JPH0123334Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0123334Y2 JPH0123334Y2 JP1984182451U JP18245184U JPH0123334Y2 JP H0123334 Y2 JPH0123334 Y2 JP H0123334Y2 JP 1984182451 U JP1984182451 U JP 1984182451U JP 18245184 U JP18245184 U JP 18245184U JP H0123334 Y2 JPH0123334 Y2 JP H0123334Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- futon
- synthetic resin
- separator
- resin foam
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 14
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 14
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 12
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 claims description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 3
- 210000002268 wool Anatomy 0.000 claims description 3
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Landscapes
- Bedding Items (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は重ね合せ式の新規なふとんに関する。
ふとんは使用に際して軽く、通気性がよくかつ
保温性がよく、嵩高であることが要望される。し
かしながら、従来の技術では、ふとんを構成する
綿や不織布等を改良するにとどまり、充分な効果
をあげることができなかつた。また、従来のふと
んは、収納時たたんだ際に、折曲げ部がふくらん
で嵩張り、収納スペースを多く要し不具合であ
る。嵩高性、通気性、保温性を向上したふとんに
関しては、本出願人は先に実公昭54−18429号公
報において上部分と下部分との間に空気保持用の
間隙を設けた重ね合せ式ふとんを開示している。
また、実開昭51−110813号全文明細書には、繊維
集合体の一面に不織布を一体に接合し、残りの面
をふとん皮で覆つて上部分および下部分を形成
し、これら両部分を不織布側で重ね合せて周縁部
を固着し、ふとんの嵩高性、保温性、通気性を改
善する技術が示されている。しかし、この公知技
術では、嵩高性は得られるが、収納時に折りたた
んだ場合、折曲げ部がふくらんでかさばり、収納
スペースを多く要する不具合である。
保温性がよく、嵩高であることが要望される。し
かしながら、従来の技術では、ふとんを構成する
綿や不織布等を改良するにとどまり、充分な効果
をあげることができなかつた。また、従来のふと
んは、収納時たたんだ際に、折曲げ部がふくらん
で嵩張り、収納スペースを多く要し不具合であ
る。嵩高性、通気性、保温性を向上したふとんに
関しては、本出願人は先に実公昭54−18429号公
報において上部分と下部分との間に空気保持用の
間隙を設けた重ね合せ式ふとんを開示している。
また、実開昭51−110813号全文明細書には、繊維
集合体の一面に不織布を一体に接合し、残りの面
をふとん皮で覆つて上部分および下部分を形成
し、これら両部分を不織布側で重ね合せて周縁部
を固着し、ふとんの嵩高性、保温性、通気性を改
善する技術が示されている。しかし、この公知技
術では、嵩高性は得られるが、収納時に折りたた
んだ場合、折曲げ部がふくらんでかさばり、収納
スペースを多く要する不具合である。
また、実公昭41−15638号公報には、シート状
のフオーム材に千鳥状に線状の切込みを設け、切
子が菱形になるまで引張つて熱固定し、ふとん等
の心材にドレーブ性をもたせる技術が示されてい
る。しかし、この心材によるふとんは、収納時に
折りたたんだ場合、折曲げ部がふくらんでかさば
り、収納スペースを多く要する不具合がある。
のフオーム材に千鳥状に線状の切込みを設け、切
子が菱形になるまで引張つて熱固定し、ふとん等
の心材にドレーブ性をもたせる技術が示されてい
る。しかし、この心材によるふとんは、収納時に
折りたたんだ場合、折曲げ部がふくらんでかさば
り、収納スペースを多く要する不具合がある。
従つて、本考案の目的は、嵩高性、保温性、通
気性に優れ、かつ収納性を向上したふとんを提供
することにある。
気性に優れ、かつ収納性を向上したふとんを提供
することにある。
本考案によるふとんは、綿、毛、不織布等の繊
維集合体と合成樹脂発泡体とを重ね合せ、該繊維
集合体側をふとん皮で覆うと共に前記合成樹脂発
泡体側を布、不織布等のセパレータで覆つて上部
分を形成し、それら両部分を別々のとじ糸でとじ
合せ、これら両部分を前記セパレータ側で重ね合
せて周縁部で固着し、両セパレータ間に空気保持
用の間〓を形成している。
維集合体と合成樹脂発泡体とを重ね合せ、該繊維
集合体側をふとん皮で覆うと共に前記合成樹脂発
泡体側を布、不織布等のセパレータで覆つて上部
分を形成し、それら両部分を別々のとじ糸でとじ
合せ、これら両部分を前記セパレータ側で重ね合
せて周縁部で固着し、両セパレータ間に空気保持
用の間〓を形成している。
〔考案の作用効果〕
従つて上部分と下部分との間隙には空気が保持
され、その空気を上部分と下部分のセパレータが
互いに密着して捕捉するために、熱が逃げにくく
なつて保温性を高めるとともに、上下部分に分け
ているために通気性も高く、ふとん全体が嵩高と
なつてクツシヨン効果が大きい。また上下部分に
用いた合成樹脂発泡体の圧縮性により、たたんだ
際に折曲げ部が無理なくつぶれ従来のふとんに比
べて嵩が大幅に減少し収納性が極めて向上され
る。
され、その空気を上部分と下部分のセパレータが
互いに密着して捕捉するために、熱が逃げにくく
なつて保温性を高めるとともに、上下部分に分け
ているために通気性も高く、ふとん全体が嵩高と
なつてクツシヨン効果が大きい。また上下部分に
用いた合成樹脂発泡体の圧縮性により、たたんだ
際に折曲げ部が無理なくつぶれ従来のふとんに比
べて嵩が大幅に減少し収納性が極めて向上され
る。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。図において、全体をＡで示す本考案のふとん
は、上部分ａおよび下部分ｂからなつている。上
部分ａは、天然又は合成繊維等の綿、羊毛、羽毛
等の毛、合成樹脂を素材とする不織布等の繊維集
合体１と合成樹脂発泡体いわゆるフオームラバー
２とを重ね合したものの合成樹脂発泡体２の表面
に多数の孔ｈを有する布すなわちガーゼや多数の
孔ｈを有する加熱加圧処理した薄いシート状の不
織布のセパレータ３を重ね合せ、繊維集合体１の
表面をふとん皮４で覆い、その周縁部をセパレー
タ３に縫い合せにより固着５して構成する。下部
分ｂは、前記繊維集合体１の一面にセパレータ３
を重ね合せ、他面をふとん皮４で覆い、その周縁
部をセパレータ３に縫い合せにより固着５して構
成する。このようにして構成された上部分ａと下
部分ｂとは、セパレータ３の側で互いに重ね合さ
れ、それらの周縁部において固着手段６により一
体とされてふとんＡが形成されている。固着手段
６としては上部分ａと下部分ｂとが簡単に分離で
きるようにして、充分にふとん干しができるよう
にし、また寒暖に応じて片方の部分だけを使用で
きるようにスナツプ止め、チヤツク止めあるいは
縫い合せ等の固着手段が好ましいが、一体的なも
のでもよい。なお、７はとじ糸であり、上部分ａ
と下部分ｂとで別々にそれぞれ部分ａ，ｂをとじ
ている。前記合成樹脂発泡体には、引張り強さ、
伸び、圧縮性および復元率の優れた例えば東洋護
謨化学工業株式会社の商品名「Ｍ＆Ｃフオーム」
等が好適である。
る。図において、全体をＡで示す本考案のふとん
は、上部分ａおよび下部分ｂからなつている。上
部分ａは、天然又は合成繊維等の綿、羊毛、羽毛
等の毛、合成樹脂を素材とする不織布等の繊維集
合体１と合成樹脂発泡体いわゆるフオームラバー
２とを重ね合したものの合成樹脂発泡体２の表面
に多数の孔ｈを有する布すなわちガーゼや多数の
孔ｈを有する加熱加圧処理した薄いシート状の不
織布のセパレータ３を重ね合せ、繊維集合体１の
表面をふとん皮４で覆い、その周縁部をセパレー
タ３に縫い合せにより固着５して構成する。下部
分ｂは、前記繊維集合体１の一面にセパレータ３
を重ね合せ、他面をふとん皮４で覆い、その周縁
部をセパレータ３に縫い合せにより固着５して構
成する。このようにして構成された上部分ａと下
部分ｂとは、セパレータ３の側で互いに重ね合さ
れ、それらの周縁部において固着手段６により一
体とされてふとんＡが形成されている。固着手段
６としては上部分ａと下部分ｂとが簡単に分離で
きるようにして、充分にふとん干しができるよう
にし、また寒暖に応じて片方の部分だけを使用で
きるようにスナツプ止め、チヤツク止めあるいは
縫い合せ等の固着手段が好ましいが、一体的なも
のでもよい。なお、７はとじ糸であり、上部分ａ
と下部分ｂとで別々にそれぞれ部分ａ，ｂをとじ
ている。前記合成樹脂発泡体には、引張り強さ、
伸び、圧縮性および復元率の優れた例えば東洋護
謨化学工業株式会社の商品名「Ｍ＆Ｃフオーム」
等が好適である。
本考案によるふとんは上記のように構成されて
いるので、上部分ａと下部分ｂの間隙Ｂ（特にと
じ糸７でとじられている部分）は空気が保持さ
れ、その空気を上下のセパレータ３，３で互いに
密着して捕捉するために、熱が逃げにくくなつて
保温性を高めると同時に、上下部分に分けてある
ために通気性が高く、またふとんＡ全体が嵩高と
なつてクツシヨン効果が大きく、心地良い使用感
を得ることができる。また、セパレータ３はとじ
糸７による合成樹脂発泡体２の損傷を防ぐととも
に、とじ糸７によつてとじられている部分に確実
に空気保持用の間隙Ｂを形成することができる。
そして、セパレータ３，３は軟かいので、上下の
部分のなじみがよく上下の両部分の違和感がなく
１つのふとんの如く構成できる。この上部分ａと
下部分ｂとの間隙Ｂは、空気保持用の間隙として
働き、寝返りなどの身体の動きに沿つてこの間隙
Ｂの中を暖かい空気が移動し、毛細血管を圧迫し
ないので血液循環がスムーズに行われ、快適な弾
力性と相俟つて深い睡眠を保証する。更に合成樹
脂発泡体２の優れた圧縮性により、ふとんＡを畳
んだ際に折曲げ部が無理なくつぶれ、従つて従来
のふとんに比べて嵩張りを防止し嵩を縮小（折り
畳み試験によれば、繊維集合体１，１と合成樹脂
発泡体２，２の厚さの比を２：３とした場合、嵩
が従来の約2/3に縮小）することができ、その結
果、収納性を大幅に向上することができる。な
お、固着手段６としてスナツプ止め、チヤツク止
め、縫い合せ等を用い上下部分ａ，ｂを分離でき
るようにしてあるので、上部分ａと下部分ｂとを
簡単に分離して、充分にふとん干しができ、また
寒暖に応じて片方の部分だけ使用し、汎用性を高
めることができる。
いるので、上部分ａと下部分ｂの間隙Ｂ（特にと
じ糸７でとじられている部分）は空気が保持さ
れ、その空気を上下のセパレータ３，３で互いに
密着して捕捉するために、熱が逃げにくくなつて
保温性を高めると同時に、上下部分に分けてある
ために通気性が高く、またふとんＡ全体が嵩高と
なつてクツシヨン効果が大きく、心地良い使用感
を得ることができる。また、セパレータ３はとじ
糸７による合成樹脂発泡体２の損傷を防ぐととも
に、とじ糸７によつてとじられている部分に確実
に空気保持用の間隙Ｂを形成することができる。
そして、セパレータ３，３は軟かいので、上下の
部分のなじみがよく上下の両部分の違和感がなく
１つのふとんの如く構成できる。この上部分ａと
下部分ｂとの間隙Ｂは、空気保持用の間隙として
働き、寝返りなどの身体の動きに沿つてこの間隙
Ｂの中を暖かい空気が移動し、毛細血管を圧迫し
ないので血液循環がスムーズに行われ、快適な弾
力性と相俟つて深い睡眠を保証する。更に合成樹
脂発泡体２の優れた圧縮性により、ふとんＡを畳
んだ際に折曲げ部が無理なくつぶれ、従つて従来
のふとんに比べて嵩張りを防止し嵩を縮小（折り
畳み試験によれば、繊維集合体１，１と合成樹脂
発泡体２，２の厚さの比を２：３とした場合、嵩
が従来の約2/3に縮小）することができ、その結
果、収納性を大幅に向上することができる。な
お、固着手段６としてスナツプ止め、チヤツク止
め、縫い合せ等を用い上下部分ａ，ｂを分離でき
るようにしてあるので、上部分ａと下部分ｂとを
簡単に分離して、充分にふとん干しができ、また
寒暖に応じて片方の部分だけ使用し、汎用性を高
めることができる。
以上説明したように、本考案によれば、合成樹
脂発泡体と繊維集合体を重ね合せたものおよび繊
維集合体とをそれぞれふとん皮とセパレータで覆
つて構成した上部分および下部分とを重ね合せて
両部分のセパレータの間に空気保持用の間隙を形
成したので、嵩高性、保温性、通気性および収納
性を向上することができる。
脂発泡体と繊維集合体を重ね合せたものおよび繊
維集合体とをそれぞれふとん皮とセパレータで覆
つて構成した上部分および下部分とを重ね合せて
両部分のセパレータの間に空気保持用の間隙を形
成したので、嵩高性、保温性、通気性および収納
性を向上することができる。
図は本考案の一実施例を示す断面図である。
Ａ……ふとん、Ｂ……空気保持用の間隙、ａ…
…上部分、ｂ……下部分、１……繊維集合体、２
……合成樹脂発泡体、３……セパレータ、４……
ふとん皮、６……固着手段、７……とじ糸。
…上部分、ｂ……下部分、１……繊維集合体、２
……合成樹脂発泡体、３……セパレータ、４……
ふとん皮、６……固着手段、７……とじ糸。
Claims (1)
- 綿、毛、不織布等の繊維集合体と合成樹脂発泡
体とを重ね合せ、該繊維集合体側をふとん皮で覆
うと共に前記合成樹脂発泡体側を布、不織布等の
セパレータで覆つて上部分を形成し、それら両部
分を別々のとじ糸でとじ合せ、これら両部分を前
記セパレータ側で重ね合せて周縁部で固着し、両
セパレータ間に空気保持用の間〓を形成したこと
を特徴とするふとん。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984182451U JPH0123334Y2 (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984182451U JPH0123334Y2 (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6197969U JPS6197969U (ja) | 1986-06-23 |
| JPH0123334Y2 true JPH0123334Y2 (ja) | 1989-07-18 |
Family
ID=30739989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984182451U Expired JPH0123334Y2 (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0123334Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005204769A (ja) * | 2004-01-21 | 2005-08-04 | Symbolic Atorii:Kk | 保温性の調整可能な掛布団 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4115638Y1 (ja) * | 1964-02-17 | 1966-07-22 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5418429Y2 (ja) * | 1975-03-01 | 1979-07-12 |
-
1984
- 1984-12-03 JP JP1984182451U patent/JPH0123334Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4115638Y1 (ja) * | 1964-02-17 | 1966-07-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6197969U (ja) | 1986-06-23 |
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