このような場合であっても、バグフィルタ
装置42内で排ガスと反応薬剤とを再度の反応を行わせ
ることによって塩素系ガスの残存を完全に防止すること
ができる。無害化された排ガスは煙突44から放出され
る。
【0060】バグフィルタ装置42から回収した反応薬
剤43に含まれているものは大部分がアルカリ物質であ
り、仮に排ガス中に少量の塩素系ガスが残留していて
も、この成分は出発時の被処理物に含まれている塩素成
分の量に比較すると極く微量であり、これと反応する反
応薬剤も極く僅かであるため、反応薬剤43を回収して
加熱前の被処理物に添加混合して有効に使用することが
できる。このような使用形態を採ることによって反応薬
剤の総使用量は大きく削減することができる。
【0061】図1に示した第1の加熱処理炉10と第2
の加熱処理炉20の配置は、設置場所等の条件により種
々の形態がある。その例を模式的に表わすと、図3〜図
6のようになる。
【0062】ここで第1及び第2の加熱処理炉10,2
0を夫々分解反応手段1及び減容手段2とすると、図1
の第1の実施の形態は図3のように模式化される。即
ち、分解反応手段1および減容手段2はダクト3の一方
の側面の同一垂直線上の上下に略平行に配置され、上部
の分解反応手段1で処理した被処理物をダクト3を介し
て下部の減容手段2で減容化して排出する。なお、4は
開閉度の制御可能な開閉扉(仕切)を示している。
【0063】図4に示す第2実施形態では、分解反応手
段1と減容手段2とをダクト3を挟み両側に直線的に配
置してある。しかし、必ずしも直線的に配置する必要は
なく、平面的に見てダクトを中心に任意の角度で放射状
に配置してもよい。
【0064】図5に示す第3実施形態では、分解反応手
段1と減容手段2とをダクト3の同一側面ではあるが垂
直方向をづらして配置した場合であり、(A)は正面
図、(B)は側面図を示している。
【0065】なお、上記の各実施形態はダクト3を垂直
に立設した場合であるが、必ずしも垂直である必要はな
く、傾斜させてもよい。
【0066】図6に示す第4の実施形態では、分解反応
手段1と減容手段2とを同一平面上に設置した場合で、
この場合はダクト3内にスクリュー体又はコンベヤ等の
被処理物を移送する移送手段を設ける。
【0067】以上のように本発明は、廃棄物の加熱処理
炉を少なくとも二基設け、第1の加熱処理炉10で被処
理物から有害物質を分解析出し、同時に析出したガスと
アルカリ物質とを反応させて無害化し、この無害化した
被処理物を第2の加熱処理炉20で減容化処理するとと
もに、加熱で生じた排ガス中のタール成分を排ガス燃焼
装置40により燃焼除去し、更に冷却装置41により冷
却してからバグフィルタ装置42に送り込み、反応薬剤
と再度の反応を行うことによって塩素系ガスの残存を完
全に防止することができる。
【0068】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、被処理物
の含有する有害成分を分解析出させると同時に反応薬剤
と反応させる分解反応手段と、その後の被処理物を加熱
して減容化処理する手段とを別の加熱処理炉で行い、得
られた無害な残渣を炭化物もしくは灰化物として回収す
るとともに、排ガスは濾布を備えたバグフィルタ装置に
導入し、該バグフィルタ装置内に反応薬剤を噴霧して排
ガスの無害化処理と清浄化処理を行うようにしたので、
次の効果を奏する。
【0069】(1)廃棄物等の被処理物が含有している
ハロゲン物質を分解析出させる分解反応工程で、被処理
物と反応薬剤とを共に加熱しているため、分解析出した
塩素系ガスと反応薬剤との接触反応が迅速且つ確実に行
われ、無害な塩化物を生成するとともに、排ガスを後工
程でのバグフィルタ装置において同様な反応薬剤を噴霧
しながら処理することにより、仮に排ガス中に僅かに塩
素系ガスが残存している場合でも、この塩素系ガスと反
応薬剤とがバグフィルタ装置内で反応して無害な塩化物
を生成して除去することができる。
【0070】(2)バグフィルタ装置で使用した反応薬
剤には、塩素系ガスと反応した成分が含まれているが、
これは無害な塩化物であり、又、この量は加熱処理前の
被処理物に含まれている塩素系の成分に比較すると極め
て微量であるため、バグフィルタ装置から回収した反応
薬剤はほとんど未反応のものであり、この反応薬剤を加
熱前の被処理物に添加混合して再使用することにより、
反応薬剤の有効活用がはかれるとともに反応薬剤の総使
用量を削減してランニングコストを低減することができ
る。
【0071】(3)塩化物からなる残渣と排ガス中に
は、ダイオキシン類を生成する塩素系ガスが存在しない
ので、煙道その他の施設が腐食する惧れがなく、装置の
寿命を延ばすことができる。
【0072】(4)ハロゲン物質(特に塩素)を含有す
る廃棄物であっても、塩素を除去した無害な排ガスと無
害な残渣を得ることができるため、得られた残渣は減容
化処理により炭化もしくは灰化されて再利用することが
可能である。
【0073】(5)廃棄物処理を無害化処理すること
で、従来の処理では有害であった廃棄物を無害化処理で
きることから、これらの無害化した廃棄物を利用して新
たな資源を再生産することができて、21世紀の子孫に
有益な環境と技術を伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の廃棄物処理設備の概念
図。
【図2】図1の円筒体の縦断面図。
【図3】本発明の第1実施形態の模式図。
【図4】本発明の第2実施形態の模式図。
【図5】本発明の第3実施形態の模式図。
【図6】本発明の第4実施形態の模式図。
【符号の説明】
10…第1の加熱処理炉 11,21…円筒体 12,22…加熱筒 13,23…供給口 14,24…排出口 15,25…供給側ダクト 16,26…排出側ダクト 28…固定部材 30…ホッパ 31…燃焼装置 32…連絡管 33…排出管 36…溶解槽 37…脱水手段 38…炭化物 40…排ガス燃焼装置 41…冷却装置 42…バグフィルタ装置 42a…反応薬剤添加手段 43…反応薬剤 44…煙突
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F23J 15/00 F23J 15/00 Z

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有害成分を含有する廃棄物等の被処理物
    を加熱処理炉で処理して該被処理物を減容化し、排出し
    た排ガスをバグフィルタ装置を介して清浄化してから排
    出するバグフィルタ装置を備えた廃棄物等の処理施設に
    おいて、 該処理施設は、被処理物に反応薬剤を添加して加熱処理
    炉で加熱し、被処理物から塩素系ガスを分解析出すると
    ともに反応薬剤と接触反応させて無害な塩化物を生成す
    ることで排ガスの無害化と被処理物の無害化処理を行う
    分解反応工程と、該分解反応工程で処理した被処理物を
    加熱処理して炭化物もしくは灰化物とし減容化する減容
    化処理工程とからなり、得られた無害な残渣を回収し、
    排ガスは濾布を備えたバグフィルタ装置に導入し、該バ
    グフィルタ装置内に反応薬剤を噴霧して排ガスの無害化
    処理と清浄化処理を行うことを特徴とするバグフィルタ
    装置を備えた廃棄物等の処理施設。
  2. 【請求項2】 バグフィルタ装置で使用した後の反応薬
    剤を回収して、加熱前の被処理物に添加することを特徴
    とする請求項1記載のバグフィルタ装置を備えた廃棄物
    等の処理施設。
  3. 【請求項3】 加熱処理炉とバグフィルタ装置との間
    に、排ガスが含有するタール成分を除去する排ガス燃焼
    装置と、燃焼後の排ガスを冷却する冷却装置とを配備し
    たことを特徴とする請求項1又は2項に記載のバグフィ
    ルタ装置を備えた廃棄物等の処理施設。
  4. 【請求項4】 反応薬剤はアルカリ物質からなり、ハロ
    ゲン物質と反応して無害な塩化物を生成するアルカリ金
    属、アルカリ土類金属、アルカリ土類金属化合物に含ま
    れる物質の中から少なくとも1種類を選択、又は2種類
    以上を混合したものであることを特徴とする請求項1又
    は2項に記載のバグフィルタ装置を備えた廃棄物等の処
    理施設。
  5. 【請求項5】 分解反応工程で用いる加熱処理炉と、減
    容化処理工程で用いる加熱処理炉とを少なくとも各1基
    設置して、両加熱処理炉をダクトを介して被処理物が移
    送可能に連通したことを特徴とする請求項1又は2項に
    記載のバグフィルタ装置を備えた廃棄物等の処理施設。
  6. 【請求項6】 分解反応工程と減容化処理工程で用いる
    複数個の加熱処理炉を、ダクトの一方の側面に、上下方
    向もしくは水平方向に平行して配置したことを特徴とす
    る請求項1,2又は5項の何れか1項に記載のバグフィ
    ルタ装置を備えた廃棄物等の処理施設。
  7. 【請求項7】 分解反応工程と減容化処理工程で用いる
    複数個の加熱処理炉を、ダクトを挟んで両側に平行して
    配置したことを特徴とする請求項1,2又は5項の何れ
    か1項に記載のバグフィルタ装置を備えた廃棄物等の処
    理施設。
  8. 【請求項8】 分解反応工程は、被処理物の乾燥工程
    と、反応薬剤との反応による無害な塩化物生成工程とか
    らなることを特徴とする請求項1,2,5,6又は7項
    の何れか1項に記載のバグフィルタ装置を備えた廃棄物
    等の処理施設。
  9. 【請求項9】 分解反応工程における被処理物の乾燥工
    程と、反応薬剤との反応による塩化物生成工程とは同一
    の加熱処理炉もしくは異なる加熱処理炉で行うことを特
    徴とする請求項1,2,5,6,7又は8項に記載のバ
    グフィルタ装置を備えた廃棄物等の処理施設。
  10. 【請求項10】 分解反応工程における加熱処理温度
    は、被処理物からハロゲン物質が分解析出する温度であ
    ることを特徴とする請求項1,2,5,6,7,8又は
    9項に記載のバグフィルタ装置を備えた廃棄物等の処理
    施設。
  11. 【請求項11】 分解反応工程における加熱処理温度
    は、被処理物から塩素系ガスが分解析出する温度である
    250℃〜350℃であることを特徴とする請求項1,
    2,5,6,7,8,9又は10項の何れか1項に記載
    のバグフィルタ装置を備えた廃棄物等の処理施設。
  12. 【請求項12】 減容化処理工程の加熱処理は、被処理
    物が炭化もしくは灰化する温度で加熱することを特徴と
    する請求項1,2,5,6又は7項延びて何れか1項に
    記載のバグフィルタ装置を備えた廃棄物等の処理施設。
  13. 【請求項13】 減容化処理工程の加熱処理温度は、被
    処理物が炭化する温度である350℃〜700℃、又は
    被処理物が灰化する温度である1000℃以上であるこ
    とを特徴とする請求項1,2,4,5,6又は7項の何
    れか1項に記載のバグフィルタ装置を備えた廃棄物等の
    処理施設。
  14. 【請求項14】 分解反応工程及び減容化工程で用いる
    加熱処理炉は、円筒形で内部に被処理物の撹拌と移送手
    段を備えたことを特徴とする請求項1,5,6,7又は
    9項の何れか1項に記載のバグフィルタ装置を備えた廃
    棄物等の処理施設。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108941163A (zh) * 2018-07-05 2018-12-07 无锡南理工科技发展有限公司 一种收集化工固体废弃物的环保装置及其使用方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108941163A (zh) * 2018-07-05 2018-12-07 无锡南理工科技发展有限公司 一种收集化工固体废弃物的环保装置及其使用方法
CN108941163B (zh) * 2018-07-05 2021-08-27 无锡南理工科技发展有限公司 一种收集化工固体废弃物的环保装置及其使用方法

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