JPH11277470A - ティーチング装置 - Google Patents

ティーチング装置

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JPH11277470A
JPH11277470A JP7783698A JP7783698A JPH11277470A JP H11277470 A JPH11277470 A JP H11277470A JP 7783698 A JP7783698 A JP 7783698A JP 7783698 A JP7783698 A JP 7783698A JP H11277470 A JPH11277470 A JP H11277470A
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JP
Japan
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teaching device
teaching
mounting
robot
pin
Prior art date
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Withdrawn
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JP7783698A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kanbayashi
英明 神林
Kazutoshi Sakaki
和敏 榊
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱が容易で、ティーチング操作を効率よく
行うことができるティーチング装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 ティーチング装置を、ティーチング装置
本体11と、ナット部13とで構成する。ティーチング
装置本体は、グリップ部14とベース部16とを有し、
ベース部16には、操作スイッチ15と取付ネジ18と
が設けられている。また、ベース部には、ケーブルが接
続される。さらに、取付ネジの先端には、取付ピン19
と回転止めピン20が取り付けられている。一方、ナッ
ト部は、ロボットに固定される取付ベース21と、取付
ベースに回動可能に取り付けられた袋ナット22とを有
している。取付ベースには、取付ピン及び回転止めピン
をそれぞれ受け入れる取付ピン用穴23及び回転止めピ
ン用穴24が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ティーチング装置
に関し、特に、産業用ロボットに対し、ダイレクトティ
ーチング法を用いてティーチングを行うティーチング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボットに、何からの作業を行わ
せる場合、予めその作業動作(動作の開始点と終了点、
及び必要に応じて通過点)を産業用ロボットに教示し、
その動作内容を記憶させておく必要がある。このような
教示作業をティーチングといい、ティーチング方法の一
つに、ダイレクトティーチング法というのがある。
【0003】ダイレクトティーチング法は、オペレータ
が、直接ロボットに力を加えることにより、ロボットの
各部の動きや停止位置を教示する方法である。ここで、
直接ロボットに直接力を加えるといっても、大型で重い
産業用ロボットを人力で動かすことは、極めて困難であ
る。そこで、ダイレクトティーチング法では、産業用ロ
ボットの任意の部位に取り付けられたティーチング装置
を利用する。例えば、図3に示す3つの関節部を有する
溶接ロボットの場合は、最も先端よりの関節部にティー
チング装置31が取り付けられている。
【0004】従来のティーチング装置は、オペレータに
よって加えられた力を検出する力センサを備えている。
力センサは、オペレータが加えた力を検出し、その検出
信号を、ケーブルを介してロボットの制御装置へと出力
する。制御装置は、力センサからの検出信号に応じてロ
ボットの各部位を動かし、オペレータによって加えられ
た力に応じた動作を、ロボットに行わせる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のティーチング装
置は、ロボットにボルト等によって強固に固定されてお
り、容易に取り外すことができない。したがって、ロボ
ットは、ティーチング装置が取り付けられたままの状態
で作業を行うことになる。その結果、ティーチング装置
とロボット制御装置とを繋ぐケーブルが、ロボットのア
ームに引っ掛かって切断されたり、ロボットが暴走した
場合にティーチング装置が破壊されるなどの問題が発生
している。
【0006】また、上記問題の発生を防ぐためには、ロ
ボットの動作を慎重に監視しながら作業を行わせる必要
があるため、作業効率を上げることができないという問
題点もある。
【0007】さらに、従来のティーチング装置は、力セ
ンサを内蔵しているだけなので、通常の作業モードから
ダイレクトティーチングを行うためのティーチングモー
ドへの切り替えや、動作停止位置の教示(位置登録)を
行う際に、ロボットの操作ペンダント(制御装置に接続
される携帯用端末)上にある所定のボタンを押下しなけ
ればならず、操作に手間がかかるという問題点もある。
【0008】本発明は、容易に着脱ができ、ティーチン
グ操作を効率良く行うことができるティーチング装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ロボッ
ト本体に固定される取付ベースと、該取付ベースに回動
可能に取り付けられた締結用袋ナットと、該締結用袋ナ
ットに螺合する取付ネジを備えたティーチング装置本体
とを有することを特徴とするティーチング装置が得られ
る。
【0010】また、本発明によれば、前記ティーチング
装置本体が、前記取付ネジの先端より突出する複数のピ
ンを有し、前記取付ベースが、前記取付ネジと前記締結
用ナットとを螺合させる際に、前記複数のピンをそれぞ
れ受け入れる複数のピン穴を有することを特徴とするテ
ィーチング装置が得られる。
【0011】さらに、本発明によれば、前記ティーチン
グ装置本体に、少なくとも2つの操作スイッチを設けた
ことを特徴とするティーチング装置が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0013】図1に、本発明のティーチング装置の一実
施の形態を示す。図1のティーチング装置は、ティーチ
ング装置本体11と、ティーチング装置本体11をロボ
ット12に取り付けるためのナット部13とを有してい
る。
【0014】ティーチング装置本体11は、力センサと
しての歪みゲージ(図示せず)を有している。この歪み
ゲージはグリップ部14に内蔵されている。グリップ部
14は、その上部に複数の操作スイッチ15が設けられ
たベース部16に固定されている。なお、本実施の形態
では図2に示すように操作スイッチとして2個のスイッ
チを想定しており、一方は、ダイレクトティーチングの
開始および終了を制御装置に通知するためのダイレクト
ティーチング切替スイッチ、他方は、動作開始位置、動
作停止位置、及び通過位置を制御装置に教示するための
教示スイッチとして利用される。
【0015】また、ベース部16には、着脱可能なケー
ブル17が接続されており、歪みゲージの出力信号及び
操作スイッチ15からの出力信号は、このケーブル17
を介して図示しない制御装置へ出力される。
【0016】また、ベース部16には、ナット部13に
対応する取付ねじ18が設けられている。そして、取付
ねじ18の先端中央部には、取付ねじ18をナット部1
3に正確に導くガイドとしての取付ピン19が設けられ
ている。さらに、取付ねじの先端には、取付ピン19か
ら離れた位置に、ティーチング装置本体11のナット部
13に対する取付角度を規定する回転止めピン20が取
り付けられている。
【0017】一方、ナット部13は、ロボット12に固
定された取付ベース21と、取付ベース21に回動可能
に取り付けられた締結用ナット22とを有している。
【0018】取付ベース21は、円筒形を呈する基部
と、その先端部に形成された鍔部とを有している。締結
用ナット22は、ねじ部の内径が取付ベース21の鍔部
の外径よりも大きく、後端部の内径が鍔部の基部の外径
より大きいけれども、先端部の外径より小さくしてあ
る。この結果、締結用ナット22は、回動可能である
が、取付ベース21から脱落することはない。
【0019】また、取付ベース21には、取付ピン19
と回転止めピン20とにそれぞれ対応する、取付ピン用
穴23と回転止めピン用穴24とが形成されている。
【0020】以上の構成において、ティーチング装置本
体11をナット部13に固定するには、まず、取付ピン
19の先端を取付ピン用穴23に挿入する。この状態
で、ティーチング装置本体を、取付ピン19を回転の軸
として回転させると、回転止めピン20の先端が回転止
めピン用穴24に侵入する。この状態で、締結用ナット
22を取付ねじ18に螺合させ締め付けていくと、ティ
ーチング装置本体11は、取付ベースに所定の角度で固
定される。
【0021】このティーチング装置を用いてティーチン
グを行うには、まず、スイッチ15のうちのダイレクト
ティーチング切り替えボタンを押し下げる。ダイレクト
ティーチング切り替えボタンが押し下げられたことは、
ケーブル17を介して制御装置に伝えられる。以降、従
来と同様にして、グリップ14を把持してティーチング
が行われる。ティーチングの際に使用される、教示ボタ
ンもティーチング装置本体の上部に設けられているの
で、ティーチングの際に操作ペンダント等の別の装置に
設けられたボタンスイッチを操作する必要はない。
【0022】また、このティーチング装置は、ロボット
に対して1個のナットによって固定されているだけなの
で、従来に比べて着脱が容易である。したがって、ティ
ーチング終了後は、ティーチング装置及びそれに接続さ
れるケーブルを取り外しておけば、破損などの問題は発
生しない。また、破損等を防ぐための必要以上の慎重な
操作が不要となり、作業の効率化を実現できる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、ティーチング装置の構
造を、着脱容易な構造としたことで、ティーチング終了
後に、ティーチング装置本体を取り外すことができ、テ
ィーチング装置の破損を未然に防ぐことができる。
【0024】また、本発明によれば、操作スイッチをテ
ィーチング装置本体に取り付けたことで、操作性の向上
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態示す図である。
【図2】図1のティーチング装置本体の背面図である。
【図3】従来のティーチング装置を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
11 ティーチング装置本体 12 ロボット 13 ナット部 14 グリップ部 15 操作スイッチ 16 ベース部 17 ケーブル 18 取付ネジ 19 取付ピン 20 回転止めピン 21 取付ベース 22 締結用ナット 31 ティーチング装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボット本体に固定される取付ベース
    と、該取付ベースに回動可能に取り付けられた締結用袋
    ナットと、該締結用袋ナットに螺合する取付ネジを備え
    たティーチング装置本体とを有することを特徴とするテ
    ィーチング装置。
  2. 【請求項2】 前記ティーチング装置本体が、前記取付
    ネジの先端より突出する複数のピンを有し、前記取付ベ
    ースが、前記取付ネジと前記締結用ナットとを螺合させ
    る際に、前記複数のピンをそれぞれ受け入れる複数のピ
    ン穴を有することを特徴とする請求項1のティーチング
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ティーチング装置本体に、少なくと
    も2つの操作スイッチを設けたことを特徴とする請求項
    1または2のティーチング装置。
JP7783698A 1998-03-25 1998-03-25 ティーチング装置 Withdrawn JPH11277470A (ja)

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Date Code Title Description
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Effective date: 20050607