JPH11283923A - 薄膜半導体装置の製造方法 - Google Patents

薄膜半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH11283923A
JPH11283923A JP8465398A JP8465398A JPH11283923A JP H11283923 A JPH11283923 A JP H11283923A JP 8465398 A JP8465398 A JP 8465398A JP 8465398 A JP8465398 A JP 8465398A JP H11283923 A JPH11283923 A JP H11283923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
thin film
gas
laser
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8465398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3551012B2 (ja
Inventor
Tomoyuki Ito
友幸 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP08465398A priority Critical patent/JP3551012B2/ja
Publication of JPH11283923A publication Critical patent/JPH11283923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3551012B2 publication Critical patent/JP3551012B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Formation Of Insulating Films (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Recrystallisation Techniques (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体薄膜を緻密化させて、自然酸化膜の発
生等の欠陥因子を有効に排除することのできる薄膜半導
体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 基板(ガラス基板1)上に半導体薄膜
(a−Si膜)を形成する工程と、該半導体薄膜にレー
ザを照射してレーザアニールを施す工程とを有し、当該
レーザアニールを施す工程には、Oガス中においてレ
ーザ照射し、前記半導体薄膜の表面を酸化させる工程を
含むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜半導体装置の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコン半導体膜(半導体薄膜)として
のポリシリコン半導体膜(p−Si膜:多結晶シリコン
膜)やアモルファスシリコン半導体膜(a−Si膜:非
晶質シリコン膜)は、例えば、液晶装置のアクティブマ
トリックス基板におけるTFT(Thin Film Transisto
r:薄膜トランジスタ)等を構成する薄膜半導体として
用いられている。
【0003】ここで、上記TFTの一種である低温p−
SiTFTの製造プロセスの一例を図6に示す工程図を
参照して簡単に説明する。
【0004】まず、ガラス基板1上に、ジシランガスを
用いたLPCVD(減圧CVD)法やモノシランガスを
用いたPECVD(プラズマCVD)法でa−Si膜を
堆積し、そのa−Si膜の全面にエキシマレーザによる
レーザアニールを施して結晶化させることによりp−S
i膜2を形成する(図6の工程(a))。
【0005】そして、このp−Si膜2に、エッチング
によるパターニングを行なった後、CVD法によりゲー
ト絶縁膜3を形成する(図6の工程(b))。
【0006】次に、ゲート絶縁膜3上の所定位置にポリ
シリコンやTa,Cr,Al等を堆積させてゲート電極
4を形成した後、イオンドーピング法で不純物を注入し
てソース・ドレイン領域2a,2bを自己整合的に形成
する(図6の工程(c))。
【0007】その後、CVD法によりSi0等を堆積
させて層間絶縁膜5を形成し、コンタクトホール6を開
口した後、画素電極のITO膜7とデータ線となるAl
配線層8を形成する(図6の工程(d))。
【0008】次いで、Si0等からなるパッシベーシ
ョン膜9を設け、必要部分を開口して(図6の工程
(e))、TFT素子基板の製造工程全般を終了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
にして図6の工程(a)で形成されたp−Si膜2の表
面はレーザアニールが施されることによって極めて活性
な状態にあるため、空気と触れると容易に酸化して不要
な自然酸化膜SD1(図3(a)参照)が形成されてし
まうという問題があった。
【0010】このp−Si膜2の表面に形成される自然
酸化膜SD1中には、図3(a)に示すように多くの結
晶欠陥や未反応基としてのサブオキサイド(Si〜S
3+などの酸化度数の低いシリコン)、あるいは水素
結合が含まれる。これらの欠陥因子は、p−Si膜2と
ゲート絶縁膜3との界面状態に悪影響を及ぼし、表面リ
ーク電流の増大あるいは、不純物準位を発生させてTF
Tの信頼性を低下させるという問題を生じていた。
【0011】また、上記欠陥因子は、ゲート絶縁膜3の
絶縁破壊耐圧特性を低下させる要因にもなっていた。
【0012】特に、上記TFTを含む半導体デバイスの
微細化,低電圧・低消費電力化,高信頼性化の要求が高
まるなかで、MOS構造を有する素子の特性を左右する
ゲート絶縁膜の品質について、一層の薄膜化と高品質化
が求められており、そういった観点からも、上述のよう
な欠陥因子を如何にして排除するかが重要な技術的課題
であった。
【0013】本発明は、上述の課題に鑑みて案出された
ものであり、その目的とするところは、シリコン半導体
膜を緻密化させて、自然酸化膜の発生等の欠陥因子を有
効に排除することのできる基板上に形成された薄膜半導
体装置の製造方法。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法は、基板上
に半導体薄膜が形成されてなる薄膜半導体装置の製造方
法であって、基板上に半導体薄膜を形成する工程と、該
半導体薄膜にレーザを照射してレーザアニールを施す工
程とを有し、当該レーザアニールを施す工程には、O
ガス中においてレーザ照射し、前記半導体薄膜の表面を
酸化させる工程を含むようにしたものである。
【0015】これにより、レーザアニールにより活性と
なった半導体薄膜(例えばシリコン半導体膜)の表面に
は、Oガスによる酸化反応によって直ちに緻密で強固
な酸化膜(例えばSi0)が形成されるため、サブオ
キサイドや水素結合等の欠陥因子をもった自然酸化膜が
発生する事態を未然に防止することができ、薄膜半導体
装置の信頼性を向上させることができる。
【0016】また、本出願の他の発明に係る薄膜半導体
装置の製造方法は、基板上に半導体薄膜が形成されてな
る薄膜半導体装置の製造方法であって、基板上に半導体
薄膜を形成する工程と、該半導体薄膜にレーザを照射し
てレーザアニールを施す工程と、該レーザアニールを施
した半導体薄膜が形成された基板をOガス中に配置す
るようにしたものである。
【0017】これにより、レーザアニール後に活性とな
った半導体薄膜(例えば、シリコン半導体膜)の表面に
自然酸化膜が発生したとしても、Oガスによる酸化反
応により自然酸化膜中の結晶欠陥やサブオキサイドまた
は水素結合を酸素原子で置換して、欠陥部分を修復して
半導体薄膜表面の緻密化を図ることができる。
【0018】なお、前記半導体薄膜は、ポリシリコン半
導体膜あるいはアモルファスシリコン半導体膜とするこ
とができる。これにより、本発明に係る基板上に形成さ
れたシリコン半導体膜の緻密化処理方法を例えば低温p
−SiTFTの製造プロセス等に適用して、TFTの特
性を向上させることができる。
【0019】また、前記レーザアニールは、紫外線波長
領域を有するエキシマレーザを照射して行なうことがで
きる。これにより、シリコンの吸収が大きいエキシマレ
ーザの紫外線照射によって、半導体薄膜がアモルファス
シリコン半導体膜である場合には、ポリシリコン半導体
膜への結晶化を行なうことができる。
【0020】さらに、前記Oガスは、上記エキシマレ
ーザの照射域に水蒸気ガスまたはOガスを導入して発
生させるようにすることができ、これにより、Oガス
の発生源を設ける必要がなくなり、コストを低減するこ
とができる。
【0021】また、前記Oガスは、別途設けられるエ
キシマランプの紫外線照射域に水蒸気ガスまたはO
スを導入して発生させるようにしてもよい。この場合、
ガスの発生源を設ける必要がなくなると共に、消費
電力を抑えることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図1から図5を参照して説明する。
【0023】ここに、図1は本実施形態に係る薄膜半導
体装置の製造方法によって、TFTの一種である低温p
−SiTFTを製造する場合の製造プロセスの一例を示
す工程図である。
【0024】図2と図3は、本実施形態に係る緻密化処
理を行なう前と後の状態を示す説明図であり、図4と図
5は、当該緻密化処理を行なった場合と、行なわなかっ
た場合のTFTのI−V特性を示すグラフである。
【0025】なお、図1において、前出の図6と同一の
部分については同一の符号を付すものとする。
【0026】図1の工程(a)において、ガラス基板1
上に、熱酸化法やCVD法により下地Si0膜10を
形成した後に、ジシランガスを用いたLPCVD(減圧
CVD)法やモノシランガスを用いたPECVD(プラ
ズマCVD)法でa−Si膜を堆積し、そのa−Si膜
の全面にエキシマレーザを照射することによりレーザア
ニールを行い、a−Si膜を結晶化してp−Si膜2を
形成する(図2(a)参照)。
【0027】そして、上記エキシマレーザによるレーザ
アニールを行いながら、a−Si膜の表面上のエキシマ
レーザの照射域に対してOガスを導入する(図1の工
程(b))。
【0028】上記工程(b)において、導入されたO
ガスは、エキシマレーザの紫外線を吸収して励起され、
オゾン・ガス(Oガス)が発生する。このオゾン・ガ
スはその強い酸化力によって、結晶化したp−Si膜2
の表面を即座に酸化し、例えば厚さ30〜100Åの薄
いSi0膜SD2(図2(b)参照)を形成する。
【0029】このようにしてオゾン・ガスで酸化された
Si0膜SD2は、図2(b)に示すように不純物が
混入せず、また結晶欠陥の少ない極めて緻密な膜となる
ため、欠陥因子を含む自然酸化膜SD1(図3(a)参
照)がp−Si膜2の表面に発生する事態を未然に防止
することができる。
【0030】なお、上記Oガスに代えて水蒸気ガス
(HO)をエキシマレーザの照射域に対して導入し
て、オゾン・ガスを発生させるようにしてもよい。
【0031】次に、Si0膜SD2を形成したp−S
i膜2に、エッチングによるパターニングを行なった
後、CVD法によりゲート絶縁膜3を形成する(図1の
工程(c))。
【0032】この際に、p−Si膜2上に緻密なSi0
膜SD2が形成されていることから、p−Si膜2と
ゲート絶縁膜3の界面状態が良好となり、ゲート絶縁膜
3の電気的特性を向上させることができる。
【0033】即ち、絶縁破壊耐圧特性を向上させ、信頼
性を高めることができるという利点がある。
【0034】従って、ゲート絶縁膜3について、一層の
薄膜化と高品質化の要求に応えることができる。
【0035】続いて、ゲート絶縁膜3上の所定位置にポ
リシリコンやTa,Cr,Al等を堆積させてゲート電
極4を形成した後、イオンドーピング法で不純物を注入
してソース・ドレイン領域2a,2bを自己整合的に形
成する(図1の工程(d))。
【0036】その後、CVD法によりSi0等を堆積
させて層間絶縁膜5を形成し、コンタクトホール6を開
口した後、画素電極のITO膜7とデータ線となるAl
配線層8を形成する(図1の工程(e))。
【0037】次いで、Si0等からなるパッシベーシ
ョン膜9を設け、必要部分を開口して(図1の工程
(f))、低温p−SiTFT素子基板の製造工程を終
了する。このようにして、工程(b)でオゾン・ガスに
よるSi0膜SD2の緻密化処理を施して製造した低
温p−SiTFT素子について、I−V特性を確認する
測定を行なったところ、図4のグラフに示すような測定
結果を得た。
【0038】図4において、実線a,b,cはイニシャ
ル状態でドレイン−ソース電圧(Vds)をそれぞれ
0.1V,4V,8Vとした場合を、一点鎖線a’,
b’,c’は電圧ストレスを加えた状態でVdsをそれ
ぞれ0.1V,4V,8Vとした場合を示している。
【0039】そして、このグラフにおいて、イニシャル
状態と電圧ストレスを加えた状態のそれぞれの変化を比
較するならば、その変位は比較的少ないことが分かり、
このSi0膜SD2の緻密化処理を施して製造した低
温p−SiTFT素子はI−V特性に優れていることが
確認できる。
【0040】なお、比較のために、本発明に係る緻密化
処理(工程(b))を行なわずに製造した低温p−Si
TFT素子について、I−V特性を確認する同様の測定
を行なった場合を図5のグラフに示した。
【0041】この図5と図4のグラフを比較するなら
ば、本実施態様における緻密化処理(工程(b))が低
温p−SiTFT素子のI−V特性の向上と信頼性の向
上に効果的であることが分かる。
【0042】なお、本実施形態では、工程(b)でエキ
シマレーザによるレーザアニールと同時並行的にあるい
はレーザアニールを行なった直後にオゾン・ガスによる
緻密化処理を行ない、自然酸化膜SD1が発生すること
を未然に防止する場合について述べたが、本発明に係る
緻密化処理はこれに限らず、上記工程(a)の後、即
ち、レーザアニールによりp−Si膜2を形成した後
に、空気に触れるなどしてp−Si膜2の表面に自然酸
化膜SD1が発生してしまった場合にも適用できる。
【0043】この場合には、前記工程(b)において、
p−Si膜2表面の自然酸化膜SD1に対して、a−S
i膜の結晶化に必要なエネルギーよりも低い出力でエキ
シマレーザを照射しながらOガスあるいは水蒸気ガス
を導入する。
【0044】これにより、Oガスあるいは水蒸気ガス
から発生するオゾン・ガスの反応性の高い酸素原子が、
自然酸化膜SD1(図3(a))中の結晶欠陥や未反応
基としてのサブオキサイド(Si〜Si3+などの酸
化度数の低いシリコン)あるいは水素結合と置き換わる
ことにより、それらの欠陥部分を補修して緻密化したS
i0膜SD2(図3(b))を形成することができ
る。
【0045】そして、この緻密化したSi0膜SD2
は、前記実施形態の効果と同様にTFT素子の信頼性の
向上等に貢献することができる。
【0046】また、上記実施形態において、緻密化処理
のためのオゾン・ガスは、レーザアニールに用いるエキ
シマレーザの照射域にOガスあるいは水蒸気ガスを導
入して励起させることによって発生させる場合について
説明したが、これに限られるものではなく、例えばエキ
シマレーザとは別にエキシマランプを設け、その紫外線
照射域にOガスあるいは水蒸気ガスを導入してオゾン
・ガスを発生させるようにしてもよい。
【0047】また、オゾン・ガスの発生源を別途設け、
そのオゾン・ガスを直接導入して緻密化処理を行なうよ
うにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る薄膜
半導体装置の製造方法は、基板上に半導体薄膜が形成さ
れてなる薄膜半導体装置の製造方法であって、基板上に
半導体薄膜を形成する工程と、該半導体薄膜にレーザを
照射してレーザアニールを施す工程とを有し、当該レー
ザアニールを施す工程には、Oガス中においてレーザ
照射し、前記半導体薄膜の表面を酸化させる工程を含む
ようにしたので、レーザアニールにより活性となった半
導体薄膜の表面には、Oガスによる酸化反応によって
直ちに緻密で強固な酸化膜(Si0)が形成されるた
め、サブオキサイドや水素結合等の欠陥因子をもった自
然酸化膜が発生する事態を未然に防止することができる
という効果がある。
【0049】また、本出願の他の発明に係る薄膜半導体
装置の製造方法は、基板上に半導体薄膜が形成されてな
る薄膜半導体装置の製造方法であって、基板上に半導体
薄膜を形成する工程と、該半導体薄膜にレーザを照射し
てレーザアニールを施す工程と、該レーザアニールを施
した半導体薄膜が形成された基板をOガス中に配置す
るようにしたので、レーザアニール後に活性となったシ
リコン半導体膜の表面に自然酸化膜が発生したとして
も、Oガスによる酸化反応により自然酸化膜中の結晶
欠陥やサブオキサイドまたは水素結合を酸素原子で置換
して、欠陥部分を修復してシリコン半導体膜表面の緻密
化を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法を適用
して低温p−SiTFTを製造する場合の製造プロセス
の一例を示す工程図である。
【図2】本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法の緻密
化処理を行なう前と後のシリコン半導体膜の状態を示す
説明図である。
【図3】本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法の緻密
化処理を行なう前と後のシリコン半導体膜の状態を示す
他の説明図である。
【図4】本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法の緻密
化処理を行なった場合のTFTのI−V特性を示すグラ
フである。
【図5】本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法の緻密
化処理を行なわなかった場合のTFTのI−V特性を示
すグラフである。
【図6】従来における低温p−SiTFTの製造プロセ
スの一例を示す工程図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 p−Si膜 2a ソース領域 2b ドレイン領域 3 ゲート絶縁膜 4 ゲート電極 5 層間絶縁膜 6 コンタクトホール 7 ITO膜 8 Al配線層 9 パッシベーション膜 10 下地Si0膜 SD1 自然酸化膜 SD2 緻密化したSi0

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に半導体薄膜が形成されてなる薄膜
    半導体装置の製造方法であって、 基板上に半導体薄膜を形成する工程と、 該半導体薄膜にレーザを照射してレーザアニールを施す
    工程と、を有し、 当該レーザアニールを施す工程には、Oガス中におい
    てレーザ照射し、前記半導体薄膜の表面を酸化させる工
    程を含むことを特徴とする薄膜半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】基板上に半導体薄膜が形成されてなる薄膜
    半導体装置の製造方法であって、 基板上に半導体薄膜を形成する工程と、 該半導体薄膜にレーザを照射してレーザアニールを施す
    工程と、 該レーザアニールを施した半導体薄膜が形成された基板
    をOガス中に配置することを特徴とする薄膜半導体装
    置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記半導体薄膜は、ポリシリコン半導体膜
    であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の薄膜半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】上記レーザアニールを施す前の前記半導体
    薄膜は、アモルファスシリコン半導体膜であることを特
    徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の薄膜半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記レーザアニールは、紫外線波長領域を
    有するエキシマレーザを照射して行なうことを特徴とす
    る請求項1から請求項4に記載の薄膜半導体装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】前記Oガスは、上記エキシマレーザの照
    射域に水蒸気ガスまたはOガスを導入して発生させる
    ことを特徴とする請求項5記載の薄膜半導体装置の製造
    方法。
  7. 【請求項7】前記Oガスは、別途設けられるエキシマ
    ランプの紫外線照射域に水蒸気ガスまたはOガスを導
    入して発生させることを特徴とする請求項1から請求項
    5の何れかに記載の薄膜半導体装置の製造方法。
JP08465398A 1998-03-30 1998-03-30 薄膜半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP3551012B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08465398A JP3551012B2 (ja) 1998-03-30 1998-03-30 薄膜半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08465398A JP3551012B2 (ja) 1998-03-30 1998-03-30 薄膜半導体装置の製造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003377309A Division JP2004111989A (ja) 2003-11-06 2003-11-06 薄膜半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11283923A true JPH11283923A (ja) 1999-10-15
JP3551012B2 JP3551012B2 (ja) 2004-08-04

Family

ID=13836685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08465398A Expired - Fee Related JP3551012B2 (ja) 1998-03-30 1998-03-30 薄膜半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3551012B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1306570C (zh) * 2002-06-04 2007-03-21 夏普株式会社 在低温下氧化硅片的方法和用于该方法的装置
JP2008053562A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Meidensha Corp ゲート絶縁膜の形成方法、半導体素子の製造方法及びこれらの装置
JP2014138073A (ja) * 2013-01-16 2014-07-28 Tokyo Electron Ltd シリコン酸化物膜の成膜方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1306570C (zh) * 2002-06-04 2007-03-21 夏普株式会社 在低温下氧化硅片的方法和用于该方法的装置
JP2008053562A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Meidensha Corp ゲート絶縁膜の形成方法、半導体素子の製造方法及びこれらの装置
JP2014138073A (ja) * 2013-01-16 2014-07-28 Tokyo Electron Ltd シリコン酸化物膜の成膜方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3551012B2 (ja) 2004-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8324693B2 (en) Semiconductor device and a method for manufacturing the same
KR100234345B1 (ko) 반도체장치 및 그 제조방법
JPH06296023A (ja) 薄膜状半導体装置およびその作製方法
US7709904B2 (en) Thin film transistor substrate and method for manufacturing the same
KR20060049275A (ko) 박막 반도체 장치의 제조 방법 및 박막 반도체 장치
JP2012119691A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
JP4389359B2 (ja) 薄膜トランジスタ及びその製造方法
JPH0738110A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2004039997A (ja) 薄膜トランジスタ装置及びその製造方法、並びにそれを備えた薄膜トランジスタ基板及び表示装置
US8034671B2 (en) Polysilicon film, thin film transistor using the same, and method for forming the same
JP3551012B2 (ja) 薄膜半導体装置の製造方法
JP2002198364A (ja) 半導体装置の作製方法
US6482682B2 (en) Manufacturing method for improving reliability of polysilicon thin film transistors
JP3622492B2 (ja) 薄膜半導体装置の製造方法
JP3521737B2 (ja) 薄膜半導体装置の製造方法、アクティブマトリックス基板の製造方法及びテトラメトキシシランの塗布装置
JPH11354441A (ja) 半導体装置の製造方法
CN100452436C (zh) 晶体管制造方法和电光装置以及电子仪器
JP2000068518A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
JP2004111989A (ja) 薄膜半導体装置の製造方法
US6875675B2 (en) Method for manufacturing a semiconductor film having a planarized surface
JP2734359B2 (ja) 薄膜トランジスタ及びその製造方法
JPH0969631A (ja) 半導体装置、その製造方法およびその製造装置、並びに液晶表示装置
JP4461731B2 (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
KR100624430B1 (ko) 다결정 실리콘 제조방법
JPH10233514A (ja) 薄膜トランジスタ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030909

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080514

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 10

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees