JPH11283056A - 券発行装置 - Google Patents

券発行装置

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JPH11283056A
JPH11283056A JP8102098A JP8102098A JPH11283056A JP H11283056 A JPH11283056 A JP H11283056A JP 8102098 A JP8102098 A JP 8102098A JP 8102098 A JP8102098 A JP 8102098A JP H11283056 A JPH11283056 A JP H11283056A
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JP
Japan
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paper
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data
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JP8102098A
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English (en)
Inventor
Masamitsu Kawaguchi
昌光 川口
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙に印字された文字等のインクが乾いた
後に券として発行できるようにする。 【解決手段】 券データの印字終了から券発行までの待
機時間を記憶する待機時間記憶部を設ける。そして、券
データを記録紙に印字した後、待機時間記憶部に記憶さ
れている待機時間を計時し、計時が終了すると、記録紙
を排出して券を発行するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタを用いてレシート,伝票,切符等の券を印字発行
する券発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レシート,伝票,切符等の券を印
字発行する券発行装置としてインクジェット式プリンタ
を採用したものが開発されている。このインクジェット
式プリンタは、印字ヘッドのノズルからインク滴を霧状
に吐出させて記録紙に衝突させることにより印字を行う
もので、高速印字が可能である上、騒音がなく極めて静
かであるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のイ
ンクジェットプリンタを用いた券発行装置においては、
記録紙に券データを印字した後、すぐに記録紙を排出し
て券を発行していた。このため、インクが紙に吸収され
ず乾いていない場合があり、券受取者の手が汚れたり、
インクが擦れて券の印字内容が不鮮明になることがあっ
た。
【0004】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、記録紙に印字され
た文字等のインクが乾いた後に券として発行できる券発
行装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、インクジェットプリンタを用いて記録紙に券データ
を印字した後、記録紙を排出して券を発行する券発行装
置において、券データを記録紙に印字した後、該記録紙
を排出するまでの待機時間を調整可能に構成したもので
ある。
【0006】また、本願請求項2記載の発明は、インク
ジェットプリンタを用いて記録紙に券データを印字した
後、記録紙を排出して券を発行する券発行装置におい
て、券データの印字終了から券発行までの待機時間を記
憶する待機時間記憶部と、この待機時間記憶部に待機時
間を設定する待機時間設定手段と、券データを記録紙に
印字した後、待機時間記憶部に記憶されている待機時間
を計時する計時手段と、この計時手段による計時が終了
した後に記録紙を排出して券を発行する券発行制御手段
とを備えたものである。
【0007】また、本願請求項3記載の発明は、インク
ジェットプリンタを用いて記録紙に券データを印字した
後、記録紙を排出して券を発行する券発行装置におい
て、紙質の異なる記録紙の種類別に券データの印字終了
から券発行までの待機時間を記憶する待機時間記憶部
と、この待機時間記憶部に記録紙の種類別に待機時間を
設定する待機時間設定手段と、記録紙の種類を指定する
記録紙指定手段と、券データを記録紙に印字した後、記
録紙指定手段により指定された種類の記録紙の待機時間
を待機時間記憶部から読出す待機時間読出し手段と、こ
の読出し手段により読出した待機時間を計時する計時手
段と、この計時手段による計時が終了した後に記録紙を
排出して券を発行する券発行制御手段とを備えたもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、券と
して取引明細データを印字したレシートを発行する電子
式キャッシュレジスタのレシートプリンタに本発明の券
発行装置を適用した場合について述べる。
【0009】図1はかかる電子式キャッシュレジスタの
外観を示す斜視図であり、この電子式キャッシュレジス
タは、キーボード1,オペレータ用表示器2,客用表示
器3,レシートプリンタ4,モードスイッチ5などを備
えたキャッシュレジスタ本体6と、現金などを収容する
ためのドロワ7とからなる。
【0010】キーボード1は、商品の販売金額及び販売
点数や客からの預り金額などの数値データを置数するた
めの置数キーK1や1取引の販売商品登録終了等を宣言
する合計キーK2の他、部門キー,クリアキー,取消キ
ー,実行キー,小計キー等を配設した電子式キャッシュ
レジスタ専用のキーボードである。
【0011】オペレータ用表示器2は、販売登録商品の
金額データや1取引として登録処理された全販売商品の
合計金額データなどをオペレータに対して表示するもの
であり、客用表示器3は、同様なデータを買物客に対し
て表示するものであって、客用表示器3はキャッシュレ
ジスタ本体6に回動自在に取付けられている。
【0012】レシートプリンタ4は、1取引として販売
登録処理された各商品の名称及び金額や、合計金額,預
り金額,釣銭額などの取引明細データをレシート用紙に
印字しカットしてレシート発行口4aからレシートとし
て発行する。
【0013】モードスイッチ5は、「登録」,「点
検」,「精算」,「設定」などの各種業務モードを選択
しその実行を指令する切換式のスイッチで、鍵にて切換
操作される。なお、「登録」とは、キーボード1のキー
操作により入力される販売商品の部門コード,販売点数
などのデータに基づいてその販売商品の販売点数及び金
額データを記憶部に登録処理するとともに少なくとも金
額データをオペレータ用表示器2及び客用表示器3に表
示出力し、かつ合計キーにより1取引の販売商品登録終
了が宣言されると、その1取引で登録処理された全販売
商品の合計金額データをオペレータ用表示器2及び客用
表示器3に表示出力するとともに、レシートプリンタ4
によりその1取引の明細データをレシート用紙に印字出
力し、レシートを発行する業務のモードである。また
「点検」とは、前記「登録」業務において販売商品の販
売点数及び金額データが登録処理された記憶部のデータ
を読出し、レシートプリンタ4によりレシート用紙に印
字出力して売上点検レポートとして発行する業務のモー
ドである。また「精算」とは、前記「点検」業務と同様
に記憶部のデータを読出し、レシートプリンタ4により
レシート用紙に印字出力して売上精算レポートとして発
行した後、記憶部の内容をクリアする業務のモードであ
る。また「設定」とは、前記「登録」等の各種業務を実
行する上で必要なデータを予めメモリに設定しておく業
務である。
【0014】図2はキャッシュレジスタ本体6の内部回
路構成を示すブロック図であり、このキャッシュレジス
タ本体6は、主制御部としてCPU(Central Processi
ng Unit )61を搭載している。また、プログラムなど
の固定的データを予め格納したROM(Read Only Memo
ly)62、販売商品の販売点数及び金額データが登録処
理される記憶部や各種設定データが格納される領域を形
成するRAM(RandomAccess Memoly)63、日付及び
時刻を計時する時計部64、前記キーボード1からのキ
ー信号を取込むキーボードコントローラ65、前記オペ
レータ用表示器2及び客用表示器3に対するデータ表示
動作を制御する表示コントローラ66、前記レシートプ
リンタ4によるデータ印字動作を制御するプリンタコン
トローラ67、前記モードスイッチ5からの信号が入力
されるとともに前記ドロワ7を自動開放させるドロワ開
放装置7aへの駆動信号が出力されるI/O(Input/Ou
tput)ポート68などを搭載している。そして、前記C
PU61と、ROM62,RAM63,時計部64,キ
ーボードコントローラ65,表示コントローラ66,プ
リンタコントローラ67及びI/Oポート68とを、ア
ドレスバス,データバスなどのバスライン69で相互に
接続して、電子式キャッシュレジスタの制御回路を構成
している。
【0015】さて、本発明の券発行装置として機能する
レシートプリンタ4は、印字ヘッドのノズルからインク
滴を霧状に吐出させてレシート用紙に衝突させることに
より印字を行うインクジェット式のもので、図3に示す
ように、印字ヘッド41の他、印字ヘッド41を走査す
るキャリッジを駆動するキャリッジモータ42、ロール
紙からなるレシート用紙を搬送する用紙搬送機構の駆動
源である用紙フィードモータ43、レシート用紙を切断
するカッタを駆動するカッタモータ44などを備えてい
る。また、レシートプリンタ4のデータ印字動作を制御
するプリンタコントローラ67は、同図に示すように、
前記印字ヘッド41,キャリッジモータ42,用紙フィ
ードモータ43,カッタモータ44にそれぞれ駆動信号
を送出するドライバ67a,67b,67c,67dを
備えている。
【0016】しかして、かかる構成の電子式キャッシュ
レジスタにおいては、レシートプリンタ4において取引
明細データをレシート用紙に印字した後、レシートを発
行するまでの待機時間(1〜5秒程度)を調整可能に構
成している。また、その待機時間は、使用するレシート
用紙の紙質によって選択できるようになっている。具体
的には、前記RAM63に、図4に示すように、紙質の
違いによって分別されたレシート用紙の種類毎に割り当
てた用紙種別コードに対応して、取引明細データの印字
終了からレシート発行までの待機時間を記憶する待機時
間記憶部としての待機時間テーブルM1を設けている。
また、現時点で使用しているレシート用紙の用紙種別コ
ードを記憶する用紙種別コード設定メモリM2を設けて
いる。さらに、上記待機時間を計時する計時手段として
のタイマカウンタM3を備えている。
【0017】そしてこの電子式キャッシュレジスタは、
前記待機時間テーブルM1に各用紙種別コードと待機時
間とを設定する待機時間設定手段を有している。この待
機時間設定手段は、CPU61及びこのCPU61の動
作を制御するプログラムを記憶したROM62によって
構成しており、具体的には、図5の流れ図に示す処理手
順で構成している。すなわちCPU61は、モードスイ
ッチ5により「設定」モードが選択されていること、及
びキーボード1の置数キーK1により待機時間設定業務
の実行を指令するコードが置数されたことを条件に待機
時間設定処理に入る。そして先ず、ST1として用紙種
別コードの入力を待機する。ここで、置数キーK1によ
り用紙種別コードが置数されると、ST2としてその入
力された用紙種別コードで待機時間テーブルM1を検索
する。その結果、入力された用紙種別コードと同一の用
紙種別コードが待機時間テーブルM1に既に設定されて
いた場合には(ST3のYES)、ST4として待機時
間テーブルM1から該当する用紙種別コードに対応した
待機時間データを読出してオペレータ用表示器2に表示
させる。これに対し、入力された用紙種別コードと同一
の用紙種別コードが待機時間テーブルM1に設定されて
いなかった場合には(ST3のNO)、ST5として待
機時間テーブルM1に入力された用紙種別コードを追加
するとともに、「待機時間=0」をオペレータ用表示器
2に表示させる。
【0018】次に、待機時間データが入力されるのを待
機する。そして置数キーK1により待機時間データが置
数された場合には(ST6のYES)、ST7として待
機時間テーブルM1のST1にて入力された用紙種別コ
ードに対応する待機時間データエリアに入力された待機
時間データをセットする。なお、待機時間データの入力
中に取消キーが入力された場合には(ST8のYE
S)、ST7の処理は行わない。しかる後、ST1の処
理に戻る。そして、次の用紙種別コードが置数入力され
た場合には、ST2,3,4または5,6,7または8
の処理を繰返す。一方、ST1の用紙種別コード入力待
機中において、キーボード1から設定処理終了を宣言す
るキー(例えば合計キーK2)が入力された場合には
(ST9のYES)、この処理を終了する。
【0019】またこの電子式キャッシュレジスタは、現
時点で使用しているレシート用紙の種類である用紙種別
コードを前記用紙種別コード設定メモリM2に設定する
記録紙指定手段を有している。この記録紙指定手段は、
CPU61及びこのCPU61の動作を制御するプログ
ラムを記憶したROM62によって構成しており、具体
的には、図6の流れ図に示す処理手順で構成している。
すなわちCPU61は、モードスイッチ5により「設
定」モードが選択されていること、及びキーボード1の
置数キーK1により記録紙指定業務の実行を指令するコ
ードが置数されたことを条件に記録紙指定処理に入る。
そして先ず、ST1として用紙種別コードの入力を待機
する。ここで、置数キーK1により用紙種別コードが置
数されると、ST2としてその入力された用紙種別コー
ドで待機時間テーブルM1を検索する。その結果、入力
された用紙種別コードと同一の用紙種別コードが待機時
間テーブルM1に設定されていることを確認した場合に
は(ST3のYES)、ST4として用紙種別コード設
定メモリM2に入力された用紙種別コードをセットす
る。以上で、この記録紙指定処理を終了する。なお、入
力された用紙種別コードと同一の用紙種別コードが待機
時間テーブルM1に設定されていなかった場合には(S
T3のNO)、用紙種別コードの入力エラーとするエラ
ーメッセージをオペレータ用表示器2に表示させる等の
エラー処理に入る。
【0020】さらにこの電子式キャッシュレジスタは、
レシートプリンタ4を動作させてレシート用紙に取引明
細データを印字しレシートとして発行するレシート発行
手段を有している。このレシート発行手段は、CPU6
1及びこのCPU61の動作を制御するプログラムを記
憶したROM62によって構成しており、具体的には、
図7の流れ図に示す処理手順で構成している。すなわち
CPU61は、モードスイッチ5により「登録」モード
が選択されていること、及びキーボード1の合計キーK
2により1取引として販売登録する商品の登録終了が宣
言されたことを条件にレシート発行処理に入る。そして
先ず、ST1として取引明細データ(その取引で販売登
録処理された各商品の名称及び金額や、合計金額など)
の印字データをプリンタコントローラ67に与えるとと
もにレシートプリンタ4の印字動作を制御してレシート
用紙への印字を行わせる。次に、この印字終了を検出し
たならば(ST2のYES)、ST3として用紙種別コ
ード設定メモリM2にセットされている用紙種別コード
を読込む。そして、ST4としてこの用紙種別コードで
待機時間テーブルM1を検索し、この用紙種別コードに
対応する待機時間データを読出したならば(待機時間読
出し手段)、タイマカウンタM3にこの待機時間データ
をセットする。しかる後、ST5として上記タイマカウ
ンタM3のカウントダウン動作を開始させる。なお、こ
のカウントダウン動作は、時計部64にて計時される時
間が1秒を経過する毎にタイマカウンタM3のデータを
「1」ずつ減算する動作である。
【0021】そこでCPU61は、上記タイマカウンタ
M3のデータを監視し、データ=0担ったことを確認す
ると(ST6のYES)、レシート用紙への印字終了後
から該当する待機時間が経過したので、ST7としてプ
リンタコントローラ67にロングフィードコマンドを送
出してレシート用紙の印字部分をレシート発行口4aか
ら排出させたならば、ST8としてプリンタコントロー
ラ67にカットコマンドを送出してレシート用紙を切断
し、レシートとして発行させる。(券発行制御手段)以
上で、このレシート発行処理を終了する。
【0022】このように構成された本実施の形態の電子
式キャッシュレジスタにおいては、待機時間テーブルM
1に用紙種別コード別の待機時間データが設定された状
態で、現時点でレシートプリンタ4にセットされている
レシート用紙の用紙種別コードを指定し用紙種別コード
設定メモリM2に設定しておくことによって、1取引と
して販売される商品の登録が終了し、合計キーK2が操
作されてその取引明細データがレシート用紙に印字され
た後、上記用紙種別コード設定メモリM2に設定された
用紙種別コードに対応する待機時間だけ待ってからレシ
ートが発行されるようになる。
【0023】そこで、本実施の形態の電子式キャッシュ
レジスタを使用する商店では、その店で取り扱うレシー
ト用紙の種類毎にインクが紙に吸収されて乾くまでに要
する時間を求め、その時間を待機時間データとして電子
式キャッシュレジスタの待機時間テーブルM1に予め設
定しておく。なお、この待機時間データはレシート用紙
の製造元が実験をするなどして定め、用紙に明記して店
側に販売されることが望ましい。一方、電子式キャッシ
ュレジスタを操作するオペレータ,いわゆるキャッシャ
は、レシートプリンタのレシート用紙を交換する毎に従
前のレシート用紙と種類が一致しているか否かを判断す
る。そして一致していない場合には、前記用紙指定手段
を機能させて、用紙種別コード設定メモリM2に設定さ
れていた用紙種別コードを従前のレシート用紙のものか
ら今回のレシート用紙のものに変更する。こうすること
により、これ以後はレシート用紙に取引明細データが印
字されてからレシートとして発行されるまでの間に、今
回のレシート用紙の用紙種別コードに対応して待機時間
テーブルM1に設定された時間データだけの待機時間を
生ずる。したがって、レシート発行口4aからレシート
として発行された時点では、既にインクがレシート用紙
に吸収されて乾いているので、キャッシャや買物客の手
がインクで汚れたり、インクが擦れてレシートの印字内
容が不鮮明になるような不具合がなくなる。
【0024】また、待機時間テーブルM1に予め店で取
り扱うすべてのレシート用紙の種類別に待機時間データ
を設定しておくことによって、キャッシャは実際に使用
するレシート用紙の用紙識別コードを指定入力するだけ
で適切な待機時間が自動的に設定される。したがって、
キャッシャが実際に使用するレシート用紙の待機時間を
知っている必要はない上、インクが乾かない時間を間違
えて待機時間として設定してしまうおそれもなく、信頼
性を向上できる。
【0025】なお、前記一実施の形態では、RAM63
に待機時間テーブルM1と用紙種別コード設定メモリM
2とを設けるとともに、上記待機時間テーブルM1に用
紙種別コード別に待機時間を設定する待機時間設定手段
と、上記用紙種別コード設定メモリM2に用紙種別コー
ドを設定する記録紙指定手段とを設けたが、その代わり
に、RAM64に待機時間を設定記憶するメモリを設け
るとともに、このメモリに待機時間を設定する待機時間
設定手段を設け、レシート用紙への印字終了後、上記メ
モリに設定された待機時間を経過するとレシートを発行
するように構成しても、レシート用紙の種類を滅多に変
更しない店では有効である。
【0026】また、例えば未使用状態にあるレシート用
紙の先端部に用紙識別コードを印刷しておくとともに、
レシートプリンタ4に上記用紙識別コードを読取る手段
を設け、この読取り手段で読取った用紙識別コードを用
紙識別コード設定メモリM2に自動的に設定するように
構成することで、本発明と同等の効果を実現できるよう
になる。この場合、使用されるレシート用紙の用紙識別
コードが自動的に指定入力されるため、オペレータが用
紙識別コードを指定する必要がなくなり、オペレータの
負担を軽減できる。
【0027】また、気温や湿度によってインクが乾くま
での時間が変動する場合もあるので、気温や湿度を測定
する測定器を設け、これらの測定値で実際に使用される
レシート用紙の待機時間を補正するようにしてもよい。
この他、本発明をレシートプリンタ以外のインクジェッ
トプリンタを用いた券発行装置に適用するなど、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは
勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1記載の
発明によれば、記録紙に印字された文字等のインクが乾
いた後に券として発行することができ、券受取者の手を
汚したりインクが擦れて券の印字内容が不鮮明になる等
の不具合を防止できる券発行装置を提供できる。また本
願請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発
明と同等の効果を奏することはもとより、使用する記録
紙に応じた待機時間を設定するだけで良いので、取り扱
いが容易な券発行装置を提供できる。さらに本願請求項
3記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明と同等
の効果を奏することはもとより、使用する記録紙の種類
を指定するだけで良いので、より取り扱いが容易な券発
行装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である電子式キャッシ
ュレジスタの外観斜視図。
【図2】 同電子式キャッシュレジスタの制御回路構成
を示すブロック図。
【図3】 同電子式キャッシュレジスタが有するレシー
トプリンタ及びプリンタコントローラの要部ブロック
図。
【図4】 同電子式キャッシュレジスタのRAMに形成
する主要なメモリエリアを示す図。
【図5】 同電子式キャッシュレジスタのCPUが実行
する待機時間設定手段の処理手順を示す流れ図。
【図6】 同電子式キャッシュレジスタのCPUが実行
する記録紙指定手段の処理手順を示す流れ図。
【図7】 同電子式キャッシュレジスタのCPUが実行
するレシート発行手段の処理手順を示す流れ図。
【符号の説明】
4…レシートプリンタ 6…キャッシュレジスタ本体 61…CPU 62…ROM 64…時計部 67…プリンタコントローラ M1…待機時間テーブル M2…用紙種別コード設定メモリ M3…タイマカウンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットプリンタを用いて記録紙
    に券データを印字した後、記録紙を排出して券を発行す
    る券発行装置において、 前記券データを前記記録紙に印字した後、該記録紙を排
    出するまでの待機時間を調整可能に構成したことを特徴
    とする券発行装置。
  2. 【請求項2】 インクジェットプリンタを用いて記録紙
    に券データを印字した後、記録紙を排出して券を発行す
    る券発行装置において、 券データの印字終了から券発行までの待機時間を記憶す
    る待機時間記憶部と、この待機時間記憶部に待機時間を
    設定する待機時間設定手段と、前記券データを前記記録
    紙に印字した後、前記待機時間記憶部に記憶されている
    待機時間を計時する計時手段と、この計時手段による計
    時が終了した後に前記記録紙を排出して券を発行する券
    発行制御手段とを具備したことを特徴とする券発行装
    置。
  3. 【請求項3】 インクジェットプリンタを用いて記録紙
    に券データを印字した後、記録紙を排出して券を発行す
    る券発行装置において、 紙質の異なる記録紙の種類別に券データの印字終了から
    券発行までの待機時間を記憶する待機時間記憶部と、こ
    の待機時間記憶部に前記記録紙の種類別に待機時間を設
    定する待機時間設定手段と、前記記録紙の種類を指定す
    る記録紙指定手段と、前記券データを前記記録紙に印字
    した後、前記記録紙指定手段により指定された種類の記
    録紙の待機時間を前記待機時間記憶部から読出す待機時
    間読出し手段と、この読出し手段により読出した待機時
    間を計時する計時手段と、この計時手段による計時が終
    了した後に前記記録紙を排出して券を発行する券発行制
    御手段とを具備したことを特徴とする券発行装置。
JP8102098A 1998-03-27 1998-03-27 券発行装置 Pending JPH11283056A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008114447A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Canon Inc インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2012061100A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Glory Ltd 遊技媒体計数装置および遊技媒体計数システム
JP2016133931A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 株式会社東芝 発券機

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