JPH11276350A - レストランの調理システム - Google Patents

レストランの調理システム

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JPH11276350A
JPH11276350A JP10082173A JP8217398A JPH11276350A JP H11276350 A JPH11276350 A JP H11276350A JP 10082173 A JP10082173 A JP 10082173A JP 8217398 A JP8217398 A JP 8217398A JP H11276350 A JPH11276350 A JP H11276350A
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/14Cooking-vessels for use in hotels, restaurants, or canteens

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  • Food Science & Technology (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中華料理において食事代わりにとる軽い食品
を蒸気で蒸す調理をおこなうレストランの調理システム
である。各客席においてメニューに応じた蒸す調理がお
こなえるようにする。調理にお客が参加し得る感覚を抱
かせつつレストランにおいて蒸す調理における賞味を高
める。 【解決手段】 客室の外部に設けてある蒸気発生装置1
と各客席のテーブル2に設けた蒸気噴出口3とを調理用
の蒸気を供給する蒸気配管4にて接続する。テーブル2
の近傍に蒸気噴出口3を開閉する開閉弁17を操作する
操作部5を設ける。操作部5には蒸気の噴出時間を調整
して調理時間を調整する調理時間設定部12を設ける。
上記蒸気噴出口3を形成した周部にはせいろのような蒸
し器6を載置する調理台7を形成する。調理台7の上方
には蒸し器6を通過した蒸気を屋外等に排気する排出手
段8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レストランの調理
システムに関し、詳しくは、主として、中華料理におい
て食事代わりにとる軽い食品(以下、点心という)を蒸
気で蒸す調理をおこなうレストランの調理システムに関
し、更に詳しくは、各客席においてメニューに応じた蒸
す調理がおこなえるようにして、調理にお客が参加し得
る感覚を抱かせつつレストランにおいて蒸す調理におけ
る賞味を高めようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、点心を食べながらお茶を飲む飲茶
等においては、厨房で蒸し終えた点心をウエイトレス等
がワゴン等に乗せて客席のテーブルへと運んで提供する
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、調理を終え
た点心を客席のテーブルにまでウエイトレス等が運ぶ場
合には、人が取り扱える程度にまで蒸籠(せいろ)の温
度が低下しているのであり、加えて、ワゴン等に乗せて
運んでいる間にせいろ及び内部の点心の温度が低下し、
客席のテーブルへ提供する時点では賞味温度から低下し
ている場合が生じることがある。
【0004】本発明はこのような問題を解消しようとす
るものであり、客席においてメニューに応じて蒸す調理
がおこなえるようにして、調理にお客が参加し得る感覚
を抱かせつつレストランにおいて蒸す調理における賞味
温度を確保し、それでいて、調理を終えた蒸気等の排気
を屋外等に排出することで、エアーコンディションがな
されているレストランの環境が損なわれることを防止す
ることができるレストランの調理システムを提供するこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、客
室の外部に設けてある蒸気発生装置1と客室の各客席の
テーブル2に設けた蒸気噴出口3とを調理用の蒸気を供
給する蒸気配管4にて接続し、テーブル2の近傍に蒸気
噴出口3を開閉する開閉弁17を操作する操作部5を設
け、操作部5には蒸気の噴出時間を調整して調理時間を
調整する調理時間設定部12を設け、上記蒸気噴出口3
を形成した周部にはせいろのような蒸し器6を載置する
調理台7を形成し、調理台7の上方には蒸し器6を通過
した蒸気を屋外等に排気する排出手段8を設けて成るこ
とを特徴とするものである。
【0006】請求項2においては、各テーブル2…の側
方に歩行通路9を形成し、歩行通路9側に上記調理台
7、操作部5及び調理時間設定部12を設けて成ること
を特徴とするものである。請求項3においては、調理台
7の上方の歩行通路9側及びこれに対向するテーブル2
側が開放されていることを特徴とするものである。
【0007】請求項4においては、蒸気噴出口3から蒸
気配管4内の結露が噴出するのを阻止する結露噴出阻止
手段10を設けてあることを特徴とするものである。請
求項5においては、結露噴出阻止手段10は、蒸気噴出
口3から噴出される蒸気量を絞るものであることを特徴
とするものである。請求項6においては、結露噴出阻止
手段10は、蒸気噴出口3に被せる笠状体11であるこ
とを特徴とするものである。
【0008】(作用)請求項1においては、客席には点
心の未調理のものがせいろのような蒸し器6に入れられ
て運ばれてテーブル2に設けた蒸気噴出口3の周部の調
理台7の上に乗せられ、ウエイトレス等が操作部5の調
理時間設定部12を操作することで、メニューに応じて
蒸気の噴出時間を設定して客席において点心の蒸し調理
をおこなうことができ、従来の蒸し調理を終えた点心を
客席に運ぶことによる賞味温度の低下、並びに、レスト
ランの内部の環境温度の上昇を防止することができ、客
席において客に自ら調理をする感覚を抱かせつつ賞味温
度の点心を食べることができ、かつ、調理を終えた蒸気
や臭気等を排出手段8にて屋外等に排気することがで
き、客席で蒸し調理をおこなう場合にレストランの冷房
等されている環境温度を上昇させるのを防止することが
でき、空調コストを抑えることができる。
【0009】請求項2においては、ウエイトレス等が未
調理の点心を歩行通路9側から調理台7にセットすると
ともに、操作部5及び調理時間設定部12を操作して、
メニューに応じた調理を客席において確実におこなうこ
とができる。請求項3においては、ウエイトレス等が未
調理の点心を調理台7にセットしやすく、又、調理を終
えたものを客がとりやすく、レストランにおいて好適と
なる。
【0010】請求項4においては、蒸気配管4内の結露
及びこれらが溜められたドレンが熱水となって蒸気噴出
口3から噴出されるのを確実に阻止することができ、客
席において蒸し調理をおこなう場合の熱水の噴出を確実
に防止することができる。請求項5においては、蒸気噴
出口3から噴出される蒸気の量が絞られていて結露を噴
出するのを阻止できながら、制御弁を使うことなく結露
噴出阻止手段10の構成を簡素化でき、客席の製作コス
トを低減できる。
【0011】請求項6においては、笠状体11によって
蒸気噴出口3から結露が噴出されるのを確実に阻止する
ことができながら、結露噴出阻止手段10の構成を簡素
化でき、客席の製作コストを低減できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて詳述する。図1は本発明のレストランの調理システ
ムを示す概略断面図、図2は配管図、図3はテーブル部
分の概略斜視図を示している。図1に示すように、レス
トランの客室13には歩行通路9を隔ててテーブル2…
が多数設置され、各テーブル2には点心の調理用の調理
台7が歩行通路9側に設けられ、調理台7には蒸気噴出
口3が設けられ、蒸気噴出口3には客室の外部に設置し
ている蒸気発生装置1としてのボイラーから乾燥蒸気を
供給する蒸気配管4が床下から接続されている。
【0013】図3に示すように、調理台7の近傍で歩行
通路9側に面して操作部5が設けられ、操作部5にはタ
イマーにて設定される調理時間設定部12が設けられて
いる。調理台7の上方にはフード15及びダクト16に
て構成している排出手段8が屋外に連通して設けられて
いる。しかして、客席のテーブル2の調理台7に未調理
の点心を入れたせいろのような蒸し器6を載せて、テー
ブル2の近傍の操作部5の調理時間設定部12を点心の
メニューに応じて選定して操作することで、テーブル2
において点心を蒸す調理をおこなえるようになってい
る。調理を終えた蒸気、水蒸気及び調理に伴う臭気等は
排出手段8をへて屋外に排出するのである。以下、各構
成部材を詳述する。
【0014】図3に示すように、調理台7は四隅に支柱
21…が立設されてフード15を支持するともに透明板
22,22が前後に付設され、歩行通路9とテーブル2
側が開放された調理空間23が構成されている。調理台
7の底部には二個の蒸気噴出口3,3が形成され、この
二個の蒸気噴出口3,3を臨ませてステンレス鋼製のの
トレー23が新たなお客に対して交換可能に置かれてい
る。
【0015】図6(a)に示すように、蒸気発生装置1
から蒸気配管4にてヘッダー14に乾燥蒸気が供給さ
れ、ヘッダー14から独立して調理台7の二個の蒸気噴
出口3,3に蒸気配管4,4にて配管されている。この
ように、ヘッダー14と蒸気噴出口3を独立して蒸気配
管4,4にて接続することで、調理台7の各蒸気噴出口
3,3に臨ませて載置する蒸し器6に対して略等量の蒸
気を供給することができ、調理台7上の二個の蒸し器6
において調理時間が大きく異なるのを回避している。ち
なみに、ヘッダー14から1本の蒸気配管4を延出して
この蒸気配管4から二個の蒸気噴出口3,3に分岐して
接続する構成においては、二個の蒸し器6,6のうち、
抵抗の少ない側に多量の蒸気が供給されることになっ
て、二個の蒸し器6,6における調理時間が大きく異な
ることになるのである。
【0016】図6(b)に示すように、各蒸気噴出口3
に接続されている蒸気配管4には開閉弁17である電磁
弁18をその水平配管19に設けてある。図3に示すよ
うに、調理台7の近傍のテーブル2部分には歩行通路9
に面して操作部5を構成している操作ボックス24が置
かれている。操作ボックス24の操作パネル部分には調
理時間設定部12を構成する操作釦25が配置されて各
蒸気噴出口3の蒸気配管4の電磁弁18の開き時間をタ
イマーにて設定して調理時間を設定できるようにしてい
る。電磁弁18の開き時間の設定は、シュウマイ、ブタ
マン、ショウロンポーやスープ等の点心のメニューに応
じて所定の時間にタイマーによって設定するのである
が、各メニューに応じた操作釦をメニューの数だけ設け
ておいてもよいものである。以下に、各メニューに応じ
た調理時間を示す。
【0017】 シュウマイ 5分 ショウロンポー 5分 肉マン 5分 チャーシュウマン 5分 豆腐のエビすり身乗せ蒸し 5分 エビ蒸ギョウザ 5分 海老の腸粉 5分 中国ゆば巻蒸し 5分 フカヒレギョウザ 5分 ホウレン草ギョウザ 5分 スペアリブ豆鼓ソース 10分 チマキ 10分 スープ類 3分 以上のような構成によれば、例えば、ウエイトレス等が
ワゴン等にて歩行通路9を通って販売し、客からの注文
された未調理の点心を蒸し器6(せいろ)に入れ、ウエ
イトレス等のレストラン側の人が調理台7にセットして
あるトレー23の上に蒸し器6を乗せてセットするので
ある。
【0018】そして、点心のメニューに応じてウエイト
レス等のレストラン側の人が操作部5の操作釦25を操
作して上記調理時間をタイマー設定してオン操作をおこ
ない、設定時間後に調理蒸気の供給が自動的に停止され
て調理を終えるのである。調理が終わると、客がせいろ
専用の「トング」にてせいろごと手元に取るのである。
この場合、せいろ自体の温度も充分に高められているの
で、予め、ウエイトレス等からせいろが熱くなっている
ことを客に充分に伝えておくのである。しかして、メニ
ューに応じて蒸気の噴出時間を設定して客席において点
心の蒸し調理をおこなうことができるのであり、従来の
蒸し終えた点心を客席に運ぶことによる賞味温度の低
下、並びに、レストランの内部の環境温度の上昇を防止
することができるのである。
【0019】このように、客席において客に調理をする
感覚を抱かせつつ賞味温度の点心を提供することがで
き、かつ、調理を終えた蒸気や臭気等を排出手段8にて
屋外等に排気することができ、客席で蒸し調理をおこな
う場合にレストランの冷房等されている環境温度を上昇
させるのを防止することができ、空調コストを抑えるこ
とができるのである。尚、排出手段8においては、自然
排気であっても、ファンによる強制排気をおこなうもの
であってもよいものである。
【0020】この場合、調理台7の歩行通路9及びテー
ブル2側は開放されていて、ウエイトレス等が未調理の
点心を歩行通路9側から調理台7に容易にセットするこ
とができ、又、客が調理を終えた蒸し器6をテーブル2
側に取り寄せることも容易におこなうことができるので
ある。図4に示すように、蒸し器6はせいろであり、蒸
し器6を調理台7のトレー23の上に載せてせいろ本体
の底部のすのこ部分から高圧で高温(蒸気噴出口3の蒸
気感度:92℃程度)の乾燥蒸気が供給されると、せい
ろが密閉容器状態になってその内部が高圧になり、供給
される蒸気の上記温度よりも温度上昇(せいろの内部温
度:102℃程度)して、点心の蒸し調理をテーブル2
において良好におこなえるのである。
【0021】ところで、蒸気発生装置1のボイラーから
は乾燥蒸気を供給するのであるが、蒸気噴出口3からの
蒸気の噴出を停止している客待ち時間等において、蒸気
配管4のうち断熱材26にて覆い難い箇所等が冷却され
て配管の内部に結露が生じるのであり、これらが集まる
ドレンは、図2に示すように、ドレン配管27にて蒸気
発生装置1側に戻すようにしているが、蒸気噴出口3を
開放したときにドレンが噴出しないように結露噴出阻止
手段10を設けている。以下、その構成を詳述する。
【0022】図6(b)及び図7(a)に示すように、
電磁弁18を設けている水平配管19に接続されていて
蒸気噴出口3に接続されている垂直配管20に手動で絞
り量を調整することができる絞り弁28を設けている。
絞り弁28の絞り量はハンドル29の回転操作にて調整
できるものである。絞り弁28は、他の自動弁(電磁
弁)が故障した場合に、全閉することで、調理蒸気の供
給を緊急停止させることができるものである。絞り弁2
8は種々の構成のものがある。
【0023】しかして、絞り弁28によって垂直配管2
0を絞っておくと、絞り弁28の弁体30がバッフル板
(邪魔板)の機能を果たして垂直配管20をドレンが上
昇して蒸気噴出口3から噴出するのを効果的に阻止する
のであり、又、絞り弁28にて管路が絞られることで噴
出蒸気の勢いを抑制してドレンが噴出されるのを阻止す
るものである。
【0024】このような構成によれば、蒸気配管4内の
結露及びこれらが溜められたドレンが熱水となって蒸気
噴出口3から噴出されるのを確実に阻止することがで
き、客席において蒸し調理をおこなう場合の熱水の噴出
を確実に防止するのである。しかも、結露噴出阻止手段
10の構成を簡素化でき、客席の製作コストを低減でき
るものである。
【0025】図7(b)(c)は結露噴出阻止手段10
の他の実施の形態を示していて、蒸気噴出口3に笠状体
11を被せて蒸気噴出口3からドレンが上に噴出される
のを阻止するようにしたものであり、同図(b)の笠状
体11は生け花に使用する剣山のように、多数本の針状
体を垂下させたものであり、同図(c)の笠状体11は
きのこ状のもので、蒸気が矢印イ方向に供給されるもの
である。図7(b)(c)の実施の形態においては、結
露噴出阻止手段10の構成を簡素化でき、客席の製作コ
ストを低減できるものである。
【0026】又、図7(d)の実施の形態においては、
水平配管19及び垂直配管20に電磁弁18a,18b
を設けるとともにドレン配管27にも電磁弁18cを設
けて、蒸気噴出口3の「開」の制御信号が投入される
と、水平配管19の電磁弁18aが開き、垂直配管20
の電磁弁18bが閉じているととともにドレン配管27
の電磁弁18cが例えば1分間だけ開放されて垂直配管
20内等のドレンをドレン配管27から蒸気とともに排
水し、その後、ドレン配管27の電磁弁18cを閉じる
とともに垂直配管20の電磁弁18bを開放して蒸気を
蒸気噴出口3へと供給するようにしたものである。
【0027】尚、本発明のレストランの調理システムに
おいて、蒸気発生装置1からの高温蒸気を貯水器に導入
することで湯沸かしをおこなうことができ、厨房に設置
する給湯器が不要になるものである。
【0028】
【発明の効果】請求項1においては、客室の外部に設け
てある蒸気発生装置と客室の各客席のテーブルに設けた
蒸気噴出口とを調理用の蒸気を供給する蒸気配管にて接
続し、テーブルの近傍に蒸気噴出口を開閉する開閉弁を
操作する操作部を設け、操作部には蒸気の噴出時間を調
整して調理時間を調整する調理時間設定部を設け、上記
蒸気噴出口を形成した周部にはせいろのような蒸し器を
載置する調理台を形成し、調理台の上方には蒸し器を通
過した蒸気を屋外等に排気する排出手段を設けてあるか
ら、客席には蒸し調理される点心の未調理のものがせい
ろのような蒸し器に入れられて運ばれてテーブルに設け
た蒸気噴出口の周部の調理台の上に乗せられ、ウエイト
レス等が操作部の調理時間設定部を操作することで、メ
ニューに応じて蒸気の噴出時間を設定して客席において
点心の蒸し調理をおこなうことができ、従来の蒸し終え
た点心を客席に運ぶことによる賞味温度の低下、並び
に、レストランの環境温度の上昇を防止することがで
き、客席において客に自ら調理をする感覚を抱かせつつ
賞味温度の点心を食べることができ、かつ、調理を終え
た蒸気や臭気を排出手段にて屋外等に排気することがで
き、客席で蒸し調理をおこなう場合にレストランの冷房
等されている環境温度を上昇させるのを防止することが
でき、空調コストを抑えることができるという利点があ
る。
【0029】請求項2においては、各テーブルの側方に
歩行通路を形成し、歩行通路側に上記調理台、操作部及
び調理時間設定部を設けてあるから、ウエイトレス等が
未調理の点心を歩行通路側から調理台にセットするとと
もに、操作部及び調理時間設定部を操作して、メニュー
に応じた調理を客席において確実におこなうことができ
るという利点がある。
【0030】請求項3においては、調理台の上方の歩行
通路側及びこれに対向するテーブル側が開放されている
から、ウエイトレス等が未調理の点心を調理台にセット
しやすく、又、調理を終えたものを客がとりやすく、レ
ストランにおいて好適となるという利点がある。請求項
4においては、蒸気噴出口から蒸気配管内の結露が噴出
するのを阻止する結露噴出阻止手段を設けてあるから、
蒸気配管内の結露及びこれらが溜められたドレンが熱水
となって蒸気噴出口から噴出されるのを確実に阻止する
ことができ、客席において蒸し調理をおこなう場合の熱
水の噴出を確実に防止することができるという利点があ
る。
【0031】請求項5においては、結露噴出阻止手段
は、蒸気噴出口から噴出される蒸気量を絞るものである
から、蒸気噴出口から噴出される蒸気の量が絞られてい
て結露を噴出するのを阻止できながら、制御弁を使うこ
となく結露噴出阻止手段の構成を簡素化でき、客席のコ
ストを低減できるという利点がある。請求項6において
は、結露噴出阻止手段は、蒸気噴出口に被せる笠状体で
あるから、笠状体によって蒸気噴出口から結露が噴出さ
れるのを確実に阻止することができながら、結露噴出阻
止手段の構成を簡素化でき、客席のコストを低減できる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、レストランの内
部の概略断面図である。
【図2】同上の配管図である。
【図3】同上の要部を示す概略斜視図である。
【図4】(a)は同上の調理台に蒸し器をセットする概
略斜視図、(b)はトレーの斜視図である。
【図5】(a)は同上の蒸し器の分解斜視図、(b)は
蒸し器本体の底面側からの斜視図である。
【図6】(a)は同上のヘッダー部の近傍の配管を示す
一部破断した概略斜視図、(b)は同上の開閉弁の近傍
の配管部の斜視図である。
【図7】(a)は同上の結露噴出阻止手段の概略断面
図、(b)は他の実施の形態の概略斜視図、(c)は更
に他の実施の形態の断面図、(d)は更に他の実施の形
態の斜視図である。
【符号の説明】
1 蒸気発生装置 2 テーブル 3 蒸気噴出口 4 蒸気配管 5 操作部 6 蒸し器 7 調理台 8 排出手段 9 歩行通路 10 結露噴出阻止手段 11 笠状体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 客室の外部に設けてある蒸気発生装置と
    客室の各客席のテーブルに設けた蒸気噴出口とを調理用
    の蒸気を供給する蒸気配管にて接続し、テーブルの近傍
    に蒸気噴出口を開閉する開閉弁を操作する操作部を設
    け、操作部には蒸気の噴出時間を調整して調理時間を調
    整する調理時間設定部を設け、上記蒸気噴出口を形成し
    た周部にはせいろのような蒸し器を載置する調理台を形
    成し、調理台の上方には蒸し器を通過した蒸気を屋外等
    に排気する排出手段を設けて成ることを特徴とするレス
    トランの調理システム。
  2. 【請求項2】 各テーブルの側方に歩行通路を形成し、
    歩行通路側に上記調理台、操作部及び調理時間設定部を
    設けて成ることを特徴とする請求項1記載のレストラン
    の調理システム。
  3. 【請求項3】 調理台の上方の歩行通路側及びこれに対
    向するテーブル側が開放されていることを特徴とする請
    求項1又は2記載のレストランの調理システム。
  4. 【請求項4】 蒸気噴出口から蒸気配管内の結露が噴出
    するのを阻止する結露噴出阻止手段を設けてあることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のレストラ
    ンの調理システム。
  5. 【請求項5】 結露噴出阻止手段は、蒸気噴出口から噴
    出される蒸気量を絞るものであることを特徴とする請求
    項4記載のレストランの調理システム。
  6. 【請求項6】 結露噴出阻止手段は、蒸気噴出口に被せ
    る笠状体であることを特徴とする請求項4記載のレスト
    ランの調理システム。
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