JPH1128287A - 遊技媒体磨き装置 - Google Patents

遊技媒体磨き装置

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JPH1128287A
JPH1128287A JP9188201A JP18820197A JPH1128287A JP H1128287 A JPH1128287 A JP H1128287A JP 9188201 A JP9188201 A JP 9188201A JP 18820197 A JP18820197 A JP 18820197A JP H1128287 A JPH1128287 A JP H1128287A
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ball
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨部材を無駄なく玉磨きに使用でき、か
つ、取り扱いの容易な研磨装置を提供する。 【解決手段】 研磨装置25において、リール73bに
挿着された研磨部材63は図示矢印方向にその端部が引
出されて、ローラ77、玉誘導ローラ115bを経てパ
チンコ玉の研磨される玉誘導路に敷設された後、さらに
玉誘導ローラ115a、研磨部材誘導フランジ90a,
90b、玉誘導ローラ115cを経て再び玉誘導路に敷
設されるようにし、玉誘導路に進入したパチンコ玉が研
磨部材63の両面で研磨されるように構成するととも
に、研磨部材63の敷設作業を容易にするべく上部収納
ボックス118と下部収納ボックス119とを開成可能
に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
コイン遊技機、あるいはスロットマシンなどに利用され
るパチンコ玉やコイン等の汚れを落とす遊技媒体磨き装
置に関し、詳しくは、帯状に形成された磨き部材を遊技
媒体に当接させて遊技媒体の汚れを落とす遊技媒体磨き
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技媒体磨き装置として従来か
ら知られているものに、たとえば、磨き部材の一例とな
る布ベルトを使用して遊技媒体の汚れを落とすように構
成された布ベルト式の遊技媒体磨き装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の遊技媒体磨き装置では、布ベルトの一方の面の
みしか遊技媒体を磨くのに利用されていなかったため
に、他方の面が無駄になるという問題があった。そこ
で、磨き部材の両面を有効に使用できる遊技媒体磨き装
置の提供が望まれるが、このために装置の取り扱いが面
倒になることは好ましくない。
【0004】本発明は係る実情に鑑み考え出されたもの
であり、その目的は、磨き部材を有効に利用可能であり
ながらもそれによって取り扱いが面倒になることのない
遊技媒体磨き装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、帯状に形成された磨き部材を遊技媒体に当接させて
遊技媒体の汚れを落とす遊技媒体磨き装置であって、前
記磨き部材を繰出すための繰出し手段と、当該繰出し手
段により繰出された前記磨き部材を前記遊技媒体に当接
させるための当接手段とを含み、当該当接手段は、前記
磨き部材の一方の面を前記遊技媒体に当接させることが
可能な第一の当接部分と当該磨き部材の他方の面を前記
遊技媒体に当接させることが可能な第二の当接部分とを
含み、前記遊技媒体を挟んだ状態で前記第一の当接部分
と前記第二の当接部分とが対向に配置されることにより
前記磨き部材の両面を前記遊技媒体に当接させることが
できるように構成されており、前記第一の当接部分と前
記第二の当接部分とが対向して前記磨き部材の両面を前
記遊技媒体に当接可能な対向状態から、前記第一の当接
部分と前記第二の当接部分とを引き離した離間状態に切
換え可能に構成したことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記第一の当接部分を収容す
る第一の収容部と、前記第二の当接部分を収容する第二
の収容部と、前記第一の収容部と前記第二の収容部とを
所定角度開成可能に連結する連結部と、前記第一の当接
部分と前記第二の当接部分とが前記対向状態となる位置
で前記第一の収容部と前記第二の収容部とを係止する係
止部とを含み、前記第一の収容部と前記第二の収容部と
を所定角度開成することにより、前記第一の当接部分と
前記第二の当接部分とを前記対向状態から前記離間状態
に切換え可能であることを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、繰出し手段
の働きにより、磨き部材が繰出される。そして当接手段
の働きにより、前記繰出し手段により繰出された前記磨
き部材が遊技媒体と当接する。当該当接手段は、前記磨
き部材の一方の面を前記遊技媒体に当接させるための第
一の当接部分と当該磨き部材の他方の面を前記遊技媒体
に当接させるための第二の当接部分とを含み、前記遊技
媒体を挟んだ状態で前記第一の当接部分と前記第二の当
接部分とが対向に配置されることにより前記磨き部材の
両面が前記遊技媒体に当接する。さらに、前記第一の当
接部分と前記第二の当接部分とが対向して前記磨き部材
の両面を前記遊技媒体に当接可能な対向状態から、前記
第一の当接部分と前記第二の当接部分とを引き離した離
間状態に切換えられる。
【0008】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、前記第一の当接部分が
第一の収容部に収容され、前記第二の当接部分が第二の
収容部に収容される。連結部の働きにより、前記第一の
収容部と前記第二の収容部とが所定角度開成可能に連結
される。係止部の働きにより、前記第一の当接部分と前
記第二の当接部分とが前記対向状態となる位置で前記第
一の収容部と前記第二の収容部とが係止される。また、
前記第一の収容部と前記第二の収容部とが所定角度開成
することにより、前記第一の当接部分と前記第二の当接
部分とが前記対向状態から前記離間状態に切換えられ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】第1実施形態 次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明
する。なお、この実施の形態では、遊技機の一例として
パチンコ遊技機を示すが、本発明はこれに限らず、コイ
ン遊技機やスロットマシンなどに適用することも可能で
ある。
【0010】図1は、遊技機の一例のパチンコ遊技機1
および共通カードユニット33を示す正面図である。
【0011】パチンコ遊技機1で遊技を行なう場合に
は、パチンコ遊技機1に接続されている共通カードユニ
ット33の共通カード挿入・排出口40に共通カードを
挿入する。共通カードを挿入することにより、挿入され
た共通カードに記録されている記録情報が読取られる。
そして、遊技者が操作部9に設けられた引落しスイッチ
(図示省略)を押圧操作すると、予め定められた額(た
とえば100円)が共通カードの記録情報に含まれるカ
ード残高から引落され、遊技者に持点が与えられる。パ
チンコ遊技機1の前面枠の上方部分には、持点を点灯量
によってアナログ的に表示する持点アナログ表示器7が
設けられている。また、その持点アナログ表示器7の左
右にスピーカ8が設けられている。
【0012】持点が存在する状態で、遊技者が打球操作
ハンドル5を操作すれば、遊技媒体の一例となるパチン
コ玉が1発ずつ発射されて遊技領域11に打込まれる。
この発射玉が発射玉検出器27により検出される。な
お、発射勢いが弱すぎて遊技領域11にまで到達しなか
ったパチンコ玉は、流下してきてファール玉戻り口50
に進入した後、ファール玉検出器28(図2参照)によ
り検出される。遊技領域11には、通常入賞口21,1
9と、始動入賞口22とが設けられている。また、遊技
領域11のほぼ中央には、複数種類の識別情報を可変表
示して表示状態が変化する可変表示装置12が設けられ
ている。また、その下方には、開閉板15が開成して遊
技者にとって有利な第1の状態と開閉板15が閉成して
遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な可変入
賞球装置13が設けられている。
【0013】パチンコ玉が始動入賞口22に入賞してそ
の始動入賞玉が始動入賞玉検出器24により検出されれ
ば、可変表示装置12が可変開始し、その可変表示停止
時の表示結果が予め定められた特定の表示態様(たとえ
ば777)となれば、特定遊技状態が発生して可変入賞
球装置13の開閉板15が開成し、パチンコ玉が可変入
賞球装置13に入賞可能な第1の状態となる。可変入賞
球装置13は、通常時においてはソレノイド23が消磁
されているために開閉板15が閉成して打玉が入賞不可
能な第2の状態となっているが、前記特定遊技状態が発
生すれば、ソレノイド23が励磁されて可変入賞球装置
13が第1の状態となる大当り制御が行なわれる。この
可変入賞球装置13の第1の状態は、打玉の所定個数
(たとえば10個)の入賞あるいは所定期間(たとえば
30秒間)の経過のうちいずれか早い方の条件が成立す
ることにより終了して第2の状態となる。また、可変入
賞球装置13内には、所定箇所に特定入賞領域16が設
けられており、この特定入賞領域16に入賞した入賞玉
が特定入賞玉検出器17により検出される。また、可変
入賞球装置13内に入賞したすべての入賞玉が入賞玉検
出器18により検出される。
【0014】可変入賞球装置13が第1の状態となって
いる期間中に打玉が特定入賞領域16に入賞して特定入
賞玉検出器17により検出されれば、その回の可変入賞
球装置13の第1の状態が終了するのを待って再度可変
入賞球装置13を第1の状態に制御する繰返し継続制御
が行なわれる。この繰返し継続制御の上限回数はたとえ
ば16回と定められている。
【0015】可変表示装置12の上方に設けられている
玉入口20に打玉が進入すれば、その玉が下方に誘導さ
れて始動入賞口22の上方にまで導かれ、その始動入賞
口22の上方から再度遊技領域11に放出される。その
結果、放出されたパチンコ玉は始動入賞口22に入賞し
やすい状態となる。図中25は、遊技状態などに応じて
点灯または点滅するランプである。また、遊技領域11
の最下端部分には、いずれの入賞口や入賞球装置にも入
賞しなかったパチンコ玉をアウト玉として回収するアウ
ト口45が形成されている。また、前面板4には、各種
表示器やスイッチなどが設けられているとともに、スピ
ーカ10が設けられており、このスピーカ10からは、
大当りにおける効果音などが発せられる。図中6はリセ
ットキースイッチであり、このリセットキースイッチ6
に遊技場の係員が所定のキーを挿入して操作することに
より、大当り終了時に持点を使用しての遊技の続行を許
可するか否かが決定される。このリセットキースイッチ
6の操作がリセット操作検出器6aにより検出される。
また、32は遊技続行許容表示器であり、リセットキー
スイッチ6の操作により、遊技続行許容状態になってい
ることが点灯表示される。
【0016】図中36は、共通カードユニット33が使
用可能な状態であることを点灯表示するユニット使用可
表示器である。37は端数表示スイッチであり、共通カ
ードの残高に端数が存在する場合に、この端数表示スイ
ッチ37が押圧操作されることにより、その端数が操作
部9上の所定の表示器で表示されるる。38は連結方向
表示器であり、共通カードユニット33が接続されてい
るパチンコ遊技機の接続方向を点灯表示するものであ
る。39はカード挿入表示器であり、カード挿入・排出
口40に共通カードが挿入されている旨を点灯表示する
ものである。また35は情報出力部であり、挿入された
共通カードなどに関する情報を遊技場に設置されている
管理用のホールコンピュータに出力するためのものであ
る。34は情報入力部であり、共通カードに関する情報
などがホール管理用のホールコンピュータなどから入力
される。また、3はガラス扉であり、遊技領域11の前
面を開閉可能に覆うものである。ガラス扉3は、遊技場
の係員などが所有する所定の鍵で解錠操作が行なわれる
ことにより開成する。
【0017】遊技領域11内において、パチンコ玉の玉
詰まりが発生した場合には、このガラス扉3が開成され
て玉詰まりが解消される。また、玉詰まりが発生すれば
遊技が一旦中断されるので、サービス玉として係員など
がパチンコ玉をいずれかの入賞口に入賞させて、遊技者
に所定得点を与える場合がある。この際のサービス玉
は、前面板4の奥に設けられた玉出しレバー部30を操
作することにより、玉出し穴31より供給される。玉出
しレバー部30は、前面板開閉部29を操作して前面板
4を開くことで、その操作が可能となる。前面板開閉部
29は、ガラス扉3を開成させないと操作ができない位
置に取付けられており、したがって遊技者がその操作を
行なうことはできない。
【0018】図2は、パチンコ遊技機1の背面図を示
す。この第1実施形態に係るパチンコ遊技機には、所定
数のパチンコ玉が封入された封入玉循環経路が設けられ
ており、封入されたパチンコ玉(以下、封入玉ともい
う)が循環して遊技に使用されている。封入玉循環経路
の経路途中には、研磨揚送装置540と、アウト穴45
から回収されて玉タンク59に案内された封入玉を研磨
揚送装置540に揚送する玉還元機55とが設けられて
いる。玉還元機55は、スプロケット58,リフトモー
タ103,搬送路62から構成されており、パチンコ遊
技機1と独立して取外し可能である。また、研磨揚送装
置540には、封入玉に付着した汚れを磨き落とすため
の研磨装置54が着脱自在に取付けられている。
【0019】遊技盤保持枠43には遊技盤取付用の回動
レバー57が設けられており、この回動レバー57を回
動操作することにより、遊技盤42が着脱可能となる。
遊技領域11に設けられている入賞口や可変入賞球装置
などから入賞したすべての入賞玉は、入賞玉集合カバー
部材44を通じて入賞玉検出器46へ案内される。入賞
玉検出器46で検出された入賞玉は、アウト口45で回
収されたパチンコ玉とともに合流樋47に案内される。
合流樋47に案内されたパチンコ玉は、打込玉検出器4
8で検出される。一方、ファール玉は、ファール玉戻り
口50で回収された後、ファール玉検出器28で検出さ
れる。そして、その後、合流樋47を流下するパチンコ
玉と合流する。なお、発射勢いがあまりに弱すぎてファ
ール玉戻り口50まで到達しなかったパチンコ玉はファ
ール玉戻り口51に進入した後、合流樋47を流下する
パチンコ玉と合流する。合流樋47を流下するすべての
パチンコ玉は、玉タンク59へ案内される。
【0020】玉タンク59に案内されたパチンコ玉は、
玉還元機55へ流下する。玉還元機55には、パチンコ
玉を係合可能な係合部の形成されたスプロケット58が
設けられている。このスプロケット58はリフトモータ
103の駆動力により常時回転しており、還元機55に
流下したパチンコ玉を係合させて搬送路62へ送り込
む。搬送路62に送り込まれたパチンコ玉は、後続する
パチンコ玉に押し進められて搬送路62内を揚送され、
研磨揚送装置540に案内される。
【0021】研磨揚送装置540には、カセットテープ
型に構成された研磨装置54が取付けられている。研磨
装置54の内部には、可撓性の研磨部材63(図5参
照)がロール状に挿着されており、その一部が引き出さ
れて玉誘導路88(図3参照)に敷設されている。研磨
揚送装置540に案内されたパチンコ玉は、この玉誘導
路88に敷設された研磨部材63と当接しつつ研磨装置
54内を移動することにより、その汚れが磨き落とされ
る。
【0022】研磨装置54内で研磨されたパチンコ玉は
発射玉誘導路53へ案内され、補給玉検出器56で検出
される。補給玉検出器56の検出結果に基づいて、玉還
元機55あるいは研磨揚送装置540が正常に動作して
いるか否かが判断される。発射玉誘導路53へ案内され
たパチンコ玉は、玉出し通路52に所定個数のパチンコ
玉がすでに滞留していることを条件に打込玉出口49へ
誘導される。
【0023】この第1実施形態においては、玉還元機5
5と研磨揚送装置540とがパチンコ遊技機1と別体に
構成されているので、遊技盤42の交換が可能であるこ
とはもちろん、パチンコ遊技機そのものを交換すること
も可能である。また、弾発発射されたパチンコ玉はファ
ール玉を含めてすべて搬送路62を介して循環されるた
めに、その度に研磨されることになる。したがって、研
磨能力がさほど高くない研磨部材63を使用したとして
も、封入玉循環経路内のパチンコ玉を比較的汚れの少な
い状態に保つことができる。これにより、研磨部材63
として研磨能力のさほど高くない比較的に安価なものを
適用することもでき、コストの低減を図ることができ
る。また、パチンコ玉が研磨される間も遊技を継続して
行なうことができるので、パチンコ玉を研磨するために
わざわざパチンコ遊技機の稼働を停止しなければならな
いなどといった不都合をも回避できる。
【0024】図3は、玉還元機55と研磨揚送装置54
0との接続構造を説明するための図である。玉還元機5
5には、スプロケット58を回転駆動させるためのリフ
トモータ103、スプロケット58と係合して回転する
パチンコ玉を搬送路62へ案内するための玉規制片11
4、スプロケット58の逆転防止用の係止レバー109
が設けられている。係止レバー109は回転軸112に
より軸支されており、弾性部材111の付勢力によりス
プロケット58の係合部と圧接してスプロケット58の
逆転を防止できるように構成されている。
【0025】一方、研磨揚送装置540は、研磨装置5
4と、研磨装置54が取付けられる取付基板70とから
構成されている。取付基板70には、研磨装置54を着
脱自在に取付けるための係止部材71,72、研磨装置
54内のリール73a,73bと係合する回転軸74
a,74b、その端部に回転テーブル86が軸支された
連結アーム81、回転テーブル86の周囲に設けられた
透孔を検出可能な送り量センサ80が設けられている。
【0026】研磨装置54はカセットテープ型に構成さ
れている。そして、その筐体を構成する研磨装置収納ボ
ックス87内には、ロール状に巻回された研磨部材63
が挿着されるリール73b、リール73bから引き出さ
れた研磨部材63が敷設された状態でパチンコ玉14が
案内される玉誘導路88、パチンコ玉と研磨部材63を
誘導するための玉誘導ローラ115a〜115d、使用
済の研磨部材63を巻き取るためのリール73aなどが
設けられている。なお、研磨装置収納ボックス87は、
後述するように、上部収納ボックス118と下部収納ボ
ックス119とから構成されている。また、研磨装置5
4前面は、収納ボックスカバー129(図7参照)によ
り開閉可能に覆われる。
【0027】リール73bには、取付基板70へ研磨装
置54を取付ける前に予め未使用の研磨部材63が挿着
され、以下の手順に従って研磨部材63が玉誘導路88
に敷設されている。まず、リール73bに挿着された研
磨部材63は、図示矢印方向(図5(B)参照)にその
端部が引出されて、ローラ77、玉誘導ローラ115b
を経て玉誘導路88に敷設される。そして、さらに玉誘
導ローラ115a、研磨部材誘導フランジ90a,90
b、玉誘導ローラ115cを経て再び玉誘導路88に敷
設され、さらに玉誘導ローラ115dを経てリール73
aに取付けられる。以上のように研磨装置54は、研磨
部材63が上記経路を経由してリール73bとリール7
3aとの間にかけ渡された状態で取付基板70に取付け
られる。ここで、研磨部材63を所定方向へ誘導する研
磨部材誘導フランジ90a,90bは、たとえば、ナイ
ロンやテフロン、ポリアセタールなどの比較的摩擦抵抗
の小さい材質で構成するのが望ましい。
【0028】搬送路62を揚送されたパチンコ玉14
は、玉誘導ローラ115b,115cの間から玉誘導路
88に案内される。玉誘導路88には上述のとおり研磨
部材63が重複して敷設されており、重複して敷設され
た研磨部材63の間を割ってパチンコ玉14が玉誘導路
88を移動する。したがってパチンコ玉14は、その上
下に位置する研磨部材63によって包み込まれるような
態様で研磨される。なお、玉誘導路88はたとえばテフ
ロン製である。
【0029】取付基板70には、さらに回転軸74aを
図示矢印方向に回転駆動させる巻取モータ79が設けら
れている。回転軸74aには突起75が複数設けられて
おり、取付基板70に研磨装置54を取付けることで突
起75とリール73aの内側に設けられた突起76とが
係合する。したがって、巻取モータ79が駆動すること
により、リール73aが回転軸74aと一体的に図示矢
印方向に回転する。リール73aの回転に伴ってリール
73aに取付けられた研磨部材63が巻回され、これと
同期してリール73bが図示矢印方向に回転し、研磨部
材63がリール73bから巻出される。なお、研磨部材
63が巻出されるリール73bには、研磨部材63の弛
みを防止するためのラチェット機構(図示省略)が設け
られている。
【0030】リール73bから巻出された研磨部材63
は、ローラ77へ案内される。ローラ77は、研磨装置
収納ボックス87外部に位置しており、研磨装置収納ボ
ックス87に設けられたローラ取付台128(図5参
照)に取り付けられている。なお、研磨装置収納ボック
ス87は、リール73bから巻出された研磨部材63を
ローラ77へ案内し、ローラ77から再び研磨部材63
を内部に誘導するためにその一部が切欠いている。
【0031】ローラ77は、リール73bから案内され
た研磨部材63を介して加圧ローラ部78と圧接する。
この加圧ローラ部78は連結アーム81の一端側と連結
されており、連結アーム81の回転軸を中心にして回転
テーブル86と一体的に回転する。一方、連結アーム8
1の他端側は、回転軸82により回動可能に取付基板7
0に軸支されている。連結アーム81は、逆くの字状に
形成されており、弾性部材83の一方端を係止するため
の係止部85が設けられている。一方、弾性部材83の
他方端は係止ピン84で取付基板70に取付けられてい
る。連結アーム81は、この弾性部材83の付勢力によ
って破線で示す位置から図示左廻りに回動し、その一端
側に設けられた加圧ローラ部78が研磨装置54のロー
ラ77と研磨部材63を介して圧接する。
【0032】研磨部材63がリール73bから巻出され
てローラ77上を移動すれば、ローラ77が回転する。
そして、この回転が加圧ローラ部78に伝達されて回転
テーブル86が回転する。回転テーブル86の回転に伴
ってその周囲に形成された透孔が送り量センサ80を通
過する。送り量センサ80は、回転テーブル86が回転
して透孔が検出される毎に検出パルスを発する。この検
出パルスは、研磨部材63の送り量を把握して所定長さ
ごとに研磨部材63を巻出すための制御に利用されてい
る。
【0033】図4は、研磨装置54内部の研磨部材63
の敷設経路を説明するための概念図である。なお、この
概念図では、敷設経路を理解しやすいように図3に示し
た研磨装置54の一部の構成を省略している。
【0034】リール73b(図3参照)から巻出された
研磨部材63は、玉誘導路88に案内される。玉誘導路
88は、その下壁部を構成する玉誘導部材116aとそ
の上壁部を構成する玉誘導部材116bとから構成され
ている。リール73bから巻出された研磨部材63は、
まず、その一方の面を上にして玉誘導部材116a側に
敷設される。玉誘導部材116a,116bには、研磨
部材63が敷設される凹部が形成されている。研磨部材
63はさらに玉誘導ローラ115aを経た後、玉誘導部
材116bを包囲するような態様で再び玉誘導路88に
案内され、玉誘導路88の上壁部を構成する玉誘導部材
116bに沿って敷設される。
【0035】ここで注目すべき点は、玉誘導路88の上
壁部(玉誘導部材116b)と下壁部(玉誘導部材11
6a)とには、連続する研磨部材63の一方の面と他方
の面とがそれぞれ対向する態様で敷設されることになる
点である。なお、この図では研磨部材63の敷設状況を
わかりやすくするために、玉誘導部材116aと玉誘導
部材116bとの間隔を実際の構成よりも広げて図示し
ている。実際には図9に示すように、研磨部材63を介
して両玉誘導部材116a,116bそれぞれに形成さ
れている凹部でパチンコ玉を包み込んで、パチンコ玉の
上下部分を同時に研磨部材63に当接させられるように
構成されている。
【0036】したがってこの方法によれば、連続する1
本の研磨部材63の両面を使用して、遊技媒体を上下か
ら包み込むようにして研磨することができる。よって、
遊技媒体の研磨能力を向上させることができ、かつ、研
磨部材63の両面を無駄なく使用することができる。ま
た、研磨部材63の両面を使用するに際し、研磨部材6
3を付け替えるなどする必要がないために、手間もかか
らない。
【0037】さらにこの方法によれば、研磨部材63の
両面を使用するために、研磨部材63にたとえばメビウ
スの環を構成するごとく捻じれを与えていないため、研
磨部材63をスムーズに搬送させることができる。ま
た、捻じれを与えて研磨部材63の両面を使用するよう
に構成した場合には、捻じれの影響により傾斜した研磨
部材63が玉誘導路88に案内されるのを防止するため
に、捻じれを加える箇所を玉誘導路88からできるだけ
遠く離れた位置に設ける必要がある。したがってこの場
合には、研磨装置が大型化してしまうおそれもある。本
発明に係る研磨装置54では、この様な問題が生じるこ
とがなく、装置の小型化をも図ることもできる。
【0038】なお、図4において89は研磨済のパチン
コ玉14が排出される玉出口であり、117はパチンコ
玉14を玉出口89へ誘導する玉誘導部材である。
【0039】図5は、研磨装置54に研磨部材63を敷
設する方法を説明するための説明図である。図5(A)
は、研磨部材63が未挿着の状態を示しており、図5
(B)は、研磨部材63を取付け中にある研磨装置54
を示している。
【0040】研磨装置54の筐体部分は、上部収納ボッ
クス118と下部収納ボックス119とから構成されて
いる。さらに上部収納ボックス118は、上段部分と下
段部分とから構成されており、両部分が連結部材122
により連結されている。連結部材122には、搬送路6
2(図3参照)で揚送されたパチンコ玉が進入する玉入
口123が形成されている。なお、124は、連結部材
122と上部収納ボックス118とを固定するためのビ
スである。
【0041】上部収納ボックス118は、回転軸125
により下部収納ボックス119に軸支されている。な
お、上部収納ボックス118は、下部収納ボックス11
9の回転軸125にeリング126により取付けられ
る。上部収納ボックス118は、図5(B)に示すよう
に、回転軸125を軸にして所定角度だけ上方に開成さ
せることが可能に構成されている。
【0042】上部収納ボックス118には、玉誘導路8
8の上壁部を形成する玉誘導部材116bが設けられて
いる。この玉誘導部材116bは、ビス127により固
定部材136bに固定されている。さらに上部収納ボッ
クス118には、玉誘導ローラ115c,115dが取
付けられ、研磨部材誘導フランジ90bが設けられてい
る。
【0043】一方、下部収納ボックス119には、玉誘
導路88の下壁部を形成する玉誘導部材116a、研磨
部材誘導フランジ90a、リール73a,73b、ロー
ラ77などが設けられている。ローラ77は、ローラ取
付台128に軸支されており、eリング126により取
付けられている。131は、下部収納ボックス119に
形成された研磨部材逃がし用切欠部である。研磨部材6
3は、この研磨部材逃がし用切欠部131を通ってリー
ル73bからローラ77に案内され、また、ローラ77
から研磨部材誘導フランジ90aに案内される。なお、
玉誘導部材116aは、固定部材136aにビス127
でビス止めされている。
【0044】研磨装置54内に研磨部材63を敷設する
際には、図5(B)に示すように上部収納ボックス11
8と下部収納ボックス119とを開成させる。なお、リ
ール73bには、ロール状に巻回された研磨部材63を
予め挿着しておく。リール73bへ研磨部材63を挿着
する作業自体は、上部収納ボックス118と下部収納ボ
ックス119とを開成することなく行うことができる。
【0045】下部収納ボックス119には、上部収納ボ
ックス118の係止部120と係合する係止部121が
設けられており、この係止部121を外方向へ湾曲させ
ることにより、係止部同士の係合を解いて上部収納ボッ
クス118を開成させることができる。上部収納ボック
ス118と下部収納ボックス119とを開成させた後、
リール73bに挿着されている研磨部材63の端部を図
示矢印方向に引出して下部収納ボックス119外部のロ
ーラ77へ案内する。研磨部材63をローラ77に沿わ
せた後、再び下部収納ボックス119内部に研磨部材6
3を導く。そして、研磨部材誘導フランジ90aに沿わ
せて玉誘導ローラ115bへ研磨部材63を案内する。
さらに玉誘導ローラ115bから玉誘導部材116a上
部に敷設して玉誘導ローラ115aへ案内した後、玉誘
導ローラ115aからリール73aの周囲を覆う研磨部
材誘導フランジ90aの外周部分に案内し、研磨部材誘
導フランジ90aに沿って上方部分に引出す。引続い
て、上方部分に引出した研磨部材63を上部収納ボック
ス118に設けられた研磨部材誘導フランジ90bに案
内し、これに沿わせて玉誘導ローラ115cまで引出
す。さらに引続いて玉誘導部材116bに沿わせて研磨
部材63を敷設した後、玉誘導ローラ115dから研磨
部材誘導フランジ90bへ案内し、再び下部収納ボック
ス119側へ引戻す。下部収納ボックス119側へ引戻
した研磨部材63は、研磨部材誘導フランジ90aに案
内した後、研磨部材巻取用のリール73aに取付ける。
以上により、研磨部材63の敷設作業が完了する。研磨
部材63の敷設過程において、上部収納ボックス118
と下部収納ボックス119とを開成した状態で研磨部材
の引回しを行なうことができるため、研磨部材63の敷
設作業を容易に行なうことができる。なお、研磨部材誘
導フランジ90a,90bへの研磨部材63の敷設作業
をより一層容易にするために、研磨部材誘導フランジ9
0a,90bの先端部分に研磨部材63の側部を保持す
るための張出部を設けてもよい。また、番号などの目印
をつけて敷設順序をわかりやすくするなどしてもよい。
【0046】図6〜図9は、研磨装置54の構成を説明
するための図である。まず、図6(A)および図7
(A)を参照して、研磨装置54には収納ボックスカバ
ー129が研磨装置54前面側に傾動可能に取付けられ
る。収納ボックスカバー129を傾動させることによ
り、研磨部材63の取替え作業が可能となる。収納ボッ
クスカバー129は、カバー止め部材130a,130
bにより下部収納ボックス119に取付けられている。
この収納ボックスカバー129には係止部135が形成
されており、この係止部135が上部収納ボックス11
8に形成された係止突起134と係合することにより、
収納ボックスカバー129が上部収納ボックス118に
固定される。上部収納ボックス118と収納ボックスカ
バー129との係合状況を図7(B)に示す。収納ボッ
クスカバー129を開成する際には、上部収納ボックス
118側に設けられた凹部に指を挿入して収納ボックス
カバー129の係止部135を引上げる。
【0047】次に、研磨装置54を取付基板70に取付
けるための取付方法を図6(B)および図6(C)を用
いて説明する。取付基板70には研磨装置54を取付け
るための係止部材71と係止部材72とが、それぞれ2
つずつ設けられている(図3参照)。さらに係止部材7
1の端部には研磨装置54の底部を係止するための係止
部133が形成されており、係止部材72の端部には研
磨装置54の上部を係止するための鉤状係止部132が
形成されている。
【0048】研磨装置54を取付基板70に取付ける際
には、係止部材72に形成されている鉤状係止部132
を所定角度だけ引き上げつつ、係止部材71部分に研磨
装置54の底部を挿入する。次に、係止部材72部分へ
研磨装置54の上部を挿入した後、鉤状係止部132を
引き上げていた手を放す。これにより、研磨装置54が
鉤状係止部132と係止部133とによって取付基板7
0に固定される。
【0049】なお、研磨装置54を取付基板70に取付
ける際に連結アーム81(図3参照)を弾性部材83
(図3参照)の付勢力に逆らって回動させ、ローラ77
と接触しないようにする必要がある。
【0050】このように、研磨装置54は取付基板70
に着脱可能に構成されているために、研磨揚送装置54
0への研磨装置54の取付けおよび取り外し作業が容易
となる。しかも、研磨装置54はその内部に予め研磨部
材63を敷設させた状態で取付基板70に取付けること
ができるために、予め研磨部材63の敷設された研磨装
置54を準備しておくことによって研磨装置54の取り
替えを迅速に行うことができる。
【0051】図8(A)は、研磨装置54の玉誘導路8
8の構成を示す平面図である。搬送路62で揚送された
パチンコ玉は玉入口123に進入した後、後続するパチ
ンコ玉に押し進められて玉誘導ローラ115c上を移動
し、玉誘導路88(図3参照)に案内される。さらにパ
チンコ玉は玉誘導路88から玉誘導ローラ115d上に
案内され、玉誘導路141の壁面に沿って取付基板70
方向に進行方向が変化した後、玉出口89へ案内され
る。なお、玉出口に移動したパチンコ玉は、パチンコ遊
技機1の発射玉誘導路53(図2参照)へ案内されるこ
とになる。
【0052】玉誘導路141付近の平面図を図8(B)
に示す。ここで図8(B)は、図6(A)のC−C線上
に沿う断面図である。この図8(B)と、図8(A)お
よび図6(A)とを用いて玉誘導路141付近の構成を
さらに詳細に説明する。上部収納ボックス118は、玉
誘導板142a,142bにより上下から挟持されてい
る(図6(A)参照)。また、下部収納ボックス119
にはビス孔145の形成された取付部144が設けられ
ている。そして、下部収納ボックス119が玉誘導板1
42a,142bにより上下から挟持された状態で、取
付ビス143が玉誘導板142a,142bを挿嵌して
ビス孔145に取付けられることにより、下部収納ボッ
クス119が玉誘導板142a,142bと一体的に固
定されている。玉誘導板142a,142bには玉誘導
路141を構成するための通路壁が立設されており、両
玉誘導板142a,142bを取付ビス143で下部収
納ボックス119と一体的に固定することで、両玉誘導
板142a,142bに立設された通路壁が互いに上下
対称に当接してその間に玉誘導路141が構成される。
【0053】図9(A)は、図6(A)のA−A線上に
沿う断面図である。上部収納ボックス118と固定部材
136との間には、玉誘導ローラ115dが軸支されて
おり、下部収納ボックス119と固定部材136との間
には、玉誘導ローラ115aが軸支されている。また、
上部収納ボックス118、下部収納ボックス119に
は、それぞれ玉誘導ローラ115a,115dの一方の
回転軸139を軸支する軸受け穴138が設けられてい
る。一方、固定部材136には玉誘導ローラ115a,
115dの他方の回転軸139を軸支する軸受け穴13
8が設けられている。両玉誘導ローラ115a,115
dにはパチンコ玉の曲面に沿う玉誘導部137が形成さ
れている。そして両玉誘導部137が対向する位置には
研磨部材63がそれぞれ敷設されている。玉誘導路88
(図3参照)を通過したパチンコ玉は、この玉誘導部1
37に案内された後、玉誘導路141(図8(B)参
照)に誘導される。また、リール73a(図3参照)で
研磨部材63の巻き取りが行なわれれば、研磨部材63
の搬送に合わせて玉誘導ローラ115a,115dが回
転する。これにより、研磨部材63が円滑に搬送され
る。なお、129は、収納ボックスカバーである。
【0054】図9(B)は、図6(A)のB−B線上に
沿う断面図である。また、図9(C)は、その要部拡大
図である。上部収納ボックス118には、玉誘導路88
(図3参照)の上壁部を構成する玉誘導部材116bが
ビス127により固定部材136に固定されている。一
方、下部収納ボックス119には、玉誘導路88(図3
参照)の下壁部を構成する玉誘導部材116aがビス1
27により固定部材136に固定されている。上部収納
ボックス118と下部収納ボックス119とは、係止部
120,121(図5(B)参照)によって図示位置に
係止され、さらにその位置で収納ボックスカバー129
によってその前面がカバーされる。
【0055】玉誘導部材116a,116bは適度な弾
力を有する弾性部材で構成されており、玉誘導路88に
沿って予め案内されている研磨部材63をパチンコ玉に
当接させるための凹部が形成されている。なお、玉誘導
部材116a,116bの凹部の径はパチンコ玉の径に
対して多少、小さめに形成されている。これにより、パ
チンコ玉を適度な圧力で研磨部材63に当接させること
ができる。
【0056】また、玉誘導部材116bを固定する固定
部材136と上部収納ボックス118との間には、所定
幅の通路が形成されている。この通路は、玉誘導ローラ
115d(図3参照)側と玉誘導ローラ115c(図3
参照)側とを連絡している。研磨部材誘導フランジ90
b(図3参照)に案内された研磨部材63は、この通路
を通って、再び玉誘導路88へ進入する。したがって、
図示する玉誘導路88の上壁部に位置する研磨部材63
はこの連絡通路を通って案内されたものである。
【0057】図10は、パチンコ遊技機1に設けられる
制御回路の一部を示すブロック図である。
【0058】持点制御用マイクロコンピュータ96は、
遊技制御用マイクロコンピュータ100およびカードユ
ニット用マイクロコンピュータ101と接続され、それ
ぞれのマイクロコンピュータには、制御中枢としてのC
PU(図示省略),制御用プログラムを記憶するための
ROM(図示省略),データを随時読出書込可能なRA
M(図示省略)が設けられている。さらに、持点制御用
マイクロコンピュータ96には、各種検出器と接続され
る検出回路97,各種表示器と接続されるLED回路9
8,情報入出力回路99,リフトモータ103の制御を
行なうためのリフト制御回路102,リール73aを回
転駆動させる巻取モータ79の制御を行なうための研磨
制御回路104,発射装置ユニット67を制御するため
の発射制御回路106,電源回路108の電位が低下し
た場合にその電力をバックアップするためのバックアッ
プ電源107が設けられている。また、研磨制御回路1
04には、巻取モータ79の過負荷状態を検出するため
の過負荷検出回路105と送り量センサ80とが接続さ
れている。打球操作ハンドル5(図1参照)が操作され
てパチンコ玉が発射されれば、その発射玉が発射玉検出
器27により検出され、その検出出力が検出回路97を
介して持点制御用マイクロコンピュータに入力される。
遊技領域11内に打込まれたパチンコ玉が入賞すれば入
賞玉検出器46に検出され、その検出信号が検出回路9
7を介して持点制御用マイクロコンピュータ96に入力
される。入賞玉検出器46の検出信号が持点制御用マイ
クロコンピュータ96に入力されれば、持点制御用マイ
クロコンピュータ96は、入賞信号を遊技制御用マイク
ロコンピュータ100に入力する。遊技制御用マイクロ
コンピュータ100は、これに応じて遊技者に付与する
得点数に関する信号を持点制御用マイクロコンピュータ
96に入力する。入賞信号の入力を受けて持点制御用マ
イクロコンピュータ96は、持点アナログ表示制御用の
信号をLED回路98に出力する。LED回路98は、
これに応じて持点アナログ表示器7の表示制御を行な
う。
【0059】ファール玉がファール玉検出器28で検出
されれば、その検出出力が検出回路97を介して持点制
御用マイクロコンピュータ96に入力される。リセット
キースイッチ6(図1)が操作されれば、その操作が解
除操作(リセット操作)検出器6aで検出され、検出回
路97を介して持点制御用マイクロコンピュータ96に
入力される。持点制御用マイクロコンピュータ96は、
この検出の入力に応じてLED回路98に遊技続行許容
表示器32の表示制御用の信号を入力する。打込玉検出
器48により打込玉が検出されれば、その検出出力が検
出回路97を介して持点制御用マイクロコンピュータ9
6へ入力される。持点制御用マイクロコンピュータ96
は、たとえば、その検出回数を計数する。玉還元機55
から発射玉誘導路53に戻されたパチンコ玉が補給玉検
出器56に検出されれば、その検出出力が検出回路97
を介して持点制御用マイクロコンピュータ96に入力さ
れる。
【0060】遊技制御用マイクロコンピュータ100に
より、大当りを成立させることが決定されれば、大当り
信号が持点制御用マイクロコンピュータ96に入力され
る。持点制御用マイクロコンピュータ96は大当り信号
を情報入出力回路99へ入力する。その他、遊技制御用
マイクロコンピュータ100には、始動入賞玉検出器2
4,特定入賞玉検出器17などの検出信号が入力され、
遊技制御用マイクロコンピュータ100はこれらの入力
に応じて持点制御用マイクロコンピュータ96に各々の
情報を入力する。持点制御用マイクロコンピュータ96
は、始動入賞情報や特定入賞情報を情報入出力回路99
へ入力する。
【0061】研磨装置54内の研磨部材63の残量が残
り少なくなったためにその予告報知の必要が生じた場
合、および研磨部材63がすべて巻取られた場合には、
持点制御用マイクロコンピュータ96から遊技制御用マ
イクロコンピュータ100へそれぞれ巻取終了予告信
号、巻取終了検出信号が入力される。遊技制御用マイク
ロコンピュータ100は、スピーカ10を介して、それ
ぞれの信号に対応した報知音を発生する。なお、巻取終
了予告信号が入力された際には、ランプ25(図1参
照)を点滅表示させる。
【0062】持点制御用マイクロコンピュータ96は、
リフト制御回路102を介してリフトモータ103の駆
動制御を行ない、スプロケット58を回転させてパチン
コ玉を揚送する。
【0063】持点制御用マイクロコンピュータ96は研
磨制御回路104を介して巻取モータ79を制御し、研
磨部材63の巻取更新時に巻取モータ79を駆動する。
持点制御用マイクロコンピュータ96には、研磨制御回
路104を介して送り量センサ80の検出パルスが入力
される。持点制御用マイクロコンピュータ96は、送り
量センサ80の検出パルス数をカウントして、研磨部材
63が所定長さだけ巻き出されたか否かを判断する。所
定長さだけ巻き出されておれば、研磨制御回路104を
介して巻取モータ79を停止させる。
【0064】過負荷検出回路105は巻取モータ79の
過負荷状態を検出し、その検出出力が持点制御用マイク
ロコンピュータ96に入力される。持点制御用マイクロ
コンピュータ96は、この検出入力に基づいて情報入力
回路79と遊技制御用マイクロコンピュータ100に巻
取終了検出信号を送信するとともにLED回路98を介
して持点アナログ表示器7を点滅表示させる。
【0065】次に、パチンコ遊技機1に設けられた持点
制御用マイクロコンピュータ96の制御手順について説
明する。図11(A)は、研磨部材(研磨テープ)更新
制御の制御手順を示すフローチャートである。
【0066】研磨部材63の同一部分でパチンコ玉が繰
返し研磨されれば、研磨部材の研磨能力が低下する。そ
のため、この第1実施形態では、パチンコ遊技機1の稼
動時間が所定時間に達した(打込玉検出器48により所
定数の打込玉が検出された)ことを条件に、研磨部材6
3を所定長さだけ巻き取るように構成されている。ここ
で所定長さとは、たとえば、玉誘導部材116a,11
6bによって構成される玉誘導路88の長さである。あ
るいはこれに変えて、玉誘導路88の長さの2倍に相当
する長さとしてもよい。玉誘導路88には研磨部材63
が二重に敷設されるため、玉誘導路88の長さの2倍に
相当する長さとすることで常に新しい部分を玉誘導路8
8に敷設できるからである。なお、以下のフローチャー
トに基づく制御プログラムは、持点制御用マイクロコン
ピュータ96に構成されているROM内に記憶されてい
る。
【0067】まず、S1において研磨部材63の巻取更
新中であるか否かが判断される。巻取更新中でない場合
にはS2に進み、更新時間となったか否かが判断され
る。具体的には、パチンコ遊技機1の累計稼働時間が所
定時間となったか否かが判断される。更新時間でない場
合にはそのまま処理が終了する。一方、更新時間である
場合にはS3に進み、何回目の巻取更新であるかが確認
される。すなわち、更新回数が確認される。次にS4に
進み、巻取モータ79が駆動される。
【0068】一方、S1で研磨部材63の巻取更新中で
あると判断された場合にはS5に進み、巻取モータ79
の回転量が所定回転量に達したか否かが判断される。巻
取モータ79の回転量が所定回転量に達したか否かの判
断は、送り量センサ80から入力される検出パルスの数
に基づいて行なわれる。送り量センサ80の検出パルス
数が予め定められた数に達した時点で、たとえば玉誘導
路88で使用されていた部分が過不足無く巻き取られて
新たな部分が玉誘導部材116a,116bに沿って敷
設される。
【0069】巻取モータ79の回転量が所定回転量に達
していない場合にはそのまま巻取モータ79の回転が継
続され、処理が終了する。一方、所定回転量に達した場
合にはS6に進み、巻取モータ79の回転が停止する。
次に、S7に進み、更新回数が更新(+1)された後、
処理が終了する。
【0070】第2実施形態 次に、研磨部材(研磨テープ)更新制御の制御手順に関
して、第2実施形態を説明する。図11(B)は、この
第2実施形態を説明するためのフローチャートである。
【0071】第1実施形態では、研磨部材63の巻出し
と同期して回転する回転テーブル86(図3参照)に透
孔を設け、これを送り量センサ80で検出して研磨部材
63の巻出し量を制御している。一方、この第2実施形
態では、巻取更新時に更新するテープの長さに合わせて
研磨部材63自体に一定間隔毎にマーキングを施し、、
このマーキングをフォトセンサなどの検出センサで検出
することにより、研磨部材63の巻出し量を制御するも
のである。
【0072】まず、S8において巻取更新中であるか否
かが判断される。巻取更新中でない場合には、S9に進
み、更新時間となったか否かが判断される。具体的に
は、パチンコ遊技機1の累計稼働時間が所定値となった
か否かが判断される。更新時間でない場合には、そのま
ま処理が終了する。一方、更新時間である場合には、S
10に進み、巻取モータ79の駆動が開始され、処理が
終了する。
【0073】一方、S8において更新中であると判断さ
れた場合には、S9Aに進み、停止センサの検出出力が
あったか否かが判断される。具体的には、フォトスイッ
チなどにより研磨部材63に設けられたマーキングが検
出されたか否かが判断される。なお、停止センサは、研
磨装置25内部に設けてもよく、また、取付基板70側
に設けてもよい。停止センサを研磨装置25内部に設け
る場合には、停止センサの検出信号を持点制御用マイク
ロコンピュータ96へ出力するための信号出力端子を併
せて研磨装置25内部に設け、信号出力端子から出力さ
れる信号を入力するための信号入力端子を取付基板70
に設ける。一方、停止センサを取付基板70側に設ける
場合には、たとえば、図3に示すローラ77近辺をその
取付位置とすることができる。
【0074】S9Aで停止センサの検出出力がなかった
場合には、そのまま巻取モータ79の回転が継続され、
処理が終了する。一方、停止センサの検出出力があった
場合には、S9Bに進み、巻取モータ79が停止制御さ
れた後、処理が終了する。
【0075】第3実施形態 図12は、第3実施形態に係るパチンコ遊技機1’の背
面図である。この第3実施形態に係るパチンコ遊技機
1’は、図2に示した第1実施形態に係るパチンコ遊技
機1と比較して、パチンコ玉の汚れを磨き落とす必要性
が生じた場合にのみ、パチンコ玉が玉タンク59に案内
される点においてその構成が異なる。以下、前述の第1
実施形態と同一構成部分についてはその説明を省略しつ
つ、この第3実施形態について詳細な説明を行なう。
【0076】まず、入賞玉検出器46で検出された入賞
玉およびアウト口45で回収されたパチンコ玉は合流樋
47で合流した後、打込玉検出器48で検出されて、打
込玉出口49へ向けて案内される。合流樋47から打込
玉出口49に至る経路途中には、合流樋47と連通する
要研磨玉誘導路94が設けられている。この要研磨玉誘
導路94は、たとえばパチンコ遊技機1’が遊技状態に
あるときなどは仕切り弁92により合流樋47から仕切
られている。したがって遊技中は合流樋47を流下する
パチンコ玉は全て打込玉出口49へ進入する。
【0077】仕切り弁92は、ソレノイド93が励磁さ
れることにより合流樋47と要研磨玉誘導路94とを連
通させる。これにより、合流樋47を流下するパチンコ
玉は打込玉出口49に案内されることなく、要研磨玉誘
導路94へ流下して検出器95により検出される。ソレ
ノイド93は、たとえば、すべてのパチンコ玉が要研磨
玉誘導路94に流下したことが検出器95により検出さ
れたことを条件に消磁される。これにより、仕切り弁9
2が要研磨玉誘導路94と合流樋47との連通を閉塞す
る。
【0078】一方、要研磨玉誘導路94に流下したパチ
ンコ玉は、パチンコ遊技機1’と別体に設けられた玉タ
ンク59へ排出される。玉タンク59に排出されたパチ
ンコ玉は第1実施形態と同様にして玉還元機55により
搬送路62を揚送され、研磨揚送装置540で汚れが磨
き落とされる。そして、その後、合流樋47に放出され
る。なお、ファール玉戻り口50,51より排出された
パチンコ玉は、直接玉タンク59へ排出され、玉還元機
55を介して循環される。
【0079】この第3実施形態では、たとえば以下の条
件を満たす場合にソレノイド93が励磁されて、要研磨
玉誘導路94が合流樋47と連通し、パチンコ玉の研磨
が行なわれる。すなわち、封入玉がある程度汚れている
かあるいは汚れていると予想される状態にあり、かつ、
遊技者が共通カードを共通カードユニット33に挿入し
ていないか若しくは挿入された共通カードのカード残高
が遊技を行なうのに必要とされる額に満たないことが条
件となる。封入玉が汚れていると予想される状態にある
か否かの具体的判断方法として、たとえば、打込玉検出
器48により所定数の打込玉が検出されたか否かを判断
することが考えられる。また、打球操作ハンドル5に手
が触れているかを検出するタッチセンサの総検出時間が
所定時間に達したか否かを判断することなども考えられ
る。あるいは、合流樋47にパチンコ玉の汚れを検出す
るセンサを設けてもよい。
【0080】この第3実施形態によれば、第1実施形態
と同様に玉還元機55がパチンコ遊技機1と別体に構成
されているので、遊技盤42のみを交換することが可能
であることはもちろん、パチンコ遊技機自体を交換する
ことも可能である。一方、第1実施形態と異なり、玉還
元機55を必要時に作動させるパートタイム方式である
ために、必要以上にパチンコ玉を研磨することに伴って
研磨部材63が早期に劣化してしまうという不都合を防
止できる。
【0081】なお、ソレノイド93は、励磁されてから
所定時間経過後に消磁されるように構成してもよい。た
とえば、すべてのパチンコ玉が要研磨玉誘導路94に流
下するのに必要とされる時間を超える時間に前記所定時
間を設定すれば、同一のパチンコ玉を繰返し研磨するこ
とも可能となる。また、玉還元機55内に、遊技中に循
環されるパチンコ玉とは別の予備用のパチンコ玉を予め
封入しておくことも考えられる。たとえば、遊技中に循
環して使用されるパチンコ玉を20個とし、それ以外の
20個のパチンコ玉を玉還元機55内に貯留しておく。
そして、循環中のパチンコ玉の汚れ具合に応じて、循環
中のパチンコ玉と玉還元機55内に貯留されているパチ
ンコ玉とを入替えるのである。
【0082】図13は、玉抜き処理制御の処理手順を示
すフローチャートである。この第3実施形態では、以下
のフローチャートにしたがって封入玉が玉還元機55に
案内される。まず、S11において、玉抜き処理中であ
るか否かが判断される。具体的には、ソレノイド93が
励磁されているか否かが判断される。玉抜き処理中であ
ると判断された場合には、後述するS14に進む。一
方、玉抜き処理中でないと判断された場合には、S12
に進み、要研磨指令信号が出力されたか否かが判断され
る。要研磨指令信号が出力されていないと判断された場
合には、そのまま処理が終了する。一方、要研磨指令信
号が出力されている場合には、S13に進み、玉抜き処
理が実行される。具体的にはソレノイド93が励磁され
る。これにより、仕切り弁92が作動して要研磨玉誘導
路94と合流樋47とが連通する。要研磨玉誘導路94
と合流樋47とが連通することで、合流樋47内のパチ
ンコ玉は要研磨玉誘導路94を介して玉還元機55へ案
内される。
【0083】次にS14に進み、抜取り玉数がカウント
される。このカウント処理は、検出器95からの検出出
力に基づいて行なわれる。次にS15に進み、所定時間
が経過したか否かの判断がなされる。具体的には、玉抜
きソレノイド62が励磁されてから、すべての封入玉が
玉還元機55へ案内されるのに必要とされる所定時間を
経過したか否かの判断がなされる。なお、所定時間を経
過したか否かの判断は、持点制御用マイクロコンピュー
タ96に構成されているRAM内の所定のタイマを用い
て実行される。
【0084】S15において所定時間を経過していない
と判断された場合には、継続して玉抜き処理がおこなわ
れる。一方、所定時間を経過していると判断された場合
にはS16に進み、玉抜き処理が終了される。具体的に
は、ソレノイド93が消磁される。これにより仕切り弁
92が作動して要研磨玉誘導路94を合流樋47から閉
塞する。次にS17に進み、研磨開始フラグがセットさ
れた後、処理が終了する。なお、研磨開始フラグがセッ
トされることにより、図14で後述する研磨処理が実行
される。
【0085】図14は、研磨処理制御の処理手順を示す
フローチャートである。この第3実施形態では、以下の
フローチャートにしたがって、玉還元機55に案内され
た封入玉の研磨が行なわれる。まず、S21において、
研磨処理中であるか否かの判断がなされる。具体的に
は、リフトモータ103が駆動して玉還元機55でパチ
ンコ玉の揚送が行なわれれているか否かが判断される。
研磨処理中であると判断された場合には、後述するS2
4に進む。一方、研磨処理中でないと判断された場合に
は、S22に進む。S22では、研磨開始フラグがセッ
トされているか否かの判断がなされる。研磨開始フラグ
がセットされていないと判断された場合には、そのまま
処理が終了する。一方、研磨開始フラグがセットされて
いると判断された場合にはS23に進み、研磨処理が実
行される。具体的には、リフトモータ103が駆動され
る。これにより、スプロケット58が回転してパチンコ
玉が研磨揚送装置570へ揚送される。
【0086】次にS24に進み、補給玉検出器56の検
出出力に基づいて補給玉数がカウントされる。次にS2
5に進み、抜取り玉数と補給玉数とが一致するか否かの
判断がなされる。具体的には、検出器95の検出出力に
基づいて予めカウントされた抜取り玉数と、S24にお
いてカウントされた補給玉数とが一致するか否かの判断
がなされる。そして、一致しないと判断された場合に
は、まだ研磨されていない玉があるものものとみなし、
そのまま処理が終了する。一方、一致すると判断された
場合には、S26に進み、研磨処理が終了する。具体的
には、リフトモータ103が停止される。これにより、
スプロケット58の回転が停止して研磨処理が終了す
る。
【0087】次に、以上説明した発明の実施形態に関す
る変形例や特徴点などを列挙する。 (1) 研磨装置54が適用される遊技機の一例とし
て、内部にパチンコ玉が封入された封入式のパチンコ遊
技機を挙げたが、これに限らず、遊技機設置島単位でパ
チンコ玉が循環する通常のパチンコ遊技機に適用するこ
とも可能である。この場合、各遊技機ごとに研磨装置5
4を設けてもよく、複数台ごとにこれを設けてもよい。
また、パチンコ遊技機に限らず、スロットマシンやコイ
ン遊技機などにも適用可能である。したがって、研磨装
置54で研磨の対象とする遊技媒体はパチンコ玉に限ら
れるものではなくコインやメダルなどであってもよい。
また、遊技媒体の材質も特に限定しないが、封入式であ
ればセラミック製のパチンコ玉を使用した方が汚れがつ
きにくく望ましい。
【0088】(2) 図3を参照して、巻取りモータ7
9と同期して回転駆動するモータを玉誘導ローラ115
などに設けてもよい。これにより、研磨部材63をより
円滑に走行させることができる。
【0089】(3) 図11に示すフローチャートで
は、パチンコ遊技機1の累計稼働時間が所定時間となっ
たことを条件に研磨部材63の巻取り更新が行なわれ
る。しかしながらこれに代えて、パチンコ遊技機1の電
源が投入されたことをその条件としてもよい。あるい
は、所定の操作用スイッチの操作を条件としてもよい。
また、それらの条件のうち、いずれかの条件の成立によ
り研磨部材63の巻取り更新が行なわれるようにしても
よい。
【0090】(4) 図4などに示すように、研磨装置
54は研磨部材63の両面が同一のパチンコ玉に同時に
当接できるように構成されている。これにより、研磨部
材63を両面無駄なく使用でき、かつ、パチンコ玉をよ
りきれいに磨くことができる。しかしながら、研磨部材
63の両面を有効に使用する手段としては、必ずしも同
時に同一のパチンコ玉に研磨部材63を当接させるよう
なものに限られるものではない。たとえばパチンコ遊技
機1を複数台並列して設置し、一方端のパチンコ遊技機
1から他方端のパチンコ遊技機1へ研磨部材63が搬送
されるような搬送路を設ける。そして、前記一方端のパ
チンコ遊技機1では研磨部材63の一方の面がパチンコ
玉と当接するように構成し、その隣のパチンコ遊技機1
では研磨部材63の他方の面がパチンコ玉と当接するよ
うに構成する。以下、同様にして研磨部材63の一方の
面と他方の面とを並列するパチンコ遊技機1で交互に使
用することが考えられる。
【0091】(5) 研磨部材63をロール状に巻回
し、その一方端と他方端とをそれぞれ巻出用のリール7
3bと巻取用のリール73aとに圧着した状態で巻出用
のリール73bから研磨部材63が巻出されて巻取用の
リール73aに巻取られるように構成した。しかしなが
ら、これに代えて、研磨部材63の一方端と他方端とを
接続して、研磨部材63がエンドレスに繰返し使用でき
るように構成してもよい。
【0092】あるいは、所定の研磨部材収納部を設け
て、該研磨部材収納部に折り畳まれた研磨部材63が巻
取用のリール73aに巻出されて巻取更新が行なわれる
ように構成してもよい。この場合には、巻出用のリール
73bは不要となる。逆に巻取用のリール73aを設け
ることなく、巻出用のリール73bのみを設けて研磨部
材63の更新が行なわれるように構成してもよい。
【0093】(6) 研磨部材63は、たとえば、ワイ
ピングクロス、皮、スポンジ、合成樹脂、紙などにより
構成することが考えられる。
【0094】(7) 持点制御用マイクロコンピュータ
96により、磨き部材を移動制御可能な磨き部材制御手
段が構成されている。研磨部材誘導フランジ90a,9
0bにより、前記磨き部材の一方の面が前記遊技媒体に
当接可能なように前記磨き部材の一部を前記第一の当接
部分に位置させた状態で当該磨き部材の他方の面が前記
遊技媒体と同一の遊技媒体に同時に当接可能なように当
該磨き部材を長手方向に曲げて当該磨き部材の他の一部
を前記第二の当接部分に案内するための案内部材が構成
されている。
【0095】図9(C)を参照して、玉誘導部材116
bを固定する固定部材136と上部収納ボックス118
との間に設けられた所定幅の通路により、前記第一の当
接部分に位置する磨き部材の他の一部を前記第二の当接
部分に案内するための案内通路が構成されている。研磨
部材誘導フランジ90a,90bにより、前記第一の当
接部分に位置する磨き部材の他の一部を前記案内通路に
誘導する誘導部材が構成されている。
【0096】(8) 研磨部材63の両面を使用するた
めには、各実施形態に例示した構成を採ることが望まし
いが、研磨部材63に捻じれを与えるようにしてその両
面を使用できるように構成してもよい。また、研磨部材
63の一方の面を使用した後、たとえば使用前と両面逆
に巻き取って、これを再度、リール73bに挿着し直す
ことで両面が使用可能となるように構成してもよい。つ
まり、研磨部材63の両面を使用するために、その都
度、研磨部材63の付け替えを必要とするものでもよ
い。さらに、各実施形態では、研磨部材63は研磨装置
収納ボックス87に収納されるように構成されている
が、このようなケース状のものに収納することなく、直
接取付け基板70に取付けられるようにしてもよい。
【0097】(9) 図5(A),図5(B)に示した
ように、研磨装置54内に研磨部材63を敷設する際に
は、上部収納ボックス118と下部収納ボックス119
とを開成させた状態で研磨部材63の引回しを行なうこ
とができるようにしため、研磨部材63の敷設作業を容
易に行なうことができる。この図5(A),図5(B)
に示す研磨装置54により、第一の当接部分と第二の当
接部分とが対向して磨き部材の両面を遊技媒体に当接可
能な対向状態から、前記第一の当接部分と前記第二の当
接部分とを引き離した離間状態に切換え可能に構成した
遊技媒体磨き装置が構成されている。そして、玉誘導部
材116a,116bにより、前記磨き部材の一方の面
を前記遊技媒体に当接させることが可能な第一の当接部
分,当該磨き部材の他方の面を前記遊技媒体に当接させ
ることが可能な第二の当接部分が構成されている。ここ
で、前記第一の当接部分と前記第二の当接部分とを引き
離した離間状態に切換え可能な構成としては、図5
(A),図5(B)に示す構成に限定されるものではな
い。たとえば、図5(A),図5(B)において、上部
収納ボックス118を上下方向にスライドさせることの
できる所定のスライド溝を、下部収納ボックス119に
形成する。そして、このスライド溝に上部収納ボックス
118を予め嵌め込んでおき、研磨部材63を敷設する
際には上方向にスライドさせることにより、玉誘導部材
116aと玉誘導部材116bとが所定間隔だけ離間す
るように構成してもよい。また、このような変形例、あ
るいは図5(A),図5(B)に示した実施形態では、
玉誘導部材116a,玉誘導部材116bが離間状態に
ある時にも、上部収納ボックス118と下部収納ボック
ス119とは互いに係止あるいは連結されている。しか
しながらこれに代えて、上部収納ボックス118と下部
収納ボックス119とが完全に分離されることで玉誘導
部材116a,玉誘導部材116bが離間状態となるよ
うに構成してもよい。具体的には、たとえば以下のよう
に構成することが考えられる。
【0098】上部収納ボックス118の長手方向両側面
の端部に、下部収納ボックス119内壁に設けた凹部と
係合する係止鉤部を形成する。そして、上部収納ボック
ス118を下部収納ボックス119に沿わせて上から圧
することで下部収納ボックス119の凹部に係止鉤部が
嵌まり込んで、玉誘導部材116aと玉誘導部材116
bとが図9(A)に示した位置で対向するようにする。
研磨部材63を敷設する際には、上部収納ボックス11
8の長手方向両側面を同時に指などで押圧しつつ、上部
収納ボックス118を引き上げる。これにより、係止鉤
部が凹部から解放されて上部収納ボックス118が下部
収納ボックス119と分離し、玉誘導部材116a,玉
誘導部材116bが離間状態となる。
【0099】また、以上の説明では、玉誘導部材116
aと玉誘導部材116bとがそれぞれ下部収納ボックス
119、上部収納ボックス118といった収容体に収容
されている場合を例に挙げて説明した。しかしながら、
玉誘導部材116a,玉誘導部材116bは収容体に収
容されるものに限定されるものではなく、これら玉誘導
部材116a,玉誘導部材116bを収容体に収容しな
いような構成であってもよい。
【0100】(10) 図5、図6(A)などを参照し
て、玉誘導ローラ115aから研磨部材誘導フランジ9
0a、上部収納ボックス118側に形成される研磨部材
誘導フランジ90b、上部収納ボックス118内の固定
部材136と上部収納ボックス118との間に形成され
る案内通路(図9C参照)、玉誘導ローラ115cを経
て玉誘導路88に至る経路により、前記磨き部材の一方
の面が前記遊技媒体に当接可能なように前記磨き部材の
一部を前記第一の当接部分に位置させた状態で当該磨き
部材の他方の面が前記遊技媒体と同一の遊技媒体に同時
に当接可能なように当該磨き部材を長手方向に曲げて当
該磨き部材の他の一部を前記第二の当接部分に案内する
案内経路が構成されている。
【0101】
【課題を解決するための手段の具体例】研磨装置54に
より、帯状に形成された磨き部材を遊技媒体に当接させ
て遊技媒体の汚れを落とす遊技媒体磨き装置が構成され
ている。研磨部材63により、帯状に形成された磨き部
材が構成されている。パチンコ玉により、前記遊技媒体
が構成されている。
【0102】リール73a,73bにより、前記磨き部
材を繰出すための繰出し手段が構成されている。玉誘導
部材116a,116により、当該繰出し手段により繰
出された前記磨き部材を遊技媒体に当接させるための当
接手段が構成されている。
【0103】玉誘導部材116a,116bにより、前
記磨き部材の一方の面を前記遊技媒体に当接させること
が可能な第一の当接部分と当該磨き部材の他方の面を前
記遊技媒体に当接させることが可能な第二の当接部分と
を含む前記当接手段が構成されている。
【0104】図4、図9に示す構成により、前記遊技媒
体を挟んだ状態で前記第一の当接部分と前記第二の当接
部分とが対向に配置されることにより前記磨き部材の両
面を前記遊技媒体に当接させることができるように構成
されていることが例示されている。なお、この図示する
態様に代えて、玉誘導部材116aと玉誘導部材116
bとがV字型に対向して配置されているようなものであ
ってもよい。
【0105】図5に示す研磨装置54の構成により、前
記第一の当接部分と前記第二の当接部分とが対向して前
記磨き部材の両面を前記遊技媒体に当接可能な対向状態
から、前記第一の当接部分と前記第二の当接部分とを引
き離した離間状態に切換え可能に構成した遊技媒体磨き
装置が構成されている。特に、図5(A)には、前記第
一の当接部分と前記第二の当接部分とが対向して前記磨
き部材の両面を前記遊技媒体に当接可能な対向状態が示
されており、図5(B)には、前記第一の当接部分と前
記第二の当接部分とを引き離した離間状態が示されてい
る。
【0106】下部収納ボックス119により、前記第一
の当接部分を収容する第一の収容部が構成されている。
上部収納ボックス118により、前記第二の当接部分を
収容する第二の収容部が構成されている。回転軸125
部分により、前記第一の収容部と前記第二の収容部とを
所定角度開成可能に連結する連結部が構成されている。
【0107】係止部120、係止部121により、前記
第一の当接部分と前記第二の当接部分とが前記対向状態
となる位置で前記第一の収容部と前記第二の収容部とを
係止する係止部が構成されている。
【0108】図5(A)、図5(B)に示す研磨装置5
4の構成により、前記第一の収容部と前記第二の収容部
とを所定角度開成することにより、前記第一の当接部分
と前記第二の当接部分とを前記対向状態から前記離間状
態に切換え可能であることが示されている。また、図5
(B)の上部収納ボックス118と下部収納ボックス1
19との開成状態により、前記第一の収容部と前記第二
の収容部とを所定角度開成した状態が示されている。
【0109】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に関しては、遊技媒体を挟んだ状態で前記第一の当接部
分と前記第二の当接部分とが対向に配置されることによ
り前記磨き部材の両面が前記遊技媒体に当接するため
に、磨き部材の両面を有効に使用して遊技媒体を効率よ
く磨くことができる。さらに、前記第一の当接部分と前
記第二の当接部分とが対向して前記磨き部材の両面を前
記遊技媒体に当接可能な対向状態から、前記第一の当接
部分と前記第二の当接部分とを引き離した離間状態に切
換えられるために、磨き部材の取り替え時に前記第一の
当接部分と前記第二の当接部分とに磨き部材を敷設する
作業を容易に行うことができる。以上により、磨き部材
を有効に利用可能でありながらもそれによって取り扱い
が面倒になることのない遊技媒体磨き装置を提供し得る
に至った。
【0110】請求項2に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、前記第一の収容部と前記第二の収容部とを
所定角度開成させれば前記第一の当接部分と前記第二の
当接部分とが前記離間状態に切換わるので、前記第一の
当接部分と前記第二の当接部分とを前記離間状態に切換
えることが容易となる。逆に、磨き部材の敷設作業の終
了後は、係止部によって前記第一の収容部と前記第二の
収容部とを係止すれば、前記第一の当接部分と前記第二
の当接部分とが前記対向状態となる位置で固定されるの
で、前記第一の当接部分と前記第二の当接部分とを前記
対向状態に容易に切換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の一例のパチンコ遊技機の遊技盤面の正
面図である。
【図2】パチンコ遊技機の背面図である。
【図3】研磨揚送装置と玉還元機の構造図である。
【図4】研磨部材の敷設経路を示す概念図である。
【図5】図5(A)、図5(B)は、研磨部材の敷設方
法を説明するための図である。
【図6】図6(A)は、研磨装置の正面図である。図6
(B)および図6(C)は、取付基板に研磨装置を取付
ける方法を説明するための側面図である。
【図7】図7(A)は、研磨装置の側面図である。図7
(B)は、収納ボックスカバーと上部収納ボックスとの
係合状態を説明するための要部断面図である。
【図8】図8(A)は、研磨装置の一部内部構造を示す
平面図である。図8(B)は、図6(A)のC−C線上
に沿う断面図である。
【図9】図9(A)は、図6(A)のA−A線上に沿う
断面図である。図9(B)は、図6(A)のB−B線上
に沿う断面図である。図9(C)は、図9(B)の要部
拡大図である。
【図10】パチンコ遊技機に設けられた制御回路を説明
するためのブロック図である。
【図11】図11(A)、図11(B)は、研磨部材
(研磨テープ)更新制御の制御手順を示すフローチャー
トである
【図12】パチンコ遊技機の背面図である。
【図13】玉抜き処理制御の制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図14】研磨処理制御の制御手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1,1’はパチンコ遊技機、54は研磨装置、55は玉
還元機、58はスプロケット、59は玉タンク、62は
搬送路、63は研磨部材、70は取付基板、71,72
は係止部材、73a,73bはリール、74a,74b
は回転軸、77はローラ、78は加圧ローラ部、79は
巻取モータ、80は送り量センサ、81は連結アーム、
86は回転テーブル、87は研磨装置収納ボックス、8
8は玉誘導路、89は玉出口、90a,90bは研磨部
材誘導フランジ、96は持点制御用マイクロコンピュー
タ、102はリフト制御回路、103はリフトモータ、
104は研磨制御回路、115a〜115dは玉誘導ロ
ーラ、116a,116b,117は玉誘導部材、11
8は上部収納ボックス、119は下部収納ボックス、1
20,121,133,135は係止部、122は連結
部材、123は玉入口、125は回転軸、129は収納
ボックスカバー、130a,130bはカバー止め部
材、131は研磨部材逃がし用切欠部、134は係止突
起、137は玉誘導部、141は玉誘導路、142a,
142bは玉誘導板、144は取付部、540は研磨揚
送装置である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状に形成された磨き部材を遊技媒体に
    当接させて遊技媒体の汚れを落とす遊技媒体磨き装置で
    あって、 前記磨き部材を繰出すための繰出し手段と、 当該繰出し手段により繰出された前記磨き部材を前記遊
    技媒体に当接させるための当接手段とを含み、 当該当接手段は、前記磨き部材の一方の面を前記遊技媒
    体に当接させることが可能な第一の当接部分と当該磨き
    部材の他方の面を前記遊技媒体に当接させることが可能
    な第二の当接部分とを含み、前記遊技媒体を挟んだ状態
    で前記第一の当接部分と前記第二の当接部分とが対向に
    配置されることにより前記磨き部材の両面を前記遊技媒
    体に当接させることができるように構成されており、 前記第一の当接部分と前記第二の当接部分とが対向して
    前記磨き部材の両面を前記遊技媒体に当接可能な対向状
    態から、前記第一の当接部分と前記第二の当接部分とを
    引き離した離間状態に切換え可能に構成したことを特徴
    とする、遊技媒体磨き装置。
  2. 【請求項2】 前記第一の当接部分を収容する第一の収
    容部と、 前記第二の当接部分を収容する第二の収容部と、 前記第一の収容部と前記第二の収容部とを所定角度開成
    可能に連結する連結部と、 前記第一の当接部分と前記第二の当接部分とが前記対向
    状態となる位置で前記第一の収容部と前記第二の収容部
    とを係止する係止部とを含み、 前記第一の収容部と前記第二の収容部とを所定角度開成
    することにより、前記第一の当接部分と前記第二の当接
    部分とを前記対向状態から前記離間状態に切換え可能で
    あることを特徴とする、請求項1に記載の遊技媒体磨き
    装置。
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