JPH112857A - 電子ビューファインダを備えた銀塩カメラ - Google Patents
電子ビューファインダを備えた銀塩カメラInfo
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- JPH112857A JPH112857A JP9153617A JP15361797A JPH112857A JP H112857 A JPH112857 A JP H112857A JP 9153617 A JP9153617 A JP 9153617A JP 15361797 A JP15361797 A JP 15361797A JP H112857 A JPH112857 A JP H112857A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 効率良く、十分な電源供給が行える電子ビュ
ーファインダを備えた銀塩カメラを提供する。 【解決手段】 レンズ及びシャッタを介して銀塩フィル
ムに露光を行わせて撮影を行う銀塩撮影手段300と、
固体撮像素子により撮像した画像を画像表示部に表示す
る電子ビューファインダ手段200と、前記銀塩撮影手
段のレンズ若しくはシャッタの少なくとも一方を駆動し
ている期間には前記電子ビューファインダ手段の表示を
停止させる制御手段100と、を備えたことを特徴とす
る電子ビューファインダを備えた銀塩カメラ。
ーファインダを備えた銀塩カメラを提供する。 【解決手段】 レンズ及びシャッタを介して銀塩フィル
ムに露光を行わせて撮影を行う銀塩撮影手段300と、
固体撮像素子により撮像した画像を画像表示部に表示す
る電子ビューファインダ手段200と、前記銀塩撮影手
段のレンズ若しくはシャッタの少なくとも一方を駆動し
ている期間には前記電子ビューファインダ手段の表示を
停止させる制御手段100と、を備えたことを特徴とす
る電子ビューファインダを備えた銀塩カメラ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮影画像を確認する
ために電子ビューファインダを備えた銀塩カメラに関す
る。
ために電子ビューファインダを備えた銀塩カメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】銀塩フィルムに撮影を行う一般的なカメ
ラ(以下、銀塩カメラという)では、光学ファインダを
備えており、この光学ファインダにより撮影しようとす
る被写体の確認を行うように構成されている。
ラ(以下、銀塩カメラという)では、光学ファインダを
備えており、この光学ファインダにより撮影しようとす
る被写体の確認を行うように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような銀塩カメラ
では、ビデオカメラやディジタルカメラなどとは異な
り、実際に撮影した様子を撮影直後に確認することがで
きないという問題があった。
では、ビデオカメラやディジタルカメラなどとは異な
り、実際に撮影した様子を撮影直後に確認することがで
きないという問題があった。
【0004】このような確認のため、固体撮像素子(C
CD等)と、この固体撮像素子で撮像した画像を撮影前
には動画,撮影直後には静止画として表示する表示装置
(LCD等)からなる電子ビューファインダを銀塩カメ
ラに設けることも考えられる。
CD等)と、この固体撮像素子で撮像した画像を撮影前
には動画,撮影直後には静止画として表示する表示装置
(LCD等)からなる電子ビューファインダを銀塩カメ
ラに設けることも考えられる。
【0005】しかし、このような電子ビューファインダ
では、CCDの駆動やLCDの駆動に多くの電力を消費
するという不具合を有している。更に、電子ビューファ
インダの画像表示と、銀塩撮影側のシャッタ駆動やレン
ズ駆動とが重なると、これらによる大電流によって電源
電圧が一層低下することになる。このため、電源から各
回路への電源供給が十分できなくなり、正常な動作が行
えなくなることがある。
では、CCDの駆動やLCDの駆動に多くの電力を消費
するという不具合を有している。更に、電子ビューファ
インダの画像表示と、銀塩撮影側のシャッタ駆動やレン
ズ駆動とが重なると、これらによる大電流によって電源
電圧が一層低下することになる。このため、電源から各
回路への電源供給が十分できなくなり、正常な動作が行
えなくなることがある。
【0006】また、操作者が特に必要としていない期間
にも撮像が続けられているために、無駄な電力が消費さ
れており、使用可能時間が短くなっているという問題が
生じていた。
にも撮像が続けられているために、無駄な電力が消費さ
れており、使用可能時間が短くなっているという問題が
生じていた。
【0007】本発明の目的は、上記技術的課題に鑑み、
効率良く、十分な電源供給が行える電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラを提供することにある。
効率良く、十分な電源供給が行える電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題を解
決する本願発明は以下に述べるようなものである。 (1)請求項1記載の発明は、レンズ及びシャッタを介
して銀塩フィルムに露光を行わせて撮影を行う銀塩撮影
手段と、固体撮像素子により撮像した画像を画像表示部
に表示する電子ビューファインダ手段と、前記銀塩撮影
手段のレンズ若しくはシャッタの少なくとも一方を駆動
している期間には前記電子ビューファインダ手段の表示
を停止させる制御手段と、を備えたことを特徴とする電
子ビューファインダを備えた銀塩カメラである。
決する本願発明は以下に述べるようなものである。 (1)請求項1記載の発明は、レンズ及びシャッタを介
して銀塩フィルムに露光を行わせて撮影を行う銀塩撮影
手段と、固体撮像素子により撮像した画像を画像表示部
に表示する電子ビューファインダ手段と、前記銀塩撮影
手段のレンズ若しくはシャッタの少なくとも一方を駆動
している期間には前記電子ビューファインダ手段の表示
を停止させる制御手段と、を備えたことを特徴とする電
子ビューファインダを備えた銀塩カメラである。
【0009】この電子ビューファインダを備えた銀塩カ
メラでは、銀塩撮影手段でレンズ若しくはシャッタを駆
動して銀塩フィルムに撮影を行っている期間には、制御
手段が電子ビューファインダ手段の画像表示を停止させ
るように制御する。
メラでは、銀塩撮影手段でレンズ若しくはシャッタを駆
動して銀塩フィルムに撮影を行っている期間には、制御
手段が電子ビューファインダ手段の画像表示を停止させ
るように制御する。
【0010】このような制御により、銀塩撮影手段のレ
ンズ若しくはシャッタの駆動と電子ビューファインダ手
段の画像表示とが同時に行われることはなく、両者が同
時に駆動されることによる大電流が流れることもないの
で、電源から各回路への電源供給が十分でき、正常な動
作が確保される。この結果、効率良く、十分な電源供給
が行えるようになる。
ンズ若しくはシャッタの駆動と電子ビューファインダ手
段の画像表示とが同時に行われることはなく、両者が同
時に駆動されることによる大電流が流れることもないの
で、電源から各回路への電源供給が十分でき、正常な動
作が確保される。この結果、効率良く、十分な電源供給
が行えるようになる。
【0011】(2)請求項2記載の発明は、レンズ及び
シャッタを介して銀塩フィルムに露光を行わせて撮影を
行う銀塩撮影手段と、固体撮像素子により撮像した画像
を画像表示部に表示する電子ビューファインダ手段と、
撮影モード若しくは日時の設定を行う設定入力手段と、
前記設定入力手段から設定が行われている期間には前記
電子ビューファインダ手段の固体撮像素子の駆動を停止
させる制御手段と、を備えたことを特徴とする電子ビュ
ーファインダを備えた銀塩カメラである。
シャッタを介して銀塩フィルムに露光を行わせて撮影を
行う銀塩撮影手段と、固体撮像素子により撮像した画像
を画像表示部に表示する電子ビューファインダ手段と、
撮影モード若しくは日時の設定を行う設定入力手段と、
前記設定入力手段から設定が行われている期間には前記
電子ビューファインダ手段の固体撮像素子の駆動を停止
させる制御手段と、を備えたことを特徴とする電子ビュ
ーファインダを備えた銀塩カメラである。
【0012】この電子ビューファインダを備えた銀塩カ
メラでは、設定入力手段から設定が行われている期間に
は、制御手段が電子ビューファインダ手段の固体撮像素
子の駆動を停止させるように制御する。
メラでは、設定入力手段から設定が行われている期間に
は、制御手段が電子ビューファインダ手段の固体撮像素
子の駆動を停止させるように制御する。
【0013】この制御では、操作者が設定入力手段から
設定を行っている期間は、電子ビューファインダ手段の
撮像が不要であることに着目し、少なくとも固体撮像素
子の駆動を停止させるようにしている。
設定を行っている期間は、電子ビューファインダ手段の
撮像が不要であることに着目し、少なくとも固体撮像素
子の駆動を停止させるようにしている。
【0014】すなわち、電子ビューファインダ手段の表
示手段には、設定入力手段からの設定若しくは入力の内
容そのものを表示すればよい。また、データ用表示手段
を別途備えている場合には、固体撮像素子の駆動と画像
表示部の表示を停止させるように制御を行う。
示手段には、設定入力手段からの設定若しくは入力の内
容そのものを表示すればよい。また、データ用表示手段
を別途備えている場合には、固体撮像素子の駆動と画像
表示部の表示を停止させるように制御を行う。
【0015】従って、操作者が必要としない期間におけ
る電子ビューファインダ手段の撮像を停止させること
で、無駄な電力消費を抑えることが可能になる。この結
果、効率良く、十分な電源供給が行えるようになる。
る電子ビューファインダ手段の撮像を停止させること
で、無駄な電力消費を抑えることが可能になる。この結
果、効率良く、十分な電源供給が行えるようになる。
【0016】(3)請求項3記載の発明は、レンズ及び
シャッタを介して銀塩フィルムに露光を行わせて撮影を
行う銀塩撮影手段と、固体撮像素子により撮像した画像
を画像表示部に表示する電子ビューファインダ手段と、
撮影前の所定の操作を受付ける操作手段と、前記操作手
段において操作が行われたことを検知して前記電子ビュ
ーファインダ手段の固体撮像素子と表示部とを駆動する
制御手段と、を備えたことを特徴とする電子ビューファ
インダを備えた銀塩カメラである。
シャッタを介して銀塩フィルムに露光を行わせて撮影を
行う銀塩撮影手段と、固体撮像素子により撮像した画像
を画像表示部に表示する電子ビューファインダ手段と、
撮影前の所定の操作を受付ける操作手段と、前記操作手
段において操作が行われたことを検知して前記電子ビュ
ーファインダ手段の固体撮像素子と表示部とを駆動する
制御手段と、を備えたことを特徴とする電子ビューファ
インダを備えた銀塩カメラである。
【0017】この電子ビューファインダを備えた銀塩カ
メラでは、操作手段において操作が行われたことを検知
して前記電子ビューファインダ手段の固体撮像素子と表
示部とを駆動するように制御手段が制御する。
メラでは、操作手段において操作が行われたことを検知
して前記電子ビューファインダ手段の固体撮像素子と表
示部とを駆動するように制御手段が制御する。
【0018】この制御では、操作者が操作手段から撮影
に関する何等かの操作を行うまでは、電子ビューファイ
ンダ手段の撮像と表示とが不要であることに着目し、固
体撮像素子の駆動と表示部への表示を停止させるように
している。そして、操作者が操作手段から撮影に関する
何等かの操作を行うことで、固体撮像素子の駆動と表示
部への表示を開始させるようにしている。この場合の撮
影に関する操作としては、レリーズスイッチの半押し,
ズームスイッチの操作,グリップを握る,などが該当す
る。
に関する何等かの操作を行うまでは、電子ビューファイ
ンダ手段の撮像と表示とが不要であることに着目し、固
体撮像素子の駆動と表示部への表示を停止させるように
している。そして、操作者が操作手段から撮影に関する
何等かの操作を行うことで、固体撮像素子の駆動と表示
部への表示を開始させるようにしている。この場合の撮
影に関する操作としては、レリーズスイッチの半押し,
ズームスイッチの操作,グリップを握る,などが該当す
る。
【0019】従って、操作者が撮影を意図していない期
間における電子ビューファインダ手段の撮像と表示とを
停止させ、撮影を意図した時点で電子ビューファインダ
手段の撮像と表示とを開始させるようにすることで、無
駄な電力消費を抑えることが可能になる。この結果、効
率良く、十分な電源供給が行えるようになる。
間における電子ビューファインダ手段の撮像と表示とを
停止させ、撮影を意図した時点で電子ビューファインダ
手段の撮像と表示とを開始させるようにすることで、無
駄な電力消費を抑えることが可能になる。この結果、効
率良く、十分な電源供給が行えるようになる。
【0020】なお、操作者が操作手段から撮影に関する
何等かの操作を行うことで、固体撮像素子の駆動と表示
部への表示を開始させた後、一定時間の経過で固体撮像
素子の駆動と表示部への表示を停止させるようにしても
よい。この場合、何等かの操作は行われたものの実際に
撮影が行われなかった場合にも無駄な電力消費を抑える
ことが可能になる。
何等かの操作を行うことで、固体撮像素子の駆動と表示
部への表示を開始させた後、一定時間の経過で固体撮像
素子の駆動と表示部への表示を停止させるようにしても
よい。この場合、何等かの操作は行われたものの実際に
撮影が行われなかった場合にも無駄な電力消費を抑える
ことが可能になる。
【0021】(4)請求項4記載の発明は、レンズ及び
シャッタを介して銀塩フィルムに露光を行わせて撮影を
行う銀塩撮影手段と、固体撮像素子により撮像した画像
を画像表示部に表示する電子ビューファインダ手段と、
撮影に関する操作を受付ける操作手段と、前記銀塩撮影
手段における撮影に同期して電子ビューファインダ手段
で得た画像を静止画として画像表示させ、前記操作手段
において撮影前の操作が行われたことを検知して前記電
子ビューファインダ手段の画像表示を静止画から動画に
切り換える制御手段と、を備えたことを特徴とする電子
ビューファインダを備えた銀塩カメラである。
シャッタを介して銀塩フィルムに露光を行わせて撮影を
行う銀塩撮影手段と、固体撮像素子により撮像した画像
を画像表示部に表示する電子ビューファインダ手段と、
撮影に関する操作を受付ける操作手段と、前記銀塩撮影
手段における撮影に同期して電子ビューファインダ手段
で得た画像を静止画として画像表示させ、前記操作手段
において撮影前の操作が行われたことを検知して前記電
子ビューファインダ手段の画像表示を静止画から動画に
切り換える制御手段と、を備えたことを特徴とする電子
ビューファインダを備えた銀塩カメラである。
【0022】この電子ビューファインダを備えた銀塩カ
メラでは、操作手段において操作が行われたことを検知
して電子ビューファインダ手段の表示を静止画から動画
に切り換えるように制御手段が制御する。
メラでは、操作手段において操作が行われたことを検知
して電子ビューファインダ手段の表示を静止画から動画
に切り換えるように制御手段が制御する。
【0023】この制御では、操作者が操作手段から撮影
に関する何等かの操作を行うまでは、電子ビューファイ
ンダ手段の撮像と動画表示とが不要であることに着目
し、固体撮像素子の駆動を停止させて直前に撮影した画
像の静止画表示を行うようにしている。そして、操作者
が操作手段から撮影に関する何等かの操作を行うこと
で、固体撮像素子の駆動を開始させ、表示部の動画表示
を開始させるようにしている。この場合の撮影に関する
操作としては、レリーズスイッチの半押し,ズームスイ
ッチの操作,グリップを握る,などが該当する。
に関する何等かの操作を行うまでは、電子ビューファイ
ンダ手段の撮像と動画表示とが不要であることに着目
し、固体撮像素子の駆動を停止させて直前に撮影した画
像の静止画表示を行うようにしている。そして、操作者
が操作手段から撮影に関する何等かの操作を行うこと
で、固体撮像素子の駆動を開始させ、表示部の動画表示
を開始させるようにしている。この場合の撮影に関する
操作としては、レリーズスイッチの半押し,ズームスイ
ッチの操作,グリップを握る,などが該当する。
【0024】従って、操作者が撮影を意図していない期
間における固体撮像素子の駆動を停止させ、撮影を意図
した時点で固体撮像素子の駆動を開始させるようにする
ことで、無駄な電力消費を抑えることが可能になる。こ
の結果、効率良く、十分な電源供給が行えるようにな
る。
間における固体撮像素子の駆動を停止させ、撮影を意図
した時点で固体撮像素子の駆動を開始させるようにする
ことで、無駄な電力消費を抑えることが可能になる。こ
の結果、効率良く、十分な電源供給が行えるようにな
る。
【0025】(5)請求項5記載の発明は、光学ファイ
ンダ手段を備え、レンズ及びシャッタを介して銀塩フィ
ルムに露光を行わせて撮影を行う銀塩撮影手段と、固体
撮像素子により撮像した画像を複数の表示モードで画像
表示部に表示する電子ビューファインダ手段と、前記銀
塩撮影手段と前記電子ビューファインダ手段とに電源を
供給する電源手段と、前記銀塩撮影手段への電源供給は
維持したまま、前記画像表示部への前記複数の表示モー
ドを切り換える表示モード切り換え手段と、を備えたこ
とを特徴とする電子ビューファインダを備えた銀塩カメ
ラである。
ンダ手段を備え、レンズ及びシャッタを介して銀塩フィ
ルムに露光を行わせて撮影を行う銀塩撮影手段と、固体
撮像素子により撮像した画像を複数の表示モードで画像
表示部に表示する電子ビューファインダ手段と、前記銀
塩撮影手段と前記電子ビューファインダ手段とに電源を
供給する電源手段と、前記銀塩撮影手段への電源供給は
維持したまま、前記画像表示部への前記複数の表示モー
ドを切り換える表示モード切り換え手段と、を備えたこ
とを特徴とする電子ビューファインダを備えた銀塩カメ
ラである。
【0026】この電子ビューファインダを備えた銀塩カ
メラでは、電子ビューファインダ手段の複数の表示モー
ドを切り換えるように表示モード切り換え手段が制御す
る。従って、電源の消耗などに応じて電子ビューファイ
ンダ手段の表示を切り換えることで、銀塩撮影手段の最
小限の動作を確保して、全体の使用時間を延長するよう
な効率的な電源供給が行えるようになる。
メラでは、電子ビューファインダ手段の複数の表示モー
ドを切り換えるように表示モード切り換え手段が制御す
る。従って、電源の消耗などに応じて電子ビューファイ
ンダ手段の表示を切り換えることで、銀塩撮影手段の最
小限の動作を確保して、全体の使用時間を延長するよう
な効率的な電源供給が行えるようになる。
【0027】(6)請求項6記載の発明は、上記請求項
5の発明において、操作されることにより前記表示モー
ド切り換え手段への切り換え信号を出力する表示切り換
え操作部を備え、前記表示モード切り換え手段は、前記
表示切り換え操作部からの切り換え信号に基づいて前記
複数の表示モードを切り換えることを特徴とする請求項
5記載の電子ビューファインダを備えた銀塩カメラであ
る。
5の発明において、操作されることにより前記表示モー
ド切り換え手段への切り換え信号を出力する表示切り換
え操作部を備え、前記表示モード切り換え手段は、前記
表示切り換え操作部からの切り換え信号に基づいて前記
複数の表示モードを切り換えることを特徴とする請求項
5記載の電子ビューファインダを備えた銀塩カメラであ
る。
【0028】この電子ビューファインダを備えた銀塩カ
メラでは、表示モード切り換え操作部からの切り換え信
号に基づいて電子ビューファインダ手段の複数の表示モ
ードを切り換えるように表示モード切り換え手段が制御
する。
メラでは、表示モード切り換え操作部からの切り換え信
号に基づいて電子ビューファインダ手段の複数の表示モ
ードを切り換えるように表示モード切り換え手段が制御
する。
【0029】従って、電源の消耗などに応じて電子ビュ
ーファインダ手段の表示を切り換えることで、銀塩撮影
手段の最小限の動作を確保して、全体の使用時間を延長
するような効率的な電源供給が行えるようになる。
ーファインダ手段の表示を切り換えることで、銀塩撮影
手段の最小限の動作を確保して、全体の使用時間を延長
するような効率的な電源供給が行えるようになる。
【0030】(7)請求項7記載の発明は、上記請求項
5の発明において、前記電源手段の消耗状態を検出し、
消耗状態に応じて複数の切り換え信号を出力する電源状
態検出手段を備え、前記表示モード切り換え手段は、前
記電源状態検出手段からの切り換え信号に基づいて前記
複数の表示モードを切り換えることを特徴とする電子ビ
ューファインダを備えた銀塩カメラである。
5の発明において、前記電源手段の消耗状態を検出し、
消耗状態に応じて複数の切り換え信号を出力する電源状
態検出手段を備え、前記表示モード切り換え手段は、前
記電源状態検出手段からの切り換え信号に基づいて前記
複数の表示モードを切り換えることを特徴とする電子ビ
ューファインダを備えた銀塩カメラである。
【0031】この電子ビューファインダを備えた銀塩カ
メラでは、電源状態検出手段からの切り換え信号に基づ
いて電子ビューファインダ手段の複数の表示モードを切
り換えるように表示モード切り換え手段が制御する。
メラでは、電源状態検出手段からの切り換え信号に基づ
いて電子ビューファインダ手段の複数の表示モードを切
り換えるように表示モード切り換え手段が制御する。
【0032】従って、検出された電源の消耗に応じて電
子ビューファインダ手段の表示を切り換えることで、銀
塩撮影手段の最小限の動作を確保して、全体の使用時間
を延長するような効率的な電源供給が行えるようにな
る。
子ビューファインダ手段の表示を切り換えることで、銀
塩撮影手段の最小限の動作を確保して、全体の使用時間
を延長するような効率的な電源供給が行えるようにな
る。
【0033】(8)請求項8記載の発明は、上記請求項
5乃至7の発明において、前記複数の表示モードとし
て、 撮影画像確認のための静止画表示を行うモード、もし
くは、撮像及び動画/静止画表示を行わないモード、
の少なくとも一方の表示モード、及び、撮影前被写体
確認のための撮像と動画表示及び撮影画像確認のための
静止画表示を行うモード、を備えたことを特徴とする。
5乃至7の発明において、前記複数の表示モードとし
て、 撮影画像確認のための静止画表示を行うモード、もし
くは、撮像及び動画/静止画表示を行わないモード、
の少なくとも一方の表示モード、及び、撮影前被写体
確認のための撮像と動画表示及び撮影画像確認のための
静止画表示を行うモード、を備えたことを特徴とする。
【0034】この電子ビューファインダを備えた銀塩カ
メラでは、電源手段の消耗などに応じて、電子ビューフ
ァインダ手段の撮像と表示とを段階的に停止させるよう
に制御する。
メラでは、電源手段の消耗などに応じて、電子ビューフ
ァインダ手段の撮像と表示とを段階的に停止させるよう
に制御する。
【0035】この制御では、電源が十分である場合に
は、第1段階として、撮影前被写体確認のための撮像と
動画表示及び撮影画像確認のための静止画表示を行わ
せ、電子ビューファインダ手段の全ての機能を用いるよ
うにしている。
は、第1段階として、撮影前被写体確認のための撮像と
動画表示及び撮影画像確認のための静止画表示を行わ
せ、電子ビューファインダ手段の全ての機能を用いるよ
うにしている。
【0036】また、電源がある程度消耗した場合には、
第2段階として、撮影画像確認のための静止画表示を行
わせ、電子ビューファインダ手段の一部の機能を制限す
ることで、電子ビューファインダ手段を使用しつつ銀塩
撮影手段の動作を確保するようにしている。
第2段階として、撮影画像確認のための静止画表示を行
わせ、電子ビューファインダ手段の一部の機能を制限す
ることで、電子ビューファインダ手段を使用しつつ銀塩
撮影手段の動作を確保するようにしている。
【0037】そして、電源の消耗が進んだ場合には、第
3段階として、撮像と動画/静止画表示の停止により、
電子ビューファインダ手段の大部分の機能を停止させる
ことで、銀塩撮影手段側の動作を確保するようにしてい
る。この際には、光学ファインダにより、撮影前の被写
体確認が行える。
3段階として、撮像と動画/静止画表示の停止により、
電子ビューファインダ手段の大部分の機能を停止させる
ことで、銀塩撮影手段側の動作を確保するようにしてい
る。この際には、光学ファインダにより、撮影前の被写
体確認が行える。
【0038】また、上記第1段階と第2段階の制御、も
しくは、上記第1段階と第3段階の制御、であってもよ
い。従って、電源の消耗に応じて電子ビューファインダ
手段の動作を段階的に切り換えることで、電子ビューフ
ァインダ手段の動作モード切り換えのような煩わしい操
作を操作者に強いることなく、銀塩撮影手段の最小限の
動作を確保して、全体の使用時間を延長するような効率
的な電源供給が行えるようになる。
しくは、上記第1段階と第3段階の制御、であってもよ
い。従って、電源の消耗に応じて電子ビューファインダ
手段の動作を段階的に切り換えることで、電子ビューフ
ァインダ手段の動作モード切り換えのような煩わしい操
作を操作者に強いることなく、銀塩撮影手段の最小限の
動作を確保して、全体の使用時間を延長するような効率
的な電源供給が行えるようになる。
【0039】(9)請求項9記載の発明は、光学ファイ
ンダ手段を備え、レンズ及びシャッタを介して銀塩フィ
ルムに露光を行わせて撮影を行う銀塩撮影手段と、固体
撮像素子により撮像した画像を複数の表示モードで画像
表示部に表示する電子ビューファインダ手段と、前記画
像表示部に表示を行わせる表示開始操作部と、を備えた
ことを特徴とする電子ビューファインダを備えた銀塩カ
メラである。
ンダ手段を備え、レンズ及びシャッタを介して銀塩フィ
ルムに露光を行わせて撮影を行う銀塩撮影手段と、固体
撮像素子により撮像した画像を複数の表示モードで画像
表示部に表示する電子ビューファインダ手段と、前記画
像表示部に表示を行わせる表示開始操作部と、を備えた
ことを特徴とする電子ビューファインダを備えた銀塩カ
メラである。
【0040】この電子ビューファインダを備えた銀塩カ
メラでは、表示開始操作部から信号に基づいて電子ビュ
ーファインダ手段の表示を開始させるように制御する。
従って、操作によって表示を開始することで、無駄な電
子ビューファインダ部の表示を防止でき、銀塩撮影手段
の動作を確保して、全体の使用時間を延長するような効
率的な電源供給が行えるようになる。
メラでは、表示開始操作部から信号に基づいて電子ビュ
ーファインダ手段の表示を開始させるように制御する。
従って、操作によって表示を開始することで、無駄な電
子ビューファインダ部の表示を防止でき、銀塩撮影手段
の動作を確保して、全体の使用時間を延長するような効
率的な電源供給が行えるようになる。
【0041】(10)請求項10記載の発明は、レンズ
及びシャッタを介して銀塩フィルムに露光を行わせて撮
影を行う銀塩撮影手段と、固体撮像素子により撮像した
画像を表示するため移動可能に配設された画像表示部に
表示する電子ビューファインダ手段と、前記電子ビュー
ファインダ手段の表示部の移動状態を検知するスイッチ
手段と、前記スイッチ手段での検知結果を参照して前記
表示部が所定の位置になった時点で前記電子ビューファ
インダ手段を動作させる制御手段と、を備えたことを特
徴とする電子ビューファインダを備えた銀塩カメラであ
る。
及びシャッタを介して銀塩フィルムに露光を行わせて撮
影を行う銀塩撮影手段と、固体撮像素子により撮像した
画像を表示するため移動可能に配設された画像表示部に
表示する電子ビューファインダ手段と、前記電子ビュー
ファインダ手段の表示部の移動状態を検知するスイッチ
手段と、前記スイッチ手段での検知結果を参照して前記
表示部が所定の位置になった時点で前記電子ビューファ
インダ手段を動作させる制御手段と、を備えたことを特
徴とする電子ビューファインダを備えた銀塩カメラであ
る。
【0042】この電子ビューファインダを備えた銀塩カ
メラでは、スイッチ手段での検知結果を参照して、表示
部が所定の位置になった時点で電子ビューファインダ手
段を動作させるように、制御手段が制御する。
メラでは、スイッチ手段での検知結果を参照して、表示
部が所定の位置になった時点で電子ビューファインダ手
段を動作させるように、制御手段が制御する。
【0043】この制御では、操作者が表示部を所定の位
置にするまでは電子ビューファインダ手段の撮像と表示
とが不要であることに着目し、そのような状態になるま
では固体撮像素子の駆動と表示部への表示を停止させ、
操作者が表示部を所定の位置にすることで固体撮像素子
の駆動と表示部への表示を開始させるようにしている。
置にするまでは電子ビューファインダ手段の撮像と表示
とが不要であることに着目し、そのような状態になるま
では固体撮像素子の駆動と表示部への表示を停止させ、
操作者が表示部を所定の位置にすることで固体撮像素子
の駆動と表示部への表示を開始させるようにしている。
【0044】この場合の表示部の所定の位置としては、
表示部が銀塩カメラの背面格納位置から引き出された状
態などが該当する。このように、表示部の状態と電子ビ
ューファインダ手段の表示動作とを連動させるようにし
たことで、操作者が撮影を意図していない期間における
電子ビューファインダ手段の撮像と表示とを停止させ、
撮影を意図した時点で電子ビューファインダ手段の撮像
と表示とを開始させるようにすることができ、無駄な電
力消費を抑えることが可能になる。この結果、効率良
く、十分な電源供給が行えるようになる。
表示部が銀塩カメラの背面格納位置から引き出された状
態などが該当する。このように、表示部の状態と電子ビ
ューファインダ手段の表示動作とを連動させるようにし
たことで、操作者が撮影を意図していない期間における
電子ビューファインダ手段の撮像と表示とを停止させ、
撮影を意図した時点で電子ビューファインダ手段の撮像
と表示とを開始させるようにすることができ、無駄な電
力消費を抑えることが可能になる。この結果、効率良
く、十分な電源供給が行えるようになる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例を
詳細に説明する。まず、図1を参照して本実施の形態例
で使用する電子ビューファインダを備えた銀塩カメラの
全体構成について説明する。図1は本発明の実施の形態
の電子ビューファインダを備えた銀塩カメラの全体の電
気的な概略構成を示す機能ブロック図である。
詳細に説明する。まず、図1を参照して本実施の形態例
で使用する電子ビューファインダを備えた銀塩カメラの
全体構成について説明する。図1は本発明の実施の形態
の電子ビューファインダを備えた銀塩カメラの全体の電
気的な概略構成を示す機能ブロック図である。
【0046】<電子ビューファインダを備えた銀塩カメ
ラの構成>この図1に示す本実施の形態例における電子
ビューファインダを備えた銀塩カメラは、各部を制御す
るCPU100と、CCDにより撮像して画像用LCD
に画像表示を行う電子ビューファインダ部200と、銀
塩フィルムに撮影を行う銀塩カメラ部300とに大別す
ることができる。
ラの構成>この図1に示す本実施の形態例における電子
ビューファインダを備えた銀塩カメラは、各部を制御す
るCPU100と、CCDにより撮像して画像用LCD
に画像表示を行う電子ビューファインダ部200と、銀
塩フィルムに撮影を行う銀塩カメラ部300とに大別す
ることができる。
【0047】ここで、CPU100は各部を制御する制
御手段を構成しており、後述する各種制御を行ってい
る。また、所定の演算を行う演算手段をも構成してい
る。また、電源回路101は、図1に示す電子ビューフ
ァインダを備えた銀塩カメラ全体の各部に必要な+5
V、+3.3V、+15V、−9V等を、CPU100
からの指示に基づいて昇圧して生成している。
御手段を構成しており、後述する各種制御を行ってい
る。また、所定の演算を行う演算手段をも構成してい
る。また、電源回路101は、図1に示す電子ビューフ
ァインダを備えた銀塩カメラ全体の各部に必要な+5
V、+3.3V、+15V、−9V等を、CPU100
からの指示に基づいて昇圧して生成している。
【0048】また、電子ビューファインダ部200は、
レンズ211、CCD用絞り212、撮像素子としての
CCD213等で構成される撮像光学系210と、レン
ズ駆動回路221、絞り駆動回路222、絞り位置検出
回路224、CCD駆動回路223等で構成される撮像
処理回路系220と、CCD213から得られるアナロ
グ画像信号を所定の増幅率で増幅するAGC回路250
と、A/D変換回路261、デジタル画像信号に画像処
理を施す信号処理回路262、画像蓄積用のメモリ26
3、D/A変換回路264で構成されるディジタル画像
データ回路系260と、文字挿入回路271、LCD駆
動回路272、画像用LCD273、画像用LCD27
3のためのバックライト274、画像用LCD273の
位置を検出する分離検出スイッチ275で構成される表
示系270と、により構成されている。
レンズ211、CCD用絞り212、撮像素子としての
CCD213等で構成される撮像光学系210と、レン
ズ駆動回路221、絞り駆動回路222、絞り位置検出
回路224、CCD駆動回路223等で構成される撮像
処理回路系220と、CCD213から得られるアナロ
グ画像信号を所定の増幅率で増幅するAGC回路250
と、A/D変換回路261、デジタル画像信号に画像処
理を施す信号処理回路262、画像蓄積用のメモリ26
3、D/A変換回路264で構成されるディジタル画像
データ回路系260と、文字挿入回路271、LCD駆
動回路272、画像用LCD273、画像用LCD27
3のためのバックライト274、画像用LCD273の
位置を検出する分離検出スイッチ275で構成される表
示系270と、により構成されている。
【0049】このような電子ビューファインダ部200
において、レンズ211、CCD用絞り212等の光学
系210を介して得られた光画像は、CCD213の受
光面に結像する。
において、レンズ211、CCD用絞り212等の光学
系210を介して得られた光画像は、CCD213の受
光面に結像する。
【0050】また、このとき、このレンズ211及び絞
り212は、それぞれレンズ駆動回路221及び絞り駆
動回路222により駆動されている。また、絞り212
の絞り位置は絞り位置検出回路224により検出され
る。
り212は、それぞれレンズ駆動回路221及び絞り駆
動回路222により駆動されている。また、絞り212
の絞り位置は絞り位置検出回路224により検出され
る。
【0051】レンズ駆動回路221は、例えばステッピ
ングモータにより構成され、CPU100の制御によっ
てレンズ位置を変化させ、被写体の光学的なピント面を
CCD213上に適正に合わせるものである。また、絞
り駆動回路222は、CPU100の制御によって光学
的に絞り値を変化させる。
ングモータにより構成され、CPU100の制御によっ
てレンズ位置を変化させ、被写体の光学的なピント面を
CCD213上に適正に合わせるものである。また、絞
り駆動回路222は、CPU100の制御によって光学
的に絞り値を変化させる。
【0052】CCD213から出力されるアナログ画像
信号は、またAGC回路250により利得の調整が行わ
れ、必要に応じてダイナミックレンジ拡大のためのニー
処理などが行われる。
信号は、またAGC回路250により利得の調整が行わ
れ、必要に応じてダイナミックレンジ拡大のためのニー
処理などが行われる。
【0053】そして、アナログ画像信号がA/D変換回
路261によってデジタル画像信号に変換された後、信
号処理回路262で輝度処理,色処理,電子ズームなど
が施されてデジタルビデオ信号(例えば、輝度信号
(Y)と色差信号(Cr,Cb)に変換されて、メモリ
263に記憶される。
路261によってデジタル画像信号に変換された後、信
号処理回路262で輝度処理,色処理,電子ズームなど
が施されてデジタルビデオ信号(例えば、輝度信号
(Y)と色差信号(Cr,Cb)に変換されて、メモリ
263に記憶される。
【0054】メモリ263に記憶されるディジタルビデ
オ信号はD/A変換回路264によりアナログビデオ信
号に戻され、文字挿入回路271により所定の文字情報
がスーパーインポーズされ、画像用LCD273に表示
される。この際、通常はCCD213で得られた画像が
1フィールド若しくは1フレーム毎に更新されてリアル
タイムで表示されており、後述する銀塩カメラ部300
での撮影が行われた場合にはフィルム撮影時の画像が静
止画として表示される。このような制御は、CPU10
0の指示に基づいて行われる。
オ信号はD/A変換回路264によりアナログビデオ信
号に戻され、文字挿入回路271により所定の文字情報
がスーパーインポーズされ、画像用LCD273に表示
される。この際、通常はCCD213で得られた画像が
1フィールド若しくは1フレーム毎に更新されてリアル
タイムで表示されており、後述する銀塩カメラ部300
での撮影が行われた場合にはフィルム撮影時の画像が静
止画として表示される。このような制御は、CPU10
0の指示に基づいて行われる。
【0055】また、銀塩カメラ部300は、全体の電源
投入のための電源スイッチ311、撮影のための2段押
下のレリーズスイッチ312、ズームレンズ駆動のズー
ムスイッチ313、各種モード設定のためのモード設定
スイッチ314、日付設定のための日付設定スイッチ3
15、静止画表示から動画表示にするための静止画解除
スイッチ316、グリップ等に設けられたタッチセンサ
317、タッチセンサ317の状態を検出する検出回路
318、等で構成される操作表示系310と、レンズ3
21、フィルム用絞り兼用シャッタ322、J135や
IX−240等のフィルム323、フィルムデータ読取
回路324等で構成される撮像光学系320と、レンズ
駆動回路331、シャッタ駆動回路332、絞り値検出
回路333、フィルム駆動回路334等で構成される撮
影系330と、ストロボ制御回路341、Xeランプ3
42等で構成されるストロボ系340と、測光回路35
1と、測距回路361と、により構成されている。
投入のための電源スイッチ311、撮影のための2段押
下のレリーズスイッチ312、ズームレンズ駆動のズー
ムスイッチ313、各種モード設定のためのモード設定
スイッチ314、日付設定のための日付設定スイッチ3
15、静止画表示から動画表示にするための静止画解除
スイッチ316、グリップ等に設けられたタッチセンサ
317、タッチセンサ317の状態を検出する検出回路
318、等で構成される操作表示系310と、レンズ3
21、フィルム用絞り兼用シャッタ322、J135や
IX−240等のフィルム323、フィルムデータ読取
回路324等で構成される撮像光学系320と、レンズ
駆動回路331、シャッタ駆動回路332、絞り値検出
回路333、フィルム駆動回路334等で構成される撮
影系330と、ストロボ制御回路341、Xeランプ3
42等で構成されるストロボ系340と、測光回路35
1と、測距回路361と、により構成されている。
【0056】このような銀塩カメラ部300において、
レンズ321、フィルム用絞り兼用シャッタ322等の
光学系320を介して得られた光画像は、フィルム32
3の受光面に結像する。
レンズ321、フィルム用絞り兼用シャッタ322等の
光学系320を介して得られた光画像は、フィルム32
3の受光面に結像する。
【0057】また、このとき、このレンズ321及び絞
り兼用シャッタ322は、それぞれレンズ駆動回路33
1及びシャッタ駆動回路332により駆動されている。
また、絞り兼用シャッタ322の絞り値は絞り値検出回
路333により検出される。
り兼用シャッタ322は、それぞれレンズ駆動回路33
1及びシャッタ駆動回路332により駆動されている。
また、絞り兼用シャッタ322の絞り値は絞り値検出回
路333により検出される。
【0058】レンズ駆動回路331は、例えばステッピ
ングモータにより構成され、CPU100の制御によっ
てレンズ位置を変化させ、被写体の光学的なピント面を
フィルム323上に適正に合わせるものである。また、
シャッタ駆動回路332は、CPU100の制御によっ
て光学的に絞り値を変化させたり、シャッタの開閉を駆
動する。また、操作表示系310の操作により、CPU
100がフィルム駆動回路334にフィルム給送の駆動
を行わせる。この際に、測光回路351や測距回路36
1で得られた測光値や測距値を参照している。
ングモータにより構成され、CPU100の制御によっ
てレンズ位置を変化させ、被写体の光学的なピント面を
フィルム323上に適正に合わせるものである。また、
シャッタ駆動回路332は、CPU100の制御によっ
て光学的に絞り値を変化させたり、シャッタの開閉を駆
動する。また、操作表示系310の操作により、CPU
100がフィルム駆動回路334にフィルム給送の駆動
を行わせる。この際に、測光回路351や測距回路36
1で得られた測光値や測距値を参照している。
【0059】また、測光回路351で得られた測光値が
所定の値未満である場合には、測距回路で得られた測距
値も参照してストロボ制御回路341にストロボ発光を
指示する。
所定の値未満である場合には、測距回路で得られた測距
値も参照してストロボ制御回路341にストロボ発光を
指示する。
【0060】<電子ビューファインダを備えた銀塩カメ
ラの動作>ここで、図2のフローチャート参照して本
発明の第1の実施の形態例に関する電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラの一連の動作を説明する。
ラの動作>ここで、図2のフローチャート参照して本
発明の第1の実施の形態例に関する電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラの一連の動作を説明する。
【0061】電源スイッチ311が操作されるとCPU
100は各部を初期化した後、CCD213の駆動,メ
モリ263の記憶と読み出し,画像用LCD273の表
示の一連の動作を開始させ、CCD213での撮像結果
を画像用LCD273に動画表示させる(図2S1)。
この動画表示により、撮影前の被写体確認が行える。
100は各部を初期化した後、CCD213の駆動,メ
モリ263の記憶と読み出し,画像用LCD273の表
示の一連の動作を開始させ、CCD213での撮像結果
を画像用LCD273に動画表示させる(図2S1)。
この動画表示により、撮影前の被写体確認が行える。
【0062】そして、CPU100はレリーズスイッチ
312の押下状態を監視しており、ここでは2段押下式
のレリーズスイッチ312の第1段目のS1の状態を監
視している(図2S2)。
312の押下状態を監視しており、ここでは2段押下式
のレリーズスイッチ312の第1段目のS1の状態を監
視している(図2S2)。
【0063】S1が検出されたら、CPU100は測光
回路351及び測距回路361に指示を与えて測光及び
測距並びにこれらに基づいた必要な演算を実行する(図
2S3)。
回路351及び測距回路361に指示を与えて測光及び
測距並びにこれらに基づいた必要な演算を実行する(図
2S3)。
【0064】測光及び測距並びに必要な演算が完了した
ら、CPU100はレリーズスイッチ312の2段目の
S2の押下状態を監視する(図2S4)。S2が検出さ
れなければ再びS1を監視する動作(図2S2)を続け
る。
ら、CPU100はレリーズスイッチ312の2段目の
S2の押下状態を監視する(図2S4)。S2が検出さ
れなければ再びS1を監視する動作(図2S2)を続け
る。
【0065】操作者の撮影指示を意味するS2が検出さ
れた時点で、LCD駆動回路272により画像用LCD
273の表示と、バックライト274の発光とを停止さ
せる(図2S5)。
れた時点で、LCD駆動回路272により画像用LCD
273の表示と、バックライト274の発光とを停止さ
せる(図2S5)。
【0066】この場合、電力消費の大きいバックライト
274の発光と画像用LCD273の駆動とを少なくと
も停止させるようにする。そして、このような停止をさ
せるには、停止させる部分に供給する電力を遮断する
か、若しくは、動作停止のための制御信号を与えるよう
にすればよい。
274の発光と画像用LCD273の駆動とを少なくと
も停止させるようにする。そして、このような停止をさ
せるには、停止させる部分に供給する電力を遮断する
か、若しくは、動作停止のための制御信号を与えるよう
にすればよい。
【0067】なお、ここでは画像用LCD273の表示
は停止させるものの、CCD213の駆動やメモリ26
3への記憶、電子ビューファインダ部200側の光学系
210などは動作状態にしておく。
は停止させるものの、CCD213の駆動やメモリ26
3への記憶、電子ビューファインダ部200側の光学系
210などは動作状態にしておく。
【0068】そして、このように画像用LCD273の
表示を停止させた状態において、銀塩カメラ部300側
の撮影動作を実行する。まず、前述した測距情報に基づ
いてレンズ駆動回路331によりレンズ321を駆動し
て被写体に対して合焦状態にする(図2S6)。
表示を停止させた状態において、銀塩カメラ部300側
の撮影動作を実行する。まず、前述した測距情報に基づ
いてレンズ駆動回路331によりレンズ321を駆動し
て被写体に対して合焦状態にする(図2S6)。
【0069】また、前述した測光情報に基づいてシャッ
タ駆動回路332で所定の絞り値になるように絞り兼用
シャッタ322を開くようにする(図2S7)。そし
て、シャッタが開いた状態のタイミングで、CCD21
3で撮像した画像をメモリ263に記憶させるようにす
る(図2S8)。このCCD撮像の後、所定のシャッタ
開時間を経過した時点で、シャッタ駆動回路332によ
り絞り兼用シャッタ322を閉じるようにする(図2S
9)。
タ駆動回路332で所定の絞り値になるように絞り兼用
シャッタ322を開くようにする(図2S7)。そし
て、シャッタが開いた状態のタイミングで、CCD21
3で撮像した画像をメモリ263に記憶させるようにす
る(図2S8)。このCCD撮像の後、所定のシャッタ
開時間を経過した時点で、シャッタ駆動回路332によ
り絞り兼用シャッタ322を閉じるようにする(図2S
9)。
【0070】このようにして、画像用LCD273の表
示を停止させた状態において、銀塩カメラ部300側の
撮影動作とCCD撮像結果のメモリ記憶とを行なうよう
にする。
示を停止させた状態において、銀塩カメラ部300側の
撮影動作とCCD撮像結果のメモリ記憶とを行なうよう
にする。
【0071】そして、カメラ部300側の撮影動作とC
CD撮像結果のメモリ記憶とが完了した時点で、LCD
駆動回路272により画像用LCD273の表示と、バ
ックライト274の発光とを開始させる。ここでは、前
記の銀塩フィルム撮影に同期したCCD撮像結果をメモ
リ263から読み出すようにして画像用LCD273に
静止画として表示する(図2S10)。
CD撮像結果のメモリ記憶とが完了した時点で、LCD
駆動回路272により画像用LCD273の表示と、バ
ックライト274の発光とを開始させる。ここでは、前
記の銀塩フィルム撮影に同期したCCD撮像結果をメモ
リ263から読み出すようにして画像用LCD273に
静止画として表示する(図2S10)。
【0072】これにより、銀塩フィルム撮影の結果をそ
の直後に確認できるようになる。なお、この静止画表示
の時点ではCCD213の駆動は不要であるので、CC
D駆動回路223の動作を停止させておく(図2S1
1)。また、これと並行して、CPU100はフィルム
駆動回路334にフィルムの給送を指示し、次の銀塩フ
ィルム撮影に備えるようにする。
の直後に確認できるようになる。なお、この静止画表示
の時点ではCCD213の駆動は不要であるので、CC
D駆動回路223の動作を停止させておく(図2S1
1)。また、これと並行して、CPU100はフィルム
駆動回路334にフィルムの給送を指示し、次の銀塩フ
ィルム撮影に備えるようにする。
【0073】なお、静止画の画像表示に伴って、必要に
応じて、撮影に関するデータを文字挿入回路271によ
り文字情報として画像にスーパーインポーズして画像表
示を行うようCPU100が指示を与える。また、この
静止画としての画像表示は、次のフィルム撮影開始準備
があるまで続けるようにする。
応じて、撮影に関するデータを文字挿入回路271によ
り文字情報として画像にスーパーインポーズして画像表
示を行うようCPU100が指示を与える。また、この
静止画としての画像表示は、次のフィルム撮影開始準備
があるまで続けるようにする。
【0074】図3は以上のような動作を行う電子ビュー
ファインダを備えた銀塩カメラの消費電流の様子の一例
を示す特性図である。この図3では、時刻t0で電源ス
イッチ311がオンされており、時刻t1でバックライ
ト274の発光停止と画像用LCD273の駆動停止が
行われて、時刻t3まで銀塩カメラ部300側のレンズ
駆動とシャッタ駆動(銀塩フィルム撮影とメモリ記憶)
が行われる。そして、時刻t3以後は、CCDの駆動を
停止した状態で、静止画の画像表示が行われる。
ファインダを備えた銀塩カメラの消費電流の様子の一例
を示す特性図である。この図3では、時刻t0で電源ス
イッチ311がオンされており、時刻t1でバックライ
ト274の発光停止と画像用LCD273の駆動停止が
行われて、時刻t3まで銀塩カメラ部300側のレンズ
駆動とシャッタ駆動(銀塩フィルム撮影とメモリ記憶)
が行われる。そして、時刻t3以後は、CCDの駆動を
停止した状態で、静止画の画像表示が行われる。
【0075】このように、銀塩カメラ部300で銀塩フ
ィルム323に撮影を行っている期間には、CPU10
0が電子ビューファインダ部200での画像表示を停止
させるよう制御するため、レンズ321若しくは絞り兼
用シャッタ322の駆動と電子ビューファインダ部20
0の画像表示とが同時に行われることはなくなり、大電
流が流れることがない。なお、破線で示した特性は、電
子ビューファインダ部200の画像表示を停止させずに
銀塩フィルム撮影を行った場合に予想される消費電流を
示している。
ィルム323に撮影を行っている期間には、CPU10
0が電子ビューファインダ部200での画像表示を停止
させるよう制御するため、レンズ321若しくは絞り兼
用シャッタ322の駆動と電子ビューファインダ部20
0の画像表示とが同時に行われることはなくなり、大電
流が流れることがない。なお、破線で示した特性は、電
子ビューファインダ部200の画像表示を停止させずに
銀塩フィルム撮影を行った場合に予想される消費電流を
示している。
【0076】以上説明したような電子ビューファインダ
を備えた銀塩カメラでは、銀塩カメラ部300でレンズ
321若しくは絞り兼用シャッタ322を駆動して銀塩
フィルム323に撮影を行っている期間には、CPU1
00が電子ビューファインダ部200での画像表示を停
止させるように制御していることにより、レンズ321
若しくは絞り兼用シャッタ322の駆動と電子ビューフ
ァインダ部200の画像表示とが同時に行われることは
なくなり、両者が同時に駆動されることによる大電流が
流れることもないので、電源回路101から各回路への
電源供給が十分できるようになり、正常な動作が確保さ
れる。この結果、効率良く、十分な電源供給が行えるよ
うになる。
を備えた銀塩カメラでは、銀塩カメラ部300でレンズ
321若しくは絞り兼用シャッタ322を駆動して銀塩
フィルム323に撮影を行っている期間には、CPU1
00が電子ビューファインダ部200での画像表示を停
止させるように制御していることにより、レンズ321
若しくは絞り兼用シャッタ322の駆動と電子ビューフ
ァインダ部200の画像表示とが同時に行われることは
なくなり、両者が同時に駆動されることによる大電流が
流れることもないので、電源回路101から各回路への
電源供給が十分できるようになり、正常な動作が確保さ
れる。この結果、効率良く、十分な電源供給が行えるよ
うになる。
【0077】<電子ビューファインダを備えた銀塩カメ
ラの動作>ここで、図4のフローチャート参照して本
発明の第2の実施の形態例に関する電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラの一連の動作を説明する。
ラの動作>ここで、図4のフローチャート参照して本
発明の第2の実施の形態例に関する電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラの一連の動作を説明する。
【0078】なお、ここに示す図4のフローチャート
は、メインの撮影処理ルーチンからコールされる省電力
制御に関するサブルーチンである。すなわち、各部の状
態により省電力制御の必要があるとCPU100が判断
した場合における処理である。
は、メインの撮影処理ルーチンからコールされる省電力
制御に関するサブルーチンである。すなわち、各部の状
態により省電力制御の必要があるとCPU100が判断
した場合における処理である。
【0079】まず、電源スイッチ311が操作されると
CPU100は各部を初期化した後、CCD213の駆
動,メモリ263の記憶と読み出し,画像用LCD27
3の表示の一連の動作を開始させ、CCD213での撮
像結果を画像用LCD273に動画表示させる(図4S
1)。この動画表示により、撮影前の被写体確認が行え
る。
CPU100は各部を初期化した後、CCD213の駆
動,メモリ263の記憶と読み出し,画像用LCD27
3の表示の一連の動作を開始させ、CCD213での撮
像結果を画像用LCD273に動画表示させる(図4S
1)。この動画表示により、撮影前の被写体確認が行え
る。
【0080】そして、CPU100はモード設定スイッ
チ314,日付設定スイッチ315の操作状態を監視し
ている(図4S2)。監視しているスイッチのいずれか
の設定操作が検出されたら、CPU100は撮像処理回
路系220やディジタル画像データ回路系260の動作
を停止させる(図4S3)。
チ314,日付設定スイッチ315の操作状態を監視し
ている(図4S2)。監視しているスイッチのいずれか
の設定操作が検出されたら、CPU100は撮像処理回
路系220やディジタル画像データ回路系260の動作
を停止させる(図4S3)。
【0081】そして、CPU100は設定操作されたス
イッチの内容に応じて文字挿入回路271に指示を与
え、設定操作された内容に応じたキャラクタを発生させ
て画像用LCD273に表示させる(図4S4)。これ
により、操作者は、画像用LCD273に表示された文
字情報を参照しつつ日付設定やモード設定を行うことが
できる。
イッチの内容に応じて文字挿入回路271に指示を与
え、設定操作された内容に応じたキャラクタを発生させ
て画像用LCD273に表示させる(図4S4)。これ
により、操作者は、画像用LCD273に表示された文
字情報を参照しつつ日付設定やモード設定を行うことが
できる。
【0082】なお、データ用LCDを別途備えている場
合には設定内容をデータ用LCDに表示することで、画
像用LCD273の表示の一切を停止させるようにして
も構わない。
合には設定内容をデータ用LCDに表示することで、画
像用LCD273の表示の一切を停止させるようにして
も構わない。
【0083】そして、モード設定や日付設定が完了した
ら、CPU100は設定されたモードや日付になるよう
切り換えを行う(図4S5)。このような設定とCPU
100内部の切り換えのセットが完了した時点(図4S
6)でCPU100は、CCD213の駆動,メモリ2
63の記憶と読み出し,画像用LCD273の動画表示
の一連の動作を開始させ、CCD213での撮像結果を
画像用LCD273に動画表示させる(図4S7)。こ
の動画表示により、撮影前の被写体確認が行える状態に
戻る。
ら、CPU100は設定されたモードや日付になるよう
切り換えを行う(図4S5)。このような設定とCPU
100内部の切り換えのセットが完了した時点(図4S
6)でCPU100は、CCD213の駆動,メモリ2
63の記憶と読み出し,画像用LCD273の動画表示
の一連の動作を開始させ、CCD213での撮像結果を
画像用LCD273に動画表示させる(図4S7)。こ
の動画表示により、撮影前の被写体確認が行える状態に
戻る。
【0084】以上説明したような電子ビューファインダ
を備えた銀塩カメラでは、操作者が設定入力手段から設
定を行っている期間は、電子ビューファインダ部200
の撮像が不要であることに着目し、少なくともCCD2
13の駆動を停止させ、画像用LCD273にはスイッ
チの設定内容を表示させるようにしている。
を備えた銀塩カメラでは、操作者が設定入力手段から設
定を行っている期間は、電子ビューファインダ部200
の撮像が不要であることに着目し、少なくともCCD2
13の駆動を停止させ、画像用LCD273にはスイッ
チの設定内容を表示させるようにしている。
【0085】従って、操作者が必要としない期間におけ
る電子ビューファインダ部200の撮像と動画表示とを
停止させることで、無駄な電力消費を抑えることが可能
になる。この結果、効率良く、十分な電源供給が行える
ようになる。
る電子ビューファインダ部200の撮像と動画表示とを
停止させることで、無駄な電力消費を抑えることが可能
になる。この結果、効率良く、十分な電源供給が行える
ようになる。
【0086】<電子ビューファインダを備えた銀塩カメ
ラの動作>ここで、図5のフローチャート参照して本
発明の第3の実施の形態例に関する電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラの一連の動作を説明する。
ラの動作>ここで、図5のフローチャート参照して本
発明の第3の実施の形態例に関する電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラの一連の動作を説明する。
【0087】なお、ここに示す図5のフローチャート
は、メインの撮影処理ルーチンからコールされる省電力
制御に関するサブルーチンである。すなわち、各部の状
態により省電力制御の必要があるとCPU100が判断
した場合における処理である。
は、メインの撮影処理ルーチンからコールされる省電力
制御に関するサブルーチンである。すなわち、各部の状
態により省電力制御の必要があるとCPU100が判断
した場合における処理である。
【0088】まず、電源スイッチ311が操作されると
CPU100は各部を初期化した後、撮像処理回路系2
20,ディジタル画像データ回路系260,表示系27
0の一連の動作を停止させ、電子ビューファインダ部2
00の動画表示を停止させた待機状態にする(図5S
1)。
CPU100は各部を初期化した後、撮像処理回路系2
20,ディジタル画像データ回路系260,表示系27
0の一連の動作を停止させ、電子ビューファインダ部2
00の動画表示を停止させた待機状態にする(図5S
1)。
【0089】または、CPU100は各部を監視してお
り、いずれのスイッチをも一定時間操作されなかった場
合に、撮像処理回路系220,ディジタル画像データ回
路系260,表示系270の一連の動作を停止させ、電
子ビューファインダ部200の動画表示を停止させた待
機状態にする(図5S1)。
り、いずれのスイッチをも一定時間操作されなかった場
合に、撮像処理回路系220,ディジタル画像データ回
路系260,表示系270の一連の動作を停止させ、電
子ビューファインダ部200の動画表示を停止させた待
機状態にする(図5S1)。
【0090】そして、CPU100は、撮影に関する何
等かの操作の状態を監視している(図5S2)。この場
合に監視する操作としては、レリーズスイッチ312の
半押し(S1),ズームスイッチ313の操作,グリッ
プ(タッチセンサ317)を握る,など、操作者が撮影
を意図する場合の操作が該当する。
等かの操作の状態を監視している(図5S2)。この場
合に監視する操作としては、レリーズスイッチ312の
半押し(S1),ズームスイッチ313の操作,グリッ
プ(タッチセンサ317)を握る,など、操作者が撮影
を意図する場合の操作が該当する。
【0091】監視しているスイッチのいずれかの操作が
検出されたら、CPU100は、CCD213の駆動,
メモリ263の記憶と読み出し,画像用LCD273の
動画表示の一連の動作を開始させ、CCD213での撮
像結果を画像用LCD273に動画表示させる(図5S
3)。この動画表示により、撮影前の被写体確認が行え
る状態になる。
検出されたら、CPU100は、CCD213の駆動,
メモリ263の記憶と読み出し,画像用LCD273の
動画表示の一連の動作を開始させ、CCD213での撮
像結果を画像用LCD273に動画表示させる(図5S
3)。この動画表示により、撮影前の被写体確認が行え
る状態になる。
【0092】そして、CPU100は操作されたスイッ
チの内容に応じて対応する回路に指示を与え、操作され
た内容に応じた処理を実行する(図5S4)。また、所
定の時間を計測するためのタイマをスタートさせる(図
5S5)。
チの内容に応じて対応する回路に指示を与え、操作され
た内容に応じた処理を実行する(図5S4)。また、所
定の時間を計測するためのタイマをスタートさせる(図
5S5)。
【0093】さらに、CPU100は、撮影に関する何
等かの操作の状態を監視する(図5S6)。この場合に
監視する操作としては、レリーズスイッチ312の半押
し(S1)/全押し(S2),ズームスイッチ313の
操作,グリップ(タッチセンサ317)を握る,など、
操作者が撮影を意図する場合の操作が該当する。
等かの操作の状態を監視する(図5S6)。この場合に
監視する操作としては、レリーズスイッチ312の半押
し(S1)/全押し(S2),ズームスイッチ313の
操作,グリップ(タッチセンサ317)を握る,など、
操作者が撮影を意図する場合の操作が該当する。
【0094】ここで何等かの操作があれば、CPU10
0は操作されたスイッチの内容に応じて対応する回路に
指示を与え、操作された内容に応じた処理を実行する
(図5S4)。
0は操作されたスイッチの内容に応じて対応する回路に
指示を与え、操作された内容に応じた処理を実行する
(図5S4)。
【0095】何も操作がない状態で、タイマによって所
定の時間が経過したことが確認された場合(図5S7)
に、CPU100はCCD213の駆動,メモリ263
の記憶と読み出し,画像用LCD273の表示の一連の
動作を停止させ、電子ビューファインダ部200の動画
表示を停止させた待機状態にする(図5S1)。
定の時間が経過したことが確認された場合(図5S7)
に、CPU100はCCD213の駆動,メモリ263
の記憶と読み出し,画像用LCD273の表示の一連の
動作を停止させ、電子ビューファインダ部200の動画
表示を停止させた待機状態にする(図5S1)。
【0096】これにより、操作者は、電子ビューファイ
ンダ部200の表示開始の操作をすることなく、待機状
態から動画の表示への復帰を行うことができる。以上説
明したような電子ビューファインダを備えた銀塩カメラ
では、操作者が操作スイッチ等から撮影に関する何等か
の操作を行うまでは、電子ビューファインダ部200の
撮像と表示とが不要であることに着目し、CCD213
の駆動と画像用LCD273への表示を停止させ、撮影
に関する何等かの操作を行うことで動画の表示を開始さ
せるようにしている。
ンダ部200の表示開始の操作をすることなく、待機状
態から動画の表示への復帰を行うことができる。以上説
明したような電子ビューファインダを備えた銀塩カメラ
では、操作者が操作スイッチ等から撮影に関する何等か
の操作を行うまでは、電子ビューファインダ部200の
撮像と表示とが不要であることに着目し、CCD213
の駆動と画像用LCD273への表示を停止させ、撮影
に関する何等かの操作を行うことで動画の表示を開始さ
せるようにしている。
【0097】従って、操作者が撮影を意図していない期
間における電子ビューファインダ部200の撮像と表示
とを停止させ、撮影を意図した時点で動画の表示を開始
させるようにすることで、無駄な電力消費を抑えること
が可能になる。この結果、効率良く、十分な電源供給が
行えるようになる。
間における電子ビューファインダ部200の撮像と表示
とを停止させ、撮影を意図した時点で動画の表示を開始
させるようにすることで、無駄な電力消費を抑えること
が可能になる。この結果、効率良く、十分な電源供給が
行えるようになる。
【0098】また、操作者が撮影に関する何等かの操作
を行うことで動画表示を開始させた後、更なる操作が一
定時間行われない場合にも動画表示を停止させるように
してもよい。この場合、何等かの操作が行われたものの
実際に撮影が行われなかった場合に無駄な電力消費を抑
えることが可能になる。
を行うことで動画表示を開始させた後、更なる操作が一
定時間行われない場合にも動画表示を停止させるように
してもよい。この場合、何等かの操作が行われたものの
実際に撮影が行われなかった場合に無駄な電力消費を抑
えることが可能になる。
【0099】さらに、待機状態にあるときに銀塩カメラ
部300側でもオーとパワーオフを行って無駄な電力消
費を抑えることが可能になる。 <電子ビューファインダを備えた銀塩カメラの動作>
ここで、図6のフローチャート参照して本発明の第4の
実施の形態例に関する電子ビューファインダを備えた銀
塩カメラの一連の動作を説明する。
部300側でもオーとパワーオフを行って無駄な電力消
費を抑えることが可能になる。 <電子ビューファインダを備えた銀塩カメラの動作>
ここで、図6のフローチャート参照して本発明の第4の
実施の形態例に関する電子ビューファインダを備えた銀
塩カメラの一連の動作を説明する。
【0100】なお、ここに示す図6のフローチャート
は、メインの撮影処理ルーチンの直後にコールされる省
電力制御に関するサブルーチンである。すなわち、各部
の状態により撮影後に省電力制御の必要があるとCPU
100が判断した場合における処理である。
は、メインの撮影処理ルーチンの直後にコールされる省
電力制御に関するサブルーチンである。すなわち、各部
の状態により撮影後に省電力制御の必要があるとCPU
100が判断した場合における処理である。
【0101】まず、既に説明した動作により、CPU1
00の指示のもと、銀塩フィルム323への撮影とそれ
に同期したメモリ263への画像データの記憶が実行さ
れる(図6S1)。
00の指示のもと、銀塩フィルム323への撮影とそれ
に同期したメモリ263への画像データの記憶が実行さ
れる(図6S1)。
【0102】そして、カメラ部300側の撮影動作とC
CD撮像結果のメモリ記憶とが完了した時点で、銀塩フ
ィルム撮影に同期したCCD撮像結果をメモリ263か
ら読み出すようにして画像用LCD273に静止画とし
て表示する(図6S2)。これにより、銀塩フィルム撮
影の結果をその直後に確認できるようになる。
CD撮像結果のメモリ記憶とが完了した時点で、銀塩フ
ィルム撮影に同期したCCD撮像結果をメモリ263か
ら読み出すようにして画像用LCD273に静止画とし
て表示する(図6S2)。これにより、銀塩フィルム撮
影の結果をその直後に確認できるようになる。
【0103】また、この静止画としての画像表示は、次
のフィルム撮影開始準備があるまで続けるようにする。
そして、この際には、CCD213の駆動は停止してお
くようにする。
のフィルム撮影開始準備があるまで続けるようにする。
そして、この際には、CCD213の駆動は停止してお
くようにする。
【0104】ここで、CPU100は撮影に関する何等
かの操作(レリーズスイッチ312の半押し(S1),
ズームスイッチ313の操作,静止画解除スイッチ31
6の操作,など、操作者が次の撮影を意図する場合に操
作する各種スイッチ)の状態を監視する(図6S3)。
かの操作(レリーズスイッチ312の半押し(S1),
ズームスイッチ313の操作,静止画解除スイッチ31
6の操作,など、操作者が次の撮影を意図する場合に操
作する各種スイッチ)の状態を監視する(図6S3)。
【0105】監視しているスイッチのいずれかの操作が
検出されたら、CPU100は、CCD213の駆動,
メモリ263の記憶と読み出し,画像用LCD273の
動画表示の一連の動作を開始させ、CCD213での撮
像結果を画像用LCD273に動画表示させる(図6S
4)。この動画表示により、撮影前の被写体確認が行え
る状態になる。
検出されたら、CPU100は、CCD213の駆動,
メモリ263の記憶と読み出し,画像用LCD273の
動画表示の一連の動作を開始させ、CCD213での撮
像結果を画像用LCD273に動画表示させる(図6S
4)。この動画表示により、撮影前の被写体確認が行え
る状態になる。
【0106】そして、CPU100は操作されたスイッ
チの内容に応じて対応する回路に指示を与え、操作され
た内容に応じた処理を実行する(図6S5)。レリーズ
スイッチ312の半押しであれば測光及び測距、ズーム
スイッチ313の操作であればレンズ321の駆動な
ど、である。
チの内容に応じて対応する回路に指示を与え、操作され
た内容に応じた処理を実行する(図6S5)。レリーズ
スイッチ312の半押しであれば測光及び測距、ズーム
スイッチ313の操作であればレンズ321の駆動な
ど、である。
【0107】これにより、操作者は、電子ビューファイ
ンダ部200の静止画表示の解除のための静止画解除ス
イッチ316の操作をしなくても、静止画表示状態(直
前の撮影結果の確認)から動画の表示(次の撮影のため
の被写体確認)への復帰を行うことができる。
ンダ部200の静止画表示の解除のための静止画解除ス
イッチ316の操作をしなくても、静止画表示状態(直
前の撮影結果の確認)から動画の表示(次の撮影のため
の被写体確認)への復帰を行うことができる。
【0108】以上説明したような電子ビューファインダ
を備えた銀塩カメラでは、操作者が操作スイッチ等から
次の撮影に関する何等かの操作を行ったことを検知し
て、静止画表示から動画表示へ切り換えるようにしてい
る。
を備えた銀塩カメラでは、操作者が操作スイッチ等から
次の撮影に関する何等かの操作を行ったことを検知し
て、静止画表示から動画表示へ切り換えるようにしてい
る。
【0109】従って、静止画解除スイッチ316の操作
以外であっても、次の撮影の準備の操作を意味する操作
を検出して静止画表示を停止させて動画表示に切り換え
るようにすることで、無駄な操作を抑えることが可能に
なる。この結果、効率の良い動作が行えるようになる。
以外であっても、次の撮影の準備の操作を意味する操作
を検出して静止画表示を停止させて動画表示に切り換え
るようにすることで、無駄な操作を抑えることが可能に
なる。この結果、効率の良い動作が行えるようになる。
【0110】また、操作者が撮影を意図していない期間
におけるCCD213の駆動を停止させ、撮影を意図し
たことを検出した時点で駆動を開始させるようにするこ
とで、無駄な電力消費を抑えることが可能になる。この
結果、効率良く、十分な電源供給が行えるようになる。
におけるCCD213の駆動を停止させ、撮影を意図し
たことを検出した時点で駆動を開始させるようにするこ
とで、無駄な電力消費を抑えることが可能になる。この
結果、効率良く、十分な電源供給が行えるようになる。
【0111】<電子ビューファインダを備えた銀塩カメ
ラの動作>ここで、図7のフローチャート参照して本
発明の第5の実施の形態例に関する電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラの一連の動作を説明する。
ラの動作>ここで、図7のフローチャート参照して本
発明の第5の実施の形態例に関する電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラの一連の動作を説明する。
【0112】なお、ここに示す図7のフローチャート
は、メインの撮影処理ルーチンからコールされる省電力
制御に関するサブルーチンである。すなわち、電源回路
101の状態により省電力制御の必要があるとCPU1
00が判断した場合における処理である。
は、メインの撮影処理ルーチンからコールされる省電力
制御に関するサブルーチンである。すなわち、電源回路
101の状態により省電力制御の必要があるとCPU1
00が判断した場合における処理である。
【0113】まず、CPU100は電源101の電池の
電圧を検出する(図7S1)。ここで、CPU100が
電源状態検出手段を構成している。なお、ストロボ充電
完了後からの電池の使用時間により消耗度を算出するこ
とも可能である。
電圧を検出する(図7S1)。ここで、CPU100が
電源状態検出手段を構成している。なお、ストロボ充電
完了後からの電池の使用時間により消耗度を算出するこ
とも可能である。
【0114】なお、電池の消耗度に応じて電子ビューフ
ァインダを備えた銀塩カメラの動作を切り換えるため、 電子ビューファインダ部200と銀塩カメラ部300
の全てを動作させることが可能となる電圧の基準値1, 電子ビューファインダ部200と銀塩カメラ部300
の全てを動作させることは困難であるが、銀塩カメラ部
300の全部と電子ビューファインダ部の一部を動作さ
せることが可能となる電圧の基準値2, 銀塩カメラ部300の全部を動作させるために、電子
ビューファインダ部の一切の動作を停止させることが好
ましい電圧の基準値3, を定めておく。
ァインダを備えた銀塩カメラの動作を切り換えるため、 電子ビューファインダ部200と銀塩カメラ部300
の全てを動作させることが可能となる電圧の基準値1, 電子ビューファインダ部200と銀塩カメラ部300
の全てを動作させることは困難であるが、銀塩カメラ部
300の全部と電子ビューファインダ部の一部を動作さ
せることが可能となる電圧の基準値2, 銀塩カメラ部300の全部を動作させるために、電子
ビューファインダ部の一切の動作を停止させることが好
ましい電圧の基準値3, を定めておく。
【0115】この場合に検出された値が予め定められた
基準値1以上である場合には(図7S2)、CPU10
0は電子ビューファインダ部200において撮影前の動
画表示と撮影後の静止画表示とを行うように制御する
(図7S3)。
基準値1以上である場合には(図7S2)、CPU10
0は電子ビューファインダ部200において撮影前の動
画表示と撮影後の静止画表示とを行うように制御する
(図7S3)。
【0116】これにより、既に説明した電子ビューファ
インダを備えた銀塩カメラとして通常の動作が行える。
この表示モードの消費電流は図8(a)のように表すこ
とができる。
インダを備えた銀塩カメラとして通常の動作が行える。
この表示モードの消費電流は図8(a)のように表すこ
とができる。
【0117】また、この場合に検出された値が予め定め
られた基準値1未満であって、基準値2以上である場合
(図7S4)には、CPU100は電子ビューファイン
ダ部200において撮影前の動画表示を停止させ、撮影
後の静止画表示を行うように制御する(図7S5)。
られた基準値1未満であって、基準値2以上である場合
(図7S4)には、CPU100は電子ビューファイン
ダ部200において撮影前の動画表示を停止させ、撮影
後の静止画表示を行うように制御する(図7S5)。
【0118】これにより、撮影前の被写体確認は光学フ
ァインダで行う必要があるが、撮影後には電子ビューフ
ァインダ部200で静止画表示することによって銀塩フ
ィルム撮影の結果をその直後に確認できるようになる。
この表示モードの消費電流は図8(b)のように表すこ
とができる。なお、この際の静止画表示を、一定時間だ
け行わせるようにしてもよい。
ァインダで行う必要があるが、撮影後には電子ビューフ
ァインダ部200で静止画表示することによって銀塩フ
ィルム撮影の結果をその直後に確認できるようになる。
この表示モードの消費電流は図8(b)のように表すこ
とができる。なお、この際の静止画表示を、一定時間だ
け行わせるようにしてもよい。
【0119】また、この場合にCPU100は、撮影前
にはCCD213の駆動とメモリ263の記憶とを実行
させ、画像用LCD273の駆動やバックライト274
の発光は停止させて省電力を図るようにする。
にはCCD213の駆動とメモリ263の記憶とを実行
させ、画像用LCD273の駆動やバックライト274
の発光は停止させて省電力を図るようにする。
【0120】また、CPU100は、撮影後にはメモリ
263の読み出しや画像用LCD273の駆動及びバッ
クライト274の発光は行わせるものの、CCD213
の駆動を停止させて省電力を図るようにする。
263の読み出しや画像用LCD273の駆動及びバッ
クライト274の発光は行わせるものの、CCD213
の駆動を停止させて省電力を図るようにする。
【0121】そして、この場合に検出された値が予め定
められた基準値2未満である場合(図7S4)には、C
PU100は電子ビューファインダ部200において撮
影前の動画表示と撮影後の静止画表示を停止させるよう
に制御する(図7S6)。この表示モードの消費電流は
図8(c)のように表すことができる。
められた基準値2未満である場合(図7S4)には、C
PU100は電子ビューファインダ部200において撮
影前の動画表示と撮影後の静止画表示を停止させるよう
に制御する(図7S6)。この表示モードの消費電流は
図8(c)のように表すことができる。
【0122】これにより、撮影前の被写体確認は光学フ
ァインダで行う必要があり、撮影後には電子ビューファ
インダ部200による静止画表示の確認もできなくなる
が、従来からの銀塩カメラと同様な動作は支障なく行え
る。
ァインダで行う必要があり、撮影後には電子ビューファ
インダ部200による静止画表示の確認もできなくなる
が、従来からの銀塩カメラと同様な動作は支障なく行え
る。
【0123】なお、この場合にCPU100は、電子ビ
ューファインダ部200の動作を停止させて省電力を図
るようにし、電池の消耗を極力抑えるように制御を行
う。以上説明したような電子ビューファインダを備えた
銀塩カメラでは、電源を構成する電池の消耗に応じて、
電子ビューファインダ部200の撮像と表示とを段階的
に停止させるようにCPU100が制御する。
ューファインダ部200の動作を停止させて省電力を図
るようにし、電池の消耗を極力抑えるように制御を行
う。以上説明したような電子ビューファインダを備えた
銀塩カメラでは、電源を構成する電池の消耗に応じて、
電子ビューファインダ部200の撮像と表示とを段階的
に停止させるようにCPU100が制御する。
【0124】なお、上記の例では、第1、第2、第3段
階に表示モードを切り換えたが、第1段階と第2段階、
または、第1段階と第3段階というように表示モードを
切り換えるようにしてもよい。また、CPU100が電
池の消耗を検出して表示モードを切り換える代わりに、
手動の切り換えスイッチ(表示切り換え操作部)を設け
ておいて、操作者が表示モードを切り換えるようにして
もよい。この表示切り換え操作部は、他のスイッチと兼
用でもよいし、専用のスイッチでもよい。
階に表示モードを切り換えたが、第1段階と第2段階、
または、第1段階と第3段階というように表示モードを
切り換えるようにしてもよい。また、CPU100が電
池の消耗を検出して表示モードを切り換える代わりに、
手動の切り換えスイッチ(表示切り換え操作部)を設け
ておいて、操作者が表示モードを切り換えるようにして
もよい。この表示切り換え操作部は、他のスイッチと兼
用でもよいし、専用のスイッチでもよい。
【0125】従って、電池の消耗に応じて電子ビューフ
ァインダ手段の動作を段階的に切り換えることで、電子
ビューファインダ部200の動作モード切り換えのよう
な煩わしい操作を操作者に強いることなく、銀塩カメラ
部300の動作を確保して、全体の使用時間を延長する
ような効率的な電源供給が行えるようになる。このた
め、電池の消耗が進んだ場合に、電子ビューファインダ
部200の消費電流のために銀塩カメラ部300の動作
まで停止するような事態を回避することができる。
ァインダ手段の動作を段階的に切り換えることで、電子
ビューファインダ部200の動作モード切り換えのよう
な煩わしい操作を操作者に強いることなく、銀塩カメラ
部300の動作を確保して、全体の使用時間を延長する
ような効率的な電源供給が行えるようになる。このた
め、電池の消耗が進んだ場合に、電子ビューファインダ
部200の消費電流のために銀塩カメラ部300の動作
まで停止するような事態を回避することができる。
【0126】<電子ビューファインダを備えた銀塩カメ
ラの動作>ここで、図9のフローチャート参照して本
発明の第6の実施の形態例に関する電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラの一連の動作を説明する。
ラの動作>ここで、図9のフローチャート参照して本
発明の第6の実施の形態例に関する電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラの一連の動作を説明する。
【0127】なお、ここに示す図9のフローチャート
は、メインの撮影処理ルーチンからコールされる省電力
制御に関するサブルーチンである。すなわち、画像用L
CD273の状態により省電力制御の必要があるとCP
U100が判断した場合における処理である。
は、メインの撮影処理ルーチンからコールされる省電力
制御に関するサブルーチンである。すなわち、画像用L
CD273の状態により省電力制御の必要があるとCP
U100が判断した場合における処理である。
【0128】まず、電源スイッチ311が操作されると
CPU100は各部を初期化した後、CCD213の駆
動,メモリ263の記憶と読み出し,画像用LCD27
3の表示の一連の動作を停止させ、電子ビューファイン
ダ部200の表示を停止させた待機状態にする(図9S
1)。
CPU100は各部を初期化した後、CCD213の駆
動,メモリ263の記憶と読み出し,画像用LCD27
3の表示の一連の動作を停止させ、電子ビューファイン
ダ部200の表示を停止させた待機状態にする(図9S
1)。
【0129】そして、CPU100は、画像用LCD2
73の位置(チルト状態)を監視している(図9S
2)。図10(a)は画像用LCD273が格納された
状態(初期状態)を示している。
73の位置(チルト状態)を監視している(図9S
2)。図10(a)は画像用LCD273が格納された
状態(初期状態)を示している。
【0130】ここで、監視している画像用LCD273
の位置が所定の状態になったことが検出されたら、CP
U100は、CCD213の駆動,メモリ263の記憶
と読み出し,画像用LCD273の動画表示の一連の動
作を開始させ、CCD213での撮像結果を画像用LC
D273に動画表示させる(図9S3)。この動画表示
により、撮影前の被写体確認が行える状態になる。ま
た、撮影後には静止画表示を行って、撮影画像の確認が
行える状態になる。
の位置が所定の状態になったことが検出されたら、CP
U100は、CCD213の駆動,メモリ263の記憶
と読み出し,画像用LCD273の動画表示の一連の動
作を開始させ、CCD213での撮像結果を画像用LC
D273に動画表示させる(図9S3)。この動画表示
により、撮影前の被写体確認が行える状態になる。ま
た、撮影後には静止画表示を行って、撮影画像の確認が
行える状態になる。
【0131】図10(b)は画像用LCD273がチル
トされた状態(使用可能状態)を示している。なお、こ
の図10(b)に示した状態は一例であり、これ以外の
状態(これ以上引き出された状態など)であっても画像
用LCD273が格納状態から少しでも引き出された時
点で、CPU100は操作者が撮影を開始する操作を開
始したと判断して画像表示を実行する。
トされた状態(使用可能状態)を示している。なお、こ
の図10(b)に示した状態は一例であり、これ以外の
状態(これ以上引き出された状態など)であっても画像
用LCD273が格納状態から少しでも引き出された時
点で、CPU100は操作者が撮影を開始する操作を開
始したと判断して画像表示を実行する。
【0132】この場合、画像用LCD273の格納状態
とそれ以外の状態を判別するスイッチを設けておき、C
PU100がこの検知結果により上述した動作を切り換
えるように各部を制御する。
とそれ以外の状態を判別するスイッチを設けておき、C
PU100がこの検知結果により上述した動作を切り換
えるように各部を制御する。
【0133】すなわち、このような制御では、操作者が
表示部を所定の位置にするまでは電子ビューファインダ
手段の撮像と表示とが不要であることに着目し、そのよ
うな状態になるまではCCD213の駆動と画像用LC
D273への表示を停止させ、操作者が画像用LCD2
73を所定の位置にすることでCCD213の駆動と画
像用LCD273への表示を開始させるようにしてい
る。
表示部を所定の位置にするまでは電子ビューファインダ
手段の撮像と表示とが不要であることに着目し、そのよ
うな状態になるまではCCD213の駆動と画像用LC
D273への表示を停止させ、操作者が画像用LCD2
73を所定の位置にすることでCCD213の駆動と画
像用LCD273への表示を開始させるようにしてい
る。
【0134】このように、画像用LCD273の状態と
電子ビューファインダ部200の表示動作とを連動させ
るようにしたことで、操作者が撮影を意図していない期
間における電子ビューファインダ部200の撮像と表示
とを停止させ、撮影を意図した時点で電子ビューファイ
ンダ部200の撮像と表示とを開始させるようにするこ
とができ、無駄な電力消費を抑えることが可能になる。
この結果、簡易な操作で、効率良く、十分な電源供給が
行えるようになる。
電子ビューファインダ部200の表示動作とを連動させ
るようにしたことで、操作者が撮影を意図していない期
間における電子ビューファインダ部200の撮像と表示
とを停止させ、撮影を意図した時点で電子ビューファイ
ンダ部200の撮像と表示とを開始させるようにするこ
とができ、無駄な電力消費を抑えることが可能になる。
この結果、簡易な操作で、効率良く、十分な電源供給が
行えるようになる。
【0135】また、画像用LCD273を可動させず
に、図11のように表示開始操作部319を設け、この
表示開始操作部319からの信号で表示状態を切り換え
ることも可能である。この場合も、簡易な操作で、効率
良く、十分な電源供給が行えるようになる。なお、この
表示開始操作部319は、他のスイッチと兼用にするこ
とも可能である。
に、図11のように表示開始操作部319を設け、この
表示開始操作部319からの信号で表示状態を切り換え
ることも可能である。この場合も、簡易な操作で、効率
良く、十分な電源供給が行えるようになる。なお、この
表示開始操作部319は、他のスイッチと兼用にするこ
とも可能である。
【0136】
【発明の効果】以上実施の形態例及び実施例と共に詳細
に説明したように、この明細書記載の各発明によれば以
下のような効果が得られる。
に説明したように、この明細書記載の各発明によれば以
下のような効果が得られる。
【0137】(1)請求項1記載の電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラでは、銀塩撮影手段でレンズ若し
くはシャッタを駆動して銀塩フィルムに撮影を行ってい
る期間には、制御手段が電子ビューファインダ手段の画
像表示を停止させるように制御するため、銀塩撮影手段
のレンズ若しくはシャッタの駆動と電子ビューファイン
ダ手段の画像表示とが同時に行われることはなく、両者
が同時に駆動されることによる大電流が流れることもな
いので、電源から各回路への電源供給が十分でき、正常
な動作が確保される。この結果、効率良く、十分な電源
供給が行えるようになる。
ダを備えた銀塩カメラでは、銀塩撮影手段でレンズ若し
くはシャッタを駆動して銀塩フィルムに撮影を行ってい
る期間には、制御手段が電子ビューファインダ手段の画
像表示を停止させるように制御するため、銀塩撮影手段
のレンズ若しくはシャッタの駆動と電子ビューファイン
ダ手段の画像表示とが同時に行われることはなく、両者
が同時に駆動されることによる大電流が流れることもな
いので、電源から各回路への電源供給が十分でき、正常
な動作が確保される。この結果、効率良く、十分な電源
供給が行えるようになる。
【0138】(2)請求項2記載の電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラでは、操作者が設定入力手段から
設定を行っている期間は、電子ビューファインダ手段の
撮像が不要であることに着目し、少なくとも固体撮像素
子の駆動を停止させるようにしているため、操作者が必
要としない期間における電子ビューファインダ手段の撮
像を停止させることで、無駄な電力消費を抑えることが
可能になる。この結果、効率良く、十分な電源供給が行
えるようになる。
ダを備えた銀塩カメラでは、操作者が設定入力手段から
設定を行っている期間は、電子ビューファインダ手段の
撮像が不要であることに着目し、少なくとも固体撮像素
子の駆動を停止させるようにしているため、操作者が必
要としない期間における電子ビューファインダ手段の撮
像を停止させることで、無駄な電力消費を抑えることが
可能になる。この結果、効率良く、十分な電源供給が行
えるようになる。
【0139】(3)請求項3記載の電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラでは、操作者が操作手段から撮影
に関する何等かの操作を行うまでは、電子ビューファイ
ンダ手段の撮像と表示とが不要であることに着目し、固
体撮像素子の駆動と表示部への表示を停止させるように
し、操作者が操作手段から撮影に関する何等かの操作を
行うことで、固体撮像素子の駆動と表示部への表示を開
始させるようにしている。このため、操作者が撮影を意
図していない期間における電子ビューファインダ手段の
撮像と表示とを停止させ、撮影を意図した時点で電子ビ
ューファインダ手段の撮像と表示とを開始させるように
することで、無駄な電力消費を抑えることが可能にな
る。この結果、効率良く、十分な電源供給が行えるよう
になる。
ダを備えた銀塩カメラでは、操作者が操作手段から撮影
に関する何等かの操作を行うまでは、電子ビューファイ
ンダ手段の撮像と表示とが不要であることに着目し、固
体撮像素子の駆動と表示部への表示を停止させるように
し、操作者が操作手段から撮影に関する何等かの操作を
行うことで、固体撮像素子の駆動と表示部への表示を開
始させるようにしている。このため、操作者が撮影を意
図していない期間における電子ビューファインダ手段の
撮像と表示とを停止させ、撮影を意図した時点で電子ビ
ューファインダ手段の撮像と表示とを開始させるように
することで、無駄な電力消費を抑えることが可能にな
る。この結果、効率良く、十分な電源供給が行えるよう
になる。
【0140】(4)請求項4記載の電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラでは、操作者が操作手段から撮影
に関する何等かの操作を行うまでは、電子ビューファイ
ンダ手段の撮像と動画表示とが不要であることに着目
し、固体撮像素子の駆動を停止させて直前に撮影した画
像の静止画表示を行うようにしている。そして、操作者
が操作手段から撮影に関する何等かの操作を行うこと
で、固体撮像素子の駆動を開始させ、表示部の動画表示
を開始させるようにしている。従って、操作者が撮影を
意図していない期間における固体撮像素子の駆動を停止
させ、撮影を意図した時点で固体撮像素子の駆動を開始
させるようにすることで、無駄な電力消費を抑えること
が可能になる。この結果、効率良く、十分な電源供給が
行えるようになる。
ダを備えた銀塩カメラでは、操作者が操作手段から撮影
に関する何等かの操作を行うまでは、電子ビューファイ
ンダ手段の撮像と動画表示とが不要であることに着目
し、固体撮像素子の駆動を停止させて直前に撮影した画
像の静止画表示を行うようにしている。そして、操作者
が操作手段から撮影に関する何等かの操作を行うこと
で、固体撮像素子の駆動を開始させ、表示部の動画表示
を開始させるようにしている。従って、操作者が撮影を
意図していない期間における固体撮像素子の駆動を停止
させ、撮影を意図した時点で固体撮像素子の駆動を開始
させるようにすることで、無駄な電力消費を抑えること
が可能になる。この結果、効率良く、十分な電源供給が
行えるようになる。
【0141】(5)請求項5記載の電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラでは、電子ビューファインダ手段
の複数の表示モードを切り換えるように表示モード切り
換え手段が制御しているので、電源の消耗などに応じて
電子ビューファインダ手段の表示を切り換えることで、
銀塩撮影手段の最小限の動作を確保して、全体の使用時
間を延長するような効率的な電源供給が行えるようにな
る。
ダを備えた銀塩カメラでは、電子ビューファインダ手段
の複数の表示モードを切り換えるように表示モード切り
換え手段が制御しているので、電源の消耗などに応じて
電子ビューファインダ手段の表示を切り換えることで、
銀塩撮影手段の最小限の動作を確保して、全体の使用時
間を延長するような効率的な電源供給が行えるようにな
る。
【0142】(6)請求項6記載の発明では、前記
(5)の電子ビューファインダを備えた銀塩カメラにお
いて、表示モード切り換え操作部からの切り換え信号に
基づいて電子ビューファインダ手段の複数の表示モード
を切り換えるように表示モード切り換え手段が制御して
いるので、電源の消耗などに応じて電子ビューファイン
ダ手段の表示を切り換えることで、銀塩撮影手段の最小
限の動作を確保して、全体の使用時間を延長するような
効率的な電源供給が行えるようになる。
(5)の電子ビューファインダを備えた銀塩カメラにお
いて、表示モード切り換え操作部からの切り換え信号に
基づいて電子ビューファインダ手段の複数の表示モード
を切り換えるように表示モード切り換え手段が制御して
いるので、電源の消耗などに応じて電子ビューファイン
ダ手段の表示を切り換えることで、銀塩撮影手段の最小
限の動作を確保して、全体の使用時間を延長するような
効率的な電源供給が行えるようになる。
【0143】(7)請求項8記載の発明では、前記
(5)の電子ビューファインダを備えた銀塩カメラにお
いて、電源状態検出手段からの切り換え信号に基づいて
電子ビューファインダ手段の複数の表示モードを切り換
えるように表示モード切り換え手段が制御しているの
で、検出された電源の消耗に応じて電子ビューファイン
ダ手段の表示を切り換えることで、銀塩撮影手段の最小
限の動作を確保して、全体の使用時間を延長するような
効率的な電源供給が行えるようになる。
(5)の電子ビューファインダを備えた銀塩カメラにお
いて、電源状態検出手段からの切り換え信号に基づいて
電子ビューファインダ手段の複数の表示モードを切り換
えるように表示モード切り換え手段が制御しているの
で、検出された電源の消耗に応じて電子ビューファイン
ダ手段の表示を切り換えることで、銀塩撮影手段の最小
限の動作を確保して、全体の使用時間を延長するような
効率的な電源供給が行えるようになる。
【0144】(8)請求項8記載の発明では、前記
(5)〜(7)の電子ビューファインダを備えた銀塩カ
メラにおいて、前記複数の表示モードとして、 撮影画像確認のための静止画表示を行うモード、もし
くは、撮像及び動画/静止画表示を行わないモード、
の少なくとも一方の表示モード、及び、撮影前被写体
確認のための撮像と動画表示及び撮影画像確認のための
静止画表示を行うモード、を備え、電源手段の消耗など
に応じて、電子ビューファインダ手段の撮像と表示とを
段階的に停止させるように制御する。電子ビューファイ
ンダ手段の動作モード切り換えのような煩わしい操作を
操作者に強いることなく、銀塩撮影手段の最小限の動作
を確保して、全体の使用時間を延長するような効率的な
電源供給が行えるようになる。
(5)〜(7)の電子ビューファインダを備えた銀塩カ
メラにおいて、前記複数の表示モードとして、 撮影画像確認のための静止画表示を行うモード、もし
くは、撮像及び動画/静止画表示を行わないモード、
の少なくとも一方の表示モード、及び、撮影前被写体
確認のための撮像と動画表示及び撮影画像確認のための
静止画表示を行うモード、を備え、電源手段の消耗など
に応じて、電子ビューファインダ手段の撮像と表示とを
段階的に停止させるように制御する。電子ビューファイ
ンダ手段の動作モード切り換えのような煩わしい操作を
操作者に強いることなく、銀塩撮影手段の最小限の動作
を確保して、全体の使用時間を延長するような効率的な
電源供給が行えるようになる。
【0145】(9)請求項9記載の電子ビューファイン
ダを備えた銀塩カメラでは、表示開始操作部から信号に
基づいて電子ビューファインダ手段の表示を開始させる
ように制御しているので、操作によって表示を開始する
ことで無駄な電子ビューファインダ部の表示を防止で
き、銀塩撮影手段の動作を確保して、全体の使用時間を
延長するような効率的な電源供給が行えるようになる。
ダを備えた銀塩カメラでは、表示開始操作部から信号に
基づいて電子ビューファインダ手段の表示を開始させる
ように制御しているので、操作によって表示を開始する
ことで無駄な電子ビューファインダ部の表示を防止で
き、銀塩撮影手段の動作を確保して、全体の使用時間を
延長するような効率的な電源供給が行えるようになる。
【0146】(10)請求項10記載の電子ビューファ
インダを備えた銀塩カメラでは、操作者が表示部を所定
の位置にするまでは電子ビューファインダ手段の撮像と
表示とが不要であることに着目し、そのような状態にな
るまでは固体撮像素子の駆動と表示部への表示を停止さ
せ、操作者が表示部を所定の位置にすることで固体撮像
素子の駆動と表示部への表示を開始させるようにしてい
る。
インダを備えた銀塩カメラでは、操作者が表示部を所定
の位置にするまでは電子ビューファインダ手段の撮像と
表示とが不要であることに着目し、そのような状態にな
るまでは固体撮像素子の駆動と表示部への表示を停止さ
せ、操作者が表示部を所定の位置にすることで固体撮像
素子の駆動と表示部への表示を開始させるようにしてい
る。
【0147】このように、表示部の状態と電子ビューフ
ァインダ手段の表示動作とを連動させるようにしたこと
で、操作者が撮影を意図していない期間における電子ビ
ューファインダ手段の撮像と表示とを停止させ、撮影を
意図した時点で電子ビューファインダ手段の撮像と表示
とを開始させるようにすることができ、無駄な電力消費
を抑えることが可能になる。この結果、効率良く、十分
な電源供給が行えるようになる。
ァインダ手段の表示動作とを連動させるようにしたこと
で、操作者が撮影を意図していない期間における電子ビ
ューファインダ手段の撮像と表示とを停止させ、撮影を
意図した時点で電子ビューファインダ手段の撮像と表示
とを開始させるようにすることができ、無駄な電力消費
を抑えることが可能になる。この結果、効率良く、十分
な電源供給が行えるようになる。
【図1】本発明の実施の形態例で使用する電子ビューフ
ァインダを備えた銀塩カメラの構成を示す機能ブロック
図である。
ァインダを備えた銀塩カメラの構成を示す機能ブロック
図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例の電子ビューファ
インダを備えた銀塩カメラの動作を示すフローチャート
である。
インダを備えた銀塩カメラの動作を示すフローチャート
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態例の電子ビューファ
インダを備えた銀塩カメラの消費電流の様子を示す特性
図である。
インダを備えた銀塩カメラの消費電流の様子を示す特性
図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態例の電子ビューファ
インダを備えた銀塩カメラの動作を示すフローチャート
である。
インダを備えた銀塩カメラの動作を示すフローチャート
である。
【図5】本発明の第3の実施の形態例の電子ビューファ
インダを備えた銀塩カメラの動作を示すフローチャート
である。
インダを備えた銀塩カメラの動作を示すフローチャート
である。
【図6】本発明の第4の実施の形態例の電子ビューファ
インダを備えた銀塩カメラの動作を示すフローチャート
である。
インダを備えた銀塩カメラの動作を示すフローチャート
である。
【図7】本発明の第5の実施の形態例の電子ビューファ
インダを備えた銀塩カメラの動作を示すフローチャート
である。
インダを備えた銀塩カメラの動作を示すフローチャート
である。
【図8】本発明の第5の実施の形態例の電子ビューファ
インダを備えた銀塩カメラの消費電流の様子を示す特性
図である。
インダを備えた銀塩カメラの消費電流の様子を示す特性
図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態例の電子ビューファ
インダを備えた銀塩カメラの動作を示すフローチャート
である。
インダを備えた銀塩カメラの動作を示すフローチャート
である。
【図10】本発明の第6の実施の形態例の電子ビューフ
ァインダを備えた銀塩カメラの動作状態を示す斜視図で
ある。
ァインダを備えた銀塩カメラの動作状態を示す斜視図で
ある。
【図11】本発明の第6の実施の形態例の電子ビューフ
ァインダを備えた銀塩カメラのその他の構成例を示す斜
視図である。
ァインダを備えた銀塩カメラのその他の構成例を示す斜
視図である。
100 CPU 101 電源回路 200 電子ビューファインダ部 211 レンズ 212 CCD用絞り 213 CCD 211 レンズ駆動回路 222 絞り駆動回路 223 CCD駆動回路 224 絞り位置検出回路 263 画像蓄積用メモリ 273 画像用LCD 300 銀塩カメラ部 311 電源スイッチ 312 レリーズスイッチ 315 データ用LCD 316 静止画解除スイッチ 319 表示開始操作部 321 レンズ 322 フィルム用絞り兼用シャッタ 323 フィルム 331 レンズ駆動回路 332 シャッタ駆動回路 333 絞り値検出回路 341 ストロボ制御回路 342 Xeランプ
Claims (10)
- 【請求項1】 レンズ及びシャッタを介して銀塩フィル
ムに露光を行わせて撮影を行う銀塩撮影手段と、 固体撮像素子により撮像した画像を画像表示部に表示す
る電子ビューファインダ手段と、 前記銀塩撮影手段のレンズ若しくはシャッタの少なくと
も一方を駆動している期間には前記電子ビューファイン
ダ手段の表示を停止させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子ビューファインダを備え
た銀塩カメラ。 - 【請求項2】 レンズ及びシャッタを介して銀塩フィル
ムに露光を行わせて撮影を行う銀塩撮影手段と、 固体撮像素子により撮像した画像を画像表示部に表示す
る電子ビューファインダ手段と、 撮影モード若しくは日時の設定を行う設定入力手段と、 前記設定入力手段から設定が行われている期間には前記
電子ビューファインダ手段の固体撮像素子の駆動を停止
させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子ビューファインダを備え
た銀塩カメラ。 - 【請求項3】 レンズ及びシャッタを介して銀塩フィル
ムに露光を行わせて撮影を行う銀塩撮影手段と、 固体撮像素子により撮像した画像を画像表示部に表示す
る電子ビューファインダ手段と、 撮影前の所定の操作を受付ける操作手段と、 前記操作手段において操作が行われたことを検知して前
記電子ビューファインダ手段の固体撮像素子と表示部と
を駆動する制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子ビューファインダを備え
た銀塩カメラ。 - 【請求項4】 レンズ及びシャッタを介して銀塩フィル
ムに露光を行わせて撮影を行う銀塩撮影手段と、 固体撮像素子により撮像した画像を画像表示部に表示す
る電子ビューファインダ手段と、 撮影に関する操作を受付ける操作手段と、 前記銀塩撮影手段における撮影に同期して電子ビューフ
ァインダ手段で得た画像を静止画として画像表示させ、
前記操作手段において撮影前の操作が行われたことを検
知して前記電子ビューファインダ手段の画像表示を静止
画から動画に切り換える制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子ビューファインダを備え
た銀塩カメラ。 - 【請求項5】 光学ファインダ手段を備え、レンズ及び
シャッタを介して銀塩フィルムに露光を行わせて撮影を
行う銀塩撮影手段と、 固体撮像素子により撮像した画像を複数の表示モードで
画像表示部に表示する電子ビューファインダ手段と、 前記銀塩撮影手段と前記電子ビューファインダ手段とに
電源を供給する電源手段と、 前記銀塩撮影手段への電源供給は維持したまま、前記画
像表示部への前記複数の表示モードを切り換える表示モ
ード切り換え手段と、 を備えたことを特徴とする電子ビューファインダを備え
た銀塩カメラ。 - 【請求項6】 操作されることにより前記表示モード切
り換え手段への切り換え信号を出力する表示切り換え操
作部を備え、 前記表示モード切り換え手段は、前記表示切り換え操作
部からの切り換え信号に基づいて前記複数の表示モード
を切り換えることを特徴とする請求項5記載の電子ビュ
ーファインダを備えた銀塩カメラ。 - 【請求項7】 前記電源手段の消耗状態を検出し、消耗
状態に応じて複数の切り換え信号を出力する電源状態検
出手段を備え、 前記表示モード切り換え手段は、前記電源状態検出手段
からの切り換え信号に基づいて前記複数の表示モードを
切り換えることを特徴とする請求項5記載の電子ビュー
ファインダを備えた銀塩カメラ。 - 【請求項8】 前記複数の表示モードとして、 撮影画像確認のための静止画表示を行うモード、もし
くは、撮像及び動画/静止画表示を行わないモード、
の少なくとも一方の表示モード、及び、撮影前被写体
確認のための撮像と動画表示及び撮影画像確認のための
静止画表示を行うモード、を備えたことを特徴とする請
求項5乃至7記載の電子ビューファインダを備えた銀塩
カメラ。 - 【請求項9】 光学ファインダ手段を備え、レンズ及び
シャッタを介して銀塩フィルムに露光を行わせて撮影を
行う銀塩撮影手段と、 固体撮像素子により撮像した画像を複数の表示モードで
画像表示部に表示する電子ビューファインダ手段と、 前記画像表示部に表示を行わせる表示開始操作部と、 を備えたことを特徴とする電子ビューファインダを備え
た銀塩カメラ。 - 【請求項10】 レンズ及びシャッタを介して銀塩フィ
ルムに露光を行わせて撮影を行う銀塩撮影手段と、 固体撮像素子により撮像した画像を表示するため移動可
能に配設された画像表示部に表示する電子ビューファイ
ンダ手段と、 前記電子ビューファインダ手段の表示部の移動状態を検
知するスイッチ手段と、 前記スイッチ手段での検知結果を参照して前記表示部が
所定の位置になった時点で前記電子ビューファインダ手
段を動作させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子ビューファインダを備え
た銀塩カメラ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9153617A JPH112857A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 電子ビューファインダを備えた銀塩カメラ |
US09/093,604 US6085048A (en) | 1997-06-11 | 1998-06-09 | Silver halide camera equipped with electronic viewfinder |
EP98110721A EP0884630A3 (en) | 1997-06-11 | 1998-06-10 | Silver halide camera equipped with electronic viewfinder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9153617A JPH112857A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 電子ビューファインダを備えた銀塩カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH112857A true JPH112857A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15566416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9153617A Pending JPH112857A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 電子ビューファインダを備えた銀塩カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH112857A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006148567A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Canon Inc | 撮像装置及びその制御方法 |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP9153617A patent/JPH112857A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006148567A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Canon Inc | 撮像装置及びその制御方法 |
JP4636855B2 (ja) * | 2004-11-19 | 2011-02-23 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその制御方法 |
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