JPH11280614A - ディーゼルエンジンのハーネス取付構造 - Google Patents

ディーゼルエンジンのハーネス取付構造

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JPH11280614A
JPH11280614A JP10081446A JP8144698A JPH11280614A JP H11280614 A JPH11280614 A JP H11280614A JP 10081446 A JP10081446 A JP 10081446A JP 8144698 A JP8144698 A JP 8144698A JP H11280614 A JPH11280614 A JP H11280614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harness
injector
diesel engine
fuel
connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP10081446A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kobayashi
正明 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
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Publication of JPH11280614A publication Critical patent/JPH11280614A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハーネスを動弁機構と干渉しないように配設
できるディーゼルエンジンのハーネス取付構造を提供す
る。 【解決手段】 筒内に直接燃料を噴射するインジェクタ
2と、インジェクタ2に出入りする燃料を導くスピルチ
ューブ3と、インジェクタ2に駆動電流を導くハーネス
5,6とをシリンダヘッド1上に備えるディーゼルエン
ジンにおいて、ハーネス5,6の途中をスピルチューブ
3に取付けるブラケット(ハーネス取付手段)10を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンのハーネス取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディーゼルエンジンの燃料噴射
量、燃料噴射時期等を電子制御する燃料噴射システムが
実用化されている(特開平9−228930号公報、特
開平6−129330号公報、参照)。しかしながら、
これらの従来技術は電気信号送信用のハーネスが開示さ
れているだけで、そのハーネスのクランプ構造に関して
は全く開示されていない。
【0003】従来、この種のディーゼルエンジンは、例
えば図5に示すように、各気筒に燃料を噴射する電磁式
インジェクタ2を備えており、図示しないコントロール
ユニットによりハーネスを介して各インジェクタ2に駆
動電流が送られ、各インジェクタ2の燃料供給量および
燃料噴射時期等が運転条件に応じて制御される。
【0004】また、シリンダヘッド上には各インジェク
タ2が設けられるとともに、スピルチューブ3が配設さ
れている。スピルチューブ3は各インジェクタ2に供給
された余剰燃料を図示しないレギュレータを介してフュ
ーエルタンクに戻すようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のディーゼルエンジンのシリンダヘッド上には
各インジェクタ2のまわりに複数のロッカアーム等で構
成される動弁機構が設けられているため、インジェクタ
2から延びるハーネスを動弁機構と干渉しないように配
設することが難しいという問題点があった。
【0006】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、ディーゼルエンジンのハーネス取付構造にお
いて、インジェクタのハーネスを動弁機構と干渉しない
ように配設することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、筒内に直接燃料を噴射するインジェクタと、インジ
ェクタに出入りする燃料を導く燃料配管と、インジェク
タに駆動電流を導くハーネスとをシリンダヘッド上に備
えるディーゼルエンジンに適用する。
【0008】そして、ハーネスの途中を燃料配管に取付
けるハーネス取付手段を備えるものとした。
【0009】請求項2に記載のディーゼルエンジンのハ
ーネス取付構造は、請求項1に記載の燃料配管として、
インジェクタからフューエルタンクに戻される余剰燃料
を導くスピルチューブをシリンダヘッド上に配設するも
のとした。
【0010】請求項3に記載のディーゼルエンジンのハ
ーネス取付構造は、請求項1または2に記載のハーネス
取付手段として、ハーネスの途中に介装されるコネクタ
を燃料配管に対して支持するブラケットとを備えるもの
とした。
【0011】
【発明の作用および効果】請求項1に記載のディーゼル
エンジンのハーネス取付構造において、ハーネスの途中
を燃料配管に取付けることにより、シリンダヘッド上に
設けられる限られたスペースにおいてハーネスを支持す
ることが可能となり、ハーネスおよびコネクタがロッカ
アーム等の動弁機構に干渉することを防止できる。
【0012】請求項2に記載のディーゼルエンジンのハ
ーネス取付構造において、ハーネスの途中をスピルチュ
ーブに取付けることにより、シリンダヘッド上に設けら
れる限られたスペースにおいてハーネスを支持すること
が可能となり、ハーネスおよびコネクタがロッカアーム
等の動弁機構に干渉することを防止できる。
【0013】請求項3に記載のディーゼルエンジンのハ
ーネス取付構造において、ブラケットはコネクタを燃料
配管に対して支持することにより、シリンダヘッドに対
するコネクタの支持剛性を十分に確保できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0015】図1に示すように、ディーゼルエンジンの
シリンダヘッド1には、各気筒に臨むインジェクタ2が
取付けられる。エンジンは吸気弁が開かれるのに伴って
吸気通路から筒内に吸気を吸入し、インジェクタ2から
燃料が筒内に噴射供給されることにより着火燃焼した
後、排気弁が開かれるのに伴って排気が筒内から排気通
路に排出され、これらの各行程が連続して繰り返される
ようになっている。
【0016】インジェクタ2のまわりに2本の吸気弁と
2本の排気弁が設けられ、シリンダヘッド1上にはこれ
ら吸・排気弁を開閉駆動するロッカアーム等が設けられ
る。
【0017】シリンダヘッド1の内部には図示しない燃
料供給通路が配設される。燃料ポンプから吐出される高
圧燃料が燃料供給通路を通って各気筒のインジェクタ2
に供給される。
【0018】シリンダヘッド1上には燃料配管としてス
ピルチューブ3が気筒列方向に沿って配設される。スピ
ルチューブ3の途中には各インジェクタ2の近傍に位置
して環状部材4が介装され、環状部材4が図示しないボ
ルトを介してインジェクタ2のハウジングに締結され
る。スピルチューブ3は各インジェクタ2に供給された
余剰燃料を図示しないレギュレータを介してフューエル
タンクに戻す。
【0019】シリンダヘッド1上にはインジェクタ2に
駆動電流を導くハーネス5,6が配設される。ハーネス
5の一端は図示しないコントロールユニットの駆動回路
に接続されている。ハーネス6の一端はインジェクタ2
のアクチュエータに接続されている。インジェクタ2は
ハーネス5,6を介して導かれる駆動電流により開弁
し、高圧燃料を気筒内に噴射する。コントロールユニッ
トはインジェクタ2の燃料供給量および燃料噴射時期等
を運転条件に応じて制御する。
【0020】ハーネス5とハーネス6を着脱可能に接続
するコネクタ7,8が設けられる。コネクタ7はハーネ
ス5の一端に接続し、コネクタ8はハーネス6の一端に
接続され、コネクタ7にコネクタ8が差し込まれること
により、ハーネス5とハーネス6が導通する。これによ
り、インジェクタ2とハーネス6およびコネクタ8をユ
ニット化している。
【0021】ところで、前述したようにディーゼルエン
ジンのシリンダヘッド1上には各インジェクタ2のまわ
りに複数のロッカアーム等で構成される動弁機構が設け
られているため、インジェクタ2から延びるハーネス
5,6およびコネクタ7,8を動弁機構と干渉しないよ
うに配設することが難しいという問題点があった。
【0022】本発明はこれに対処して、ハーネス5をス
ピルチューブ3に沿って配設し、ハーネス取付手段とし
てコネクタ7を支持するブラケット10をスピルチュー
ブ3に結合する。
【0023】図2に示すように、ブラケット10はコネ
クタ7を嵌合させるプレート11と、プレート11をス
ピルチューブ3の途中に連結するステー12とを有す
る。
【0024】図3に示すように、平板状をしたプレート
11には係合穴13が開口する。コネクタ7の下面には
図示しない爪が突出し、この爪が係合穴13に嵌合する
ことによりコネクタ7がプレート11から外れないよう
になっている。
【0025】図4に示すように、ステー12は上板部1
4と側板部15を有するL字状に折り曲げられる。上板
部14はプレート11と溶接により結合される。側板部
15の下端はスピルチューブ3に沿って湾曲し、スピル
チューブ3にロウ付けにより結合される。
【0026】ブラケット10をスピルチューブ3に結合
することにより、コネクタ7をブラケット10およびス
ピルチューブ3を介してシリンダヘッド1に支持するこ
とができる。こうして、ハーネス5,6およびコネクタ
7,8をスピルチューブ3に沿って配設することによ
り、シリンダヘッド1上に設けられる限られたスペース
においてハーネス5,6およびコネクタ7,8を配設す
ることが可能となり、これらがロッカアーム等の動弁機
構に干渉することを防止できる。
【0027】ブラケット10をスピルチューブ3に結合
することにより、シリンダヘッド1に対するコネクタ7
の支持剛性を十分に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すスピルチューブ等の
平面図。
【図2】同じくスピルチューブ等の側面図。
【図3】同じくブラケットの平面図。
【図4】同じく図1のA−A線に沿う断面図。
【図5】従来例を示すインジェクタ等の斜視図。
【符号の説明】
1 シリンダヘッド 2 インジェクタ 3 スピルチューブ 5 ハーネス 6 ハーネス 7 コネクタ 8 コネクタ 10 ブラケット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒内に直接燃料を噴射するインジェクタ
    と、 前記インジェクタに出入りする燃料を導く燃料配管と、 前記インジェクタに駆動電流を導くハーネスと、 をシリンダヘッド上に備えるディーゼルエンジンにおい
    て、 前記ハーネスの途中を前記燃料配管に取付けるハーネス
    取付手段を備えたことを特徴とするディーゼルエンジン
    のハーネス取付構造。
  2. 【請求項2】前記燃料配管としてインジェクタからフュ
    ーエルタンクに戻される余剰燃料を導くスピルチューブ
    を前記シリンダヘッド上に配設したことを特徴とする請
    求項1に記載のディーゼルエンジンのハーネス取付構
    造。
  3. 【請求項3】前記ハーネスの途中に介装されるコネクタ
    と、 前記ハーネス取付手段として前記コネクタを前記燃料配
    管に対して支持するブラケットと、 を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のデ
    ィーゼルエンジンのハーネス取付構造。
JP10081446A 1998-03-27 1998-03-27 ディーゼルエンジンのハーネス取付構造 Pending JPH11280614A (ja)

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JP10081446A JPH11280614A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 ディーゼルエンジンのハーネス取付構造

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Cited By (4)

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