JPH11274636A - 半導体レーザ半製品の保護膜形成用スペーサおよびその製造方法 - Google Patents
半導体レーザ半製品の保護膜形成用スペーサおよびその製造方法Info
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Abstract
面に保護膜を均一に形成させることのできる保護膜形成
用スペーサ、およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 保護膜形成用スペーサ1は、バー状に劈
開された半導体レーザ半製品31と同程度の長さ、幅の
略直方体であり、複数本の半導体レーザ半製品31の間
に挟み込まれて使用される。保護膜形成用スペーサ1は
金属材料から構成されており、略直方体の長手方向に延
びる4辺の縁は全域にわたって丸められている。このス
ペーサ1によって、半導体レーザ半製品31の劈開面3
1a,31bは、常に露出することになる。
Description
れた半導体レーザ半製品の劈開面に保護膜を形成するた
めのスペーサおよび、その製造方法に関するものであ
る。
に、p型半導体131とn型半導体132との接合部分
(p−n接合部)が活性層133となっており、前後表
面が劈開面130a,130bからなる反射面となって
いる。上下両面に形成された電極面134,135間に
電流Iを流すことによって、レーザ光Lが上記活性層1
33における発光領域133aから放出される。同図に
示すように、半導体レーザの発光領域133aが微小で
あるため、活性層133における単位面積当たりの光出
力が極めて大きくなり、光出力部分が損傷されやすくな
る。光出力部分が損傷するのを防止する手段として、近
年では、アルミナ等からなる保護膜を劈開面130a,
130bに形成する方法が利用されている。
形成され、保護膜を形成する際には、特開平2-109386号
公報に開示されているような保護膜形成用治具が使用さ
れている。半導体レーザにおける劈開面への保護膜の形
成方法について、図2,図3,図14を参照しつつ説明
する。図2は保護膜形成用治具の分解斜視図、図3は保
護膜形成用治具に半導体レーザ半製品およびスペーサを
収容した状態を示す要部正面図、図14は図3のA−A
線断面図である。
導体ウェハを分割し、劈開面を両側に有する所定長さの
バー状半導体レーザ半製品を複数本作製する。複数本の
半導体レーザ半製品をキャリアテープからピックアップ
し、図3、図14に示すように、上記半導体レーザ半製
品(以下、「半導体レーザ」と略す)31とスペーサ1
1とを保護膜形成用治具内に交互に積み重ねていく。次
いで、スペーサ11および半導体レーザ31を枠材2,
4の何れか一方に寄せてスペーサ11の片端を劈開面3
1aあるいは31bに揃え、劈開面31a,31bの何
れか一方の面を完全に露出させる。露出している側の劈
開面31aあるいは劈開面31bに、窓24または切欠
部分22からスパッタリングを施して均一な保護膜を形
成する。
形状に合わせて厚さ200〜300μmのシリコンウェ
ハがバー状に切断されたものである。スペーサ11の幅
が半導体レーザ31の幅よりも若干細く設計されている
ので、スペーサ11の片端を半導体レーザ31の劈開面
31bに揃えると、図14(a)に示すように、劈開面
31aが完全に露出するようになっている。劈開面31
bに保護膜を形成するときには、図14(b)に示すよ
うに、スペーサ11の片端を劈開面31aに揃えて劈開
面31bを完全に露出させる。このように、保護膜を形
成しようとする劈開面31a,31bを完全に露出させ
ることで、均一な保護膜を形成することができる。
レーザ31の劈開面31a,31bに保護膜を形成する
際、上記スペーサ11を使用すると、以下に述べるよう
な不都合が生じることがある。
ャリアテープで保持されていたので、キャリアテープと
接着していた面に糊が付着している場合がある。このた
め、スペーサ11が半導体レーザ31に固着してしま
い、スペーサ11の片端と劈開面31a,31bとが揃
わず、劈開面31b,31aが露出しないことがある。
スペーサ11に糊が付着しない場合でも、スペーサ11
と半導体レーザ31とを枠材2,4の何れか一方に寄せ
るのは、作業者にとって面倒な作業である。また、スペ
ーサ11は、シリコンという脆い材料からなるものなの
で、劈開面31a,31b側に寄せられる際に、折れた
り欠けたりすることがある。スペーサ11の欠けによっ
て生じた微小破片は、保護膜をムラにする要因となるこ
とがある。
出されたものであって、取扱いが容易で、半導体レーザ
の両方の劈開面に保護膜を均一に形成させることのでき
る保護膜形成用スペーサ、およびその製造方法を提供す
ることをその課題とする。
は、次の技術的手段を講じている。
製品の保護膜形成用スペーサは、バー状に劈開された状
態の半導体レーザ半製品と同程度の長さの略直方体であ
り、複数本の上記半導体レーザ半製品の間に挟み込ま
れ、この半導体レーザ半製品の劈開面に保護膜を形成さ
せるためのスペーサであって、金属材料から構成され、
上記略直方体の幅は、半導体レーザ半製品の幅と同程度
であり、上記略直方体の長手方向に延びる4辺の縁は、
全域にわたって丸められているか、あるいは削りとられ
ていることを特徴とするものである。
材料から構成されている。金属材料は、欠けたり折れた
りしにくいので、保護膜がムラになる要因である微小破
片を発生させない。このため、本願発明の保護膜形成用
スペーサを使用すると、半導体レーザ半製品(以下、半
導体レーザと略す)の劈開面に保護膜をムラなく均一に
形成することができる。金属材料からなるスペーサは、
加工性にも優れているので、長手方向に延びる4辺の縁
に簡単に丸みを付けることができる。さらに、従来のシ
リコンスペーサを保持していたキャリアテープは、金属
材料からなるスペーサには必要ない。スペーサの面には
キャリアテープの糊が付着することがないので、スペー
サが半導体レーザに固着することがなくなる。
と同程度の幅の略直方体であり、長手方向に延びる4辺
の縁が全域にわたって丸められているか、あるいは削り
取られたものである。4辺の縁が上記のように加工され
ているので、スペーサと半導体レーザとが保護膜形成用
治具内で交互に積み重ねられた場合、半導体レーザの両
側の劈開面が常に露出することになる。このため、半導
体レーザの片側の劈開面を露出させるために、半導体レ
ーザおよびスペーサを治具内の片側に寄せて、スペーサ
の片側端面を半導体レーザの片側の劈開面に揃えてやる
必要はない。治具に開けられた切欠部からスパッタリン
グによって、露出している両方の劈開面に保護膜を均一
に形成することができる。さらに、このスペーサは、半
導体レーザの上下に形成されている電極面を保護するマ
スク材としての機能も兼ねている。
レーザの保護膜形成用スペーサは、4辺の縁が丸められ
るか削られているので、半導体レーザの両方の劈開面を
治具内で常に露出させることができる。両方の劈開面が
常に露出しているので、半導体レーザとスペーサとを治
具内の片側に寄せるという従来の操作は不要となる。こ
のように、本願発明の保護膜形成用スペーサは、従来の
スペーサよりもはるかに使いやすいものである。本願発
明の保護膜形成用スペーサを使用することによって、保
護膜を半導体レーザの劈開面に従来よりも均一に形成で
き、半導体レーザの品質を長期にわたって維持すること
が可能になる。
成用スペーサの製造方法は、バー状に劈開された状態の
半導体レーザ半製品と同程度の幅の方形断面を有する金
属線材を切断し、上記金属線材の長さを上記半導体レー
ザ半製品の長さと同程度にした後、研磨によって、上記
金属線材の長手方向に延びる4辺の縁へ全域にわたって
丸みを付けることに特徴づけられる。
膜形成用スペーサの製造方法の別の実施形態として、金
属薄板にエッチング処理を施すか、あるいは打ち抜くこ
とによっバー状に劈開された半導体レーザ半製品と同程
度の長さと幅を有する略直方体の金属線材を作製し、研
磨によって、上記金属線材の長手方向に延びる4辺の縁
へ全域にわたって丸みを付けることもある。
の保護膜形成用スペーサの製造方法は、金属線材を原材
料とし、金属線材に切断や研磨を施して保護膜形成用ス
ペーサを得るものである。本願発明の製法によると、複
数の金属線材を一度に研磨すれば、大量の保護膜形成用
スペーサを効率よく生産できる。従来のスペーサは脆い
材料であるシリコンからなるものなので、シリコンを切
断するのに細心の注意が必要であった。本願発明の製法
では、金属線材から保護膜形成用スペーサを製造してい
るので、シリコンを切断するときのような過度の注意は
必要ない。
成用スペーサの別の実施形態としては、バー状に劈開さ
れた状態の半導体レーザ半製品と同程度の長さの略直方
体であり、複数本の上記半導体レーザ半製品の間に挟み
込まれ、この半導体レーザ半製品の劈開面に保護膜を形
成させるためのスペーサであって、金属材料から構成さ
れ、上記略直方体の横断面形状は、上下2辺が平行で、
左右2辺が円弧状になっている俵形であり、かつ、上記
半導体レーザ半製品と同程度の幅を有する構成にするこ
ともできる。
形成用スペーサは、左右2辺が円弧状の断面を有するの
で、半導体レーザの両方の劈開面を治具内で、常に露出
させることができる。従って、半導体レーザとスペーサ
とを治具内の片側に寄せるという面倒な作業は、不要と
なる。このように、本願発明の保護膜形成用スペーサ
も、従来のスペーサよりもはるかに使いやすく、従来の
スペーサを使用していたときよりも半導体レーザの劈開
面に均一な保護膜を形成できる。
成用スペーサの製造方法は、円形断面を持つ金属線材に
上下2方向から圧力をかけ、上記円形断面の形状をバー
状に劈開された状態の半導体レーザ半製品と同程度の幅
を有する俵形断面に変形させ、変形後の金属線材を上記
半導体レーザ半製品と同程度の長さに切断することを特
徴とするものである。
切断するだけであり、研磨等の特別な加工を必要としな
い。このため、上記製法によって、保護膜形成用スペー
サは、連続的に、かつ、容易に生産される。
図面を参照しつつ説明する。
膜形成用スペーサの一実施例を示す要部斜視図である。
同図に示されるように、保護膜形成用スペーサ(以下、
スペーサと略す)1は、長手方向に延びる4辺aの縁が
全域にわたって丸められている略直方体であり、バー状
に劈開された状態の複数本の半導体レーザ半製品(図示
略)の間に挟み込まれて使用される。スペーサ1の長さ
および幅は、半導体レーザ半製品と同程度である。
ように、金属から構成されている。金属の種類は、特に
限定されるものではないが、加工のしやすさ、コスト等
を考慮してコバルト鋼、ニッケル鋼が使用される。
の使用方法について、図面を参照しつつ説明する。図2
は保護膜形成用治具の分解斜視図、図3は保護膜形成用
治具に半導体レーザ半製品およびスペーサを収容した状
態を示す要部正面図、図4は図3のA−A線断面図であ
る。
に、主として上部枠材2、収容部材3、下部枠材4、押
圧用板5から構成される。収容部材3は、切欠部分23
を有するコ字形状の部材であり、この切欠部分23に半
導体レーザ半製品およびスペーサを収容する。上部枠材
2も収容部材3と同様のコ字形状をしており、切欠部2
2を有している。下部枠材4は、中央部に窓24が開け
られている。収容部材3の上面に上部枠材2が取り付け
られ、収容部材3の下面に下部枠材4が取り付けられ、
切欠部22、切欠部23、窓24が連通することにな
る。切欠部23に収容されている半導体レーザ半製品お
よびスペーサは、押圧用板5でプレスされる。
を用いて、バー状に劈開された半導体レーザ半製品(以
下、半導体レーザと略す)31の劈開面に保護膜を形成
する方法について、図3、図4を参照しつつ説明する。
保護膜形成用治具における収容部材3の切欠部23に半
導体レーザ31とスペーサ1を交互に積み重ねて収容し
ていく。スペーサ1の長手方向に延びる4辺a(図1参
照)の縁が全域にわたって丸められているので、半導体
レーザ31の劈開面31a,31bは常に露出すること
になる。このため、切欠部22、窓24からスパッタリ
ングを施し、両劈開面31a,31bに保護膜を均一に
形成することができる。保護膜形成の際に、スペーサ1
と半導体レーザ31とを枠材2,4の何れか一方によせ
てやる必要はない。なお、保護膜としてはアルミナが用
いられ、さらに、アルミナの表面にアモルファスシリコ
ンを形成することもできる。
は、金属線材に研磨、エッチング、切断等を施す。以
下、本願発明に係るスペーサの製造方法について、図面
を参照しつつ説明する。
方法の実施例を示す概略図であり、正方形の断面を持つ
線材51を研磨することで、線材51の長手方向に延び
る辺の縁に丸みを付ける工程を示している。同図に示す
ように、半導体レーザ31(図3,4参照)と同寸法の
幅の正方形の断面(図6(a)参照)を有する線材51
(コバルト鋼やニッケル鋼)をロール52から引き出
す。引き出された線材51をカッター54で切断し、半
導体レーザ31と同程度の長さにする。切断された線材
51をバレル55に入れ、バレル55を回転させる。線
材51の長手方向に延びる4辺の縁が研磨されて丸くな
り、図6(b)に示すような断面をもつスペーサ1(図
1参照)が得られる。
方法の別の実施例を示す概略図であり、金属薄板70を
エッチング加工して線材71とし、研磨によって、線材
71の長手方向に延びる辺の縁に丸みを付ける工程を示
している。同図に示すように、厚さ0.2〜0.3mm
の金属板70(コバルト鋼やニッケル鋼)をスパッタエ
ッチングによって、バー状の半導体レーザ31(図3,
4参照)と同じ長さと幅を持つ線材71に加工する。こ
の線材71は、スパッタエッチングされた時点では、図
8(a)に示されるような形状の断面を有している。こ
の線材71をバレル75に入れ、バレル75を回転させ
る。線材71の長手方向に延びる4辺の縁が研磨されて
丸くなり、図8(b)に示すような断面をもつスペーサ
1(図1参照)が得られる。
上記実施形態に示される形状に限定されるものではな
い。図9は、本願発明に係る保護膜形成用スペーサの別
の実施例を示す要部斜視図である。同図に示されるよう
に、保護膜形成用スペーサ91は略直方体であり、上下
2辺が平行で、左右2辺が円弧状になっている俵形の断
面形状を有している。スペーサ91の他の構造について
は、図1に示されるスペーサ1の構造と同一である。ス
ペーサ91もスペーサ1のように、バー状に劈開された
複数本の半導体レーザに挟み込まれて使用される。
製造方法の一実施例を示す概略図である。同図に示すよ
うに、直径0.2〜0.3mmの円形断面(図11
(a)参照)を有する線材101(コバルト鋼やニッケ
ル鋼)をロール102から引き出す。引き出された線材
101をローラー103で圧延することで線材101の
断面を俵形にし(図11(b)参照)、バー状の半導体
レーザ31(図3,4参照)と同程度の長さになるよう
にカッター104で切断する。切断された線材101
は、半導体レーザ31と同程度の長さと幅を有するスペ
ーサ91(図9参照)となる。
ペーサの別の実施例を示しており、図12(a)は保護
膜形成用スペーサの要部斜視図、図12(b)は保護膜
形成用スペーサの要部側面図である。同図に示されるよ
うに、保護膜形成用スペーサ121は、長手方向に延び
る4辺の縁が全域にわたって削りとられたものである。
スペーサ121の他の構造については、図1に示される
スペーサ1の構造と同一である。スペーサ121も図1
に示されるスペーサ1のように、バー状に劈開された複
数本の半導体レーザに挟み込まれて使用される。
1または121とを保護膜形成用治具内に交互に積み重
ねていき、スパッタリングによって半導体レーザ31の
劈開面31a,31bに均一な保護膜を形成する。その
後、劈開面31a,31bに対して垂直方向に半導体レ
ーザ半製品31をカットすることで、劈開面が損傷しに
くい半導体レーザチップが得られる。
が、本願発明はこれらに限定されずに、以下に述べるよ
うに種々変形することが可能である。
1,91,121は、半導体レーザ31の劈開面31
a,31bに保護膜を形成させるものであるが、半導体
レーザだけでなく、他の部材の壁面に保護膜を均一に形
成させる場合にも使用可能である。
って金属線材51,71の長手方向に延びる辺の縁に丸
みを付けているが、他の研磨装置で金属線材51,71
に丸みをつけても差し支えない。
種であるスパッタエッチングで金属薄板を加工している
が、ウェットエッチング(フォトエッチング)で金属薄
板から線材を作製することもできる。
内に含まれる範囲内で種々の変形を施すことも可能であ
り、その中には各構成要素を均等物で置換したものも含
まれる。
成用スペーサの一実施例を示す要部斜視図である。
保護膜形成用スペーサを収納した状態を示す要部正面図
である。
法の一実施例を示す概略図である。
法の他の実施例を示す概略図である。
ペーサの他の実施例を示す要部斜視図である。
方法の他の実施例を示す概略図である。
スペーサの他の実施例を示す要部斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 バー状に劈開された状態の半導体レーザ
半製品と同程度の長さの略直方体であり、複数本の上記
半導体レーザ半製品の間に挟み込まれ、この半導体レー
ザ半製品の劈開面に保護膜を形成させるためのスペーサ
であって、 金属材料から構成され、 上記略直方体の幅は、半導体レーザ半製品の幅と同程度
であり、 上記略直方体の長手方向に延びる4辺の縁は、全域にわ
たって丸められているか、あるいは削りとられているこ
とを特徴とする、半導体レーザ半製品の保護膜形成用ス
ペーサ。 - 【請求項2】 バー状に劈開された状態の半導体レーザ
半製品と同程度の幅の方形断面を有する金属線材を切断
し、上記金属線材の長さを上記半導体レーザ半製品の長
さと同程度にした後、研磨によって、上記金属線材の長
手方向に延びる4辺の縁へ全域にわたって丸みを付ける
ことを特徴とする、半導体レーザ半製品の保護膜形成用
スペーサの製造方法。 - 【請求項3】 金属薄板にエッチング処理を施すか、あ
るいは打ち抜くことによって、バー状に劈開された半導
体レーザ半製品と同程度の長さと幅を有する略直方体の
金属線材を作製し、研磨によって、上記金属線材の長手
方向に延びる4辺の縁へ全域にわたって丸みを付けるこ
とを特徴とする、半導体レーザ半製品の保護膜形成用ス
ペーサの製造方法。 - 【請求項4】 バー状に劈開された状態の半導体レーザ
半製品と同程度の長さの略直方体であり、複数本の上記
半導体レーザ半製品の間に挟み込まれ、この半導体レー
ザ半製品の劈開面に保護膜を形成させるためのスペーサ
であって、 金属材料から構成され、 上記略直方体の横断面形状は、上下2辺が平行で、左右
2辺が円弧状になっている俵形であり、かつ、上記半導
体レーザ半製品と同程度の幅を有することを特徴とす
る、半導体レーザ半製品の保護膜形成用スペーサ。 - 【請求項5】 円形断面を持つ金属線材に上下2方向か
ら圧力をかけ、上記円形断面の形状をバー状に劈開され
た状態の半導体レーザ半製品と同程度の幅を有する俵形
断面に変形させ、変形後の金属線材を上記半導体レーザ
半製品と同程度の長さに切断することを特徴とする、半
導体レーザ半製品の保護膜形成用スペーサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06996398A JP3833814B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 半導体レーザ半製品の保護膜形成用スペーサおよびその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11274636A true JPH11274636A (ja) | 1999-10-08 |
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JP (1) | JP3833814B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002344070A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-29 | Furukawa Electric Co Ltd:The | レーザバー保持装置 |
JP2005340333A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体レーザ端面保護膜形成用治具およびその製造方法、半導体レーザ、半導体レーザの製造方法 |
JP2011134975A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体レーザの製造方法及び製造装置 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP06996398A patent/JP3833814B2/ja not_active Expired - Fee Related
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