JPH07327784A - 敷き寝具 - Google Patents
敷き寝具Info
- Publication number
- JPH07327784A JPH07327784A JP12276294A JP12276294A JPH07327784A JP H07327784 A JPH07327784 A JP H07327784A JP 12276294 A JP12276294 A JP 12276294A JP 12276294 A JP12276294 A JP 12276294A JP H07327784 A JPH07327784 A JP H07327784A
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- layers
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 理想的な就寝姿勢を保持することができ、且
つ折り畳みやすい敷き寝具を提供すること。 【構成】 その中心部分にA層及びB層から成る二層の
硬質層を備えており、上層である硬質層Aには、長手方
向の左側から3分の1の付近に分割部aを形成し、この
分割部aによって、硬質層Aは、硬質部1,硬質部2に
分割される。また、下層である硬質層Bには、長手方向
の右側から3分の1の付近に分割部bを形成し、この分
割部bによって、硬質層Bは、硬質部3,硬質部4に分
割される。さらに、硬質層Aの上部に、吸湿性と保温性
を備えた上層5を形成し、硬質層Bの下部には、衝撃を
吸収するための下層6を形成する。そして、上層5、硬
質層A,B、下層6が三層構造をなし、この三層全体が
側地7によって包まれ、敷き寝具を構成している。
つ折り畳みやすい敷き寝具を提供すること。 【構成】 その中心部分にA層及びB層から成る二層の
硬質層を備えており、上層である硬質層Aには、長手方
向の左側から3分の1の付近に分割部aを形成し、この
分割部aによって、硬質層Aは、硬質部1,硬質部2に
分割される。また、下層である硬質層Bには、長手方向
の右側から3分の1の付近に分割部bを形成し、この分
割部bによって、硬質層Bは、硬質部3,硬質部4に分
割される。さらに、硬質層Aの上部に、吸湿性と保温性
を備えた上層5を形成し、硬質層Bの下部には、衝撃を
吸収するための下層6を形成する。そして、上層5、硬
質層A,B、下層6が三層構造をなし、この三層全体が
側地7によって包まれ、敷き寝具を構成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、敷きマット、敷き布団
及びマットレス等の敷き寝装具に関するものである。
及びマットレス等の敷き寝装具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の敷き寝具は、就寝姿勢を
正しく保持できることが重要であり、敷き寝具が柔らか
すぎると、人体の胸部や骨盤といった比較的重いブロッ
クが敷き寝具に沈み込み、胸部や骨盤等をつないでいる
腰椎に負担がかかり、人体は不自然なU字型となってし
まう。これによって寝返りもうちずらくなり、起きたと
きに疲労感が残るという問題があった。
正しく保持できることが重要であり、敷き寝具が柔らか
すぎると、人体の胸部や骨盤といった比較的重いブロッ
クが敷き寝具に沈み込み、胸部や骨盤等をつないでいる
腰椎に負担がかかり、人体は不自然なU字型となってし
まう。これによって寝返りもうちずらくなり、起きたと
きに疲労感が残るという問題があった。
【0003】そこで、心地よい姿勢をとることができ、
寝返りをうちやすくする目的で、図5に示すような、寝
具の外層としての上層と下層の間に、就寝姿勢を保持す
るための硬質層21を形成し、三層構造になった敷き寝
具が提案されている。この場合、硬質層には、綿を圧縮
し、バインダーにより固めた硬質な堅綿等を用いてい
る。さらに、寝具の収納性を確保するために、折り畳み
可能に構成し、硬質層を図5に示すように、切断部2
4,25の二箇所で分割し、折り畳みやすく構成してい
るものが多い。
寝返りをうちやすくする目的で、図5に示すような、寝
具の外層としての上層と下層の間に、就寝姿勢を保持す
るための硬質層21を形成し、三層構造になった敷き寝
具が提案されている。この場合、硬質層には、綿を圧縮
し、バインダーにより固めた硬質な堅綿等を用いてい
る。さらに、寝具の収納性を確保するために、折り畳み
可能に構成し、硬質層を図5に示すように、切断部2
4,25の二箇所で分割し、折り畳みやすく構成してい
るものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人の身
長は様々であり、上記したような敷き寝具では、硬質層
を分割した部分に背中の中央部や尻部などが合致した場
合に、その部分が体重により沈みこんでしまい、就寝姿
勢を保持することができず、理想的な就寝姿勢をとるこ
とができないという問題があった。また、これによっ
て、寝心地が悪くなるだけでなく、腰痛の要因にもなり
得るという問題もあった。
長は様々であり、上記したような敷き寝具では、硬質層
を分割した部分に背中の中央部や尻部などが合致した場
合に、その部分が体重により沈みこんでしまい、就寝姿
勢を保持することができず、理想的な就寝姿勢をとるこ
とができないという問題があった。また、これによっ
て、寝心地が悪くなるだけでなく、腰痛の要因にもなり
得るという問題もあった。
【0005】また、硬質層を分割していない敷き寝具に
おいては、折り畳みが非常にしずらく、折り畳みを繰り
返すことにより徐々に折り畳み易くなるが、折り畳みの
繰り返しによりせっかくの硬質層を軟化させてしまうと
いう欠点があった。
おいては、折り畳みが非常にしずらく、折り畳みを繰り
返すことにより徐々に折り畳み易くなるが、折り畳みの
繰り返しによりせっかくの硬質層を軟化させてしまうと
いう欠点があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、理想的な就寝姿勢を保持するこ
とができ、且つ折り畳みやすい敷き寝具を提供すること
を目的としている。
になされたものであり、理想的な就寝姿勢を保持するこ
とができ、且つ折り畳みやすい敷き寝具を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に、本発明の敷き寝具は、外層の内部に硬質層を備えた
敷き寝具において、前記硬質層を上下方向に複数層に分
割して構成し、その複数の硬質層の長手方向の少なくと
も一箇所において、一部の層に分割部を形成する。
に、本発明の敷き寝具は、外層の内部に硬質層を備えた
敷き寝具において、前記硬質層を上下方向に複数層に分
割して構成し、その複数の硬質層の長手方向の少なくと
も一箇所において、一部の層に分割部を形成する。
【0008】また、二層から成る硬質層を備え、前記各
硬質層にそれぞれ前記分割部を一箇所ずつ形成し、その
形成箇所が互いに重なり合わないようにその長手方向の
異なる位置に設定されていても良い。
硬質層にそれぞれ前記分割部を一箇所ずつ形成し、その
形成箇所が互いに重なり合わないようにその長手方向の
異なる位置に設定されていても良い。
【0009】さらに、前記二層から成る硬質層の内、い
ずれか一方の長手方向の二箇所に前記分割部を形成して
も良い。
ずれか一方の長手方向の二箇所に前記分割部を形成して
も良い。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明の敷き寝具は、前記
硬質層を上下方向に複数層に分割して構成し、その複数
の硬質層の長手方向の少なくとも一箇所において、一部
の層に分割部を形成しているので、就寝姿勢を保持する
ことができ、収納する場合も折り畳みやすい。
硬質層を上下方向に複数層に分割して構成し、その複数
の硬質層の長手方向の少なくとも一箇所において、一部
の層に分割部を形成しているので、就寝姿勢を保持する
ことができ、収納する場合も折り畳みやすい。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した敷き寝具の実施例
を図面を参照して説明する。
を図面を参照して説明する。
【0012】本実施例の敷き寝具の構造を示す断面図を
図1に示す。本実施例の敷き寝具は、図1に示すよう
に、その中心部分にA層及びB層から成る二層の硬質層
を備えており、上層である硬質層Aには、長手方向の左
側から3分の1の付近に分割部aが形成され、この分割
部aによって、硬質層Aは、硬質部1,硬質部2に分割
されている。また、下層である硬質層Bには、長手方向
の右側から3分の1の付近に分割部bが形成され、この
分割部bによって、硬質層Bは、硬質部3,硬質部4に
分割されている。
図1に示す。本実施例の敷き寝具は、図1に示すよう
に、その中心部分にA層及びB層から成る二層の硬質層
を備えており、上層である硬質層Aには、長手方向の左
側から3分の1の付近に分割部aが形成され、この分割
部aによって、硬質層Aは、硬質部1,硬質部2に分割
されている。また、下層である硬質層Bには、長手方向
の右側から3分の1の付近に分割部bが形成され、この
分割部bによって、硬質層Bは、硬質部3,硬質部4に
分割されている。
【0013】さらに、硬質層Aの上部には、吸湿性と保
温性を備えた外層としての上層5が形成され、硬質層B
の下部には、衝撃を吸収するための外層としての下層6
が形成されている。
温性を備えた外層としての上層5が形成され、硬質層B
の下部には、衝撃を吸収するための外層としての下層6
が形成されている。
【0014】そして、上記の上層5、硬質層A,B、下
層6が三層構造をなし、この三層全体が側地7によって
包まれ、敷き寝具を構成している。
層6が三層構造をなし、この三層全体が側地7によって
包まれ、敷き寝具を構成している。
【0015】次に、本実施例の敷き寝具の詳細について
説明する。
説明する。
【0016】敷き寝具の表面には、内部構成層を包む側
地7が設けられており、敷き寝具を作成する場合には、
長方形状の側地用生地二枚を重ね、その三辺を縫製する
ことにより袋状にしておき、その袋の中に、前記上層
5、硬質層A,B及び下層6から成る三層構造体を挿入
し、最後に、その挿入口となった未縫製部分を縫製して
いる。また、側地7の材質としては、一般的に綿素材を
使用することが多い。
地7が設けられており、敷き寝具を作成する場合には、
長方形状の側地用生地二枚を重ね、その三辺を縫製する
ことにより袋状にしておき、その袋の中に、前記上層
5、硬質層A,B及び下層6から成る三層構造体を挿入
し、最後に、その挿入口となった未縫製部分を縫製して
いる。また、側地7の材質としては、一般的に綿素材を
使用することが多い。
【0017】上層5は、敷き寝具の最上部の柔らかい層
を構成し、吸湿性と保温性を備えた層であり、この層
が、人体の凹凸に対して一部に圧力が集中しないように
作用している。また、上層5の材質としては、吸湿性の
優れた綿か羊毛、あるいはポリエステル等の合成繊維、
さらには、それらを複合した素材を使用する。
を構成し、吸湿性と保温性を備えた層であり、この層
が、人体の凹凸に対して一部に圧力が集中しないように
作用している。また、上層5の材質としては、吸湿性の
優れた綿か羊毛、あるいはポリエステル等の合成繊維、
さらには、それらを複合した素材を使用する。
【0018】上層5の下方に位置する硬質層A,Bは、
それぞれ敷き寝具を折り畳む場合の収納性を確保するた
めに、図1中の分割部a,bによって、硬質部1、硬質
部2、硬質部3及び硬質部4に分割されている。また、
硬質層A,Bの材質としては、ポリエステルを熱融着バ
インダー(低融点のポリエステル)により圧縮加熱し、
硬化させた堅綿を使用する。そして、本実施例の敷き寝
具は、硬質部1と硬質部2との間の分割部aは、硬質部
3によって塞がれ、硬質部3と硬質部4との間の分割部
bは、硬質部2によって塞がれ、硬質層A,Bの両層に
亙って、垂直方向に縦断する切れ目が生じないように構
成されている。これは、敷き寝具の厚み方向に対して、
硬質層を完全に切断する切れ目を生じさせないようにし
たことに相当する。
それぞれ敷き寝具を折り畳む場合の収納性を確保するた
めに、図1中の分割部a,bによって、硬質部1、硬質
部2、硬質部3及び硬質部4に分割されている。また、
硬質層A,Bの材質としては、ポリエステルを熱融着バ
インダー(低融点のポリエステル)により圧縮加熱し、
硬化させた堅綿を使用する。そして、本実施例の敷き寝
具は、硬質部1と硬質部2との間の分割部aは、硬質部
3によって塞がれ、硬質部3と硬質部4との間の分割部
bは、硬質部2によって塞がれ、硬質層A,Bの両層に
亙って、垂直方向に縦断する切れ目が生じないように構
成されている。これは、敷き寝具の厚み方向に対して、
硬質層を完全に切断する切れ目を生じさせないようにし
たことに相当する。
【0019】硬質層A,Bの下方に位置する下層6は、
硬質層全体の衝撃加重を支えるクッション性に優れた詰
綿で、下層6の材質としては、10デニール程度の太め
のポリエステル繊維素材を使用し、強度を維持してい
る。
硬質層全体の衝撃加重を支えるクッション性に優れた詰
綿で、下層6の材質としては、10デニール程度の太め
のポリエステル繊維素材を使用し、強度を維持してい
る。
【0020】次に、本実施例の敷き寝具を使用した場合
の作用について、図2を用いて説明する。
の作用について、図2を用いて説明する。
【0021】まず、人間の標準的な体重の分布は頭部8
で約8パーセント、胸部9で約33パーセント、尻部1
0で約44パーセント、脚部11で約15パーセントで
あり、特に、胸部9と尻部で全体重の約80パーセント
近くにおよぶ体重が集中している。
で約8パーセント、胸部9で約33パーセント、尻部1
0で約44パーセント、脚部11で約15パーセントで
あり、特に、胸部9と尻部で全体重の約80パーセント
近くにおよぶ体重が集中している。
【0022】ここで、人の身長や体型は様々なので、図
1中の硬質層Bを硬質部3と硬質部4とに分割した分割
部aが、人の胸部に合致し、全体重の33パーセントに
相当する負荷がかかった場合には、硬質層Aの硬質部2
がその胸部の体重を受けとめ姿勢を保持し、人は無理の
ない就寝姿勢を維持することができる。また、硬質層A
を硬質部1と硬質部2とに分割した分割部bに対し、体
重が加わった時には、硬質層Bの硬質部3が体重を受け
とめ、上記と同様に就寝姿勢を保持するように作用す
る。従って、硬質層が上下方向に完全に切断されている
場合のように、切断部に体重が集中して沈み込むことな
く、理想的な就寝姿勢を維持することができる。
1中の硬質層Bを硬質部3と硬質部4とに分割した分割
部aが、人の胸部に合致し、全体重の33パーセントに
相当する負荷がかかった場合には、硬質層Aの硬質部2
がその胸部の体重を受けとめ姿勢を保持し、人は無理の
ない就寝姿勢を維持することができる。また、硬質層A
を硬質部1と硬質部2とに分割した分割部bに対し、体
重が加わった時には、硬質層Bの硬質部3が体重を受け
とめ、上記と同様に就寝姿勢を保持するように作用す
る。従って、硬質層が上下方向に完全に切断されている
場合のように、切断部に体重が集中して沈み込むことな
く、理想的な就寝姿勢を維持することができる。
【0023】また、本実施例の敷き寝具を折り畳んだ状
態の断面図を図3に示す。
態の断面図を図3に示す。
【0024】本実施例の敷き寝具を折り畳む場合、分割
部a,bがそれぞれ外側にくるようにし、分割部1と分
割部2との間、及び分割部3と分割部4との間を広げる
ようにしてS字型に畳まれる。
部a,bがそれぞれ外側にくるようにし、分割部1と分
割部2との間、及び分割部3と分割部4との間を広げる
ようにしてS字型に畳まれる。
【0025】この場合、硬質層は二層に分けられ、折り
曲げられる部分(分割部a,b)においては、その厚み
が一層分、つまり従来の硬質層の半分の厚みになってい
るので、敷き寝具が従来に比べて折り畳みやすくなる。
曲げられる部分(分割部a,b)においては、その厚み
が一層分、つまり従来の硬質層の半分の厚みになってい
るので、敷き寝具が従来に比べて折り畳みやすくなる。
【0026】さらに、その他の実施例として、図4の断
面図に示すようなものがある。
面図に示すようなものがある。
【0027】図4に示す敷き寝具は、上記の実施例と同
様に、上層5、硬質層、下層6から成る三層構造を有し
ており、中間層の硬質層は二層になっている。そして、
下側の硬質層Bのみが、長手方向の3分の1及び3分の
2の位置で分割されており、硬質部14、硬質部15及
び硬質部16を形成している。硬質部14と硬質部15
との間の分割部c、及び硬質部15と硬質部16との間
の分割部dは、上層の硬質層Aによって塞がれ、硬質層
A,Bの両層に亙って、垂直方向に縦断する切れ目が生
じないように構成されている。
様に、上層5、硬質層、下層6から成る三層構造を有し
ており、中間層の硬質層は二層になっている。そして、
下側の硬質層Bのみが、長手方向の3分の1及び3分の
2の位置で分割されており、硬質部14、硬質部15及
び硬質部16を形成している。硬質部14と硬質部15
との間の分割部c、及び硬質部15と硬質部16との間
の分割部dは、上層の硬質層Aによって塞がれ、硬質層
A,Bの両層に亙って、垂直方向に縦断する切れ目が生
じないように構成されている。
【0028】これによって、図4に示す分割部c及び分
割部dに対し、体重が加わった時には、上層の硬質層A
が体重を受けとめ、上記実施例と同様に就寝姿勢を保持
するように作用し、使用者は、心地よい就寝姿勢を保持
することができる。
割部dに対し、体重が加わった時には、上層の硬質層A
が体重を受けとめ、上記実施例と同様に就寝姿勢を保持
するように作用し、使用者は、心地よい就寝姿勢を保持
することができる。
【0029】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において種々
の変更を加えることができる。
ものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において種々
の変更を加えることができる。
【0030】例えば、本実施例では硬質層を合成繊維綿
による堅綿で構成したが、比較的硬質なウレタンフォー
ムを用いても良く、発砲ポリエチレン等の圧縮加重負荷
に対する対抗性を有する物であれば、どのようなもので
も良い。
による堅綿で構成したが、比較的硬質なウレタンフォー
ムを用いても良く、発砲ポリエチレン等の圧縮加重負荷
に対する対抗性を有する物であれば、どのようなもので
も良い。
【0031】また、本実施例では、硬質層を2層に構成
したが、姿勢保持の機能を損なわない範囲で、3層以上
の複数層にして構成しても良い。この場合も、分割部の
位置が、全層に亙って同じ位置に重ならないように構成
しなければならない。
したが、姿勢保持の機能を損なわない範囲で、3層以上
の複数層にして構成しても良い。この場合も、分割部の
位置が、全層に亙って同じ位置に重ならないように構成
しなければならない。
【0032】さらに、分割部を設ける位置、及びその数
も変更可能である。
も変更可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の敷き寝具によれば、硬質層を上下方向に複数層に
分割して構成し、その複数の硬質層の長手方向の少なく
とも一箇所において、一部の層に分割部を形成している
ので、完全な切れ目を生じないため、使用者は理想的な
就寝姿勢を保持することができ、収納する場合に折り畳
みやすい。
発明の敷き寝具によれば、硬質層を上下方向に複数層に
分割して構成し、その複数の硬質層の長手方向の少なく
とも一箇所において、一部の層に分割部を形成している
ので、完全な切れ目を生じないため、使用者は理想的な
就寝姿勢を保持することができ、収納する場合に折り畳
みやすい。
【図1】本実施例の敷き寝具の内部構成を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】本実施例の敷き寝具の使用状態の説明図であ
る。
る。
【図3】本実施例の敷き寝具を折り畳んだ場合の断面図
である。
である。
【図4】その他の実施例の敷き寝具の内部構成を示す断
面図である。
面図である。
【図5】従来の敷き寝具の内部構成を示す断面図であ
る。
る。
1 硬質部 2 硬質部 3 硬質部 4 硬質部 5 上層 6 下層 A 硬質層 B 硬質層 a 分割部 b 分割部 c 分割部 d 分割部
Claims (3)
- 【請求項1】 外層の内部に硬質層を備えた敷き寝具に
おいて、 前記硬質層を上下方向に複数層に分割して構成し、その
複数の硬質層の長手方向の少なくとも一箇所において、
一部の層に分割部を形成したことを特徴とする敷き寝
具。 - 【請求項2】 二層から成る硬質層を備え、前記各硬質
層にそれぞれ前記分割部を一箇所ずつ形成し、その形成
箇所が互いに重なり合わないようにその長手方向の異な
る位置に設定されていることを特徴とする請求項1に記
載の敷き寝具。 - 【請求項3】 前記二層から成る硬質層の内、いずれか
一方の長手方向の二箇所に前記分割部を形成したことを
特徴とする請求項1に記載の敷き寝具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12276294A JPH07327784A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 敷き寝具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12276294A JPH07327784A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 敷き寝具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07327784A true JPH07327784A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14843992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12276294A Pending JPH07327784A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 敷き寝具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07327784A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002010878A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-15 | Fuji Iryoki:Kk | マットレス構造 |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP12276294A patent/JPH07327784A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002010878A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-15 | Fuji Iryoki:Kk | マットレス構造 |
JP4572450B2 (ja) * | 2000-06-30 | 2010-11-04 | 株式会社フジ医療器 | マットレス構造 |
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