JPH11290159A - 折り畳み可能な敷布団および布団皮の縫製方法 - Google Patents
折り畳み可能な敷布団および布団皮の縫製方法Info
- Publication number
- JPH11290159A JPH11290159A JP11154298A JP11154298A JPH11290159A JP H11290159 A JPH11290159 A JP H11290159A JP 11154298 A JP11154298 A JP 11154298A JP 11154298 A JP11154298 A JP 11154298A JP H11290159 A JPH11290159 A JP H11290159A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mattress
- cloth
- futon
- sewing
- upper cloth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】固わた材料のもつすぐれたクッション性を長期
にわたって得ることができ、しかも、折り畳みが可能で
収納に便利な敷布団の技術を適供する。 【解決手段】中芯自体を複数に分割し、分割した各固わ
たブロック210,220をそれぞれ袋形状の収容室3
10,320に入れる。各収容室は、上布540と下布
580からなる布団皮500が区画する。布団皮500
はマチ布を用いない構成であり、特には、互いに隣り合
う収容室310,320同志を連結する連結部700の
縫製に工夫をこらしている。連結部700は、隣り合う
上布540の周縁540eおよび下布580の周縁58
0eを互いに束ね、テープ片600を用いて一体に縫い
合わせた形態である。
にわたって得ることができ、しかも、折り畳みが可能で
収納に便利な敷布団の技術を適供する。 【解決手段】中芯自体を複数に分割し、分割した各固わ
たブロック210,220をそれぞれ袋形状の収容室3
10,320に入れる。各収容室は、上布540と下布
580からなる布団皮500が区画する。布団皮500
はマチ布を用いない構成であり、特には、互いに隣り合
う収容室310,320同志を連結する連結部700の
縫製に工夫をこらしている。連結部700は、隣り合う
上布540の周縁540eおよび下布580の周縁58
0eを互いに束ね、テープ片600を用いて一体に縫い
合わせた形態である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、敷布団の中芯と
してクッション性にすぐれた固わたを使用しつつ、容易
に折り畳みができるようにした、折り畳み可能な敷布団
の技術に関する。
してクッション性にすぐれた固わたを使用しつつ、容易
に折り畳みができるようにした、折り畳み可能な敷布団
の技術に関する。
【0002】
【発明の背景】近年、敷布団の中芯として固わたが注目
されている。この固わたは、たとえばポリエステル等の
わた繊維にバインダー繊維を配合し、熱融着によって、
ブロック化した材料である。固わたは、通常のわた材料
に比べて固くクッション性に富み、体の沈み込みが少な
いため、より健康的な材料であるといわれる。しかし、
固わた材料は、固いがために通常の布団のようには折り
畳むことができない。
されている。この固わたは、たとえばポリエステル等の
わた繊維にバインダー繊維を配合し、熱融着によって、
ブロック化した材料である。固わたは、通常のわた材料
に比べて固くクッション性に富み、体の沈み込みが少な
いため、より健康的な材料であるといわれる。しかし、
固わた材料は、固いがために通常の布団のようには折り
畳むことができない。
【0003】
【発明の解決すべき課題】そこで、実開平6−4845
3号の公報は、固わたからなる中芯自体に折り目成形
し、その折り目の部分で折り畳みをする技術を示してい
る。だが、その技術では、敷布団を折り畳むごとに、折
り目の部分の固わたにヘタリを生じやすく、その部分の
クッション性が低下し、寝る人に違和感を生じるおそれ
がある。なぜなら、バインダー繊維がわた繊維を接着し
ていることによって適度なクッション性を生じていると
ころ、繰り返し折り畳むことによって、折り目の部分の
接着力が弱り、弾力性を低下するからである。
3号の公報は、固わたからなる中芯自体に折り目成形
し、その折り目の部分で折り畳みをする技術を示してい
る。だが、その技術では、敷布団を折り畳むごとに、折
り目の部分の固わたにヘタリを生じやすく、その部分の
クッション性が低下し、寝る人に違和感を生じるおそれ
がある。なぜなら、バインダー繊維がわた繊維を接着し
ていることによって適度なクッション性を生じていると
ころ、繰り返し折り畳むことによって、折り目の部分の
接着力が弱り、弾力性を低下するからである。
【0004】一方、いわゆるマットレスのように、敷布
団を長手方向に複数に分割し、布団皮の連結部を折り目
として折り畳むようにする技術が良く知られている。し
かし、一般のマットレス用の布団皮では、上布と下布と
をマチ布あるいは側布を通して縫製している。そのた
め、マットレスでは、マチ布の部分が角張った形態とな
り、通常の敷布団とは異なるイメージを生じている。
団を長手方向に複数に分割し、布団皮の連結部を折り目
として折り畳むようにする技術が良く知られている。し
かし、一般のマットレス用の布団皮では、上布と下布と
をマチ布あるいは側布を通して縫製している。そのた
め、マットレスでは、マチ布の部分が角張った形態とな
り、通常の敷布団とは異なるイメージを生じている。
【0005】この発明では、固わた材料のもつすぐれた
クッション性を長期にわたって得ることができ、しか
も、折り畳みが可能で収納に便利な敷布団の技術を提供
することを目的とする。また、この発明は、敷布団の中
芯を複数に分割するにもかかわらず、互いに隣り合う固
わたブロックの境目の部分に違和感を生じにくい技術を
提供することを他の目的とする。さらに、この発明は、
厚い固わた材料を用いるにもかかわらず、高級感をかも
し出すことができる技術を提供することをさらに他の目
的とする。
クッション性を長期にわたって得ることができ、しか
も、折り畳みが可能で収納に便利な敷布団の技術を提供
することを目的とする。また、この発明は、敷布団の中
芯を複数に分割するにもかかわらず、互いに隣り合う固
わたブロックの境目の部分に違和感を生じにくい技術を
提供することを他の目的とする。さらに、この発明は、
厚い固わた材料を用いるにもかかわらず、高級感をかも
し出すことができる技術を提供することをさらに他の目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では、中芯自体
を複数に(通常は、2〜4)分割し、分割した各固わた
ブロックをそれぞれ袋形状の収容室に入れることを前提
とし、互いに隣り合う収容室同志を連結する連結部の縫
製に工夫をこらしている。一つには、かなり厚さがある
固わたブロックを用いるにもかかわらず、マットレスの
場合のようなマチ布を用いずに、上布と下布とによって
布団皮を構成している。上布と下布との両方を同じ布材
料で構成することもできるが、好ましくは、下布として
上布に比べて伸縮性に富み、さらには、通気性にも富む
布材料を用いるのが良い。最適な下布は立体ネット、す
なわち、公知の三層構造あるいはハニカム構造の立体メ
ッシュ編物布である(たとえば、実公平5−27901
号や特開平9−23952号などの公報参照)。なお、
一般の敷布団の中芯の厚さは30〜35mmであるが、
固わたブロックの利点を生かすために、中芯である固わ
たブロックの厚さは、50〜70mm、より好ましく
は、55〜60mm程度にするのが良い。
を複数に(通常は、2〜4)分割し、分割した各固わた
ブロックをそれぞれ袋形状の収容室に入れることを前提
とし、互いに隣り合う収容室同志を連結する連結部の縫
製に工夫をこらしている。一つには、かなり厚さがある
固わたブロックを用いるにもかかわらず、マットレスの
場合のようなマチ布を用いずに、上布と下布とによって
布団皮を構成している。上布と下布との両方を同じ布材
料で構成することもできるが、好ましくは、下布として
上布に比べて伸縮性に富み、さらには、通気性にも富む
布材料を用いるのが良い。最適な下布は立体ネット、す
なわち、公知の三層構造あるいはハニカム構造の立体メ
ッシュ編物布である(たとえば、実公平5−27901
号や特開平9−23952号などの公報参照)。なお、
一般の敷布団の中芯の厚さは30〜35mmであるが、
固わたブロックの利点を生かすために、中芯である固わ
たブロックの厚さは、50〜70mm、より好ましく
は、55〜60mm程度にするのが良い。
【0007】また、分割の数は、最も一般的には3であ
り、子供用のような小さな布団では2、あるいは大きな
布団では4にすることもできる。したがって、折り目と
なる連結部の数は、1〜3である。ここで、連結部は折
り目としての機能を生じるだけでなく、寝る人に適度な
反発力を与える機能を生じるようになっている。そのた
め、この発明では、互いに隣り合う各収容室を区画する
ための下布の周縁同志を束ね、それら束ねたものを上布
と一体に縫い合わせることによって、連結部を構成して
いる。それによると、互いに隣り合う一方の固わたブロ
ックの端部からの反発力と、隣り合う他方の固わたブロ
ックの端部からの反発力との合力が、連結部における反
発力として寝る人の側にほぼ垂直に加わるため、寝る人
は固わたブロックがあたかも一体のもののような寝心地
を抱く。そうした連結部および布団皮の外周の部分につ
いては、単なる縫い合わせ(ヘム仕上げ)でも良いが、
好ましくは、縫い合わせた部分をテープ片を用いて一体
に被うようにする(アドラー仕上げ)のが良い。縫い合
わせ部をカバーするテープ片は、縫い合わせ部を保護
し、しかもまた、テープ片による弾性力によって、前記
した反発力を補助することにもなる。さらに、寝心地の
点から、各連結部を敷布団の厚さ方向に見て上部、つま
り表側に近いところに配置し、しかも、互いに束ねたも
のが下方を向くように(各連結部が、各収容室あるいは
各固わたブロックの谷間に位置するように)するのが好
ましい。
り、子供用のような小さな布団では2、あるいは大きな
布団では4にすることもできる。したがって、折り目と
なる連結部の数は、1〜3である。ここで、連結部は折
り目としての機能を生じるだけでなく、寝る人に適度な
反発力を与える機能を生じるようになっている。そのた
め、この発明では、互いに隣り合う各収容室を区画する
ための下布の周縁同志を束ね、それら束ねたものを上布
と一体に縫い合わせることによって、連結部を構成して
いる。それによると、互いに隣り合う一方の固わたブロ
ックの端部からの反発力と、隣り合う他方の固わたブロ
ックの端部からの反発力との合力が、連結部における反
発力として寝る人の側にほぼ垂直に加わるため、寝る人
は固わたブロックがあたかも一体のもののような寝心地
を抱く。そうした連結部および布団皮の外周の部分につ
いては、単なる縫い合わせ(ヘム仕上げ)でも良いが、
好ましくは、縫い合わせた部分をテープ片を用いて一体
に被うようにする(アドラー仕上げ)のが良い。縫い合
わせ部をカバーするテープ片は、縫い合わせ部を保護
し、しかもまた、テープ片による弾性力によって、前記
した反発力を補助することにもなる。さらに、寝心地の
点から、各連結部を敷布団の厚さ方向に見て上部、つま
り表側に近いところに配置し、しかも、互いに束ねたも
のが下方を向くように(各連結部が、各収容室あるいは
各固わたブロックの谷間に位置するように)するのが好
ましい。
【0008】
【実施例】図1は、3分割タイプの敷布団10の全体的
な構成を示す図であり、図2が図1の2−2線に沿う部
分の断面、図3が図1の3−3線に沿う部分の断面をそ
れぞれ示している。敷布団10は、幅100cm、長さ
210cm、厚さ55〜60cmであり、中芯が長手方
向に3つに分割されている。分割された3つの部分は、
一方の側から他方の側へ向かうにつれて順次長さが大き
くなるように(逆の方向に見れば、順次長さが小さくな
るように)設定されている。たとえば、図1の左の部分
110が75cm、真ん中の部分が70cm、右の部分
が65cmである。これは、敷布団10を収納すると
き、図4に示すように、長さが小さい部分130を中に
して順次巻き込むようにして折り畳むからである。
な構成を示す図であり、図2が図1の2−2線に沿う部
分の断面、図3が図1の3−3線に沿う部分の断面をそ
れぞれ示している。敷布団10は、幅100cm、長さ
210cm、厚さ55〜60cmであり、中芯が長手方
向に3つに分割されている。分割された3つの部分は、
一方の側から他方の側へ向かうにつれて順次長さが大き
くなるように(逆の方向に見れば、順次長さが小さくな
るように)設定されている。たとえば、図1の左の部分
110が75cm、真ん中の部分が70cm、右の部分
が65cmである。これは、敷布団10を収納すると
き、図4に示すように、長さが小さい部分130を中に
して順次巻き込むようにして折り畳むからである。
【0009】敷布団10の3つの部分110,120,
130は、中芯である固わたブロック210,220,
230と、各固わたブロック210,220,230を
収容するための収容室310,320,330を区画す
る布団皮500とから構成される。敷布団10は、それ
らの各部分110,120,130に加えて、それらの
各部分110,120,130を連結する連結部700
をさらに備える。3分割タイプの敷布団10には、連結
部700が2つある。各連結部700は、敷布団10を
折り畳む際の折り目となる箇所でもある。
130は、中芯である固わたブロック210,220,
230と、各固わたブロック210,220,230を
収容するための収容室310,320,330を区画す
る布団皮500とから構成される。敷布団10は、それ
らの各部分110,120,130に加えて、それらの
各部分110,120,130を連結する連結部700
をさらに備える。3分割タイプの敷布団10には、連結
部700が2つある。各連結部700は、敷布団10を
折り畳む際の折り目となる箇所でもある。
【0010】敷布団10の布団皮500は、キルティン
グ加工の布材からなる上布540と、前記した立体ネッ
トからなる下布580とからなる。上布540は、それ
がもつ模様などによって敷布団10に高級感をただよわ
す。それに対し、下布580は、立体ネットがもつ特性
によって、敷布団10の寝心地をより一層向上させる。
立体ネットは、通気性および保温性にすぐれるだけでな
く、伸縮性にもすぐれる。その伸縮性は、次に述べる連
結部700による作用、すなわち、分割された3つの部
分110,120,130の境目の違和感をなくし、寝
る人に敷布団10が分割されていることを忘れさせると
いう作用を補助することにもなる。
グ加工の布材からなる上布540と、前記した立体ネッ
トからなる下布580とからなる。上布540は、それ
がもつ模様などによって敷布団10に高級感をただよわ
す。それに対し、下布580は、立体ネットがもつ特性
によって、敷布団10の寝心地をより一層向上させる。
立体ネットは、通気性および保温性にすぐれるだけでな
く、伸縮性にもすぐれる。その伸縮性は、次に述べる連
結部700による作用、すなわち、分割された3つの部
分110,120,130の境目の違和感をなくし、寝
る人に敷布団10が分割されていることを忘れさせると
いう作用を補助することにもなる。
【0011】2つの連結部700は、同様の構成であ
り、図2に示すように、互いに隣り合う各部分110,
120の上布540および下布580の周縁を互いに束
ねて一体に縫い合わせるようにしている。その場合、好
ましくは、上布540の周縁540eを敷布団10の厚
さ方向に見て下方に向け、しかもまた、下布580の周
縁580eを敷布団10の厚さ方向に見て上から下に巻
いた形態で、それら上布および下布の各周縁540e,
580eをテープ片600を用いて一体に縫い合わせる
ようにすると良い。そうした形態の連結部700は、そ
の上に寝る人の荷重を受けると、各部分110,120
の固わたブロック210,220からの弾性力と相俟っ
て、上方に向かう有効な作用力を生じる。なお、連結部
700のテープ片600は、連結部700を保護するだ
けでなく、連結部700自体の弾力性を増し、前記した
境目の違和感をなくすための作用力をより有効に生じ
る。
り、図2に示すように、互いに隣り合う各部分110,
120の上布540および下布580の周縁を互いに束
ねて一体に縫い合わせるようにしている。その場合、好
ましくは、上布540の周縁540eを敷布団10の厚
さ方向に見て下方に向け、しかもまた、下布580の周
縁580eを敷布団10の厚さ方向に見て上から下に巻
いた形態で、それら上布および下布の各周縁540e,
580eをテープ片600を用いて一体に縫い合わせる
ようにすると良い。そうした形態の連結部700は、そ
の上に寝る人の荷重を受けると、各部分110,120
の固わたブロック210,220からの弾性力と相俟っ
て、上方に向かう有効な作用力を生じる。なお、連結部
700のテープ片600は、連結部700を保護するだ
けでなく、連結部700自体の弾力性を増し、前記した
境目の違和感をなくすための作用力をより有効に生じ
る。
【0012】このような敷布団10を作るとき、分割さ
れた3つの部分110,120,130の境目の連結部
700を縫製した後、布団皮500の内部の各収容室3
10,320,330の内部に固わたブロック210,
220,230を収容してから、布団皮500の外周部
分を縫製する。布団皮500の外周部分の縫製について
は、図3に示すように、上布540の周縁と下布580
の周縁とをテープ片600’を用いて一体に縫い合わせ
る。
れた3つの部分110,120,130の境目の連結部
700を縫製した後、布団皮500の内部の各収容室3
10,320,330の内部に固わたブロック210,
220,230を収容してから、布団皮500の外周部
分を縫製する。布団皮500の外周部分の縫製について
は、図3に示すように、上布540の周縁と下布580
の周縁とをテープ片600’を用いて一体に縫い合わせ
る。
【図1】この発明による敷布団の一実施例を示す全体図
である。
である。
【図2】図1の2−2線に沿う部分の断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿う部分の断面図である。
【図4】図1の敷布団の折り畳み状態を示す側面図であ
る。
る。
10 敷布団 110,120,130 3つに分割された各部分 210,220,230 固わたブロック 500 布団皮 540 上布 580 下布 600 テープ片 700 連結部
Claims (8)
- 【請求項1】 敷布団の長手方向に複数の袋形状の収容
室を区画する布団皮と、前記の各収容室の中にそれぞれ
収容した固わたブロックと、互いに隣り合う収容室同志
を連結する部分であり、その部分が折り目となって敷布
団を折り畳み可能とする連結部とを備える敷布団であっ
て、前記布団皮は上布と下布とを含み、互いに隣り合う
各収容室を区画するための下布および上布の各周縁を束
ね一体に縫い合わせることによって、前記連結部を構成
するようにしたことを特徴とする、折り畳み可能な敷布
団。 - 【請求項2】 互いに隣り合う各収容室を区画するため
の上布の周縁を、敷布団の厚さ方向に見て下方に向け、
しかもまた、前記下布の周縁を敷布団の厚さ方向に見て
上から下に巻いた形態で、それら上布および下布の各周
縁をテープ片を用いて一体に縫い合わせる、請求項1の
敷布団。 - 【請求項3】 前記下布は、前記上布に比べて伸縮性に
富んだ布材料からなる、請求項1あるいは2の敷布団。 - 【請求項4】 前記下布は、前記上布に比べて通気性に
富む立体ネットからなる、請求項3の敷布団。 - 【請求項5】 前記固わたブロックは、厚さが50〜7
0mmである、請求項1の敷布団。 - 【請求項6】 前記収容室は3つ、前記連結部は2つで
あり、敷布団の長手方向の一方の収容室、中央の収容
室、他方の収容室の順に次第に長さが大きくなり、しか
も、前記2つの連結部は、敷布団の厚さ方向に見て上
部、つまり表側に近いところに位置し、かつ、互いに束
ねたものが下方を向いている、請求項5の敷布団。 - 【請求項7】 内部に固わたブロックを収容するための
袋形状の布団皮の第1の部分と第2の部分とを縫い合わ
せ連結するに際し、前記第1および第2の布団皮の各部
分をそれぞれ上布と下布とで構成し、それら各部分の互
いに連結すべき箇所について、上布と下布との各周縁を
一体に束ね、それら一体に束ねたものを布団皮の厚さ方
向に見て上部、つまり表側に近いところに位置させつ
つ、下方を向くように配置し、かつ、テープ片を用いて
一体に縫い合わせることを特徴とする、布団皮の縫製方
法。 - 【請求項8】 前記第1および第2の各部分の互いに連
結すべき箇所についての縫い合わせを終えた後、各部分
の内部に固わたブロックを収容した形態で、布団皮の外
周部分について、前記上布と前記下布とを縫い合わせ
る、請求項7の布団皮の縫製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11154298A JPH11290159A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 折り畳み可能な敷布団および布団皮の縫製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11154298A JPH11290159A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 折り畳み可能な敷布団および布団皮の縫製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11290159A true JPH11290159A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14564021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11154298A Pending JPH11290159A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 折り畳み可能な敷布団および布団皮の縫製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11290159A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007040316A1 (en) * | 2005-10-04 | 2007-04-12 | Jong-Hwa Park | Korean cushion for cleaning inner cover |
CN112369862A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-02-19 | 七彩人生集团有限公司 | 一种智能儿童折叠床 |
-
1998
- 1998-04-06 JP JP11154298A patent/JPH11290159A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007040316A1 (en) * | 2005-10-04 | 2007-04-12 | Jong-Hwa Park | Korean cushion for cleaning inner cover |
CN112369862A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-02-19 | 七彩人生集团有限公司 | 一种智能儿童折叠床 |
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