JPH1127632A - 映像信号再生方法および映像信号再生装置 - Google Patents

映像信号再生方法および映像信号再生装置

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JPH1127632A
JPH1127632A JP9174808A JP17480897A JPH1127632A JP H1127632 A JPH1127632 A JP H1127632A JP 9174808 A JP9174808 A JP 9174808A JP 17480897 A JP17480897 A JP 17480897A JP H1127632 A JPH1127632 A JP H1127632A
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Yoshihiro Chiba
宣裕 千葉
Masaaki Kagawa
雅昭 香川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で容易に再生速度を可変する。 【解決手段】ハード・ディスク装置30に記録されてい
るデータ量の圧縮された映像信号を再生する際に、再生
速度が標準再生速度に対して可変されたときには、可変
された再生速度に応じて装置30から読み出す映像信号
のデータ量を可変する。読み出した映像信号をメモリ部
72に記憶し、この映像信号をデコード部73,74で
所定の速度で伸長処理し、得られた映像信号をメモリ部
75,76に記憶する。メモリ部75,76から映像信
号を間引きあるいは2度読みして信号選択部77で選択
することにより、再生速度の可変された映像信号を得ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は映像信号再生方法
および映像信号再生装置に関する。詳しくは、記録媒体
に記録されているデータ量の圧縮された映像信号を再生
する際に、記録媒体から読み出す映像信号のデータ量を
可変し、記録媒体から読み出された映像信号を所定の速
度で伸長処理し、伸長処理して得られた映像信号をメモ
リ手段に記憶させて、メモリ手段から映像信号を間引き
あるいは2度読みすることにより、伸長処理の速度を可
変することなく再生速度が可変された映像信号を得るこ
とができるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば磁気ディスクを用いたハー
ドディスク装置等に記録された映像信号を再生できる映
像信号再生装置が知られている。ここで、映像信号再生
装置の構成を図4に示す。なお、図4では、ハードディ
スク装置に映像信号を記録する記録系の回路も図示して
いる。
【0003】図4において、デジタルの映像入力信号D
inは、エンコード部11でデータ量が圧縮されて映像信
号Daとされてメモリ部12に書き込まれる。このメモ
リ部12に書き込まれた映像信号Daは、CPU(Centra
l Processing Unit)を用いて構成された制御部50から
の制御信号CTWに基づきメモリ部12から読み出され
て、映像信号Dbとしてインタフェース部13に供給さ
れると共に、インターフェース部13では、制御信号C
TWに基づき、PCI(Peripheral ComponentInterconn
ect)バス20を介して映像信号Dbがハード・ディスク
装置30に供給されて記録される。なお、映像入力信号
Dinの記録は基準映像信号Drefを基準として処理が行
われる。
【0004】ハード・ディスク装置30に記録された映
像信号Dbを再生する場合は、所望の映像信号を読み出
すための命令が制御部50からインタフェース部41お
よびPCIバス20を介してハード・ディスク装置30
に供給される。この命令に従い、ハード・ディスク装置
30から所望の映像信号Dcが読み出される。この映像
信号Dcは、PCIバス20およびインタフェース部4
1を介してメモリ部42に書き込まれる。
【0005】メモリに書き込まれた映像信号Dcは制御
信号CTBに基づいて読み出されて映像信号Ddとして
デコード部43に供給される。デコード部43では、圧
縮されている映像信号Ddが伸長処理されて、映像信号
Deとしてメモリ部44に書き込まれ、このメモリ部4
4から記憶されている映像信号が読み出されてディジタ
ルの映像出力信号Doutとして出力される。
【0006】ここで、基準映像信号Drefは、メモリ部
44に供給されると共に再生速度可変部60に供給され
る。再生速度可変部60では、制御部50からの再生速
度を制御するための制御信号PCに基づいて基準映像信
号Drefの周波数を可変して新たな再生基準映像信号Dv
rが生成される。この再生基準映像信号Dvrは、制御部
50等に供給されて、再生基準映像信号Dvrに基づい
て、ハード・ディスク装置30からの映像信号Dcの読
み出し処理や、インタフェース部41の制御あるいはメ
モリ部42での映像信号の書き込みや読み出し処理が行
われる。また、デコード部43ではメモリ部42から供
給される映像信号Ddに同期した基準信号が生成され
て、この基準信号に基づいて映像信号Ddの伸長処理が
行われる。
【0007】次に、再生速度の可変動作について図5を
用いて説明する。図5Aは標準再生速度の場合の映像出
力信号Doutのフレームを示しており、再生速度を標準
再生速度に対して20%速める場合には、制御部50か
らの命令によって、図5Bに示すように、ハード・ディ
スク装置30から映像信号Dcが20%多く読み出され
る。例えば、標準再生速度で「0」フレームから「9」
フレームまでの映像信号の読み出しに対して、「0」フ
レームから「11」フレームまでの映像信号がハード・
ディスク装置30から読み出される。また、制御部50
からの制御信号PCに基づいて、再生基準映像信号Dvr
の周波数が基準映像信号Drefよりも20%高められ
る。
【0008】制御部50では、再生基準映像信号Dvrに
基づいて制御信号CTBの生成が行われて、メモリ部4
2での映像信号の書き込みや読み出しが20%早められ
る。このため、デコード部43では伸長処理を行うため
の基準信号の周波数も20%高められることから伸長処
理動作が20%速められて、メモリ部44には、図5C
に示すように映像信号Deが20%多く書き込まれる。
【0009】ここで、ディジタルの映像出力信号Dout
は、基準映像信号Drefに基づいてメモリ部44から映
像信号が読み出されることにより生成されるため、図5
Dに示すように例えば「4」フレーム、「9」フレー
ム、「14」フレーム・・・が間引きされて、再生速度
を20%速めた映像出力信号Doutを出力させることが
できる。すなわち標準再生速度での「0」フレームから
「9」フレームの期間中に、「0」フレームから「1
1」フレームの画像を表示することができる。
【0010】再生速度を標準再生速度に対して20%遅
める場合には、制御部50からの命令によって、図5E
に示すように、ハード・ディスク装置30から映像信号
Dcが20%少なく読み出される。例えば、標準再生速
度での「0」フレームから「9」フレームまでの映像信
号の読み出しに対して、「0」フレームから「7」フレ
ームまでの映像信号がハード・ディスク装置30から読
み出される。また、制御部50からの制御信号PCに基
づいて、再生基準映像信号Dvrの周波数が基準映像信号
Drefよりも20%低められる。
【0011】また、メモリ部42での映像信号の書き込
みや読み出しが20%遅められるため、デコード部43
では伸長処理を行うための基準信号の周波数も20%低
められることから伸長処理動作が20%遅められて、メ
モリ部44には、図5Fに示すように映像信号Deが2
0%少なく書き込まれる。
【0012】ここで、ディジタルの映像出力信号Dout
は、基準映像信号Drefに基づいてメモリ部44から映
像信号が読み出されることにより生成されるため、図5
Gに示すように例えば「0」フレーム、「5」フレーム
・・・が2度読みされて、再生速度を20%遅めた映像
出力信号Doutを得ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メモリ部4
2からの映像信号Ddに同期する基準信号を生成して、
この基準信号に基づいて伸長処理を行うデコード部で
は、再生速度に応じて映像信号Ddの周波数も大きく可
変されることから、この映像信号Ddに同期した基準信
号を生成するためには、基準信号を生成するための回路
が複雑となってしまう。
【0014】そこで、この発明では、簡単な構成で容易
に再生速度を可変することができる映像信号再生方法お
よび映像信号再生装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る映像信号
再生方法は、記録媒体から読み出す映像信号のデータ量
を可変し、記録媒体から読み出された映像信号を所定の
速度で伸長処理し、伸長処理して得られた映像信号をメ
モリ手段に記憶させて、メモリ手段から映像信号を間引
きあるいは2度読みすることにより、再生速度が可変さ
れた映像信号を得るものである。
【0016】また、この発明に係る映像信号再生装置
は、データ量の圧縮された映像信号が記録されている記
録媒体から映像信号を読み出す信号読出手段と、信号読
出手段で読み出された映像信号を記憶する第1のメモリ
手段と、第1のメモリ手段に記憶されている映像信号を
伸長処理するデコード手段と、デコード手段で伸長処理
して得られた映像信号を記憶する第2のメモリ手段と、
信号読出手段と第1のメモリ手段とデコード手段と第2
のメモリ手段を制御する制御手段とを有し、制御手段で
は、信号読出手段を制御して記録媒体から読み出す映像
信号のデータ量を可変すると共に、第1のメモリ手段を
制御して読み出された映像信号を第1のメモリ手段に記
憶するものとし、第1のメモリ手段とデコード手段を制
御して第1のメモリ手段に記憶された映像信号を所定の
速度で伸長処理するものとし、第2のメモリ手段を制御
してデコード手段で伸長処理して得られた映像信号を記
憶すると共に、この記憶された映像信号を間引きあるい
は2度読みすることにより、再生速度が可変された映像
信号を得るものである。
【0017】また、デコード手段は複数のデコード部を
有すると共に、第2のメモリ手段は複数のメモリ部とこ
の複数のメモリ部から読み出された映像信号を選択する
信号選択部を有し、制御部では、再生速度が標準再生速
度よりも速い場合、記録媒体から標準再生速度の場合よ
りも映像信号を多く読み出して第1のメモリ手段に記憶
するものとし、複数のデコード部で第1のメモリ手段に
記憶された映像信号の伸長処理を行うと共に、複数のデ
コード部で伸長処理して得られた映像信号を複数のメモ
リ部に記憶するものとし、複数のメモリ部に記憶された
映像信号を間引きして読み出すと共に、複数のメモリ部
から読み出された映像信号を信号選択部で選択すること
により、再生速度が標準再生速度よりも速いものとされ
た映像信号を得るものである。
【0018】この発明においては、記録媒体に記録され
ているデータ量の圧縮された映像信号を再生する際に、
再生速度が例えば標準再生速度に対して可変されたとき
には、可変された再生速度に応じて記録媒体から読み出
される映像信号のデータ量が可変される。このときデコ
ード手段では読み出された映像信号の伸長処理が再生速
度に係わらず所定の速度で行われて、得られた映像信号
は第2のメモリ手段に記憶される。この第2のメモリ手
段から映像信号が間引きあるいは2度読みされることに
より、可変された再生速度に応じた映像信号が出力され
る。
【0019】ここで、再生速度が例えば標準再生速度よ
りも速いものとされた場合には、読み出される映像信号
のデータ量が標準再生速度よりも多いものとされるの
で、複数のデコード部で読み出された映像信号の伸長処
理が行われて、得られた映像信号が複数のメモリ部に記
憶される。このメモリ部に記憶された映像信号が間引き
して読み出されると共に、複数のメモリ部から間引きし
て読み出された映像信号が信号選択部で選択されて標準
再生速度よりも再生速度が速い映像信号を得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の一形態に
ついて図を用いて説明する。図1はこの発明に係る映像
信号再生装置の構成を示している。ここで、ハード・デ
ィスク装置30には、ディジタルの映像信号のデータ量
が圧縮されて記録されている。
【0021】このハード・ディスク装置30は、例えば
PCIバス20を介してインタフェース部71に接続さ
れる。このインタフェース部71には第1のメモリ手段
であるメモリ部72と制御部80が接続されており、制
御部80から所望の映像信号を読み出すための命令が出
力されたときには、この命令がインタフェース部71と
PCIバス20を介してハード・ディスク装置30に供
給される。
【0022】ハード・ディスク装置30では、この命令
に基づいて所望の映像信号Dcが読み出されて、PCI
バス20およびインタフェース部71を介して、メモリ
部72に供給される。
【0023】メモリ部72には、デコード手段である2
つのデコード部73,74と、制御部80が接続されて
おり、制御部80からの制御信号CTCに基づいて映像
信号Dcがメモリ部72に書き込まれる。また、制御信
号CTDに基づいて標準再生速度での再生動作と等しい
速度で映像信号が読み出されて映像信号Dfとしてデコ
ード部73に供給されると共に、再生速度が速められて
ハード・ディスク装置30から標準再生速度での再生動
作時よりも多く記録されている映像信号も、標準再生速
度での再生動作と等しい速度で読み出されて映像信号D
gとしてメモリ部72からデコード部74に供給され
る。
【0024】デコード部73には、第2のメモリ手段を
構成するメモリ部75と、制御部80が接続されてお
り、制御部80からの制御信号CTDによって、標準再
生速度での再生動作と等しい速度で映像信号Dfの伸長
処理が行われ、得られた映像信号Dhはメモリ部75に
供給される。
【0025】デコード部74もデコード部73と同様
に、制御部80からの制御信号CTDによって、標準再
生速度での再生動作と等しい速度で映像信号Dfの伸長
処理が行われ、得られた映像信号Djは第2のメモリ手
段であるメモリ部76に供給される。
【0026】メモリ部75,76には、信号選択部77
および制御部80が接続されていると共に、信号選択部
77には制御部80が接続されており、制御部80から
の制御信号CTDに基づいてメモリ部75に記憶されて
いる映像信号が順次読み出されて信号選択部77で選択
されて映像出力信号Doutとして出力されると共に、メ
モリ部75に記憶されている標準再生時のデータ量と等
しいデータ量の映像信号の読み出しが終了したときに
は、メモリ部76に記憶されている映像信号が順次読み
出されて信号選択部77で選択されて映像出力信号Dou
tとして出力される。
【0027】ここで、基準映像信号Drefは、制御部8
0と再生速度制御部90に供給されており、再生速度制
御部90では、制御部80からの再生速度を制御するた
めの制御信号PCに基づいて基準映像信号Drefの周波
数を可変して新たな再生基準映像信号Dvrが生成され
る。この再生基準映像信号Dvrは、制御部80に供給さ
れる。
【0028】制御部80では、再生基準映像信号Dvrに
基づいて、ハード・ディスク装置30からの映像信号D
cが読み出し処理や、インタフェース部71あるいはメ
モリ部72の書き込み処理を行うための制御信号CTC
が生成される。また基準映像信号Drefに基づいて、メ
モリ部72での映像信号の読み出し処理やデコード部7
3,74での伸長処理、メモリ部75,76での映像信
号の書き込みや読み出し処理、更に信号選択部77での
信号選択処理を制御するための制御信号CTDが生成さ
れる。
【0029】このように構成された映像信号再生装置で
は、所定時間(例えば1秒)を1つのサイクルとし、こ
の1つのサイクルを分割してタイムスロットが設定さ
れ、このタイムスロット単位で再生が行われる。例え
ば、図2に示すように1つのサイクルが4つのタイムス
ロット「T1」〜「T4」に分割されている場合には、
1つのタイムスロット、例えばタイムスロット「T2」
の期間中にハード・ディスク装置から1サイクル分の映
像信号に対応する映像信号が読み出されて、この読み出
された映像信号が伸長されて1サイクル分の映像出力信
号とされる。
【0030】次に、図3を使用して動作について説明す
る。図3Aは標準再生速度の場合の映像出力信号Dout
のフレームを示しており、再生速度を標準再生速度に対
して20%速める場合には、制御部80からの命令によ
って、図3Bに示すように、ハード・ディスク装置30
から映像信号Dcが20%多く読み出される。例えば、
標準再生速度で「0」フレームから「9」フレームまで
の映像信号の読み出しに対して、「0」フレームから
「11」フレームまでの映像信号がハード・ディスク装
置30から読み出される。また、制御部80からの制御
信号PCに基づいて、再生基準映像信号Dvrの周波数が
基準映像信号Drefよりも20%高められる。
【0031】制御部80では、再生基準映像信号Dvrに
基づいて制御信号CTCの生成が行われて、この制御信
号CTCに基づきメモリ部72での映像信号の書き込み
が20%早められて、メモリ部72には、標準再生速度
の場合よりも20%多くの映像信号Dcが記憶される。
【0032】メモリ部72に記憶された映像信号は、制
御信号CTDに基づいて読み出される。ここで、標準再
生速度の場合と等しいデータ量の映像信号がデコード部
73に供給されると共に、標準再生速度の場合よりも多
く読み込まれた映像信号はデコード部74に供給され
る。
【0033】このデコード部73,74は、制御信号C
TDに基づいて標準再生速度と等しい速度で伸長処理が
行われる。このため、デコード部73からは図3Cに示
すように「0」フレームから「9」フレームに対応する
映像信号Dhがメモリ部75に書き込まれる。また、デ
コード部74からは図3Dに示すように、標準再生速度
の場合よりも多く読み込まれた「10」フレームおよび
「11」フレームに対応する映像信号Djがメモリ部7
6に書き込まれる。
【0034】ここで、メモリ部75に記憶された映像信
号の読み出しは、例えば「4」フレームと「9」フレー
ムの映像信号を間引いて行われ、このメモリ部75から
読み出された映像信号が信号選択部77で選択されて映
像出力信号Doutとして出力される。メモリ部75に記
憶された映像信号の読み出しが完了したときには、メモ
リ部76に記憶された映像信号が引き続き読み出され
て、信号選択部77で選択されて映像出力信号Doutと
して出力される。
【0035】このため、図3Eに示すように、再生速度
を20%速めた映像出力信号Doutを出力させることが
できる。すなわち標準再生速度での「0」フレームから
「9」フレームの期間中に、「0」フレームから「1
1」フレームの画像を表示することができる。
【0036】また、再生速度を標準再生速度に対して2
0%遅める場合には、制御部80からの命令によって、
図3Fに示すように、ハード・ディスク装置30から映
像信号Dcが20%少なく読み出される。例えば、標準
再生速度での「0」フレームから「9」フレームまでの
映像信号の読み出しに対して、「0」フレームから
「7」フレームまでの映像信号がハード・ディスク装置
30から読み出される。このとき、制御部80からの制
御信号PCに基づいて、再生基準映像信号Dvrの周波数
が基準映像信号Drefよりも20%低められる。
【0037】このため、メモリ部72での映像信号の書
き込みが20%遅められてメモリ部72には、標準再生
速度の場合よりも20%少ない映像信号Dcが記憶され
る。
【0038】メモリ部72に記憶された映像信号は、制
御信号CTDに基づいて読み出されてデコード部73に
供給され、デコード部73では制御信号CTDに基づい
て標準再生速度と等しい速度で伸長処理が行われる。こ
のため、デコード部73からは図3Gに示すように
「0」フレームから「7」フレームに対応する映像信号
Dhがメモリ部75に書き込まれる。
【0039】ここで、メモリ部75に記憶された映像信
号の読み出しは、例えば「0」フレームと「5」フレー
ムの映像信号が2度読みされて、再生速度を20%遅め
た映像出力信号Doutを得ることができる。
【0040】このように、上述の実施の形態よれば、デ
コード部やメモリ部の書き込みを再生速度に係らず所定
の速度で行うことができるため、構成が簡単で制御を容
易とすることができる。なお、上述の実施の形態では、
1フレームの映像信号をまとめずに圧縮する場合につい
て説明したが、MPEG(Moving Picture Experts Gro
up)方式のように映像をGOP(Group of Pictures)に
まとめて圧縮する場合についても容易に適用することが
可能である。また、映像信号はデジタル映像信号とした
が、アナログ映像信号も、それをA/D、D/A変換し
て入出力することにより扱うことが可能となる。さら
に、ここでは、PCIバスを介してハード・ディスク装
置に映像信号を記録するものとしたが、他のインタフェ
ースバス、例えばSCSI等のインタフェースバスを用
いることもできる。また、ハード・ディスク装置の磁気
ディスクに記録されている映像信号を再生する場合に限
らず、例えば光ディスク装置の光ディスクに記録されて
いる映像信号を再生する場合であっても良いことは勿論
である。
【0041】
【発明の効果】この発明によれば、データ量の圧縮され
た映像信号を再生する場合、可変された再生速度に応じ
て記録媒体から読み出される映像信号のデータ量が可変
される。このときデコード手段では読み出された映像信
号の伸長処理が再生速度に係わらず所定の速度で行われ
て、得られた映像信号は第2のメモリ手段に記憶され
る。この第2のメモリ手段から映像信号が間引きあるい
は2度読みされることにより、可変された再生速度に応
じた映像信号が出力される。
【0042】このように、記録媒体を再生して得られる
映像信号の伸長処理を再生速度に応じて可変することな
く所定の速度で行うものとしても、第2のメモリ手段に
記憶された映像信号を間引きあるいは2度読みすること
により、可変された再生速度に応じた映像信号を得るこ
とができるので、再生速度に応じて映像信号の伸長処理
を可変するものに比べて構成が簡単となり、容易に再生
速度が可変された映像信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る映像信号再生装置の構成を示す
図である。
【図2】タイムスロットを説明するための図である。
【図3】映像信号再生装置の動作を説明するための図で
ある。
【図4】従来の映像信号再生装置の構成を示す図であ
る。
【図5】従来の映像信号再生装置の動作を説明するため
の図である。
【符号の説明】
20・・・PCIバス、30・・・ハード・ディスク装
置、60 ・・・再生速度可変部、71・・・インタフ
ェース部、72,75,76・・・メモリ部、73,7
4・・・デコード部、77・・・信号選択部、80・・
・制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録されているデータ量の圧
    縮された映像信号を再生する映像信号再生装置におい
    て、 上記記録媒体から読み出す映像信号のデータ量を可変
    し、 上記記録媒体から読み出された映像信号を所定の速度で
    伸長処理し、 上記伸長処理して得られた映像信号をメモリ手段に記憶
    させて、 上記メモリ手段から映像信号を間引きあるいは2度読み
    することにより、再生速度が可変された映像信号を得る
    ことを特徴とする映像信号再生方法。
  2. 【請求項2】 データ量の圧縮された映像信号が記録さ
    れている記録媒体から映像信号を読み出す信号読出手段
    と、 上記信号読出手段で読み出された映像信号を記憶する第
    1のメモリ手段と、 上記第1のメモリ手段に記憶されている映像信号を伸長
    処理するデコード手段と、 上記デコード手段で伸長処理して得られた映像信号を記
    憶する第2のメモリ手段と、 上記信号読出手段と第1のメモリ手段と上記デコード手
    段と上記第2のメモリ手段を制御する制御手段とを有
    し、 上記制御手段では、上記信号読出手段を制御して上記記
    録媒体から読み出す映像信号のデータ量を可変すると共
    に、上記第1のメモリ手段を制御して読み出された映像
    信号を上記第1のメモリ手段に記憶するものとし、 上記第1のメモリ手段と上記デコード手段を制御して上
    記第1のメモリ手段に記憶された映像信号を所定の速度
    で伸長処理するものとし、 上記第2のメモリ手段を制御して上記デコード手段で伸
    長処理して得られた映像信号を記憶すると共に、この記
    憶された映像信号を間引きあるいは2度読みすることに
    より、再生速度が可変された映像信号を得ることを特徴
    とする映像信号再生装置。
  3. 【請求項3】 上記制御部では、再生速度が標準再生速
    度よりも遅い場合には、上記記録媒体から標準再生速度
    の場合よりも映像信号を少なく読み出して上記第1のメ
    モリ手段に記憶するものとし、 上記デコード手段で上記第1のメモリ手段に記憶された
    映像信号の伸長処理を行うと共に、上記デコード手段で
    伸長処理して得られた映像信号を上記第2のメモリ手段
    に記憶するものとし、上記第2のメモリ手段に記憶され
    た映像信号を2度読みすることにより、再生速度が上記
    標準再生速度よりも遅いものとされた映像信号を得るこ
    とを特徴とする請求項2記載の映像信号再生装置。
  4. 【請求項4】 上記デコード手段は複数のデコード部を
    有すると共に、上記第2のメモリ手段は複数のメモリ部
    とこの複数のメモリ部から読み出された映像信号を選択
    する信号選択部を有し、 上記制御部では、再生速度が標準再生速度よりも速い場
    合には、上記記録媒体から標準再生速度の場合よりも映
    像信号を多く読み出して上記第1のメモリ手段に記憶す
    るものとし、 上記複数のデコード部で上記第1のメモリ手段に記憶さ
    れた映像信号の伸長処理を行うと共に、上記複数のデコ
    ード部で伸長処理して得られた映像信号を上記複数のメ
    モリ部に記憶するものとし、上記複数のメモリ部に記憶
    された映像信号を間引きして読み出すと共に、上記複数
    のメモリ部から読み出された映像信号を信号選択部で選
    択することにより、再生速度が上記標準再生速度よりも
    速いものとされた映像信号を得ることを特徴とする請求
    項2記載の映像信号再生装置。
JP17480897A 1997-06-30 1997-06-30 映像信号再生方法および映像信号再生装置 Expired - Fee Related JP3887890B2 (ja)

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JP2006109419A (ja) * 2004-09-10 2006-04-20 Canon Inc データ再生装置及びその制御方法、コンピュータプログラム、記録媒体

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