JPH105131A - 厨房用給湯装置 - Google Patents

厨房用給湯装置

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JPH105131A
JPH105131A JP16336196A JP16336196A JPH105131A JP H105131 A JPH105131 A JP H105131A JP 16336196 A JP16336196 A JP 16336196A JP 16336196 A JP16336196 A JP 16336196A JP H105131 A JPH105131 A JP H105131A
Authority
JP
Japan
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steam
pipe
water
tank
hot water
Prior art date
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Pending
Application number
JP16336196A
Other languages
English (en)
Inventor
Shosuke Yokota
昭輔 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KONII KIKAI KK
Original Assignee
KONII KIKAI KK
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Publication date
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Publication of JPH105131A publication Critical patent/JPH105131A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 厨房で使用する給湯槽や湯煎槽は従来よりガ
スやヒータを熱源とするが、局部加熱による釜の劣化
や、廃ガスによる空気の汚れ、湯煎初期の一時的な温度
低下などの難点を避けることができなかった。これらの
点を解決する。 【構成】 水槽に対して蒸気ボイラからの供給パイプを
導いて蒸気を供給するように水槽中に熱交換パイプと蒸
気の凝縮水供給パイプとを設け、熱交換パイプは蒸気入
口パイプから上方に偏心させた大径のパイプからなり、
凝縮水供給パイプは蒸気トラップから下方へドレン溜ま
りパイプを付け、チャッキ弁を介して上方へ周回させて
から水中へ吹き出させるようした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厨房で使用する給湯
槽、湯煎槽(うどん、そば等の麺類の湯煎を目的とする
もの)、茶碗蒸しの蒸煮槽等として使用する厨房用給湯
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】厨房で使用する給湯槽や湯煎槽は従来よ
りガスやヒータを熱源とするものが使用されてきた。主
として用いられているのはガス炎によるものであるが、
局部加熱による釜の劣化や、廃ガスによる空気の汚れ、
湯煎初期の一時的な温度低下などの難点を避けることが
できない。
【0003】このような難点はスチームの使用によって
回避することができる。しかし、ブースタ(湯中へのス
チーム噴射式)使用時にはカチンカチンと聞こえるハン
マー音の発生があり、食堂等で客席に近いところでは使
用できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、スチーム使
用の長所を生かしながら、異常音の発生を防止するよう
検討を加え、厨房での使用に適した給湯装置を提供しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を検討した結
果、水槽に対して蒸気ボイラからの供給パイプを導いて
蒸気を供給するように、水槽中に熱交換パイプと蒸気の
凝縮水供給パイプとを設け、熱交換パイプは蒸気入口パ
イプから上方に偏心させた大径のパイプであり、凝縮水
供給パイプは蒸気トラップから下方へドレン溜まりパイ
プを付け、チャッキ弁を介して上方へ周回させてから水
中へ吹き出させるようしてなる厨房用給湯装置を開発し
た。
【0006】この厨房用給湯装置は、水槽が湯煎槽の場
合、湯面レベルは水槽内の湯面レベルへ開口したオーバ
ーフローパイプにより維持するようにすると好ましい。
【0007】また、水槽が貯湯式の場合、スチームブー
スタとし、温度コントローラと電磁弁で制御するように
したのである。
【0008】更に、水槽が湯浴槽の場合、湯面レベルは
湯浴槽側部に設けた給水槽により維持するようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の厨房用給湯装置の
水槽が湯煎槽の例の一部破断斜視図である。水槽1であ
る湯煎槽に対して蒸気ボイラからの供給パイプにより蒸
気を供給するように水槽中に熱交換パイプ2と蒸気の凝
縮水供給パイプ3とを設けている。熱交換パイプ2は蒸
気入口パイプ4に続いて設けられた上方に偏心させた大
径のパイプからなる。この熱交換パイプ2はU形状で湯
煎槽内を迂回している。熱交換パイプ2の出口パイプ5
は槽外で蒸気トラップ6と蒸気排気バルブ7に分岐して
おり、蒸気排気バルブ7が通常は閉じられているので、
蒸気は蒸気トラップ6から下方へ設けられたドレン溜ま
りパイプ8内へ凝縮水となって溜りながら、チャッキ弁
9を通過して上方へ周回させてから凝縮水供給パイプ3
から水中へ吹出させるようになっている。天板の複数の
開口部へ麺類湯煎容器を入れて湯煎する。水位を一定以
下に保つためにオーバーフローパイプ10が槽内へ垂直方
向に設けられている。その排水パイプ11はタンク排水口
12へ接続されている。天板の複数の開口部へ麺類湯煎容
器を入れて湯煎するが水位と温度が常に一定に保たれて
いるので、麺類の茹でや解凍が良好な状態で行なわれ、
茹で上がった麺が美味しい。水位は水中へ吹き出す蒸気
の凝縮により上がるのであるが、茹で麺が吸水するの
で、相殺されてオーバーフローする水量は極く僅かとな
り経済的である。
【0010】図2は本発明の厨房用給湯装置の水槽が給
湯槽の場合の一部破断正面斜視図であり、図3は一部破
断背面斜視図である。水槽1が貯湯式スチームブースタ
であり、温度は給湯槽内に設けた温度センサ13で測定
し、図示を省略する公知の温度コントローラへ接続され
ている。水位は水位制御センサ14で測定し電磁弁15でON
-OFF制御するようになっている。手動でも給水が可能な
ように給水バイパスパイプ22とバルブ23を設けている。
給湯槽の底部には給湯口24があり、パイプで必要な装置
や場所、例えば洗浄機へ給湯することができる。供給さ
れた蒸気は熱交換パイプ2から槽外に一端出た後、蒸気
トラップ16を経て凝縮水供給パイプ3から水中へ吹き出
させるようになっている。この場合も、熱交換パイプ2
は蒸気入口パイプ4から上方に偏心させた大径のパイプ
である。
【0011】図4は本発明の厨房用給湯装置の水槽蒸気
入口へ送る蒸気の制御部を示す。上部よりストップバル
ブ17を経た蒸気はストレーナ18を通って電磁弁19に至
る。電磁弁の次に流量調整用のストップバルブ20が設け
られており、これらは水槽内の温度センサの情報によっ
て図示を省略するコントローラからの指示によって適度
に開閉される。手動でも蒸気の供給を可能にするために
バイパスバルブ21を設けている。
【0012】図5,図6は蒸煮槽、すなわち蒸し器とし
て使用するタイプのものである。この例では茶碗蒸しを
多数個調理している。下から蒸気が常に槽内に充満する
ように複数段のメッシュ棚25があり、これらは取手26に
よって引き出し可能である。蒸気が外部より湯浴槽27内
へ導かれ、槽内の加温を行なって蒸すようになってい
る。湯浴槽27の湯面レベルは水槽側部に設けた給水槽28
により維持するようになっている。湯面が下がるとボー
ルタップ弁29が給水管を開放して水を供給する。それに
蒸気ラインの蒸気が凝縮水となって凝縮水供給パイプ3
から加わる。この構造の蒸し器を用いると、通常の加熱
方式の場合に生じ易い茶碗蒸し内への巣(内容物の偏り
や空洞)の発生を防ぐことができる。
【0013】
【発明の効果】本発明の水槽はスチーム式としたことに
より高温で、しかも、常に一定の湯量が槽内へ存在する
ので、湯煎槽の場合、差し水を必要としないで麺類の美
味しい茹で上がりを可能にし、蒸煮槽の場合は蒸気式で
熱容量が大で、上下の加熱に偏りがなく、通常の加熱方
式の場合に生じ易い茶碗蒸し内への巣(内容物の偏りや
空洞)の発生を防ぐことができる。また、給湯槽は高温
の湯を常時安定に供給することができる。これらがスチ
ーム式でありながら騒音の発生を伴わないで可能とな
り、従来のガス直火式に比べて厨房内の気温上昇も少な
く、厨房での使用に最適なものの提供を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の厨房用給湯装置の水槽が湯煎槽の場合
の一部破断斜視図である。
【図2】本発明の厨房用給湯装置の水槽が給湯槽の場合
の一部破断正面斜視図である。
【図3】同給湯槽の一部破断背面斜視図である。
【図4】本発明の厨房用給湯装置の水槽蒸気入口へ送る
蒸気の制御部の側面図である。
【図5】蒸し器に使用するタイプの正面図である。
【図6】同側面図である。
【符号の説明】
1 水槽 2 熱交換パイプ 3 凝縮水供給パイプ 4 蒸気入口パイプ 5 出口パイプ 6 蒸気トラップ 7 蒸気排気バルブ 8 ドレン溜まりパイプ 9 チャッキ弁 10 オーバーフローパイプ 13 温度センサ 14 水位制御センサ 15 電磁弁 17 ストップバルブ 18 ストレーナ 19 電磁弁 20 ストップバルブ 21 バイパスバルブ 22 給水バイパスパイプ 23 バルブ 24 給湯口 27 湯浴槽 28 給水槽

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽に対して蒸気ボイラからの供給パイ
    プを導いて蒸気を供給するように水槽中に熱交換パイプ
    と蒸気の凝縮水供給パイプとを設け、熱交換パイプは蒸
    気入口パイプから上方に偏心させた大径のパイプからな
    り、凝縮水供給パイプは蒸気トラップから下方へドレン
    溜まりパイプを付け、チャッキ弁を介して上方へ周回さ
    せてから水中へ吹き出させるようしてなる厨房用給湯装
    置。
  2. 【請求項2】 水槽が湯煎槽であり、湯面レベルは水槽
    内の湯面レベルへ開口したオーバーフローパイプにより
    維持するようにしてなる請求項1記載の厨房用給湯装
    置。
  3. 【請求項3】 水槽が貯湯式スチームブースタであり、
    温度コントローラと電磁弁で制御する請求項1記載の厨
    房用給湯装置。
  4. 【請求項4】 水槽が蒸煮槽であり、下方の湯浴槽の湯
    面レベルは、湯浴槽側部に設けた給水槽により維持する
    ようにしてなる請求項1記載の厨房用給湯装置。
JP16336196A 1996-06-24 1996-06-24 厨房用給湯装置 Pending JPH105131A (ja)

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JP16336196A JPH105131A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 厨房用給湯装置

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JPH105131A true JPH105131A (ja) 1998-01-13

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ID=15772425

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104398159A (zh) * 2014-12-08 2015-03-11 重庆永健食品集团股份有限公司 一种盐水桶蒸汽加热装置
CN105901950A (zh) * 2016-06-18 2016-08-31 金粤渔村投资管理有限公司 一种带有蒸锅的餐桌
CN111557587A (zh) * 2020-04-23 2020-08-21 宁波方太厨具有限公司 一种蒸汽低排量蒸箱
WO2023064637A1 (en) * 2021-10-15 2023-04-20 Unified Brands, Inc. Steamer system and method
USD1041233S1 (en) 2021-10-15 2024-09-10 Electrolux Professional, Inc. Steam cooker appliance

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